JP3528763B2 - マルチ画面表示装置 - Google Patents

マルチ画面表示装置

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JP3528763B2 JP2000192141A JP2000192141A JP3528763B2 JP 3528763 B2 JP3528763 B2 JP 3528763B2 JP 2000192141 A JP2000192141 A JP 2000192141A JP 2000192141 A JP2000192141 A JP 2000192141A JP 3528763 B2 JP3528763 B2 JP 3528763B2
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  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチ画面表示装
置に関し、特に、複数のディスプレィを集合化してマル
チ画面を表示させるに際し、ディスプレィ相互間の輝度
調整が簡単に行えるようにしたマルチ画面表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレィ(以下、PDPと
いう)は、視野角が広く薄型であることから、複数台を
同一平面上に密着させて配置し、1つの映像信号を複数
に分割し全体として1つの画面のように複数のPDPで
表示したり、複数の画面区分に異なる内容の画像を表示
する等のマルチ画面を構成するのに適している。マルチ
画面を構成したとき、それぞれのPDPに画面の明るさ
(輝度)が統一されていないと、表示画面が不自然な見
え方になる。PDPにおいては、パネルの温度を制御す
るため、APL(平均輝度レベル)を検出し、このAP
Lに基づいて画面の輝度制御を行っている。このAPL
デ−タを検出して輝度を制御することにより、ディスプ
レィ間の輝度を調整することができ、これによってマル
チ画面全体の輝度にバラツキが出ないようにすることが
できる。
【0003】従来、マルチ画面表示において輝度制御を
行うものとして、例えば、特開平9−146494号公
報及び特開平10−124003号公報がある。特開平
9−146494号公報では、1つの映像信号のから複
数のPDPが分担する複数の拡大映像信号を作成し、そ
の表示画素毎の平均データを算出し、さらに一定時間に
おける平均データと最大平均データとに基づいてROM
に予め書き込まれている各PDP間の輝度補正のための
映像信号の変換特性を選択することにより輝度ムラを補
正している。また、特開平10−124003号公報で
は、1つの映像信号のから複数のPDPが分担する複数
の拡大映像信号を作成した後、それぞれのAPLを求
め、複数のAPLの内の最大値を示すAPLを用いて各
PDPの消費電力を制御し、PDPの最大消費電力内で
最も画面が明るくなるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のマルチ
画面表示装置によると、APLデ−タを検出して、輝度
を制御していたため、ディスプレィの台数が増えるほど
輝度調整に時間を要するほか、ディスプレィ間の輝度の
バランスをとることが難しかった。また、特開平9−1
46494号公報によると、予めROMに書き込まれて
いる輝度補正のための映像信号の変換特性をデータ内容
に応じて選択しているため、予め設定した変換特性に依
存した輝度補正しか行えず、きめ細かな補正が行えな
い。さらに、特開平10−124003号公報による
と、1つの映像信号を分割後、それぞれの映像信号に対
するAPLを求めているため、予め複数のPDPを1つ
の画面表示装置で駆動・制御するようにシステム化して
いる場合には問題ないが、汎用に作られた画面表示装置
を任意の台数で組み合わせようとすると、APLを取り
出す出力系統の引き出し加工や比較回路部の組み込み場
所等に苦慮することになり、最初からシステム化されて
いるものに限られる。
【0005】本発明の目的は、プラズマディスプレィの
使用台数にかかわらず、プラズマディスプレィ相互間の
輝度のバラツキを最小にする制御の自動化、高精度化を
