JP3535390B2 - 露光マスクの検査方法および測長箇所を探索するプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

露光マスクの検査方法および測長箇所を探索するプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP3535390B2
JP3535390B2 JP24986798A JP24986798A JP3535390B2 JP 3535390 B2 JP3535390 B2 JP 3535390B2 JP 24986798 A JP24986798 A JP 24986798A JP 24986798 A JP24986798 A JP 24986798A JP 3535390 B2 JP3535390 B2 JP 3535390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure mask
slope
pattern
correlation curve
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24986798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000081697A (ja
Inventor
耕治 橋本
茂樹 野嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP24986798A priority Critical patent/JP3535390B2/ja
Priority to US09/389,090 priority patent/US6334209B1/en
Publication of JP2000081697A publication Critical patent/JP2000081697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3535390B2 publication Critical patent/JP3535390B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/82Auxiliary processes, e.g. cleaning or inspecting
    • G03F1/84Inspecting

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置のリソグラフィ工程に使用される露光マスクの検査
に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のメモリデバイスの価格破壊によ
り、半導体デバイスの微細化が急速な勢いで進んでい
る。この微細化はメモリデバイスのみならず、高速動作
が要求されるRISCチップなどのロジックデバイスに
も及んでいる。そして、デバイスによっては、ロジック
デバイスの微細化がメモリデバイスのそれよりも先行す
る現象がおこっている。すなわち、今までメモリデバイ
スが担っていた微細プロセスのテクノロジドライバとし
ての役割を一部、ロジックデバイスが担う時代となって
きた。この傾向に伴い、ロジックのデバイス的な特徴を
考慮した微細プロセステクノロジの開発がますます重要
になってきている。
【0003】さらに近年、この微細化の加速に伴い、マ
スク寸法ばらつきがウェーハパターン寸法に与える影響
が無視できなくなってきている。それにより、マスク出
荷時のマスク規格保証(寸法、欠陥など)もますます厳
しいものになってきている。
【0004】従来、DRAMなどの先端の高集積メモリ
デバイスでは、マスク寸法の面内規格保証を、メモリセ
ル部から測長箇所を数箇所抽出し、各測長箇所において
マスクの寸法を測長することにより行っていた。これ
は、メモリセル部のパターンが他のパターンに比べ、寸
法的に厳しく、かつチップ内のある程度の面積(50−
60%)を占めていること、および基本的に繰り返しパ
ターンで形成されていることから、寸法の規格決めが比
較的容易であることによる。
【0005】ところがロジックデバイスは、基本的に回
路パターンがランダムであり、メモリデバイスのメモリ
セル部のように繰り返しパターンで形成される箇所がほ
とんどない。このため、ロジックデバイスでは、メモリ
デバイスのように寸法を測長するのに適切な測長箇所を
メモリセル部より抽出し、この測長箇所で測長してマス
ク寸法を保証する、という手法は基本的に使えない。
【0006】このような事情により、現状のロジックデ
バイスでは、測長用の繰り返しパターン、例えばライン
・アンド・スペース(以下L/S)パターンを、カーフ
部(チップとチップとの境界部)に配置しておき、この
寸法を測長し、マスクの面内寸法の規格保証を行う、と
いう手法をとっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、測長用
のL/Sパターンをカーフ部に配置する手法では、露光
マスクの面内寸法の規格保証を、プロセス的、デバイス
的に真に保証すべき箇所のパターン寸法によって行うこ
とはできない。
【0008】また、カーフ部は、基本的に露光ショット
の端部となる場合が多い。このため、実際にデバイスと
して機能する露光エリアでのパターン寸法をモニタでき
ない、という事情がある。
【0009】この発明は、上記の事情に鑑み為されたも
ので、その目的は、ランダムな回路パターンを持つ半導
体集積回路装置の露光マスクであっても、露光マスクの
面内寸法の規格保証を、真に保証すべき箇所の寸法によ
って行うことができ、かつ露光エリアでのパターン寸法
のモニタも可能とする露光マスクの検査方法を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明では、露光マスクの寸法変動とレジストの
寸法変動との相関曲線の傾きを算出し、前記相関曲線の
傾きが大きい箇所を抽出し、前記抽出された相関曲線の
傾きが大きい箇所から、前記露光マスクの寸法を測長す
る測長箇所を選ぶことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。 [第1の実施形態]図1は、この発明の第1の実施形態
