JP3536972B2 - セルラー端末分離型衛星通信携帯端末の設置システム及び方法 - Google Patents

セルラー端末分離型衛星通信携帯端末の設置システム及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセルラー端末分離型衛星
通信携帯端末に関する。特に、本発明は、屋内、車載で
の通信を容易にするためのセルラー端末分離型衛星通信
携帯端末の設置システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−126839号公報に記載
されるように、今日、衛星通信携帯端末、中でも衛星携
帯電話の普及は目覚しく、徐々にその使用エリアを世界
各地に拡げつつある。これらの衛星通信携帯端末の中に
は、衛星経由のみで通信できるタイプ(シングルモー
ド)、地上系セルラーのサービスと併用できるデュアル
モード(衛星+地上系セルラー)又はトリプルモード
(衛星+2種類の地上系セルラー)と呼ばれるタイプが
ある。
【0003】さらに、後者の地上系セルラーとの併用タ
イプは、物理的形態の観点でとらえると次の2つのタイ
プ1)、2)に分類できる。 1)地上系セルラー通信機能内蔵型(衛星・セルラー一
体型)端末 2)地上系セルラー端末と衛星部分とが分離でき、衛星
経由で通信する際にその衛星部分を地上系セルラー端末
に合体させて使用する端末(Clip−onType又
はPiggy−back Typeともいう)
【0004】ここで、地上系セルラー(以下単にセルラ
ーと表記する)端末とは、単独で通信可能な通信時に信
号が衛星を経由しない携帯通信端末を言い、また、衛星
部分とは主に衛星通信用アンテナ、増幅器等のRF(R
adio Frequency)装置等が含まれる部分
(ベースバンド部分を含む場合もある)で上記セルラー
をはめ込んで収納する部分を言う。図22は本発明の前
提となる一般のセルラー端末分離型衛星通信携帯端末の
概略構成を示す正面図である。なお、全図を通して同一
の構成要素には同一の符号、番号を付して説明を行う。
【0005】本図に示すように、セルラー端末分離型衛
星通信携帯端末は、セルラー端末11、衛星部分12で
構成され、衛星経由で通信する場合にはセルラー端末1
1、衛星部分12との分離使用が可能なタイプである。
衛星経由で通信をしない場合には、セルラー端末11、
衛星部分12を分離して、セルラー端末11のみで使用
可能である。セルラー端末11は、アンテナ10、受話
部41、液晶表示部42、キー操作部43、送話部44
等からなり、前述したように、通信時に信号が衛星を経
由せず、つまり、セル内の基地局を経由して通信を行う
携帯通信端末である。
【0006】衛星部分12は、主に衛星通信用アンテナ
13、増幅器等のRF装置等が含まれる部分(ベースバ
ンド部分を含む場合もある)であり、セルラー端末11
の機能、例えば、前述の受話部41、液晶表示部42、
キー操作部43、送話部44等を用いて、衛星経由の通
信を行う部分である。図23はセルラー端末11に衛星
部分12がはめ込み収納された状態を示す側面図であ
る。本図に示すように、衛星部分12にはシステムコネ
クタ14aが設けられ、セルラー端末11にはシステム
コネクタ14bが設けられる。
【0007】衛星経由で通信する際には、セルラー端末
11には衛星部分12がはめ込み収納され、衛星部分1
2のシステムコネクタ14aとセルラー端末11のシス
テムコネクタ14bとが直接接続される。図24は衛星
部分12に対するセルラー端末11の分離、はめ込み収
納動作を示す側面図である。本図に示すように、セルラ
ー端末11と衛星部分12とは分離可能であり、衛星経
由で通信しない場合には、衛星部分12とセルラー端末
11とを分離して、衛星部分12のシステムコネクタ1
4aとセルラー端末11のシステムコネクタ14bを切
断してセルラー端末11のみで使用可能である。
【0008】衛星経由で通信する場合には、両者を分離
して使用することができず、分離されている場合には、
セルラー端末11に衛星部分12をはめ込み収納する必
要がある。衛星経由の送信の場合には、セルラー端末1
1からの制御で、セルラー端末11により入力された音
声又はデータは、システムコネクタ14b、システムコ
ネクタ14aを通じて、衛星部分12に送られ、最後に
衛星アンテナ13より音声、データの信号として送信さ
れる。
【0009】衛星経由の受信の場合には、上記の逆であ
り、衛星アンテナ13で受信した音声、データの信号が
衛星部分12に送られ、システムコネクタ14a、シス
テムコネクタ14bを通じてセルラー端末11により音
声又はデータとして出力される。
【0010】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、セルラ
ー端末分離型衛星通信携帯端末では、地上系セルラー端
末との併用の可否によらず、衛星経由の送受信の場合、
衛星通信固有の問題として、使用する周波数、衛星まで
の伝搬路の長さによる電波伝搬減衰が大きいため、電波
伝搬減衰に対して、一般にシステム全体のマージンがセ
ルラーに比べて小さいという問題がある。
【0011】換言すれば、建物の屋内、車両内、列車
内、船舶内、飛行機内等の屋根の下では、衛星経由の送
受信が、セルラーと比較して、非常に悪いという問題が
ある。そのため衛星通信端末には、直接衛星が見通せる
屋外、それに近い環境、例えば窓際等で、且つ衛星−端
末間の電波伝搬に極力障害の少ない場所における信号の
送・受信が要求される。
【0012】このような、従来のセルラー端末分離型衛
星通信携帯端末では、上記1)及び2)いずれの形態で
あっても、衛星経由で通信を行うためには、ユーザーが
わざわざ、屋外、窓際などの比較的電波伝搬に障害の少
ない場所まで、セルラー端末分離型衛星通信携帯端末と
共に移動する必要がある。この移動は、前記固有の問題
から生じ、非常に煩わしく、セルラー端末分離型衛星通
