JP3534905B2 - ヘルスメータ用ロードセル - Google Patents

ヘルスメータ用ロードセル

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JP3534905B2 JP18878495A JP18878495A JP3534905B2 JP 3534905 B2 JP3534905 B2 JP 3534905B2 JP 18878495 A JP18878495 A JP 18878495A JP 18878495 A JP18878495 A JP 18878495A JP 3534905 B2 JP3534905 B2 JP 3534905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人が片足で載れる極
小型のヘルスメータに適用するストレインゲージ式ロー
ドセルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来ディジタル式ヘルスメータとして
は、小型のものでも両足が載台の上に載れるだけの載台
面積となっていた。しかし片足を載せて計重するヘルス
メータは外国製品としてはみられるが、体重を支えなけ
ればならないので、載台面積を小さくしてロードセルの
高さを高くし強度を保つようにしている。そのため人が
載台に載るときバランスがとり難く不安定であった。そ
こで高重量測定で高さを低くしたロードセルとして考案
されたものが実公平5−9624に開示されている。こ
の考案は、図4に示すように上部の荷受板と下部の台板
との間に厚い起歪部を取り付け、この起歪部の上下変位
置に対して上記の荷受板と台板とが接触しないようにそ
れぞれ溝を形成してロードセルの高さを低くしている。
又四角形の板バネ材1枚を用いたロードセルとして考案
されたものが実開平4−30449に開示されている。
この考案は、図5に示すように板の一辺から内側にL
形、逆L形の2個の切溝を向き合わせて設け、中央部を
起歪部とし、その両側の凹形部材の2つの側片を荷重部
として極薄型のロードセルを形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示すも
のではZ形の3層となっており、しかも各層共分離式と
なっているのでロードセルとして使用するためには組み
立てを要し、しかも極薄型とすることは難しいという問
題があった。又図5に示すものは極薄型にはできるが、
元来公報の2図に示すように、このロードセルを4個使
用して薄型の台秤を形成することを目的としており、1
つのロードセルで計重器とするには、切溝を4本設けて
いるので体重に耐えるために板厚を厚くする必要があ
り、載台面積を小さくしようとした場合溝幅を狭くせね
ばならず加工が難しくなる。又1枚の板材で載台部、起
歪部、固定部を形成しているため、荷重点とそれを支え
る固定部に平面的なずれが生じ、それが載台面積との比
率からみて偏荷重の場合に精度に悪影響を生じさせると
いう問題があった。そこでこの発明は、載台面積を人の
片足が載れる程度に小さくし、しかも体重を支え得るだ
けの剛性を保ちながら極力高さを低くし、更に荷重点と
固定点とをほぼ一致させて、人が片足で載ったとき、そ
の偏荷重による影響が生じない極小型のロードセルを提
供しようとするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】第1の発明は、1枚の弾
性板材を中央から横U形に曲げ、その上面を荷重がかか
る載台とし、下面を固定部として、上記載台にL形と逆
L形の溝を左右対称に設けて、それら2つの溝の中側に
あたる中央部を起歪部としてその裏面又は表面にストレ
インゲージを貼付し、上記溝の外側で四隅に近い4箇所
を荷重点となるよう位置づけ、一方上記固定部の中央部
を上記のストレインゲージが貼付しやすいように切欠き
を設け、外側の四隅付近で上記の荷重点のほぼ真下にあ
たる箇所に固定脚を取り付けられるようネジ穴を設けて
極小型のロードセルを構成したことを特徴とする。
【0005】第2の発明は、1枚の剛性板材の中央部を
起歪部にストレインゲージが貼付しやすいように切欠き
を設け、その終端に隣合った一端をせぎり加工して凹状
を下面に凸状を上面とし、外側の四隅付近で荷重点のほ
ぼ真下にあたる箇所に固定脚が取り付けられるようネジ
穴を設け、一方1枚の弾性板材にL形と逆L形の溝を左
右対称に設けて、それら二つの溝の中側にあたる中央部
を起歪部としてその裏面又は表面にストレインゲージを
貼付し、上記二つの溝の外側で四隅に近い4箇所を荷重
点となるよう位置づけ、上記二つの溝の切欠き部側の中
央部の一端下面を上記凸状面に溶接固着して載台とし、
一体のロードセルを構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】載台に荷重がかかると、1枚の弾性板材を中央
から横U形に曲げたロードセルではその曲げた起点付近
を支点とし、又1枚の剛性板材を固定部とし、もう1枚
の弾性板材を載台として固定部の凸面に載台下面を溶接
して、一体としたロードセルでは上記溶接部を支点とし
て中央部の起歪部が撓み、そこに貼付されたストレイン
ゲージから荷重に比例した出力信号が発信されるが、片
足で載台に載っても高さを低くして、荷重点と固定脚と
の位置を一致させているのでバランスよく載れ、測定誤
差の少ない低価格の極小型のロードセルが実現できる。
【0007】
【実施例】第1の発明の実施例を図1、図2に示す。図
1は全体の斜視図であり、図2Aは平面図、図2Bは正
面図、図2Cは底面図をそれぞれ示している。これらの
図に示すように、この発明になるロードセルは弾性体と
