JPH032824Y2 - - Google Patents

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JPH032824Y2
JPH032824Y2 JP5567685U JP5567685U JPH032824Y2 JP H032824 Y2 JPH032824 Y2 JP H032824Y2 JP 5567685 U JP5567685 U JP 5567685U JP 5567685 U JP5567685 U JP 5567685U JP H032824 Y2 JPH032824 Y2 JP H032824Y2
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rigid body
load cell
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mounting
parts
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  • Measurement Of Force In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利分野) 本考案はロードセルを用いた計量器における上
記ロードセルの取付構造に関する。
(従来技術) 第8図に示すように、両端の剛体部2,3間に
上下平行に一対のビーム部4,5を設け、且つ該
ビーム部4,5に2箇所づつ設けた低剛性部4
a,4a,5a,5aの表面に夫々ストレインゲ
ージ等の歪検出素子6…6を貼着してなるロード
セル1が計量器の荷重検出装置として用いられ
る。このロードセル1は、上記剛体部2,3のう
ちの一方の剛体部2(以下、固定剛体部という)
が計量器のベースフレーム7に固着され、また他
方の剛体部3(以下、可動剛体部という)が計量
皿8に固着されて、該計量皿8に載置される被計
量物の荷重が可動剛体部3に負荷されるように取
付けられる。そして、該可動剛体部3が上記荷重
に応じて下方に変位し、これに伴つてビーム部
4,5の各低剛性部4a,4a,5a,5aに上
記荷重に対応する引張歪又は圧縮歪が発生するこ
とにより、これを歪検出素子6…6によつて検出
して上記被計量物の重量を出力するように構成さ
れる。
然してこの種のロードセル1は、上記両剛体部
2,3間の上下方向の相対変位を許容するため、
第8図に示すようにスペーサを兼ねる取付台9,
10を介してベースフレーム7及び計量皿8に取
付けられるが、その場合に、図示のようにこの取
付台9,10が固定剛体部2の下面2a及び可動
剛体部3の上面3aに取付けられる場合は、次の
ような不具合が生じる。つまり、このような取付
状態においては、可動剛体部3に下向きの荷重が
負荷された時に、上記取付台9,10の内側のコ
ーナ部9a,10aに当接する箇所で固定剛体部
2の下面2a及び可動剛体部3の上面3に大きな
応力が発生することになるが、この応力が矢印
x,xで示すようにビーム部4,5の表面に貼着
された歪検出素子6,6の近傍に伝播し、その結
果、該歪検出素子6,6の出力に誤差が生じて計
量精度が低下するのである。この問題に対しては
両端の剛体部2,3からビーム部4,5における
歪検出素子6,6の貼着位置までの距離を十分大
きくすればよいが、このようにすると、ロードセ
ル1が徒らに大型化する欠点があつた。
(当該考案が解決しようとする課題) 本考案は、計量器におけるロードセルの取付構
造に関する上記のような実情に対処するもので、
固定剛体部の下面及び可動剛体部の上面が取付台
を介して計量器のベースフレームもしくは計量皿
に取付けられる場合に、該ロードセルを徒らに大
型化することなく、上記取付部に発生する応力の
歪検出素子への影響を低減し、それにより、コン
パクトなロードセルを用い、しかも高精度な計量
器を実現することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 両端に位置する固定剛体部及び可動剛体部と両
剛体部間に上下平行に設けられた一対のビーム部
とを有し、且つ両ビーム部に設けられた低剛性部
の表面に歪検出素子が貼着されてなるロードセル
を上記両剛体部においてベースフレーム及び計量
皿に夫々取付ける計量器におけるロードセル取付
構造であつて、固定剛体部の下面及び可動剛体部
の上面をヌスミ部を介して取付台をベースフレー
ムもしくは計量皿に取付けたことを特徴とする計
量器におけるロードセルの取付構造を考案の要旨
とするものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。
第1図に示すように、計量器21は上面が開口
したベースフレーム22と該フレーム22の上方
に位置する計量皿23と、その両者間に介設され
たロードセル31とを有する。上記ロードセル3
1は、一端の固定剛体部32と、他端の可動剛体
部33と、両剛体部32,33間に上下平行に設
けられた一対のビーム部34,35とにより中空
