JP3536423B2 - 放送設備運用システムおよび方法 - Google Patents

放送設備運用システムおよび方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放送局に装備される
複数のデバイスを管理するための放送設備運用システム
および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の放送局では、VTR、スイッチ
ャ、エディター等の既存デバイス、並びに今後開発され
る複数の映像音声信号を同時に記録/再生可能なデバイ
ス(ディスクレコーダと称する)とをユーザの要求に合
わせて組み合わせた映像音声信号記録、編集、送出装置
(以下、A/Vサーバーと称する)が装備されている。
このA/Vサーバーを管理することによって、ニュー
ス、コマーシャル、番組等の記録、編集、送出がなされ
る。従来では、ニュース、コマーシャル、番組等の記
録、編集、送出用システムは、それぞれ、「ニュース記
録用」「CM送出用」といった別個のシステムによって
成り立っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのシステムの運
用を行うためのアプリケーション・ソフトウェアは個々
のシステム専用の構成であり、汎用性、拡張性、接続性
に乏しい。具体的には、従来のアプリケーション・ソフ
トウェアは、映像音声の記録送出用デバイスとしてVT
Rのみに特化したものが多い。従って、VTRの特性を
充分に理解した上でないと、アプリケーション・ソフト
ウェアを作成することができず、また、他の機種のVT
R、あるいはVTR以外のディスクレコーダ等へデバイ
スを変更した場合には、変更後のデバイスに対応してア
プリケーション・ソフトウェアを変更する作業が必要と
され、非効率的であった。
【0004】ユーザーからのニーズは近年多様化してお
り、A/Vサーバーを核としたサーバー&クライアント
システムをベースとして、放送局の運用をトータルでコ
ントロールすることを最終目的とする要求が増加してい
る。上記の問題を持つ従来型アーキテクチャの下では、
要求を満たすためのアプリケーション・ソフトウェアの
作成に多大な工数が必要とされる。また、規模が巨大と
なるため、信頼性にも問題が発生する危険性が大であ
る。
【0005】さらに、分散処理を採用した場合には、ア
プリケーション・ソフトウェアとデバイス制御部分との
間に、ネットワーク、メモリ等の階層が複数存在する場
合が多く、アプリケーション・ソフトウェア部分によ
り、リアルタイム性を保ちながらデバイスを制御するこ
とが難しい。従来のシステムでは、リアルタイム制御可
能なデバイスをあらかじめ想定して、それらのデバイス
に対してのトリガーをハードウェア的に実現すること
で、アプリケーション・ソフトウェアが介入すること無
くリアルタイム制御を行なうようにしている。例えばパ
ラレルI/Oを介してオペレータの操作を伝達し、VT
Rの動作をスタートさせている。
【0006】デバイスのリアルタイム制御に関しては、
複数の性格の異なるデバイスを同時に制御する等、複雑
多岐に渡るリアルタイム制御が要求される。例えばニュ
ース番組をオンエアしている時に、所望のタイミングで
スポーツ番組の中継に切り換えることが要求される。従
来のハードウエアでの実現のように、アプリケーション
・ソフトウェアの介入無しにリアルタイム制御を行なう
という固定的な制御ではこの種の要求に対応しきれな
い。すなわち、リアルタイム制御を行なう必要のあるデ
バイスに対して、動的にトリガーを設定することが必要
不可欠である。
【0007】従って、この発明の目的の一つは、ニュー
ス、コマーシャル、番組の記録、編集あるいは送出シス
テムを同一のアーキテクチャで、柔軟に実現することが
可能な放送設備運用システムおよび方法を提供すること
にある。
【0008】この発明の他の目的は、A/Vサーバーに
含まれるデバイスに対して、動的にトリガーを設定する
ことが可能な放送設備運用システムおよび方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、VTR等の
デバイスを複数組み合わせてなる映像音声の記録、再生
または送出装置を用いる放送設備運用システムにおい
て、送出あるいは記録を行うための基本的情報のリスト
を作成するための第1の制御手段と、ネットワークある
いはインターフェースを介して第1の制御手段と結合さ
れ、アプリケーション・ソフトウェアによって、第1の
制御手段で作成されたリスト中のニュース、コマーシャ
ル、番組等のイベントの時間的な遷移を制御するととも
に、イベントのステータスの監視を行なうための第2の
制御手段と、ネットワークあるいは共通メモリを介して
第2の制御手段と結合され、第2の制御手段と予め定義
されたコマンド群を使用して通信を行い、アプリケーシ
ョン・ソフトウェアに対する、映像音声の記録、再生ま
たは送出装置内のデバイスの割り当てを制御する第3の
制御手段と、リアルタイム性が保証された通信を行うこ
とができるネットワークあるいは共通メモリを介して第
3の制御手段と結合され、映像音声の記録、再生または
送出装置を構成するデバイスのドライバを含み、デバイ
スをリアルタイムに制御する第4の制御手段とからな
り、予め定義されたコマンド群は、該当する映像音声信
号のストリームをオープンし、オープンしたストリーム
に対する指示を出すように、映像音声の記録、再生また
は送出装置内部の映像音声信号やその経路を制御するこ
とを特徴とする放送設備運用システムである。
【0010】また、この発明は、VTR等のデバイスを
複数組み合わせてなる映像音声の記録、再生または送出
装置を用いる放送設備運用方法において、イベントリス
トを作成するステップと、イベントリストを運用ソフト
ウェアにロードするステップと、イベントリスト中の複
数のイベントを順に処理し、イベントのスタートを準備