可能にし、更に構成の融通性を備えるマルチ画面表示装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、複数のプラズマディスプレィを集合化し
てマルチ画面の表示を行うマルチ画面表示装置におい
て、前記複数のプラズマディスプレィのそれぞれによ
り、映像信号に基づいて自機のAPL(以下、平均輝度
レベルという)を測定する測定手段と、前記測定手段で
測定された複数のAPLを前記複数のプラズマディスプ
レィの中の2台単位による比較を繰り返して前記複数の
APLの内で最高値を示すAPLを検出する検出手段
と、前記検出手段で検出された前記最高値を示すAPL
に基づいて前記複数のプラズマディスプレィのそれぞれ
の輝度を制御する制御手段を設けたことを特徴とするマ
ルチ画面表示装置を提供する。また、本発明は、上記の
目的を達成するため、複数の表示装置を集合化してマル
チ画面の表示を行うマルチ画面表示装置において、前記
複数の表示装置のそれぞれにより、映像信号に基づいて
自機の平均輝度レベル(以下、APLという)を測定す
る測定手段と、自機のAPLと前段の表示装置から受信
したAPLとを比較し、前記自機のAPLが前段の表示
装置から受信したAPLより大きいときには前記自機の
APLを、それ以外のときには前記前段の表示装置から
受信したAPLを次段の表示装置に送出する出力手段
と、を備えることを特徴とするマルチ画面表示装置を提
供する。更に、本発明は、上記の目的を達成するため、
複数の表示装置を集合化してマルチ画面の表示を行うマ
ルチ画面表示装置において、前記複数の表示装置のそれ
ぞれにより、映像信号に基づいて自機の平均輝度レベル
(以下、APLという)を測定する測定手段と、自機の
APLと前段の表示装置から受信したAPLとを比較
し、前記自機のAPLが前段の表示装置から受信したA
PLより大きいときには前記自機のAPLを、それ以外
のときには前段の表示装置から受信したAPLを次段の
表示装置に送出する出力手段とを備え、前記出力手段に
よる出力値と次段の表示装置で測定したAPLとを比較
する処理を繰り返し、前記複数の表示装置で共用のAP
Lを得ることを特徴とするマルチ画面表示装置を提供す
る。
【0007】上記の構成によれば、測定手段により複数
のプラズマディスプレィのそれぞれのAPLが測定さ
れ、この値と、前段のプラズマディスプレィにより測定
され、この前段プラズマディスプレィから送出されたA
PLとを比較することにより、最高値を示したAPLが
検出される。この最高値を示したAPLを後段のプラズ
マディスプレィヘ送り、これと後段のプラズマディスプ
レィで測定したAPLとを比較する処理を繰り返し行え
ば、最終的には、1つの共用のAPLを自動的に得るこ
とができる。このAPLに基づいてプラズマディスプレ
ィの輝度が制御される。この結果、高精度にしかも簡単
に複数のプラズマディスプレィの相互間の輝度のバラツ
キを抑えることができる。さらに、APLの測定は各P
DPで行われるため、任意の台数によるマルチ画面を簡
単に構成することができる。また、本発明の他の構成に
よれば、測定手段により複数のプラズマディスプレィの
それぞれのAPLが測定され、この値と、前段のプラズ
マディスプレィにより測定され、この前段プラズマディ
スプレィから送出されたAPLとを比較し、自機のAP
Lが前段の表示装置から受信したAPLより大きいとき
には自機のAPLを、それ以外のときには前段の表示装
置から受信したAPLを次段の表示装置に送出する構成
にし、或いは、測定手段により複数のプラズマディスプ
レィのそれぞれのAPLが測定され、この値と、前段の
プラズマディスプレィにより測定され、この前段プラズ
マディスプレィから送出されたAPLとを比較し、自機
のAPLが前段の表示装置から受信したAPLより大き
いときには自機のAPLを、それ以外のときには前段の
表示装置から受信したAPLを次段の表示装置に送出す
ると共に、出力手段による出力値と次段の表示装置で測
定したAPLとを比較する処理を繰り返し、複数の表示
装置で共用されるAPLを得る構成により、高精度にし
かも簡単に複数のプラズマディスプレィの相互間の輝度
のバラツキを抑えられ、さらに、APLの測定は各PD
Pで行われるため、任意台数によるマルチ画面を簡単に
