JP3528119B2 - 粉粒体の計量方法 - Google Patents
粉粒体の計量方法Info
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- JP3528119B2 JP3528119B2 JP33227597A JP33227597A JP3528119B2 JP 3528119 B2 JP3528119 B2 JP 3528119B2 JP 33227597 A JP33227597 A JP 33227597A JP 33227597 A JP33227597 A JP 33227597A JP 3528119 B2 JP3528119 B2 JP 3528119B2
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G13/00—Weighing apparatus with automatic feed or discharge for weighing-out batches of material
- G01G13/02—Means for automatically loading weigh pans or other receptacles, e.g. disposable containers, under control of the weighing mechanism
- G01G13/04—Means for automatically loading weigh pans or other receptacles, e.g. disposable containers, under control of the weighing mechanism involving dribble-feed means controlled by the weighing mechanism to top up the receptacle to the target weight
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- Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は粉粒体の計量方法に
関するもので、特に粉体、粒体等を計量容器に能率よく
正確に供給するようにしたものである。
関するもので、特に粉体、粒体等を計量容器に能率よく
正確に供給するようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の粒体である穀類の計量方法として
例えば特開昭５５−２２１７８号公報に示すように、計
量容器の上方位置に、一端が開放されかつ上下動する流
樋を設け、他端に供給された穀類を、流樋の開放された
一端を下方に傾斜させて、下方の計量容器に大量自重投
入し、次いで流樋を水平状態にして、これに振動を与え
ることにより小量落下投入するようにして能率よく計量
するようにしたものが知られていた。
例えば特開昭５５−２２１７８号公報に示すように、計
量容器の上方位置に、一端が開放されかつ上下動する流
樋を設け、他端に供給された穀類を、流樋の開放された
一端を下方に傾斜させて、下方の計量容器に大量自重投
入し、次いで流樋を水平状態にして、これに振動を与え
ることにより小量落下投入するようにして能率よく計量
するようにしたものが知られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の計量方法は、流
樋の一端の開放端を下方に傾斜させて穀類を大量に一回
宛投入しているが、毎回の流樋の状態、排出物の状態等
の違いによって流樋からの排出される量が異なり、この
排出量の違いが、次の振動による小量投入に影響して計
量精度、計量速度にばらつきが生じ、更に振動による投
入方法自体、外気温、湿度等の外的影響を受け易いため
一層計量精度、計量速度にばらつきが生じて、能率上、
精度上において問題となっていた。そこで本発明は従来
の問題点を解消して、流樋の状態、排出物の状態、およ
び外気の状態等による影響を受けずに能率よく高い計量
精度を保って粉粒体を計量容器に供給できるようにした
粉粒体の計量方法を提供することを目的としたものであ
る。
樋の一端の開放端を下方に傾斜させて穀類を大量に一回
