JP3530558B2 - 文書処理方法及び装置 - Google Patents
文書処理方法及び装置Info
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- JP3530558B2 JP3530558B2 JP29929793A JP29929793A JP3530558B2 JP 3530558 B2 JP3530558 B2 JP 3530558B2 JP 29929793 A JP29929793 A JP 29929793A JP 29929793 A JP29929793 A JP 29929793A JP 3530558 B2 JP3530558 B2 JP 3530558B2
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Description
報に、他の文書情報を対応付けて記憶する文書処理方法
及び装置に関するものである。
マニュアル等)を変更できない場合、その文書の一部に
対し、ユーザが何らかのコメントを付けることが考えら
れている。これは例えば、図2に示すように表すことが
できる。コメントが付されている文書(元文書)が表示
されているウィンドウ201の文字列「かきくけこ」を
囲む矩形の中にカーソルを移動し、ポインティングデバ
イスのボタンを押してドラッグ操作を行ってカーソルを
移動することにより、別のウィンドウ202がオープン
される。このウインドウ202には、その文字列「かき
くけこ」に対するコメント「がぎぐげご」が表示され
る。このコメントが元文書のどこに付けられているのか
は、両ウィンドウを結ぶ線203が表している。
合には、元文書ファイルと別にコメントファイルを用意
して、これらファイルを管理する方法が考えられる。こ
のコメントファイルには、例えば元文書のコメント付け
されている文字列の位置情報と、そのコメント内容が格
納される。これをもとに、図2のように表示すること
は、例えば、Xウィンドウプログラミングによって可能
である。
装置では、元の文書のバージョンが変更される等によ
り、元の文書データが内容的には類似していても、全く
別のデータとして処理される場合には、それまで付され
ていたコメントが完全に無効になってしまい、古いコメ
ントを生かすことができなかった。このようなコメント
を、ここではドロップアウトコメントと呼ぶことにす
る。
で、第1の文書情報に付けられていた第2の文書情報
を、変更された第1の文書情報に対応できるようにした
文書処理方法とその装置を提供することを目的とする。
2の文書情報に対応していた箇所が検索でき、第2の文
書情報に対応した第1の文書情報の箇所が検索できた文
書情報と、対応した第1の文書情報の箇所が検索できな
い文書情報とを識別可能に登録すると共に、それらを識
別可能に表示できる文書処理方法とその装置を提供する
ことを目的とする。
に本発明の文書処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、第1の文書情報に複数の第2の文書情報を対応付
けて記憶する文書処理装置であって、前記複数の第2の
文書情報のそれぞれを前記第1の文書情報中の対応個所
と対応づけて、前記第1及び第2の文書情報を記憶する
記憶手段と、前記第1の文書情報が変更されると、変更
前の第1の文書情報中の各対応箇所の文字列と当該対応
箇所の位置とに基づいて、その変更された第1の文書情
報から各々の変更前の対応個所と同一の文字列を含む箇
所のうち当該変更前の対応箇所と最も位置の近い箇所を
新たな対応箇所として検索する検索手段と、前記検索手
段により新たな対応個所が検索できた第2の文書情報を
その新たな対応箇所と対応付けて表示するとともに、当
該新たな対応個所が検索できなかった第2の文書情報を
識別可能に表示する表示手段と、を有することを特徴と
する。
理方法は以下のような工程を備える。即ち、第1の文書
情報及び複数の第2の文書情報を、該複数の第2の文書
情報のそれぞれを当該第1の文書情報中の対応個所と対
応づけて記憶する文書処理装置における文書処理方法で
あって、前記第1の文書情報が変更されると、変更前の
第1の文書情報中の各対応箇所の文字列と当該対応箇所
の位置とに基づいて、その変更された第1の文書情報か
ら各々の変更前の対応個所と同一の文字列を含む箇所の
うち当該変更前の対応箇所と最も位置の近い箇所を新た
な対応箇所として検索する検索工程と、前記検索工程に
より新たな対応個所が検索できた第2の文書情報をその
新たな対応箇所と対応付けて表示するとともに、当該新
たな対応個所が検索できなかった第2の文書情報を識別
可能に表示する表示工程と、を有することを特徴とす
る。
それぞれを第1の文書情報中の対応個所と対応づけて、
第1及び第2の文書情報を記憶し、第1の文書情報が変
更されると、その変更前の第1の文書情報中の各対応箇
所の文字列と当該対応箇所の位置とに基づいて、その変
更された第1の文書情報から各々の変更前の対応個所と
同一の文字列を含む箇所のうち当該変更前の対応箇所と
最も位置の近い箇所を新たな対応箇所として検索し、新
たな対応個所が検索できた第2の文書情報をその新たな
対応箇所と対応付けて表示するとともに、その新たな対
応個所が検索できなかった第2の文書情報を識別可能に
表示する。
施例を詳細に説明する。
のつけ替えに失敗したコメントを固定位置のウィンドウ
に表示することにより、成功したコメントと明示的に区
別して表示するものである。
を示すブロック図である。
ーボードやポインティングデバイス1a等を含んでい
る。尚、以下の実施例ではポインティングデバイス1a
より各種指示を入力するように説明するが、この入力は
キーボード或いは他の入力装置より入力されても良い。
2は実施例の文書処理装置全体を制御しているCPU
で、プログラムメモリ7に記憶されたプログラム(後述
の各フローチャートで示す)に従って制御処理を実行し
ている。3はCRT等の表示部、5,6はRAM等の記
憶装置である。これらがネットワーク4を介して結ばれ
ている。
更前の文書データを記憶している文書ファイル(旧文書
ファイル)、52は旧文書ファイル51に付けられたコ
メント情報が格納されている旧文書用コメントファイ