するステップと、指定されたトリガーが発生することに
よって、セットされているコマンドが対象とするデバイ
スのコントローラに対して、コマンドの実行命令を通知
するステップと、コマンドの状態を運用ソフトウェアに
通知するステップとからなることを特徴とする放送設備
運用方法である。
【0011】
【作用】A/Vサーバー内部のデバイスの割り当てを制
御する部分と、A/Vサーバーを実際に制御する部分と
が分けられている。このA/Vサーバー内部のデバイス
の割り当てを制御する部分において、物理的な変動要素
を吸収している。これによって、アプリケーション・ソ
フトウェアを構成するプログラムに与え影響を小さくで
き、アプリケーション・ソフトウェアの共通化を図るこ
とができる。
【0012】また、A/Vサーバー内部のデバイスの割
り当てを制御する部分と、デバイスのリアルタイム制御
を行なう部分とを分離するので、デバイスをリアルタイ
ム制御が可能となる。しかも、同時に実行されるべき複
数のコマンドをセットし、この複数のコマンドとトリガ
ーをリンクさせることによって、複数のコマンドの同時
的な実行を支障なく行なうことができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1および図2は、この一実施例のハ
ードウエアの構成例を示し、図3は、この一実施例のソ
フトウェアの階層構造を示す。図1および図2は、一つ
のシステムのブロック図を1点鎖線を境として上下に分
けて表したもので、図1が上側、図2が下側に位置して
ブロック図の全体が完成する。以下の説明では、具体的
システムへの適用について言及していないが、この発明
は、放送局の運用システムに広く適用できる。すなわ
ち、ニュースに関連したシステム、コマーシャルに関連
したシステム、番組に関連したシステム、放送局全体に
関連したシステム、およびビデオ・オン・ディマンド等
のその他のシステムに対して適用できる。
【0014】ニュースに関連したシステムの具体例は、
下記のものである。 外部から送られてくるニュース元素材の放送局内への取
込みシステム テープ等で持ち込まれるニュース元素材放送局内への取
込みシステム 収録したニュース元素材を編集して作成するニュース送
出用素材の編集システム ニュース元素材、送出用素材の保存システム ニュース送出用素材の送出システム
【0015】コマーシャルに関連したシステムの具体例
は、下記のものである。 外部から送られてくるコマーシャル元素材の放送局内へ
の取込みシステム テープ等で持ち込まれるコマーシャル元素材放送局内へ
の取込みシステム コマーシャル元素材の不必要な部分を取り除いて作成す
るコマーシャル送出用素材の作成システム コマーシャル元素材、送出用素材の保存システム コマーシャル送出用素材の送出システム
【0016】番組に関連したシステムの具体例は、下記
のものである。 外部から送られてくる番組元素材の放送局内への取込み
システム テープ等で持ち込まれる番組元素材放送局内への取込み
システム 番組元素材の不必要な部分を取り除いて作成する番組送
出用素材の作成システム 番組元素材、送出用素材の保存システム 番組送出用素材の送出システム
【0017】放送局全体に関連したシステムの具体例
は、下記のものである。 上述したニュース用、コマーシャル用、番組用の各シス
テムを有機的に結合し、放送局全体の運用を集中的にコ
ントロールするシステム 放送局から送出される全ての放送を逐次収録するシステ
【0018】図面を参照して、説明すると、図1に示す
ように、ネットワーク(例えばEthernet) 1を介して、
アプリケーションPC(パーソナルコンピュータ、以下
同様)2、ユーザインターフェースPC3、ステーショ
ンオートメーション、あるいはトラヒックマネージメン
トシステムと称される放送局に既設の上位コンピュータ
システム4、SMS(Server Management System)GW(G
ate Way)PC5、データベースサーバー6およびエディ
ティングコントローラ7が結合される。ネットワーク1
をを用いて通信し、コマンド、ステータス、データのや
りとりを行なう。Ethernetは、ネットワークの一例であ
って、同等以上のコンピュータネットワークを使用でき
ることは言うまでもない。
【0019】ユーザインターフェースPC3は、通常、
複数台設けられている。ユーザインターフェースPC3
は、ユーザーである放送局のオペレータからのキーある
いはマウスからの入力を受け付けたり、アプリケーショ
ンPC2上で実行中の運用アプリケーション・ソフトウ
ェアのステータスを画面上に表示したりする。運用アプ
リケーション・ソフトウェアは、具体的には、前述した
ようなニュース、コマーシャル、番組、放送局全体に関
連するシステムを構成し、通常、複数のアプリケーショ
ン・ソフトウェアがPC2にロードされる。
【0020】ユーザーによっては、局内に既存のシステ
ムとのLook & Feel (外観および使い勝手)の統一を図
るために、ハードウェア(IBM PC 互換機、Mac 、Unix W
S など)、オペレーティングシステムやウィンドウシス
テム(MS-Windows 、WindowsNT、Mac OS、X-Windows )
などのプラットフォームを指定する場合がある。従っ
て、この発明では、システム構成上は、ユーザインター
フェースを運用アプリケーション・ソフトウェア本体と
は切り放したアーキテクチャを採用し、多種のプラット
フォームに柔軟に対応可能としている。
【0021】放送局内のオペレーションは多岐に渡る。
しかしながら、前述したシステムの具体例から推察でき
るように、単純化すれば、このオペレーションは、「送
出運用」(ある場所に存在する映像音声信号を、別の場
所に向けて送出する)と、「記録運用」(ある場所から
入力されてくる映像音声信号を、ある場所に記録する)
という二つの要素に、映像音声信号の経路制御を組合せ
