JP3531443B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP3531443B2 JP28458797A JP28458797A JP3531443B2 JP 3531443 B2 JP3531443 B2 JP 3531443B2 JP 28458797 A JP28458797 A JP 28458797A JP 28458797 A JP28458797 A JP 28458797A JP 3531443 B2 JP3531443 B2 JP 3531443B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器等に使用す
る燃焼装置に関するものであり、特に石油を燃料とし、
ターボファンによって空気を強制的に供給する燃焼装置
として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭においても給湯器が普及
している。そして給湯器等に使用される燃焼装置には、
バーナに空気を供給するファンを有するものが多い。ま
た給湯器は、湯温や湯量に応じて、バーナの燃焼量を自
動的に増減させるものが多い。ところで、燃焼装置によ
って石油等の燃料を燃焼させるためには、燃料に応じて
適正な量の空気を供給する必要がある。そのため前記し
た様に、バーナの燃焼量を増減させると、それに応じて
ファンモータの回転数を増減させる必要がある。そこで
従来技術の燃焼装置では、燃料の供給量に応じてファン
モータの回転数を増減させる構成が採用されている。ま
た、燃焼装置の送風路の流路抵抗が、種々の原因で変化
することに鑑み、ファンモータの回転数と駆動電流によ
って、流路抵抗を判別する構成が提案されている(特開
平8−159082号)。特開平8−159082号に
開示された発明では、流路抵抗を演算により判別し、フ
ァンモータの回転数を補正して適切な量の送風を行うよ
う構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の燃焼装置に
おいて、燃料の供給量に応じて、単にファンモータの回
転数を増減させる構成を採用する場合では、燃料の供給
量を絞って燃焼させる場合にファンモータの回転数を2
000rpmといった低い回転数に落とす必要がある。
しかしながら、ファンモータの回転数を低下させると、
それに応じてファンの静圧が低下してしまう。そのため
逆風等の外的要因による燃焼装置内外の圧力変化の影響
を大きく受け、逆風等が発生した場合に十分な送風量が
確保されないという問題がある。そこでこの構成におい
ては、燃焼装置に風圧スイッチを設け、当該スイッチが
10mmHg程度の逆圧を検知した場合には、ファンモータ
の回転数を上昇させると共に、燃焼の制御方法を比例制
御からオン・オフ制御に切り換える方策が採用されてい
た。しかしこの方策によると、風圧スイッチを付加させ
る必要があるために部品点数が増大するという新たな問
題があった。またこの方法では、燃焼の制御方法が比例
制御からオン・オフ制御に切り換わるので、出湯温度に
ばらつきが生じるという問題があった。さらにオン・オ
フ制御となった場合に缶体に熱ストレスがかかり、缶体
の耐久性が低下するという問題があった。また石油を燃
料とする場合には、着火時に石油臭が立ち込めるという
問題があった。
【0004】また従来技術の内、後者の流路抵抗を判別
する構成においては、上記の問題は幾分改善されるもの
の、適正な送風量を確保するという点で、まだまだ改善
の余地がある。すなわち特開平8−159082号に開
示した構成では、燃焼装置の最小燃焼量から最大燃焼量
に至る全域において流路抵抗の判別が行われ、ファンモ
ータの回転数の補正が行われる。そのためファンモータ
の電流値の検知範囲が広く、電流値の検知精度が低い。
そのため軽い逆風が発生した場合には、ファンモータの
電流値の変化が検知可能精度に至らず、結局、ファンモ
ータの回転数の補正ができないこととなる。
【0005】そこで本発明は、従来技術の上記した問題
点に注目し、風圧スイッチが不要であり、且つ適正な送
風量を確保することができる燃焼装置の開発を課題とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして上記した目的を達
成するための請求項1記載の発明は、送風流路に配置さ
れ、所定の回転数の近傍領域を境界域として当該境界域
を超える回転数領域で回転数に対して静圧が安定し、当
該境界以下の回転数領域で回転数に対して静圧が急変す
る特性を有するファンと、燃料供給量に基づいて、前記