形状とされていると共に、上記両ビーム部34,
35における両剛体部32,33寄りの位置には
肉厚が薄くされた低剛性部34a,35aが2箇
所づつ設けられ、、且つこれらの低剛性部34a,
34a,35a,35aの表面に歪検出素子とし
てストレンゲージ36…36が夫々貼着されてい
る。ここで、このロードセル31においては両剛
体部32,33の上面及び下面がビーム部34,
35の表面34b,35bより上方及び下方に
夫々突出されている。
そして、該ロードセル31は、上記固定剛体部
32の下面32aが取付台37を介してベースフ
レーム22の内底面に固着されていると共に、可
動剛体部33の上面33aが取付台38を介して
計量皿23の裏面に固着されている。つまり、固
定剛体部32の下面32aにボルト39…39を
用いて取付台37が取付けられていると共に、該
取付台37が適宜固着手段(図示せず)によりベ
ースフレーム22の内底面に固着され、同様に可
動剛体部33の上面33aにボルト40…40を
用いて取付台38が取付けられていると共に、該
取付台38が適宜固着手段(図示せず)により計
量皿23の裏面に固着されている。
然して、第1〜3図に示すように、上記取付台
37,38は、両剛体部32,33の取付面32
a,33a(固定剛体部の下面及び可動剛体部の
上面)に対して外方にずらして取付けられて、該
取付台37,38の内側のコーナー部37a,3
8aと上記取付面32a,33aにおける内側の
エツジ部32b,33bとの間に間隔aが夫々設
けられている。また、該取付台37,38におけ
る取付面32a,33aに対接する面37b,3
8bには内側のコーナー部37a,38aに達す
るヌスミ部37c,38cが設けられ、これによ
り上記剛体部32,33の取付面32a,33a
におけるエツジ部32b,33bの近傍が幅方向
の中央部で取付台37,38から夫々離間した状
態となつている。ここで、この実施例において
は、上記取付台37,38におけるヌスミ部37
c,38cのコーナー部37a,38aに開口す
る部分がボルト39…39,40…40の挿通穴
37d…37d,38d…38dに干渉しない範
囲で幅方向に拡開されており、これにより該取付
台37,38のコーナー部37a,38aと剛体
部32,33の取付面32a,33aとの幅方向
での接触箇所A,Bの寸法ができるだけ短くされ
ている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
第1図に示すようにロードセル31をベースフ
レーム22と計量皿23との間に介設してなる計
量器21において、上記計量皿23上に被計量物
が載置されると、その荷重が取付台38を介して
上記ロードセル31における可動剛体部33に負
荷され、該剛体部33が下方に変位する。この
時、該ロードセル31のビーム部34,35にお
いては低剛体部34a,34a,35a,35a
が屈曲してその表面に引張歪又は圧縮歪が発生
し、これが各ストレインゲージ36…36によつ
て検出されるが、これらの歪は上記被計量物の重
量に対応するから、各ストレインゲージ36…3
6の出力を所定の電気回路を介して処理すること
により、上記被計量物の重量が出力されることに
なる。
然して、上記のように計量皿23に負荷された
荷重によりロードセル31の可動剛体部33が下
方に変位した時、該ロードセル31は、取付面3
2a,33aにおける取付台37,38の内側の
コーナー部37a,38aに接触する箇所A,B
を支点として変形し、この箇所A,Bに大きな応
力が発生することになる。しかし、上記取付台3
7,38にはヌスミ部37c,38cが設けられ
て、コーナー部37a,38aが中央部ではロー
ドセル31の取付面32a,33aに接触しない
から、該取付面32a,33aにおいては上記応
力が両側部とヌスミ部37c,38cの後端縁に
発生することになる。従つて、この応力が特にヌ
スミ部37c,38cの後端縁であるためビーム
部34,35に伝播しても、該ビーム部34,3
5の表面34b,35bにおけるストレインゲー
ジ36,36が貼着された中央部には殆ど影響が
及ばないことになる。これにより、上記ストレイ
ンゲージ36,36の貼着位置に作用する応力の
影響が壱層低減され、この応力によつてストレイ
ンゲージ36,36の出力に誤差が生じることが
防止されて、計量器21の計量精度が向上される
ことになる。
尚、上記の実施例においては、ロードセル31
の取付面32a,33aにおけるエツジ部32
b,33bより取付台37,38のコーナー部3
7a,38aを外方にずらせる構成も合わせ記載
したが、該取付台37,38にヌスミ部37c,
38cを設けてロードセル31の取付面32a,
33aに取付ける構成だけを採用してもよい。即
ち、第4図に示すように、ヌスミ部47c,48
cを有する取付台47,48を用いて該取付台4
7,48の当該コーナー部47a,48aをロー
ドセル41の取付面42a,43aのエツジ部4
2b,43bに一致させた構成とする。また、第
6図に示すように、ロードセル61の取付面62
