JP3531065B2 - 自動車用油圧式プルレリーズ型クラッチ装置 - Google Patents

自動車用油圧式プルレリーズ型クラッチ装置

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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/08Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
    • F16D25/082Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation
    • F16D25/085Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation the clutch actuation being of the pull type
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に自動車用の摩擦クラッチに関する。詳
しく言うと、本発明は、フランス国特許公開第2 304
826号明細書に記載されている型式のプルレリーズ型
クラッチに関する。
この形式のクラッチは、回転する駆動軸に、回転また
は離脱しうるように結合されている摩擦盤、軸方向の牽
引力がかかる時、駆動軸から摩擦盤を切り離すようにな
っている制御部、及びクラッチの制御部に軸方向に牽引
が働くようになっているクラッチ レリーズベアリング
を備えている。
フランス国特許公開第2 304 826号明細書に記載さ
れているようなクラッチは、機械的に制御される形式、
すなわちクラッチを切るため、クラッチ ケーシングで
旋回させるレバーの形をしたフォークを有する形式のも
ので、その内端は、スライドするスリーブで軸方向に働
き、スリーブの一端は、軸方向、例えばクラッチ レリ
ーズベアリングの一部であるボールベアリングの外側リ
ングへ結合されている。
この明細書に記載されているように、機械的にクラッ
チを切るフォークを、クラッチを切る機能を発揮するも
のと反対方向へ使うと、エンジンユニットの組立て中
に、クラッチ レリーズベアリングの内側リングに結合
されている要素と、クラッチの一部をなすクラッチを切
るレバーかダイヤフラムと係合する作動部との間に、軸
方向に牽引しうるようにして固定できる。この結合は、
クリッピングと呼ばれる弾性係合手段によって得られ
る。
また、各種の構成のクラッチが公知であり、その油圧
作動装置は、少なくとも1つの作動ピストンを備えてお
り、その一端は、クラッチ レリーズベアリング上で働
き、前記レリーズベアリングを軸方向の第1方向へ押圧
し、油圧作動装置が、加圧流体源、例えばクラッチシリ
ンダーから流体が供給されると、クラッチを切るように
なっている。
このような油圧作動装置の一例は、米国特許第3 95
5 660号明細書に記載されており、その作動ピストン
は、クラッチ ケーシングに固着されている円筒状のガ
イド面にスライドしうるように取りつけられた円筒状の
スリーブの形をしている。
このような油圧作動装置は、クラッチ レリーズベア
リング用の機械的作動フォークを備えていないが、弾性
係合手段によって、クラッチ レリーズベアリングの出
力部と作動部との間に固定することはできない。
本発明の目的は、前述の欠点を解決したプルレリーズ
型の油圧作動クラッチの新しい構成を提供することであ
る。
このため、本発明による特に自動車用プルレリーズ型
摩擦クラッチ装置では、クラッチ ケーシング内に設け
られたクラッチを切る制御装置が、クラッチ レリーズ
ベアリング、及び少なくとも1つの作動ピストンを備え
る油圧作動装置を備え、ピストンの一端は、クラッチ
レリーズベアリングで、前記レリーズベアリングを軸方
向に第1方向へ押圧し、油圧作動装置に加圧流体を供給
すると、クラッチが切れるようになっている。
レリーズベアリングを機械的に作動させるため、着脱
可能な工具をケーシングの孔から挿入でき、それによ
り、レリーズベアリングを第1方向と反対の第2方向へ
軸方向に押圧することができ、かつケーシング内にある
着脱可能な工具の端部が、作動ピストンの受孔と協動す
るようになっていることを特徴とする。
本発明によれば、クラッチ レリーズベアリングの出
力部と作動部との間に、弾性クリップで、簡単に安価に
組立てることができる。
本発明の他の特徴によれば、着脱可能な工具がレバー