宛投入しているが、毎回の流樋の状態、排出物の状態等
の違いによって流樋からの排出される量が異なり、この
排出量の違いが、次の振動による小量投入に影響して計
量精度、計量速度にばらつきが生じ、更に振動による投
入方法自体、外気温、湿度等の外的影響を受け易いため
一層計量精度、計量速度にばらつきが生じて、能率上、
精度上において問題となっていた。そこで本発明は従来
の問題点を解消して、流樋の状態、排出物の状態、およ
び外気の状態等による影響を受けずに能率よく高い計量
精度を保って粉粒体を計量容器に供給できるようにした
粉粒体の計量方法を提供することを目的としたものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、貯留部の下方に傾動自在に支承した流樋
を、秤量部の指令により傾動して流樋の端部の排出口よ
り、粉粒体を大量、中または小量、微小量の規定量に分
けて秤量部に載置した計量容器に落下供給するようにし
た粉粒体の計量方法において、流樋の供給傾斜角度を、
大きな傾斜角度より順次中または小角度、微小角度に、
少くとも３段階以上に設定する時に、その各段階毎に流
樋を水平状態より上方に戻して流樋の排出口を上昇させ
た後に次の段階の供給傾斜角度に設定して粉粒体を落下
供給するようにした粉粒体の計量方法である。また流樋
の最終段階の供給傾斜角度を、流樋を水平状態より１度
〜２度の範囲内に設定させて、該設定位置と水平状態の
間を、流樋の端部の排出口を往復動させて粉粒体を落下
供給するようにすれば更に計量精度が向上する。
するために、貯留部の下方に傾動自在に支承した流樋
を、秤量部の指令により傾動して流樋の端部の排出口よ
り、粉粒体を大量、中または小量、微小量の規定量に分
けて秤量部に載置した計量容器に落下供給するようにし
た粉粒体の計量方法において、流樋の供給傾斜角度を、
大きな傾斜角度より順次中または小角度、微小角度に、
少くとも３段階以上に設定する時に、その各段階毎に流
樋を水平状態より上方に戻して流樋の排出口を上昇させ
た後に次の段階の供給傾斜角度に設定して粉粒体を落下
供給するようにした粉粒体の計量方法である。また流樋
の最終段階の供給傾斜角度を、流樋を水平状態より１度
〜２度の範囲内に設定させて、該設定位置と水平状態の
間を、流樋の端部の排出口を往復動させて粉粒体を落下
供給するようにすれば更に計量精度が向上する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて説明する。本発明の粉粒体の計量方
法は種々の粉体および粒体の計量に用いることができる
もので、図面に示すものは、本発明の計量方法を実施す
る一装置を示したもので、粒体としてプラスチック製フ
ァスナー成形用のマスターチップを計量するところの装
置である。図１および図２は計量装置の全体を示したも
ので、上方位置のホッパー、サイクロン等の貯留部１内
のチップ２を、流樋３を通して下方位置の計量容器４に
定量供給するようにしたものである。貯留部１はホッパ
ー、サイクロン等の通常の構造のもので、底部５はロー
ト状に形成されて、その先端はチップ２を所定量宛排出
供給する流樋３の中央の開口部６に挿入されている。流
樋３は図１に示すように上方中央に開口部６が形成され
た箱形の樋状の構造のものであって、流樋３の各端部
７，８は上方および下方より絞られて先細となってい
て、一方の端部７は閉鎖され、他方の端部８には排出口
９が形成されていて流樋を傾斜することによりチップ２
を投下供給するようになっている。そして流樋３は、そ
の中央部の側壁が図１に示すように軸１０により軸支さ
れていて、軸１０の端部に取付けたモーター１１を作動
することにより、図２の鎖線で示すように流樋３を上下
動することができ、その流樋３を下方に傾動してチップ
２を計量容器４内に排出するように構成されている。ま
たモーター１１に、ステッピングモーター、サーボモー
ター等の細かな角度の割出しが可能な微小角度調節手段
を備えたモーター１１を用いることにより流樋３の傾斜
角度を細かに制御して計量精度を高めることができる。
なお流樋３の中央部の一方の側壁にブラケットを突出し
て取付け、このブラケットを軸支するようにしてもよ
い。また流樋３の底面の中央に安息角１２が設けてあっ
て水平状態にある時に排出口９よりチップ２が落下しな
いようになっている。計量容器４は、貯留部１、流樋３
