JP3531126B2 - 車両用引き出し装置 - Google Patents

車両用引き出し装置

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JP3531126B2 JP03281895A JP3281895A JP3531126B2 JP 3531126 B2 JP3531126 B2 JP 3531126B2 JP 03281895 A JP03281895 A JP 03281895A JP 3281895 A JP3281895 A JP 3281895A JP 3531126 B2 JP3531126 B2 JP 3531126B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内のインストルメ
ントパネルに引き出し・格納自在に取り付けられ、必要
に応じて引き出して使用される、例えばカップホルダー
等の車両用引き出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用引き出し装置としてのカ
ップホルダーは、例えば実開平4−70530号等で知
られている。この引き出し式のカップホルダーは、開口
部を有する箱状のアウターケースと、このアウターケー
スの開口部より水平方向に進退出されて格納または引き
出された位置に配置されるスライダーポケットと、上下
方向に回動自在にして上記スライダーポケットに取り付
けられているとともに、上記スライダーポケットと一体
的に上記アウターケースの開口部より引き出され、この
引き出しに伴って下方向に回転されるロアホルダーとを
有した構成となっている。そして、このカップホルダー
は、車室内のインストルメントパネルの開口部に対応さ
せて、このインストルメントパネルの内側に配設されて
いる取付用フレームに固定して取り付けられ、インスト
ルメントパネルの開口部を通して進退出できる構造にな
っている。
【0003】また、カップホルダーを取付用フレームに
取り付ける方法としては、アウターケースにネジ止め用
の孔を有したフランジ部を形成しておき、そのフランジ
部を取付用フレームにネジ止めする構造になっている。
これは、カップホルダーに限ることなく、インストルメ
ントパネルに取り付けられる灰皿等、引き出し装置のほ
とんどがこの取付構造を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の取付構造のように、インストルメントパネルに
配される引き出し装置をネジ止めする構造では、ネジ止
めをするのに時間がかかる。また、スペース的に狭い部
位にあるのでネジ止めがしずらく、作業性の面でも問題
があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は取付作業を簡単、かつ迅速に行う
ことができる車両用引き出し装置の取付構造を提供する
ことにある。さらに、他の目的は、以下に説明する内容
の中で順次明らかにして行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明にあっ
ては、インストルメントパネルの内側に配設された取付
フレームにインストルメントパネルの開口部および取付
フレームの開口部から差し込まれた状態で取り付けられ
る略箱状のアウターケースと、前記アウターケースの開
口部より水平方向に進退出されて格納位置と引き出し位
とに切り換えられるインナーケースと、前記インナー
ケースに取り付けられて前記インナーケースと一体的に
アウターケースより引き出され、該引き出しに伴って下
方向へ回転されるロアホルダーとを有した車両用引き出
し装置において、前記ロアホルダーと前記インナーケー
スとの間には押圧片が配設されており、前記押圧片は、
一端側に前記ロアホルダーの先端側に設けられた軸受部
に対応する枢軸部を有し、他端側に前記インナーケース
の下面に設けられた軸受突起部に対応して、上下方向に
貫通されている孔と、該孔の下側にあって他端から一端
側に向かって延びる弾性舌片と、前記孔を横切って左右
方向へ延びるスリット状の軸孔とを有し、前記一端側が
前記ロアホルダーに対し前記軸受部および枢軸部を介し
回転可能に取り付けられ、前記他端側が前記インナーケ
ースに対し前記軸受突起部を前記孔に差し込んだ状態
で、前記軸孔および軸受突起部の軸孔に挿入される軸に
より回転可能に取り付けられて、前記弾性舌片が前記軸
受突起部の先端に弾性当接することで前記ホルダーと前
記インナーケースとの間のがた付きを抑え、かつ、前記