ファンを駆動するファンモータの目標回転数を判別する
目標回転数判別手段と、前記ファンモータの回転数を前
記目標回転数に制御するモータ制御手段とを備えた燃焼
装置において、前記ファンモータの回転数を検出する回
転数検出手段と、前記ファンモータの駆動電流に関する
情報を検出する駆動電流検出手段と、前記回転数検出手
段及び駆動電流検出手段の情報に基づいて前記ファンの
送風量が前記送風流路の流路抵抗に応じた適正な送風量
となる前記ファンモータの最適回転数を判別する最適回
転数判別手段と、前記回転数検出手段により検出された
ファンモータの回転数が、前記境界域における所定の回
転数以下であるか否かを判別する回転数判別手段とを備
え、前記モータ制御手段は、前記回転数判別手段により
前記ファンモータの回転数が前記所定の回転数以下であ
ると判別されると、前記ファンモータの回転数を前記最
適回転数判別手段により判別された最適回転数に制御
ることを特徴とする燃焼装置である。
【0007】本発明の燃焼装置は、ファンモータの回転
数が所定回転数以下である場合に前記補正手段によって
ファンモータの回転数を補正する。逆に、本発明の燃焼
装置では、ファンモータの回転数が所定回転数を越える
場合には補正手段は機能しない。そのため本発明の燃焼
装置では、電流値の検知範囲が狭い。その結果、本発明
の燃焼装置は、逆風の影響を受けやすいファンモータの
回転数が低い領域において駆動電流検出手段の検知精度
が高く、逆風を鋭敏に感知してファンモータの回転数を
補正することができる。
【0008】また上記した発明を改良した請求項2に記
載の発明は、ファンは、ターボファンであることを特徴
とする請求項1記載の燃焼装置である。
【0009】本発明は、ターボファンの特性を有効に利
用したものである。すなわち一般にターボファンは、一
定の回転数を境に静圧が安定する。従ってこの回転数以
下又は未満の場合に、特にファンモータの回転数の補正
が有効であり、この回転数を越える場合には、ファンモ
ータの回転数の補正はさほど重要では無い。本発明はフ
ァンのこの特性に鑑み、ファンの静圧が安定する境界域
の回転数以下又は未満の回転数でファンモータが回転す
る場合に、回転数補正手段によってファンモータの回転
数を補正することとしたものである。なお、ファンの静
圧が安定する境界域の回転数以下でファンモータが回転
する場合に回転数補正手段によってファンモータの回転
数を補正するか、或いはファンの静圧が安定する境界域
の回転数未満でファンモータが回転する場合に、回転数
補正手段によってファンモータの回転数を補正するか
は、状況に応じて選択すべきであり、回転数補正手段が
機能する範囲を広げたい場合は前者を採用し、駆動電流
検出手段の検知精度をより高めたい場合は後者を選択す
る。
【0010】また上記した発明を改良した請求項3記載
の発明は、前記最適回転数判別手段は、前記駆動電流検
出手段からの検出値と回転数検出手段により検出された
回転数とによって前記送風流路の流路抵抗を判別する流
路抵抗判別手段と、前記燃料供給量に基づいて最適送風
量を判別する最適送風量判別手段と、前記流路抵抗判別
手段により判別された流路抵抗に基づいて現実の送風量
を推測する送風量推測手段と、前記最適送風量判別手段
により判別された最適送風量と前記送風量推測手段によ
り判別された現実の送風量との偏差に基づいて補正値を
算出し、この補正値を前記目標回転数判別手段により判
別された目標回転数に加算することにより最適回転数を
判別する回転数判別手段と、からなることを特徴とする
請求項1又は2に記載の燃焼装置である。
【0011】本発明の燃焼装置は、駆動電流検出手段か
らの検出値と回転数検出手段により検出された回転数と
によって送風流路の流路抵抗を判別する流路抵抗判別手
段を持ち、この流路抵抗判別手段により判別された流路
抵抗に基づいてファンモータの最適回転数を判別する。
すなわち、燃料供給量に基づいて最適送風量を判別する
とともに、流路抵抗に基づいて現実の送風量を推測し、
さらに最適送風量と現実の送風量との偏差に基づいて補
正値を算出し、この補正値を目標回転数に加算すること
により最適回転数を判別する。そのため、本発明の燃焼
装置は、ファンモータの回転数がより適切なものとな
る。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施形態につ
いて説明する。図1は、本発明の実施形態の構成を備え
た燃焼装置の概略構成図である。図2は、本発明の実施
形態で採用するターボファンの特性図である。図3は、
本発明の実施形態で採用するファンモータの回路図であ