て、時間軸上に配置することによって成り立っていると
言える。
【0022】そこで、送出あるいは記録を行なうための
基本的な情報(実行開始時刻、送出/記録時間、入出力
チャンネル、素材ファイル名等)のリスト(以下「送出
イベントリスト」「記録イベントリスト」と称する。両
者を総称する場合「イベントリスト」と称する。)が作
成される。このイベントリストに指定された通りに送出
/記録を実行するために必要な処理を行なうための運用
プログラムが実行される。
【0023】イベントリストは、ユーザインターフェー
スPC3上でのユーザーインターフェース・プログラム
あるいは、放送局に既存のステーションオートメーショ
ンあるいはトラヒックマネージメントと呼ばれる、上位
コンピュータシステム4によって作成され、アプリケー
ションPC2上の運用プログラムに送信される。イベン
トリストは、所定のフォーマットを有している。アプリ
ケーションPC2は、特定プラットフォームに依存した
機能では無いが、システムの実装上は各種放送局の要求
に対して、一つのプラットフォームで対応可能である。
【0024】上位コンピュータシステム4は、放送局内
の運用を一手に引き受ける。従来の放送局のシステムに
おいては、上位コンピュータシステム4が相手にする運
用アプリケーションがニュース、コマーシャル、番組と
個別に存在するため、その対応も個別に行なう必要があ
った。これに対して、この発明により提供される、統一
されたアーキテクチャを持つシステムによって、上位コ
ンピュータシステム4からの制御手順の統一が可能にな
る。
【0025】エディティングコントローラ7は、主とし
て、ニュース素材の編集を行なうための編集機器であ
る。従来では、エディティングコントローラ7が主にV
TRを直接制御することを基本として設計されている機
器である。一方、この発明によるシステムにおいては、
「必要となる素材ファイルのオープン」および「自分自
身とその素材との接続」をネットワーク1を経由して、
SMS GW PC5に対して要求する。これによっ
て、SMS GW PC5がRS−422 ルーティン
グスイッチャ8を切り替え、ルーティングスイッチャ8
によって、エディティングコントローラ7とオープンさ
れた素材ファイルが接続される。これ以後、従来のVT
Rを直接制御する編集と同様にして、エディティングコ
ントローラ7による編集作業が可能になる。
【0026】このエディティングコントローラ7による
編集作業の例のように、この発明では、デバイスをスト
リームの概念に置き換え、ファイルにアクセスするのと
同様にして該当するストリームをオープンし、オープン
されたストリームの使用権を得、その後、オープンした
ストリームに対して指示を出し、制御するようにしてい
る。
【0027】RS−422 ルーティングスイッチャ8
は、RS−422 I/Fを持ち、RS−422の切り
替え機能を有するスイッチャである。ルーティングスイ
ッチャ8は、IDC14からのコマンドによって接続を
切り替える。この例では、ルーティングスイッチャ8
は、VTR用IDC11からのRS−422と、エディ
ティングコントローラ7からのものとの一方を、VTR
21a〜21d、ディスクレコーダ23に対して選択的
に接続する。
【0028】SMS GW PC5は、複数のVTR、
複数のA/Vサーバー、複数の入出力チャンネル等の、
アプリケーション・ソフトウェアが使用可能な多くの資
源に関して、複数のアプリケーション・ソフトウェア間
での排他制御を行なう機能を有する。さらに、SMS
GW PC5は、リアルタイム制御を行なう、各IDC
(Inteligent Device Controller)に対して、ルートID
Cカード5a経由でコマンドを発行する機能を有する。
さらに、SMS GW PC5は、収録済みの素材ファ
イル情報を保持する機能および接続されているデバイス
間の結線情報を有する。
【0029】これらの情報のアプリケーション・ソフト
ウェアへの通知、ならびにアプリケーション・ソフトウ
ェアの動作に必要となる基本的なコマンド群MTP(Mul
timedia Trasfer Protocol) がアプリケーションPC2
に実装されている。このMTPを使うことによって、放
送局のユーザーは、SMS GWのプラットフォームに
感知する必要はない。しかしながら、実際例では、ルー
トIDCカード5aがEISAバスを必要とするため、ハー
ドウェアプラットフォームとしては、EISAバスを備えた
IBM PC Compatible のPCに特化される。このSMS
GW PC5から下位側のハードウェアおよびソフトウ
ェアを「A/Vサーバー」と称する。
【0030】MTPは、アプリケーション・ソフトウェ
アが、A/Vサーバーのハードウェアの拡張に柔軟に対
応するための機能を有するコマンド群である。MTP
は、後述するように、A/Vサーバー内部に存在する映
像音声信号への操作をリアルタイムで効率的かつ容易に
行なうことを目的としたコマンド群からなるプロトコル
である。アプリケーション・ソフトウェアはMTPに規
定されるコマンド群を用いてA/Vサーバー内部の映像
音声信号やその経路を間接的に制御する。すなわち、上
述したような、ファイルにアクセスするのと同様にして
該当するストリームをオープンし、その後、オープンし
たストリームに対して指示を出し、制御することがMT
Pによってなされる。このためアプリケーション・ソフ
トウェアはハードウェアの拡張に対して柔軟に対応する
ことが可能となる。
【0031】ルートIDCカード5aは、SMS GW
PC5のEISAカードスロットにセットされるボードで
ある。ルートIDCカード5aおよびIDCネットワー
ク9を経由して、SMS GW PC5が各デバイスと
の通信を行なう。
【0032】IDCネットワーク9に対して、デバイス
のリアルタイムコントローラが接続される。すなわち、
図1の例では、VTR用のIDC11、ディスクレコー