であり、その本体をケーシングの窓の端部に当接して用
いるようになっている。
ケーシング内にある工具の端部が、作動ピストンの周
縁に設けられた相補的な受孔に係合するようになってい
る。
ピストンの周縁に一連の隣接する受孔が王冠状に設け
られている。
各受孔は、ピストンの中心軸と平行な2つの分離体に
より、水平方向に、かつ作動ピストンの中心軸と直交す
る基板により、側方向に囲われている。
ケーシング内で働く工具の端部がフォーク状であり、
その各分岐端は、ピストンの周縁に設けた受孔と係合す
るペグを備えている。
ペグと係合する2つの受孔は、互いに向かい合ってい
る。
作動ピストンの軸方向の端部の1つが、継ぎ合わされ
た囲い板によって、クラッチ レリーズベアリングのロ
ールベアリングの外側リングに接続されており、囲い板
は、作動ピストンの軸方向の端部に設けられた径方向外
側の突環部と整列している。
各受孔の基板は、作動ピストンの突環部の径方向の面
からなっている。
各受孔は、継ぎ合わされた囲い板の本体から軸方向に
伸びる2つの隣接する突出部の互いに向かい合う端部に
よって水平方向に囲われている。
各受孔は、ピストンの周縁に設けられ、かつ作動ピス
トンの突環部の前記径方向の面から、軸方向に伸びてい
る。
本発明の他の特徴と効果は、添付図面に基づく次の説
明で明らかになると思う。
図1は、クラッチ ケーシングの一部と、本発明によ
るクラッチ レリーズベアリング用作動装置を示す部分
断面図である。
図2は、クラッチを切る制御装置の可動部の外側半分
の正面図である。
図3は、図1の可動部の変形例を示す断面図である。
図4は、図3に示す可動部の変形例を示す外側半分の
正面図である。
図5は、図3と同じ断面図である。
図6は、クラッチ レリーズベアリングの油圧作動装
置の変形例を示す図1と同じ部分断面図である。
図7は、クラッチ レリーズベアリングを作動させる
着脱可能な工具のフォーク状の意匠を示す斜視図であ
る。
図8は、着脱可能なフォークの変形例を示す図7と同
じ斜視図である。
全図において、同一部品は、同一符号で示されてい
る。
実施例 図1に示すように、クラッチケース10は、油圧式のプ
ルレリーズ型自動車用クラッチの一部である。図面に
は、クラッチの全部は示さず、また詳述はしないので、
前記特許明細書を参照されたい。
自動車用クラッチは、外周に摩擦ライナーを有する摩
擦盤、反力板、反力板に対して軸方向に動かしうる圧力
板、反力板に固着されている覆い板、及び覆い板と圧力
板に係合して軸方向に作用する弾性手段を備えており、
エンジンのクランフシャフトに固着されて、一緒に回転
する圧力板と反力板との間の摩擦ライナーを締めつける
ようになっており、かつ摩擦盤は、ギアボックスの入力
軸に取りつけられて、ギアボックスと共に回転するよう
になっている。
軸方向に作用する弾性手段は、クラッチを切る装置の
一部であり、フランス国特許公開第2 304 826号明細
書に記載されているようなダイヤフラム、または米国特
許第3 995 660号明細書に記載されているようなクラ
ッチを切るレバーと連係されているコイルバネからなっ
ている。
プルレリーズ型ダイヤフラム クラッチでは、前記ダ
イヤフラムは、ベルビルリングの外縁部を介して覆い板
と係合し、かつベルビルリングの内縁部を介して、圧力
板の分岐形の係合部に係合している。
作動部は、クラッチを切るレバー、またはダイヤフラ
ムと連係して、クラッチを切るようになっており、作動
部に連結されているクラッチレリーズベアリングによっ
て、作動部に牽引摩擦が働くことが必要である。
レリーズベアリングの作動は、油圧作動装置によって
得られる。それは下記のように、軸方向に動かしうるピ
ストン26、軸方向に固着されているガイド部16、ガイド
部16と前記ピストンと堺を接しているピストンの油圧作
動室38、及び油圧作動室38を圧力源(例えばクラッチペ
ダルで働くクラッチシリンダー)に接続されている少な
くとも1つの供給管を有する加圧流体供給回路を備えて
いる。
圧力源は、ケーシング10の外部に、公知の方法で設け
られている。ケーシング10は、おおむねフードの形をし
ており、その内面14に径方向の壁12を有し、内面14に中
心軸X−Xを有する円筒状の外側係合面18を有する軸方
向の管柱16が、一体的に回転しうるように固着されてい
る。
ケーシング10は、ボールベアリング22を不可欠要素と
するクラッチレリーズベアリング20を包囲しており、そ
の外側リング24は、この実施例では、作動スリーブ26と