信携帯端末の使用を制限するという問題を発生させる。
【0013】 また、セルラー端末分離型衛星通信携帯
端末に、専用のアンテナを設け、この専用アンテナを、
建物の屋内、車両内、列車内、船舶内、飛行機内等の窓
際に置き、専用アンテナを介して衛星経由の信号を内部
に取り込むことも考えられる。
【0014】しかしながら、上記のセルラー端末分離型
衛星通信携帯端末には、既に衛星アンテナ13が図2
2、23、24に示すように設けられているので、屋内
用と屋外用のアンテナを2種類設けることになり、コス
トの増大に至るという問題が発生する。したがって、本
発明は上記問題点に鑑みて、特に、上記2)の分離可能
な形態で、衛星経由で通信する際に屋外、窓際などの場
所にユーザーが端末と共に移動する必要がなく、且つコ
スト増大を招かないセルラー端末分離型衛星通信携帯端
末の設置システム及び方法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、単独で通信可能な地上系セルラー端末
と、前記地上系セルラー端末を収納し、かつ、所定のコ
ネクタで前記地上系セルラー端末と電気的に接続して前
記地上系セルラー端末からの制御で衛星との通信可能な
衛星通信携帯端末とからなるセルラー端末分離型衛星通
信携帯端末の設置システムにおいて、前記衛星通信携帯
端末に収納される前記地上系セルラー端末の部分の形状
と同一に形成され、前記地上系セルラー端末から分離さ
れた前記衛星通信携帯端末をはめ込むはめ込み部分と、
前記はめ込み部にはめ込まれた前記衛星通信携帯端末を
電波伝達の障害が少ない場所に固定し分離された前記衛
星通信携帯端末を設置する固定部分とを有する固定ユニ
ットと、前記固定ユニットに設けられ前記固定ユニット
にはめ込み時に前記衛星通信携帯端末のコネクタと電気
的に接続する固定ユニットのコネクタと、前記固定ユニ
ットのコネクタと一方で接続し前記地上系セルラー端末
のコネクタと他方で接続するコネクタを持つ延長ケーブ
ルとを有し、前記延長ケーブルを介して相互に分離され
た前記衛星通信携帯端末と前記地上系セルラー端末とを
電気的に接続して衛星経由で通信を行うための接続部
を備えることを特徴とするセルラー端末分離型衛星通信
携帯端末の設置システムを提供する。
【0016】この手段により、電波伝搬の障害が少ない
場所に固定される固定ユニットに前記衛星通信携帯端末
が設置され、衛星通信携帯端末から分離された前記地上
系セルラー端末と衛星通信携帯端末とが通信可能になっ
たので、衛星経由で通信する際に従来のように、屋外、
窓際などの場所にユーザーが端末と共に移動する必要が
なくなり、屋内、車載での通信の自由度が向上する。
【0017】すなわち、衛星通信端末では、そのアンテ
ナの設置方向を一定に保つことが必要であるが、固定ユ
ニットに取り付けることにより、常に一定の方向を保つ
ことが可能になる。さらに、前記衛星通信携帯端末の前
記固定ユニットに対する分離、はめ込みが容易になる。
ユーザーが外出時には、簡単に取り外しが可能になり、
外出から帰って来た場合には、簡単に取り付けが可能に
なる。好ましくは、分離された地上系セルラー端末が建
物の屋内のデスクキットに設置される。この手段によ
り、市販されているデスクキットを使用することがで
き、衛星経由で通信する際に、地上系セルラー端末を、
簡易型の卓上電話として使用することが可能になる。
【0018】好ましくは、分離された前記地上系セルラ
ー端末が移動体内の移動体用キットに設置される。さら
に、好ましくは、分離された前記地上系セルラー端末が
車載用キットに設置される。この手段により、市販され
ている移動体用キットを使用することができ、衛星経由
で通信する際に、地上系セルラー端末を、車両、列車、
船舶、飛行機等の屋内で、簡易型の移動電話として使用
することが可能になる。
【0019】好ましくは、前記接続部は、分離された前
記衛星通信携帯端末と前記固定ユニットとをコネクタで
接続し、前記固定ユニットと前記地上系セルラー端末と
の間をケーブルで接続する。また、固定ユニットに、前
記地上系セルラー端末との接続及び外部からの電源供給
のためのケーブル接続点をもつので、前記衛星通信携帯
端末の着脱に際し、煩雑なケーブル接続を行う必要がな
く、セルラー端末分離型衛星通信携帯端末の使用を容易
にできるという特徴がある。
【0020】これらの手段により、衛星経由の送信の場
合には、分離された他方の前記地上系セルラーからの音
声、データは、ケーブルを介して、分離された前記衛星
通信携帯端末から音声、データの信号として送信され
る。好ましくは、前記接続部は、分離された前記衛星通
信携帯端末と前記地上系セルラー端末との間を無線で接
続する。
【0021】さらに、好ましくは、前記衛星通信携帯端
末と、前記地上系セルラー端末とに無線モジュールをそ
れぞれ設け相互に無線で接続される。これらの手段によ
り、無線を介して、音声、データ信号が送受信され、ケ
ーブルが不要となるので、屋内での自由度が増す。
【0022】好ましくは、前記地上系セルラーと、前記
衛星通信携帯端末を設置するための前記固定ユニットと
に無線モジュールをそれぞれ設け相互に無線で接続さ
れ、前記衛星通信携帯端末と前記固定ユニットとは電気
的にコネクタで接続される。この手段により、衛星通信
携帯端末の負担が軽減できる。
【0023】さらに、好ましくは、前記無線モジュール
にはBluetoothの無線方式が用いられる。汎用
性のあるBluetooth方式の採用により、無線接
続が比較的容易に実現可能になる。好ましくは、前記固
定ユニットのはめ込み部分にはロック穴が設けられ、前
記はめ込み部にはめ込まれる前記衛星通信携帯端末には
爪部が設けられ、固定ユニットのはめ込み時に前記はめ
込み部分のロック穴は前記衛星通信携帯端末の爪部をロ
ックする
【0024】この手段により、前記衛星通信携帯端末が
固定ユニットから外れないようになる。好ましくは、前
記固定ユニットが、電波伝搬の障害が少ない場所とし
