JP3532960B2 - 乗物用の多数位置型シート - Google Patents

乗物用の多数位置型シート

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JP3532960B2 JP10569994A JP10569994A JP3532960B2 JP 3532960 B2 JP3532960 B2 JP 3532960B2 JP 10569994 A JP10569994 A JP 10569994A JP 10569994 A JP10569994 A JP 10569994A JP 3532960 B2 JP3532960 B2 JP 3532960B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0292Multiple configuration seats, e.g. for spacious vehicles or mini-buses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/045Longitudinal adjustment by means of articulated rods supporting the seat, e.g. parallelogram mechanisms

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート(座席)、特
に、幾つかの調節位置をとることが出来る自動車のシー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】現代の自動車製造の一つの傾向として、
「エステート」と称する内部室及び小型バンと称する実
用車の双方に由来する、いわゆる「単一容積の人間輸
送」乗物を設計することがある。これらの乗物に考えら
れる用途が広いことを考慮するならば、これらの乗物に
は、多数の位置、望ましくは所定の位置を取ることが出
来るシート、即ち、各位置が具合よく設定された、多数
の異なる位置を取ることが出来るシートを設けることが
必要である。この型式のシートは、完全に展開して、例
えば、簡易ベッド(bunk)となり、また、必要に応
じて、リラックスチェア、又はラウンジャとなったり、
或いは、通常のいわゆるドライビング又はトラベルシー
トとなることを要する。更に、かかるシートは、コンパ
クトで且つ比較的嵩張らない状態でその一部が折り込ま
れて側板パネル内に退却するか、又は、乗物内部に引き
込み、その内部スペースを自由にするか、或いは乗物か
ら取り外すことが出来るものでなければならない。
【0003】また、かかるシートは、シートに座った人
が、特に、乗物を基準として大きい長手方向成分を有す
る急激な衝撃を受けたとき、シートベルトでシートに有
効に保持されるようにすべく、専門家団体又は当局が定
めた安全基準を満足しなければならない。
【0004】益々、一般的な傾向であるように、かかる
シートベルトが2又は3箇所で乗物の構造体又は車体に
直接、固定されず、シートベルトがシートから多少独立
したものである場合、この後者の条件を満足させること
は困難である。一方、このシートベルトと異なり、シー
トの一部を形成し、シートに略「搭載された」型式のも
のもある。この後者のシートベルトの場合、シートの多
数の固定点は、シート自体に設定され且つシートに直
接、設定される。故に、この搭載型シートベルトの場
合、急激な衝撃力が加わったとき、吸収し且つ/又は伝
達すべき力は、一方で、背もたれ及びシートのシート部
分の相対的な傾斜軸線領域内に集中し、他方で、一般に
シートを乗物の基礎、又は床に接続する床フレームの領
域内に集中する。
【0005】特に、かかるシートは、最小コストで大量
生産しなければならないことを考慮するとき、相互に矛
盾することが多いこれら全ての基準を満足させること
は、極めて困難であることが理解される。
【0006】この型式のシートは、既に提案されてい
る。その解決策は、その明細書の参照が容易である、例
えば、本出願人の出願による仏国特許第92−0217
2号、同第92−04448号、同第92−06997
号及び同第92−15857号の明細書に記載されてい
る。これらの解決策は、満足し得るものであるが、全て
の場合に最適であるとは限らない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
「人間輸送」型式の自動車に使用することが出来、しか
も快適であり、安全基準を満足する多機能型シート(座
席)を形成することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、傾斜可能な背
もたれを備えるシートであって、背もたれが変位すると
共に、シート部分が二つの異なる作用モードに同時に変
位し、その第一のモードによれば、背もたれがそのいわ
ゆる通常の位置から一方向に向けて変位されたとき、そ
の正面部分を下降させつつ、シートの固定部分の後部を
僅かに後退させ、固定位置といえるこの位置に留まるよ
うにする一方、第二のモードによれば、背もたれがこの
通常の位置から反対方向に変位されたとき、背もたれ
は、シート部分を同時に動かし、前方に動かし且つ上方
に持ち上げるようにしたシートに関する。
【0009】本発明の主題は、少なくとも一つの通常の
位置を有し、必要であれば、二つの極端な位置を分離さ
せる、隣接したリラックス位置を有する、多数位置型シ
ートであって、クッションの可動フレーム本体を有する
シート部分と、クッションの可動のフレーム本体を有す
る背もたれと、シートを基礎又は床に据え付けることを
目的とする床フレームと、これらのシート部分及び背も
たれクッションの相対的位置の変更を可能にする関節接
続部と、この相対的位置を変更する間に、これらのシー
ト部分及び背もたれクッションの相対的変位を自動的に
制御する連結ロッドと、から成る、特に、乗物用の多数
位置型シートである。このシートは、これらの連結ロッ
ドが、一方で、シート部分のフレーム本体の両端の一端
を床フレームに関節接続式に接続する接続ロッドを備
え、他方で、シート部分のフレーム本体の両端の他端を
背もたれフレーム本体に関節接続式に接続する接続ロッ
ド組立体を備え、第一の作用モードにあるとき、背もた
れがその通常の位置からその極端な位置の一方に動いた
とき、そのクッションが背もたれクッションに対面する
ようにシート部分が少なくとも局部的に実質的に固定位
置を保持する一方、第二の作用モードにあるとき、背も
たれがその通常の位置からその極端な位置の他方に動い