の下方位置にあって、流樋３から排出されたチップ２を
受入れるもので、天秤、バネ秤、電子秤等の秤よりなる
秤量部１３の上に載置されている。そして計量容器４内
に３段階以上に分けて供給されたチップ２を各段階毎秤
量し、この秤量データを中央演算処理装置（ＣＰＵ）１
４に送り、プログラムに従って流樋３を傾動するモータ
ー１１に指令を伝達して、流樋３を所定の角度に傾けて
大量投入、中乃至小量投入、微小量投入と段階的に行
い、計量容器４にチップ２を能率よく高い精度で供給さ
れるように構成されている。
示す実施例に基いて説明する。本発明の粉粒体の計量方
法は種々の粉体および粒体の計量に用いることができる
もので、図面に示すものは、本発明の計量方法を実施す
る一装置を示したもので、粒体としてプラスチック製フ
ァスナー成形用のマスターチップを計量するところの装
置である。図１および図２は計量装置の全体を示したも
ので、上方位置のホッパー、サイクロン等の貯留部１内
のチップ２を、流樋３を通して下方位置の計量容器４に
定量供給するようにしたものである。貯留部１はホッパ
ー、サイクロン等の通常の構造のもので、底部５はロー
ト状に形成されて、その先端はチップ２を所定量宛排出
供給する流樋３の中央の開口部６に挿入されている。流
樋３は図１に示すように上方中央に開口部６が形成され
た箱形の樋状の構造のものであって、流樋３の各端部
７，８は上方および下方より絞られて先細となってい
て、一方の端部７は閉鎖され、他方の端部８には排出口
９が形成されていて流樋を傾斜することによりチップ２
を投下供給するようになっている。そして流樋３は、そ
の中央部の側壁が図１に示すように軸１０により軸支さ
れていて、軸１０の端部に取付けたモーター１１を作動
することにより、図２の鎖線で示すように流樋３を上下
動することができ、その流樋３を下方に傾動してチップ
２を計量容器４内に排出するように構成されている。ま
たモーター１１に、ステッピングモーター、サーボモー
ター等の細かな角度の割出しが可能な微小角度調節手段
を備えたモーター１１を用いることにより流樋３の傾斜
角度を細かに制御して計量精度を高めることができる。
なお流樋３の中央部の一方の側壁にブラケットを突出し
て取付け、このブラケットを軸支するようにしてもよ
い。また流樋３の底面の中央に安息角１２が設けてあっ
て水平状態にある時に排出口９よりチップ２が落下しな
いようになっている。計量容器４は、貯留部１、流樋３
の下方位置にあって、流樋３から排出されたチップ２を
受入れるもので、天秤、バネ秤、電子秤等の秤よりなる
秤量部１３の上に載置されている。そして計量容器４内
に３段階以上に分けて供給されたチップ２を各段階毎秤
量し、この秤量データを中央演算処理装置（ＣＰＵ）１
４に送り、プログラムに従って流樋３を傾動するモータ
ー１１に指令を伝達して、流樋３を所定の角度に傾けて
大量投入、中乃至小量投入、微小量投入と段階的に行
い、計量容器４にチップ２を能率よく高い精度で供給さ
れるように構成されている。
【０００６】次に計量方法について説明すると、図３乃
至図７は、大量投入、中量投入、小量投入、微小量投入
の４段階における流樋３からのチップ２の落下供給状態
を示したものである。図３は投入開始前の貯留部１から
流樋３にチップ２が補給された状態を示したもので、流
樋３は排出口９を水平面より上方に上昇した位置で、流
樋３の後端部にチップ２が補給され、貯留部１の底部５
の下端に達した位置で補給が停止して流樋３内にチップ
２が蓄えられる。そしてこの流樋３の傾斜状態を基準位
置として各段階の排出終了後にいったん流樋３をこの基
準位置に戻し、チップ２を補給して投入開始前の状態に
して、次の段階における排出を行うようにして、排出量
を常に一定とするようにしている。図４は第１段階の大
量投入時の流樋３を示したもので、流樋３の水平面から
下方への傾斜角（以下単に傾斜角と呼ぶ）は最大で、例
えば目標値を１０００ｇとすると約３０度に傾斜させて
約７００ｇ排出するようになっている。下方の計量容器
４内に投入されたチップ２が目標計量値７００ｇに達し
たことが秤量感知されると、中央演算処理装置１４に信
号が伝えられ、モーター１１が逆転されて、チップ２の
排出が停止されて流樋３は上方に鎖線で示す基準位置ま
でに戻され、チップ２が図３に示す投入開始前の状態に