軸受突起部が前記ロアホルダーの下側への回転により前
記孔の対応内面に当接されてロアホルダーの下側への回
転量を規制することを特徴としている。
【0007】
【作用】この構成によれば、押圧片により段落0015
や0016に記載されている作用を得る。また、以上の
構成は請求項2のようにすることが好ましい。すなわ
ち、前記アウターケースは、前側面に設けられた弾性係
合爪部および後側に設けられた突起部を有し、前記取付
フレームに対し前記開口部からの差し込みにより、前記
突起部が前記取付フレームの後側に設けられた係止用孔
に係合し、かつ、前記弾性係合爪部が前記取付フレーム
の開口部を弾性変形を伴って通過し、通過後に弾性復帰
されて取付フレームの内側に係合することで取り付けら
れる構成である。この場合は、取付用フレームの開口部
よりアウターケースを単に差し込み、このアウターケー
スの弾性係合爪が取付用フレームの開口部を通過した所
定の位置まで挿入させると、弾性係合爪が取付用フレー
ムの内側に係合して抜け止めされ、これにより引き出し
装置が取付用フレームに取り付けられる。したがって、
ほぼワンタッチで取り付けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1乃至図4は本発明の一実施例とし
て、インストルメントパネルに配設されたカップホルダ
ーを示すもので、図1はスライダーポケットを引き出し
て使用可能な状態で一部を破断して示すその平面図、図
2は図1のA−A線に沿って断面して見るその概略側面
図、図3はスライダーポケットをアウターケース内に格
納させて図1のA−A線に沿って断面して見るその概略
側面図、図4はその分解斜視図である。
【0009】図1乃至図4において、カップホルダー1
は、大きくは前面に開口部を有する箱状のアウターケー
ス2と、このアウターケース2の開口部3より水平方向
に進退出されて格納または引き出し位置に配置されるイ
ンナーケースとしてのスライダーポケット4と、上下方
向に回動自在にしてスライダーポケット4に取り付けら
れているとともに、スライダーポケット4と一体的にア
ウターケース2の開口部3より引き出され、この引き出
しに伴って下方向に回転されるロアホルダー5とを有し
ており、車室内のインストルメントパネル6の開口部7
に対応させて、このインストルメントパネル6の内側で
図示せぬ車体側のフレームに固定されている取付用フレ
ーム8に取り付けられ、インストルメントパネル6の開
口部7を通してスライダーポケット4及びロアホルダー
5を進退出できる構造になっている。
【0010】さらに詳述すると、インストルメントパネ
ル6の内側に配置されている取付用フレーム8には、イ
ンストルメントパネル6側の開口部7に対応して開口部
9が形成されており、この開口部9からアウターケース
2を取付用フレーム8内に挿入させて位置決めさせる構
造になっている。さらに、取付用フレーム8の後面に
は、開口部9に対応して係止用孔10が形成されてい
る。なお、取付用フレーム8には、このカップホルダー
1以外にも、このカップホルダー1と同様にして引き出
し式の灰皿等が上下方向に積まれた状態にして取り付け
られようになっている。すなわち、本実施例では、一部
を省略してカップホルダー1を取り付けるための開口部
9及び係止用孔10だけを示しているが、実際の構造で
は、開口部9及び係止用孔10はその装置が取り付けら
れる位置毎に設けられており、また開口部9及び係止用
孔10に対応させて形成された装置であれば任意の開口
部9に挿入させて取り付けることができる構造になって
いる。
【0011】一方、カップホルダー1側において、アウ
ターケース2は、プラスチック製で、開口部9に対応し
た外形を有して略箱状に形成されており、前面にはスラ
イダーポケット4が進退出される開口部3が形成されて
いる。また、左右の外側面には、前面側に位置して弾性
係合爪片11が(図1,図4参照)一体に形成されてい
る。この弾性係合爪片11は後面側から前面側に進むに
従って徐々に外側に突出する状態にして、片持状に形成
されており、外側から内側に向かって外力を受けると弾
性変形を伴って内側に待避できる構造になっている。さ
らに、アウターケース2の後面外側には、この後面から
後方に向かって直角に突出された状態にして位置決め突
起部12が係止用孔10と対応して設けられており、係
止用孔10に位置決め突起部12を挿入させることによ
ってアウターケース2の後部側を取付用フレーム8に位
置決めできるようになっている。加えて、アウターケー