たとき、そのクッションが背もたれクッションと略整合
状態となるようにシート部分がその位置を変更すること
を特徴とする。
【0010】また、該シートは、接続ロッド組立体が、
その一方の場合、床フレームと関係付けられ、もう一方
の場合、背もたれと関係付けられるカム及びカム従動子
と、又、ピン上で傾動し、シート部分のフレーム本体の
両端のこの他端に関節接続式に接続された制御アームと
を備えることを特徴とし、又、床フレームが、少なくと
も一つの前脚部と、シート部分のフレーム本体を床フレ
ームに接続する接続ロッドとを備え、該接続ロッドが一
方でフレーム本体の前端に近接して関節接続式に接続さ
れ、その他方で、前脚部に近接して関節接続式に接続さ
れることを特徴とする。
【0011】このシートは、接続ロッド組立体が、その
一方の場合、床フレームと関係付けられ、その他方の場
合、背もたれにより従動されるカム及びカム従動子と、
ピン上で傾動可能に取り付けられ、又、シート部分のフ
レーム本体の両端のこの他端に関節接続式に接続された
制御アームと、背もたれのフレーム本体に関係付けられ
止め具、及び制御アーム上で枢動可能に取り付けられ、
又、カム従動子を支持する回り止めボルトから成るロッ
クとを備えることを特徴とする。
【0012】また、本発明の主題は、上述の型式のシー
トを自動車、特に、例えば、「人間輸送」型自動車のシ
ートに適用することである。
【0013】
【実施例】本発明のその他の特徴は、単に一例として掲
げた以下の説明及び特許請求の範囲の記載を読み、及び
添付図面を参照することにより、明らかになるであろ
う。
【0014】関節接続式シート、又は多数位置型シー
ト、及び、例えば、自動車のような乗物に使用すること
を目的とするシートは、当該技術分野で周知であるた
め、以下の説明では、本発明に直接、又は間接的に関係
する事項についてのみ記載する。その他の点について
は、当該技術分野の当業者は、その直面する具体的な問
題点に対処するため、自己の判断で一般的な従来の解決
手段を採用することが可能であろう。
【0015】以下の説明において、実施例又はその変形
例に関係なく、同様の要素は、常に同一の参照符号で表
示する。
【0016】説明の便宜上、本発明の改良に係るシート
の構成要素の各々は、必要であれば、その製造及び組立
て並びにその作用を説明する前に説明する。
【0017】以下の説明において、本発明によるシート
は、特に、自動車に適用される場合について説明する
が、かかるシートの適用例は、以下に記載する場合にの
み限定されるものではないことは勿論である。
【0018】以下の説明において、正面、後部、頂部、
底部、右側、左側、側面等のシートの姿勢に関する記載
は、全て、乗物の姿勢の従来の軸線を基準としたもので
あり、その位置に座った人間が乗物のフロントガラスの
方を向いて、道路の軸線に沿った方向を向く、そのいわ
ゆる通常の位置に本発明のシートがある場合に関して表
現したものである。
【0019】かかるシートは、殆どの場合、乗物の長手
方向軸線を通る面に対して平行な子午線面に関して対称
であるから、その一方の側、即ち、右側、又は左側のシ
ートについてのみ説明し且つ/又は図示すれば十分であ
ろう。しかし、その対称に配置することは、絶対に必要
である訳ではなく、本発明によるシートの構成要素の一
部は、その一方の側にだけ配置することも可能であるの
は勿論である。
【0020】理解されるように、本発明によるシート
は、従来の方法により、望ましくは、自動車の基礎、又
は床Pに据え付けることを目的とする。
【0021】かかるシートは、基本的に、シート部分1
0と、背もたれ20と、床フレーム30と、関節接続部
40と、連結ロッド50とを備えている。
【0022】シート部分10は、一つの前端111と、
一つの後端112とを有する可動フレーム本体11を備
えている。例えば、所定の形状であり、機械的に連結さ
れた管及びコーナ部材から成る任意の適当な従来型式の
このフレーム本体は、任意の従来型式のクッション12
を支持することを目的とする。このクッションは、垂直
な子午線面上でその輪郭が概略図的に示してある。
【0023】背もたれ20は、クッション22を受け入
れ得るようにした可動フレーム本体21を備えている。
シート部分のフレーム本体及びクッションに関して上述
したことは、背もたれのフレーム本体及びクッションに
も当てはまる。
【0024】基礎、又は床Pにシートを据え付けること
を目的とする床フレーム30は、例えば、前脚部31
と、後部脚部32とを備えている。必要であれば、これ
らの脚部は、図示するように関節接続式とし、公知であ
るように、シートを取り外し可能な方法で床に固定する
のを可能にする適当な固定装置が設けられる。必要であ
れば、シートの全体を床に関して特に前方に傾動させ得
るよう、前脚部には、ヒンジピン、又はヒンジ等が設け
られる。これは、従来通りであり、詳細には説明しな
い。
【0025】関節接続部40は、背もたれクッションの
姿勢をシート部分のクッションに関して変更することを
可能にする軸線400を形成する。任意の従来の適当な
型式のこの関節接続部40は、シート部分及び背もたれ
フレーム本体と一体に形成するか、又は、該関節接続部
40がこれらのフレーム本体に固定されたフランジを備
えている。かかる関節接続部40は、明確に画成され
た、独立的な幾つかの位置を形成することを可能にし、
また、必要であれば、シートをこれらの位置の各々に係
止することを可能にする。必要であれば、この関節接続
部は、通常の位置、即ち道路走行位置、或はリラック
ス、即ちラウンジング位置のようなこれらの位置の少な
くとも一部において、これらの呼称位置の少なくとも一
つに関する姿勢を連続的に又は非連続的に変更すること
を可能にする。これらは、全て、特に、自動車業界にお
いて従来通りであり、このため、これ以上、詳細には説
明しない。例えば、仏国特許第92−02172号を有
効に参照することが出来る。
【0026】連結ロッド50は、基本的に、一方で、シ
ート部分フレーム本体11の両端の一端111を床フレ
ーム30に関節接続式に接続する接続ロッド51と、他
方で、シート部分フレーム本体11の両端の他端112
を背もたれフレーム本体21に関節接続式に接続する接
続ロッド組立体52とを備えている。これらの連結ロッ
ドの配置は、次のようにする。即ち、第一の作用モード
において、背もたれ20が、その通常の位置(図2又は
図6B)から一方向に向けてその極端な位置の一方、例
えば、その折り込み位置(図4又は図6C)に傾動した
とき、シート部分10が、上述の略固定位置を保持し、
