JP3535587B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3535587B2
JP3535587B2 JP30136694A JP30136694A JP3535587B2 JP 3535587 B2 JP3535587 B2 JP 3535587B2 JP 30136694 A JP30136694 A JP 30136694A JP 30136694 A JP30136694 A JP 30136694A JP 3535587 B2 JP3535587 B2 JP 3535587B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚紙や薄紙等の様々な
種類の画像記録媒体(以下「記録媒体」と略す。)上へ
の画像の形成を行う電子写真機等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー画像形成の多量化、高速化
を目的として、各記録色に対応する記録用発光光源と、
その駆動部と、感光ドラムと、現像器とを中心とする画
像形成部を有する画像形成装置が開発されるようになっ
てきた。そして、一般的にはマゼンダ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の4色の現
像器によって、感光ドラム上に潜像を現像し、その像を
記録媒体上で重ね合わせることでカラー画像を形成し、
記録媒体上に転写(記録)してカラー画像の形成が行わ
れることになる。
【0003】このような画像形成の構成をとることによ
り、記録媒体の搬送路に関しても、手差し給紙部からの
搬送の場合には、ほぼ直線的な記録媒体の搬送が可能と
なることから、湾曲し難い厚みのある記録媒体の搬送も
可能となってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、画像を記録する
記録媒体として、通常の用紙以外の厚紙など様々な記録
媒体を利用したいということが、利用上のニーズとして
挙げられており、上述したような構成の画像形成装置に
より、その実現が可能となってきている。
【0005】しかしながら、特に電子写真方式などの画
像形成においては、記録媒体の種類によって最適な画像
を形成するための各種の条件が異なるため、多種多様な
記録媒体へ画像形成を行うことは、画質の問題から困難
となっている。
【0006】例えば、厚さや材質といった異なる要因
(属性情報)を有する様々な記録媒体に対して画像形成
を行う場合、画像形成媒体上に形成された画像を記録媒
体上に転写するプロセスでは、記録媒体の種類という要
因が画質に大きな影響を与えることになる。そのため、
画質を最適にするためには、記録媒体の種類により転写
電流を変更する必要がある。また、記録媒体の種類によ
る画質の最適化のためには、転写の要因だけでなく、画
像データのγ補正や画像形成時の各種電位制御などの要
素においても、記録媒体の種類による最適化が必要とな
る。
【0007】また、粉体の現像剤により記録媒体上に形
成された画像を記録媒体上に定着させるプロセスにおい
て、一般的に用いられている加熱式の定着においては、
厚さや材質といった異なる要因を有する記録媒体に対し
て、定着に必要な熱量が異なるため、記録媒体の種類に
よって、定着温度や定着通過速度を切り替える必要があ
る。
【0008】さらに、記録媒体の厚みを検知すること
で、各種要素を制御する方法は一つの重要な方法である
が、各種要素を決めるファクターとして記録媒体の厚み
だけではなく、記録媒体の表面の粗さや白色度の違いな
どの要因もあるため、記録媒体の厚みだけが各種要素を
決めるファクターに必ずしも対応するものではなく、厳
密な制御においては問題となりうるという課題も挙げら
れている。
【0009】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、画像記録媒体の種類に応じて好適な画
像を形成することができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置は、画像情報を画像形成媒体上に形成し、その形成
した画像を画像記録媒体上に転写する画像形成装置にお
いて、使用する画像記録媒体の種類を入力する入力手段
と、前記画像記録媒体の属性情報を検出する検出手段
、前記検出手段により検出された属性情報に基づい
前記画像形成に供される画像記録媒体の種類を前記
入力手段によって入力された画像記録媒体の種類の中か
判別し、その判別した画像記録媒体の種類に応じて画
像形成を行うための制御情報を変更する制御手段とを有
することを特徴とするものである。
【0011】
【0012】請求項3記載の画像形成装置は、前記属性
情報は、厚み情報であることを特徴とするものである。
【0013】請求項4記載の画像形成装置は、前記画像
形成を行うための制御情報は、少なくとも転写電流値、