ダ用のIDC12、カセットテープチェンジャ用のID
C13、RS−422 ルーティングスイッチャ用のI
DC14、A/Vルーティングスイッチャ用のIDC1
5、リアルタイム外部I/F用のIDC16がネットワ
ーク9に対して接続される。IDCのそれぞれには、デ
バイスに対するドライバが含まれ、各IDCと対応する
デバイスの間には、デバイスに依存したネットワーク、
インターフェース、シリアルI/O、あるいはパラレル
I/Oが設けられる。IDCネットワーク9は、通信の
リアルタイム性が保証されている。
【0033】IDC16で接続されるリアルタイム外部
I/Fは、外部機器からのコマンドやトリガーを受け取
ったり、外部に対してトリガーや、ステータスの出力を
リアルタイムに行なう機能を有するインターフェースで
ある。この機能中で、トリガーの入力については、ルー
トIDCカード5aの内部にあらかじめセットされたコ
マンドの実行を開始するためのトリガーとして使用する
ことが可能な機能を有する。
【0034】図2には、この一実施例において設けられ
たデバイスが示されている。21a、21b、21c、
21dは、業務用のVTRを示す。これらのVTR21
a〜21dは、所定のフォーマット例えばRS−422
のパラレルI/Oのプロトコルをサポートし、IDC1
1からのコマンドによって制御される。
【0035】VTR21a〜21dと関連して、カセッ
トテープチェンジャ22が設けられる。カセットテープ
チェンジャ22は、LMS(Library Management Syste
m) 、Flexicart 、Betacart等の呼ばれるカセットテー
プチェンジャーであり、内蔵した複数のVTRに対し
て、自動的にカセットテープを装墳する機能を有する。
カセットテープチェンジャ22は、RS−422 I/
Fを持ち、IDC13からのコマンドによって制御され
る。
【0036】23がディスクレコーダである。このディ
スクレコーダ23は、複数チャンネル例えば8チャンネ
ルの映像音声信号の同時的な記録および送出が可能なデ
バイスであり、仮想的に複数(例えば8台)のVTRと
しての機能を有するものとして扱われる。従って、ディ
スクレコーダ23のインターフェースがVTR用のもの
とされる。ディスクレコーダ23は、VTR用IDC1
1またはエディティングコントローラ7とルーティング
スイッチャ8を介して接続される。
【0037】図2において、破線で示すように、A/V
ルーティングスイッチャ24によって、A/V(映像音
声)信号の入力/出力間の経路が切り替えられる。A/
Vルーティングスイッチャ24は、S−BUS I/F
を持ち、IDC15からのコマンドによって入出力チャ
ンネルを切り替える。
【0038】この発明の一実施例のソフトウェア構成
は、図3に示される階層構造を有する。最上位層がグラ
フィカルユーザインターフェース(GUI)103およ
びオートメーション、トラヒックコントロール104で
ある。GUI103がユーザI/F PC3上にロード
されており、オートメーション、トラヒックコントロー
ル104が上位コンピュータシステム4上にロードされ
ている。
【0039】GUI103およびオートメーション、ト
ラヒックコントロール104とその下位のアプリケーシ
ョン・ソフトウェア102との間がI/F、またはネッ
トワーク101aおよび101bにより結合される。ま
た、サーバー(アプリケーション・ソフトウェア10
2)・クライアント(GUI103およびオートメーシ
ョン、トラヒックコントロール104)の関係で結合さ
れる。図1中のネットワーク1がI/F、またはネット
ワーク101aおよび101bと対応する。アプリケー
ション・ソフトウェア102は、アプリケーションPC
2にインストールされる。GUI103およびオートメ
ーション、トラヒックコントロール104とその下位の
アプリケーション・ソフトウェア102との間の通信
は、リアルタイム処理を要求されない。
【0040】アプリケーション・ソフトウェア102
は、SMS105bとの間がネットワークまたは共通メ
モリ(図1では、ネットワーク1)により結合され、ア
プリケーション・ソフトウェア102がSMS105b
とMTP105aに従って通信を行なう。そして、SM
S105bに関連するルートIDC105c(図1で
は、ルートIDCカード5a)とより下位のIDCおよ
びドライバ群111とがI/Fまたはネットワーク(図
1では、IDCネットワーク9)により結合される。こ
のルートIDC105cから最下位のデバイス群113
に対する通信は、リアルタイム性が保証される必要があ
る。
【0041】IDCおよびドライバ群111は、デバイ
ス群113とシリアルI/F、パラレルI/F、または
パラレルI/O112を介して結合される。デバイス群
113としては、図2には、VTR21a〜21d、カ
セットテープチェンジャ22、ディスクレコーダ23お
よびA/Vルーティングスイッチャ24が示されてい
る。一方、図3には、より多くのデバイスの例が示され
ている。勿論、図2および図3に示されていないデバイ
ス例えばCDプレーヤ等もシステムに組み込むことがで
きる。これらのデバイスは、映像または音声の記録、編
集、送出するという基本機能を有している。一方、デバ
イスは、ストリームの概念に置き換えられ、アプリケー
ション・ソフトウェア102は、デバイスをファイルア
クセスと同様に使用するので、デバイスの追加等の変更
に対して、アプリケーション・ソフトウェア102が柔
軟に対応することができる。
【0042】図3中の参照数字20aは、MOチェンジ
ャである。MOチェンジャ20aは、多数の光磁気ディ
スク中の指定されたものを自動的にMOドライブに装着
し、そのディスクに対して記録/再生を行なう。20b
は、MOドライブおよびサーバーデータコントローラ
(SDC)である。20cは、ルータ、あるいはスイッ
チャであり、これと対応するのが図2中のA/Vルーテ