ル、53は変更後の文書データを記憶している文書ファ
イル(新文書ファイル)、54は新文書ファイル53に
付けられたコメント情報が格納されている新文書用コメ
ントファイル、55はコメントのつけ替えを実行した際
に、つけ替えに失敗したコメントの情報を格納するドロ
ップアウト・コメントファイルである。
は旧文書ファイル51にコメントが付けられている場所
の位置情報、62は旧文書ファイル51に対するコメン
ト内容、63は位置情報61が示す旧文書ファイル51
の文字列、64は新文書ファイル53から、旧文書ファ
イル51の文字列63と同等と評価される文字列を記憶
している候補群、65は候補群64の中から同等と評価
された文字列の位置情報を記憶している新位置情報であ
る。
書ファイル51の内容、および旧文書用コメントファイ
ル52の具体例を示す図である。
は、“*****”から成る文字列行の後に、位置情報
(7,11)の行が続き、その後に、コメントを示す文
字列の行が、その内容に応じて、例えば数行続く構成に
なっている。そして、これがコメントの数の分だけ繰り
返される。図4の例では、位置(7,11)にコメント
「がぎぐげご」が存在し、位置(13,17)にコメン
ト「ざじずぜぞ」が存在している。
書ファイルの先頭からの文字数)と文字列の終了位置の
2の数値で構成されている。但し、ここで終了位置が
“0”を取り得るものとする。この場合は、コメントは
文字列に付いているのではなく、開始位置の値で指定さ
れた位置に付くものとする。また新文書用コメントファ
イル54、ドロップアウト用コメントファイル55も同
様な構成をしているものとする。
プアウト・コメントファイルを作成する手順を説明する
ためのフローチャートで、このフローチャートを実行す
る制御プログラムはプログラムメモリ7に記憶されてお
り、CPU2により実行される。
ァイル52から位置情報とコメント内容を取り出し、そ
れぞれ記憶装置5の位置情報61、コメント内容62に
格納する。そしてステップS2に進み、ステップS1で
取り出した位置情報61の値をもとに、旧文書ファイル
51から文字列を抽出し、文字列63に格納する。但し
ここで、位置情報61の終了位置の値が“0”の時、即
ち、コメントが開始位置に付いていた時は、文字列63
にヌル(null)コード列を格納する。そして、文字列63
がヌルコード列の時は、旧文書用コメントファイル52
の位置情報をそのまま候補群64に格納し、そうでない
時は、新文書ファイル53の中から、文字列63と同じ
文字列を検索し、検出できると、その文字列の位置情報
(開始位置と終了位置)を候補群64に格納する(ステ
ップS3)。尚、この候補群には、複数の位置情報が格
納されてもかまわない。
かどうか、即ち候補群64の中の候補の数が“0”か否
かを判定する。候補が存在する時はステップS5に進
み、その候補群の中から、コメントをつけ替える文字列
の位置情報を1つ選択し、新位置情報65に格納する。
ここでは例えば、位置情報61に最も近い位置情報を持
つ文字列の位置情報を、新位置情報65に格納する。
5の値とコメント内容62とを、新文書用コメントファ
イル54に出力する。そしてステップS7で、旧文書用
コメントファイル52に登録されていたコメントを全部
調べ終わったかどうかを判定し、全部調べ終わったなら
処理を終了する。またそうでない時はステップS1へ戻
る。
れた時はステップS8に進み、位置情報61とコメント
内容62とをドロップアウト・コメントファイル55に
出力してステップS7に進む。
ファイル55が作成される。
フローチャートで、この処理を実行する制御プログラム
もまたプログラムメモリ7に記憶されている。
ァイル53の内容)用ウィンドウをオープンして、元文
書内容を表示する。次にステップS12で、新文書用コ
メントファイル54の位置情報を参照して、ステップS
11で表示した元文書中のコメントが付けられている文
字列の全てを矩形枠で囲む。但し、ここで位置情報の終
了位置の値が“0”の時は、開始位置の場所(開始位置
の示す文字の直前)に矩形枠ではなく、縦線を表示す
る。
下にドロップアウトコメント用ウィンドウをオープン
し、ドロップアウト・コメントファイルの内容を表示す
る。そしてステップS14に進み、ポインティングデバ
イス(PD)1aからの入力待ち状態に入る。ステップ
S15では、ポインティングデバイス1aからの入力が
終了指示かどうかを判定し、終了指示ならば表示されて
いるウィンドウを全て消して、本処理を終了する。
んで、現在表示されているカーソルの位置を算出し、ス
テップS17でコメント表示をするかどうかを判定す
る。これは、カーソルの位置が元文書の先頭から何文字
目に相当するかを計算し、その位置と新文書用コメント
ファイル54の位置情報とを比較して、該当するコメン
トがあるかどうかを調べればよい。
進み、ポインティングデバイス1aのボタンが離された
位置でコメント用ウィンドウをオープンし、ステップS
19で元文書ウィンドウとコメント用ウィンドウとを線
で結ぶことによって対応付けを行なう。そしてステップ
S20で、コメントの内容を表示してステップS14に
戻る。尚、ステップS17でコメント表示でないならば
ステップS14に戻ればよい。以上で、表示の仕方につ
いての説明を終える。
を説明する。
容例を示す図で、例えば旧文書ファイル51の内容が図
2の201で示すような内容であって、文字列「かきく
けこ」が「やゆよ」に変更された新文書ファイル53の
例が示されている。この時、この文書ファイルの変更に
伴って作成される新文書用コメントファイル54の内容
が図8に、ドロップアウト・コメントファイル55の内
容例が図9に示されている。これらは図4と対比して見
れば明らかなように、新文書コメントファイル54のコ
メント「ざじずぜぞ」の位置情報が、その前の文字列
「かきくけこ」が「やゆよ」に変更されて2文字減少し
たことにより(13,17)から(11,15)に変更
され、ドロップアウト・コメントファイル55には元の
文書(旧文書)の「かきくけこ」に対応していたコメン
ト「がぎぐげご」が記憶されている。
を行なった際における、表示部3の画面上での表示例を
示した図である。図10において、301は文字列が変
更された新文書ファイルの表示用ウインドウを示し、3