て、建物の窓ガラス、その周囲に固定される。
【0025】さらに、好ましくは、前記固定ユニット
が、電波伝搬の障害が少ない場所として、建物の屋外の
壁に固定される。さらに、好ましくは、前記固定ユニッ
トが、電波伝搬の障害が少ない場所として、移動体の窓
ガラス、その周囲に固定される。これらの手段により、
比較的電波伝搬条件が良い窓ガラス、その周囲、建物の
屋外に、前記固定ユニットが固定される。好ましくは、
前記固定ユニットが、前記窓ガラスの最下部付近に固定
される。
【0026】この手段により、広範で衛星へのアクセス
が可能な衛星アンテナの視野を確保することが可能にな
る。好ましくは、吸盤が取り付けられ、又は両面接着テ
ープの一面が貼りつけられた前記固定ユニットの面が前
記窓ガラス、その周囲に固定される。この手段におい
て、衛星部分をはめ込み設置した固定ユニットは、窓ガ
ラスの開閉の際には、窓ガラスから簡単に取り外し可能
であるので、窓ガラスの開閉に支障を来すことを回避で
きる。
【0027】好ましくは、前記固定ユニットが移動体ド
アの窓ガラスの収納部に引っかけて固定される。この手
段により、移動体内において、ドリンクホルダー形式の
固定ユニットを、窓ガラスの収納部の隙間に引っ掛けて
用いるので、取り外すことなく、窓ガラスの開閉に支障
を来すことを回避できる。
【0028】好ましくは、前記固定ユニットが車両の運
転席、助手席、後席ドアの窓ガラス、フロントガラス、
リアガラスの周囲、サンルーフの窓ガラスのいずれか1
つに固定される。この手段により、車両の周囲に建物等
の障害物がある場合には、無い方に、前記衛星通信携帯
端末を移動し、衛星へのアクセスが可能な衛星アンテナ
の視野を確保することが可能になる。
【0029】好ましくは、前記接続部がケーブルで接続
を行う場合には、固定ユニットにバッファ回路を設け、
前記バッファ回路は、前記ケーブルロスを補正する。こ
の手段により、ケーブルを長くしたような場合に、必要
に応じて、ケーブルロスによる信号変化を補正すること
が可能になる。好ましくは、前記接続部がケーブルで接
続を行う場合には、固定ユニットに巻き取り・収納機構
を設け、前記巻き取り・収納機構は、前記ケーブルが使
用されていないときには、前記ケーブルの巻き取り、収
容を可能にする。
【0030】この手段により、不使用時にケーブルのも
つれ等を生じさせずにかたづけることが可能になる。好
ましくは、前記固定ユニットに充電部を設け、前記充電
部は、分離された前記衛星通信携帯端末、地上系セルラ
ー端末のバッテリの充電を行う。この手段により、通話
中のバッテリ切れを防止することが可能になる。
【0031】さらに、本発明は、単独で通信可能な地上
系セルラー端末と、前記地上系セルラー端末を収納し、
かつ、所定のコネクタで前記地上系セルラー端末と電気
的に接続して前記地上系セルラー端末からの制御で衛星
との通信可能な衛星通信携帯端末とからなるセルラー端
末分離型衛星通信携帯端末の設置方法において、前記衛
星通信携帯端末に収納される前記地上系セルラー端末の
部分の形状と同一に固定ユニットを形成する工程と、前
記固定ユニットにはめ込み時に前記衛星通信携帯端末の
コネクタと電気的に接続するコネクタを前記固定ユニッ
トに設ける工程と、延長ケーブルの一方を前記固定ユニ
ットのコネクタに接続し前記延長ケーブルの他方のコネ
クタと前記地上系セルラー端末のコネクタとを接続し、
前記延長ケーブルを介して相互に分離された前記衛星通
信携帯端末と前記地上系セルラー端末とを電気的に接続
して衛星経由で通信を行う工程と備えることを特徴とす
るセルラー端末分離型衛星通信携帯端末の設置方法を提
供する。
【0032】この手段により、上記発明と同様に、電波
伝搬の障害が少ない場所に固定される固定ユニットに前
記衛星通信携帯端末が設置され、衛星通信携帯端末から
分離された前記地上系セルラー端末と衛星通信携帯端末
とが通信可能になったので、衛星経由で通信する際に従
来のように、屋外、窓際などの場所にユーザーが端末と
共に移動する必要がなくなり、屋内、車載での通信の自
由度が向上する。
【0033】すなわち、衛星通信端末では、そのアンテ
ナの設置方向を一定に保つことが必要であるが、固定ユ
ニットに取り付けることにより、常に一定の方向を保つ
ことが可能になる。さらに、前記衛星通信携帯端末の前
記固定ユニットに対する分離、はめ込みが容易になる。
ユーザーが外出時には、簡単に取り外しが可能になり、
外出から帰って来た場合には、簡単に取り付けが可能に
なる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係るセルラ
ー端末分離型衛星通信携帯端末の設置システムの概略構
成を示す図である。前述のように、セルラー端末分離型
衛星通信携帯端末は、単独通信可能であるセルラー端末
11と、セルラー端末11をはめ込み収納する衛星部分
12が分離されるタイプであり、衛星経由で通信を行う
場合にも、本図に示すように、セルラー端末分離型衛星
通信携帯端末のセルラー端末11、衛星部分12を分離
して、セルラー端末11の制御で、衛星経由の通信が行
えるようにする。これによりセルラー端末分離型衛星通
信携帯端末の固有の問題である電波伝搬の障害に起因す
る拘束から開放する。
【0035】セルラー端末分離型衛星通信携帯端末の設
置システムには、固定ユニット25が設けられ、固定ユ
ニット25は固定部分26a、はめ込み部分26bを有
する。固定ユニット25の固定部分26aは、建物の屋
内、車両、軽飛行機を含む飛行機、ボートを含む船舶、
列車等の移動体における窓ガラスの周囲に固定される。
【0036】窓ガラス27は比較的電波伝搬条件が良
く、固定部分26aの端面は、吸盤、両面テープ等で形
成され、固定部分26aは窓ガラス27に簡易的に吸
着、又は接着固定される。図1に示すように、セルラー
端末分離型衛星通信携帯端末から衛星部分12が分離さ
れ、衛星部分12は、衛星通信携帯端末となり、セルラ