定着熱量及び画像データに対するγ補正のいずれか一つ
を含むことを特徴とするものである。
【0014】請求項5記載の画像形成装置は、前記入力
手段は、画像記録媒体の種類固有のバーコード情報の入
力により行うことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の画像形成装置によれば、入力手
段が、使用する画像記録媒体の種類を入力し、検出手段
が、画像記録媒体の属性情報を検出すると、制御手段
は、検出手段により検出された属性情報に基づいて、画
記録媒体の種類を入力手段によって入力された画像記
録媒体の種類の中から判別し、その判別した画像記録媒
体の種類に応じて画像形成を行うための制御情報を変更
する。一般に、一つの画像形成装置が使用される場
おいては、主に使用される画像記録媒体は、ほぼ同一種
のものであり、通常、画像形成装置のサプライサービス
の一貫としてその種類の決定がなされることが多い。こ
のような状況下において、画像記録媒体の種類の判別結
果に基づき画像形成の様々な要因を適当に変化させるこ
とが可能となる。
【0016】
【0017】請求項記載の画像形成装置によれば、制
御手段画像記録媒体の厚み情報に基づいて画像記録
媒体の種類を判別し、その画像記録媒体の種類に応じて
画像形成を行うための制御情報を変更する。これによ
り、画像記録媒体の厚みに応じて画質を最適にすること
ができる。
【0018】請求項記載の画像形成装置によれば、制
御手段画像記録媒体の種類に対応した少なくとも転
写電流値、定着熱量及び画像データに対するγ補正のい
ずれか一つを含む画像形成を行うための制御情報を制御
することによって画像形成を制御する。
【0019】請求項5記載の画像形成装置によれば、入
力手段は、記録媒体の種類固有のバーコード情報を入力
する。これにより、記録媒体の種類の入力が容易とな
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0021】図1は本発明の画像形成装置の適用例を示
す電子複写機の全体構成図である。
【0022】この電子複写機1は、複写機本体1aを有
し、この複写機本体1aの上面に、原稿を載置するため
の原稿台2と、この原稿台2上に載置された原稿を押さ
えるための原稿圧板3と、各種情報を表示するとともに
各種情報を入力可能なタッチパネル及び液晶ディスプレ
イ等を用いた入力手段としての表示操作部4Aとを配置
している。また、この複写機本体1aの内部には、原稿
の読取りや読み取った画像信号に対する種々の処理等を
行うリーダー部5と、このリーダー部5から送られてく
る各色のディジタル画像信号に応じてカラー画像を再現
するプリンタ部6とを配置している。
【0023】前記リーダー部5は、図1に示すように、
原稿台2と原稿圧板3との間に置かれた原稿を照射しな
がら矢印V方向に走査していくランプ50と、原稿から
の反射光像をRGB3色のフィルタによりRGBの各色
の信号に光電変換する光電変換器(CCD)51と、原
稿からの反射光像をCCD51上に結像するミラー群5
2及びレンズ53と、CCD51からの画像信号に所定
の処理を施す画像処理部54とを備えている。
【0024】このリーダー部5の画像処理部54を図3
を参照して説明する。図3は画像処理部54のブロック
図である。この画像処理部54は、CCD51からの画
像信号をサンプルホールドした後、A/D変換してRG
B三色のデジタル信号を生成するA/D変換・S/H部
540と、このA/D変換・S/H部540からの各色
成分データに対しシェーディング補正等を行うシェーテ
ィング補正部541と、このシェーティング補正部54
1から入力された信号をNTSC信号へ補正する入力マ
スキング部542と、変倍動作時には変倍処理を行う変
倍処理部543と、RGBのデータをCMYのデータに
変換するLOG変換部544と、このLOG変換部54
4からの画像データに対し圧縮、記憶、伸張等を行って
図示しないメモリに格納する圧伸部545と、この圧伸
部545のメモリに格納された画像データを、後述のプ
リンタ部6のそれぞれの色に同期して読み出してマスキ
ング処理を行うマスキング・UCR部546と、このマ
スキング・UCR部546の出力信号に対してγ補正を
行うγ補正部547と、このγ補正部547の出力信号
に対してエッジ強調処理を行ってCMYKの出力画像デ
ータを作成しプリンタ部6に送出するエッジ強調部54
8とを備えている。
【0025】前記プリンタ部6は、図1に示すように、
レーザー光を発生するレーザー素子600乃至603
と、レーザー光を画像形成媒体としての感光ドラム61
0上に走査させるポリゴンスキャナ604と、各色の同
期をとり、リーダー部5からの画像データに応じてレー
ザー素子600乃至603をMCYK独立に駆動してレ
ーザー素子600乃至603からのレーザービームを各
色の感光ドラム610上に走査するレーザー制御部60
5と、初段に設けられたマゼンタ(M)の画像形成部6
