JP3540096B2 - 光ファイバ接続器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メカニカルスプライスなどの光ファイバの突き合わせ接続に用いられる光ファイバ調心機構およびそれを用いた光ファイバ接続器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバ接続器においては、突き合わせた2本の光ファイバを同一のハウジング内に固定する構造となっている。
前記光ファイバ接続器の位置決め調心構造としては、(1)精密細管(以下、「マイクロキャピラリー」)内にその両端から光ファイバを挿入して突き合わせる構造、(2)位置決め溝において光ファイバ同士を突き合わせる構造、(3)3本の精密ロッドあるいは3個の精密ボールの中心に光ファイバを担持して位置決めする構造などがある。この光ファイバ接続器は、前記調心機構において一対の光ファイバを調心、突き合わせして調心機構に接着または機械的に挟持固定するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のような光ファイバ接続器の場合、接続した光ファイバを接着固定することから再使用が不可能となるため光ファイバの着脱ができず、接続切り替え等には有効に利用できないといった不満があった。
また、前記調心機構に光ファイバを挿入する作業に極めて高い精度が要求されるため、作業性が低下するといった問題があった。例えば、精密細管に光ファイバを挿入するには顕微鏡を使用する必要があり作業に手間がかかるため、特に現場作業における調心作業性が向上する光ファイバ接続器や調心構造の開発が求められていた。
前記問題に鑑みて、調心精度の低い導入溝や細管を介して前記調心機構に光ファイバを導入する構造も考えられるが、これら導入溝や細管と調心機構との間で調心精度が急激に変化する場合が多く、このような場合には光ファイバが引っ掛ってスムーズに挿入することができず挿入作業性に不満が生じる懸念があった。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、光ファイバの突き合わせ接続および接続した光ファイバの接続切り替えを簡便に行うことができる安価な光ファイバ接続器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の光ファイバ接続器では、一体化時に光ファイバを挟み込むベースおよび蓋体からなる二つ割り構造の素子と、該素子を内側に挟み込むことにより側圧を与えて素子の一体化状態を維持するクランプバネと、ベースと蓋体との間において光ファイバを突き合わせ接続可能に位置決め調心する調心機構とを備えてなり、前記素子は、一体化時に概略断面角形のロッド状となり、前記蓋体は、中央蓋と二つの端部蓋とを直列に配列した構造となっており、前記光ファイバ同士が前記ベースの長手方向中央部と前記中央蓋との間で突き合わせ接続されるようになっており、前記クランプバネは、コ字状であって、前記素子を挟み込む両フランジ部を有し、この両フランジ部はその長手方向の二カ所に形成されたスリットにより3分割されており、3分割されたそれぞれの部分が前記中央蓋と前記端部蓋とに対応しており、前記素子には、ベースと蓋体との間の開放用の楔挿入溝が、前記クランプバネの開口部に露出する位置に形成されており、前記クランプバネの両フランジ部の3分割されたそれぞれの部分には、クランプバネの内側に圧入された素子のベースまたは蓋体と係合して、クランプバネの奥行き方向において素子を位置決めする位置決め係合手段をなす凸部が、前記素子に向けて突出するように形成されていることを前記課題の解決手段とした。
