JP3530246B2 - デジタル信号出力装置 - Google Patents

デジタル信号出力装置

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JP3530246B2
JP3530246B2 JP02976295A JP2976295A JP3530246B2 JP 3530246 B2 JP3530246 B2 JP 3530246B2 JP 02976295 A JP02976295 A JP 02976295A JP 2976295 A JP2976295 A JP 2976295A JP 3530246 B2 JP3530246 B2 JP 3530246B2
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボモータの角度制
御やエレベータ等の絶対移動量の制御等に適用される出
力パルス数演算機能を備えたデジタル信号出力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のこの種のデジタル信号出力
装置(以下、特化DOカードと称す)を示す図である。
図3に示すように、従来の特化DOカードは入力された
相対角度指令(パルスのON/OFFからなる)のパル
ス数に比例したパルスを出力する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の特
化DOカードでは、出力可能なパルス数が上記特化DO
カードのタスクの実効周期に依存している。例えば特化
DOカードの実効周期が20msecの場合、パルス出
力を行なう際前記20msecのタイミングにてI/O
タスクが起こされ、そのON状態からさらにON/OF
Fのステータスを反転し出力パルスを生成するので、前
記特化DOカードからの出力パルスの周期は約40ms
ecとなってしまう。このように従来の特化DOカード
はパルス演算機能を備えていないため、数μsec幅の
高速パルスの出力ができなかった。
【0004】また従来の特化DOカードは、入力された
相対的な角度指令(パルス数)に比例したパルスを単位
時間に出力する処理を行なっているため、絶対角度指令
に比例したパルス数を出力して停止するサーボ処理に適
用することはできなかった。
【0005】さらに、従来の特化DOカードはエレベー
タ等の絶対移動量制御に関わるトラッキング機能、すな
わち入力されたトラッキング値を記憶し、そのトラッキ
ング値に応じたパルス出力の制御をすることができなか
った。
【0006】本発明の目的は、高速パルスの出力がで
き、所望の絶対角度での制御が可能となるとともに、角
度のオンライントラッキングが可能となるデジタル信号
出力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のデジタル信号出力装置は以下
の如く構成されている。 (1)本発明のデジタル信号出力装置は、入力された正
規表現の絶対角度指令値をパルス数に変換する正規表現
−パルス数変換手段と、この正規表現−パルス数変換手
段にて変換されたパルス数に応じたパルスを出力するパ
ルス出力手段と、このパルス出力手段より出力されたパ
ルス数をカウントするパルスカウント手段と、このパル
スカウント手段にてカウントされた現在角度としてのパ
ルス数を正規表現の絶対角度推定値に変換するパルス数
−正規表現変換手段と、前記パルスカウント手段にてカ
ウントされた現在角度としてのパルス数と前記正規表現
−パルス数変換手段にて変換された絶対角度指令値とし
てのパルス数との偏差を求め出力すべきパルス数を算出
する偏差算出手段とを備え、この偏差算出手段にて算出
されたパルス数に応じたパルスを前記パルス出力手段に
より出力するよう構成されている。 (2)本発明のデジタル信号出力装置は上記(1)に記
載の装置であって、かつ絶対角度トラッキング指令の入
力に基づいて入力された正規表現の絶対角度トラッキン
グ値をパルス数に変換する第2の正規表現−パルス数変
換手段を備え、この第2の正規表現−パルス数変換手段
にて変換されたパルス数を現在角度とすることにより絶
対角度のトラッキングを行なうよう構成されている。
【0008】
【作用】上記手段(1)(2)を講じた結果、それぞれ
次のような作用が生じる。 (1)本発明のデジタル信号出力装置においては、入力
された正規表現の絶対角度指令値がパルス数に変換さ
れ、パルス数で表現された現在角度との偏差が求めら
れ、出力すべきパルス数が算出され、そのパルス数に応
じたパルスが出力されるので、数μsec幅程度の高周
波パルスの出力が行なえ、所望の絶対角度での制御が可
能となる。 (2)本発明のデジタル信号出力装置においては、絶対
角度のトラッキング指令に基づき、絶対角度トラッキン
グ値がパルス数に変換されて現在角度とされ、上記
(1)に記載した動作が行なわれるので、角度のオンラ
イン・トラッキングが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るデジタル信号
出力装置(特化DOカード)の構成を示す図である。ま
ず、デジタル信号出力装置1より高周波パルスを出力す
る場合について述べる。入力された正規表現による絶対
角度指令値(アナログ)2は、正規表現→パルス数変換
部3でパルス数表現に変換され、希望絶対角度として絶
対角度部(RABS)4に供給され、絶対角度部4から
偏差算出部5を介してパルス数6がパルス出力部7に供
給される。そしてパルス出力部7から絶対角度指令値2
に比例したパルスが単位時間に出力される。なおこのパ
ルスの出力は、移動角度の方向が正の場合パルス出力ポ
ート(増)8から、負の場合パルス出力ポート(減)9