に係る露光マスクの検査方法を示す流れ図である。
【0012】まず、図1に示ように、工程ST.1にお
いて、マスク検査を行う露光マスクのCADレイアウト
(マスクパターン)をシミュレータに入力する。入力し
たCADレイアウトを図2(A)に示す。図2(A)に
示すCADレイアウトは、0.18μmのデザインルー
ルで形成されるロジックデバイスの素子分離パターンの
一部である。
【0013】図2(A)に示すように、ロジックデバイ
スの素子分離パターンは、L/Sのような繰り返しパタ
ーンが少なく、ほとんどがランダムな配置になってい
る。次に、工程ST.2において、シミュレーションパ
ラメータをシミュレータに入力する。シミュレーション
パラメータは、露光装置の光学条件およびレジストプロ
セス条件を少なくとも含み、実際のリソグラフィ工程を
シミュレータ内に再現するものである。光学条件として
は、露光波長、レンズ開口数(NA)、コヒーレンスフ
ァクタ(σ)を挙げることができ、レジストプロセス条
件としては、レジストの膜厚および光学定数(n、
k)、現像速度などを挙げることができる。
【0014】次に、工程ST.3において、露光量を設
定する。第1の実施形態では、露光量を、マスクバイア
ス“0”の条件(マスク寸法と設計寸法との変換差がゼ
ロ)下で0.18μmの孤立ラインパターンがレジスト
に、所望の寸法値通り得られる量に設定している。
【0015】次に、工程ST.4において、光学シミュ
レーション回数を設定する。詳しくは下記するが、この
発明では、光学シミュレーションを数回行う。次に、工
程ST.5において、与えられたシミュレーションパラ
メータ、および露光量で、光学シミュレーションを開始
する。このとき、マスクバイアスは“0”である。
【0016】次に、工程ST.6において、マスクバイ
アス“0”のときのレジストパターンの寸法値を算出す
る。図2(B)は、図2(A)に示すCADレイアウト
を、マスクバイアス“0”の条件下で光学シミュレーシ
ョンして得た光学像であり、輪郭をプロットしたもので
ある。
【0017】この発明では、上記の光学シミュレーショ
ンを、マスクバイアスを変化させて、何回か行う。マス
クバイアスを変化させることは、CADレイアウト、即
ち露光マスクのマスクパターン寸法を変動させることと
等価である。この第1の実施形態では、上記の光学シミ
ュレーションを、マスクバイアスを変化させて3回行
う。即ち、工程ST.4で設定した設定回数は“3”で
ある。レジストパターンの寸法値は、3回の光学シミュ
レーションにおいてそれぞれ算出される。
【0018】工程ST.7は、光学シミュレーションの
回数が設定回数か否かを判断する工程である。この第1
の実施形態では、3回の光学シミュレーションを終えた
か否かが判断される。終えていない場合(NO.)に
は、工程ST.8において、マスクバイアスを変更す
る。マスクバイアスはCADレイアウト上で一律に変更
される。CADレイアウトのパターンピッチが特定の部
分のみ極度に変化しないようにするためである。マスク
バイアスを変更する量は、デザインルールの5%〜10
%程度が目安である。この第1の実施形態では、まず、
マスクバイアス“0”から“+20nm”に変更した。
【0019】マスクバイアスを変更した後、工程ST.
5に戻り、マスクバイアス“+20nm”の条件下で、
再度光学シミュレーションを開始する。このとき、シミ
ュレーションパラメータや露光量は変更しない。
【0020】次に、工程ST.6において、マスクバイ
アス“+20nm”のときのレジストパターンの寸法値
を算出する。即ち、マスクバイアス“+20nm”で、
図2(B)に相当する光学像を得る。
【0021】次に、工程ST.7において、所定回数の
光学シミュレーションを終えたか否かを判断し、終えて
いない(NO.)と判断すると、工程ST.8におい
て、マスクバイアスを“+20nm”から“−20n
m”に変化させる。
【0022】この後、工程ST.5において、マスクバ
イアス“−20nm”で、光学シミュレーションを行
い、工程ST.6において、マスクバイアス“−20n
m”の条件下で、レジストパターンの寸法値を算出す
る。このときも、マスクバイアスのみを変化させ、シミ
ュレーションパラメータや露光量は変化しない。
【0023】以上により、マスクバイアス“0”のと
き、マスクバイアス“+20nm”のとき、並びにマス
クバイアス“−20nm”のときそれぞれの、レジスト
パターンの寸法値が求められる。
【0024】工程ST.7において、所定回数の光学シ
ミュレーションを終えた、と判断した場合(YES.)
には、露光マスクの測長に最適な箇所を抽出する工程に
入る。
【0025】測長に最適な箇所を抽出するために、この
発明では、“MEF(Mask CDdeviation Enhancement
Factor )”を利用する。“MEF”は、露光マスク
のパターン寸法のばらつきが、ウェーハに形成されたパ
ターン寸法に与える影響を定量化するファクタである。
“MEF”は、下記の文献に開示されている。“Electr
ical Characterization of Across-field Lithografic
Performance for 256 M bit DRAM Technologies”, Pr
oc. SPIE in Symposium Photomask and X-Ray Mask Tec
hnology II, Hideo Yoshikawa, Editor, Vol.2512,pp.2
18-225,1995.(J. Iba, K. Hashimoto, R. Ferguson,
T. Yanagisawa andD. Samuels)図3は、“MEF”を説
明するための図である。
【0026】図3に示すように“MEF”は、パターン
ピッチが一定の条件における、露光マスクの寸法変動
(ΔLm)とレジストの寸法変動(ΔLr)との傾き
(ΔLr/ΔLm)として定義される。MEFは露光条
件、設計寸法、パターンレイアウト、レジスト条件等に
依存する。
【0027】図3からも分かるように、露光マスクのパ
ターン寸法のばらつきは、“MEF”を乗じることによ
り、レジストのパターン寸法のばらつきとなる。即ち
“MEF>1”のとき、レジストのパターン寸法のばら