請求項記載の発明は、請求項記載の光ファイバ接続器において、前記凸部は、素子のベースに形成されている位置決め凹部または蓋体に形成されている位置決め凹部と係合することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の光ファイバ接続器において、前記凸部と前記素子との接触により、前記フランジ部と素子との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の光ファイバ接続器において、素子との接触により前記フランジ部と素子との間に隙間を形成する凸部が、前記二つ割り構造の素子の一方を介して、前記調心機構と対向する位置にあることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、ベースおよび蓋体の互いに相手側と重ね合わせられる当接面の少なくともいずれか一方に、クランプバネの外側から挿入される光ファイバを調心機構に導く光ファイバガイド溝が形成され、該光ファイバガイド溝の両側部には光ファイバをガイドして光ファイバガイド溝から調心機構に導くテーパ状のガイド壁が設けられていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、素子をクランプバネの開口部からクランプバネの内側に挿入するだけで容易に組み立てることができる。また、クランプバネがコ字状であることは、作業台上で転がりにくくなったり、固定治具でのクランプ固定が容易になることから、光ファイバ接続器の組み立てや光ファイバ接続器における光ファイバの接続や接続切り替えといった作業の作業性を向上することができる。組み立てた光ファイバ接続器は、楔等の工具を使用して素子のベースと蓋体との間を押し広げることにより光ファイバのクランプ力が解除されて、光ファイバ同士の接続や接続切り替え等の作業が可能な状態になるが、この時、クランプバネにおける素子の露出量が大きいことから、工具による押し広げ作業の効率が向上する。また、素子の露出量が大きいことは、例えば、透光性を有する材料で形成した素子を適用した場合には、素子内における光ファイバの接続状態の確認等の作業を効率良く行うことができる。
【0009】
また、本発明の光ファイバ接続器によれば、クランプバネの内側に挿入した素子のベースおよび蓋体が、位置決め係合手段によってそれぞれクランプバネのフランジ部に位置決めされ、常時、所定の位置に安定に支持される。また、その結果、ベースと蓋体とを互いに圧接させる方向に作用するクランプバネのクランプ力が、素子における光ファイバのクランプ力として常に正常な方向に作用する。
【0010】
請求項記載の光ファイバ接続器によれば、素子の外側から光ファイバガイド溝に挿入された光ファイバが、ガイド壁によってガイドされつつ調心機構に導かれる。したがって、光ファイバガイド溝の調心精度が調心機構より低い場合であっても、光ファイバを調心機構側に押し込むだけで効率良く調心機構に挿入することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1実施形態を、図1から図5を参照して説明する。
図中符号1は、本実施形態の光ファイバ接続器である。この光ファイバ接続器1は、図1および図2に示すように、一体化時に概略断面長方形のロッド状となる二つ割り構造を構成するベース2および蓋体3からなる素子1Aと、該素子1Aの全体をほぼ収納可能な細長コ字状のクランプバネ4とを備えている。
【0012】
ベース2および蓋体3は、図2および図3に示すように、ともに断面長方形のロッド状の部材であって、互いの当接面5、6を重ね合わせることにより一体化されるようになっている。本実施形態のベース2と蓋体3とは、共にプラスチック等の適度な硬度を有する材料によって形成されている。
【0013】
図2および図3に示すように、ベース2の当接面5の長手方向中央部には、単心の光ファイバ心線7を突き合わせ接続可能に位置決め調心する調心機構としてのV溝8が形成され、当接面5の長手方向両端部にはベース2の外側から挿入される光ファイバ心線7をV溝8の近傍に導く光ファイバガイド溝9が形成されている。これらV溝8と光ファイバガイド溝9とは、ベース2の長手方向に沿った同一直線上に配置されている。また、光ファイバガイド溝9は全体としてV溝8より調心精度が低くなっているが、光ファイバガイド溝9のV溝8に近い端部のみは、その両側部に突設されたガイド壁11によって調心精度が高められた導入部10とされている。この導入部10は、V溝8側の調心精度がV溝8とほぼ等しくなっているとともに、導入部10のV溝8と対向する反対側の端部は、光ファイバガイド溝9よりさらに拡張された溝になっており、光ファイバ心線7の先端の被覆を除去して露出させた裸ファイバ7aを光ファイバガイド溝9から容易に導入できるようになっている。