共に、回転しうるように作動スリーブ26にシームによっ
て固着されている。
前記ベアリングの回転しうる内側リング28は、スリー
ブ30に伸びており、スリーブ30は、特に外側の径方向の
溝32を備えている。溝32は、例えば、フランス国特許公
開第2 304 826号、及びフランス国特許公開第2 65
3 195号(米国特許第5 113 989号)明細書に記載さ
れているように、弾性的な軸方向の係合により、作動部
(図示せず)で働く結合部に固着する手段(図示せず)
を受け入れるようになっている。
公知の要領で、結合部、例えばカプリングリングは、
径方向に弾性的に変形でき、溝32の前側面、及び作動部
の表面と係合する。
クラッチ レリーズベアリング20の作動は、油圧作動
手段によって得られる。それは、スリーブ26の中空円筒
状の本体34からなる作動ピストンを備えており、その円
筒状内面36と円筒状面18は共に、スリーブ後端で油圧作
動室38を形成している。
管柱16は、ピストン26,34のガイド部であり、ピスト
ン26,34とは、ピストンとシリンダーの関係にある。ピ
ストン26,34は、クラッチ レリーズベアリング20で軸
方向へ動くようになっており、前記ピストンは、クラッ
チ レリーズベアリング20で働く端部を有している。
このレリーズベアリング20は、ピストンと共に軸方向
に移動しうるように、この実施例では、継ぎ合わせ(シ
ーミング)によってピストンに取りつけられている。
ドイツ国特許公開第2 815 971号明細書に記載され
ているように、レリーズベアリング20の外側リング24
を、ピストン26,34の連係する端部に強く嵌合して取り
つけてもよい。それによって、前記端部は肩部となる。
フランス国特許公開第2 304 826号明細書に記載さ
れているように、構成を逆にすることもできる。レリー
ズベアリング20の内側リングを、軸方向にピストン26,3
4に結合してもよいし、レリーズベアリング20の外側リ
ングを、作動部へ軸方向に係合して、ともに回転しうる
ようにしてもよい。
詳しく言うと、油圧作動室38は、ピストン26,34、及
び管柱16にそれぞれ取りつけられている2つの溝付きリ
ング40,42によって、軸方向の位置を定められている。
このため、ピストン26,34は、その後端に、組立体の
中心軸の方を向いている突環部を設けてあり、管柱16の
前端には、円形クリップによって押圧リングを設けてい
る。
溝付きリング40,42は、それぞれ突環部と押圧リング
に係合されており、シーリング ベローが、ピストンの
後端と管柱16の後端との間に挿入されている。
予め負荷されたバネは、溝付きリング40,42の間に挿
入され、ピストンを壁12の方へ押圧し、かつクラッチを
切る装置に力を加え、レリーズベアリング20の操作を、
適切かつ確実にしている。
油圧作動室38に加圧した流体が供給されると、例えば
壁13を貫通する図1の管に接続されているクラッチシリ
ンダー(図示せず)によって、図1の左から右へ、F1の
方向へ、中心軸X−Xに沿ってピストン34を軸方向へ移
動させ、クラッチ レリーズベアリング20によってクラ
ッチは切られる。
クラッチ レリーズベアリング20のボールベアリング
22の外側リング24と、スリーブの形をしたピストン26,3
4との間に、金属加工板の囲い板44をスリーブ26上に継
ぎ合わして固着してある。
囲い板44は、環状のスカート部、外側リング24の径方
向の面と協動し、対面するように径方向に曲げられた第
1端部48、及びピストン26のスリーブ34の軸方向の端か
ら径方向の外側へ一体的に伸びる突環部52の部分と重合
し、径方向へ曲げられた第2端50を有している。
本発明によれば、ケーシング10の壁の円錐形部13は、
窓54の形をした孔54を有し、着脱可能な工具58の本体56
を貫通し、その工具58によって、クラッチ レリーズベ
アリングを、油圧作動の方向F1と逆の軸方向F2へ、機械
的に移動できるようになっている。
ケーシング10内にある工具58の端部は、ピストン26,3
4の相補部と協動する。このため、ケーシング10内にあ
る工具58の端部60は、スリーブ34の周縁に設けられてい
る受孔62と係合するようになっている。
この構成により、工具58をスリーブの方へ円周方向に
押圧できるので、レリーズベアリング20をその連係する
作動部の上に、安定して据えつけることができる。
図1に示す実施例では、工具58は、例えばねじ回しの
ような簡単なものであり、その本体56は、窓54を通して
ケーシング10内に挿入され、その端部60は、受孔62に係