つきは、露光マスクのパターン寸法のばらつきよりも、
エンハンスされることになる。この“MEF”を利用す
れば、露光マスクのパターンの中で、その寸法のばらつ
きが、レジスト寸法のばらつきをエンハンスさせる箇所
を知ることができる。つまり、露光マスクのパターン寸
法のばらつきを、より厳しく管理すべき箇所を特定でき
る。
【0028】上記の事項を利用し、第1の実施形態で
は、工程ST.9において、CADレイアウトの全ての
パターンにおける“MEF”を算出する。工程ST.9
では、“MEF”を、レジストパターンの線幅寸法(Δ
CDresist)/CADレイアウトパターンの線幅寸法(Δ
CDmask)と定義して算出する(CD:Critical Dimension
) 。
【0029】図4は、工程ST.9で算出された“ME
F”を、CADレイアウト上に分布図として示した図で
ある。図4に示すように、“MEF”は、CADレイア
ウト上で均一に現われるのでなく、様々な値で現われ
る。“MEF”が大きい箇所は、CADレイアウトパタ
ーンの寸法ばらつきが、レジストパターンの寸法ばらつ
きをエンハンスさせる箇所である。即ち、露光マスクの
パターン寸法のばらつきを、より厳しく管理すべき箇所
である。
【0030】次に、工程ST.10において、CADレ
イアウトパターンの中から、比較的“MEF”が大きい
箇所を抽出する。この第1の実施形態では、“MEF”
が大きいか小さいかを判断するための基準値を1.5に
設定した。そして、図4に示すように、“MEF”が
1.5以上となる箇所A、Bを、“MEF”が大きい箇
所として抽出した。
【0031】次に、工程ST.11において、抽出され
た箇所A、Bを、露光マスクの寸法を測るための測長箇
所に指定する。このような第1の実施形態に係る露光マ
スクの検査方法であると、(1) CADレイアウトパ
ターンの“MEF”を算出し、(2) CADレイアウ
トパターンの中から、“MEF”が大きい箇所を抽出
し、(3) 抽出された“MEF”が大きい箇所を、露
光マスクの寸法を測る測長箇所に指定する。
【0032】上記構成を有する露光マスクの検査方法で
あると、露光マスクの寸法を厳しく管理すべき箇所を、
測長箇所に指定できる。よって、露光マスクの面内寸法
の規格保証を、真に保証すべき箇所の寸法によって行う
ことが可能となる。
【0033】しかもこの発明により指定される測長箇所
は、露光エリア内から選ばれる。このため、露光マスク
の面内寸法の規格保証を、実際にデバイスとして機能す
る露光エリア内のパターンの測長することで行える。よ
って、露光マスクの面内寸法の規格保証の精度は、デバ
イスとして機能しないカーフ部に形成された測長用パタ
ーンの寸法を測長する場合に比べて、より向上させるこ
とができる。
【0034】[第2の実施形態]上記第1の実施形態で
は“MEF”が大きいか小さいかを判断するために、あ
る基準値(具体的には1.5)を設定し、“MEF”と
基準値とを比較し、“MEF”が大きいか小さいかを判
断した。しかし、“MEF”が大きいか小さいかを判断
する方式は、設定した基準値と比較する方式ばかりでな
く、他の方式に変更することが可能である。
【0035】この第2の実施形態は、“MEF”が大き
いか小さいかを判断する、他の方式に関する。図5は、
この発明の第2の実施形態に係る露光マスクの検査方法
を示す流れ図、図6はCADレイアウトに得た“ME
F”の分布を示す図である。
【0036】図5に示すように、第1の実施形態により
説明した工程ST.1〜工程ST.9にしたがって、C
ADレイアウトパターンの“MEF”を算出する。次
に、工程ST.12において、パターンを“MEF”毎
のグループに分類する。第3の実施形態では回路パター
ンを“MEF”の値によって、いくつかのグループに分
類する。具体的には、図6に示すように、 GROUP.1: 1.5 ≦ MEF GROUP.2: 1.4 ≦ MEF < 1.5 GROUP.3: 1.3 ≦ MEF < 1.4 GROUP.4: MEF < 1.3 の4つのグループに分類した。
【0037】次に、工程ST.13において、4つのグ
ループの中で、“MEF”が最も大きいグループを測長
箇所に指定する。即ち、GROUP.1を測長箇所に指定す
る。図6においては、GROUP.1に含まれる箇所A、Bが
測長箇所に指定される。
【0038】このように第2の実施形態では、(1)
CADレイアウトパターンの“MEF”を算出し、
(2) CADレイアウトパターンを“MEF”毎のグ
ループに分類し、(3) “MEF”が最も大きいグル
ープを、露光マスクの寸法を測る測長箇所に指定する。
【0039】このような第2の実施形態であっても、第
1の実施形態と同様に露光マスクの寸法を厳しく管理す
べき箇所を、測長箇所に指定できる。よって、第1の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0040】また、第2の実施形態では、CADレイア
ウトパターンを“MEF”毎のグループに分類し、“M
EF”が最も大きいグループを測長箇所に指定する。こ
のため、“MEF”が大きいか小さいかを判断する基準
値を設定する必要がない。
【0041】よって、第2の実施形態では“MEF”の
予測が困難で、“MEF”が大きいか小さいかを判断す
る基準値を、あらかじめ設定しにくいような露光マスク
の検査に、特に有効である。
【0042】[第3の実施形態]上記第1、第2の実施
形態で用いた露光マスクは、素子分離パターン形成用で
あった。
【0043】しかし、この発明は、素子分離パターン形
成用の露光マスクばかりでなく、半導体集積回路装置の
製造に使用する露光マスクであれば、如何なるものにも
適用することができる。半導体集積回路装置の製造に使
用する露光マスクとしては、ゲートパターン形成用の露
光マスク、配線パターン形成用の露光マスク、コンタク
ト/スルーホール/ヴィア開口パターン用の露光マス
ク、不純物イオンを注入するための窓パターン用の露光
マスクを挙げることができる。
【0044】図7は、ゲートパターン用の露光マスクの
CADレイアウトを示す図、図8は、第2の実施形態に
より説明した方法によって、図7に示すCADレイアウ
トに得た“MEF”の分布を示す図である。
【0045】図8に示すように、GROUP.1に含まれる箇
所A、B、Cが測長箇所に指定される。このように、こ