02は文字列「さしすせそ」301aに対するコメント
を表示するコメント表示用ウインドウである。また30
3は、ドロップアウトコメントを表示するウインドウで
ある。
アウトコメントが常時表示されているので、いつでもド
ロップアウトコメントを確認することができる。
えに成功したコメントと同様に、画面上の特定範囲にカ
ーソルを移動し、ポインティングデバイス1aのボタン
をクリックした時に、コメント・ウィンドウが表示され
る。そして、コメントのつけ替えに成功した場合と失敗
した場合とで、コメント付けされている文字列を囲む枠
を異ならせて、両者を区別できるようにしている。
に示し、このブロック図は前述の図1に示した構成から
ドロップアウト・コメントファイル55を除いたものと
同じであるため、その説明を省略する。
ントは、新文書用コメントファイル54にドロップアウ
トコメントであることを明記して格納する。この時の位
置情報は、旧文書用コメントファイル52の値をそのま
ま転記することにする。
イル54の構成を図12に示す。ここでは、“****
*dropout”で示された文字列行の後のコメント
情報「がぎぐげご」が、ドロップアウトしたコメントで
あることを示している。
ントファイル54の作成手順を示すフローチャートで、
この処理を実行する制御プログラムはプログラムメモリ
7に記憶されている。この図13のステップS21〜S
25の処理は、前述の図5のステップS1〜S5と同じ
であるので説明を省略する。
n”を新文書用コメントファイル54に出力する。ここ
で、“¥n”は改行を示している。そして、ステップS
27で新位置情報65を新文書用コメントファイル54
に出力し、ステップS28でコメント内容62を新文書
用コメントファイル54に出力する。そしてステップS
29で、旧文書用コメントファイル52に登録されてい
たコメントが全部調べ終わったかどうかを判定し、終わ
りなら処理を終了し、終わりでないならステップS21
に戻る。
時はステップS30に進み、文字列“*****dro
pout¥n”を新文書用コメントファイル54に出力
する。そしてステップS31に進み、旧文書用コメント
ファイルに記述されていた位置情報、即ち、位置情報6
1を新文書用コメントファイル54に出力してステップ
S28に進む。
の方法を図14のフローチャートを参照して説明する。
この処理を実行するプログラムもまたプログラムメモリ
7に記憶されている。
ァイル53の内容)用ウィンドウをオープンして、元文
書の内容を表示する。そしてステップS42に進み、新
文書用コメントファイル54の位置情報を参照にして、
ステップS41で表示した元文書中のコメントがつけら
れている文字列を矩形枠で囲む。ただし、その際、ドロ
ップアウトコメントの時は、矩形枠の中に元文書の文字
列が1つもはいらないように、矩形の横幅を極端に細く
して表示する。
1実施例の図6のステップS14〜S20の処理と同様
である。但し、図6の説明において、ステップS17で
コメント表示でないと判断された時とステップS20の
処理後はステップS14に戻るとしてあるが、この図1
4ではステップS46でコメント表示でないと判断され
た時と、ステップS49の処理を終了した後はステップ
S43に戻ることになる。以上で、表示の仕方について
の説明を終える。
で、いま図3に示した旧文書ファイル51の内容が、図
7に示す新文書ファイル53に変更された時の例で示さ
れている。
メント内容がウインドウ302に表示され、文字列「か
きくけこ」が「やゆよ」に変更されたことによるドロッ
プアウトコメント内容がウインドウ310に表示されて
いる。またウインドウ301において、311で示すよ
うに、7文字目の直前の位置に縦線が表示されている。
これはドロップアウトコメントであることを示すため
に、矩形枠の中に元文書の文字列が1つもはいらないよ
うに矩形の横幅を極端に細くして縦線で表示しているも
のである。このようにすれば、ウインドウ301がドロ
ップアウトコメントに付けられているのか、あるいは、
その位置に付けられているのかが明確に区別できる。
とする時にだけウィンドウをオープンしてドロップアウ
トコメントを見ることができる。
ントのつけ替えに成功した場合と失敗した場合とで、元
文書ウィンドウとコメントウィンドウを結ぶ線を替える
ことにより、両者を区別できるようにしている。尚、こ
の第3実施例におけるシステム構成は、第2実施例の図
11と同じであるので説明を省略する。この第3実施例
においても、つけ替えに失敗したコメントは新文書用コ
メントファイル54にドロップアウトコメントであるこ
とを明記して格納する。この時の位置情報は、旧文書用
コメントファイル52の位置情報のうち開始位置はその
まま転記し、終了位置は“0”にする。第3実施例にお
ける新文書用コメントファイル54の内容の一例を図1
6に示す。
手順は、第2実施例の図13のフローチャートを用いて
同様に説明できる。ただし、第3実施例では、ステップ
S31で、位置情報61のうち開始位置の値だけを出力
し、終了位置を“0”にして出力する。図16では、前
述の旧文書ファイルの文字列「がぎぐげご」が変更され
ることにより、ドロップコメントが“*****dropou
t ”で定義されて、位置情報(7,0)と共に記憶され
ている。
について図17のフローチャートを参照して説明する。
ァイル53の内容)用ウィンドウをオープンして、元文
書内容を表示する。次にステップS52に進み、新文書
用コメントファイル54の位置情報を参照して、ステッ
プS51で表示した元文書中に矩形枠を表示する。ここ
で位置情報の終了位置の値が“0”の時は、前述の第2
実施例と同様に縦線を表示する。即ち、位置に付いてい
る場合やドロップアウトコメントの場合は、同じ縦線を
表示すればよい。そしてステップS53に進み、ポイン
ティングデバイス1aからの入力待ち状態に入る。
イス1aからの入力が終了指示かどうかを判定し、終了
指示ならば表示されているウィンドウを全て消して、本
処理を終了する。一方、終了指示でない時はステップS
55に進み、表示されているカーソルの位置を算出し、
ステップS56でドロップアウトコメント表示するかど
うかを判定する。これは、表示されているカーソルの位
置が、元文書の先頭から何文字目に相当するかを計算