ィングスイッチャ24である。
【0043】20dは、スチル画像を蓄えるためのスチ
ル画像ストア装置である。20eが業務用のVTR(図
2中のVTR21a〜21dが相当する。)である。2
0fは、リアルタイム外部インターフェースである。2
0gがDMS(データレコーダのカセットのカートマシ
ン)である。20hがLMS、20iがベータカートマ
シン、20jがフレキシカートである。図2では、これ
らのカートマシンと対応してカセットテープチェンジャ
22が設けられている。図3のソフトウェア構成におい
て、ルートIDC105cより下位側のソフトウェア
(およびハードウエア)は、デバイスに依存したもので
ある。
【0044】上述のこの発明の一実施例を概略的に表し
たのが図4である。アプリケーション・ソフトウェア1
02からMTPに従ったオープンのコマンドが送られる
と、その各々に対して特有のSID(Stream ID)をMT
P105aおよびSMS105bがリターンする。アプ
リケーション・ソフトウェア102は、各種のファイル
を再生/記録/送信/受信/読み取り/書込みするため
の全てのストリームをオープンする必要がある。ここ
で、ストリームとは、ファイル、ルート、エンコーダ、
デコーダ、入力チャンネル、出力チャンネル、コントロ
ーラ等を意味する。
【0045】全てのストリームをオープンすることがで
きたら、MTP105a、SMS105bは、各々のリ
ソースに対するSIDを用意する。そして、アプリケー
ション・ソフトウェア102は、二つのストリーム(ス
トリーム1および2)の間を接続するためのコマンド C
OMBINEを送出する。コマンド COMBINEは、二つのオブジ
ェクトを接続して、且つこれらを一緒に動作させる。こ
のコマンド COMBINEは、A/V信号のルーティングのみ
ならず、制御側ストリームと被制御側ストリーム間、例
えばコントロール・パネルとVTRとを接続するために
も用いることができる。
【0046】MTP105aおよびSMS105bは、
オープンされた各ストリームに対して独自のSIDを用
意する。すなわち、アプリケーション・ソフトウェア1
02が複数のストリームをオープンしたら、それぞれの
ストリームが別個のSIDを持つことになる。アプリケ
ーション・ソフトウェア102もSIDを指定するだけ
で各々のストリームを指定することができる。
【0047】図5は、この発明の一実施例のMTP10
5a、SMS105bとアプリケーション・ソフトウェ
ア102の通信を行なうための接続を示す。この通信の
トランスポート・レイヤーについては任意のプロトコル
を使用できる。しかしながら、上述したように、物理的
接続としてEthernetを使用し、プロトコルとしてTCP
/IPを採用した場合には、効率良く動作させることが
できる。
【0048】図5における第1の接続は、コマンドを送
信するためのもので、第2の接続は、コマンドに対する
回答を送信するためのものである。これらのコマンドお
よび回答は、ASCIIコードで表現される。ASCI
Iコードを使用することによって、デバッギングおよび
ロギングが容易となる利点がある。第3の接続は、デー
タを送信し、また、受信するためのものである。この接
続は、比較的大量のデータ(バイナリー)を転送する必
要がある場合に設定される。第1および第2の接続は、
常に必要とされる。
【0049】この発明の一実施例の基本的な動作の流れ
について、図6を参照して説明する。図6では、各手順
の処理の内容と、処理のためのハードウエアとが関連し
て示されている。最初の手順ST1において、イベント
リストが作成される。ユーザI/F PC3あるいは上
位コンピュータシステム4上でユーザがイベントリスト
を作成する。
【0050】次の手順ST2において、アプリケーショ
ンPC2によって、運用ソフトウェアに対してイベント
リストがロードされる。そして、手順ST3では、イベ
ントリスト中に記述された複数のイベントの中で、動作
の開始時刻が早いものから順に、全てのイベントの処理
が終了するまで、イベントの処理がなされる。イベント
の処理については、後述する。
【0051】手順ST3において、イベントの処理が終
了すると、イベントのスタート準備が完了する。そし
て、手順ST4において、トリガーとして指定された事
象が発生すると、リンクされているコマンドキューが活
動化される。これによって、セットされているコマンド
キューが対象とする各デバイスを制御しているIDCに
コマンドの実行命令が通知される。トリガー事象の発生
からデバイスにコマンドが発行されるまでの処理は、リ
アルタイム処理が可能なレイヤー(図3におけるルート
IDC105cより下のレイヤー)で行なわれる。従っ
て、既存の放送局システムと同等のリアルタイム性が保
証される。
【0052】トリガー、コマンドキュー、個々のコマン
ドの状態は、SMS GW PC5を経由してアプリケ
ーション・ソフトウェア102に通知される。アプリケ
ーション・ソフトウェア102は、通知されたステータ
スをGUI/オートメーション/トラヒックコントロー
ル103、104に通知する。その結果、ユーザあるい
は上位コンピュータシステム4は、イベントの実行状況
を知ることができる。例えばイベントの実行が正常にな
されているかどうかを知ることができる。
【0053】上述の手順ST3におけるイベントの処理
は、下記の1)〜6)の処理を行なうことである。 1)送出、あるいは記録するファイル、出力チャンネル
等の必要なリソースをオープンする。 2)送出/記録の開始位置へのキューアップ(頭出し)
を行なう。 3)イベント動作開始用トリガー(外部からのパルス、
時刻等)をオープンする。このトリガーは、リアルタイ
ム処理が可能なレイヤーにおいて実現されている。 4)イベントの動作開始用コマンドを制御するためのコ
マンドキューをオープンする。このコマンドキューは、
リアルタイム処理が可能なレイヤーにおいて実現されて