このため、このクッション12が背もたれクッション2
1に対面するようにし、第二の作用モードにおいて、背
もたれ20がその通常の位置(図2又は図6B)から反
対方向に向けてその極端な位置の他方、例えば、その簡
易ベッドとして使用する位置(図3又は図6A)に動い
たとき、シート部分10がその位置を変更し、そのた
め、そのクッション11が背もたれクッション21と略
整合状態となるように、或いは、上記作用モードにおけ
る構成を上記の逆にすることも出来る。
【0027】接続ロッド組立体52は、カム従動子52
2と相互作用するカム521と、制御アーム523とを
備えている。必要であれば、接続ロッド組立体52は、
短い接続ロッド524、又はロック525と、制限スト
ッパ526とを備えている。
【0028】これらカム及びカム従動子の一方には、床
フレーム、又は背もたれが関係付けられ、その他方に
は、背もたれ、又は床フレームが関係付けられる。図示
した実施例において、カム521は、床フレーム30に
直接的、又は間接的に関係付けられる一方、カム従動子
522は、背もたれ20と直接的、又は間接的に関係付
けられる。上記と逆に、カム521を背もたれ20と関
係付け、カム従動子522を床フレーム30に関係付け
ることも可能である。
【0029】カム521は、例えば、二つの独立部分5
211、5212を連続的に提供するスリット又はスロ
ットを備える、例えば、傾斜路状とし、必要であれば、
これら独立部分の間には、境界領域5213が設けられ
る。これらの独立部分の一方は、第一の作用モードを提
供し、その他方は、第二の作用モードを提供する。
【0030】これら独立部分の一方、この場合、部分5
211は、例えば、直線状とする一方、これらの独立部
分の他方、この場合、部分5212は、例えば、湾曲状
にする。境界領域5213は、これらの部分の一方から
その他方の部分への動きを容易にし、故に、二つの作用
モードの一方からその他方への変更を容易にする。
【0031】カム521は、図示するように、床フレー
ムに直接、切り込むか、又は、板等に切り込み、この板
を例えば、溶接、リベット止め、ねじ止め等の任意の適
当な方法で床フレームに取り付け且つ固定することが出
来る。
【0032】カム従動子522は、例えば、以下により
詳細に説明する止め具、ロッド、ピン等のようなものと
し、特に、カム521と相互作用可能であるようにす
る。
【0033】図5及び図6の実施例に関して理解される
ように、止め具等のようなカム従動子522は、望まし
くは、図示するように、歯の付近で回り止めボルトに圧
着される。
【0034】一つの実施例に関して理解されるように、
カム従動子522は、カム521及びスロット5233
に同時に係合している。カム従動子522は、止め具等
とし、例えば、短い接続ロッド524に圧着され、その
一方が制御アーム523のスロット5233内に係合さ
れた矩形の外側断面を有するブッシュを備え、その一方
が、例えば、摩擦を軽減し得るよう、カム521の傾斜
路状スリット内に係合した円形の外側断面を有するブッ
シュを備えている。
【0035】制御アーム523は、ピン520上で傾動
可能に取り付けられ、又、シート部分のフレーム本体1
1に関節接続式に取り付けられる。該制御アーム523
は、例えば、ピン520に関節接続式に接続された頂点
5230と、シート部分フレーム本体の後端112に近
接して関節接続式に接続された枝状部分5231と、枝
状部分5232とを備える、全体としてアングルブラケ
ットの形態をしている。図1乃至図4の実施例における
この制御アームは、スロット5233を有し、このスロ
ット5233は、例えば、直線状スロットの形態とし、
枝状部分5232に配置されたカムに少なくともその一
部が重ね合わされる。
【0036】図示した二つの実施例の場合、背もたれが
枢動するときの中心となるピン400は、制御アームが
傾動するときの中心となるピン520と略一致すること
が理解されよう。しかし、これら二つのピンが一致する
ようにするかどうかは、選択随意である。
【0037】図1乃至図4の実施例の場合、カム521
の直線状部分5211及び同様に制御アーム523の直
線状スロット5233は、半径方向を向いており、例え
ば、ピン520を通って進む一方、カム521の湾曲部
分5212は、ピン520の上に中心がある円弧であ
る。
【0038】図5及び図6の実施例の場合、第一の部分
5211は、以下に説明する理由のため、制御アーム5
23が傾動するときの中心となるピン520の上に中心
がある円弧である。
【0039】短い接続ロッド524は、背もたれのフレ
ーム本体21の伸長部211に関節接続式に接続された
一端5240と、カム従動子522を有する一端524
1とを備えている。ロック525は、止め手段5251
と、回り止めボルト5252とから成る。この実施例に
おいて、止め手段5251は、背もたれフレーム本体2
1に関係付けられ、回り止めボルト5252は、制御ア
ームの枝状部分5232上で枢動可能に取り付けられ、
カム従動子522を有する。止め手段5251は、切欠
き又は刻み目等の形態をしており、回り止めボルトは、
留め具と同様とし、その一端が制御アーム523の枝状
部分5232に固定された任意の適当な型式の枢着ピン
5250を支持する。留め具の他端は、止め手段の切欠
き又は刻み目と相互作用し得るようにした歯5253等
を支持する。
【0040】理解されるように、ロック525の止め手
段は、扇型の形状の板等に形成され、該扇状部分は、背
もたれ20のフレーム本体21の一部を形成し、又は、
例えば、溶接、リベット止め、ねじ止め等のような任意
の従来の方法で背もたれ20のフレーム本体21に固定
される。この扇状部分は、ピン520の上に中心決めさ
れ、その外周は、止め具の切欠き、又は刻み目を有す
る。
【0041】制限ストッパ526は、制御アーム523
の通路内、特に、以下に説明するように、背もたれがそ
の極端な位置の一方からその他方の位置に傾動されたと
きに、その枝状部分に作用可能であるように枝状部分5
232の経路内に配置される。任意の適当な型式のこの
制限ストッパは、例えば、扇状の形成の板により支持さ
れる。
【0042】本発明によるシートの全ての構成要素は、
適当な従来の技術により成形された金属、又は合成材料
で製造される。これら構成要素の全ては、図面から明確
に理解されるように、相互に接続し、組み立て且つ取り
付けられる。
【0043】本発明によるシートが作用するのに必要と
される関節接続部は、図面の便宜上、円形のチェック状
のパターンで図示してあることが理解されよう。これら