06と、マゼンタ(M)の画像形成部606と同様に構
成されたシアン(C)の画像形成部607、イエロー
(Y)の画像形成部608及びブラック(K)の画像形
成部609と、記録媒体Pを後述する転写ベルト618
上に給紙する給紙部621、622、再給紙部623及
び手差し給紙部624と、転写ベルト618により搬送
され、後述する感光ドラム610上に形成されたトナー
像が転写された記録媒体Pを定着前に搬送する搬送路6
25と、搬送路625を通過した記録媒体P上のトナー
像を記録媒体Pに加熱定着する定着器626Aと、画像
面を裏返して排出する裏面排紙を行う場合に、記録媒体
Pを反転して排出する反転搬送路627と、両面の画像
形成を行う場合に、定着された記録媒体Pに2面目の画
像形成を行うためにその記録媒体Pを反転搬送路627
から再給紙部623へと送り込むための再給紙搬送路6
28と、記録媒体Pを一度停止し、画像形成部606へ
の記録媒体Pの搬送タイミングを決定するレジストロー
ラ629と、初段のマゼンタ(M)の画像形成部606
への給紙搬送路に設けられ、記録媒体Pの厚みを検出す
る厚み検出センサ630とを具備している。
【0026】このプリンタ部6の画像形成部606は、
図1に示すように、レーザー光の露光により潜像を形成
する感光ドラム610と、この感光ドラム610上にト
ナー現像を行う現像器611と、この現像器611内に
配置され現像バイアスを印加し、トナー現像を行うスリ
ーブ612と、このスリーブ612上の現像剤からの反
射光量により現像剤濃度を検出する現像剤濃度センサ6
13と、感光ドラム610を所望の電位に帯電させる1
次帯電器614と、転写後の感光ドラム610の表面を
清掃するクリーナ615と、このクリーナ615で清掃
された感光ドラム610の表面を除電し、1次帯電器6
14において良好な帯電を得られるようにする補助帯電
器616と、感光ドラム610上の残留電荷を消去する
前露光ランプ617と、転写ベルト618の内部から放
電を行い、感光ドラム610上のトナー画像を記録媒体
(転写部材)Pに転写する転写帯電器619と、感光ド
ラム610上に形成される現像からの反射光量を検出す
る現像濃度センサ620とを備えている。
【0027】このプリンタ部6の厚み検出センサ630
を図を参照して説明する。図は厚み検出センサ63
0の一例を示す構成図である。この厚み検出センサ63
0は、光を記録媒体Pに向けて照射する発光ダイオード
631と、記録媒体Pの表面の反射面633で反射した
光を受光する受光位置センサ632とを備えている。こ
の受光位置センサ632は、受光位置センサ632に対
する入射位置が変化することにより、その入射位置に応
じたアナログ信号632aを出力するようになってい
る。このようなセンサ632での分解能は約十ミクロン
程度であり、電子写真のプロセスの各パラメータを変更
する必要が生じる程の記録媒体の厚みの違いの検出は可
能である。
【0028】図は本発明の第1の実施例の表示操作部
4に表示される設定モード画面の一例を示す図である。
この表示操作部4の設定モード画面には、「PG1」乃
至「PG9」で示すPGキー40と、設定終了時に押下
する設定終了キー41とが表示され、使用する各種の記
録媒体Pの登録を行えるようになっている。各PGキー
40には、記録媒体Pの種類を予め割り当てておき、各
記録媒体Pの種類に対応させてその記録媒体Pの画像形
成に関する制御情報を後述するROM11Aに記憶させ
ている。これらのPGキー40は、通常、市場で使用さ
れている用紙の種類を網羅するものである。サービス員
が設定モード画面に表示されているPGキー40のうち
使用する記録媒体Pの種類に対応するPGキー40を押
下することにより、選択されたPGキー40が反転表示
され、その記録媒体Pが選択されていることをサービス
員に表示するようになっている。同図は、「PG2」及
び「PG8」で示すPGキー40が選択され、反転表示
されている場合を示しており、その選択された記録媒体
Pの情報は、設定終了キー41の押下により設定モード
が終了して、後述するROM11Aに格納されている厚
みに関するデータDを厚み判定のしきい値としてRAM
12に記憶するようにしている。この登録操作は一般に
複写機1Aの設置時にサービス員により行われるサービ
スモードの一つとして実施されるものである。
【0029】図5は第1の実施例の制御系を示すブロッ
ク図である。
【0030】この第1の実施例の電子複写機1Aは、本
複写機1Aのシーケンス制御を司る中央処理装置(CP
U)10Aと厚み情報及び画像形成を行うための各種制
御情報等を含むシーケンスプログラムを格納しているR
OM11Aとからなる制御手段を具備し、そのCPU1
0Aのアドレスバス、データバスに、バッテリでバック
アップされ表示操作部4によって設定された記録媒体P
の種類情報に基づく記録媒体Pの厚みのしきい値などの
値を記憶するRAM12と、アナログ値をデジタル値に
変換するA/Dコンバータ13と、CPU10Aからの