いる。 5)イベントの動作開始時に、同期して実行される必要
のある複数のコマンド群(PLAY,RECORD,チャンネルの切
り替えなど)を4)でオープンしたコマンドキューに積
み込む。 6)3)でオープンしたトリガーと5)で準備されたコ
マンドキューをリンクする。
【0054】上述したこの一実施例の動作の典型的な例
について、図7を参照して説明する。図7は、上述した
イベントの処理、すなわち、イベントのスタートを準備
する処理の流れを示す。また、図7中では、アプリケー
ション・ソフトウェア102からMTP105a,SM
S105bへのコマンドの内容が主として示されてい
る。
【0055】手順ST11では、指定したリソースまた
はファイル例えば出力チャンネル(リソース名で"CHANN
ELOUT 1")を得るために、下記のコマンドが送出され
る。"CHANNELOUT 1"が一つのストリームである。コマ
ンド(MTP)としては、 OPEN SN=10000 MD=FIFO PATH=CHANNELOUT 1 PR=1
【0056】コマンドメッセージ中の"SN"は、アプリケ
ーション・ソフトウェア102により作成された、シー
ケンス番号を指定するためのパラメータである。このシ
ーケンス番号によって、コマンドとその回答との間の同
期がとられる。"PATH"は、ファイル名である。"PR"は、
リソースに対する予約/解除を表すパラメータである。
【0057】コマンドを受信したMTP105a,SM
S105bからは、アプリケーション・ソフトウェア1
02へのステータスとして、 RET SN=10000 WHEN=10:48:11:06 VAL=OK CID=0 SID=32
RSC=CHANNELOUT 1 が返される。すなわち、"WHEN"で示される時刻において
コマンドが受信され、有効なものとして受け付けられ、
CHANNELOUT 1 が SID=32 としてオープンされたこと
を示す。"RSC" がリソース名を指定する。
【0058】手順ST12において、コマンドを積み込
むためのキューのオープンがなされる。コマンドとし
て、 OPEN SN=11001 MD=CMDQ を発行する。"MD"がモードを指定する。ステータスとし
て、 RET SN=11001 WHEN=10:48:21:09 VAL=OK CID=1 QID=35 が返される。 QID=35,CID=1 として新規のコマンドキュ
ーがオープンされたことを示す。コマンドキューは、図
8に示すように、ID信号"QID" で区別されるコマンド
を順に積み込む棚のようなものである。
【0059】手順ST13において、ファイル"SE00100
1"をPLAYER 3 を用いて通常再生用(MD=NPLAY)にオー
プンする。コマンドとして、 OPEN SN=10011 MD=NPLAY RSC=PLAYER 3 PATH=::SE00
1001 PR=1 を発行する。"RSC" がリソース名を指定する。ステータ
スとして、 RET SN=10011 WHEN=10:48:24:08 VAL=OK CID=2 SID=36
RSC=PLAYER 3 が返される。"SE001001"は、PLAYER 3 を用いて SID=3
6 としてオープンされたことを示す。"SE001001",PLAY
ER 3 は、一方のストリームである。より具体的には、
プレーヤ(PLAYER 3 )に装着されている"SE001001"の
名前のカセットである。
【0060】手順ST14では、 SID=36 に対してキュ
ーアップコマンドが発行される。 CUEUP SN=11041 SID=36 POS=SOM ステータスとして、 RET SN=10041 WHEN=10:49:04:13 VAL=OK CID=3 が返される。そして、手順ST15において、キューア
ップコマンドの実行がなされ、頭だしが完了する。この
手順ST15では、次のステータスが順に返される。
【0061】 CSTAT SN=0 WHEN=10:49:04:16 CID=3 STAT=EXECUTED SID=36 に対するキューアップコマンド(CID=3)を開始
したことを示す。 SSTAT SN=0 WHEN=10:49:04:24 SID=36 STAT=CUEING SID=36 のステータスがCUEINGになったことを示す。 SSTAT SN=0 WHEN=10:49:09:10 SID=36 STAT=STILL SID=36 のステータスがSTILL になったことを示す。 CSTAT SN=0 WHEN=10:49:09:12 CID=3 STAT=COMPLETED SID=36 に対するキューアップコマンド(CID=3)が完了
したことを示す。
【0062】手順ST16において、コマンドキュー(Q
ID=35)にSID=36に対するPLAYコマンドをセットする。コ
マンドとして、 PLAY SN=21012 SID=36 DUR=00:00:10:00 QID=35 OFST=0
0:00:00:00 が発行される。"DUR" が持続時間を指定する。ステータ
スとして、 RET SN=21012 WHEN=10:49:41:14 VAL=OK CID=4 が返される。
【0063】手順ST17において、コマンドキュー(Q
ID=35)にSID=36とSID=32を接続するためのコマンド CMB
をセットする。このコマンドは、この例のように、コマ
ンドをそのコマンドキューに積み重ねるためのものであ
る。さらに、このコマンドは、A/Vストリーム、コン
ロール用ストリームの経路を指定するためのものであ
る。例えば3秒オフセットして実行する指示を0FST=00:
00:03:00で指定する。
【0064】コマンドとして、 CMB SN=21011 SRC SID=36 DEST SID=32 QID=35 OF
ST=00:00:03:00 が発行される。"SRC SID"がソース側ストリームIDで