の関節接続部は、例えば、従来のように、軸受面から成
るボール軸受、又は単純な軸受及びピン、ボルト、リベ
ットを使用して任意の適当な方法で形成される。
【0044】図1乃至図4に示した本発明のシートの第
一の実施例の作用について以下に説明する。
【0045】図示した実施例において、その輪郭線で概
略図的に示したシート部分クッション12及び背もたれ
クッション22は、角度αの上反角の頂縁部Δに沿って
少なくとも実質的に交差する。この角度αは、本発明に
よるシートがその通常の位置からそのリラックス位置ま
で、及びその逆に動くときに20°程度変化する。
【0046】この角度αの変化は、例えば、前脚部の後
部と背もたれの頂部との間に介在させた、図示しない任
意の従来の適当な型式の固定用の液圧スラストシリンダ
を使用して、実現することが出来る。単動式であり、シ
ートの側部に一つずつ配置されることが望ましいこのス
ラストシリンダは、いわゆる搭載型シートベルトの上方
にある、肩の高さの固定点が存在することに起因する荷
重に必要とされるように抵抗しつつ、背もたれの傾斜角
度を変化させることを可能にし、また、背もたれを選択
された位置に固定することを可能にする。この格別な荷
重、又は応力に対する抵抗力は、特に、通常の位置及び
リラックス位置に必要とされることが理解されよう。
【0047】シートは、当初、図1及び図2に示すよう
に、その通常の位置、即ち道路走行位置にあると仮定す
る。
【0048】固定用スラストシリンダは、従来通り、そ
の制御装置を使用してその係止が解除される。次に、そ
の背もたれを後方に傾斜させ、図面の方向に見て時計方
向に該背もたれを回転させ、図3に示した簡易ベットと
して使用する位置にする。該背もたれは、傾動すると
き、短い接続ロッドを従動させ、この接続ロッド自体
は、カム従動子を従動させ、円弧状の形態のカムの傾斜
路の湾曲部分に沿って左方向に移動させる。この変位
中、ピン400−520、背もたれの伸長部を短い接続
ロッドに接続する関節接続部、及びカム従動子522の
相対的位置は、不変であることが理解されよう。故に、
全ての動作は、あたかもカム従動子が背もたれの伸長部
の一体部分として形成されているかのように行われる。
カム従動子522は、変位するときに、スロット523
3の側面の一つに当接する制御アーム523を従動させ
る。全ての動作は、あたかも制御アームが背もたれの伸
長部の一部として形成されているかのように行われるこ
とが理解されよう。故に、該制御アームは、背もたれの
傾動角度と等しい角度で傾動し、これと同時に、シート
部分を変位させる。シート部分は、通常の道路走行位置
からリラックス、即ちラウンジャ位置に移行する間に、
僅かに後方に傾斜して上昇する。
【0049】本発明によるシートは、快適で且つ安全な
形態であるそのリラックス位置となることが理解されよ
う。実際、この形状は、背もたれが更に傾斜されたとき
に得られるシート部分の表面積をシートがその通常の位
置にあるときよりも「伸長」させ、従って、側部の支持
を一層良くすることが出来る。シート部分の正面部分
は、僅かに持ち上がり、このことは、シートに座った人
がいわゆる「サブマリン」効果によるシートベルトとシ
ートとの間で滑る虞れを回避しつつ、姿勢の快適さ及び
安全性を向上させる。
【0050】背もたれがリラックス位置から簡易ベット
として使用される位置に変化するとき、シート部分クッ
ションは、完全に前方に動いて且つ持ち上がり、このた
め、該クッションは、背もたれのクッションと略水平方
向に実質的に整合状態となり、このことは、クッション
の間の段差を略完全に解消することにより、快適さを増
すことが理解されよう。
【0051】次に、背もたれをその通常の位置から例え
ば棚状の形態の前方に折り込んだ位置に変更するため
に、背もたれをその反対方向、即ち、反時計方向に傾斜
させるときの作用について説明する。図4に示すよう
に、この移動の僅かな部分で、カム従動子は、依然、カ
ムの湾曲部分に留まっており、スロットの輪郭部分によ
り拘束された状態を保つ。故に、制御アームは、数度だ
け回転し、シート部分を極く僅かだけ後退させ、該シー
ト部分の後部の高さは実質的に変化しない。この移動を
続けることにより、背もたれは、短い接続ロッドをして
カム従動子を境界領域、次に、傾斜路の半径部分に押し
込む。次に、カム従動子は、移動する間に、スロット状
の輪郭部分を共に動かし、このため、カムの部分の半径
方向部分及びスロットの輪郭部分は、少なくとも部分的
に重ね合わされる。背もたれの傾動を続けると、カム従
動子は、これらの重ね合わせた部分内に押し込まれる。
短い接続ロッドと背もたれの伸長部により形成された角
度は、変化する。
【0052】カム従動子は、カム及びスロットの半径方
向部分内におけるその位置に関係なく、制御アーム及び
床フレームを相互に係止させることが理解されよう。全
ての動作は、あたかも制御アームが固定され、床フレー
ムと一体に形成されているかのように行われる。背もた
れは、その前方への折り込み動作を自由に続けることが
出来、短い接続ロッドがそれに従動する。
【0053】シート部分は、少なくとも局部的に実質的
に固定状態の位置を保つことが理解されよう。この場
合、後端は、極く僅かに変位され、床の上方に実質的に
一定の距離を占める一方、その前端は、僅かに「下方に
傾動」して、床に近接する。かかる「下方への傾動」の
程度は、接続ロッド及びその関節接続部の位置の寸法を
関数とし、適当なパラメータを適正に選択することによ
り、実質的に零まで小さくすることが出来る。
【0054】背もたれがこのように前方に折り込まれた
とき、シート部分は、その最も退却した位置にあり、こ
れにより、シート部分のパッドと背もたれのクッション
とが何ら顕著に干渉し合うことなく、シートが非常にコ
ンパクトな形態になることが理解されよう。次に、背も
たれの背面を例えば、棚等として利用し、又は、シート
を「札入れ」のように折り込む前に、更に閉じ且つ/又
は必要であれば、シートを自動車から取り外し得るよう
にシートを前方に傾動させることが出来る。
【0055】故に、本発明によるシートにより、背もた
れを連続的に変位させること、及び常に係合している構
成要素が得られる。この特徴によれば、制御アームを背
もたれに固着するか(背もたれを後方に傾斜させるこ
と)、又は制御アームを床フレームに固着するか(背も
たれを前方に折り込む)することが可能である。本発明
によるシートの場合、制御アームが背もたれと共に動く
か、又は床フレームに関して固定し得ることが理解され
る。又、シートの変位は、制御アームにより案内され、
これら変位は、背もたれの変位に力学的に関係付けた