からなされる。
【0010】図2は、上述した従来のデジタル信号出力
装置より出力されるパルストレインAと、本実施例のデ
ジタル信号出力装置1より出力されるパルストレインB
とを示す図である。図2に示すように、従来装置で出力
されるパルス幅が数10msecであったのに対し、本
実施例の装置で出力されるパルス幅は数μsecにな
る。
【0011】次に、サーボ処理をする場合について述べ
る。上記パルス出力部7から出力されたパルスのパルス
数がパルスカウント部10でカウントされ、そのカウン
ト数がパルス数表現で現在角度部(REST)11を介
して偏差算出部5に供給される。偏差算出部5では、現
在角度部11から入力したパルス数と絶対角度部4から
入力したパルス数との偏差を求め、次に出力すべきパル
ス数を算出する。一方パルスカウント部10でカウント
されたパルス数は、現在角度部11を介してパルス→正
規表現変換部12にも供給され正規表現の絶対角度推定
値(アナログ)13に変換され出力される。
【0012】続いて絶対角度のトラッキング機能につい
て述べる。まず絶対角度トラッキング指令17(デジタ
ル)として「ON」信号が入力され、これと同時に正規
表現の絶対角度トラッキング値(アナログ)14が入力
される。そしてこの絶対角度トラッキング値14は、正
規表現→パルス数変換部15でパルス数表現の角度トラ
ッキング値(TR)16に変換される。前記絶対角度ト
ラッキング指令17が「ON」のとき、角度トラッキン
グ値(TR)16が現在角度部(REST)11にセッ
トされるので、角度トラッキング値16は現在角度部1
1に上書され、これにより現在角度としてのトラッキン
グが行なわれる。
【0013】なお本実施例では、絶対角度指令値2、絶
対角度推定値13、絶対角度トラッキング値14および
絶対角度トラッキング指令17からなるデータセットを
2セット用意し、各々のデータセットについて上述した
一連の処理を実行することにより、一つのデジタル信号
出力装置で異なる二つのモータの角度制御を行なうこと
もできる。勿論上記データセットを3セット以上用意
し、三つ以上のモータの角度制御を行なうこともでき
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、出力パルスのON状態
の短縮によって、数μsec幅程度の高速パルスの出力
が可能となる。また、絶対角度指令値と現在角度との偏
差を求めそれに見合ったパルス数を算出する処理によ
り、所望の絶対角度までパルスを出力しモータを絶対角
度で制御することが可能となる。さらに、絶対角度トラ
ッキング指令とトラッキング値とを入力することで、モ
ータの角度のオンライントラッキングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデジタル信号出力装置
の構成を示す図。
【図2】本発明の一実施例に係る従来のデジタル信号出
力装置より出力されるパルストレインと、本実施例のデ
ジタル信号出力装置より出力されるパルストレインとを
示す図。
【図3】従来のデジタル信号出力装置を示す図。
【符号の説明】
1…デジタル信号出力装置(特化DOカード) 2…絶対角度指令値 3…正規表現→パ
ルス数変換部 4…絶対角度部(RABS) 5…偏差算出部 6…パルス数 7…パルス出力部 8…パルス出力ポート(増) 9…パルス出力ポ
ート(減) 10…パルスカウント部 11…現在角度部
(REST) 12…パルス→正規表現変換部 13…絶対角度推
定値 14…絶対角度トラッキング値 15…正規表現→
パルス数変換部 16…角度トラッキング値(TR) 17…絶対角度ト
ラッキング指令
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−322600(JP,A) 特開 平5−71986(JP,A) 特開 平4−291824(JP,A) 特開 平5−141955(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 - 7/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された正規表現の絶対角度指令値をパ
    ルス数に変換する正規表現−パルス数変換手段と、 この正規表現−パルス数変換手段にて変換されたパルス
    数に応じたパルスを出力するパルス出力手段と、 このパルス出力手段より出力されたパルス数をカウント
    するパルスカウント手段と、 このパルスカウント手段にてカウントされた現在角度と
    してのパルス数を正規表現の絶対角度推定値に変換する
    パルス数−正規表現変換手段と、 前記パルスカウント手段にてカウントされた現在角度と
    してのパルス数と前記正規表現−パルス数変換手段にて
    変換された絶対角度指令値としてのパルス数との偏差を
    求め出力すべきパルス数を算出する偏差算出手段とを備
    え、 この偏差算出手段にて算出されたパルス数に応じたパル
    スを前記パルス出力手段により出力することを特徴とす
    るデジタル信号出力装置。
  2. 【請求項2】絶対角度トラッキング指令の入力に基づい
    て入力された正規表現の絶対角度トラッキング値をパル
    ス数に変換する第2の正規表現−パルス数変換手段を備
    え、 この第2の正規表現−パルス数変換手段にて変換された
    パルス数を現在角度とすることにより絶対角度のトラッ
    キングを行なうことを特徴とする請求項1に記載のデジ
    タル信号出力装置。
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