命令により転写高圧をはじめとする各負荷のON/OF
F制御の信号を与えるI/Oポート14と、CPU10
Aからの命令により転写高圧をはじめとする各負荷のア
ナログ制御を行うためのアナログ制御値を生成するD/
Aコンバータ15と、前記表示操作部4とを各々接続し
ている。また、A/Dコンバータ13には、記録媒体P
の厚みの検出を行う前記厚み検出センサ630を接続
し、I/Oポート14及びD/Aコンバータ15には、
転写高圧発生回路16を接続している。この転写高圧発
生回路16は、D/Aコンバータ15からのアナログ制
御値に比例した転写高圧を、I/Oポート14からのO
N信号に基づいて発生するようになっている。このよう
に、厚み検出センサ630を給紙搬送路上に設けること
により、これから画像形成を行うために給紙された記録
媒体Pに対して、画像形成を行う前に、その厚みの検出
を行うことができる。そして、記録媒体Pの厚みとして
検出されたアナログ信号を、A/Dコンバータ13によ
りデジタル値に変換する。
【0031】前記CPU10Aは、厚み検出センサ63
0が検出した厚み検出結果に基づいて画像形成に供され
る記録媒体Pの種類を判別し、その判別した記録媒体P
の種類と表示操作部4にて入力された記録媒体Pの種類
とが一致するか否かを判定し、一致する場合は、その記
録媒体Pの種類に応じて画像形成を行うための制御情報
制御を行い、一致しない場合は、警告や画像形成停止
等の画像形成禁止処理を行うものである。このCPU1
0Aが行う画像形成制御では、検出された記録媒体Pの
厚み検出値と入力された記録媒体Pの種類とによって決
定される制御データをD/Aコンバータ15に送出する
ことで、最適なアナログ制御値をD/Aコンバータ15
により生成するとともに、I/Oポート14により負荷
のON信号を生成し、画像形成のタイミングに合わせ
て、転写高圧発生部16を制御して記録媒体Pの厚みに
応じた量の転写高圧の印加を行うようになっている。こ
こで、前記判定は、CPU10Aによる演算や、ルック
アップテーブルによる数値変換などで実施可能である。
【0032】前記ROM11Aには、前述したようにシ
ーケンスプログラムを格納しているとともに、例えば、
「PG2」に対応する厚み範囲D2L〜D2U、「PG8」
に対応する厚み範囲D8L〜D8Uの如く、各PGnに対応
して記録媒体Pの厚み情報Dnが格納されている。
【0033】次に、第1の実施例の動作を図6及び図7
のフローチャートに従って説明する。図6は記録媒体P
の設定処理を示すフローチャート、図7は記録媒体Pの
種類に応じた転写高圧の制御を行うシーケンスを示すフ
ローチャートである。
【0034】まず、図6のフローチャートに従い、記録
媒体Pの設定処理を説明する。なお、この設定処理は、
複写機1Aの設置時のサービス員による登録操作に基づ
いて行うものとする。
【0035】サービス員が、設定モードを選択すると、
CPU10Aは、選択された設定モードを実行する。C
PU10Aは、この設定モードの実行に伴い、表示操作
部4に図2で示すような設定モード画面を表示する(S
1)。なお、各PGキー40は「PG」の状態を示すフ
ラグFPGnの値によりその表示色が決定されている。
CPU10Aは、設定終了キー41の入力を確認し続け
ると共に(S2)、各記録媒体Pの種類に対応するPG
キー40の入力を確認する(S3)。サービス員が、P
Gキー40を押下して入力すると、CPU10Aは、そ
の入力されたPGキー40に対応するフラグFPGn
現在の状態と異なる状態に変更する(S4)。そして、
CPU10Aは、フラグFPGnの状態に基づきPGキ
ー40の表示を変更する(S5)。この一連の入力操作
を繰り返す。サービス員が、設定を終え、設定終了キー
41を押下して入力すると(S2)、CPU10Aは、
その設定終了キー41の入力により、設定モードから抜
け、各「PG」のフラグFPGnが1であるか否かを判
断し(S6、7、8、10)、フラグが1である「PG
n」については、対応する厚みに関するデータDnをRO
M11Aから読み出してRAM12に格納する(S
9)。図2に示すように、前記ステップS3において、
「PG2」及び「PG8」で示すPGキー40が押下さ
れたとすると、RAM12には、「PG2」に対応する
厚み範囲D2L〜D2U、「PG8」に対応する厚み範囲D
8L〜D8Uが格納される。このようにして使用する記録媒
体Pの設定処理が終了する。
【0036】次に、図7のフローチャートに従い、記録
媒体Pの種類に応じた転写高圧の制御を説明する。
【0037】利用者は、表示操作部4を操作して画像形
成を行うための各種モードの設定を行い(S11)、表
示操作部4を操作してコピースタートを入力すると(S
12)、CPU10Aは、給紙シーケンスを開始する
(S13)。そして、厚み検出センサ630は、CPU
10Aの制御の下に、レジストローラ629が記録媒体
Pを挟持した時点で厚みの検出を行い、その検出結果を
A/Dコンバータ13に入力する。A/Dコンバータ1