り、又はシート部分が固定状態に保たれるようにするこ
とが可能であることが理解されよう。
【0056】その第一の作用モードにおいて、シートが
その通常の位置からその折り込み位置に移行するとき、
制御アーム及び背もたれは自由である一方、制御アーム
及び床フレームは、互いに係止され、その第二の作用モ
ードにおいて、シートがその通常の位置からその簡易ベ
ットとして使用する位置まで移行したとき、制御アーム
及び背もたれは、互いに係止される一方、制御アーム及
び床フレームは、自由であることが理解されよう。
【0057】説明の便宜上、及び製造の簡略化のため、
制御アームが傾動するときの中心となる関節接続ピン4
00及びピン520は、幾何学的に一致し、又は実質的
に一致するように形成される。これらのピンは、独立的
とし、一致しないようにしてもよいことは勿論である。
【0058】このことは、接続ロッドを床フレームに関
節接続する場合にも当て嵌まり、床フレームは、前脚部
の関節接続部に一致しなくともよい。
【0059】カムの湾曲部分は、背もたれが床フレーム
に関節接続される、ピン上に中心決めしなくもよい。そ
の場合、背もたれが後方に傾斜する間に、制御アーム
は、該背もたれに関して僅かに変位する。かかる結果
は、必ずしも不利益ではなく、望ましいことさえもあ
る。
【0060】上記の説明から理解されるように、カム及
びスロットは、少なくともその一部を重ね合わせること
が出来る。そうでない場合、背もたれを前方に折り込む
間に、シート部分は、僅かに変位する。これは必ずしも
不利益ではなく、望ましいことさえもある。同様に、カ
ム及びスロットの相対的位置及び形状は、上述したもの
以外とすることも出来る。これは、特に、半径方向に配
置するとして説明した直線状部分、及び線形スロットの
場合に当て嵌まる。必須の特徴は、これらが少なくとも
局部的に重なり合い、カム従動子がその重ね合わせた部
分、特に、直線状で、半径方向でない部分におけるこれ
らのカム及びスロットに関する位置に関係なく、これら
を相互に係止することである。しかし、カム従動子がこ
の相互係止作用を果たし、又、カム従動子が重ね合わせ
可能な部分から去るときに、制御アームを従動させ得る
ように、その姿勢を正確に設定することが重要である。
【0061】次に、図5及び図6に示した本発明の第二
の実施例の作用について説明する。
【0062】シートは、最初、該シートがいわゆる簡易
ベッドとして使用される、図6Aに示したその極端な位
置にあると仮定する。背もたれのフレーム本体は、略水
平位置にあり、制御アームの枝状部分に関節接続式に接
続されたシート部分のフレーム本体の後端は、持ち上が
っていることが理解されよう。又、回り止めボルトがロ
ックの止め具に係合し、カム従動子は、該カム従動子が
係合するカムの円弧状部分の端部に位置することが理解
されよう。
【0063】この位置から開始して背もたれが持ち上げ
られると、制御アームは、これと共に傾動して反時計方
向に回転することが理解される。制御アームは、シート
部分の反対側の後端を後退させつつ、該後端を下方に従
動させる。この同時的な回転は、カム従動子がカムの円
弧状部分の他端に達するまで行われる。カム従動子がカ
ムの他方の部分に係合すると、回り止めボルトが止め手
段から非係合状態となり、固定されるまでその非係合状
態を保つ一方、カム従動子がカムの部分の端部に達し、
その端部に停止すると解放される。回り止めボルトが制
御アームの枝状部分に関節接続式に接続されているた
め、制御アームは、図6Cに示した位置に固定される一
方、その部分に対する背もたれは、制御アームから分離
され、故に、シート部分からも分離される。従って、背
もたれは、反時計方向への回転を続け、折り込んだコン
パクトな形態となり、又は棚状位置でそのクッションが
シート部分のクッションに対面する位置に達するように
することが出来る。
【0064】シートを展開させるためには、図6Cに示
した状況から背もたれを時計方向に傾動させるだけで十
分である。制限ストッパが、回り止めボルトが関節接続
された制御アームの枝状部分に接触すると、該背もたれ
は、制御アームを従動させ、カムに従動するカム従動子
の作用により従動されて、止め手段が係合する回り止め
ボルトと垂直方向に直線状に再度配置されたとき、回り
止めボルトは、同時に且つ自動的に再係合する。
【0065】シート部分は、少なくとも局部的に、略固
定位置を保ち、この場合、後端は、極く僅かに変位し
(図6B、図6C)、床から略一定の距離を保つ一方、
その前端は、僅かに「傾動」し、床に接近することが理
解されよう。ただし、図面の簡単な説明に記載のとお
り、図6Aは、いわゆる「簡易ベッド」として使用する
極端な位置からその通常の位置に戻るときの第二の作用
モードに対応する図であり、図6Bは、シートがその通
常の位置からいわゆる「棚」又は「コンパクト」又は
「折り込み」位置に移行するときの第一の作用モードに
対応する図であり、図6Cは、この「棚」又は「コンパ
クト」又は「折り込み」位置に対応する図である。かか
る「傾動」の程度は、接続ロッドの寸法及びその関節接
続部の位置の関数であり、適当なパラメータを適正に選
択することにより、略零まで軽減することが出来る。
【0066】このように、背もたれが前方に折り込まれ
たとき(図6C)、シート部分は、その最も退却した位
置となり、これにより、シート部分のパッドと背もたれ
のパッドとが何ら顕著に干渉し合うことなく、シートの
最もコンパクトな形態が得られることが理解されよう。
このとき、例えば、背もたれの背面を棚等として使用
し、又は、シートを「札入れ」のように折り込み且つ/
又は必要であれば、自動車から取り外すために前方に傾
動させる前に、シートを更に閉じることが可能である。
【0067】
【発明の効果】上記において、本発明によるシートの構
成要素が、少なくとも搭載型シートベルトの固定点を支
持するシートの側に配置されるものと仮定して説明し
た。その反対側に対称に取り付けることも可能であるの
は勿論である。しかし、本発明による力学機構は、シー
ト部分が十分に保持され、正確な軌跡を描くならば、片
側にだけ存在すれば十分であることが理解されよう。こ
れを実現すべく、シート部分の正面側部分の変位をその
反対側に配置された反対部分に伝達する二重釣合いアー
ム等の役目を果たす接続ロッドが使用される。このよう
にして、シート部分は、三箇所で剛性に維持される。多
少「懸垂」されるように、例えば、ピン400により、
又は該ピンに近接して、床フレームに関節接続式に接続
された支持バー等に対して、この場合、制御アームに関