あり、"DEST SID"が送出先ストリームIDである。ス
テータスとして、 RET SN=21011 WHEN=10:49:42:14 VAL=OK CID=5 が返される。
【0065】手順ST18において、コマンドキュー(Q
ID=35)と外部パルス入力トリガー(ETID= GPIIN 1:0)を
リンクする。入力トリガーは、ただ1つのコマンドキュ
ーにリンクされることが可能である。入力トリガーの初
期状態はディセーブルされている。ディセーブルされて
いる間に入力された物理的なパルスは、無視される。物
理的なパルスは、トリガーデバイスから発生する。例え
ばタイマーは、トリガーデバイスの一つである。
【0066】リンクするためのコマンドとして、 CQLINK SN=31041 EQID=35 ETID= GPIIN 1:0 が発行される。ステータスとして、 RET SN=31041 WHEN=10:49:51:08 VAL=OK CID=6 が返される。このようにして図9Aに示すように、指定
されたコマンドキューに対してトリガーがリンクされ
る。この手順ST18までで、イベントのスタート準備
が完了し、トリガーが入力されるのを待機する。
【0067】図9Bに示すように、トリガーデバイスか
らのパルスが実際に入力されると、MTP105a,S
MS105bからアプリケーション・ソフトウェア10
2に対して以下に挙げるステータスが順次供給される。
【0068】TSTAT SN=0 WHEN=10:50:41:11 TID=GPIIN
1:0 STAT=ACTIVATED 10:50:41:11 の時刻にパルスが入力されたことを示す。
【0069】CQSTAT SN=0 WHEN=10:50:41:11 QID=35 S
TAT=ACTIVATED,QUEUED 10:50:41:11 の時刻にコマンドキュー(QID=35)が活動
化されたことを示す。
【0070】 CSTAT SN=0 WHEN=10:50:41:11 CID=5 STAT=EXECUTED 10:50:41:11 の時刻に手順ST16でセットしたPLAYコ
マンド(CID=5)が実行を開始したことを示す。
【0071】 CSTAT SN=0 WHEN=10:50:44:11 CID=6 STAT=EXECUTED 10:50:41:11 の時刻に手順ST17でセットしたCMB コ
マンド(CID=6)が実行を開始したことを示す。
【0072】 CSTAT SN=0 WHEN=10:50:44:11 CID=6 STAT=COMPLETED CMB コマンド(CID=6)の実行の終了を示す。
【0073】 CSTAT SN=0 WHEN=10:50:51:11 CID=5 STAT=COMPLETED PLAYコマンド(CID=5)の実行の終了を示す。
【0074】最終的にオープンしたストリーム(SI
D,QID)をクローズする。このために、下記のコマ
ンドが発行される。 CLOS SN=41002 SID=32 CLOS SN=41001 SID=36 CLOS SN=41003 SID=35
【0075】アプリケーション・ソフトウェア102が
あるイベントを実行している時、複数のMTPコマンド
を同時に実行することが必要な場合がある。一方、将来
の時点においてトリガーをかけるためにMTPコマンド
をプリセットするには、多少の時間が必要である。若
し、イベントの実行に必要な全てのMTPコマンドを設
定し終わる前に、トリガーが入力されることが起こる
と、イベントの実行に重大な支障を来す。
【0076】上述したように、この発明の一実施例で
は、複数のMTPコマンドを同時に実行することが必要
になった場合は、これらのコマンドを同一のコマンドキ
ューに設定し、設定が終了したら、このコマンドキュー
をトリガーとリンクさせている。そして、そのコマンド
キューをイネーブルすることによって、そのコマンドキ
ューがアクティブ状態のトリガーの受入れが可能とされ
る。一方、コマンドキューをディセーブルすれば、コマ
ンドキューの編集を行なうことができる。さらに、トリ
ガーをかけた後で多少のオフセット時間を経てからコマ
ンドを実行する必要がある時には、オフセット時間付き
でトリガーとコマンドとをリンクさせることができる。
このようにして、この発明は、複数のMTPを同時に実
行することができ、支障なく、イベントを実行すること
ができる。
【0077】
【発明の効果】この発明によれば、ニュース、コマーシ
ャル、番組の記録、編集、送出システムの何れも、同一
のアーキテクチャに基づいてハードウエアおよびソフト
ウェアによって実現することができる。従って、この発
明は、下記のような利点を有する。
【0078】新機能を持つデバイスの追加、記録送出す
る素材の総量の拡大、入出力チャンネルの増加、ユーザ
の増加等の拡張に対応することができる。さらに、新た
な信号フォーマットの導入など、当初のシステムの設計
時点では予測することが難しいハードウエアの変動がM
TPおよびSMS GWによって吸収されるため、アプ
リケーション・ソフトウェアを変更する必要がない。
【0079】ニュース用、コマーシャル用、番組用とい
った個別システムのアーキテクチャや制御手順で設計す
る手法と比較して、運用アプリケーション・ソフトウェ
アのアーキテクチャを統一することで、ハードウエアあ
るいはソフトウェアの設計の工数の飛躍的な削減を図る
ことができる。
【0080】放送局内に既に設置されている機材も、こ
の発明によるシステム内に取り込むことができるので、
現有資源を無駄にすることなく、利用できる。
【0081】ユーザの要求に応じて変更することを前提
とした部分(ユーザインターフェース、ステーテョンオ
ートメーション、トラヒックマネージメント)と、多く
のユーザに対して共通に適用可能であると想定される部
分(アプリケーション・ソフトウェアより下位の部分)
とを明確に分けたことによって、信頼性の高いシステム