構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明のマルチ画面表示装
置を示す。ここでは、PDP(プラズマディスプレィ)
を4台使用して4画面(又は4分割)のマルチ画面表示
を行う場合について説明する。同一構成の4台のPDP
1,2,3,4は、入力(IN)コネクタ5,7,9,
11と、出力(OUT)コネクタ6,8,10,12を
備え、縦と横に各2台が配置されている。1台目のPD
P1の出力コネクタ6と2台目のPDP2の入力コネク
タ7とを接続し、PDP2の出力コネクタ8と3台目の
PDP3の入力コネクタ9とを接続するという具合に、
時計回りに隣接する2台の入、出力間の端子が相互接続
されている。ここで、PDP1を1台目、PDP2を2
台目、PDP3を3台目、PDP4を4台目とする。
【0009】PDP1〜4のそれぞれには、同一の水平
同期信号と垂直同期信号が入力されており、各PDPで
は垂直同期信号の周期によりAPLを測定している。1
つのPDPから次のPDPへ順送りされている情報に基
づいて、PDP1〜4の中で最もAPLの高い値が求め
られ、このAPLに基づいてPDP1〜4の輝度を制御
することにより、4台の輝度の変化を均一にすることが
できる。
【0010】図2は、図1に示したPDP1〜4の詳細
構成を示す。PDP1〜4は、同一構成であるので、こ
こでは1台についてのみ図示ならびに説明する。PDP
は、映像信号入力端子13、入力コネクタ14、APL
測定回路15、コンパレータ16、AND回路17、セ
レクタ18,19,30、OR回路20,29、H(ハ
イ)レベル供給端子21、1台目設定端子22、データ
採用回路23、データ変形回路24、維持周波数制御回
路25、垂直同期信号入力端子26,27、PDPモジ
ュール28、及び出力コネクタ31を備えて構成されて
いる。APL測定回路15は、垂直同期信号に同期して
動作する多ビット加算器により構成されている。
【0011】デ−タ採用回路23は、垂直同期信号を遅
延させた信号に同期して、全数入力情報が“H”レベル
のときに、APLデータをデ−タ変形回路24へ出力す
る。デ−タ変形回路24は、ルックアップテ−ブルによ
るデ−タ変換や、デ−タの変化のステップの変更等を行
う。ここでのデ−タ変形は4台とも全く同じ方法にし、
デ−タの出力結果も遅延時間も全く同じにする。このデ
−タ変形回路24からの出力は垂直同期信号に同期させ
て行われる。維持周波数制御回路25は、デ−タ変形回
路23からの出力を受けて制御値を変更し、PDPモジ
ユール28の点灯回数(維持周波数)を制御し、輝度を
制御する。このPDPモジュール28は、放電空間をも
って対向配置された一対の電極、一方の電極の近傍に配
置された蛍光体、これらを密封する筐体を備えて構成さ
れている。
【0012】入力コネクタ14及び出力コネクタ31
は、各3つの入力端子を備え、第1端子にはAPLデー
タ、第2端子には個別入力情報、第3端子には全数入力
情報が入力(出力)される。入力コネクタ14のAPL
データは、隣接のPDPの出力コネクタから出力された
ものである。APLデータ、個別入力情報、及び全数入
力情報は、コンパレータ16、セレクタ18,19,3
0、AND回路17、OR回路20,29により生成さ
れる。全数入力情報とは、4台全てに4台中最大のAP
Lデ−タが入力されたときのみ、“H”レベルの電圧が
出力される信号である。
【0013】個別入力情報は、複数の状態が存在する。
すなわち、前段(PDP2を中心に考えた場合、PDP
1に相当)のPDPから送信されてきたAPL値(D
B )と自機のAPL測定回路15で測定したAPL値
(DA )とをコンパレータ16で比較し、DA ≦DB
値をAPLデータとして次段(PDP2を対象にした場
合にはPDP3が次段に相当)のPDPへ送出される。
そして、出力するAPLデータがDA ≦DB のとき、個
別入力情報として、“H”レベルの信号を出力コネクタ
31を介して次段のPDPへ送出する。さらに、コンパ
レータ16による判定がDA ≠DB の場合“L”レベル
の値が個別入力情報として出力される。なお、初期値は
“L”レベルである。
【0014】また、PDP2においては、PDP1から