まで補給される。そして次の図５に示す中量投入が行な
われる。図５は中量投入時の流樋３を示したもので、流
樋３の傾斜角は中程度で、例えば目標値を１０００ｇと
すると約２０度に傾斜させて約２３０ｇ排出し、目標計
量値９３０ｇを秤量感知すると、中央演算処理装置１４
に信号が伝えられ、モーター１１が逆転し、チップ２の
排出が停止されて流樋３が鎖線で示す基準位置に戻さ
れ、チップ２が投入開始前の状態にまで補給され、次の
図６に示す小量投入が行なわれる。図６は小量投入時の
流樋３を示したもので、流樋３の傾斜角は小さく、例え
ば目標値を１０００ｇとすると約１８度に傾斜させて６
４ｇ排出し、目標計量値９９４ｇを秤量感知すると、中
央演算処理装置１４に信号が伝えられ、モーター１１が
逆転し、チップ２の排出が停止されて流樋３が鎖線で示
す基準位置に戻され、チップ２が投入開始前の状態にま
で補給され、次の図７に示す微小量投入が行なわれる。
なお傾斜角が小さくなると落下投入が難かしくなり、一
定時間内に一定量以上のチップ２の投入が行なわれない
時には、自動的に更に傾斜角を大きくしてチップの投入
を行う。図７は微小量投入時の流樋３を示したもので、
流樋３の傾斜角は微小で、水平面から約１度の範囲で排
出口９を上下動させて首を振らせてチップ２を投入して
目標計量値１０００ｇを秤量感知すると流樋３は排出口
９を上方に上げ、投入を停止して基準位置に戻る。なお
約１度の範囲で排出口９を上下動させてもチップ２が落
下投入されない場合には、更に傾斜角を大きくして約１
度から約２度の範囲で行い、チップ２が落ちるまで、傾
斜角を付けて行うようにして、計量容器４に目標値分投
入するようになっている。なお図３乃至図７において
は、大量投入、中量投入、小量投入、微小量投入の４段
階の投入の例を示したが、計量容器４に投入する目標値
の大きさによって、中量投入を省略するか、または小量
投入を省略して３段階の投入を行うようにしてもよい。
そして流樋３の投入傾斜角度は計量容器４に投入する目
標値の大きさによって適宜設定することができる。
至図７は、大量投入、中量投入、小量投入、微小量投入
の４段階における流樋３からのチップ２の落下供給状態
を示したものである。図３は投入開始前の貯留部１から
流樋３にチップ２が補給された状態を示したもので、流
樋３は排出口９を水平面より上方に上昇した位置で、流
樋３の後端部にチップ２が補給され、貯留部１の底部５
の下端に達した位置で補給が停止して流樋３内にチップ
２が蓄えられる。そしてこの流樋３の傾斜状態を基準位
置として各段階の排出終了後にいったん流樋３をこの基
準位置に戻し、チップ２を補給して投入開始前の状態に
して、次の段階における排出を行うようにして、排出量
を常に一定とするようにしている。図４は第１段階の大
量投入時の流樋３を示したもので、流樋３の水平面から
下方への傾斜角（以下単に傾斜角と呼ぶ）は最大で、例
えば目標値を１０００ｇとすると約３０度に傾斜させて
約７００ｇ排出するようになっている。下方の計量容器
４内に投入されたチップ２が目標計量値７００ｇに達し
たことが秤量感知されると、中央演算処理装置１４に信
号が伝えられ、モーター１１が逆転されて、チップ２の
排出が停止されて流樋３は上方に鎖線で示す基準位置ま
でに戻され、チップ２が図３に示す投入開始前の状態に
まで補給される。そして次の図５に示す中量投入が行な
われる。図５は中量投入時の流樋３を示したもので、流
樋３の傾斜角は中程度で、例えば目標値を１０００ｇと
すると約２０度に傾斜させて約２３０ｇ排出し、目標計
量値９３０ｇを秤量感知すると、中央演算処理装置１４
に信号が伝えられ、モーター１１が逆転し、チップ２の
排出が停止されて流樋３が鎖線で示す基準位置に戻さ
れ、チップ２が投入開始前の状態にまで補給され、次の
図６に示す小量投入が行なわれる。図６は小量投入時の
流樋３を示したもので、流樋３の傾斜角は小さく、例え
ば目標値を１０００ｇとすると約１８度に傾斜させて６
４ｇ排出し、目標計量値９９４ｇを秤量感知すると、中
央演算処理装置１４に信号が伝えられ、モーター１１が
逆転し、チップ２の排出が停止されて流樋３が鎖線で示
す基準位置に戻され、チップ２が投入開始前の状態にま
で補給され、次の図７に示す微小量投入が行なわれる。
なお傾斜角が小さくなると落下投入が難かしくなり、一