ー端末11に代わり、固定ユニット25のはめ込み部分
26bにはめ込まれる。
【0037】固定ユニット25にはシステムコネクタ2
4aが設けられ、システムコネクタ24aは、衛星部分
12の固定ユニット25へのはめ込み時に、衛星部分1
2のシステムコネクタ14bと直接接続される。さら
に、固定ユニット25には付属する延長ケーブル28が
設けられ、延長ケーブル28は、システムコネクタ24
aに接続され、延長ケーブル28の他方の端部にはケー
ブルコネクタ29が設けられる。
【0038】ケーブルコネクタ29にはシステムコネク
タ24bが設けられ、システムコネクタ24bはセルラ
ー端末11のシステムコネクタ14bと直接接続され
る。このようにして、衛星部分12は衛星からの電波受
信状態が良い位置に固定され、セルラー端末11は移動
が可能になり、延長ケーブル28の長さの範囲で、衛星
経由の通信が可能になる。このため、衛星経由の通信時
にユーザーは屋外、窓際にセルラー端末分離型衛星通信
携帯端末と共に移動する必要がなくなる。
【0039】なお、セルラー端末11は、例えば、米
国、日本等で標準化されたディジタル携帯電話システム
であるcdmaOne方式、米国で標準化されたアナロ
グ携帯電話システムであるAMPS方式、欧州が標準化
したディジタル携帯電話システムであるGSM方式、日
本が標準化したディジタル携帯電話システムであるPD
C方式の端末を指す。
【0040】固定ユニット25が内蔵するシステムコネ
クタ24aは、セルラー端末11が持つシステムコネク
タ14bと基本的に同じ機能を有する。同様に、延長ケ
ーブル28に付属するケーブルコネクタ29が内蔵する
システムコネクタ24bは、衛星部分12に内蔵される
システムコネクタ14aと同じ機能を有する。
【0041】具体的には、衛星経由の送信の場合、セル
ラー端末11からの音声、データは、システムコネクタ
14b、システムコネクタ24b、ケーブルコネクタ2
9を介して、延長ケーブル28を通り、さらに、固定ユ
ニット25内のシステムコネクタ24a、システムコネ
クタ14aを通して、衛星部分12に送られ、最後に衛
星アンテナ13より音声、データの信号として送信され
る。
【0042】衛星経由の受信の場合、上記の逆であり、
衛星アンテナ13で受信した音声、データの信号は衛星
部分12に送られ、システムコネクタ14a、固定ユニ
ット25内のシステムコネクタ24aを介して、延長ケ
ーブル28を通り、さらに、ケーブルコネクタ29、シ
ステムコネクタ24b、システムコネクタ14bを通し
てセルラー端末11により音声又はデータとして出力さ
れる。
【0043】衛星部分12は、はめ込み式のため常時着
脱可能であり、外出等の際には、固定ユニット25から
外して、セルラー端末11のケーブルコネクタ29を外
して、図23に示すように、セルラー端末11をはめ込
み、携帯可能とすることが可能である。このようにし
て、セルラー端末11と衛星部分12とを分離して、衛
星を経由しない場合、衛星を経由する場合でも、建物の
屋内、車両等の屋内で使用可能になる。また、固定ユニ
ット25に、セルラー端末11や外部から電源を供給す
る場合のケーブル接続点をもつので、衛星部分12の着
脱に際し、煩雑なケーブル接続を行う必要がなく、セル
ラー端末分離型衛星通信携帯端末の使用が容易になる。
【0044】図2は図1のセルラー端末11、衛星部分
12の回路概略構成を示すブロック図である。本図に示
すように、セルラー端末11は、一例として、無線信号
処理を行うRF部101、セルラー自身の送受信の制
御、衛星との通信を行うために衛星部分12の制御を行
うCPU(Central Processing U
nit)102、制御プログラム、データを格納するメ
モリ103とを具備する。
【0045】他方、衛星部分12も同様に、無線信号処
理を行うRF部104、衛星経由の送受信を制御するC
PU105、制御プログラム、データを格納するメモリ
106とを具備する。なお、セルラー端末11、衛星部
分12はそれぞれバッテリを有している。セルラー端末
11、衛星部分12間では、制御信号、オーディオ信
号、充電電流の入力、出力が行われる。
【0046】図3は図1の固定ユニット25の概略構成
を示す図である。本図に示すように、固定ユニット25
のはめ込み部分26bはセルラー端末11のはめ込まれ
る部分と同じ形状に形成され、はめ込み部分26bに
は、逆に衛星部分12がはめ込み設置される。はめ込み
部分26bの反対側に固定部分26aが設けられ、固定
部分26aは、前述のように、吸盤、両面のテープ等に
より、窓ガラス27に吸着、接着固定され、衛星部分1
2等の重量を支持する。
【0047】衛星部分12等の重量、吸着力、接着力に
依存して、窓ガラス27に固定される窓ガラス固定部分
26aの面積の大きさが決められる。さらに、固定ユニ
ット25内のシステムコネクタ24aと反対側で、はめ
込み部分26b側にロック穴26cが設けられ、ロック
穴26cは衛星部分12の爪部(図示しない)をロック
し、衛星部分12がはめ込み部分26bから外れないよ
うにする。
【0048】図4は衛星部分12及び固定ユニット25
を建物の屋内に設置する例を示す図である。本図に示す
ように、固定ユニット25が比較的電波伝搬条件の良
い、建物の屋内の窓ガラス27a、又は、窓ガラス27
aの周囲に固定ユニット25の固定部分26aで固定さ
れ、衛星部分12が固定ユニット25のはめ込み部分2
6bにはめ込み設置される。この取り付けにより、広範
で且つ衛星へのアクセスが可能な衛星アンテナ13の視
野を確保することが可能になる。
【0049】衛星部分12をはめ込んだ固定ユニット2
5は、窓ガラス27aの開閉の際には、窓ガラス27a
から簡単に取り外し可能であるので、窓ガラス27aの
開閉に支障を来すようなことはない。また、衛星部分1
2、固定ユニット25を窓ガラス27aの最下部付近に
取り付けることにより、図4に示すように、さらに広範