【0014】
前記ガイド壁11は、一括成形によってベース2の当接面5に突設されているので、簡便に形成することができる。
V溝8には、光ファイバ心線7の先端の被覆を除去して露出させた裸ファイバ7aが収納される。光ファイバガイド溝9には、光ファイバ心線7の被覆部分が収納される。光ファイバ心線7の被覆部分は、導入部10まで挿入可能になっている。
【0015】
図2に示すように、ベース当接面5の長手方向3カ所には、蓋体当接面6に形成された係合凹部14と係合される係合凸部15と、蓋体当接面6に突設された係合凸部15と係合される係合凹部14とが形成されている。係合凸部15の先端には、係合凹部14に対する相対回転を可能とする湾曲面16が形成されており、図4および図5に示すように、ベース2と蓋体3とを一体化した時に係合した全ての係合凹部14と係合凸部15の組の相対回転の軸線が素子1Aの幅方向(図4、図5左右)一側部に沿った同一直線上に配置されて、この直線を軸線としてベース2と蓋体3の相対回転が可能になる。ベース2と蓋体3の相対回転の軸線は光ファイバ接続器1の軸線と平行であり、しかも光ファイバ接続器1の側部に位置されるので、互いに係合された係合凹部14と係合凸部15とはベース2と蓋体3の開閉用のヒンジの機能を果たす。
【0016】
蓋体3は、図2および図3に示すように、ベース2のV溝8に対応する中央蓋17と、光ファイバガイド溝9に対応する端部蓋18の三つの部分を直列に配列した構成になっている。中央蓋17と端部蓋18との間は、連結される相手側に向けて突設された連結端部19同士を導入部10上で突き合わせて直列に連結される。また、中央蓋17と端部蓋18とは、各連結端部19に開口するガイド壁収納穴13に導入部10を収納することにより、それぞれベース2に対して位置決めされるようになっている。
両端部蓋18には、図3に示すように、光ファイバガイド溝9に収納された光ファイバ心線7の上部(図3上側)を収納する光ファイバ収納溝20が形成されている。
中央蓋17の当接面6は平坦面であるが、V溝8に対応する位置にV溝8に収納された裸ファイバ7aの上部を収納する裸ファイバ収納溝を形成することも可能である。こうすることにより、より径の太い裸ファイバ7aにも対応することが可能になる。
【0017】
素子1Aの長手方向両端部には、図2および図3に示すように、光ファイバガイド溝9に光ファイバ心線7を挿入するための漏斗状の挿入凹部21が形成されている。また、素子1Aの長手方向両端部の常時クランプバネ4の外側に露出する露出部22は角形になっているので、工具等で固定することが簡便である。
【0018】
図1および図4、図5に示すように、素子1Aの係合凹部14、係合凸部15に対向する反対側の側部には、ベース2と蓋体3との間を開放するための楔24が挿入される楔挿入溝25が開口されている。楔挿入溝25は、素子1Aの長手方向4カ所でベース2と蓋体3のそれぞれの当接面5、6をえぐって形成されており、クランプバネ4のクランプ力に抗して楔24が圧入されることによりベース2と蓋体3との間が押し開かれるようになっている。素子1Aは、楔挿入溝25がクランプバネ4の開口部23に露出する向きでクランプバネ4に挿入される。
なお、楔挿入溝25に楔24を圧入した時には、係合された係合凹部14と係合凸部15とが構成する回転軸線を中心としてベース2と蓋体3とが楔挿入溝25を拡張する方向に相対回転して離間するようになっている。
楔24は、平坦に形成された先端面24aを楔挿入溝25の最奥部に突き当てるようにして圧入されるようになっている。また、楔24は、楔挿入溝25の目的開口幅に相当する厚さ寸法t1を有しているので、楔挿入溝25に圧入するだけで常に一定の開口量で安定して楔挿入溝25を開口することができるようになっている。
【0019】