送信されてきた個別入力情報は、OR回路20によって
AND回路17からの個別入力情報とのORがOR回路
29によってとられ、PDP2の個別入力情報としてP
DP3へ送信される。以後、同様の処理がPDP3、P
DP4で順次巡回するように行われる。1台目となるP
DP1においては、4台目となるPDP4から送られて
きた個別入力情報とPDP1で得た個別入力情報のOR
をOR回路29でとり、その結果が“H”レベルであれ
ば、全てのPDPにAPLの最大値が入力されたことを
検出したことになる。そこで、OR回路29で生成した
“H”レベル信号を全数入力情報としてPDP2へ送出
する。
【0015】図3及び図4は本発明のマルチ画面表示装
置の動作タイミングを示す。図3はPDP1〜4の各部
の動作波形を示し、各データ及び各情報はいずれも出力
を示す。また、図4の(a)は映像信号SVIの波形図、
(b)は垂直同期信号SVsの波形図、(c)はAPLの
測定のタイミングを示す。つぎに、図1〜図4を参照し
て、本発明のマルチ画面表示装置の動作を説明する。P
DP1〜4のそれぞれは、垂直同期信号入力端子26,
27に垂直同期信号SVsが印加されている。映像信号S
VIはデジタル信号に変換されており、映像信号端子13
に印加される。この映像信号SVIはAPL測定回路15
に入力され、映像信号SVIの入力期間において、APL
に呼応した或るビット数のデ−タ(APLデ−タDA
が出力される。このAPLデ−タDA と、入力コネクタ
14より入力された前段のPDPのAPLデ−タDB
の比較がコンパレ−タ16により行われ、DA ≦DB
判定する。また、APLデ−タDA ,DB はセレクタ1
8にも入力され、AND回路17の出力信号を制御信号
にしてDA 又はDB の一方が選択され、次段へのAPL
デ−タとして出力コネクタ31へ出力される。AND回
路17は、コンパレ−タ16がDA ≦DB を判定したと
きに“H”レベルの電圧を発生し、セレクタ18にAP
Lデ−タDB を選択させる。
【0016】1台目のPDP1に限り、1台目という情
報を既にPDPが持っていれば、それを利用して1台目
設定端子22に“H”レベルを与える。また、1台目と
いう情報を持っていない場合、PDP操作用のリモート
コントローラ(図示せず)等を用いて“H”レベルを与
える。したがって、PDP1においては、1台目設定端
子22に印加された“H”レベルによって、セレクタ1
9は“H”レベル出力端子21を選択し、その出力端子
(OUT)からOR回路20には常に“H”レベルが印
加されている。一方、2台目〜4台目に相当する各PD
Pの1台目設定端子22には“L”レベルが印加されて
おり、セレクタ19は入力コネクタ14に入力された個
別入力情報を選択しており、この個別入力情報がOR回
路20に印加されている。1台目のPDP1におけるO
R回路20は、AND回路17からの出力信号の有無に
かかわらず、セレクタ19からの“H”レベルの信号が
そのまま出力コネクタ31から次のPDPへ出力され
る。
【0017】また、PDP1では、入力コネクタ14よ
り入力された個別入力情報とコンパレ−タ16からのA
PLデ−タについてのA≦Bの情報とをOR回路29で
とり、これをセレクタ30を通して出力コネクタ31よ
り出力する。さらに、PDP1にAPLデ−タの最大値
が入力されたときにのみ、“H”レベルの信号が出力コ
ネクタ31から出力される。2台目以降のPDPでは、
入力コネクタ14から入力された個別入力情報と、コン
パレ−タ16からのデータ(APLデ−タのA≦Bを示
すデ−タ)のORがとられ、APLデ−タが一致すると
共に個別入力情報が“H”レベルのとき、出力コネクタ
31から“H”レベルが出力される。さらに、入力コネ
クタ14から入力されたAPLデ−タは、デ−タ採用回
路23に入力される全数入力情報が“H”レベルであれ
ば、この信号が垂直同期信号に同期してデ−タ変形回路
24に印加される。
【0018】図3に示すように、幾つかの映像信号が入
力された後(ここでは、映像信号S VIの5周期目以降)
に全数入力情報が“H”レベルになった場合、PDP1
〜4の各デ−タ採用回路23は、順次、入力コネクタ1
4に入力されたAPLデ−タを採用し、維持周波数制御