3は、入力されたアナログの厚み検出結果をデジタル化
した厚み値DとしてCPU10Aに出力する(S1
4)。CPU10Aは、選択された「PG2」に対応す
る厚み範囲D2L〜D2U内にあるか否か判定し(S1
5)、その範囲内にある場合は、転写高圧のアナログ制
御量を規定する制御データCをC=C2 とする(S1
6)。また、CPU10Aは、選択された「PG8」に
対応する厚み範囲D8L〜D8U内にあるか否か判定し(S
17)、その範囲内にある場合は、転写高圧のアナログ
制御量を規定する制御データCをC=C8とする(S1
8)。厚み値Dが前記厚み範囲D2L〜D2U及びD8L〜D
8U以外の場合は、制御データCをC=C0 とし(S1
9)、使用されている記録媒体Pが登録されている記録
媒体ではない旨を伝える警告画面を表示操作部4に表示
し(S20)、このままコピー動作を実行するか否かを
利用者からの入力により判断する(S21)。ここで、
コピー実行を行わない場合、シーケンスは終了する。コ
ピー実行の場合、「PG2」、「PG8」と判断された
場合と同様に、制御データCをD/Aコントバータ15
に送出し、制御データCに対応したアナログ制御量を設
定し(S22)、そのアナログ制御量に基づいた転写高
圧の発生を含む画像形成シーケンスを行い(S23)、
処理を終了する。
【0038】なお、ここでは、登録された記録媒体Pの
種類が「PG2」、「PG8」の2種類であり、CPU
10Aが比較演算による場合分けを行い、制御量を決定
するシーケンスを例としたが、区分数や制御量の決定方
法はこれに限定されるものではない。
【0039】このような第1の実施例によれば、記録媒
体Pの厚みを検出する厚み検出部630と記録媒体Pの
種類を設定入力する表示操作部4とを設け、それを併用
することで、記録媒体Pの種類を正確に判別でき、その
判別結果に基づき画像形成の様々な要因を適当に変化さ
せることで、その記録媒体Pに好適な画像の形成を可能
とすることができる。また、指定用紙以外などの画像形
成や用紙搬送に問題が発生すると考えられるような記録
媒体Pの場合には、操作者に対する警告や画像形成停止
等の画像形成禁止処理により、機械の異常の発生を未然
に防止することができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
【0041】第2の実施例の電子複写機1Bは、第1の
実施例と同様に、複写機本体1aを有し、この複写機本
体1aの上面に、原稿台2と、原稿圧板3と、各種情報
を表示するとともに各種情報を入力可能なタッチパネル
及び液晶ディスプレイ等を用いた入力手段としての表示
操作部4とを配置している。また、この複写機本体1a
の内部には、第1の実施例と同様に、リーダー部5と、
プリンタ部6とを配置している。
【0042】前記表示操作部4は、使用する記録媒体P
を登録する際に、設定モード画面を表示し、その設定モ
ード画面には、設定終了キーを表示するようになってい
る。
【0043】また、第1の実施例では、使用する記録媒
体Pの種類を入力する手段として表示操作部4を用いた
が、この第2の実施例の電子複写機1Bは、その代わり
に、記録媒体Pに付されたバーコードを読み取るバーコ
ードリーダー部17を具備している。
【0044】近年、カメラの画質調整に始まり、複写機
においても、特徴づけた画質サンプルに対してバーコー
ドを付し、そのバーコードを読み込むことでその画像サ
ンプルの特徴を表現する各種設定を変更するような画質
調整を行うことが実施されてきている。このような機種
においては、入力手段としてバーコードリーダーの利用
が可能となる。また、通常の各記録媒体Pには流通上で
用いられるバーコードガつけられており、これを読み込
むことにより記録媒体Pの種別入力が行える。設定モー
ドにおいて、使用する各種記録媒体Pのバーコードを読
み込み、その読み込まれた記録媒体Pの種類を認識し、
認識された記録媒体Pの厚みに関するデータDを第1の
実施例と同様にROM11BからRAM12に読み込む
ことが可能である。
【0045】図8は定着器626の概略構成図である。
この定着器626は、回転自在に配設され内部に加熱手
段としてハロゲンランプなどの加熱ヒーター906aを
備えた定着ローラ901と、加熱手段としてハロゲンラ
ンプなどの加熱ヒーター906bを備え、定着ローラ9
01に圧接しながら回転して定着ローラ901との間で
記録媒体Pを挟持する加圧ローラ902と、離型剤供給
塗布手段としての離型剤塗布装置903と、クリーニン
グ装置904a、904bと、定着ローラ901及び加
圧ローラ902の一方又は両方の表面に当接され、その
ローラの温度を測定する手段としてのサーミスタなどの
温度測定部907と、加圧ローラ902を回転駆動する
モータ908とを具備し、両ローラ901、902間で
記録媒体Pを挟持することで記録媒体(転写媒体)P上
の未定着の現像剤像を、加熱及び加圧して転写媒体に定