ス2の上面における後部側は開口されていて、この開口
によってアウターケース2の上面に窓部33が形成され
た状態になっている。さらに、アウターケース2の内部
において、底面には前後方向に延びる状態にしてガイド
レール13が形成されているとともに、底面後部にはラ
ッチケース2aが設けられこのラッチケース2aにラッ
チ装置14が配設されている。
【0012】そして、このアウターケース2は、開口部
9より取付用フレーム8内に挿入され、所定量挿入され
ると先ず位置決め突起部12が係止用孔10に差し込ま
れる。さらに挿入させると、弾性係合爪片11が開口部
9の孔縁に当接し、この当接によって弾性係合爪片11
が内側に弾性変形されて挿入が許容される。また、アウ
ターケース2が取付用フレーム8の所定の位置まで挿入
される直前になると弾性係合爪片11の先端が開口部9
を通過し、通過すると弾性係合爪片11が自己弾性復帰
力により取付用フレーム8の内側で開いて抜け止めされ
る。これにより、アウターケース2は、後端側が位置決
め突起部12と係止用孔10との係合により位置決めさ
れるとともに、前端側が開口部9とアウターケース2と
の係合により位置決め保持され、取付用フレーム8に取
り付けられる。
【0013】スライダーポケット4は、プラスチック製
であり、アウターケース2内に、アウターケース2の開
口部より前側パネル部15が表出された状態にして配
置される。また、上面にはカップの側面を保持するため
の孔16A,16Bが形成されている。このカップ用孔
16A,16Bは図1の通り、円筒状のカップ以外に、
断面矩形のカップもガタつきなく保持できるよう孔16
A,16B内にあって角部である4箇所を切り欠した矩
形孔16a,16bも有している。したがって、この孔
構造ではカップ形状に規制されないという利点がある。
さらに、スライダーポケット4における後端側の一部4
aは後方に向かって延ばされ、この一部4aの上面に係
止爪17が各々形成されているとともに、ラッチ装置1
4に対応して被ラッチ爪18が形成されている。なお、
係止爪17は、スライダーポケット4をアウターケース
2の開口部内に差し込むとき、スライダーポケット4
の内側に弾性変形されて逃がされ、さらに窓部33と対
応した位置まで挿入されると自己弾性復帰されて窓部3
3の内面と係合可能な位置に配置される。また、アウタ
ーケース2内にスライダーポケット4を挿入させて取り
付ける場合には、これに先だってアウターケース2の左
右の内面に弾性バネ片19が各々取り付けられ、アウタ
ーケース2内に挿入されたスライダーポケット4の側面
に弾性バネ片19が弾性当接されて、スライダーポケッ
ト4のガタ取りが行われる。
【0014】そして、アウターケース2内に配置された
スライダーポケット4は、被ラッチ爪18がラッチ装置
14内に配置される位置まで押し込むと、被ラッチ爪1
8がラッチ装置14によりラッチされ、前面パネル部1
5だけがアウターケース2の前面より表出された「格納
位置」に保持される。また、この「格納位置」に配置さ
れている状態で、スライダーポケット4を再び押し込む
と、ラッチ装置14と被ラッチ爪18とのラッチが解か
れ、これによってスライダーポケット4をアウターケー
ス2内より、係止爪17が窓部33の前面に当接されて
規制される位置(以下、この位置を「引き出し位置」と
言う)まで引き出すことができる。なお、ラッチ装置1
4はラッチケース2aに選択的に取り付けられるように
なっており、ラッチ装置14を使用しない場合は手動に
よりスライダーポケット4の押し込みあるいは引き出し
を行なう。
【0015】ロアホルダー5はプラスチック製であり、
スライダーポケット4の下側で、このスライダーポケッ
ト4の中に収納可能な大きさを有して形成されている。
さらに述べると、ロアホルダー5の後部における左右両
側には、この後部からさらに後方に延びる状態にしてア
ーム20が各々形成されているとともに、このアーム2
0の外面に枢軸ピン21が一体に形成されている。そし
て、アーム20の枢軸ピン21をスライダーポケット4
側の枢軸受(不図示)に回動自在に係合させ、この枢軸
ピン21を支点として前端側が上下方向に回動できる構
造になっている。また、ロアホルダー5とスライダーポ
ケット4との間には、ロアホルダー5の下側への回転量
を規制するとともに、スライダーポケット4に対するロ
アホルダー5のガタ付きを抑えるための押圧片22が配
設されている。
【0016】押圧片22は、プラスチック製で、細長い
小片として形成されており、一端側には左右両側に突出
