JPH025383Y2 - - Google Patents

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JPH025383Y2
JPH025383Y2 JP1289585U JP1289585U JPH025383Y2 JP H025383 Y2 JPH025383 Y2 JP H025383Y2 JP 1289585 U JP1289585 U JP 1289585U JP 1289585 U JP1289585 U JP 1289585U JP H025383 Y2 JPH025383 Y2 JP H025383Y2
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  • Measurement Of Force In General (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は台秤装置に係り、特に製造時における
外形寸法の変更を容易に行うことができる台秤装
置に関する。
「従来の技術」 第7図イ,ロは従来の台秤装置の構成を示図で
あり、これらの図において1は支持脚2,…によ
つて支持された基台、3a〜3dは各々可動側端
部が計量皿4(第7図イにおいては図示略)に固
定され、固定側端部が基台1に固定されたロード
セルである。これらのロードセル3a〜3dには
互いに所定の間隔を隔てて2個又は4個のストレ
ンゲージ(図示略)が各々貼設されている。そし
て、計量皿4上に被計量物を載置すると、各ロー
ドセル3a〜3dの各可動側端部に加わる荷重に
よつて各ロードセル3a〜3dに歪が生じ、この
歪をストレンゲージによつて検出し、これによ
り、被計量物の重量を計量するようになつてい
る。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上述した従来の台秤装置は比較的重
量が大である重量物を計量することを目的として
おり、基台1及び計量皿4は剛性を確保するため
に鋳造品によつて構成されていた。これにより、
次のような欠点を有していた。
任意の外形寸法の台秤装置を製造しようとす
る場合、その外形寸法に応じた鋳型が個々に必
要となるため、外形寸法の変更を容易に行うこ
とができず、したがつて、ユーザー側の要求に
充分対応することができなかつた。
鋳造品によつて構成されているため重量が大
であり、したがつて、製造時や保守点検時にお
ける取り扱いが不便である。
製造コストが高い。
基台1と計量皿4との間には、第7図ロに示
す如く間隙Gが存在するが、ロードセル3a〜
3dに対する防水,防錆保護を行うためには、
図に示すように蛇腹状の弾性部材Cによつて間
隙Gを全周に渡つて覆わなければならず、した
がつて、防水,防錆構造とすることが容易でな
い。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、軽量かつ安価に構成することができ、また製
造時における外形寸法の選択が容易で、さらに防
水,防錆構造とすることも容易な台秤装置を提供
することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、パイプ材によつて構成され、互いに
平行に配された一対のフレームと、前記各フレー
ム間を相互に連結する連結部材と、前記各フレー
ムの両端部の中空内部に各々配置されるとともに
各可動側端部が前記フレームの上面内側に各々取
り付けられたロードセルと、前記各ロードセルの
固定側端部に各々取り付けられ、前記フレームの
下面に形成された貫通孔から下方へ突出する支持
脚と、前記フレーム及び連結部材上に載置された
計量皿とを具備することを特徴としている。
「作用」 フレーム及び連結部材を任意の長さ寸法に切断
して組み合わせることによつて、任意の外形寸法
の軽量かつ安価な台秤装置が製造され、また、各
ロードセルがフレーム内に各々配置されているた
め、フレームによつて各ロードセルの保護がなさ
れる。
「実施例」 以下、図面を参照し、本考案の実施例について
説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例の構成を
示す図である。これらの図において、10a,1
0bは矩形断面のパイプ材によつて構成され、互
いに平行に配された一対のフレームであり、各フ
レーム10a,10bの上下面に各々取り付けら
れた上側連結部材12a,12b,12c及び下
側連結部材14a,14bによつて相互に連結さ
れている。この場合、上側連結部材12a,12
b,12cは矩形断面のパイプ材によつて構成さ
れ、また下側連結部材14a,14bは矩形断面
の板状部材によつて構成されている。各フレーム
10a,10bの両端部の中空内部にはロードセ
ル3a,3b,3c,3dが各々配置されてお
り、これらロードセル3a,3b,3c,3dの
各可動側端部はスペーサ16を介して各フレーム
10a,10bの上面内側に螺子18によつて
各々取り付けられ、またロードセル3a,3b,
3c,3dの各固定側端部にはL字状の取付金具
20が螺子22によつて取り付けられている。各
取付金具20の水平板部には雌螺子孔が形成され
ており、この雌螺子孔には雄螺子が螺刻された脚
軸24aがねじ込まれている。脚軸24aはフレ
ーム10a,10bの下面に形成された貫通孔1
0cから下方へ突出しており、その下端には床面
に当接する支持板24bが設けられている。これ
らの脚軸24a及び支持板24bによつて支持脚
24が構成され、支持板24bを回動することに
より各ロードセル3a,3b,3c,3dの高さ
を調節し、各フレーム10a,10bの水平度を
調節することができるようになつている。一方、
上側連結部材12a,12cの各両端部には緩衝
用のゴムブロツク26が開口部を塞ぐように取り
付けられており、また各フレーム12a,12
b,12cの上面には緩衝用のゴム板28が取り
付けられている。各フレーム12a,12b,1
2c上にはゴムブロツク26及びゴム板28を介
して計量皿30が載置されている。計量皿30は
外板32と補強板34によつて構成されており、
外板32及び補強板34はいずれも鉄板もしくは
ステンレス板によつて構成されている。なお、図
において、36はフレーム10aの上面に取り付
けられた水平器である。
上述した構成において、任意の外形寸法の台秤
装置を製造しようとする場合は、フレーム10
a,10b及び連結部材12a,12b,12
c,14a,14bを任意の長さ寸法に切断して
組み合わせればよく、したがつて、従来のよう