着を行う熱ローラ定着方式のものである。温度測定装置
907は、検出した温度の信号を、CPU10に出力す
るものである。
【0046】図9は第2の実施例の制御系を示すブロッ
ク図である。
【0047】この第2の実施例の電子複写機1Bは、本
複写機1Bのシーケンス制御を司る中央処理装置(CP
U)10Bと厚み情報及び画像形成を行うための各種制
御情報等を含むシーケンスプログラムを格納しているR
OM11Bとからなる制御手段を具備し、そのCPU1
0Bのアドレスバス、データバスに、バーコードリーダ
ー部17によって入力された記録媒体Pの種類情報に基
づく記録媒体Pの厚みのしきい値などの値を記憶するR
AM12と、アナログ値をデジタル値に変換するA/D
コンバータ13と、記録媒体Pの種類の入力を行うバー
コードリーダー部17と、CPU10Bからのデータに
基づき変化する周波数の信号を発生するタイマー回路1
8と、CPU10Bからの命令により各負荷のON/O
FF制御の信号を与えるI/Oポート14と、I/Oポ
ート14からのON信号に基づき加熱ヒーター906
a、906bに電流を供給するヒーター駆動回路19
と、I/Oポート14からのON信号によりON/OF
Fされ、タイマー回路18からの基準周波数信号に応じ
た回転速度でモータ908を駆動するモータ駆動部19
と、ヒータ906a、906bを駆動するヒータ駆動部
20とを具備している。
【0048】前記CPU10Bは、温度測定部907か
ら入力された温度の情報を基に、ローラ901、902
の表面温度が定着に必要な温度範囲T1 〜T2 の範囲に
維持されるように、ヒーター駆動部20の制御を行うよ
うになっている。このように、定着温度の制御はCPU
10Bが管理する温度範囲値T1 、T2 を変更すること
で可能となる。また、CPU10Bは、次のように定着
速度の制御を行うようになっている。通常、定着器のよ
うに回転駆動を行うためにかなり大きな負荷トルクを要
する場合には、前記モータ908には、DCモータが適
用される。このDCモータでは、ロータの回転周波数を
ホール素子などで検出し、その周波数に基準周波数に対
するPLL制御を行うことで回転数制御を行うことがで
きる。そのため、回転速度の変更は基準周波数を変更す
ることで可能となる。入力された記録媒体Pの種類と記
録媒体Pの厚みを検出結果とに基づき、温度設定範囲の
値を変更することで、定着温度を変更し、定着駆動モー
タの回転基準周波数をカウンタ回路などによるタイマ回
路18により制御することにより、定着速度の制御が可
能となる。なお、記録媒体Pの厚みの値に対するそれぞ
れの制御値の生成については、第1の実施例と同様に、
CPU10Bによる演算やルックアップテーブルの利用
などが考えられる。また、定着速度の設定においては、
上記のタイマー回路18の使用以外にも、複数の基準周
波数の中から一つの周波数を選択するような回路によっ
ても実現可能である。
【0049】次に、第2の実施例の記録媒体Pの設定処
理を図10のフローチャートに従い説明する。
【0050】サービス員が、設定モードを選択すると、
CPU10Bは、選択された設定モードを実行する。C
PU10Bは、この設定モードの実行に伴い、表示操作
部4に設定モード画面を表示する(S21)。設定終了
キーの入力を確認し続けると共に(S22)、バーコー
ドリーダー部17からの入力を確認する(S23)。サ
ービス員の操作によりバーコードリーダー部17からの
入力があった場合、CPU10Bは、その入力に対応す
る記録媒体Pの種類を判別し(S24)、そして、その
判別した記録媒体Pの種類に対応する厚みD及び制御情
報をROM11Bから読み出してRAM12に格納し
(S25)、この一連の入力操作を繰り返す。サービス
員が、設定を終え、設定終了キーを押下して入力すると
(S22)、CPU10Bは、その設定終了キーの入力
により、設定モードを終了する。
【0051】記録媒体Pの厚みが厚い程、裏面から加え
られる熱量が定着に関与できなくなるために、結果とし
て、より多くの熱量を与える必要が生じる。このよう
に、画像形成時の可変可能な定着熱量の制御要因とし
て、定着温度と定着速度の2点がある。つまり、より熱
量を必要とする場合、定着温度はより高く、定着速度は
より遅くなるように制御を行えばよい。従って、第2の
実施例によれば、第1の実施例の転写高圧の例のよう
に、記録媒体Pの種類の違いを考慮し、電子写真プロセ
スのパラメータとして定着熱量制御を行うことにより、
最適な画質の維持を行うことができる。
【0052】記録媒体Pの種類の違いによって、最適な
画質を維持するために、転写高圧の制御を行う例を第1
の実施例で述べたが、転写高圧は一回の画像形成の間で
は同一であり、一画像の中での画像の濃淡での転写特性
の記録媒体Pの厚みによる違いなどに対応しきれない。
そのため、各画素の濃度に応じた制御を行う場合には、
γ補正などのデジタル的な画像処理の要因の制御が必要
となる。従って、熱量制御と同様に、記録媒体Pの種類