定時間内に一定量以上のチップ２の投入が行なわれない
時には、自動的に更に傾斜角を大きくしてチップの投入
を行う。図７は微小量投入時の流樋３を示したもので、
流樋３の傾斜角は微小で、水平面から約１度の範囲で排
出口９を上下動させて首を振らせてチップ２を投入して
目標計量値１０００ｇを秤量感知すると流樋３は排出口
９を上方に上げ、投入を停止して基準位置に戻る。なお
約１度の範囲で排出口９を上下動させてもチップ２が落
下投入されない場合には、更に傾斜角を大きくして約１
度から約２度の範囲で行い、チップ２が落ちるまで、傾
斜角を付けて行うようにして、計量容器４に目標値分投
入するようになっている。なお図３乃至図７において
は、大量投入、中量投入、小量投入、微小量投入の４段
階の投入の例を示したが、計量容器４に投入する目標値
の大きさによって、中量投入を省略するか、または小量
投入を省略して３段階の投入を行うようにしてもよい。
そして流樋３の投入傾斜角度は計量容器４に投入する目
標値の大きさによって適宜設定することができる。
【０００７】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、流
樋を傾動して、端部の排出口より、大きな傾斜角度より
順次中乃至小角度、微小角度に、少くとも３段階以上に
設定して、粉粒体を大量、中または小量、微小量の規定
量に分けて落下供給するようにした粉粒体の計量方法に
おいて、流樋を各段階毎に水平状態より上方に戻して流
樋の排出口を上昇させた後、次の段階の傾斜角度を設定
するようにしたもので、これにより前段階による粉粒体
の投入量の違いが、次の段階の投入量に影響を与えずに
行うことができるので、より正確に流樋の状態、排出物
の状態および外気温、湿度等の違いによる影響を各段階
において順次修正できると共に計量に要する時間のばら
つきもなくなって能率よく高い計量精度を保って粉粒体
を計量容器に供給することができる優れた粉粒体の計量
方法である。また流樋の最終段階の供給傾斜角度を水平
状態より１度〜２度の範囲に設定して、その設定位置と
水平状態との間で、流樋の端部の排出口を往復動させて
粉粒体を落下供給するようにしたため、略１粒単位ぐら
いで排出ができ、計量精度を一段と向上させることがで
き、高い計量精度を保って粉粒体の投入を行うことがで
きる。
樋を傾動して、端部の排出口より、大きな傾斜角度より
順次中乃至小角度、微小角度に、少くとも３段階以上に
設定して、粉粒体を大量、中または小量、微小量の規定
量に分けて落下供給するようにした粉粒体の計量方法に
おいて、流樋を各段階毎に水平状態より上方に戻して流
樋の排出口を上昇させた後、次の段階の傾斜角度を設定
するようにしたもので、これにより前段階による粉粒体
の投入量の違いが、次の段階の投入量に影響を与えずに
行うことができるので、より正確に流樋の状態、排出物
の状態および外気温、湿度等の違いによる影響を各段階
において順次修正できると共に計量に要する時間のばら
つきもなくなって能率よく高い計量精度を保って粉粒体
を計量容器に供給することができる優れた粉粒体の計量
方法である。また流樋の最終段階の供給傾斜角度を水平
状態より１度〜２度の範囲に設定して、その設定位置と
水平状態との間で、流樋の端部の排出口を往復動させて
粉粒体を落下供給するようにしたため、略１粒単位ぐら
いで排出ができ、計量精度を一段と向上させることがで
き、高い計量精度を保って粉粒体の投入を行うことがで
きる。
【図１】本発明の粉粒体の計量方法を実施する装置の斜
視図である。
視図である。
【図２】同じく側方よりの概略図である。
【図３】本発明の計量方法の計量開始前における流樋の
傾斜位置を示した断面図である。
傾斜位置を示した断面図である。
【図４】同じく大量投入時の流樋の傾斜位置を示した断
面図である。
面図である。
【図５】同じく中量投入時の流樋の傾斜位置を示した断
面図である。
面図である。
【図６】同じく小量投入時の流樋の傾斜位置を示した断
面図である。
面図である。
【図７】同じく微小量投入時の流樋の傾斜位置を示した
断面図である。
断面図である。
１ 貯留部
２ チップ
３ 流樋
４ 計量容器
９ 排出口
１１ モーター
１３ 秤量部
１４ 中央演算処理装置
Claims (2)
- 【請求項１】 貯留部の下方に傾動自在に支承した流樋