の発明に係る露光マスクの検査方法は、半導体集積回路
装置の製造に使用する露光マスクであれば、如何なるも
のにも適用することができる。
【0046】[第4の実施形態]上記第1〜第3の実施
形態では“MEF”の算出を、CADレイアウトの全て
のパターンに対して行ったが、“MEF”の算出は、C
ADレイアウトの特定のパターンに対してのみ行うこと
も可能である。
【0047】図9に示すようにゲートパターンは、素子
分離領域パターン(Field Area:以下“FA”)上と、
素子領域パターン(Active Area :以下“AA”)上と
に分類されるものである。ゲートパターンのうち、“F
A”上パターンと重なる部分は配線として機能し、“A
A”上パターンと重なる部分はトランジスタのゲートと
して機能する。トランジスタのゲートとして機能する
“AA”上のゲートパターンは、寸法の制御を、特に厳
しく管理する必要がある。ゲートパターンの線幅寸法
は、トランジスタの特性に直接影響するからである。
【0048】即ち、第4の実施形態では、ゲートパター
ンのうち、“AA”パターンと重なるパターンを“ME
F”を算出するパターンに特定し、特定したパターンの
“MEF”を算出する。
【0049】図10は、この発明の第4の実施形態に係
る露光マスクの検査方法を示す流れ図、図11はCAD
レイアウトに得た“MEF”の分布を示す図である。図
10に示すように、第1の実施形態により説明した工程
ST.1〜工程ST.8にしたがって、光学シミュレー
ションを行う。
【0050】次に、工程ST.14において、“ME
F”を算出するパターンを特定する。即ち、図9に示し
たように、ゲートパターンのうち、“AA”パターンと
重なるパターンを“MEF”を算出するパターンに特定
する。
【0051】次に、工程ST.15において、特定した
パターンの“MEF”を算出する。次に、工程ST.1
6において、特定したパターンの中から、比較的“ME
F”が大きい箇所を抽出する。この第4の実施形態で
は、“MEF”が大きいか小さいかを判断するための基
準値を、第1の実施形態と同様に1.5に設定した。そ
して、図11に示すように、“MEF”が1.5以上と
なる箇所A、B、Cを、“MEF”が大きい箇所として
抽出した。
【0052】次に、工程ST.17において、抽出され
た箇所A、B、Cを、露光マスクの寸法を測るための測
長箇所に指定する。このような第4の実施形態に係る露
光マスクの検査方法であると、(1) CADレイアウ
トパターンの中から、“MEF”を算出するパターンを
特定し、(2) 特定されたパターンの“MEF”を算
出し、(3) 特定されたパターンの中から、“ME
F”が大きい箇所を抽出し、(4) 抽出された“ME
F”が大きい箇所を、露光マスクの寸法を測る測長箇所
に指定する。
【0053】このような第4の実施形態であっても、第
1の実施形態と同様に露光マスクの寸法を厳しく管理す
べき箇所を、測長箇所に指定できる。よって、第1の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0054】また、第4の実施形態では、“MEF”を
算出する箇所を、第1の実施形態に比べて減らすことが
でき、“MEF”を算出するための演算時間を短縮でき
る。なお、この第4の実施形態は、測長箇所を、第1の
実施形態により説明した方法にしたがって選んだが、第
2の実施形態とにより説明した方法にしたがって選ぶよ
うにしても良い。
【0055】[第5の実施形態]図12(A)は露光マ
スクのCADレイアウトを示す図、図12(B)は実際
の露光マスクを示す図である。
【0056】図12(A)に示すように、CADレイア
ウトでは、パターンのコーナーcが直角に描かれる。こ
れに対し、図12(B)に示すように、実際の露光マス
クでは、パターンのコーナーcは直角とならない。実際
の露光マスクのパターンは、半導体集積回路装置と同様
に、リソグラフィ法を用いて製造されるためである。
【0057】図12(A)に示すCADレイアウトを使
用して光学シミュレーションを行うと、コーナーcにお
いては光の回折や干渉等が発生するので、光学像は、C
ADレイアウトから大きくはずれることになる。このた
め、図12(C)に示すように、特にコーナーcが含ま
れる領域10においてMEFが大と判断され、領域10
が、数多く測長箇所に選ばれてしまう可能性がある。
【0058】このような事情を解消するのが、第5の実
施形態である。図13(A)はこの発明の第5の実施形
態に係るCADレイアウトを示す図である。
【0059】図13(A)に示すように、この第5の実
施形態では、CADレイアウトのコーナーcを、実際の
露光マスクのパターンに合致するように補正する。この
ように、CADレイアウトのコーナーcを、実際の露光
マスクのパターンに合致するように補正することで、図
13(B)に示すように、特にコーナーcが含まれる領
域10においても、シミュレーションに得た光学像がC
ADレイアウトから大きく外れることがなくなる。よっ
て、領域10が、測長箇所に数多く選ばれてしまう事情
を解消することができる。
【0060】[第6の実施形態]上記第1〜第5の実施
形態では測長箇所の数を規定していない。測長箇所の数
は特に規定しないことは、開発段階の製品や、研究段階
の最先端のデバイスに使用する露光マスクには有効であ
る。これらの製品、デバイスを製造するための露光マス
クには、極めて高い寸法精度が要求されるからである。
露光マスクの寸法精度は、測長箇所が多いほど高まる。
【0061】しかし、これら開発段階の製品や、研究段
階のデバイスに使用する露光マスクに対し、量産段階の
製品に使用する露光マスクには、高い寸法精度のみなら
ず、高いスループットも要求される。露光マスクは消耗
品であり、絶えず量産工場に供給され続けなければなら
ない。測長箇所をむやみに増やすと、検査に要する時間
が長くなり、スループットが悪くなる。
【0062】よって、測長箇所の数を適切な数に規定す
ることも、特に量産製品に使用する露光マスクにおいて
は有効である。第6の実施形態は、測長箇所の数を規定
する一例である。
【0063】図14は、この発明の第6の実施形態に係
る露光マスクの検査方法を示す流れ図である。図14に
示すように、第1の実施形態により説明した工程ST.