に応じて画像処理のγ補正係数を変更することも可能で
ある。また、本実施例では手差し給紙部624からは直
線的な給紙が可能であることから、多種多様な記録媒体
Pが給紙されるのに対して、その他の給紙部からはいわ
ゆる通常の記録媒体Pが給紙される。そのため、登録指
定した記録媒体Pの種類の判別結果に基づいた画像形成
モードの設定は、給紙部によってその適用を変更するこ
とも可能である。そこで、そのような処理を可能とした
第3の実施例を次に説明する。
【0053】この第3の実施例の電子複写機1Cは、第
2の実施例と同様に、複写機本体1aを有し、この複写
機本体1aの上面に、原稿台2と、原稿圧板3と、各種
情報を表示するとともに各種情報を入力可能なタッチパ
ネル及び液晶ディスプレイ等を用いた入力手段としての
表示操作部4とを配置している。また、この複写機本体
1aの内部には、第2の実施例と同様に、リーダー部5
と、プリンタ部6とを配置している。
【0054】図11は第3の実施例の制御系を示すブロ
ック図である。
【0055】この第3の実施例の電子複写機1Cは、本
複写機1Cのシーケンス制御を司る中央処理装置(CP
U)10Cと厚み情報及び画像形成を行うための各種制
御情報等を含むシーケンスプログラムを格納しているR
OM11Cとからなる制御手段を具備し、そのCPU1
0Cのアドレスバス、データバスに、表示操作部4によ
って設定された記録媒体Pの種類情報に基づく記録媒体
Pの厚みのしきい値などの値を記憶するRAM12と、
アナログ値をデジタル値に変換するA/Dコンバータ1
3と、γ補正部547と、第2の実施例と同様のバーコ
ードリーダー部17とを各々接続している。なお、この
第3の実施例は、図示は省略するが、第2の実施例と同
様に、モータ駆動部19及びヒータ駆動部20を具備し
ている。
【0056】前記γ補正部547は、γ補正を行うルッ
クアップテーブル(LUT)を備えている。このLUT
には、各バンクB0〜B3ごとに記録媒体Pの厚みの違
いに応じたγ特性を示す内容が記録されている。γ補正
部547は、I/Oポート14から送出されたバンクの
選択信号S0、S1に基づいてバンクを選択し、入力さ
れた画像データに対して記録媒体Pの厚みに応じたγ特
性に従い補正するものである。
【0057】前記CPU10Cは、記録媒体Pの種類の
判定結果に基づきγ補正部547中のγ補正を行うルッ
クアップテーブル(LUT)のバンクの選択信号S0、
S1をI/Oポート14により生成し、LUTに送出す
るものである。このように、バンク選択信号S0、S1
によりバンクの選択を行うことで、画像データはその検
出された記録媒体Pの厚みに応じたγ特性に従って補正
され、その補正された画像データに基づき画像形成を行
うことで、記録媒体Pの厚みに応じた画像形成が可能と
なる。
【0058】次に、第3の実施例の記録媒体Pに応じた
定着熱量及びγ補正の制御を行うシーケンスのフローチ
ャートを示す。
【0059】利用者は、表示操作部4を操作して給紙部
の設定を含む画像形成を行うための各種モード設定を行
い(S31)、表示操作部4を操作してコピースタート
を入力すると(S32)、CPU10Cは、給紙シーケ
ンスを開始する(S33)。そして、厚み検出センサ6
30は、CPU10Cの制御の下に、レジストローラ6
29が記録媒体Pを挟持した時点で厚みの検知を行い、
その検知結果をA/Dコンバータ13に入力する。A/
Dコンバータ13は、入力されたアナログの厚み検知結
果をデジタル化した厚み値DとしてCPU10Cに出力
する(S34)。CPU10Cは、選択された「PG
2」が厚み範囲D2L〜D2U内にあるか否か判定し(S3
5)、その範囲内にある場合、定着ローラ901、90
2の温度を規定する制御データCTをCT=CT2と
し、定着速度を規定する制御データCSをCS=CS2
とし、γテーブル選択信号をS0=0、S1=1とする
(S36)。厚み値Dが厚みの範囲D4L〜D4Uの間にあ
るか否かを判定し(S37)、その範囲内にある場合、
定着ローラ温度を規定する制御データCTをCT=CT
4とし、定着速度を規定する制御データCSをCS=C
S4とし、γテーブル選択信号S0=1、S1=0とす
る(S38)。厚み値Dがそれ以外の場合、給紙部フラ
グを確認する。手差し給紙部624からの給紙を示すP
F=0の場合は、検出された厚み値Dに基づき、最も適
当とされるデータである定着ローラ温度制御データCT
=CT0、定着速度制御データCS=CS0及びγテー
ブル選択信号S0=1、S1=0を決定する(S3
1)。そして、定着制御温度を制御データCTに基づき
変更し、定着速度制御データCSに基づきタイマ回路1
8を設定することでモータ駆動部19に周波数を送出
し、γ補正テーブルの選択信号S0、S1をγ補正テー
ブルに送出する(S32)。そして、これらの制御量に
基づいた定着熱量による加熱定着及びγ補正を含む画像
形成シーケンスを行い(S33)、処理を終了する。ま
た、前記ステップS39でPF=0以外の場合、記録媒