る。図4は、本発明の実施形態で採用する駆動電流検出
手段の回路図である。図5は、本発明の実施形態の燃焼
装置の特徴的動作を説明したフローチャート図である。
図6は、本発明の実施形態の燃焼装置の具体的動作を説
明したフローチャート図である。図7は、本発明の実施
形態で採用する駆動電流検出手段の検出電圧とファンモ
ータの回転数の関係を示す説明図である。図8は、本発
明の実施形態で採用する駆動電流検出手段の検出電圧と
ファンモータの回転数の関係を示す説明図である。図9
は、本発明の実施形態で採用するファンモータの駆動電
流と回転数と送風量の関係を示す説明図である。図10
は、本発明の実施形態で採用する異常判別手段による異
常判別領域の説明図である。
【0014】本実施形態の燃焼装置1は、給湯器に利用
されるものであり、給湯器の一部を構成するものであ
る。本実施形態の燃焼装置1の機械的構成は、旧来のも
のと大差なく、ケーシング9の側面に石油バーナ2のノ
ズルが設けられたものである。バーナ2には、灯油など
の燃料を供給するための燃料供給管8が接続されてい
る。また燃料供給管8には、制御バルブ11が設けられ
ており、当該制御バルブ11は、給湯制御部13の信号
を受けて開度が調整される。
【0015】またケーシング9に連続するファンケース
4の内部には、ファンモータ5により駆動されるファン
6が設置されている。ここでファン6は、ターボ形式の
翼を持つものであり、回転数と静圧との関係は、図2の
通りである。すなわち、回転数が3000rpm程度を
境界として、これを越える回転数において静圧が高い状
態で安定し、逆にこれ以下の回転数では、回転数の変化
による静圧の変化が著しい。本発明においては、上記し
たターボファンの他、シロッコファンも採用可能であ
る。しかしシロッコファンは、一般的に静圧が低く、静
圧が安定する回転領域であっても逆風による影響を無視
出来ない場合が多い。そのため、本発明で採用するファ
ンとしては、より静圧の高いターボ形式のファンが望ま
しい。
【0016】ケーシング9の上部には、排気口7が形成
されている。本実施形態の燃焼装置1は、前記した様
に、給湯器の一部を構成するものであり、ケーシング9
の内部には熱交換器3が内蔵されている。
【0017】熱交換器3には、水を供給するための給水
管10が接続されている。給水管10にはバルブ12が
介装されており、当該12は給湯制御部13により制御
される。
【0018】ファンモータ5の制御装置は、マイクロコ
ンピュータ23によって主たる機能が発揮される。すな
わち制御装置の構成要素として、回転数検出手段15
と、駆動電流検出手段16と、流路抵抗判別手段17
と、最適送風量判別手段18と、送風量推測手段32
と、目標回転数判別手段33と、最適回転数判別手段1
9と、モータ制御手段20と、異常判別手段21と、異
常処理手段22とを備えている。なお、制御装置の上記
した各手段の内、モータ制御手段20と、異常判別手段
21と、異常処理手段22を除く各手段が関連して回転
数補正手段の働きを行う。
【0019】上記した各手段の機能を説明すると次の通
りである。回転数検出手段15は、ファンモータ5から
の回転パルスに基づいてファンモータ5の回転数を検出
する機能を有する手段である。また駆動電流検出手段1
6は、ファンモータ5の駆動電流に関する情報を検出す
るものである。流路抵抗判別手段17は、前記した駆動
電流検出手段16からの検出値と、回転数検出手段15
により検出された回転数とに基づいてケーシング9およ
びファンケース4内の送風流路の流路抵抗を判別するも
のである。最適送風量判別手段18は、バーナ2の燃焼
量、すなわち給湯制御部13からの燃料供給量に応じた
信号に基づいて最適送風量を判別する機能を果たすもの
である。
【0020】送風量推測手段32は、流路抵抗判別手段
17により判別された流路抵抗と回転数検出手段15に
より検出された回転数とに基づいて現実の送風量を推測
する手段である。目標回転数判別手段33は、バーナ2
の燃焼量に基づいてファンモータ5の目標回転数を判別
する手段である。目標回転数判別手段33は、より具体
的には燃料供給量を基準として目標回転数を判別する。
最適回転数判別手段19は、最適送風量判別手段18に
より判別された最適送風量と送風量推測手段32により
推測された現実の送風量との偏差と、目標回転数判別手
段33により判別された目標回転数とに基づいてファン
モータ5の最適回転数を判別する手段である。
【0021】モータ制御手段20は、最適回転数判別手
段19により判別された最適回転数となるようにファン