クランプバネ4は、素子1Aよりやや短い細長の部材であって、ベリリウム銅等の材料で形成されている。ベリリウム銅の場合、目的形状に成形後時効硬化処理を行ったものや、熱処理後フッ素樹脂等でコーティングしたもの等がより好ましい。クランプバネ4は、一対のフランジ部26の間を押し広げるようにして、開口部23から素子1Aがその内側に圧入されるようになっている。各フランジ部26の中央部には、該フランジ部26を屈曲成形した位置決め凸部27がクランプバネ4の内側に向けて突設されており、クランプバネ4の内側に素子1Aを挿入した時に、該素子1Aのベース2および蓋体3のそれぞれの外面に形成された位置決め凹部28、29に位置決め凸部27が係合して、素子1Aがクランプバネ4の定位置に安定にクランプ支持されるようになっている。位置決め凸部27は、請求項記載の位置決め係合手段に相当する。
【0020】
位置決め凸部27は両フランジ部26間で対向する位置に形成され、位置決め凹部28、29はベース2、蓋体3の幅方向(図4左右)中央部に形成されており、両フランジ部26の間に素子1Aをクランプバネ4でクランプした時には、これら位置決め凸部27、位置決め凹部28、29とV溝8とが同一直線上に配列され、V溝8に挿入した光ファイバ心線7の直径方向にクランプ力が安定に作用するようになっている。また、素子1Aのクランプ時には、一方のフランジ部26にベース2の外面30が面接触する一方、他方のフランジ部26は蓋体3の位置決め凹部29に係合した位置決め凸部27のみが蓋体3と接触してクランプ力を作用させるようになっているので、クランプバネ4においては素子1Aが常時安定した向きでクランプされるとともに、素子1Aに挟み込んだ光ファイバ心線7にクランプ力を確実に作用させることができる。
また、他方のフランジ部26と蓋体3との間には隙間が形成されるので、この隙間を利用することにより、フランジ部26をベース2側のフランジ部26に対して離間する方向に変形させて位置決め凸部27を蓋体3の位置決め凹部29から離脱させることが容易になり、クランプバネ4内からの素子1Aの取り出し作業を簡便に行うことができる。
【0021】
両フランジ部26は、それぞれ長手方向(クランプバネ4の長手方向)2カ所に形成されたスリット12によって3分割されている。スリット12の形成位置は、両フランジ部26で対応しており、しかも、蓋体3の中央蓋17と端部蓋18との境界に位置しているので、素子1Aの中央蓋17や端部蓋18に対応するそれぞれの部分における光ファイバ心線7のクランプ力を個別に調整することができる。
なお、コ字状のクランプバネ4は、例えばC形のクランプバネに比べて加工が容易であり、特に、スリット12を形成する場合に有利である。しかも、スリット12を形成した場合の比較では、C形等のクランプバネに比べて各部分の変形が他の部分のクランプ力にほとんど影響を与えないので、取り扱いが簡便であり、光ファイバ心線7の接続や接続切り替えの作業性を向上することができる。
【0022】
以下、本実施形態の作用および効果を説明する。
本実施形態の光ファイバ接続器1は、楔挿入溝25に楔24を挿入してベース2と蓋体3との間の圧接力を緩めておき(図5参照)、素子1Aの両挿入凹部21から光ファイバ心線7を挿入してV溝8上で突き合わせることにより、光ファイバ心線7同士を容易に突き合わせ接続できるようになっている。
【0023】
すなわち、素子1A両端の挿入凹部21から光ファイバ心線7をV溝8に向けて押し込めば、予め光ファイバ心線7の先端に露出させておいた裸ファイバ7aが光ファイバガイド溝9にガイドされつつ導入部10に至り、該導入部10の奥側に押し込まれるにしたがって次第に精密に調心されてV溝8に導入される。したがって、光ファイバ心線7は途中で引っ掛かること無くスムーズにV溝8まで押し込むことができる。この時、裸ファイバ7aが心線被覆部分に比べて曲がりやすい上、楔24の挿入によってベース51と蓋体52との間に微小な隙間が形成されて導入部10から裸ファイバ7aが離脱しやすくなっているが、裸ファイバ7aは導入部10の両側部のガイド壁11によってガイドされるので、導入部10から離脱することなくV溝8まで押し込まれる。ベース51と蓋体52との間に形成される隙間が多少大きくなっても、蓋体3のガイド壁収納穴13からガイド壁11全体が抜き出ることは無いので、光ファイバ心線7の径が大きくベース51と蓋体52との間に形成すべき隙間を大きくとる場合であっても、裸ファイバ7aのV溝8への挿入作業性を維持することができ、光ファイバ心線7の径に幅広く対応することができる。