体Pが登録されたものでないため画像形成できない旨の
表示を行い、レジストローラ部に挟持されている記録媒
体Pを取り除かせるようなエラー処理を行い(S4
0)、処理を終了する。なお、厚み値D2L〜D2U、D4L
〜D4Uは、予めバーコードリーダー部17により読み込
み登録された記録媒体Pの種類の「PG2」、「PG
4」の厚み範囲を示す値である。
【0060】ここでは、媒体の厚みを3区分に分け、C
PUが制御量を決定するシーケンスを例としたが、区分
数や制御量の決定方法はこれに限定されるものではな
い。
【0061】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0062】請求項1記載の発明によれば、検出手段に
より検出された属性情報に基づいて、画像形成に供され
る画像記録媒体の種類を入力手段によって入力された画
像記録媒体の種類の中から判別し、その判別した画像記
録媒体の種類に応じて画像形成を行うための制御情報を
変更するので画像記録媒体の種類に応じて好適な画像
を形成することができる画像形成装置を提供することが
できる。
【0063】
【0064】請求項記載の発明によれば、画像記録媒
体の厚みに応じて画質を最適にすることができる。
【0065】請求項記載の発明によれば、転写電流
値、定着熱量及び画像データに対するγ補正等を制御し
て、画像記録媒体の種類に応じて好適な画像を形成する
ことができる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体構成図である。
【図2】本実施例の厚み検知センサの構成図である。
【図3】本実施例の画像処理部のブロック図である。
【図4】第1の実施例の表示操作部の設定モード画面の
一例を示す図である。
【図5】第1の実施例の制御系を示すブロック図であ
る。
【図6】第1の実施例の記録媒体の設定処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】第1の実施例の転写高圧の制御を行うシーケン
スを示すフローチャートである。
【図8】第2の実施例の定着器の構成図である。
【図9】第2の実施例の制御系を示すブロック図であ
る。
【図10】第2の実施例の記録媒体の設定処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】第3の実施例の制御系を示すブロック図であ
る。
【図12】第3の実施例の定着熱量制御及びγ補正制御
を行うシーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A、1B、1C 電子複写機(画像形成装置) 4A 表示操作部(入力手段) 10A、10B、10C CPU(制御手段) 11A、11B、11C ROM(制御手段) 12 RAM 17 バーコードリーダー部(入力手段) 547 γ補正部 630 厚み検出センサ(検出手段) P 記録媒体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−16475(JP,A) 特開 平5−341604(JP,A) 特開 平5−43091(JP,A) 特開 平7−210059(JP,A) 特開 平6−113112(JP,A) 特開 平4−138485(JP,A) 特開 平6−167849(JP,A) 特開 平7−43967(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 512 G03G 15/00 303 G03G 15/00 510 G03G 15/20 109

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を画像形成媒体上に形成し、そ
    の形成した画像を画像記録媒体上に転写する画像形成装
    置において 使用する画像記録媒体の種類を入力する入力手段と、 記画像記録媒体の属性情報を検出する検出手段と 前記検出手段により 検出された属性情報に基づいて
    記画像形成に供される画像記録媒体の種類を前記入力手
    段によって入力された画像記録媒体の種類の中から判別
    し、その判別した画像記録媒体の種類に応じて画像形成
    を行うための制御情報を変更する制御手段 有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記属性情報は、厚み情報であることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成を行うための制御情報は、
    少なくとも転写電流値、定着熱量及び画像データに対す
    るγ補正のいずれか一つを含むことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
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