で且つ衛星へのアクセスが可能な衛星アンテナ13の視
野を確保することが可能になる。すなわち、衛星部分1
2では、そのアンテナ13の設置方向を一定に保つこと
が必要であるが、固定ユニット25に取り付けることに
より、常に一定の方向を保つことが可能になる。
【0050】図5は、図4の変形例である。本図に示す
ように、窓ガラス27aの近傍に机、台等の平坦部分が
存在する場合には、その平坦部分に固定ユニット25の
固定部分26aが固定されるようにしてもよい。その場
合、固定ユニット25のはめ込み部分26bにはめ込ま
れた衛星部分12の衛星アンテナ13が垂直になるよう
にする。
【0051】図6は、図4の変形例であり、衛星部分1
2及び固定ユニット25を建物の屋外に設置する例を示
す図である。本図に示すように、建物の屋外の壁に固定
ユニット25の固定部分26aが固定されるようにして
もよい。これにより、衛星へのアクセスが可能な衛星ア
ンテナ13の視野がより広がる。従って、本発明によれ
ば、このセルラー端末分離型衛星通信携帯端末の設置シ
ステムにおいて、ユーザーは建物の屋内のデスクに座り
ながら通信可能になり、さらに、市販のセルラー端末用
のデスクキットを使用すれば、簡易型の卓上電話にもな
る。
【0052】また、近くの会議卓で打ち合わせを行いな
がら、通信も可能であるため、電話会議システムにも応
用できる。図7は衛星部分12及び固定ユニット25を
車両内に設置する例を示す図である。本図に示すよう
に、固定ユニット25が比較的電波伝搬条件の良い車両
の窓ガラス27b、又は、窓ガラス27bの周囲に、固
定ユニット25の固定部分26aで固定され、衛星部分
12が固定ユニット25のはめ込み部分26bにはめ込
み設置される。
【0053】この取り付けにより、広範で且つ衛星への
アクセスが可能な衛星アンテナ13の視野を確保するこ
とが可能になる。また、衛星部分12をはめ込んだ固定
ユニット25は、屋内使用と同様に、窓ガラス27bか
ら簡単に取り外し可能であるので、窓ガラス27b、ド
ア32の開閉に支障を来すことはない。
【0054】また、衛星部分12、固定ユニット25を
窓ガラス27bの最下部付近に取り付けることにより、
図5に示すように、さらに広範で且つ衛星へのアクセス
が可能になる。また、屋内設置と同様に、衛星部分1
2、固定ユニット25を、窓ガラス27bの最下部付近
に取り付けることにより、車両内においても、図7に示
すように、広範で且つ衛星へのアクセスが可能な衛星ア
ンテナ13の視野を確保することが可能になる。
【0055】なお、固定ユニット25を取り外して運転
席、助手席、後席の窓ガラス27bに移動し固定し、移
動した固定ユニット25に衛星部分12をはめ込むこと
により、車両の周囲に建物、山、橋等があって衛星がこ
れらの影に入る場合には、上記の影にならない窓ガラス
27bに設置される固定ユニット25を選択して、衛星
と通信することが可能になる。
【0056】さらに、市販のセルラー端末用の車載キッ
トを使用すれば、簡易型の車載電話にもなる。図8は、
図7の変形例であり、衛星部分12及び固定ユニット2
5を車両のフロント部分に設置する例を示す図である。
本図に示すように、車両フロントガラス27cの近傍の
平坦部分に固定ユニット25の固定部分26aが固定さ
れるようにしてもよい。その場合、固定ユニット25の
はめ込み部分26bにはめ込み設置された衛星部分12
の衛星アンテナ13が垂直になるようにする。
【0057】図9は、図7の変形例であり、衛星部分1
2及び固定ユニット25を車両のリア部分に設置する例
を示す図である。本図に示すように、車両リアガラス2
7dの近傍の平坦部分に固定ユニット25の固定部分2
6aが固定されるようにしてもよい。その場合、固定ユ
ニット25のはめ込み部分26bにはめ込まれた衛星部
分12の衛星アンテナ13が垂直になるようにする。
【0058】図10は図7の変形例であり、衛星部分1
2及び固定ユニット25を車両のサンルーフ部分に設置
する例を示す図である。本図に示すように、サンルーフ
又はムーンルーフ33aのガラス27eに垂直で電波伝
搬減衰が小さい板34を設け、この板34に固定ユニッ
ト25の固定部分26aが固定されるようにしてもよ
い。これにより、衛星へのアクセスが可能な衛星アンテ
ナ13の視野がより拡大する。
【0059】図11は図10の変形例であり、衛星部分
12及び固定ユニット25を車両のサンルーフの部分に
設置する別の例を示す図である。本図に示すように、サ
ンルーフ又はムーンルーフ33aのガラス27eに、固
定ユニット25の固定部分26aが固定されるようにし
てもよい。その場合、固定ユニット25のはめ込み部分
26bにはめ込まれた衛星部分12の衛星アンテナ13
が垂直になるようにする。垂直な衛星アンテナ13は、
開いたサンルーフ33aの開口部35から外に出るよう
にする。
【0060】これにより、衛星へのアクセスが可能な衛
星アンテナ13の視野がより拡大する。図12は図3の
変形例である。本図に示すように、固定ユニット25の
固定部分26aは、ドリンクホルダの形式を利用し、車
両ドアの窓ガラス収納部の隙間に引っ掛ける構造にす
る。図13は図12の固定ユニット25が車両の窓に取
り付けられる様子を示す図である。本図に示すように、
車両の運転席、助手席、後部席におけるドア32の窓ガ
ラス27bの収納隙間に固定ユニット25を引っかけて
固定することが可能である。
【0061】図14は図13の固定ユニット25に衛星
部分12がはめ込まれる様子を示す図である。本図に示
すように、固定ユニット25のはめ込み部分26bに衛
星部分12がはめ込み設置される。これにより、窓ガラ
ス27bの開閉に伴って、固定ユニット25の取り外し
が不要となる。図15は車両内における複数箇所への固
定ユニット25の配置例を示す図である。本図に示すよ
うに、運転席、助手席、後席の窓ガラス27bの収納部
分に固定ユニット25が固定可能になり、さらに、フロ
ントガラス27c、リアガラス27d付近にも固定ユニ