合される。
図1、図2に示す実施例では、スリーブ34に、一連の
隣接する受孔62が、王冠状に設けられている。
図2に示すように、各受孔62は、径方向の突環部52の
表面64の一部により軸方向へ、また径方向の突環部52か
ら径方向の壁12の方へ軸方向に伸びる2つの分離体66の
表面により、水平方向に囲われている。
分離体66を有するスリーブ34は、例えばガラス繊維、
または金属等で強化されたプラスチックで成形されてい
る。従って、スリーブ34、特にその突環部52は、低コス
トで作られる。
工具58で、クラッチ レリーズベアリング20をF2の方
向へ容易に移動できる。工具58を方形の窓54の端55に当
てて、レバーとして用い、工具58の本体56を、図1で時
計の針の方向に旋回させる。
工具58によって、ピストンを容易に機械的に動かせる
ので、クラッチの組立て中、フランス国特許公開第2
304 826号、及び同第2 653 195号明細書に記載され
ているような軸方向に係合する技術を用いて、カプリン
グにより、内側リング28,30を軸方向に作動部へ固着す
るのに用いられる。
図3、図4に示す変形例では、スリーブ34の径方向外
側への突環部52は、くぼみ68を有し、その中へ、この実
施例では加圧して継ぎ合わした囲い板44の本体46から突
出部70が伸びており、一体成形されている。
2つの隣接する軸方向の突出部70は、受孔62の側面を
なしており、着脱可能な工具58の一端を受け入れるよう
になっている。
図5に示す実施例では、受孔62は、スリーブ34と径方
向外側の突環部52と一体成形されており、かつ軸方向の
相補性間隔72によって径方向外側を囲われているので、
着脱可能な工具58の端を挿入することができ、かつピス
トンを機械的に作動している間、工具58が逃げるのを防
止できる。
図6に示す実施例では、内側にあるスリーブ34は、管
柱16に囲まれており、工具58の端部60は、スリーブ34の
端部33と管柱16の対面する径方向の表面17との間に挿入
され、その中に、ボールベアリング22の外側リング24が
取りつけられている。
図7は、フォーク状の工具58を示す。その本体56は棒
状で、フォーク状の低端部まで伸びている。その各分岐
端74は、ペグ76を備えており、2つのペグは、作動ピス
トンのスリーブ34の周縁に設けられた向かい合う受孔62
に係合するようになっている。
図7に示すような固形フォーク状の工具58の場合、方
形の窓54は、勿論フォーク状の端部60が通過できる寸法
になっている。
図8に示す実施例では、着脱可能な工具58は、角砂糖
ばさみのようなフォーク状であり、旋回軸80まわりに分
岐端74を拡縮できる装置78を備えている。
この構成によれば、窓54の寸法を縮小できる。
全ての場合、工具58により、クラッチ レリーズベア
リングを作動部(図示せず)へ取りつけた後、孔54を再
び閉じることができる。
全ての場合、受孔62のおかげで、レリーズベアリング
20をその連係する作動部へ軸方向へ取りつける際、工具
58が、逃げることはない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−29623(JP,A) 特開 昭57−110830(JP,A) 特開 平3−186620(JP,A) 実開 昭61−172223(JP,U) 欧州特許出願公開497164(EP,A 1) 仏国特許出願公開2517000(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 25/00 - 25/12 F16D 48/00 - 48/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチレリーズベアリング(20)と、こ
    のクラッチレリーズベアリング(20)に作用する端部を
    有する少なくとも1つの作動ピストン(26)(34)を具
    備する油圧作動装置とからなるクラッチ制御装置を収容
    するクラッチケーシング(10)を備え、前記油圧作動装
    置は、加圧流体が供給されたときにクラッチを解除すべ
    く、クラッチレリーズベアリング(20)を軸方向におけ
    る第1の方向(F1方向)に牽引するようになっている自
    動車用プルレリーズ型摩擦クラッチ装置において、 前記クラッチレリーズベアリング(20)は、軸方向の移
    動のため、前記作動ピストン(26)(34)に設けられた