【0024】
なお、導入部10は、光ファイバ心線7の被覆部分が通過できない開口量になっているので、裸ファイバ7aの長さを調整しておけば、光ファイバ心線7の素子1Aへの押し込み量を調整することができる。
また、素子1Aを透明の樹脂で形成した場合には、外側から光ファイバ心線7の挿入状態を目視することができるが、クランプバネ4の開口部23によって素子1Aの露出量を十分に確保できるので挿入状態の確認が容易であり、効率良く作業を進めることができる。
【0025】
光ファイバ心線7同士の突き合わせが完了したら、楔24を楔挿入溝25から引き抜き、クランプバネ4の弾性力でベース2と蓋体3との間に光ファイバ心線7を挟み込み、光ファイバ心線7同士の接続状態を維持する。
楔挿入溝25に再度楔24を圧入すればベース2と蓋体3との間での光ファイバ心線7のクランプを解除することができ、容易に光ファイバ心線7を接続切替することができる。また、楔24を挿入する楔挿入溝25を選択すれば片側の光ファイバ心線7についてのみクランプを解除することも可能であり、接続切替の作業性を向上することができる。
【0026】
前記光ファイバ接続器1では、楔挿入溝25がクランプバネ4の開口部23に露出しているので、楔24を楔挿入溝25に挿抜する作業を目視しながら効率良く行うことができる。また、本実施形態の光ファイバ接続器1によれば、素子1Aを開口部23からクランプバネ4に圧入するだけで組み立てることができるので、極めて容易に組み立てることができ、フランジ部26を弾性変形させるだけでクランプバネ4から素子1Aを簡便に取り出すこともできる。しかも、外観角形であるので、作業台上で転がりにくいとともに、工具等で固定することも簡便であるので、各種作業の作業性が向上する。
また、クランプバネ4は、形状が単純で製造が容易である上、蓋体3側のフランジ部26は蓋体3の中央部に当接可能な大きさであれば良いので、全体を小型に形成することができ、低コスト化が容易である。
【0027】
図6から図8は本発明の第2実施形態の光ファイバ接続器を示す。
図中符号50はクランプバネ4内に挿入される素子、51はベース、52は蓋体である。
素子50は断面長方形の二つ割りロッド状であって、共に断面長方形のベース51および蓋体52からなっている。
ベース51の蓋体52が重ね合わせられる当接面53の長手方向中央部には、光ファイバテープ心線(以下「テープ心線」)54の端末に露出させた複数本の裸ファイバ54a同士を突き合わせ接続可能に位置決め調心する調心機構としてのV溝55が複数並列状態に形成され、各V溝55の長手方向両端からベース51の長手方向端部には、素子50の外側からV溝55に裸ファイバ54aを導く光ファイバガイド溝56が形成されている。
【0028】
光ファイバガイド溝56のV溝55側端部の両側部には、樹脂製のベース51に一括成形された一対のガイド壁57が突設されている。これらガイド壁57は、V溝55側に行くにしたがって互いの離間距離が次第に縮小するテーパ状になっている。また、これらガイド壁57は、ベース51に蓋体52を重ね合わせた時に、蓋体52側の当接面58(図7、図8参照)に開口された図示しないガイド壁収納穴に収納されてベース51に対して蓋体52を位置決めする機能を果たすようになっている。
光ファイバガイド溝56のガイド壁57に挟まされた部分は、光ファイバガイド溝56の他の部分に比べて調心精度が高くなっている。
【0029】
ベース51と蓋体52の当接面53、58の幅方向(図6中矢印C方向)一側部には、第1実施形態の係合凹部14および係合凸部15と同様に、ベース51と蓋体52のヒンジ機構を構成する係合凹部59および係合凸部60が形成され、幅方向他側部には楔挿入溝61が形成されている。
また、光ファイバガイド溝56のベース51の長手方向両端部に開口する導入端部62は、ベース51の外側に行くにしたがって当接面53からの深度が増大するように傾斜されており、素子50の一体化時においてもテープ心線54を容易に挿入できるようになっている。
なお、蓋体52は、クランプバネ4のスリット12に対応する二つの端部蓋52aおよび一つの中央蓋52bからなる3分割体であって、素子50においてはクランプバネ4のスリット12によって分割された各部分のクランプ力が個別に作用するようになっている。