節接続式に接続されたものと反対側のシート部分の後方
側部分である第四の箇所を接続すれば十分である。この
ため、第四の箇所で保持されたシート部分がシートに座
った人の体重により変形したり、曲がったりする虞れは
ない。
【0068】また、本発明の改良に係るシートは、背も
たれを通常の位置、即ち道路走行位置に戻す弾性的手段
を使用せずに、作用可能であることが理解されよう。実
際上、人間がシート部分に座っているとき、背もたれを
持ち上げる制御アームに力を加えるためには、その人間
の体重だけで十分である。
【0069】本発明は、本発明を実施する構成要素の数
が少ないため、「小さい」許容公差で比較的簡単に製造
することが出来、このため、遊びを少なくし、故に、作
用時に生ずる騒音を軽減し得ることが理解されよう。同
様に、本発明は、特に、シートに座った人間が「サブマ
リン」状態(頭から突入する状態)となるような正面か
らの衝撃が加わったとき、その力は、カム及びカム従動
子を使用せずに、実質的にロックを介して伝達されるた
め、機械的強度、従って、安全性を増すことに寄与す
る。この機械的強度は、ロックの止め手段及び回り止め
ボルトに対し、「かみ合う」形態を付与し、これによ
り、互いに分離した場合の最後の手段として、カム及び
カム従動子を実質的に使用せずに、止め手段及び回り止
めボルトは、作用される力を増す相互係止機能を促進す
ることが出来る。
【0070】上記の説明は、本発明の顕著な特徴を明確
に示し、本発明が付与する利点を明らかにし、本発明に
よる利点の全体を理解することを可能にするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシートの一実施例の概略図的な部
分斜視図である。
【図2】いわゆるその通常の位置にあるときの図1のシ
ートの実施例の部分側面図である。
【図3】いわゆるその簡易ベッドとして使用する極端な
位置にあるときの図2と同様の図である。
【図4】いわゆる折り込んだ極端な位置にあるときのシ
ートを示す、図2と同様の図である。
【図5】本発明によるシートの別の実施例の概略図的な
部分斜視図である。
【図6】図6は、その作用中における各種の位置にある
シートを示す、図5の実施例の概略図的な部分側面図で
あり、図6Aは、いわゆる「簡易ベッド」として使用す
る極端な位置からその通常の位置に戻るときの第二の作
用モードに対応する図である。図6Bは、シートがその
通常の位置からいわゆる「棚」又は「コンパクト」又は
「折り込み」位置に移行するときの第一の作用モードに
対応する図である。図6Cは、この「棚」又は「コンパ
クト」又は「折り込み」位置に対応する図である。
【符号の説明】
10 シート部分 11 フレー本体 12 クッション 20 背もたれ 21 フレーム本体 22 クッション 30 床フレーム 31 前脚部 32 後部脚部 40 関節接続部 50 連結ロッド 51 接続ロッド 52 接続ロッド組立体 111、112 フレーム本体の両端 211 伸長部 521 カム 522 カム従動子 523 制御アー
ム 524 接続ロッド 525 ロック 5211、5212 カムの部分 5213 境界領域 P 床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダヴィド・アモリム フランス共和国45200 アミリ,リュ ー・ペイノール 263 (72)発明者 ブルーノ・デリア フランス共和国45200 モンタルジ,リ ュー・デュ・ポルト 3 (56)参考文献 特開 昭62−113626(JP,A) 特開 昭49−96857(JP,A) 実開 平4−31027(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/54

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッション(12)及び可動のシ
    ートフレーム本体(11)を有するシート部分(10)
    と、背もたれクッション(22)及び可動の背もたれフ
    レーム本体(21)を有する背もたれ(20)と、シー
    トを床に据え付けるための床フレーム(30)と、前記
    シートクッション(12)と背もたれクッション(2
    2)の相対的位置を変更することを可能にする関節接続
    部(40)と、前記シートクッション(12)と背もた
    れクッション(22)の相対的変位を自動的に制御する
    連結ロッド(50)と、から成り、第1及び第2の極端
    な位置の間の少なくとも1つの通常の位置を有する乗物
    用の多数位置型のシートであって、 前記連結ロッド(50)は、一方で、シートフレーム本
    体(11)の前端(111)を床フレーム(30)に関
    節接続式に接続する接続ロッド(51)を備え、他方
    で、シートフレーム本体(11)の後端(112)を背
    もたれフレーム本体(21)に関節接続式に接続する接
    続ロッド組立体(52)を備え、 第一の作用モードにおいて、前記背もたれ(20)がそ
    の通常の位置から第1の極端な位置へ移行するとき、前
    記シート部分(10)は、シートクッション(12)が
    背もたれクッション(22)に対面するように、少なく
    とも局部的に実質的に固定位置を保持し、 第二の作用モードにおいて、前記背もたれ(20)がそ
    の通常の位置から第2の極端な位置へ移行するとき、シ
    ート部分(10)は、逆に、シートクッション(12)
    が背もたれクッション(22)と略整合状態となるよう
    にその位置を変更し、 前記接続ロッド組立体(52)は、一方において、前記
    床フレーム(30)に関係付けられ、他方において、背
    もたれ(20)に関係付けられるカム(521)及びカ
    ム従動子(522)と、ピン(520)上で枢動可能で
    あり且つシートフレーム本体(11)の後端(112)
    に関節により接続される制御アーム(523)と、短い
    接続ロッド(524)と、を備え、制御アーム(52
    3)は、少なくとも一部をカム(521)に重ね合わす
    ことの出来る輪郭部分(5233)を有し、接続ロッド
    (524)は、その両端(5240、5241)の一端
    (5240)が背もたれのフレーム本体(21)に関節
    により接続され、その両端(5240、5241)の他
    端(5241)がカム従動子(522)を支持し、カム
    従動子(522)はカム(521)及び輪郭部分(52