を、秤量部の指令により傾動して、流樋の端部の排出口
より、粉粒体を大量、中または小量、微小量の規定量に
分けて秤量部に載置した計量容器に落下供給するように
した粉粒体の計量方法において、流樋の供給傾斜角度
を、大きな傾斜角度より順次中または小角度、微小角度
に、少くとも３段階以上に設定する時に、その各段階毎
に流樋を水平状態より上方に戻して流樋の排出口を上昇
させた後に次の段階の供給傾斜角度に設定して粉粒体を
落下供給するようにした粉粒体の計量方法。 - 【請求項２】 流樋の最終段階の供給傾斜角度を、流樋
を水平状態より１度〜２度の範囲内に設定させて、該設
定位置と水平状態の間を、流樋の端部の排出口を往復動
させて粉粒体を落下供給するようにした請求項１記載の
粉粒体の計量方法。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33227597A JP3528119B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 粉粒体の計量方法 |
| TW087116970A TW360781B (en) | 1997-10-27 | 1998-10-13 | Powder/chip weighing method |
| DE69816223T DE69816223T2 (de) | 1997-10-27 | 1998-10-15 | Wägeverfahren für abgebrochenes Stückchen oder Pulver |
| EP98119527A EP0911617B1 (en) | 1997-10-27 | 1998-10-15 | Powder/chip weighing method |
| ES98119527T ES2202713T3 (es) | 1997-10-27 | 1998-10-15 | Procedimiento de pesar polvos/granzas. |
| US09/176,753 US6091028A (en) | 1997-10-27 | 1998-10-22 | Powder/chip weighing method |
| KR1019980044812A KR100284171B1 (ko) | 1997-10-27 | 1998-10-26 | 분립체 계량방법 |
| CN98121424A CN1120353C (zh) | 1997-10-27 | 1998-10-27 | 粉末/碎屑称量方法 |
| HK99103775A HK1019481A1 (en) | 1997-10-27 | 1999-09-01 | Powder/chip weighing method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33227597A JP3528119B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 粉粒体の計量方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11132834A JPH11132834A (ja) | 1999-05-21 |
| JP3528119B2 true JP3528119B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=18253131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33227597A Expired - Fee Related JP3528119B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 粉粒体の計量方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6091028A (ja) |
| EP (1) | EP0911617B1 (ja) |
| JP (1) | JP3528119B2 (ja) |
| KR (1) | KR100284171B1 (ja) |
| CN (1) | CN1120353C (ja) |
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