【0030】
本実施形態の光ファイバ接続器に適用されるテープ心線54は、光ファイバ接続器において突き合わせ接続する際には、V溝55に収納する長さで裸ファイバ54aを先端部に露出させておき、各裸ファイバ54aをそれぞれ対応する光ファイバガイド溝56に添わせるようにして導入端部62から挿入し、V溝55に至らしめる。テープ心線54の被覆54b部分は、裸ファイバ54aを所定長さV溝55に挿入すると光ファイバガイド溝56上に乗り上げ、この状態で素子50のクランプ力を作用させることにより、ベース51と端部蓋52aとの間にクランプされるようになっている。
【0031】
以下、本実施形態の光ファイバ接続器の作用および効果を説明する。
この光ファイバ接続器を使用してテープ心線54同士を突き合わせ接続するには、楔挿入溝61に楔24を挿入してベース51と蓋体52との間に作用するクランプ力を緩めておき、テープ心線54の先端に露出させておいた裸ファイバ54aを素子50の両端の導入端部62から光ファイバガイド溝56に挿入して、V溝55において突き合わせ接続する。この時、テープ心線54の各裸ファイバ54aは、ガイド壁57にガイドされつつ光ファイバガイド溝56からV溝55に導かれるので、途中でばらけることなく効率良くV溝55に挿入することができる。したがって、一対のテープ心線54を素子50の両端部から挿入するだけで、光ファイバ接続器内で突き合わせ接続することができる。
なお、配列の内側にある裸ファイバ54aは外側の裸ファイバ54aより外側に突出することは無く、外側の裸ファイバ54aが目的のV溝55に挿入されたならば自然に所定のV溝55に挿入されるので、ガイド壁57は光ファイバガイド溝56の両側部にのみあれば良い。
【0032】
なお、本発明の光ファイバ接続器の調心機構としては、V溝以外の位置決め溝や、マイクロキャピラリーが設置された位置決め溝、精密ロッド、精密ボールの適用も可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、素子をコ字状のクランプバネの開口部からその内側に挿入するだけで容易に組み立てることができるとともに、クランプバネがコ字状であるため、作業台上で転がりにくくなり、固定治具でのクランプ固定が容易になることから、組立作業や光ファイバの接続や接続切替といった作業の作業性を向上することができる。
また、コ字状のクランプバネを使用することで、クランプバネにおける素子の露出量が大きくなるので、光ファイバ同士の接続や接続切替等の作業の際に、楔等の工具を使用して素子のベースと蓋体との間を押し広げてクランプ力を解除する作業に便利であるとともに、例えば、透光性を有する材料で形成した素子を適用した場合には、素子内における光ファイバの接続状態の確認等の作業を効率よく行うことができるといった優れた効果を奏する。
さらに、クランプバネの両フランジ部が3分割されており、3分割されたそれぞれの部分が蓋体の中央蓋および端部蓋に対応するようになっているので、素子の中央蓋および端部蓋に対応するそれぞれの部分における光ファイバに対するクランプ力を個別に調整することができ、しかも個別にクランプ力を作用させることができる。
【0034】
また、クランプバネの両フランジ部に、それぞれクランプバネの内側に圧入された素子のベースまたは蓋体のいずれかと係合して、クランプバネの奥行き方向において素子を位置決めする位置決め係合手段を設けることで、素子をクランプバネの内側に挿入してベースおよび蓋体をそれぞれ位置決め係合手段でクランプバネのフランジ部に係合するだけで、クランプバネのクランプ力を素子における光ファイバのクランプ力として常に正常な方向に作用させることができるので、組み立て作業性が向上する。
【0035】
さらに、素子の外側から光ファイバガイド溝に挿入された光ファイバが、ガイド壁によってガイドされつつ調心機構に導かれるようになっているので、光ファイバガイド溝と調心機構との間の調心精度の差が大きい場合であっても、光ファイバを調心機構側に押し込むだけで、効率よくスムーズに調心機構に挿入することができ、突き合わせ接続の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ接続器の第1実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】図1の光ファイバ接続器を示す分解斜視図である。