1〜工程ST.9にしたがって、CADレイアウトパタ
ーンの“MEF”を算出する。
【0064】次に、工程ST.18において、パターン
に番号を“MEF”が大きい順に付与する。次に、工程
ST.19において、測長箇所設定数以内で番号順に測
長箇所に指定する。この第6の実施形態においては、測
長箇所設定数を20点とした。
【0065】このような第6の実施形態であっても、第
1の実施形態と同様に露光マスクの寸法を厳しく管理す
べき箇所を、測長箇所に指定できる。よって、第1の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0066】また、第6の実施形態では、設定数以内
で、“MEF”が大きい順に測長箇所に指定する。この
ため、第6の実施形態では、測長箇所の数が限られてい
た場合でも、限られた数以内で、最適な測長箇所を指定
することができる。
【0067】[第7の実施形態]上記第1〜第6の実施
形態では測長箇所の露光マスク面内における位置は、規
定されない。現在のLSIでは、だいたい同じような寸
法のトランジスタがチップの全体にほぼ均等に存在して
おり、“MEF”が大きい箇所は露光マスク面内でほぼ
均等に現れることが、ふつうである。
【0068】しかしながら、今後、多様な寸法のトラン
ジスタが1つのチップに集積される可能性が高い。しか
も、多様な寸法のトランジスタがチップに集積されるだ
けでなく、ある特定の寸法を持つトランジスタが、チッ
プの一部分に局所的に配置される可能性がある。即ち、
システムLSIである。
【0069】システムLSIでは、プロセッサに代表さ
れるロジック系の回路、DRAMに代表されるメモリ系
の回路が1チップに集積される。このようなシステムL
SIでは“MEF”の大きい箇所が、DRAMブロック
に集中したり、あるいはプロセッサブロックに集中した
りすることも充分に想定される。このような現象が発生
すると、測長箇所が、露光マスクの一部分に局所的に集
中する。測長箇所が、局所的に集中すると、露光マスク
の寸法保証は、局所的な部分の測長のみで行われること
になる。このため、露光マスクの保証精度の面内均一性
が損なわれる可能性がある。
【0070】第7の実施形態は、露光マスクの保証精度
の面内均一性を向上させることを目的とする。図15
は、この発明の第7の実施形態に係る露光マスクの検査
方法を示す流れ図である。
【0071】図15に示すように、第1の実施形態によ
り説明した工程ST.1〜工程ST.9にしたがって、
CADレイアウトパターンの“MEF”を算出する。次
に、工程ST.20において、CADレイアウトを平面
的な複数のブロックに分割する。
【0072】図16はブロック分割の一例を示す図であ
る。図16に示すように、ブロック分割の一例は、CA
Dレイアウトを平面的に8分割(BLOCK.1〜BLOCK.8)
する。
【0073】次に、工程ST.21において、各ブロッ
ク(BLOCK.1〜BLOCK.8)毎に、“MEF”が大きい箇
所を抽出する。次に、工程ST.22において、各ブロ
ック(BLOCK.1〜BLOCK.8)毎に、“MEF”が大きい
箇所を測長箇所に指定する。
【0074】このような第7の実施形態であっても、第
1の実施形態と同様に露光マスクの寸法を厳しく管理す
べき箇所を、測長箇所に指定できる。よって、第1の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0075】しかも、第7の実施形態では、各ブロック
(BLOCK.1〜BLOCK.8)毎に、測長箇所が指定されるの
で、測長箇所が露光マスクの一部分に集中しない。よっ
て、第7の実施形態は、露光マスクの保証精度の面内均
一性を向上させることができる。
【0076】なお、第7の実施形態は、第1〜第6の実
施形態と組み合わせて実施することができる。 [第8の実施形態]上記第7の実施形態では、CADレ
イアウトを複数のブロックに分割する際、単純に8分割
した。しかし、ブロック分割の方式は、回路ブロック毎
に分割しても良い。
【0077】図17は、第8の実施形態に係るブロック
分割の他の例を示す図である。図17に示すように、C
ADレイアウトを、回路ブロック毎に分割する。即ち、
BLOCK.EEPROM、BLOCK.DRAM、BLOCK.LOGIC 、BLOCK.SRAM
に、ブロック分割する。
【0078】さらに第8の実施形態では、回路ブロック
の他、配線チャネルにもブロックを設定した(BLOCK.CH
ANNEL(I)、BLOCK.CHANNEL(II) )。配線チャネルに対し
てブロックを設定する必要は特にないが、ブロックは、
回路ブロックに対して設定するばかりでなく、配線チャ
ネルに対して設定することも可能である。
【0079】このような第8の実施形態であっても、第
1の実施形態と同様に露光マスクの寸法を厳しく管理す
べき箇所を、測長箇所に指定できる。よって、第1の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0080】また、第8の実施形態は、第7の実施形態
と同様に、測長箇所が露光マスクの一部分に集中する事
情を解消できるので、露光マスクの保証精度の面内均一
性を向上させることができる。
【0081】なお、第8の実施形態は、第1〜第6の実
施形態と組み合わせて実施することができる。 [第9の実施形態]上記第1〜第8の実施形態により説
明した、この発明に係る露光マスクの検査方法は、コン
ピュータプログラム化し、フロッピディスク、コンパク
トディスク等のコンピュータにより読み取り可能な記録
媒体に記録することができる。
【0082】図18に示すように、この発明に係る露光
マスクの検査方法がプログラム化されて記録された記録
媒体1は、シミュレータ(コンピュータ)2にセットさ
れる。シミュレータ2は、セットされた記録媒体1か
ら、プログラムを読み取る。そして、シミュレータ2
は、読み取ったプログラムにしたがって、(1) CA
Dレイアウトパターンの“MEF”の算出を実行し、
(2) CADレイアウトパターンの中から、“ME
F”が大きい箇所の抽出を実行する。
【0083】このようにして、CADレイアウトの中か
ら、露光マスクの寸法を測長するのに最適な測長箇所が
探索される。そして、(3) 抽出された“MEF”が
大きい箇所を、露光マスクの寸法を測る測長箇所の候補
に指定する。
【0084】以下、記録媒体1に記録されるプログラム
の一例を説明する。なお、プログラムの一例は、第1の
実施形態により説明した検査方法をしたがって説明する
が、記録媒体2には、第2〜第8の実施形態にしたがっ
たプログラムを記録できることはもちろんである。
【0085】図19は、この発明の第9の実施形態に係
るプログラムを示す流れ図である。まず、図19に示よ
うに、手順ST.31において、シミュレータ2へのC
ADレイアウト(マスクパターン)の入力を許可する。
【0086】次に、手順ST.32において、シミュレ
ータ2へのシミュレーションパラメータの入力を許可す
る。次に、手順ST.33において、露光量の設定を許
可する。
【0087】次に、手順ST.34において、光学シミ
ュレーション回数の設定を許可する。次に、手順ST.