し、その位置と新文書用コメントファイルの位置情報と
を比較して、それがドロップアウトコメントかどうかを
調べればよい。
を表示すると判断された時はステップS57に進み、ポ
インティングデバイス1aのボタンが離された位置にコ
メント用ウィンドウをオープンし、ステップS58で元
文書の表示ウィンドウとコメント用ウィンドウとを破線
で結ぶことによって対応付ける。そしてステップS59
でコメント用ウィンドウにコメント内容を表示してステ
ップS53に戻る。
コメントの表示でないと判断された時はステップS60
に進み、つけ替えに成功したコメントの表示かどうかを
判定する。そうでない時はステップS53に戻るが、つ
け替えに成功したコメントの表示である時はステップS
61に進み、ポインティングデバイス1aのボタンが離
された位置にコメント表示ウィンドウをオープンし、ス
テップS62で、元文書ウィンドウとコメント用ウィン
ドウを実線で結ぶことによって対応づける。以上で、表
示の仕方についての説明を終える。
した旧文書ファイル51の内容が、図7に示す新文書フ
ァイル53の内容に変更になった時の例で示されてい
る。
文字列「さしすせそ」に対するコメントがウインドウ3
02に表示され、それらは実線331で接続されている
のに対し、ドロップアウトコメントはウインドウ310
に表示され、文書表示ウィンドウ301とコメント表示
用ウィンドウ310とを破線330で結ぶことによっ
て、ドロップアウトコメントであることが明示される。
に失敗した時、コメント付けされた文字列があったと推
測される位置に表示される矩形(縦線)とコメント表示
ウィンドウとを破線で結んだが、本発明は破線に限るわ
けではなく、例えば、実線の太さを極端に替えることも
考える。また、ドロップアウトコメント表示ウィンドウ
310が複数表示されている場合は、本文との位置関係
が何らかの方法で対応付けられるならば、これらウイン
ドウ同士を線で結ばなくてもかまわない。また、表示部
3がカラー表示が可能であれば、線の色を区別すること
により、ドロップアウトコメントであることを示すよう
にもできる。
ロップアウトコメントには、新文書中に該当する文字列
が存在しないので、文字列ではなく位置に対応させるよ
うにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。
即ち、ドロップアウトコメントの時には終了位置の値を
“0”にするのでなく、第2実施例と同様に、旧コメン
トファイルの位置情報をそのまま転記してもよい。
た新文書データにおける7文字目からから11文字目の
「やゆよ。さ」に、ドロップアウトコメントが対応して
いるように表示する。但し、第3実施例と同様に、これ
ら2つのウィンドウ301,310を結ぶ線が破線33
0であることにより、ウインドウ310がドロップアウ
トしたコメントを表示していることがわかる。尚、文字
列を囲む枠が重なった時は、例えば、開始位置が後のも
のが優先されるというように、予め決めておけばよい。
ウ同士を結ぶ線により区別するのではなく、ウィンドウ
自体の表示を替えて、つけ替えに成功したコメントと、
失敗したコメントを明確に区別するものである。ここで
は、ドロップアウトコメントの時は、ウィンドウ内の文
字が反転されて表示されている。
様に説明できる。但し、図17のステップS56でドロ
ップアウトコメントを表示すると判断されたならば、ウ
ィンドウ内の文字を反転して表示することにより、コメ
ントを表示するようにすればよい。なお、この場合、元
文書ウィンドウ301とコメントウィンドウ310aと
は、図20に示すように実線で結んでもよい。
ウィンドウ310aの内容を反転させて表示したが、こ
れ以外にも、例えば、コメントウィンドウ310のタイ
トルバーにドロップアウトコメントであることを明記し
たり、カラーディスプレイならば、コメントウィンドウ
310に表示される文字の色を変えたり、或いはそのバ
ックグラウンドの色を変えることも考えられる。
例の文書処理装置の概略構成を示すブロック図で、前述
の実施例と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説
明を省略する。この第6実施例の動作を図22及び図2
3を参照して説明する。
(旧文書)の文字列「かきくけこ」にコメント「まみむ
めも」が、文字列「さしすせそ」にコメント「はひふへ
ほ」がそれぞれ付されている場合のコメントファイルの
内容が図22に示されている。この図22では、各コメ
ントは<comment> と</comment>で挟まれ、<place> と</
place>との間に位置情報が挟まれている。更に、<conte
nnt>と</contennt> との間にコメントの内容そのものが
格納されている。この位置情報に関しては、前述の実施
例の場合と同様である。
ントとを、それぞれウインドウに対応付けて表示した例
を示す図である。
文書データを示し、図25はこの新文書データに対応す
る新文書用コメントファイル54の内容例を示す。この
図25の例では、コメント「まみむめも」が付されてい
た文字列「かきくけこ」が変更されたので、対応するコ
メントの位置情報が(7,7)に変更され、後続の文字
列「さしすせそ」に付されたコメントの位置情報も(1
1,15)に変換されている。図26は、テキストウイ
ンドウに新たな文書を表示し、その文書の文字列に対応
したコメントが各ウインドウに表示されている。
トの作成処理を示すフローチャートである。
ファイル52から位置情報とコメント内容を取り出し、
それぞれ記憶装置5の位置情報61、コメント内容62
に格納する。そしてステップS72に進み、ステップS
71で取り出した位置情報61の値をもとに、旧文書フ
ァイル51から文字列を抽出し、文字列63に格納す
る。次にステップS73で、新文書ファイル53の中か
ら、文字列63と同じ文字列を検索し、検出できると、
その文字列の位置情報(開始位置と終了位置)を候補群
64に格納する。尚、この候補群には、複数の位置情報
が格納されてもかまわない。
たかどうか、即ち候補群64の中の候補の数が“0”か
否かを判定する。候補が存在する時はステップS75に
進み、その候補群の中から、コメントをつけ替える文字
列の位置情報を1つ選択し、新位置情報65に格納す