【図3】図1の光ファイバ接続器のA−A線断面矢視図である。
【図4】図1の光ファイバ接続器のB−B線断面矢視図である。
【図5】図1の光ファイバ接続器の素子に楔を挿入して光ファイバ心線のクランプ力を解除した状態を示すV溝近傍の断面図である。
【図6】本発明の光ファイバ接続器の第2実施形態を示す分解斜視図である。
【図7】図6の光ファイバ接続器のV溝近傍における断面図である。
【図8】図6の光ファイバ接続器の素子に楔を挿入して光ファイバ心線のクランプ力を解除した状態を示すV溝近傍の断面図である。
【符号の説明】
1…光ファイバ接続器、2…ベース、3…蓋体、4…クランプバネ、5…当接面、6…当接面、7…光ファイバ(光ファイバ心線)、8…調心機構(V溝)、9…光ファイバガイド溝、11…ガイド壁、26…フランジ部、27…位置決め係合部(位置決め凸部)、50…素子、51…ベース、52…蓋体、53…当接面、54…光ファイバ(テープ心線)、55…調心機構(V溝)、56…光ファイバガイド溝、57…ガイド壁、58…当接面。

Claims (5)

  1. 光ファイバ(7、54)同士を突き合わせ接続するための光ファイバ接続器(1)であって、
    一体化時に光ファイバを挟み込むベース(2、51)および蓋体(3、52)からなる二つ割り構造の素子(1A、50)と、該素子を内側に挟み込むことにより側圧を与えて素子の一体化状態を維持するクランプバネ(4)と、ベースと蓋体との間において光ファイバを突き合わせ接続可能に位置決め調心する調心機構(8、55)とを備えてなり、
    前記素子は、一体化時に概略断面角形のロッド状となり、
    前記蓋体は、中央蓋(17)と二つの端部蓋(18)とを直列に配列した構造となっており、前記光ファイバ同士が前記ベースの長手方向中央部と前記中央蓋との間で突き合わせ接続されるようになっており、
    前記クランプバネは、コ字状であって、前記素子を挟み込む両フランジ部(26)を有し、この両フランジ部はその長手方向の二カ所に形成されたスリットにより3分割されており、3分割されたそれぞれの部分が前記中央蓋と前記端部蓋とに対応しており、
    前記素子には、ベースと蓋体との間の開放用の楔挿入溝(25)が、前記クランプバネの開口部(23)に露出する位置に形成されており、
    前記クランプバネの両フランジ部の3分割されたそれぞれの部分には、クランプバネの内側に圧入された素子のベースまたは蓋体と係合して、クランプバネの奥行き方向において素子を位置決めする位置決め係合手段(27)をなす凸部が、前記素子に向けて突出するように形成されていることを特徴とする光ファイバ接続器。
  2. 前記凸部は、素子のベースに形成されている位置決め凹部または蓋体に形成されている位置決め凹部と係合することを特徴とする請求項記載の光ファイバ接続器。
  3. 前記凸部と前記素子との接触により、前記フランジ部と素子との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ接続器。
  4. 素子との接触により前記フランジ部と素子との間に隙間を形成する凸部が、前記二つ割り構造の素子の一方を介して、前記調心機構と対向する位置にあることを特徴とする請求項記載の光ファイバ接続器。
  5. ベースおよび蓋体の互いに相手側と重ね合わせられる当接面(5、6、53、58)の少なくともいずれか一方に、クランプバネの外側から挿入される光ファイバを調心機構に導く光ファイバガイド溝(9、56)が形成され、該光ファイバガイド溝の両側部には光ファイバをガイドして光ファイバガイド溝から調心機構に導くテーパ状のガイド壁(11、57)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光ファイバ接続器。
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