モータ5を駆動するものである。異常判別手段21は、
モータ制御手段20と、流路抵抗判別手段17により判
別された流路抵抗とに基づいて燃焼の異常を判別する手
段である。異常処理手段22は、異常判別手段21によ
り燃焼の異常と判別されたときに給湯制御部13に停止
信号を出力してバーナ2の燃焼を停止させるものであ
る。
【0022】次にファンモータの回路を、図3を参照し
つつ説明する。図3は、ファンモータ5の回路図であっ
て、ファンモータ5は、複数のホール素子25と、スイ
ッチング制御手段26と、端子27a〜27eと、駆動
コイルU,V,Wと、トランジスタQ1〜Q16と、ダ
イオードD1〜D6と、抵抗器R1〜R29と、キャパ
シタC1とを備えている。ICからなるスイッチング制
御手段26は、ホール素子25からの検出信号に基づい
てトランジスタQ1〜Q6をオン・オフさせ、スイッチ
ング制御を行うものである。そして端子27aには直流
電圧VCCが入力され、スイッチング制御手段26など
に供給される。端子27bは接地されている。端子27
cからはスイッチング制御手段26からトランジスタQ
16を介してファンモータ5の回転数に応じた回転パル
スVFGが出力される。端子27dには駆動電圧VDC
が印加され、駆動コイルU,V,Wに供給される。ファ
ンモータ5の回転数は端子27dに印加される駆動電圧
VDCによって決定される。端子27eからは、駆動コ
イルU,V,Wに流れる駆動電流が出力される。
【0023】次に駆動電流検出手段16の具体的な電気
回路について説明する。駆動電流検出手段16の回路
は、ファンモータ5に内蔵されており、入力端子29
と、出力端子30と、カレントトランスCT1と、演算
増幅器OP1,OP2と、可変抵抗器VR1,VR2
と、抵抗器R30〜R35と、キャパシタC2,C3と
を備えている。入力端子29はカレントトランスCT1
を介して接地されていると共に、ファンモータ5の端子
27eに接続されている。すなわちファンモータ5の駆
動コイルU,V,Wを流れた駆動電流は、カレントトラ
ンスCT1を通って電源に帰る。カレントトランスCT
1の出力端には抵抗器R30が接続されており、この抵
抗器R30の一端は接地されている。抵抗器R30の他
端は演算増幅器OP1の非反転入力端に接続されてい
る。演算増幅器OP1の反転入力端は抵抗器R31を介
して接地されており、演算増幅器OP1の出力端と反転
入力端との間には抵抗器R32とキャパシタC2との並
列回路が接続されている。演算増幅器OP1の出力端は
抵抗器R34を介して演算増幅器OP2の反転入力端に
接続されており、直流電圧VCCと接地との間には抵抗
器R33と可変抵抗器VR1との直列回路が介装されて
いる。可変抵抗器VR1の摺動子は演算増幅器OP2の
非反転入力端に接続されており、演算増幅器OP2の出
力端は出力端子30と可変抵抗器VR2の一端とに接続
されている。可変抵抗器VR2の他端は、抵抗器R35
とキャパシタC3との並列回路を介して演算増幅器OP
2の反転入力端に接続されている。
【0024】カレントトランスCT1と演算増幅器OP
1と抵抗器R30〜R32とキャパシタC2とは、ファ
ンモータ5の駆動電流量を電圧に変換する電流・電圧変
換回路を構成している。抵抗器R33と可変抵抗器VR
1とは、基準電圧を発生させる基準電圧回路を構成して
いる。演算増幅器OP2と抵抗器R34とは、電流・電
圧変換回路の出力と基準電圧回路の出力との差を増幅す
る増幅回路を構成している。可変抵抗器VR2と抵抗器
R35とキャパシタC3とは、増幅回路の出力を入力側
に帰還させる帰還回路を構成している。可変抵抗器VR
1は、基準電圧回路により発生された基準電圧を調整す
るための第1の調整手段を構成している。可変抵抗器V
R2は、帰還回路による帰還率を調整するための第2の
調整手段を構成している。
【0025】次に、上記燃焼装置1の動作について、図
5、図6に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。本実施形態の燃焼装置1は、従来技術と同様に燃料
供給量に応じてファンモータ5の回転数を増減するもの
であり、且つ回転数検出手段15及び駆動電流検出手段
16の情報に基づいて適正な送風量となるようにファン
モータ5の回転数を補正する機能をもつものである。
【0026】そして本実施形態の燃焼装置1が、従来技
術のそれと相違する点は、ファンモータ5の回転数が所
定数以下である場合に限ってファンモータ5の回転数を
補正し、ファンモータ5の回転数が所定回転数を越える
場合には燃料供給量に基づく目標回転数でファンモータ