ット25が固定可能になる。
【0062】また、サンルーフ、ムーンルーフ33aが
ある車両では、さらに、サンルーフ、ムーンルーフ33
aの窓ガラス27e付近にも固定ユニット25が固定可
能になる。従って、本発明によれば、車両の周囲に建
物、山、橋等の障害物がある場合には、車両の一方向が
これらの影に入って、衛星にアクセスができなくって
も、固定ユニット25を他の方向に移動し、他の衛星と
アクセスすることが可能になる。なお、以上の説明で
は、車両について、説明を行ったが、ヨット、ボートを
含む船舶、軽飛行機を含む飛行機、列車のような移動体
でも同様に本発明の適用が可能である。
【0063】図16は図3の固定ユニット25の変形例
を示す断面図である。本図に示すように、固定ユニット
25に必要に応じてバッファ回路51が設けられ、バッ
ファ回路51は、システムコネクタ24aと延長ケーブ
ル28との間に接続され、延長ケーブル28のケーブル
ロスによる信号変化を補正する。
【0064】延長ケーブル28を長くする必要がある場
合にはバッファ回路51により、ケーブルロスによる信
号変化が補正される。図17は図3の固定ユニット25
の変形例を示す断面図である。本図に示すように、固定
ユニット25には巻き取り・収納機構52が設けられ、
巻き取り・収納機構52は延長ケーブル28を巻き取
り、収納する。
【0065】すなわち、固定ユニット25から衛星部分
12が分離され、衛星部分12がセルラー端末11には
め込まれ、外出時のセルラー端末分離型衛星通信携帯端
末として使用されている場合には、巻き取り・収納機構
52は、使用されていない固定ユニット25の延長ケー
ブル28を巻き取り、収納する。これにより、延長ケー
ブル28を使用する周囲が人の往来が激しい場合には、
延長ケーブル28が不注意に引っ掛けて切断されたりし
て使用不可能になるのを回避したり、かたづける時に延
長ケーブル28がもつれるのを回避することが可能にな
る。
【0066】図18は図17の固定ユニット25の変形
例を示す断面図である。本図に示すように、固定ユニッ
ト25には充電部53が設けられ、充電部53は衛星部
分12、セルラー端末11のバッテリを充電する。充電
部53は、セルラー端末11に対しては、延長ケーブル
28を介して、充電を行う。これにより、使用中のバッ
テリ切れを心配しなくてもよくなる。
【0067】なお、充電部53が衛星部分12に設けら
れても同様の作用効果が得られる。図19は図1の変形
例であり、セルラー端末11と衛星部分の間を無線で通
信する例を示す図である。本図に示すように、図1と比
較して、分離したセルラー端末11、衛星部分12は、
無線で接続される。
【0068】セルラー端末11は、固定ユニット25に
はめ込まれた衛星部分12と無線通信を介して衛星と通
信を行う。このように、図1と比較して、延長ケーブル
28が不要となり、延長ケーブル28の引き回しが無く
なり、ユーザーの移動の自由度がさらに増す。図20は
図19のセルラー端末11、衛星部分12の回路概略構
成を示すブロック図である。
【0069】本図に示すように、図2と比較して、セル
ラー端末11、衛星部分12には無線モジュール10
7、108が設けられる。無線モジュール107、10
8としては、例えば、データ、音声の短距離通信を行う
Bluetooth等の無線方式が用いられる。この方
式を用いることにより無線接続が簡単に実現可能にな
る。セルラー端末11は、衛星と通信を行うに際し、無
線モジュール107、108を介して、衛星部分12と
無線で制御信号、オーディオ信号等の送受信を行う。
【0070】図21は図20の変形例を示す図である。
本図に示すように、図20と比較して、衛星部分12の
無線モジュール108が固定ユニット25に設けられ
る。セルラー端末11は、衛星と通信を行うに際し、無
線モジュール107、固定ユニット25の無線モジュー
ル108、システムコネクタ24a、14aを介して、
制御信号、オーディオ信号等の送受信を行う。これによ
り、衛星部分12の負担が軽くなる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電波伝搬の障害が少ない場所に固定された固定ユニット
に、分離された衛星通信携帯端末をはめ込み設置し、分
離された前記衛星通信携帯端末と分離された他方の前記
地上系セルラー端末とが通信を行うようにしたので、衛
星経由で通信する際に従来のように屋外、屋内の窓際な
どの場所にユーザーが端末と共に移動する必要がなくな
り、建物の屋内、車両、船舶、飛行機、列車のような移
動体の屋内での通信の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセルラー端末分離型衛星通信携帯
端末の設置システムの概略構成を示す図である。
【図2】図1のセルラー端末11、衛星部分12の回路
概略構成を示すブロック図である。
【図3】図1の固定ユニット25の変形例を示す図であ
る。
【図4】衛星部分12及び固定ユニット25を建物の屋
内に設置する例を示す図である。
【図5】図4の変形例である。
【図6】図4の変形例であり、衛星部分12及び固定ユ
ニット25を建物の屋外に設置する例を示す図である。
【図7】衛星部分12及び固定ユニット25を車両内に
設置する例を示す図である。
【図8】図7の変形例であり、衛星部分12及び固定ユ
ニット25を車両のフロント部分に設置する例を示す図
である。
【図9】図7の変形例であり、衛星部分12及び固定ユ
ニット25を車両のリア部分に設置する例を示す図であ
る。
【図10】図7の変形例であり、衛星部分12及び固定
ユニット25を車両のサンルーフ部分に設置する例を示
す図である。
【図11】図10の変形例であり、衛星部分12及び固
定ユニット25を車両のサンルーフの部分に設置する別
の例を示す図である。
【図12】図3の変形例である。
【図13】図12の固定ユニット25が車両の窓に取り