された枢軸部23が形成されている。一方、他端側には
上下方向に貫通された孔24と、この孔24の下側に他
端側から一端側に向かって延びる弾性舌片25と、孔2
4内を横切って左右方向に延びるスリット状の軸孔26
とが形成されている。そして、押圧片22の一端側はロ
アホルダー5の先端側における中央部分に上下方向に回
転可能にして取り付けられ、他端側はスライダーポケッ
ト4の下面中央部分に上下方向に回転可能にして取り付
けられる。この各端部における結合構造をさらに説明す
ると、押圧片22の一端側が取り付けられるロアホルダ
ー5の部分には軸受部27が形成されており、この軸受
部27の係合孔28に枢軸部23を係合させている。一
方、押圧片22の他端側が取り付けられるスライダーポ
ケット4側には、孔24内に挿入して配置される軸受突
起部29が設けられている。また、軸受突起部29の先
端部分は略半円状をした曲面として形成されており、さ
らに軸受突起部29には左右に貫通して軸受孔30が形
成されている。そして、この他端側では、軸受突起部2
9を孔24内に差し込み、軸受孔30が軸孔26と対応
した位置で、軸受孔30と軸孔26に軸31を挿入させ
て軸連結させる(図5乃至図7参照)。また、こうして
連結された他端側の部分では、押圧片22の弾性舌片2
5が軸受突起部29の曲面状をした先端に弾性当接され
て配置され、ロアホルダー5とスライダーポケット4と
の間のガタを抑える。加えて、ロアホルダー5が下側に
所定量回転されると、図6に示すように、軸受突起部2
9が孔24の内面24aに当接され、ロアホルダー5が
それ以上、下側に回転するのを規制する役目も成す。
【0017】このように構成されたカップホルダー1
は、アウターケース2にスライダーポケット4,ロアホ
ルダー5等を順次組み込んで、カップホルダー1として
略完成されてユニット化した状態で取付用フレーム8に
組み込まれる。すなわち、このカップホルダー1の組み
込みでは、取付用フレーム8にアウターケース2が取り
付けられる方法を説明したのと全く同じであって、開口
部9よりカップホルダー1の後端側を取付用フレーム8
内に挿入させる。そして、所定量挿入されると、先ずア
ウターケース2の突起部12が係止用孔10に差し込ま
れる。さらに挿入させると、アウターケース2の弾性係
合爪片11が取付用フレーム8の開口部9の孔縁に当接
し、この当接によって弾性係合爪片11が内側に弾性変
形されて挿入が許容される。また、アウターケース2が
取付用フレーム8の所定の位置まで挿入される直前にな
ると弾性係合爪片11の先端が開口部9を通過し、通過
すると弾性係合爪片11が自己弾性復帰力により取付用
フレーム8の内側で開いて抜け止めされる。これによ
り、アウターケース2の後端側が突起部12と係止用孔
10との係合によって位置決めされるとともに、前端側
が開口部9とアウターケース2との係合により位置決め
保持されることによって、カップホルダー1が取付用フ
レーム8に取り付けられる。
【0018】また、こうして取付用フレーム8に取り付
けられたカップホルダー1は、スライダーポケット4を
上記「格納位置」と「引き出し位置」とにスライドさせ
て配置することができる。そして、スライダーポケット
4がアウターケース2内に格納された「格納位置」に配
置されるとき、ロアホルダー5が押圧片22と共にスラ
イダーポケット4内に折り畳まれて格納され、このまま
の状態でスライダーポケット4とともにアウターケース
2内に格納されて保持される。この状態で、ロアホルダ
ー5は、スライダーポケット4に設けられたリブ15a
によりガタつきなく収納される。また、収納されるスラ
イダーポケット4についても、アウターケース2内にあ
ってガイドレール13の外側に設けられたリブ2b(図
1,図4を参照)が弾接するためガタつくことがない。
図3は、この状態を示している。次に、カップホルダー
1を使用する場合は、スライダーポケット4の前側パネ
ル部15を一度押すと、ラッチ装置14と被ラッチ爪1
8のラッチ結合が解除され、その後、前面パネル部15
に指を掛けて引くと、アウターケース2内よりスライダ
ーポケット4を引き出すことができる。また、スライダ
ーポケット4と共にロアホルダー5及び押圧片22もア
ウターケース2内より引き出され、この引き出しに伴っ
てロアホルダー5が下側に回転され、最大に引き出され
た位置では孔24の内面に軸受突起部29が当接され、
その位置で保持される。すなわち、この状態では、ロア
ホルダー5の先端が孔16A,16Bの真下に配置さ
れ、孔16A,16Bを通して落とし込まれて来るカッ