を回転させる点にある。すなわち本実施形態の燃焼装置
1は、従来技術の動作に加えて、大まかに図5のフロー
チャートに示すような動作を行う。具体的には、ファン
モータ5の制御回転数を決定するのに際し、燃料供給量
に基づく目標回転数が所定の回転数以下であるか否かを
判断する。そして目標回転数が所定の回転数以下である
ならば、従来技術と同様にファンモータ5の回転数と駆
動電流に基づいて適切な送風量を演算する。そしてこの
演算値を燃料供給量に基づく目標回転数に加え、当該回
転数でファンモータ5を回転させる。一方、燃料供給量
に基づく目標回転数が所定の回転数を越えているなら
ば、補正値を0とし、目標回転数でファンモータ5を回
転させる。すなわち燃料供給量に基づく目標回転数によ
ってファンモータ5を回転させ、回転数の補正は行わな
い。
【0027】以下、全体的な動作を含めて、本実施形態
の燃焼装置1の動作を説明する。すなわち図外のリモー
トコントローラからコントローラに運転指令が入力され
ると、給湯制御部13が、バルブ11,12やイグナイ
タ40などを制御し、点火動作を開始すると共に、最適
送風量判別手段18にバーナ2の燃焼量、すなわちバル
ブ11の開弁量に応じた信号を出力する。これにより最
適送風量判別手段18が、給湯制御部13からの信号に
基づいて、バーナ2の燃焼量に応じた最適な送風量を演
算する(ステップ1)。
【0028】次に、目標回転数判別手段33が、給湯制
御部13からの信号に基づいて、バーナ2の燃焼量に応
じた最適な送風量を得るための目標回転数を演算する
(ステップ2)。
【0029】そして、目標回転数判別手段33によって
演算された回転数が、例えば3000rpm以下である
か否かを判別する(ステップ3)。なお、この回転数
は、ファンの静圧が安定する境界域であることが望まし
い。ファンの形式として、ターボファンを採用する場合
においては、例えば3000rpmを越える場合には、
ファンの静圧が十分に高いので、逆風等の外的影響を受
けにくい。そこで、ステップ4に移行し、補正回転数を
0とし、さらにステップ13に移行して目標回転数判別
手段33によって演算された回転数そのままの回転数
で、ファンモータ5を回転させる。
【0030】一方、目標回転数判別手段33によって演
算された回転数が、例えば3000rpm以下であった
ならば、当該回転域は、ファンの発生する静圧が小さ
く、外的要因によって、送風量が大幅に変化する。そこ
で、ステップ5以下の動作を行い、回転数の補正を行う
と共に、異常であるか否かの判定を行う。
【0031】すなわち次の動作として、ステップ5で、
異常判断手段21が内蔵しているタイマを起動させる。
【0032】次に、駆動電流検出手段16が、ファンモ
ータ5の駆動電流を検出する(ステップ6)。すなわち
ファンモータ5の駆動コイルU,V,Wを流れた駆動電
流は、図4に示すように、ファンモータ5の端子27e
から駆動電流検出手段16の入力端子29に流入し、カ
レントトランスCT1を通って電源に帰る。したがって
カレントトランスCT1にはファンモータ5の駆動電流
に応じた電圧が誘起され、これが抵抗器R30に印加さ
れ、演算増幅器OP1の非反転入力端に入力される。演
算増幅器OP1は、非反転入力端に入力された電圧を抵
抗器31,32で決まる増幅率で増幅し、抵抗器R34
を介して演算増幅器OP2の反転入力端に供給する。こ
れにより演算増幅器OP2は、演算増幅器OP2の非反
転入力端に入力される電圧と演算増幅器OP1の出力電
圧との差電圧を、可変抵抗器VR2と抵抗器R34,R
35とによって決まる増幅率で増幅し、検出電圧Eとし
て出力端子30に出力する。そしてこの検出電圧Eは流
路抵抗判別手段17に供給される。
【0033】なお、演算増幅器OP2の非反転入力端に
入力される電圧は、可変抵抗器VR1の摺動子を移動さ
せることにより変化する。すなわち可変抵抗器VR1の
摺動子を移動させると、演算増幅器OP2によって増幅
される、演算増幅器OP1の出力電圧との差電圧が変化
するので、カレントトランスCT1を流れる駆動電流と
出力端子14に表れる検出電圧Eとの関係が変化する。
したがって、図7に示すように、ファンモータ5の回転
数Nと出力端子30に表れる検出電圧Eとの関係は、可
変抵抗器VR1の摺動子を移動させることにより、例え
ば実線の状態から破線の状態へとレベルがシフトする。
この結果、製造時に個々のファンモータ5の回転数と駆
動電流との特性のレベルにばらつきがある場合、それを
可変抵抗器VR1により調整して予め検出特性を調節し
ておくことができる。