付けられる様子を示す図である。
【図14】図13の固定ユニット25に衛星部分12が
はめ込まれる様子を示す図である。
【図15】車両内における複数箇所への固定ユニット2
5の配置例を示す図である。
【図16】図3の固定ユニット25の変形例を示す断面
図である。
【図17】図3の固定ユニット25の変形例を示す断面
図である。
【図18】図17の固定ユニット25の変形例を示す断
面図である。
【図19】図19は図1の変形例であり、セルラー端末
11と衛星部分の間を無線で通信する例を示す図であ
る。
【図20】図20は図19のセルラー端末11、衛星部
分12の回路概略構成を示すブロック図である。。
【図21】図21は図20の変形例を示す図である。
【図22】本発明の前提となる一般のセルラー端末分離
型衛星通信携帯端末の概略構成を示す正面図である。
【図23】セルラー端末11に衛星部分12がはめ込み
設置された状態を示す側面図である。
【図24】衛星部分12に対するセルラー端末11の分
離、はめ込み設置動作を示す側面図である。
【符号の説明】
10…アンテナ 11…セルラー端末 12…衛星部分 13…衛星アンテナ 14a、14b、24a、24b…システムコネクタ 25…固定ユニット 26a…固定部分 26b…はめ込み部分 27、27a、27b、27c、27d、27e…窓ガ
ラス 28…延長ケーブル 29…ケーブルコネクタ 32…ドア 33、33a…ルーフ 35…サンルーフの開口部 41…受話部 42…表示部 43…キー操作部 44…送話部 51…バッファ回路 52…巻き取り・収納機構 53…充電部 107、108…無線モジュール 101…RF 102、105…CPU 103、106…メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 博也 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 吉田 京子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−243453(JP,A) 特開 平9−261165(JP,A) 特開 平11−27351(JP,A) 特開 平10−336311(JP,A) 特開 平11−187580(JP,A) 特開 平10−79078(JP,A) 実開 平5−80906(JP,U) 実開 平5−94009(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/38 H04M 1/00 H04M 1/02 H04Q 7/32

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単独で通信可能な地上系セルラー端末
    と、前記地上系セルラー端末を収納し、かつ、所定のコ
    ネクタで前記地上系セルラー端末と電気的に接続して前
    記地上系セルラー端末からの制御で衛星との通信可能な
    衛星通信携帯端末とからなるセルラー端末分離型衛星通
    信携帯端末の設置システムにおいて、前記衛星通信携帯端末に収納される前記地上系セルラー
    端末の部分の形状と同一に形成され、前記地上系セルラ
    ー端末から分離された前記衛星通信携帯端末をはめ込む
    はめ込み部分と、前記はめ込み部にはめ込まれた前記衛
    星通信携帯端末を電波伝達の障害が少ない場所に固定し
    分離された前記衛星通信携帯端末を設置する固定部分と
    を有する固定ユニットと、 前記固定ユニットに設けられ前記固定ユニットにはめ込
    み時に前記衛星通信携帯端末のコネクタと電気的に接続
    する固定ユニットのコネクタと、前記固定ユニットのコ
    ネクタと一方で接続し前記地上系セルラー端末のコネク
    タと他方で接続するコネクタを持つ延長ケーブルとを有
    し、前記延長ケーブルを介して相互に分離された前記衛
    星通信携帯端末と前記地上系セルラー端末とを電気的に
    接続して衛星経由で通信を行うための接続部 とを備える
    ことを特徴とするセルラー端末分離型衛星通信携帯端末
    の設置システム。
  2. 【請求項2】 分離された前記地上系セルラー端末が建
    物内のデスクキットに設置されることを特徴とする、請
    求項1に記載のセルラー端末分離型衛星通信携帯端末の
    設置システム。
  3. 【請求項3】 分離された前記地上系セルラー端末が移
    動体内の移動体用キットに設置されることを特徴とす
    る、請求項1に記載のセルラー端末分離型衛星通信携帯
    端末の設置システム。
  4. 【請求項4】 分離された前記地上系セルラー端末が車
    載用キットに設置されることを特徴とする、請求項1に
    記載のセルラー端末分離型衛星通信携帯端末の設置シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記接続部は、分離された前記衛星通信
    携帯端末と前記固定ユニットとをコネクタで接続し、前
    記固定ユニットと分離された他方の前記地上系セルラー
    端末との間をケーブルで接続することを特徴とする、請
    求項1に記載のセルラー端末分離型衛星通信携帯端末の
    設置システム。
  6. 【請求項6】 前記接続部は、分離された前記衛星通信
    携帯端末と分離された他方の前記地上系セルラー端末と
    の間を無線で接続を行うことを特徴とする、請求項1に
    記載のセルラー端末分離型衛星通信携帯端末の設置シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記衛星通信携帯端末と、前記地上系セ
    ルラー端末とに無線モジュールをそれぞれ設け相互に無
    線で接続されることを特徴とする、請求項6に記載のセ