    23)に同時に相互作用し、 前記カム(521)は、2つの独立的な連続部分(52
    11、5212)を有する傾斜路を備え、連続部分(5
    211、5212)の間には、遷移領域(5213)が
    配置され、連続部分(5211、5212)の一方(5
    211)が、第一の作用モードを提供し、連続部分(5
    211、5212)の他方(5212)が第二の作用モ
    ードを提供し、 カム従動子(522)は、カム(521)の連続部分
    (5211、5212)及び制御アーム(523)の輪
    郭(5233)の両者によって摺動案内され、制御アー
    ム(523)の輪郭(5233)は、背もたれ(20)
    が十分前方へ枢動されたときに第1の作動モードを与え
    る部分(5211)に対応し、前記第1の作動モードに
    おいて背もたれ(20)が前方へ枢動されたとき、カム
    従動子(522)は、傾斜路の一方の部分(5211)
    に沿って後方へ摺動されるようにされ、それは第1の作
    動モード及び輪郭(5233)に対応し、その間に接続
    ロッド(51)が後方及び下方へ枢動することを特徴と
    するシート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシートであって、前記
    床フレーム(30)は、少なくとも一つの前脚部(3
    1)を備え、前記シートフレーム本体(11)を床フレ
    ーム(30)に接続する前記接続ロッド(51)は、一
    方で、シートフレーム本体(11)の前端(111)に
    近接し、他方で、前脚部(31)に近接し、関節接続式
    に接続されることを特徴とするシート。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシートにして、第一の
    作用モードにおいて、前記制御アーム(523)がカム
    従動子(522)により床フレーム(30)に関して固
    定状態に保持される一方、背もたれフレーム本体(2
    1)が制御アーム(523)に関して変位可能であり、 第二の作用モードにおいて、前記制御アーム(523)
    がカム従動子(522)の作用により床フレーム(3
    0)に関して変位可能である一方、背もたれフレーム本
    体(21)がカム従動子(522)により制御アーム
    (523)に関して固定状態に保持されることを特徴と
    するシート。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項のシート
    にして、前記カム(521)の連続部分(5211、5
    212)の一方(5211)が直線状であり、該連続部
    分(5211、5212)の他方(5212)が湾曲し
    ており、前記制御アーム(523)の輪郭部分(523
    3)が直線状であることを特徴とするシート。
  5. 【請求項5】 請求項4のシートにして、前記カム(5
    21)の湾曲部分(5212)が、制御アーム(52
    3)が傾動するときの中心となるピン(520)の上に
    中心があるようにされることを特徴とするシート。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項のシート
    にして、前記制御アーム(523)が傾動するときの中
    心となる前記ピン(520)が関節接続部(40)のピ
    ン(400)と一致することを特徴とするシート。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項のシート
    にして、前記制御アーム(523)が、前記ピン(52
    0)に関節接続式に接続された頂点(5230)を有す
    るアングルブラケットの形状であり、1つの枝状部分
    (5231)がシート部分のフレーム本体(11)の後
    端(112)に近接して関節接続式に接続され、1つの
    枝状部分(5231)には、輪郭部分(5233)が設
    けられることを特徴とするシート。
  8. 【請求項8】 前記輪郭部分(5233)はスロットで
    ある請求項7のシート。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項のシート
    にして、前記カム(521)は前記床フレーム(30)
    に関係付けられ且つスリット傾斜路状であるシート。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項のシー
    トにして、前記背もたれフレーム本体(21)には、伸
    長部(211)が設けられ、該伸長部(211)が接続
    ロッド組立体(52)に接続されることを特徴とするシ
    ート。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のシートにして、前
    記伸長部(211)がカム従動子(522)を支持する
    接続ロッドの端部(5241)と反対側の該短い接続ロ
    ッド(524)の端部(5240)に関節接続されるこ
    とを特徴とするシート。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか1項に記
    載のシートにして、前記カム従動子(522)が、制御
    アームのスロット(5233)内に係合された矩形の外
    側断面のブッシュが設けられた一つの部分、及びカム
    (521)の傾斜路状スリットに係合された円形の外側
    断面を有するブッシュが設けられた一部を備える止め具
    状であることを特徴とするシート。
  13. 【請求項13】 シートクッション(12)及び可動の
    シートフレーム本体(11)を有するシート部分(1
    0)と、背もたれクッション(22)及び可動の背もた
    れフレーム本体(21)を有する背もたれ(20)と、
    シートを床に据え付けるための床フレーム(30)と、
    前記シートクッション(12)と背もたれクッション
    (22)の相対的位置を変更することを可能にする関節
    接続部(40)と、前記シートクッション(12)と背
    もたれクッション(22)の相対的変位を自動的に制御
    する連結ロッド(50)と、から成り、第1及び第2の
    極端な位置の間の少なくとも1つの通常の位置を有する
    乗物用の多数位置型のシートであって、 前記連結ロッド(50)は、一方で、シートフレーム本