る。ここでは例えば、位置情報61に最も近い位置情報
を持つ文字列の位置情報を、新位置情報65に格納す
る。
65の値とコメント内容62とを、新文書用コメントフ
ァイル54に出力する。新文書コメントファイルの名称
としては、新文書ファイル名に拡張子を付けた、例えば
新文書ファイル名がdoc2であれば、新文書ファイル名は
をdoc2.commentとする等が考えられる。そしてステップ
S77で、旧文書用コメントファイル52に登録されて
いたコメントを全部調べ終わったかどうかを判定し、全
部調べ終わったなら処理を終了する。またそうでない時
はステップS1へ戻る。
された時はステップS78に進み、旧文書における位置
情報の開始位置を新開始位置と新終了位置として(図2
5参照)、新位置情報65に格納する。
がないと判断された時はステップS78で、元の文書に
おける位置情報の新終了位置を“0”として(図28参
照)新位置情報65に格納しても良い。この場合は、前
述の図27のステップS78で終了位置を“0”にする
ことで実現できる。 (第7実施例)図29は本発明の第7実施例の文書処理
装置の概略構成を示すブロック図で、前述の実施例と共
通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略す
る。
例を示す図、図32はそのコメントファイルの内容例を
示している。
</doc>で挟まれ、各章が<sec> と</sec>で挟まれ、この
文書の章題が<heading> と</heading>に挟まれている。
また各パラグラフは、<par> と</par>とで挟まれてい
る。尚、ここでは、“<”と“>”とで挟まれた部分に
書かれる文書の構造を示す文字列は文書要素名と呼ば
れ、“<(文書要素名)>”は文書要素の開始記号で、
“</(文書要素名)>”は文書要素の終了記号を示し
ている。そして、これら記号に挟まれた部分を、文書要
素の内容と呼ぶ。
を有する章の「かきくけこ」というパラグラフに「がぎ
ぐげご」というコメントが付けられ、「本文書の概要」
という章題をもつ章の「さしすせそ」というパラグラフ
に「ざじずぜぞ」というコメントが付けられている。
尚、ここで位置情報は各文書要素の<sec> の最初の文字
からカウントする。そして文書要素の開始記号や終了記
号を構成する文字はカウントするが、スペースやタブ、
ニューライン等の空白文字はカウントしない。
が新文書から検出できなかった場合に、コメントが付け
られていた元の文書における開始位置(先頭からの文字
数)に最も近い文書要素にコメントを付けるものであ
る。
は、前述の同等部分を検索する方法、及び検索できなか
った時の処理手順を示している。
ファイル52から位置情報とコメント内容を取り出し、
それぞれ記憶装置5の位置情報61とコメント内容62
に格納する。そしてステップS82に進み、ステップS
81で取り出した位置情報61の値をもとに、旧文書フ
ァイル51から文字列を抽出し、その文字列を文字列6
3に格納するとともに、コメントが付されている部分の
章の題名を章題66に格納する。次にステップS83
で、新文書ファイル53の中から、章題66に記憶され
ている章題と同じ章を検索し、同じものがあればその章
の中で文字列63と同じ文字列を検索し、検出できる
と、その文字列の位置情報(開始位置と終了位置)を候
補群64に格納する。尚、最初にヒットするものがあれ
ば検索を終了しても良く、或いは複数の位置情報が格納
されてもかまわない。
かどうかを判断し、できた時はステップS86に、でき
なかった時はステップS85に進む。ステップS85で
は、コメントが付されていた元の文書の開始位置に最も
近い文書要素を検出し、その文書要素開始記号の文字
“<”の位置を新開始位置、文書要素の終了記号の文字
“>”の位置を新終了位置として新位置情報65に格納
する。
るパラグラフがの内容「かきくけこ」が「やゆよ」に変
換されている。このパラグラフに対してコメント「がぎ
ぐげご」が付されており、その位置情報は(46,6
2)となっている。従って、新文書において、変更され
た「やゆよ」を検出し、その文字列の開始位置(46)
が新開始位置情報となり、その文字列の最後の文字位置
(60)が新終了位置となる。こうして図34に示すよ
うに、新文書用のコメントファイル54において、コメ
ント「がぎぐげご」の位置情報が(46,60)に変更
される。候補があったかどうか、即ち候補群64の中の
候補の数が“0”か否かを判定する。候補が存在する時
はステップS75に進み、その候補群の中から、コメン
トをつけ替える文字列の位置情報を1つ選択し、新位置
情報65に格納する。ここでは例えば、位置情報61に
最も近い位置情報を持つ文字列の位置情報を、新位置情
報65に格納する。
65の値とコメント内容62とを、新文書用コメントフ
ァイル54に出力する。そしてステップS87で、旧文
書用コメントファイル52に登録されていたコメントを
全部調べ終わったかどうかを判定し、全部調べ終わった
なら処理を終了する。またそうでない時はステップS1
へ戻る。図35は、この文書ファイルと、その文書の文
字列に対応するコメントの表示例を示す図である。
36に示すように、元の文書の変更された箇所に対応す
るコメントの終了位置を“0”にして、区別できるよう
にしても良い。
素を、元文書における文字列の開始位置と新文書の文書
要素開始記号の位置に基づいて探すようにしたが、元の
開始位置の変わりに終了位置を用いても良く、文書要素
開始記号の変わりに終了記号を用いても良い。また或い
は、指定されている範囲が、どの文書要素に一番かかっ
ているかにより判断しても良い。または、該当する文書
要素<sec> の中の何番目の文書要素というようにして探
しても良い。
を検出するために、位置情報だけでなく文書情報も考慮
しているので、より柔軟に近傍検出ができるようにな
る。
実施例の変形例として、図27のフローチャートのステ
ップS74で候補が見つからなかった時は、ステップS
78で、例えば図33の「はじめに」という章題を有す
る上位の文書要素<sec> の開始位置、及びその終了位置
を検出して、その値を新位置情報65とする。例えば図
33にように文書のパラグラフ「かきくけこ」が「やゆ
よ」に変更されると、その時の新文書用コメントファイ