【0034】また、可変抵抗器VR2の摺動子を移動さ
せると、可変抵抗器VR2の抵抗値が変化するので、帰
還率が変化し、演算増幅器OP2の帰還率が変化するこ
とから、カレントトランスCT1を流れる駆動電流と出
力端子30に表れる検出電圧Eとの関係が変化する。し
たがって、図8に示すように、ファンモータ5の回転数
Nと出力端子30に表れる検出電圧Eとの関係は、可変
抵抗器VR2の摺動子を移動させることにより、例えば
実線の状態から破線の状態へと傾きが変化する。この結
果、製造時に個々のファンモータ5の回転数と駆動電流
との特性の傾きにばらつきがある場合、それを可変抵抗
器VR2により調整して予め検出特性を調整しておくこ
とができる。
【0035】次に、回転数検出手段15が、ファンモー
タ5のホール素子25からの回転パルスに基づいて、フ
ァンモータ5の回転数を検出する(ステップ7)。
【0036】次に、流路抵抗判別手段17が、駆動電流
検出手段16からの検出電圧Eと回転数検出手段15か
らの回転数に対応した信号とに基づいて、ファンケース
4およびケーシング9内の送風流路の流路抵抗Φを判別
する(ステップ8)。すなわちファンモータ5の回転数
Nと駆動電流Iとの関係は、図9に示すように、流路抵
抗Φに応じて変化するので、回転数Nと駆動電流Iと流
路抵抗Φとの関係のデータを予めメモリなどに保存して
おくことにより、回転数Nと駆動電流Iとから流路抵抗
Φを決定できる。例えば、回転数NがN1のときに駆動
電流IがI0になり、あるいは回転数NがN2のときに
駆動電流IがI1になれば、流路抵抗ΦがΦ1であると
判断でき、回転数NがN0のときに駆動電流IがI0に
なれば、流路抵抗ΦがΦ0であると判断できる。なお、
Φ0はΦ1よりも小さい。また、この流路抵抗Φは、フ
アンモータ5の回転数をN、駆動電流をIとすれば、例
えば実験的に下記の数1により求められる。ただし、g
(N)、f(N)は回転数Nの関数である。あるいは、
別の実験式として、下記の数2により求められる。
【0037】
【数1】
【0038】
【数2】
【0039】次に、送風量推測手段32が、流路抵抗判
別手段17により判別された流路抵抗Φと回転数検出手
段15により検出されたファンモータ5の回転数Nとに
基づいて、現実の送風量Qを演算する(ステップ9)。
すなわち図9に示すように、ファンモータ5の現実の回
転数Nと現実の送風量Qとの関係は、空気流路の流路抵
抗Φの変化により変化するが、流路抵抗Φが決まればそ
れに応じて自ずと定まるので、回転数Nと流路抵抗Φと
送風量Qとの関係を求めて予めメモリに記憶させておく
ことにより、ファンモータ5の回転数Nと流路抵抗Φと
から現実の送風量Qを演算できる。
【0040】次に、異常判別手段21が、流路抵抗判別
手段17により判別された流路抵抗Φが、予め決められ
た下限値ΦLと上限値ΦHとの間に入っているか否かを
判断する(ステップ10)。すなわち、流路抵抗Φが下
限値ΦLと上限値ΦHとの間から外れた領域を図10に
斜線で示しているが、流路抵抗Φがこのような値になっ
た場合、ファンモータ5の回転数を制御しても適切な送
風量を確保できないので、異常状態と判断する必要があ
る。一方、流路抵抗Φが下限値ΦLと上限値ΦHとの間
に入っていれば、ファンモータ5の回転数を制御するこ
とにより適切な送風量を確保できるので、正常状態であ
ると判断できる。なお、図10の第1象限はファンモー
タ5の回転数Nと駆動電流Iと流路抵抗Φとの関係を表
しており、第4象限はファンモータ5の回転数Nと送風
量Qと流路抵抗Φとの関係を表している。異常判断手段
21は、流路抵抗Φが下限値ΦLと上限値ΦHとの間に
入っていれば正常と判別して、内蔵しているタイマをク
リアする(ステップ11)。このタイマは、クリアされ
ると直ちに再起動して、計時動作を再開する。
【0041】次に、最適回転数判別手段19が、送風量
推測手段32により推測された現実の送風量Q1と最適
送風量判別手段18により判別された最適送風量QBと
の偏差に基づいて、次の数3により最適回転数N1を演
算する(ステップ12)。
【0042】
【数3】
【0043】すなわち、最適送風量QBと推測された現
実の送風量Q1との偏差の比例成分と積分成分との和を
フィードバック成分として、目標回転数N0に加えてい
る。したがって、最適送風量QBと推測された現実の送
風量Q1との偏差がゼロの状態で安定すれば、目標回転
数N0が最適回転数N1になる。
【0044】さらに、最適回転数判別手段19が、演算
した最適回転数をモータ制御手段20に出力する(ステ
ップ13)。これにより、モータ制御手段20が最適回