回路25で維持周波数を制御し、輝度レベルを制御す
る。この制御を垂直同期信号入力端子27に印加された
垂直同期信号に同期させて行うことにより、PDP1〜
4による4つの画面の輝度を同時に制御することができ
る。
【0019】図4の(c)に示すように、映像信号SVI
が出ている時期に合わせて測定時間t1 においてAPL
の測定がAPL測定回路15によって行われる。さら
に、垂直同期信号のブランキング期間t2 において、4
台のAPLデ−タが一致させるまでの時間として時間t
21が設定され、続いて4台のAPLデ−タが一致したこ
とをもって全数入力情報が“H”レベルになったか否か
を判定するための時間t 22が設定されている。その後、
時間t23の時間を経て、全数入力情報が“H”レベルに
なっていれば、データ採用回路23からデ−タ変形回路
24へデータが出力される。デ−タ変形回路24は、内
部に遅延時間t3 を有しているため、遅延時間t3 の後
の時間T4 において維持周波数制御回路25が動作し、
維持周波数の変更が行われる。その後、輝度変化があれ
ば、次の時間t5 の期間において現れる。
【0020】図5は、データ採用回路23の詳細を示
す。デ−タ採用回路23は、D型フリップフロップ51
と遅延回路52を主体に構成されている。D型フリップ
フロップ51のD端子には、入力端子53を介してAP
Lデータが入力される。遅延回路52には、入力端子5
4を介して垂直同期信号が入力され、その遅延出力はD
型フリップフロップ51のCK(クロック)端子に印加
される。D型フリップフロップ51のS(SET)端子
には、入力端子55を介して全数入力情報55が入力さ
れる。D型フリップフロップ51の出力信号は、Q端子
から出力され、その出力信号はデータ変形回路24へ送
出される。また、R(リセット端子)には、VCCが印加
される。
【0021】図5の動作を説明すると、D型フリップフ
ロップ51のS端子に全数入力情報を入力し、この値が
“H”のときにのみ、CK端子に入力された遅延垂直同
期信号のタイミングで入力端子53からのAPLデ−タ
をQ端子から出力する。このタイミングが図4にタイミ
ングt24である。
【0022】上記実施の形態においては、複数のPDP
のそれぞれに図2の構成の装置を組み込むものとした
が、使用台数を固定にする場合は、PDPモジュール2
8のみをディスプレィとして一体化し、他の回路部を別
途1つのシステムにしてもよい。このようにすれば、入
・出力コネクタに接続するケーブル類の引回しが不要に
なる。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のマルチ画面
表示装置によれば、複数のプラズマディスプレィのそれ
ぞれのAPLを測定手段で測定し、APLと前段のプラ
ズマディスプレィによるAPLとの比較により最高値を
示すAPLを検出手段で検出し、この最高値を示すAP
に基づいて前記複数のプラズマディスプレィのそれぞ
れの輝度の制御に用いる構成にしたので、複数のプラズ
マディスプレィの相互間の輝度を高精度にしかも簡単に
制御でき、ディスプレィ相互間の輝度のバラツキを抑え
ることができ、全体的な画質の向上が図られる。また、
入・出力コネクタによりPDP相互間を接続するのみで
よいので、簡単に任意の台数に増減することができ、汎
用性に富んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチ画面表示装置を示す接続図であ
る。
【図2】図1のプラズマディスプレィ(PDP)の詳細
構成を示す回路図である。
【図3】図1における各PDPの各部の動作波形を示す
波形図である。
【図4】本発明のマルチ画面表示装置の動作タイミング
を示し、(a)は映像信号SVIの波形図、(b)は垂直
同期信号SVsの波形図、(c)はAPLの測定のタイミ
ングの説明図である。