を構築することができる。
【0082】また、この発明は、リアルタイム性が要求
されない部分と、これが要求される部分とを分けたこと
によって、アプリケーション・ソフトウェアによるデバ
イスへの指示、デバイスの制御等をリアルタイムに行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のハードウエアの構成を示
すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例のハードウエアの構成を示
すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例のソフトウェアの構成を示
す略線図である。
【図4】この発明の一実施例の基本的な動作を示す略線
図である。
【図5】この発明の一実施例における通信のための接続
関係を概略的に示す略線図である。
【図6】この発明の一実施例の動作の流れを示す略線図
である。
【図7】この発明の一実施例の典型的な動作の流れを示
す略線図である。
【図8】この発明の一実施例におけるコマンドキューの
説明のための略線図である。
【図9】この発明の一実施例の動作の説明に用いる略線
図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 アプリケーションPC 3 ユーザI/F PC 4 上位コンピュータシステム 5 SMS GW PC 9 IDCネットワーク 11 VTR用IDC 12 ディスクレコーダ用IDC 21a〜21d VTR 23 ディスクレコーダ 102 アプリケーション・ソフトウェア 103 GUI 105a MTP 105b SMS 105c ルートIDC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/28 H04N 7/00 - 7/093

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VTR等のデバイスを複数組み合わせて
    なる映像音声の記録、再生または送出装置を用いる放送
    設備運用システムにおいて、 送出あるいは記録を行うための基本的情報のリストを作
    成するための第1の制御手段と、 ネットワークあるいはインターフェースを介して上記第
    1の制御手段と結合され、アプリケーション・ソフトウ
    ェアによって、上記第1の制御手段で作成された上記リ
    スト中のニュース、コマーシャル、番組等のイベントの
    時間的な遷移を制御するとともに、イベントのステータ
    スの監視を行なうための第2の制御手段と、 ネットワークあるいは共通メモリを介して上記第2の制
    御手段と結合され、上記第2の制御手段と予め定義され
    たコマンド群を使用して通信を行い、上記アプリケーシ
    ョン・ソフトウェアに対する、上記映像音声の記録、再
    生または送出装置内のデバイスの割り当てを制御する第
    3の制御手段と、 リアルタイム性が保証された通信を行うことができるネ
    ットワークあるいは共通メモリを介して上記第3の制御
    手段と結合され、上記映像音声の記録、再生または送出
    装置を構成するデバイスのドライバを含み、上記デバイ
    スをリアルタイムに制御する第4の制御手段とからな
    り、 上記予め定義されたコマンド群は、該当する映像音声信
    号のストリームをオープンし、オープンしたストリーム
    に対する指示を出すように、上記映像音声の記録、再生
    または送出装置内部の映像音声信号やその経路を制御
    ることを特徴とする放送設備運用システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の放送設備運用システム
    において、 上記第1の制御手段と上記第2の制御手段との間は、サ
    ーバーおよびクライアントの関係で構成され、上記リス
    トが上記第2の制御手段に送信され、上記第2の制御手
    段で実行中の上記アプリケーション・ソフトウェアのス
    テータスを上記第1の制御手段において表示することを
    特徴とする放送設備運用システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の放送設備運用システム
    において、 第2の制御手段と第3の制御手段との間は、サーバーお
    よびクライアントの関係で構成され、上記第2の制御手
    段から上記第3の制御手段に対して上記コマンドが送出
    されるとともに、上記第3の制御手段から上記第2の制
    御手段に対して上記コマンドの実行状態に関するステー
    タスが返され、 同時に実行されるべき複数のコマンドを指定されたトリ
    ガーとをリンクさせ、上記トリガーが実際に入力された
    時に上記複数のコマンドを同時に実行することを特徴と
    する放送設備運用システム。
  4. 【請求項4】 VTR等のデバイスを複数組み合わせて
    なる映像音声の記録、再生または送出装置を用いる放送
    設備運用方法において、 送出あるいは記録を行うための基本的情報のリストを作
    成するステップと、 上記リストを運用ソフトウェアにロードするステップ
    と、 上記リスト中の複数のイベントを順に処理し、イベント
    のスタートを準備するステップと、 指定されたトリガーが発生することによって、セットさ
    れているコマンドが対象とするデバイスのコントローラ
    に対して、上記コマンドの実行命令を通知するステップ
    と、 上記コマンドの状態を上記運用ソフトウェアに通知する
    ステップとからなることを特徴とする放送設備運用方
    法。
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