a,63aにヌスミ部62c,63cを設けて
も、第1〜3図に示す実施例或いは第4図に示す
実施例と同様の効果が得られる。
更に、取付台にヌスミ部を設ける構成に代え
て、第7図に示すようにロードセルの取付面(図
示せず)と取付台77,78における上記取付面
に対向する面77b,78bとの間にスペーサ8
1,82を介設させるようにしてもよい。その場
合に該スペーサ81,82に内側のコーナー部8
1a,82aから切込み部81b,82bを設け
てヌスミ部とする。これにより、第1〜3図に示
す実施例又は第4図に示す実施例と同様の効果が
得られる。
(考案の効果) 以上のように本考案に係るロードセルの取付構
造によれば、該ロードセルの取付面における変形
時に支点となる取付台のコーナー部とヌスミ部の
後端縁の接触箇所において、幅方向のヌスミ部の
後端縁に生ずる応力を歪検出素子から離れた箇所
に発生することにしたので、応力がビーム部の幅
方向の中央部に貼着された歪検出素子に伝播して
該素子の出力に誤差を生じさせるといつた弊害が
防止され、該ロードセルの精度、ひいては計量器
としての計量精度が向上されることになる。特
に、本考案によれば、ロードセルの取付面と歪検
出素子の貼着位置との間の距離を大きくする必要
がなく、従つてロードセルが大型化しない利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第1実施例を示すもの
で、第1図は計量器の概略縦断側面図、第2,3
図は夫々第1図−線、−線で切断した要
部拡大断面図である。第4,5図は夫々第2、3
実施例を示す要部拡大側面図、第6図は第4実施
例を示す要部拡大斜視図である。第7図は夫々従
来例を示す計量器の縦断側面図である。 21……計量器、22……ベースフレーム、2
3……計量皿、31,41,51,61……ロー
ドセル、32……固定剛体部、33……可動剛体
部、34,35……ビーム部、36……歪検出素
子(ストレインゲージ)、32a,33a,42
a,43a,62a,63a……取付面、32
b,33b,42b,43b……エツジ部、3
7,38,47,48,77,78……取付台、
37a,38a,47a,48a……コーナー
部、37c,38c,47c,48c,62c,
63c……ヌスミ部、81,82……スペーサ、
81b,82b……切込み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に位置する固定剛体部及び可動剛体部と両
    剛体部間に上下平行に設けられた一対のビーム部
    とを有し、且つ両ビーム部に設けられた低剛性部
    の表面に歪検出素子が貼着されてなるロードセル
    を上記両剛体部においてベースフレーム及び計量
    皿に取付台を介して取付ける計量器におけるロー
    ドセル取付構造であつて、上記取付台と、上記固
    定剛体部の下面及び上記可動剛体部の上面にヌス
    ミ部を設けたことを特徴とする計量器におけるロ
    ードセルの取付構造。
JP5567685U 1985-04-14 1985-04-14 Expired JPH032824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5567685U JPH032824Y2 (ja) 1985-04-14 1985-04-14

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JP5567685U JPH032824Y2 (ja) 1985-04-14 1985-04-14

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Publication Number Publication Date
JPS61173029U JPS61173029U (ja) 1986-10-28
JPH032824Y2 true JPH032824Y2 (ja) 1991-01-25

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ID=30578571

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JP5567685U Expired JPH032824Y2 (ja) 1985-04-14 1985-04-14

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Families Citing this family (7)

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JPH0710269Y2 (ja) * 1989-01-31 1995-03-08 株式会社寺岡精工 ロードセル式秤におけるロードセルの取付構造
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