    ルラー端末分離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  8. 【請求項8】 前記地上系セルラーと、前記衛星通信携
    帯端末を設置するための前記固定ユニットとに無線モジ
    ュールをそれぞれ設け相互に無線で接続され、前記衛星
    通信携帯端末と前記固定ユニットとはコネクタで接続さ
    れることを特徴とする、請求項6に記載のセルラー端末
    分離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  9. 【請求項9】 前記無線モジュールにはBluetoo
    thの無線方式が用いられることを特徴とする、請求項
    7又は請求項8のいずれか1つの請求項に記載のセルラ
    ー端末分離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  10. 【請求項10】 前記固定ユニットのはめ込み部分には
    ロック穴が設けられ、前記はめ込み部にはめ込まれる前
    記衛星通信携帯端末には爪部が設けられ、固定ユニット
    のはめ込み時に前記はめ込み部分のロック穴は前記衛星
    通信携帯端末の爪部をロックすることを特徴とする、請
    求項1に記載のセルラー端末分離型衛星通信携帯端末の
    設置システム。
  11. 【請求項11】 前記固定ユニットが、電波伝搬の障害
    が少ない場所として、建物の窓ガラス、その周囲に固定
    されることを特徴とする、請求項1に記載のセルラー端
    末分離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  12. 【請求項12】 前記固定ユニットが、電波伝搬の障害
    が少ない場所として、建物の外の壁に固定されることを
    特徴とする、請求項1に記載のセルラー端末分離型衛星
    通信携帯端末の設置システム。
  13. 【請求項13】 前記固定ユニットが、電波伝搬の障害
    が少ない場所として、移動体の窓ガラス、その周囲に固
    定されることを特徴とする、請求項1に記載のセルラー
    端末分離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  14. 【請求項14】 前記固定ユニットが、前記窓ガラスの
    最下部付近に固定されることを特徴とする、請求項11
    又は13のいずれか1つの請求項に記載のセルラー端末
    分離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  15. 【請求項15】 吸盤が取り付けられ、又は両面接着テ
    ープの一面が貼りつけられた前記固定ユニットの面が前
    記窓ガラス、その周囲に固定されることを特徴とする請
    求項11又は13のいずれか1つの請求項に記載のセル
    ラー端末分離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  16. 【請求項16】 前記固定ユニットが移動体ドアの窓ガ
    ラスの収納部に引っかけて固定されることを特徴とす
    る、請求項10に記載のセルラー端末分離型衛星通信携
    帯端末の設置システム。
  17. 【請求項17】 前記固定ユニットが車両の運転席、助
    手席、後席ドアの窓ガラス、フロントガラス、リアガラ
    スの周囲、サンルーフの窓ガラスのいずれか1つに固定
    されることを特徴とする、請求項1に記載のセルラー端
    末分離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  18. 【請求項18】 前記接続部がケーブルで接続を行う場
    合には、固定ユニットにバッファ回路を設け、前記バッ
    ファ回路は、前記ケーブルロスを補正することを特徴と
    する、請求項1に記載のセルラー端末分離型衛星通信携
    帯端末の設置システム。
  19. 【請求項19】 前記接続部がケーブルで接続を行う場
    合には、固定ユニットに巻き取り・収納機構を設け、前
    記巻き取り・収納機構は、前記ケーブルが使用されてい
    ないときには、前記ケーブルの巻き取り、収容を可能に
    することを特徴とする請求項1に記載のセルラー端末分
    離型衛星通信携帯端末の設置システム。
  20. 【請求項20】 前記固定ユニットに充電部を設け、前
    記充電部は、分離された前記衛星通信携帯端末、地上系
    セルラー端末のバッテリの充電を行うことを特徴とす
    る、請求項1に記載のセルラー端末分離型衛星通信携帯
    端末の設置システム。
  21. 【請求項21】 単独で通信可能な地上系セルラー端末
    と、前記地上系セルラー端末を収納し、かつ、所定のコ
    ネクタで前記地上系セルラー端末と電気的に接続して前
    記地上系セルラー端末からの制御で衛星との通信可能な
    衛星通信携帯端末とからなるセルラー端末分離型衛星通
    信携帯端末の設置方法において、前記衛星通信携帯端末に収納される前記地上系セルラー
    端末の部分の形状と同一に固定ユニットを形成する工程
    と、 前記固定ユニットにはめ込み時に前記衛星通信携帯端末
    のコネクタと電気的に接続するコネクタを前記固定ユニ
    ットに設ける工程と、 延長ケーブルの一方を前記固定ユニットのコネクタに接
    続し前記延長ケーブルの他方のコネクタと前記地上系セ
    ルラー端末のコネクタとを接続し、前記延長ケーブルを
    介して相互に分離された前記衛星通信携帯端末と前記地
    上系セルラー端末とを電気的に接続して衛星経由で通信
    を行う工程と備える ことを特徴とするセルラー端末分離
    型衛星通信携帯端末の設置方法。
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