35において、光学シミュレーションを実行する。
【0088】次に、手順ST.36において、レジスト
パターンの寸法値の算出を実行する。次に、手順ST.
37において、光学シミュレーション回数が、手順S
T.34で設定された光学シミュレーション回数になっ
たか否かを判断する。NO.の場合には、手順ST.3
8に進み、マスクバイアスの変更を実行する。YES.
の場合には、手順ST.39に進み、MEFの算出を実
行する。
【0089】次に、MEFが算出されたら、手順ST.
40において、MEFが大きい箇所の抽出を実行する。
次に、手順ST.41において、MEFが大きい箇所を
測長箇所の候補に指定する。このような手順を含む測長
箇所を探索するプログラムによれば、第1の実施形態に
より説明した検査方法を実行することができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ランダムな回路パターンを持つ半導体集積回路装置
の露光マスクであっても、露光マスクの面内寸法の規格
保証を、真に保証すべき箇所の寸法によって行うことが
でき、かつ露光エリアでのパターン寸法のモニタも可能
とする露光マスクの検査方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1の実施形態に係る露光マ
スクの検査方法を示す流れ図。
【図2】図2(A)は入力したCADレイアウトを示す
図、図2(B)はシミュレーションにより得たレジスト
パターンの輪郭を示す図。
【図3】図3はMEFを説明するための図。
【図4】図4はこの発明の第1の実施形態にしたがって
CADレイアウト上に得たMEFの分布を示す分布図。
【図5】図5はこの発明の第2の実施形態に係る露光マ
スクの検査方法を示す流れ図。
【図6】図6はこの発明の第2の実施形態にしたがって
CADレイアウト上に得たMEFの分布を示す分布図。
【図7】図7はこの発明の第3の実施形態で入力したC
ADレイアウトを示す図。
【図8】図8はこの発明の第3の実施形態にしたがって
CADレイアウト上に得たMEFの分布を示す分布図。
【図9】図9はゲートパターンと下地パターンとの関係
を示す図。
【図10】図10はこの発明の第4の実施形態に係る露
光マスクの検査方法を示す流れ図。
【図11】図11はこの発明の第4の実施形態にしたが
ってCADレイアウト上に得たMEFの分布を示す分布
図。
【図12】図12(A)は露光マスクのCADレイアウ
トを示す図、図12(B)は実際の露光マスクを示す
図、図12(C)はCADレイアウトと光学像との関係
を示す図。
【図13】図13(A)はこの発明の第5の実施形態に
係る露光マスクのCADレイアウトを示す図、図13
(B)はこの発明の第5の実施形態に係るCADレイア
ウトと光学像との関係を示す図。
【図14】図14はこの発明の第6の実施形態に係る露
光マスクの検査方法を示す流れ図。
【図15】図15はこの発明の第7の実施形態に係る露
光マスクの検査方法を示す流れ図。
【図16】図16はこの発明の第7の実施形態に用いら
れるブロック分割を示す図。
【図17】図17はこの発明の第8の実施形態に用いら
れるブロック分割を示す図。
【図18】図18はこの発明の第9の実施形態に用いら
れる記録媒体とシミュレータとを示す図。
【図19】図19はこの発明の第9の実施形態に係る測
長箇所を探索するプログラムの流れ図。
【符号の説明】
1…記録媒体、 2…シミュレータ(コンピュータ)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−202020(JP,A) 特開 平8−76348(JP,A) Alfred K. Wong et al,Lithographic E ffects of Mask Cri tical Dimension Er ror,Proceedings of SPIE. Optical Mic rolithography XI , 米国,SPIE,1998年 2月25日,V olume3334,106−116 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光マスクの寸法変動とレジストの寸法
    変動との相関曲線の傾きを算出する工程と、 前記相関曲線の傾きが大きい箇所を抽出する工程と、 前記抽出された相関曲線の傾きが大きい箇所から、前記
    露光マスクの寸法を測長する測長箇所を選ぶ工程とを具
    備することを特徴とする露光マスクの検査方法。
  2. 【請求項2】 前記測長箇所は、前記相関曲線の傾きが
    大きい順に選ばれることを特徴とする請求項1に記載の
    露光マスクの検査方法。
  3. 【請求項3】 前記相関曲線の傾きが大きい箇所を抽出
    する工程は、前記相関曲線の傾きを所定範囲毎のグルー
    プに分類する工程を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の露光マスクの検査方法。
  4. 【請求項4】 前記測長箇所には、前記相関曲線の傾き
    が最も大きいグループが選ばれることを特徴とする請求
    項3に記載の露光マスクの検査方法。
  5. 【請求項5】 前記相関曲線の傾きが大きい箇所を抽出
    する工程は、前記露光マスクを平面的な複数のブロック
    に分割する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載
    の露光マスクの検査方法。
  6. 【請求項6】 前記測長箇所は、前記ブロック毎に選ば
    れることを特徴とする請求項5に記載の露光マスクの検
    査方法。
  7. 【請求項7】 前記相関曲線の傾きが1.5以上となる
    箇所を、前記相関曲線の傾きが大きい箇所として抽出す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれか一項
    に記載の露光マスクの検査方法。
  8. 【請求項8】 露光マスクの寸法変動とレジストの寸法
    変動との相関曲線の傾きは、光学シミュレーションを用
    いて算出することを特徴とする請求項1乃至請求項7い
    ずれか一項に記載の露光マスクの検査方法。
  9. 【請求項9】 前記光学シミュレーションに使用する露
    光マスクのCADレイアウトのパターンは、そのコーナ
    ー部が実際の露光マスクのパターンに合致するように補
    正されることを特徴とする請求項8に記載の露光マスク
    の検査方法。
  10. 【請求項10】 露光マスクの寸法を測長するのに最適
    な測長箇所を探索するプログラムを記録した機械的に読
    み取り可能な記録媒体であって、 露光マスクの寸法変動とレジストの寸法変動との相関曲
    線の傾きの算出する手順と、 前記相関曲線の傾きが大きい箇所の抽出する手順と、 前記抽出された相関曲線の傾きが大きい箇所を前記露光
    マスクの寸法を測長する測長箇所の候補に指定する手順
    とを実行するプログラムを記録した機械的に読み取り可
    能な記録媒体。
JP24986798A 1998-09-03 1998-09-03 露光マスクの検査方法および測長箇所を探索するプログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP3535390B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24986798A JP3535390B2 (ja) 1998-09-03 1998-09-03 露光マスクの検査方法および測長箇所を探索するプログラムを記録した記録媒体
US09/389,090 US6334209B1 (en) 1998-09-03 1999-09-02 Method for exposure-mask inspection and recording medium on which a program for searching for portions to be measured is recorded

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24986798A JP3535390B2 (ja) 1998-09-03 1998-09-03 露光マスクの検査方法および測長箇所を探索するプログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000081697A JP2000081697A (ja) 2000-03-21
JP3535390B2 true JP3535390B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=17199379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24986798A Expired - Fee Related JP3535390B2 (ja) 1998-09-03 1998-09-03 露光マスクの検査方法および測長箇所を探索するプログラムを記録した記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6334209B1 (ja)
JP (1) JP3535390B2 (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3977544B2 (ja) * 1999-03-12 2007-09-19 株式会社東芝 半導体装置の回路設計方法およびプログラム記憶媒体