ル54の内容は図37のようになり、図33の<heading
> の“<”より<sec> の“>”までが位置情報(6,7
1)で指示されている。
処理装置の構成を図38に示し、前述の実施例と共通す
る部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。図
39は本実施例で扱う文書データの一例を示し、図40
はそのコメントファイルの内容例を示している。<A> ,
</A>,<B> ,</B>などは文書要素区切り記号を示し、こ
れらの定義は前述の実施例と同様である。この第9実施
例では、上位文書要素の同定方法として、コメントが旧
文書データに付されていた範囲全体を含む最小文書要素
を検出し、新文書において同じ文書要素名を持ち、かつ
同じ位置(範囲の開始位置)に最も近い文書用を検出す
るものとする。この例では文書の位置情報(48,7
8)に対応する「つてと…はひ」にコメントが付されて
いる。これらテキストウインドウとコメントウインドウ
の表示例を図41に示す。
なかった時の処理手順を示すフローチャートである。
明すると、文字列が抽出されるとステップS93に進
み、旧文書ファイル51から、そのコメントが付けられ
ている箇所全体を含む最小の文書要素の名前を抽出す
る。これは例えば、文書要素開始記号を検出すると、そ
の文書要素名を文書要素名67にプッシュし(文書要素
名67がスタックである)、文書要素終了記号を検出す
ると、その内容をポップすることにより、位置情報61
の開始位置から終了位置までを検索している時、スタッ
クの深さが最も浅くなった時にトップに位置している文
書要素名を取り出すことにより抽出できる。
から文字列63と同じ文字列を検索し、もしあれば候補
64に登録する。ステップS95では検出できたかどう
かを調べ、できた時はステップS97で候補64に記憶
されている中で最も位置的に近いものを選択し、その位
置情報を新位置情報65に格納する。ステップS94で
検索できなかった時はステップS96に進み、文書要素
名67と同じ名前の文書要素を検出し、その中で最も位
置的に近い文書要素を検出し、その位置情報を65に格
納する。そしてステップS98で、新位置情報65とコ
メント内容62とを新文書用コメントファイル54に格
納する。
素として同定され、文書要素<A>の位置情報61が新
文書用コメントファイル54に格納された状態を示して
いる。
て、ステップS93の処理をステップS92の処理の後
に行っているが、ステップS95の処理で、コメントの
付け替え先が検出できなかった時に行っても良い。また
同定方法として本実施例の説明に限定されるものでな
く、例えば文書要素名67と同じ名前の文書要素の内、
文書要素の先頭、或いは最後の数文字が旧文書データと
同じであるのを検索しても良い。これは単に旧文書デー
タから、上位文書要素名を抽出する時に、文書要素名だ
けでなく、文書要素内容の先頭の数文字を抽出し、その
文字列と文書要素名とを用いて文書要素の同定を行えば
良いことを示している。
ない時は、新文書データより該当する文字列が検出され
ない場合に、元の旧文書データのコメントを文書データ
全体に対するコメントとする。これは階層構造を有する
文書を対象とした前述の実施例において、文字を文書要
素に、文書データ全体を上位文書要素とみなすことによ
り対処できる。
実施例の文書処理装置の概略構成を示すブロック図で、
前述の実施例と共通する部分は同じ番号で示し、それら
の説明を省略する。
れ、その変更された文字列に付されていたコメントに対
応する文字列が存在しなくなった場合に、そのコメント
を新たな文書に反映させるようにしたものである。
文書に対して図22に示すようなコメントが付されてい
る時、図46に示すように元の文書が変更されたものと
する。ここでは文字位置(7,11)の文字列「かきく
けこ」が「やゆよ」に変更されている。これにより、コ
メント「まみむめも」に対応する文字列が変更されたた
め、このコメント「まみむめも」がドロップアウト・コ
メント(対応する文字列が存在しないコメント)とな
る。このドロップアウト・コメントは、図46に示すよ
うに、新文書ファイル53の最後に付加されて記憶され
る。
ントファイル54の内容例を示す図で、元の文書(旧文
書)の文字列「さしすせそ」に付されていたコメント
「はひふへほ」の位置情報が(11,15)に変換され
て記憶されている。
トで、このプログラムはプログラムメモリ7に記憶さ
れ、CPU2により実行されることは前述の実施例と同
様である。この処理の基本的な動作は前述の実施例と共
通する部分を含んでいるので、簡単に特徴部分を説明す
る。
トファイル52から位置情報とコメント内容を取り出
し、それぞれ記憶装置5の位置情報61とコメント内容
62に格納する。そしてステップS102に進み、ステ
ップS101で取り出した位置情報61の値をもとに、
旧文書ファイル51から文字列を抽出し、その文字列を
文字列63に格納する。次にステップS103で、新文
書ファイル53の中からステップS102で抽出された
文字列63と同じ文字列を検索する。検出できると、そ
れが新文書ファイル53の何文字目から何文字目であっ
たのかを計算し、この2組の数を候補64として記憶装
置6に格納する。この検索は新文書ファイルの全文につ
いて実行され、検索された文字列が新文書ファイル55
3に複数存在する時は、これら複数の候補が候補64に
記憶される。
判断し、存在する時はステップS105に進み、旧文書
ファイル51に付されていたコメントの位置(位置情報
61)に最も近いと思われるものを候補の中から選択
し、これを新位置情報65に記憶する。この近さを判断
する基準としては、位置情報61に近い候補を選択する
ことにする。次にステップS106に進み、新文書ファ
イルに対するコメントの位置情報65とコメント内容6
2を、新文書用コメントファイル54に書込む(図47
参照)。尚、前述の実施例のように、この新文書用コメ
ントファイルの名称は、新文書ファイル名に拡張子を付
けた名前とする。
た時はステップS108に進み、その時の旧文書に付け
られていたコメントの内容(旧文書用コメントファイル
52の文字列<content> と</content>で挟まれた文字列
をドロップアウト・コメント内容68に登録する。そし