なる1枚の板材を横U形に曲げた状態で、その上面を載
台1とし、下面を固定部2とする。上記載台1にはL形
と逆L形の溝3、3’を左右対称に設け、中央部の裏面
又は表面にはストレインゲージ8が貼付され、載台上の
荷重に比例した出力が発信されるようになっている。又
上記載台1のL形、逆L形溝の外側四隅に近い位置に4
つの荷重点4が位置づけられ、図示しない載台カバーの
下面が接するようになっている。一方上記固定部2の中
央部はストレインゲージ8を載台1の裏面に貼付すると
き貼付しやすいように切欠き9を設け、外側の四隅付近
で上記荷重点4のほぼ真下にあたる箇所に図示しない脚
の4つの取付ネジ穴7が設けられている。従って、載台
1に荷重がかかると載台の右端6を支点として中央の起
歪部5が撓み、上記のようにストレインゲージから出力
されA/D変換器を経てCPUでデータ処理された後デ
ィジタル重量が表示される。なお上記のように荷重点と
固定脚部が外周に近いほぼ同一線上になっているため、
偏荷重に対してもバランスがよく、このような小さい載
台の計重器では特に効果がある。10は載台カバーから
突き出たアンダーカット爪を載台1から取り外して載台
カバーを取り除くための工具の挿入溝である。なお7を
ネジ穴としたが、ボルト穴として脚をボルトとナットで
固着してもよい。
【0008】第2の発明の実施例を図3に示す。図3A
は平面図、図3Bは正面図、図3B’は図3AのX−
X’断面図、図3Cは底面図をそれぞれ示している。こ
れらの図に示すように、この発明になるロードセル、弾
性板材の上面を載台1とし、下面を固定部2とし、上記
載台1にはL形と逆L形の溝3、3’を左右対称に設
け、中央部の裏面又は表面にはストレインゲージ8が貼
付され、載台上の荷重に比例した出力が発信されるよう
になっている。又上記載台1のL形、逆L形溝の外側四
隅に近い位置に4つの荷重点4が位置づけられ、図示し
ない載台カバーの下面が接するようになっている。更に
上記二つの凸部11に溶接して載台1と固定部2とが一
体のロードセルとなるようにしている。一方上記固定部
2の中央部はストレインゲージ8を載台1の裏面に貼付
するとき貼付しやすいように切欠き9を設け、外側の四
隅付近で上記荷重点4のほぼ真下にあたる箇所に図示し
ない脚の4つの取付ネジ7が設けられている。又切欠き
9の終端に隣合った一端にせぎり加工を施して、それぞ
れ上面を凸状の11、下面を凹状の12としている。こ
のせぎり高さaは過荷重に対するストッパーの隙間とな
るようにしている。そこで載台1に荷重がかかった状況
及びその他については前述の第1の発明と同様である。
【0009】
【発明の効果】1枚の板材料を横U形に曲げた構造や、
上下2枚の板を溶接して一体にするが、1枚の板をせぎ
り加工して上下の隙間を設けた構造のように比較的簡単
な構造で、上部の載台に形成した溝が2本のため起歪部
並びに荷重部面積が全体の大きさに比し大きくとれるの
で薄い板厚材が使用でき、横U形に曲げたロードセル及
び2枚の板を溶接したロードセル共高さを低くすること
ができる。しかも荷重点と固定脚部がほぼ一致して外周
に近くとれるので、片足を載台に載せて体重測定しても
バランスが非常によく安定で、しかも低価格で製作でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例になる全体の斜視図である
【図2】この発明の実施例になる平面図A、正面図B及
び底面図Cである。
【図3】この発明の別の実施例になる平面図A、正面図
B、図3AのX−X’断面図B’及び底面図Cである。
【図4】従来の別のロードセルの断面図である。
【図5】従来の別のロードセルの斜面図である。
【符号の説明】
1 載台 2 固定部 3,3’ 溝 4 荷重点 5 起歪部 6 支点 7 脚取付ネジ穴 8 ストレインゲージ 9 切欠き 10 工具挿入溝 11 せぎりの凸状面 12 せぎりの凹状面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 3/14 G01L 1/22 G01G 19/44 G01G 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の弾性板材を中央から横U形に曲
    げ、上面を載台、下面を固定部とし、上記載台にL形と
    逆L形の溝を左右対称に設け、その2つの溝の中側にあ
    たる中央部を起歪部として裏面又は表面にストレインゲ
    ージを貼付し、上記溝の外側四隅に近い位置の4箇所を
    荷重点とし、一方上記固定部の中央部に切欠きを設け、
    外側の四隅付近で上記荷重点のほぼ真下にあたる箇所に
    固定部の脚が取り付けられるようにしたことを特徴とす
    るヘルスメータ用ロードセル。
  2. 【請求項2】 1枚の剛性板材の中央部に切欠きを設
    け、その切欠き部の終端に隣合った一端に下面を凹状に
    上面を凸上にしたせぎり加工を施し、外側の四隅付近で
    荷重点のほぼ真下にあたる箇所に固定部の脚が取り付け
    られるようにして固定部とし、1枚の弾性板材にL形と
    逆L形の溝を左右対称に設け、その二つの溝の中側中央
    部を起歪部として裏面又は表面にストレインゲージを貼
    付し、上記溝の外側四隅に近い位置の4箇所を荷重点と
    し、上記二つの溝の切欠き部側の中央部の一端下面を上
    記固定部のせぎり加工を施した凸状面に溶接固着した載
    台としたことを特徴とするヘルスメータ用ロードセル。
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