US6625800B1 (en) * 1999-12-30 2003-09-23 Intel Corporation Method and apparatus for physical image based inspection system
JP2001210580A (ja) * 2000-01-28 2001-08-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法ならびに半導体製造システム
US7120285B1 (en) 2000-02-29 2006-10-10 Advanced Micro Devices, Inc. Method for evaluation of reticle image using aerial image simulator
US6351684B1 (en) * 2000-09-19 2002-02-26 Advanced Micro Devices, Inc. Mask identification database server
JP3678133B2 (ja) * 2000-10-30 2005-08-03 株式会社日立製作所 検査システムおよび半導体デバイスの製造方法
JP2002174890A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Hitachi Ltd 半導体集積回路の製造方法
US6873720B2 (en) * 2001-03-20 2005-03-29 Synopsys, Inc. System and method of providing mask defect printability analysis
US6925202B2 (en) 2001-03-20 2005-08-02 Synopsys, Inc. System and method of providing mask quality control
US6560766B2 (en) 2001-07-26 2003-05-06 Numerical Technologies, Inc. Method and apparatus for analyzing a layout using an instance-based representation
US6721928B2 (en) 2001-07-26 2004-04-13 Numerical Technologies, Inc. Verification utilizing instance-based hierarchy management
US7014955B2 (en) 2001-08-28 2006-03-21 Synopsys, Inc. System and method for indentifying dummy features on a mask layer
US6976240B2 (en) * 2001-11-14 2005-12-13 Synopsys Inc. Simulation using design geometry information
JP2003188074A (ja) * 2001-12-18 2003-07-04 Seiko Instruments Inc ウエハパターン転写形状のcad管理装置
US6721939B2 (en) * 2002-02-19 2004-04-13 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd Electron beam shot linearity monitoring
JP3708058B2 (ja) * 2002-02-28 2005-10-19 株式会社東芝 フォトマスクの製造方法およびそのフォトマスクを用いた半導体装置の製造方法
US7035446B2 (en) 2002-05-22 2006-04-25 Lsi Logic Corporation Quality measurement of an aerial image
US7092110B2 (en) * 2002-07-25 2006-08-15 Timbre Technologies, Inc. Optimized model and parameter selection for optical metrology
US7330279B2 (en) * 2002-07-25 2008-02-12 Timbre Technologies, Inc. Model and parameter selection for optical metrology
US6775818B2 (en) * 2002-08-20 2004-08-10 Lsi Logic Corporation Device parameter and gate performance simulation based on wafer image prediction
US7043071B2 (en) * 2002-09-13 2006-05-09 Synopsys, Inc. Soft defect printability simulation and analysis for masks
JP2004157475A (ja) 2002-11-08 2004-06-03 Toshiba Corp 集積回路のパターン設計方法、露光マスクの作成方法、露光マスク、および集積回路装置の製造方法
JP3825744B2 (ja) 2002-12-02 2006-09-27 株式会社東芝 フォトマスクの製造方法及び半導体装置の製造方法
US6934929B2 (en) * 2003-01-13 2005-08-23 Lsi Logic Corporation Method for improving OPC modeling
JP3959383B2 (ja) * 2003-10-17 2007-08-15 株式会社東芝 露光装置補正システム、露光装置補正方法及び半導体装置製造方法
JP4266189B2 (ja) * 2004-07-09 2009-05-20 株式会社東芝 半導体集積回路パターンの検証方法、フォトマスクの作成方法、半導体集積回路装置の製造方法、及び半導体集積回路パターンの検証方法を実現するためのプログラム
JP2006058464A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Toshiba Corp パタン計測方法、パタン計測装置、フォトマスクの製造方法およびプログラム
US7119398B1 (en) * 2004-12-22 2006-10-10 Actel Corporation Power-up and power-down circuit for system-on-a-chip integrated circuit
JP2006189724A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Toshiba Corp パターン抽出システム、測定ポイント抽出方法、パターン抽出方法及びパターン抽出プログラム
US7200257B2 (en) * 2005-05-05 2007-04-03 International Business Machines Corporation Structure and methodology for fabrication and inspection of photomasks
US7355728B2 (en) * 2005-06-16 2008-04-08 Timbre Technologies, Inc. Optical metrology model optimization for repetitive structures
KR100673014B1 (ko) 2005-10-28 2007-01-24 삼성전자주식회사 포토 마스크의 제조 방법
US7807323B2 (en) 2006-04-11 2010-10-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Exposure condition setting method, semiconductor device manufacturing method, and exposure condition setting program
JP2010164849A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Toshiba Corp パターンデータ作成方法およびパターンデータ作成プログラム
JP5066122B2 (ja) 2009-03-23 2012-11-07 株式会社東芝 パターン形成方法
US8860141B2 (en) 2012-01-06 2014-10-14 International Business Machines Corporation Layout to minimize FET variation in small dimension photolithography

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3631772A (en) * 1969-07-09 1972-01-04 Bell Telephone Labor Inc Method and apparatus for characterizing photoresist