    径方向の鍔部(52)に連結され、 前記クラッチケーシング(10)は、前記クラッチレリー
    ズベアリング(20)を、前記第1の方向と反対の第2の
    方向(F2方向)に移動させる取外し可能なツール(58)
    を導入するための開口(54)を有し、 前記ツール(58)を前記作動ピストン(26)(34)の周
    縁部に係合させるため、前記ツール(58)の前記クラッ
    チケーシング(10)内部に位置する一端(60)が、前記
    作動ピストン(26)(34)の周縁部に形成されかつ前記
    一端(60)と補形をなすくぼみ(62)に嵌め込まれ、 前記くぼみ(62)の基部(64)は、前記作動ピストン
    (26)(34)の鍔部(52)の径方向に拡がる面を含むこ
    とを特徴とするプリルリーズ型摩擦クラッチ装置。
  2. 【請求項2】前記ツール(58)はレバーであり、このレ
    バーの本体(56)は、この本体(56)と対向する前記ク
    ラッチケーシング(10)の窓孔(54)の側部(55)に当
    接するようになっていることを特徴とする請求項1記載
    のプルレリーズ型摩擦クラッチ装置。
  3. 【請求項3】前記作動ピストン(26)(34)の周縁部に
    は、前記くぼみ(62)が複数個王冠状に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載のプルレリーズ型摩擦ク
    ラッチ装置。
  4. 【請求項4】前記各くぼみ(62)は、前記作動ピストン
    (26)(34)の軸(X−X)と平行をなす2つの分離体
    (66)によって周方向の境界を区切られ、かつ前記作動
    ピストンの軸(X−X)と直角をなす前記基部(64)に
    よって軸方向の境界を区切られていることを特徴とする
    請求項3記載のプルレリーズ型摩擦クラッチ装置。
  5. 【請求項5】前記ツール(58)の前記クラッチケーシン
    グ(10)内部に位置する一端(60)はフォーク状をな
    し、このフォーク状の一端(60)の分枝部(74)は、前
    記作動ピストンの周縁部に形成された前記くぼみ(62)
    に収容されるペグ(76)を含むことを特徴とする請求項
    1記載のプルレリーズ型摩擦クラッチ装置。
  6. 【請求項6】前記ペグ(76)を収容する2つのくぼみ
    (62)が、前記作動ピストンの径方向において互いに反
    対側に形成されていることを特徴とする請求項5記載の
    プルレリーズ型摩擦クラッチ装置。
  7. 【請求項7】前記クラッチレリーズベアリングのローラ
    ベアリング(22)の外側リング(24)が、前記作動ピス
    トン(34)の軸方向端部に形成されている鍔部(52)ま
    で延びる側板(44)を介して、前記作動ピストン(34)
    の軸方向端部の1つに接続されていることを特徴とする
    請求項1記載のプルレリーズ型摩擦クラッチ装置。
  8. 【請求項8】前記各くぼみ(62)は、前記側板(44)の
    基部(46)から軸方向に延びる2つの突出部(70)の対
    向する2つの側面によって周方向の境界を区切られてい
    ることを特徴とする請求項7記載のプルレリーズ型摩擦
    クラッチ装置。
  9. 【請求項9】前記各くぼみ(62)は、前記作動ピストン
    (26)(34)の周面に形成され、かつ前記作動ピストン
    の鍔部(52)の径方向に拡がる面(64)から軸方向に延
    びる2つの分離体によって周方向の境界を区切られてい
    ることを特徴とする請求項8記載のプルレリーズ型摩擦
    クラッチ装置。
JP51013995A 1993-09-29 1994-09-20 自動車用油圧式プルレリーズ型クラッチ装置 Expired - Fee Related JP3531065B2 (ja)

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FR93/11575 1993-09-29
PCT/FR1994/001095 WO1995009312A1 (fr) 1993-09-29 1994-09-20 Dispositif d'embrayage de vehicule automobile du type tire et a actionnement hydraulique

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