【図5】図2のデータ採用回路の詳細を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,4 プラズマディスプレィ(PDP) 5,7,9,11,14 入力コネクタ 6,8,10,12,31 出力コネクタ 13 映像信号入力端子 15 APL測定回路 16 コンパレ−タ 17 AND回路 18,19,30 セレクタ 20,29 OR回路 21 Hレベル供給端子 22 1台目設定端子 23 デ−タ採用回路 24 デ−タ変形回路 25 維持周波数制御回路 26,27 垂直同期信号入力端子 28 PDPモジュ−ル 51 D型フリップフロップ 52 遅延回路 53,54,55 入力端子 57 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 3/20 642 G09G 3/20 642P 680E 680 3/28 K (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/28 G09F 9/313 G09F 9/40 G09F 9/40 301 G09G 3/20 612 G09G 3/20 642 G09G 3/20 680

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプラズマディスプレィを集合化し
    てマルチ画面の表示を行うマルチ画面表示装置におい
    て、 前記複数のプラズマディスプレィのそれぞれにより、映
    像信号に基づいて自機のAPL(以下、平均輝度レベル
    という)を測定する測定手段と、 前記測定手段で測定された複数のAPLを前記複数のプ
    ラズマディスプレィの中の2台単位による比較を繰り返
    して前記複数のAPLの内で最高値を示すAPLを検出
    する検出手段と、 前記検出手段で検出された前記最高値を示すAPLに基
    づいて前記複数のプラズマディスプレィのそれぞれの輝
    度を制御する制御手段を設けたことを特徴とするマルチ
    画面表示装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記最高値を示したA
    PLを前記複数のプラズマディスプレィ間に1巡させる
    接続手段を備えることを特徴とする請求項1記載のマル
    チ画面表示装置。
  3. 【請求項3】 前記接続手段は、前記複数のプラズマデ
    ィスプレィの内の前段のプラズマディスプレィにより測
    定されたAPLを入力する入力手段と、前記検出手段で
    検出されたAPLを次段のプラズマディスプレィへ送出
    する出力手段を備えることを特徴とする請求項2記載の
    マルチ画面表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の表示装置を集合化してマルチ画面
    の表示を行うマルチ画面表示装置において、 前記複数の表示装置のそれぞれにより、映像信号に基づ
    いて自機の平均輝度レベル(以下、APLという)を測
    定する測定手段と、 自機のAPLと前段の表示装置から受信したAPLとを
    比較し、前記自機のAPLが前段の表示装置から受信し
    たAPLより大きいときには前記自機のAPLを、それ
    以外のときには前記前段の表示装置から受信したAPL
    を次段の表示装置に送出する出力手段と、 を備えること
    を特徴とするマルチ画面表示装置。
  5. 【請求項5】 複数の表示装置を集合化してマルチ画面
    の表示を行うマルチ画面表示装置において、 前記複数の表示装置のそれぞれにより、映像信号に基づ
    いて自機の平均輝度レベル(以下、APLという)を測
    定する測定手段と、 自機のAPLと前段の表示装置から受信したAPLとを
    比較し、前記自機のAPLが前段の表示装置から受信し
    たAPLより大きいときには前記自機のAPLを、それ
    以外のときには前段の表示装置から受信したAPLを次
    段の表示装置に送出する出力手段とを備え、 前記出力手段による出力値と次段の表示装置で測定した
    APLとを比較する処理を繰り返し、前記複数の表示装
    置で共用のAPLを得ることを特徴とするマルチ画面表
    示装置。
  6. 【請求項6】 前記マルチ画面の輝度が、前記共用のA
    PLに基づいて制御されることを特徴とする請求項5記
    載のマルチ画面表示装置。
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