て、このドロップアウト・コメントの内容68は新文書
ファイル53の最後に「以下、ドロップアウト内容」を
示すマークを加え、その後にドロップアウト・コメント
内容68を付加する(図46参照)。
ファイルにおけるドロップアウトコメントが容易に確認
できる。
施例を説明する。この実施例では、ドロップアウトコメ
ントを旧文書ファイルに付されていた位置と同じ位置に
コメント内容を出力する。図48は第11実施例の文書
処理装置の概略構成を示すブロック図で、図49はその
処理を示すフローチャートである。図48におけるコメ
ント情報リスト69は、前述の位置情報61、コメント
内容62を一纏めにしたもので、全コメントについて登
録されている。このコメント情報リスト69の一例を図
50に示す。
容と旧開始位置、旧終了位置が記憶されている。これが
全てのコメントに対して付されている。
理を説明する。
トファイル52から旧位置情報(開始位置、終了位置)
とコメント内容を取り出し、コメント情報リスト69の
旧位置情報、コメント内容の箇所に書込む。これを全コ
メント分だけ繰返し、コメント情報リスト69を作成す
る。
情報リスト69より旧文書位置情報を抽出し、旧文書フ
ァイル51から、その位置情報が示す文字列を抽出す
る。そして、その文字列を文字列63に格納する。次に
ステップS113に進み、新文書ファイル53の中から
ステップS112で抽出された文字列63と同じ文字列
を検索する。ここで最初にヒットしたものがあれば、そ
こで検索を終了する。
ステップS115に進み、新文書ファイル53に「ドロ
ップアウトコメント内容の開始」を示すマークである文
字列“<document>”と、「ドロップアウトコメント内容
の終了」を示すマークである文字列“</document> ”に
挟んでコメント内容を挿入する。ここで挿入する位置
は、コメント情報リスト69の旧開始位置が示す位置と
する。次にステップS116に進み、現コメント情報を
コメント情報リスト69から削除する。即ち、コメント
情報リスト69から、コメントのつけ替えに失敗したド
ロップアウトコメントの情報を削除する。
で調べ終った時はステップS118に進み、前述のステ
ップS102と同様にして文字列を抽出し、ステップS
119では、前述のステップS103の処理に加えて、
検出した文字列の位置情報(開始位置、終了位置)を計
算する。但し、ここでは文字列“<dropout> ”から始ま
り“</dropout>”で終了する文字列は計数しないことと
する。そして、この値を新位置情報65に格納する。そ
してステップS120に進み、新位置情報65と、その
時のコメントの内容を新文書用コメントファイル54に
出力する。そしてステップS121では、コメント情報
リストの最後まで調べ終ったかどうかを判定し、終って
いない時はステップS118に戻り、コメント情報リス
ト69の次の情報について調べる。
6に示すように変更された時の新文書ファイル53の一
例を示し、図52はこの時の、新文書用コメントファイ
ル54の内容例を示している。
が「やゆよ」に変更されたことにより、コメント「まみ
むめも」がドロップアウトコメントとなっている。この
ドロップアウトコメントが、“<dropout> ”と“</drop
out>”で挟まれた文字列として新文書ファイル53に格
納され、新文書用コメントファイル54には、コメント
の付け替えに成功したコメント「はひふへほ」だけが記
憶されている。このコメント「はひふへほ」は、元の文
書の文字列「さしすせそ」に付されたもので、旧文書の
文字列「かきくけこ」が「やゆよ」に変更されたことに
より、文字位置が(11,15)に変更されている。
字列に付されていたコメントが、その文字列が元々存在
していた位置の近くに配置されるので、その対応が把握
し易いという効果がある。
れぞれ単独に実施されても、或いは例えば第1実施例と
第10実施例とを組み合わせるというように、各実施例
同士を適宜組み合わせて実行されても良い。
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発
明を実施するプログラムを供給することによって達成さ
れる場合にも適用できることは言うまでもない。
メントの付け替えに成功したコメントと失敗したコメン
トとが簡単に把握できる。
も、元の文字列との対応が分かるので、元の文書に付さ
れていたコメントのもつ意味を理解し易くなる。
トと、失敗したコメントの表示の仕方を明示的に変えた
ので、一目で両者の区別ができるという効果がある。
された新文書に追加するように編集するので、簡単にド
ロップアウトのコマンドの付け替え等を実行できる。
検出できなくても、その元の文書に付されていたコメン
トの近傍の文書要素にコメントを付け替えることができ
るので、コメントの欠落を防止できる。また対応しない
文書要素に、元の文書要素に対応するコメントが付け替
えられてしまうという不具合をなくすることができる。
1の文書情報が変更されると、変更前の第1の文書情報
中の各対応箇所の文字列と当該対応箇所の位置とに基づ
いて、その変更された第1の文書情報から各々の変更前
の対応個所と同一の文字列を含む箇所のうち当該変更前
の対応箇所と最も位置の近い箇所を新たな対応箇所とし
て検索し、新たな対応個所が検索できた第2の文書情報
をその新たな対応箇所と対応付けて表示するとともに、
新たな対応個所が検索できなかった第2の文書情報を識
別可能に表示するようにしたので、変更が他の装置によ
り行なわれるなどして、変更後の第1の文書情報におけ
る変更部分が不明である場合でも、変更前の第1の文書
情報に対応付けられていた複数の第2の文書情報を、な
るべく変更後の第1の文書情報と対応付けて表示するこ
とができるとともに、変更後の第1の文書情報と対応付
けられなかった第2の文書情報も、必要に応じて参照す
ることができるという効果がある。
を示すブロック図である。
る。
一例を示す図である。
用)の一例を示す図である。
ファイルを作成する手順を示すフローチャートである。
ローチャートである。
の一例を示す図である。
ァイルの一例を示す図である。
ファイルの一例を示す図である。
アウトコメントの表示例を示す図である。
成を示すブロック図である。
ルの一例を示す図である。