    体(11)の前端(111)を床フレーム(30)に関
    節接続式に接続する接続ロッド(51)を備え、他方
    で、シートフレーム本体(11)の後端(112)を背
    もたれフレーム本体(21)に関節接続式に接続する接
    続ロッド組立体(52)を備え、 第一の作用モードにおいて、前記背もたれ(20)がそ
    の通常の位置から第1の極端な位置へ移行するとき、前
    記シート部分(10)は、シートクッション(12)が
    背もたれクッション(22)に対面するように、少なく
    とも局部的に実質的に固定位置を保持し、 第二の作用モードにおいて、前記背もたれ(20)がそ
    の通常の位置から第2の極端な位置へ移行するとき、シ
    ート部分(10)は、逆に、シートクッション(12)
    が背もたれクッション(22)と略整合状態となるよう
    にその位置を変更し、 前記接続ロッド組立体(52)は、一方において、前記
    床フレーム(30)に関係付けられ、他方において、背
    もたれ(20)に関係付けられるカム(521)及びカ
    ム従動子(522)と、ピン(520)上で枢動可能で
    あり且つシートフレーム本体(11)の後端(112)
    に関節により接続される制御アーム(523)と、ロッ
    ク(525)と、を備え、制御アーム(523)は、少
    なくとも一部をカム(521)に重ね合わすことの出来
    る輪郭部分(5253)を有し、ロック(525)は、
    止め手段(5251)と回り止めボルト(5252)か
    らなり、回り止めボルト(5252)は制御アームの枝
    状部分(5232)上で枢動可能に取り付られ且つカム
    従動子(522)を有し、カム従動子(522)はカム
    (521)に相互作用し、 前記カム(521)は、2つの独立的な連続部分(52
    11、5212)を有する傾斜路を備え、連続部分(5
    211、5212)の間には、遷移領域(5213)が
    配置され、連続部分(5211、5212)の一方(5
    211)が、第一の作用モードを提供し、連続部分(5
    211、5212)の他方(5212)が第二の作用モ
    ードを提供し、 カム従動子(522)は、カム(521)の連続部分
    (5211、5212)及びロック(525)の輪郭の
    両者によって摺動案内され、ロック(525)の輪郭
    は、背もたれ(20)が十分前方へ枢動されたときに第
    1の作動モードを与える部分(5211)に対応し、前
    記第1の作動モードにおいて背もたれ(20)が前方へ
    枢動されたとき、カム従動子(522)は、傾斜路の一
    方の部分(5211)に沿って後方へ摺動されるように
    され、その間に接続ロッド(51)が後方及び下方へ枢
    動し、 前記止め手段(5251)は背もたれフレーム本体(2
    1)に関係付けられ、回り止めボルト(5252)はカ
    ム従動子(522)を支持し得ることを特徴とするシー
    ト。
  14. 【請求項14】 請求項13のシートにして、第一の作
    用モードにおいて、前記制御アーム(523)が、カム
    (521)及びカム従動子(522)を介在させること
    により、前記床フレーム(30)に関して固定状態に保
    持される一方、背もたれフレーム本体(21)が、前記
    制御アーム(523)に関して変位可能であり、第二の
    作用モードにおいて、前記制御アーム(523)が、前
    記床フレーム(30)に関して変位可能である一方、背
    もたれフレーム本体(21)が、前記ロック(525)
    により制御アーム(523)に関して固定状態に保持さ
    れることを特徴とするシート。
  15. 【請求項15】 請求項14のシートにして、 (5211)は前記制御アーム(523)が傾動すると
    きの中心となるピン(520)上に中心があるように配
    置された円弧形状であることを特徴とするシート。
  16. 【請求項16】 請求項13乃至15のいずれか1項の
    シートにして、前記止め手段(5251)が切欠きであ
    り、前記回り止めボルト(5252)が、留め具であ
    り、その一端が制御アーム(523)に関係付けられた
    枢着ピン(5250)を支持し、その他端には、前記切
    欠きと相互作用可能であるようにした歯(5253)が
    設けられることを特徴とするシート。
  17. 【請求項17】 請求項13乃至16のいずれか1項の
    シートにして、前記制御アーム(523)が、前記ピン
    (520)に関節により接続された頂点(5230)を
    有するアングルブラケットの形状をし、1つ枝状部分
    (5231)がシートフレーム本体(11)の後端(1
    12)に近接して関節接続式に接続され、1つの枝状部
    分(5231)には、回り止めボルト(5252)が設
    けられることを特徴とするシート。
  18. 【請求項18】 請求項13乃至17のいずれか1項の
    シートにして、前記止め手段(5251)は扇形の板に
    形成され、該板は前記ピン(50)に中心があるように
    され、背もたれフレーム本体(21)に関係付けられ、
    且つ外周が切欠き又は刻み目を有することを特徴とする
    シート。
  19. 【請求項19】 請求項18のシートにして、前記扇形
    の板は背もたれフレーム本体(21)と一体に形成され
    るか又は背もたれフレーム本体(21)に実際に取り付
    けられることを特徴とするシート。
  20. 【請求項20】 請求項13乃至19のいずれか1項の
    シートにして、前記止め具(5251)により支持さ
    れ、前記制御アーム(523)と相互作用可能であるよ
    うにされた制限ストッパ(526)を備えることを特徴
    とするシート。
  21. 【請求項21】 請求項13乃至20のいずれか1項の
    シートにして、前記カム従動子(522)はブッシュが
    設けられた一つの部分を有する止め具状であることを特
    徴とするシート。
  22. 【請求項22】 自動車に適用したことを特徴とする請
    求項1乃至21のいずれか1項のシート。
  23. 【請求項23】 人間輸送形式の乗物に適用したことを
    特徴とする請求項22のシート。
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