転数判別手段19からの最適回転数と回転数検出手段1
5からの実際の回転数とに基づいて、ファンモータ5が
最適回転数となるようにファンモータ5を駆動する。
【0045】次に、最適送風量判別手段18が、給湯制
御部13からの信号に基づいて燃焼量に変更があったか
否かを判断し(ステップ14)、変更がなければ、マイ
クロコンピュータ23が、リモートコントローラから運
転終了の指示が入力されたか否かを判断し(ステップ1
5)、入力されていなければ、ステップ6に戻る。入力
されていれば、ルーチンを終了する。
【0046】またステップ14において、最適送風量判
別手段18が燃焼量に変更があったと判断すれば、ステ
ップ1に戻る。ステップ10において、異常判別手段2
1が、送風量Qが予め決められた下限値QLと上限値Q
Hとの間に入っていないと判断すれば、異常判別手段2
1が、内蔵のタイマがタイムアップしているか否かを判
断し(ステップ16)、タイムアップしていなければス
テップ12に進む。タイムアップしていれば、異常処理
手段22に異常である旨を出力する。すなわち、送風量
Qは風の影響などにより絶えず変化する場合があるの
で、送風量Qが所定時間以上にわたって異常な値になっ
たときにのみ、異常状態と判断するのである。
【0047】次に異常処理手段22が、異常判別手段2
1からの異常である旨の信号が入力されることにより、
給湯制御部13に異常信号を出力してバーナ2の燃焼を
停止させるなどの異常処理を行い(ステップ17)、ル
ーチンを終了する。
【0048】次に、本実施形態の燃焼装置1の実際に則
した動作について説明する。例えば最高能力24号程度
の家庭用の石油給湯器に、本実施形態の燃焼装置1を採
用した場合を想定する。最高能力24号の石油給湯器
を、20号程度の熱量で燃焼させる場合、燃料供給量に
応じて演算される目標回転数は、3000rpmをはる
かに越えることとなる。そして例えばターボファンを採
用する場合であれば、静圧は、30mmHgを越えるも
のとなり、逆風の影響は小さい。そのため最高能力24
号の石油給湯器を、20号程度の熱量で燃焼させる場合
には、燃料供給量に応じて演算される目標回転数によっ
てファンモータ5が回転される。また燃料の供給は、比
例制御によって行われる。
【0049】次に、同一の石油給湯器を発熱量を6〜9
号程度の能力で使用する場合、燃料供給量に応じて演算
される目標回転数は、2000rpm乃至3000rp
m程度となる。この程度の発熱量は、ファンの静圧が低
く、逆風の影響を受けやすいので、従来技術であれば、
比例制御による燃焼は困難であった領域であり、従来技
術では、やむなく11号程度に燃焼量を上げ、オン・オ
フ制御による燃焼制御が行われていた。しかし本実施形
態の燃焼装置1では、当該回転領域では、回転数補正手
段が機能する。そして本実施形態の燃焼装置1では、回
転数補正手段が機能する範囲が狭いので、駆動電流検出
手段16の検出精度が高く、逆風の発生を鋭敏に感知す
る。そのため本実施形態の燃焼装置1では、当該回転領
域においても、適正な送風量が確保され、比例制御によ
る燃焼制御が可能である。
【0050】なお6号未満の能力で、燃焼装置1を使用
する場合には、回転数補正手段を機能させても適正な送
風量を確保することは困難であり、燃焼量を7号以上に
上昇させてオン・オフ制御による燃焼制御を行うことが
望ましい。
【0051】本発明の燃焼装置を比例制御とオン・オフ
制御を併用した構成に採用する場合の目安は次の通りで
ある。すなわち、最高燃焼能力から50%程度の能力で
使用する場合には、燃料供給量に応じて演算される目標
回転数によってファンモータ5を回転して比例制御を行
い、50%程度〜25%程度の能力で使用する場合には
回転数補正手段を機能させた上で比例制御による燃焼を
行い、それ以下の能力で使用する場合にはオン・オフ制
御による燃焼制御を行うのが適切である。
【0052】
【発明の効果】本発明の燃焼装置は、ファンモータの回
転数が所定回転数以下である場合に補正手段によってフ
ァンモータの回転数を補正し、ファンモータの回転数が
所定回転数を越える場合には補正手段は機能しない。そ
のため本発明の燃焼装置1は、逆風の影響を受けやすい
ファンモータの回転数が低い領域において駆動電流検出
手段の検知精度が高く、逆風を鋭敏に感知してファンモ
ータの回転数を補正することができる効果がある。また
本発明の燃焼装置は、風圧スイッチが不要であり、部品
点数が少ない。
【0053】また請求項2に記載の発明は、ターボファ
ンの特性と相まって、より高い効果を発揮することがで
きる。請求項2に記載の発明は、静圧が不安定な回転域