プの底面を受けることができる。図1及び図2は、この
スライダーポケット4がアウターケース2内より引き出
された状態を示している。
【0019】
【0020】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
段落0015,0016に記載されているように押圧片
によりロアホルダーの下側への回転量を規制するととも
に、ロアホルダーのガタ付き抑える。請求項2では、
付用フレームの開口部よりアウターケースを単に差し込
み、このアウターケースの弾性係合爪が取付フレームの
開口部を通過した所定の位置まで挿入させると、弾性係
合爪が取付用フレームの内側に係合して抜け止めされ、
これにより引き出し装置が取付用フレームに取り付けら
れるので、ほぼワンタッチで取り付けることができるこ
とになり、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例構造を示す平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿って断面して見る概略側
面図である。
【図3】 図1のA−A線に相当する部分で断面して見
る概略側面図である。
【図4】 本発明の一実施例構造における要部斜視図で
ある。
【図5】 本発明の一実施例構造における要部拡大断面
図である。
【図6】 本発明の一実施例構造における要部拡大断面
図である。
【図7】 図5のB−B線に沿う方向より見た図であ
る。
【符号の説明】
1 カップホルダー(引き出し装置) 2 アウターケース 3 開口部 4 スライダーポケット(インナーケース) 5 ロアホルダー 6 インストルメントパネル 7 開口部 8 取付用フレーム 9 開口部 11 弾性係合爪片22 押圧片 23 枢軸部 24 上下方向の孔 25 弾性舌片 26 軸孔 27 軸受部 29 軸受突起部 30 軸受孔 31 軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルの内側に配設さ
    れた取付フレームにインストルメントパネルの開口部お
    よび取付フレームの開口部から差し込まれた状態で取り
    付けられる略箱状のアウターケースと、前記アウターケ
    ースの開口部より水平方向に進退出されて格納位置と
    き出し位置とに切り換えられるインナーケースと、前記
    インナーケースに取り付けられて前記インナーケースと
    一体的にアウターケースより引き出され、該引き出しに
    伴って下方向へ回転されるロアホルダーとを有した車両
    用引き出し装置において、前記ロアホルダーと前記インナーケースとの間には押圧
    片が配設されており、 前記押圧片は、一端側に前記ロアホルダーの先端側に設
    けられた軸受部に対応する枢軸部を有し、他端側に前記
    インナーケースの下面に設けられた軸受突起部に対応し
    て、上下方向に貫通されている孔と、該孔の下側にあっ
    て他端から一端側に向かって延びる弾性舌片と、前記孔
    を横切って左右方向へ延びるスリット状の軸孔とを有
    し、 前記一端側が前記ロアホルダーに対し前記軸受部および
    枢軸部を介し回転可能に取り付けられ、前記他端側が前
    記インナーケースに対し前記軸受突起部を前記孔に差し
    込んだ状態で、前記軸孔および軸受突起部の軸孔に挿入
    される軸により回転可能に取り付けられて、 前記弾性舌片が前記軸受突起部の先端に弾性当接するこ
    とで前記ホルダーと前記インナーケースとの間のがた付
    きを抑え、かつ、前記軸受突起部が前記ロアホルダーの
    下側への回転により前記孔の対応内面に当接されてロア
    ホルダーの下側への回転量を規制する ことを特徴とする
    車両用引き出し装置。
  2. 【請求項2】 前記アウターケースは、前側面に設けら
    れた弾性係合爪部および後側に設けられた突起部を有
    し、前記取付フレームに対し前記開口部からの差し込み
    により、前記突起部が前記取付フレームの後側に設けら
    れた係止用孔に係合し、かつ、前記弾性係合爪部が前記
    取付フレームの開口部を弾性変形を伴って通過し、通過
    後に弾性復帰されて取付フレームの内側に係合すること
    で取り付けられる請求項1に記載の車両用引き出し装
    置。
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