に、外形寸法に応じた鋳型が個々に必要になるこ
とがなく、外形寸法の変更を容易に行うことがで
き、よつて、ユーザー側の要求に充分対応するこ
とができる。また、フレーム10a,10b及び
連結部材12a,12b,12cがパイプ材によ
つて構成されているため、従来と比較して重量が
軽く、したがつて、製造時や保守点検時における
取り扱いが便利であり、また製造コストも安価で
ある。さらにロードセル3a〜3dがフレーム1
0a,10b内に各々配置されているため、フレ
ーム10a,10bによつて各ロードセル3a〜
3dの保護がなされ、第3図に示すようにフレー
ム10a,10b及び連結部材12a,12b,
12cの各開口部を緩衝用のゴムブロツク36,
…で塞げば、これらのゴムブロツク36,…に防
水,防錆用の蓋体としての機能と上方と横方向か
らの緩衝材としての機能を兼ねさせることができ
る。
次に、上述した一実施例の各部の変形例につい
て説明する。第4図は各ロードセル3a〜3dを
それらの可動側端部と固定側端部の方向が全て一
致するように配置した例を示している。この場
合、計量皿30上に負荷を加えた際におけるロー
ドセル3a〜3dの歪みによるアームレツクスを
防ぐことができ計量精度を上げることができる。
また、第5図はフレーム10a,10bの中空内
部を完全密封した例を示している。この図におい
て、38はフレーム10aの端部の開口部を塞ぐ
ゴムカバーである。39はロードセル3aの固定
側端部に形成された取付穴3eに嵌入され固定さ
れた柱体であり、脚軸24aがねじ込まれる雌螺
子孔39aが形成されている。フレーム10aの
下面にはロードセル3aの取り付けを容易にする
ために開口部10dが形成されており、この開口
部10dを塞ぐ板体40が螺子41によつて取り
付けられている。板体40には開口部40aが形
成されており、この開口部40aを覆うゴムカバ
ー42が螺子43によつて取り付けられている。
ゴムカバー42には脚軸24aが挿通される丸孔
42aが形成され、ゴムカバー42の外側には円
環状の押さえ板45が配置され、押さえ板45と
ゴムカバー42と柱体39の下端とが螺子46に
よつて固定されている。以上によつてフレーム1
0a,10bの中空内部が完全密封されている。
なお、ロードセル3a〜3dの高さ寸法がフレー
ム10a,10bの中空部よりも大である場合に
おいては、板体40を下側に凸状にすればよい。
なお、本考案の台秤装置に適用されるロードセ
ルは上述したロードセル3a〜3dに限定され
ず、剪断型ロードセル、コラム型ロードセル等を
用いてもよく、また、例えば第6図に示すよう
に、一対のストレンゲージ48が各々貼設された
一対の肉薄部を有する板状のロードセル50を用
いても構わない。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案によれば、パイプ
材によつて構成され、互いに平行に配された一対
のフレームと、前記各フレーム間を相互に連結す
る連結部材と、前記各フレームの両端部の中空内
部に各々配置されるとともに各可動側端部が前記
フレームの上面内側に各々取り付けられたロード
セルと、前記各ロードセルの固定側端部に各々取
り付けられ、前記フレームの下面に形成された貫
通孔から下方へ突出する支持脚と、前記フレーム
及び連結部材上に載置された計量皿とを設けたの
で、フレーム及び連結部材を任意の長さ寸法に切
断して組み合わせることによつて、任意の外形寸
法の、軽量かつ安価な台秤装置を製造することが
でき、また、各ロードセルがフレーム内に各々配
置されているため、フレームによつて各ロードセ
ルの保護がなされ、これにより、防水,防錆構造
とすることも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す斜視
図、第2図は第1図の−線視断面図、第3図
は同実施例においてゴムブロツク36によつてフ
レームの開口部を塞いだ場合の構成を示す斜視
図、第4図は同実施例におけるロードセルの他の
取り付け方法を示す断面図、第5図は同実施例に
おいてフレーム内部を完全密封した場合の構成を
示す断面図、第6図は同実施例において適用され
る他のロードセルの構成を示す断面図、第7図
イ,ロは従来の台秤装置の構成を示す平面図及び
正断面図である。 3a,3b,3c,3d…ロードセル、10
a,10b…フレーム、10c…貫通孔、12
a,12b,12c,14a,14b…連結部
材、24…支持脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ材によつて構成され、互いに平行に配さ
    れた一対のフレームと、前記各フレーム間を相互
    に連結する連結部材と、前記各フレームの両端部
    の中空内部に各々配置されるとともに各可動側端
    部が前記フレームの上面内側に各々取り付けられ
    たロードセルと、前記各ロードセルの固定側端部
    に各々取り付けられ、前記フレームの下面に形成
    された貫通孔から下方へ突出する支持脚と、前記
    フレーム及び連結部材上に載置された計量皿とを
    具備することを特徴とする台秤装置。
JP1289585U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH025383Y2 (ja)

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JP1289585U JPH025383Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JP1289585U JPH025383Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JPS61129134U JPS61129134U (ja) 1986-08-13
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JPH073299Y2 (ja) * 1987-05-29 1995-01-30 株式会社イシダ 重量計量装置
JP5036134B2 (ja) * 2005-04-05 2012-09-26 株式会社寺岡精工 ロードセル及び秤
JP2014109468A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Nok Corp 電子秤の防水構造

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