でのみ補正手段によってファンモータの回転数を補正す
るものであり、より実効性が高い効果がある。
【0054】さらに請求項3記載のファンモータの回転
数がより適切なものとなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を備えた燃焼装置の概
略構成図である。
【図2】本発明の実施形態で採用するターボファンの特
性図である。
【図3】本発明の実施形態で採用するファンモータの回
路図である。
【図4】本発明の実施形態で採用する駆動電流検出手段
の回路図である。
【図5】本発明の実施形態の燃焼装置の特徴的動作を説
明したフローチャート図である。
【図6】本発明の実施形態の燃焼装置の具体的動作を説
明したフローチャート図である。
【図7】本発明の実施形態で採用する駆動電流検出手段
の検出電圧とファンモータの回転数の関係を示す説明図
である。
【図8】本発明の実施形態で採用する駆動電流検出手段
の検出電圧とファンモータの回転数の関係を示す説明図
である。
【図9】本発明の実施形態で採用するファンモータの駆
動電流と回転数と送風量の関係を示す説明図である。
【図10】本発明の実施形態で採用する異常判別手段に
よる異常判別領域の説明図である。
【符号の説明】
1 燃焼装置 2 バーナ 4 ファンケース 9 ケーシング 13 給湯制御部 15 回転数検出手段 16 駆動電流検出手段 17 流路抵抗判別手段 18 最適送風量判別手段 19 最適回転数判別手段 20 モータ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 3/08 F23N 1/04 102 F23N 5/18 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風流路に配置され、所定の回転数の近
    傍領域を境界域として当該境界域を超える回転数領域で
    回転数に対して静圧が安定し、当該境界域以下の回転数
    領域で回転数に対して静圧が急変する特性を有するファ
    ンと、燃料供給量に基づいて、前記ファンを駆動するフ
    ァンモータの目標回転数を判別する目標回転数判別手段
    と、前記ファンモータの回転数を前記目標回転数に制御
    するモータ制御手段とを備えた燃焼装置において、 前記ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段
    と、前記ファンモータの駆動電流に関する情報を検出す
    る駆動電流検出手段と、前記回転数検出手段及び駆動電
    流検出手段の情報に基づいて前記ファンの送風量が前記
    送風流路の流路抵抗に応じた適正な送風量となる前記フ
    ァンモータの最適回転数を判別する最適回転数判別手段
    と、前記ファンモータの回転数が前記境界域における所
    定の回転数以下であるか否かを判別する回転数判別手段
    とを備え、 前記モータ制御手段は、前記回転数判別手段により前記
    ファンモータの回転数が前記所定の回転数以下であると
    判別されると、前記ファンモータの回転数を前記最適回
    転数判別手段により判別された最適回転数に制御 するこ
    とを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記ファンは、ターボファンであること
    を特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 前記最適回転数判別手段は、前記駆動電
    流検出手段からの検出値と回転数検出手段により検出さ
    れた回転数とによって前記送風流路の流路抵抗を判別す
    る流路抵抗判別手段と、前記燃料供給量に基づいて最適
    送風量を判別する最適送風量判別手段と、前記流路抵抗
    判別手段により判別された流路抵抗に基づいて現実の送
    風量を推測する送風量推測手段と、前記最適送風量判別
    手段により判別された最適送風量と前記送風量推測手段
    により判別された現実の送風量との偏差に基づいて補正
    値を算出し、この補正値を前記目標回転数判別手段によ
    り判別された目標回転数に加算することにより最適回転
    数を判別する回転数判別手段と、からなることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の燃焼装置。
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