する手順を示すフローチャートである。
すフローチャートである。
表示例を示す図である。
ルの一例を示す図である。
すフローチャートである。
アウトコメントの表示例を示す図である。
プアウトコメントの表示例を示す図である。
アウトコメントの表示例を示す図である。
成を示すブロック図である。
例を示す図である。
ウインドウの表示例を示す図である。
である。
ァイルの内用例を示す図である。
トウインドウとコメントウインドウの表示例を示す図で
ある。
手順を示すフローチャートである。
ルの一例を示す図である。
成を示すブロック図である。
手順を示すフローチャートである。
示す図である。
ルの一例を示す図である。
示す図である。
ルの一例を示す図である。
メントの表示例を示す図である。
ルの一例を示す図である。
ルの一例を示す図である。
成を示すブロック図である。
示す図である。
ルの一例を示す図である。
メントの表示例を示す図である。
手順を示すフローチャートである。
ルの一例を示す図である。
構成を示すブロック図である。
の手順を示すフローチャートである。
を示す図である。
イルの一例を示す図である。
構成を示すブロック図である。
の手順を示すフローチャートである。
一例を示す図である。
を示す図である。
イルの一例を示す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 第1の文書情報に複数の第2の文書情報
を対応付けて記憶する文書処理装置であって、 前記複数の第2の文書情報のそれぞれを前記第1の文書
情報中の対応個所と対応づけて、前記第1及び第2の文
書情報を記憶する記憶手段と、 前記第1の文書情報が変更されると、変更前の第1の文
書情報中の各対応箇所の文字列と当該対応箇所の位置と
に基づいて、その変更された第1の文書情報から各々の
変更前の対応個所と同一の文字列を含む箇所のうち当該
変更前の対応箇所と最も位置の近い箇所を新たな対応箇
所として検索する検索手段と、 前記検索手段により新たな対応個所が検索できた第2の
文書情報をその新たな対応箇所と対応付けて表示すると
ともに、当該新たな対応個所が検索できなかった第2の
文書情報を識別可能に表示する表示手段と、 を有することを特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】 前記表示手段は、前記対応個所が検索で
きた第2の文書情報を当該対応個所と線で結んで表示す
ることを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 【請求項3】 前記表示手段は、前記対応個所が検索で
きなかった第2の文書情報を所定の位置に表示すること
を特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 【請求項4】 前記表示手段は、前記対応個所が検索で
きた第2の文書情報を当該対応個所の文字列と対応付け
て表示し、前記対応個所が検索できなかった第2の文書
情報を変更前の文書における対応個所に相当する位置と
対応付けて表示することを特徴とする請求項1に記載の
文書処理装置。 - 【請求項5】 前記表示手段は、前記対応個所が検索で
きなかった第2の文書情報を、変更前の文書における対
応個所を含む上位の文書要素に対応付けて表示すること
を特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。 - 【請求項6】 前記表示手段は、前記対応個所が検索で
きなかった第2の文書情報を、変更後の文書に含めて表
示することを特徴とする請求項1に記載の文書処理装
置。 - 【請求項7】 前記第2の文書情報は前記第1の文書情
報の対応個所の文字列に付されたコメント情報であるこ
とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
文書処理装置。 - 【請求項8】 第1の文書情報及び複数の第2の文書情
報を、該複数の第2の文書情報のそれぞれを当該第1の
文書情報中の対応個所と対応づけて記憶する文書処理装
置における文書処理方法であって、 前記第1の文書情報が変更されると、変更前の第1の文
書情報中の各対応箇所の文字列と当該対応箇所の位置と
に基づいて、その変更された第1の文書情報から各々の
変更前の対応個所と同一の文字列を含む箇所のうち当該
変更前の対応箇所と最も位置の近い箇所を新たな対応箇
所として検索する検索工程と、 前記検索工程により新たな対応個所が検索できた第2の
文書情報をその新たな対応箇所と対応付けて表示すると
ともに、当該新たな対応個所が検索できなかった第2の
文書情報を識別可能に表示する表示工程と、 を有することを特徴とする文書処理方法。 - 【請求項9】 前記表示工程において、前記対応個所が
検索できた第2の文書情報を当該対応個所と線で結んで
表示することを特徴とする請求項8に記載の文書処理方
法。 - 【請求項10】 前記表示工程において、前記対応個所
が検索できなかった第2の文書情報を所定の位置に表示
することを特徴とする請求項8に記載の文書処理方法。 - 【請求項11】 前記表示工程において、前記対応個所
が検索できた第2の文書情報を当該対応個所の文字列と
対応付けて表示し、前記対応個所が検索できなかった第
2の文書情報を変更前の文書における対応個所に相当す
る位置と対応付けて表示することを特徴とする請求項8
に記載の文書処理方法。 - 【請求項12】 前記表示工程において、前記対応個所
が検索できなかった第2の文書情報を、変更前の文書に
おける対応個所を含む上位の文書要素に対応付けて表示
することを特徴とする請求項8に記載の文書処理方法。 - 【請求項13】 前記表示工程において、前記対応個所
が検索できなかった第2の文書情報を、変更後の文書に
含めて表示することを特徴とする請求項8に記載の文書
処理方法。 - 【請求項14】 前記第2の文書情報は前記第1の文書
情報の対応個所の文字列に付されたコメント情報である
ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記
載の文書処理方法。
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