US3790280A (en) * 1972-05-03 1974-02-05 Western Electric Co Spatial filtering system utilizing compensating elements
US3743423A (en) * 1972-05-03 1973-07-03 Westinghouse Electric Corp Intensity spatial filter having uniformly spaced filter elements
US3819376A (en) * 1972-10-25 1974-06-25 Polaroid Corp Sensitometric modification by pre-exposure
US4639587A (en) * 1984-02-22 1987-01-27 Kla Instruments Corporation Automatic focusing system for a microscope
US4965842A (en) * 1986-07-22 1990-10-23 Schlumberger Technologies, Inc. Method and apparatus for measuring feature dimensions using controlled dark-field illumination
US5124927A (en) * 1990-03-02 1992-06-23 International Business Machines Corp. Latent-image control of lithography tools
JPH04269750A (ja) * 1990-12-05 1992-09-25 American Teleph & Telegr Co <Att> 離隔特徴をフォトレジスト層に印刷する方法
DE69208413T2 (de) * 1991-08-22 1996-11-14 Kla Instr Corp Gerät zur automatischen Prüfung von Photomaske
EP0568478A1 (en) * 1992-04-29 1993-11-03 International Business Machines Corporation Darkfield alignment system using a confocal spatial filter
US5789118A (en) * 1992-08-21 1998-08-04 Intel Corporation Method and apparatus for precision determination of phase-shift in a phase-shifted reticle
JP2500423B2 (ja) * 1993-02-17 1996-05-29 日本電気株式会社 位相シフトマスクの検査方法
JP3539652B2 (ja) * 1996-08-28 2004-07-07 シャープ株式会社 フォトマスクの製造方法
US5913102A (en) * 1997-03-20 1999-06-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method for forming patterned photoresist layers with enhanced critical dimension uniformity

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Alfred K. Wong et al,Lithographic Effects of Mask Critical Dimension Error,Proceedings of SPIE. Optical Microlithography XI ,米国,SPIE,1998年 2月25日,Volume3334,106−116

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000081697A (ja) 2000-03-21
US6334209B1 (en) 2001-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3535390B2 (ja) 露光マスクの検査方法および測長箇所を探索するプログラムを記録した記録媒体
US7987435B2 (en) Pattern verification method, program thereof, and manufacturing method of semiconductor device
US6691297B1 (en) Method for planning layout for LSI pattern, method for forming LSI pattern and method for generating mask data for LSI
US6128067A (en) Correcting method and correcting system for mask pattern
US7784020B2 (en) Semiconductor circuit pattern design method for manufacturing semiconductor device or liquid crystal display device
KR100257710B1 (ko) 리소그라피 공정의 시물레이션 방법
US6787459B2 (en) Method for fabricating a semiconductor device
TWI411055B (zh) 設計及使用重疊量測中的微靶材之方法及設備
US7473495B2 (en) Method of creating predictive model, method of managing process steps, method of manufacturing semiconductor device, method of manufacturing photo mask, and computer program product
US20030115569A1 (en) Method and system for optical proximity correction
JP5147167B2 (ja) 決定方法及びプログラム
KR20130087623A (ko) 레티클 레이아웃용 메트롤로지 타깃 구조 디자인을 생성하기 위한 컴퓨터 구현방법, 전송매체, 및 시스템
US7797068B2 (en) Defect probability calculating method and semiconductor device manufacturing method
US20160217240A1 (en) Methodology Of Incorporating Wafer Physical Measurement With Digital Simulation For Improving Semiconductor Device Fabrication
JP2006148116A (ja) シャロー・トレンチ・アイソレーションの応力効果および光学的近接効果を相殺することによって半導体デバイスを製造する方法
JP2002148779A (ja) マスクパターン補正方法、フォトマスク及びマスクパターン補正方法プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US10445452B2 (en) Simulation-assisted wafer rework determination
WO2004104700A1 (ja) パターン寸法補正装置及び方法、フォトマスク及び試験用フォトマスク
US20060282249A1 (en) Circuit simulation method and circuit simulation apparatus
JP2006023873A (ja) 半導体集積回路の設計方法、その設計支援装置及び遅延ライブラリ
US20060039596A1 (en) Pattern measuring method, pattern measuring apparatus, photo mask manufacturing method, semiconductor device manufacturing method, and computer program product
US8086973B2 (en) Pattern management method and pattern management program
JP2007079517A (ja) パターン作成方法、パターン作成プログラム及び半導体装置の製造方法
US20090239177A1 (en) Mask pattern data generation method, mask manufacturing method, semiconductor device manufacturing method, and pattern data generation program
JP2009170839A (ja) マスクパターンデータ作成方法および半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees