JP3527501B1 - 無線通信基地局装置および遅延プロファイル平均化方法 - Google Patents

無線通信基地局装置および遅延プロファイル平均化方法

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  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 上り回線同期が行われるCDMA/TD
D方式の移動体通信システムにおいて、上り回線信号の
パス検出を精度良く行うこと。 【解決手段】 同期信号生成部106は、伝搬遅延によ
り生じるタイミングのずれがガードピリオドを越えない
ようにするために、移動局装置に対してDPCH信号の
送信タイミングをずらすように指示するための上り回線
同期信号を生成する。補正量決定部107は、上り回線
同期信号に基づいて、平均化部108での遅延プロファ
イルの平均化処理の際に使用されるタイミング補正量を
算出する。平均化部108は、複数の遅延プロファイル
を平均化する際に、上り回線同期制御後の遅延プロファ
イルを、補正量決定部107から入力された補正量だけ
ずらして平均化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信基地局装
置および遅延プロファイル平均化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】第3世代の移動体通信システムの1つと
して、CDMA/TDD方式が採用されることが決定し
ている。CDMA/TDD方式では、同一のタイムスロ
ットにコード多重する信号の数をなるべく少なくするこ
とにより、コードリソースの利用効率を高めている。
【0003】また、セルラーシステムでは、伝搬遅延に
起因して、上り回線(移動局装置から基地局装置へ向か
う回線)の信号の基地局装置における受信タイミングに
ばらつきが生じてしまうことがある。この受信タイミン
グのばらつきに対し何ら対策をしないと、タイムスロッ
ト間において上り回線の信号同士が互いに干渉してしま
い、通信品質が著しく劣化する。
【0004】このような通信品質の劣化を防止するため
に、上り回線の信号について複数の移動局装置間におい
て同期をとる技術(上り回線同期)や、所定時間以内の
タイミングずれを許容するためにタイムスロットにガー
ドピリオドを付加する技術が採られている(例えば、非
特許文献1参照)。
【0005】また、コード多重された信号を受信する際
には、合成対象とする信号をどのタイミングで逆拡散し
た信号にするのかを判断するためのパス検出の動作が、
受信品質を決定する要素の1つとなる。パス検出の精度
を高めるために、目的の移動局装置からの個別チャネル
(DPCH;Dedicated Physical CHannel)信号を複数
フレームに渡り平均化して受信品質を高め、この平均化
した信号をパス検出の基準として用いることが一般に行
われている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】特開2002-111546号公報
【非特許文献1】3GPP TS 25.221 V5.2.0(2002-09): 3r
d Generation Partnership Project; Technical Specif
ication Group Radio Access Network; Physical chann
els andmapping of transport channels onto physical
channels (TDD) (Release 5) 2002年9月
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上り回線同期
が行われるシステムにおいて平均化した信号を用いてパ
ス検出を行う場合、上り回線同期が行われることに起因
して以下のような問題が生じる。
【0008】上り回線同期が行われるシステムでは、移
動局装置から送信されるDPCH信号に対して送信タイ
ミングをずらす制御が基地局装置によって行われる。こ
のため、送信タイミングをずらす前の信号と送信タイミ
ングをずらした後の信号では基地局装置における受信タ
イミングが相違する。よって、基地局装置では、送信タ
イミング制御後の信号を送信タイミング制御前と同じタ
イミングで平均化したのでは、かえって受信品質が低下
し、パス検出の精度が低下してしまう。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、上り回線同期が行われるCDMA/TDD方式の
移動体通信システムにおいて、上り回線信号のパス検出
を精度良く行うことができる無線通信基地局装置および
遅延プロファイル平均化方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、目的
を達成するために、本発明では、上り回線同期が行われ
るCDMA/TDD方式の移動体通信システムにおい
て、上り回線同期による送信タイミングのシフト量を考
慮して遅延プロファイルを平均化する。例えば、、送信
タイミングのシフト量だけずらして平均化する。また、
例えば、送信タイミングのシフト量に応じて重み付けし
て平均化する。これにより、上り回線信号のパス検出を
精度良く行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】(実施の形態1)まず、基地局装置が移動
局装置に対して行う上り回線同期の制御について説明す
る。
【0013】上り回線のDPCHおよび下り回線のDP
CHが確立しているときに、基地局装置は、DPCH信
号と時間多重されている既知信号を観測する。そして、
基地局装置での受信タイミングを基準にして、伝搬遅延
により生じる受信タイミングのずれがガードピリオドを
越えないようにするために、上り回線同期信号を生成す
る。この上り回線同期信号は、下り回線のDPCH信号
と時間多重されて移動局装置に送信される。つまり、上
り回線のDPCH信号の送信タイミングが移動局装置に
通知される。
【0014】移動局装置では、下り回線のDPCH信号
と時間多重されている上り回線同期信号を復調する。そ
して、復調結果に基づいて送信タイミングをずらして上
り回線のDPCH信号を基地局装置に送信する。このよ
うにして上り回線同期の制御が行われる。
【0015】以下、上り回線同期の制御を行う基地局装
置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形
態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。
【0016】図1に示す基地局装置では、アンテナ10
1によって受信された上り回線のDPCH信号が、受信
RF部102およびA/D変換部103を介して相関演
算部104および逆拡散部110に入力される。なお、
受信RF部102は、受信信号に対してダウンコンバー
ト等の無線処理を施し、A/D変換部103は、無線処
理後の受信信号をA/D変換する。
【0017】相関演算部104は、DPCH信号が含ま
れているスロットと既知信号との相関値を1スロット内
で順次タイミングをずらしながら算出して遅延プロファ
イルを作成する。作成された遅延プロファイルは、パス
検出部105、平均化部108、およびタイミング制御
部109−1〜109−nに入力される。
【0018】パス検出部105は、遅延プロファイルに
基づいて閾値判定によりDPCH信号のパス位置を検出
する。例えば、パス検出部105は、遅延プロファイル
のピーク位置の電力値から所定値だけ小さい値を閾値と
し、その閾値よりも電力値が大きいパスをDPCH信号
のパス位置として検出する。検出されたパス位置は、同
期信号生成部106に入力される。
【0019】同期信号生成部106は、伝搬遅延により
生じるタイミングのずれがガードピリオドを越えないよ
うに制御するために、上り回線同期信号を生成する。例
えば、同期信号生成部106は、ガードピリオドが16
チップであり、また、パス検出部105で検出されたパ
ス位置がスロットの先頭から17チップ目にあるといっ
た場合には、移動局装置に対してDPCH信号の送信タ
イミングを17チップ早くするように指示するための上
り回線同期信号を生成する。上り回線同期信号は補正量
決定部107に入力される。また、上り回線同期信号
は、下り回線のDPCH信号にSSシンボルとして時間
多重されて、図示しない送信系を介して移動局装置に送
信される。つまり、上り回線のDPCH信号の送信タイ
ミングのシフト量が移動局装置に通知される。
【0020】補正量決定部107は、上り回線同期信号
に基づいて、平均化部108での遅延プロファイルの平
均化処理の際に使用されるタイミング補正量を算出す
る。上り回線同期信号によって示される移動局装置にお
ける送信タイミングのずれ幅(送信タイミングのシフト
量)がXチップである場合には、補正量決定部107
は、Xチップを補正量として決定する。例えば、移動局
装置に対してDPCH信号の送信タイミングを17チッ
プ早くするように指示するような上り回線同期信号が同
期信号生成部106で生成された場合には、補正量が1
7チップに決定される。この補正量は、移動局装置が上
り回線同期信号を正確に復調できた場合には、パス位置
の変動量と一致する。決定された補正量は、平均化部1
08に入力される。
【0021】ここで、遅延プロファイルの平均化につい
て説明する。遅延プロファイルの瞬時値には最新の伝搬
環境が反映されているという利点と、雑音の影響を多く
含んでいるという欠点とがある。この欠点を改善するた
めに例えば10回分の遅延プロファイルの瞬時値を平均
化した場合には、雑音の白色性から雑音低減の効果が得
られ、約10dBのSNR(Signal to Noise Ratio)の
改善を期待できる。しかし、遅延プロファイルの平均化
では最新の遅延プロファイルだけでなく過去の遅延プロ
ファイルも利用しているため、平均化した遅延プロファ
イルを用いてパス位置の割当を行うと、過去の時点にお
いては存在したが現在は存在しないパス位置を割り当て
てしまうということがある。
【0022】上り回線同期の制御が行われると、移動局
装置から送信される信号の送信タイミングがずれ、その
送信タイミングのずれにあわせて遅延プロファイルもず
れてしまう。このずれた遅延プロファイルをそのまま平
均化したのでは、上記のように過去の時点においては存
在したが現在は存在しないパス位置を割り当ててしまう
可能性が高くなってしまう。このような上り回線同期に
よって生じる誤ったパス位置の検出を防止するために、
本実施の形態では以下のようにして遅延プロファイルの
平均化を行う。
【0023】すなわち、平均化部108は、図2に示す
ように、複数の遅延プロファイルを平均化する際に、上
り回線同期制御後の遅延プロファイルを、補正量決定部
107から入力された補正量Xチップだけずらして平均
化する。例えば、補正量が17チップである場合には、
相関演算部104から入力される遅延プロファイルを1
7チップ分ずらしてから過去の遅延プロファイルと平均
化する。図2(a)は上り回線同期制御前の遅延プロフ
ァイルであり、図2(b)は上り回線同期制御後の遅延
プロファイルである。上り回線同期の制御により移動局
装置でのDPCH信号の送信タイミングがXチップだけ
遅くなった場合には、相関演算部104で作成される遅
延プロファイルは、図2(b)に示すように、上り回線
同期制御前に比べXチップだけ遅くなる(Xチップだけ
右方向にずれる)。そこで、平均化部108は、図2
(b)に示す遅延プロファイルを補正量Xチップだけ左
方向にずらしてから、上り回線同期制御前の遅延プロフ
ァイルと平均化する。そして、平均化した遅延プロファ
イルに基づいて閾値判定によりDPCH信号のパス位置
を各移動局装置毎に検出する。例えば、平均化部108
は、平均化した遅延プロファイルのピーク位置の電力値
から所定値だけ小さい値を閾値とし、その閾値よりも電
力値が大きいパスをDPCH信号のパス位置として検出
する。そして、検出したパス位置をタイミング制御部1
09−1〜109−nに入力する。
【0024】タイミング制御部109−1〜109−n
は基地局装置と無線通信を行う移動局装置の数だけ用意
され、各移動局装置毎の拡散符号について、平均化部1
08で検出されたパス位置を逆拡散の開始タイミングと
して逆拡散部110に指示する。また、タイミング制御
部109−1〜109−nは、平均化部108で検出さ
れたパス位置と相関演算部104で作成された遅延プロ
ファイルとをチャネル推定部111−1〜111−nに
入力する。
【0025】逆拡散部110は、タイミング制御部10
9−1〜109−nから指示された逆拡散の開始タイミ
ングに従って、各移動局装置毎の拡散符号でDPCH信
号のデータ部分に対して逆拡散を行う。これにより、平
均化部108で検出されたパス位置を開始タイミングと
して逆拡散処理が行われ、基地局装置と無線通信を行う
移動局装置各々から送信されたDPCH信号が得られ
る。逆拡散後のDPCH信号は干渉キャンセラ112に
入力される。
【0026】チャネル推定部111−1〜111−n
は、入力された遅延プロファイルから、平均化部108
で検出されたパス位置の情報だけを取り出して干渉キャ
ンセラ112に入力する。
【0027】干渉キャンセラ112は、ジョイント・デ
ィテクション(Joint Detection)を用いてDPCH信
号から干渉を除去する。ジョイント・ディテクションと
は、チャネル推定により得られる遅延プロファイルを用
いて、受信信号から符号間干渉と他の移動局装置の信号
からの干渉とを除去する干渉除去方法である。このジョ
イント・ディテクションについては、例えば「Interfere
nce Cancellation vs.Channel Equalization and Joint
Detection for the Downlink of C/TDMA Mobile Radio
Concepts」(Bernd Steiner, Proceedings of EPMCC Con
ference Germany 1997, No.145, pp.253-260)または、
「EFFICIENT MULTI-RATE MULTI-USER DETECTION FOR THE
ASYNCHRONOUS WCDMA UPLINK」(H.R.Karimi, VTC'99, p
p.593-597)に記載されている。
【0028】復調部113は、干渉キャンセラ112か
ら拡散符号毎に入力された干渉除去後のDPCH信号に
対して所定の復調処理を施す。この復調処理によりチャ
ネル毎の復調データが得られる。
【0029】このように本実施の形態によれば、上り回
線同期の制御量、すなわち、移動局装置での送信タイミ
ングのずれ幅を考慮しながら遅延プロファイルの平均化
を行うため、上り回線同期の制御を行う場合でもパス位
置の検出を精度良く行うことができる。その結果、上り
回線同期の制御を行う場合でも、干渉キャンセル処理を
正確に行うことができるので、復調データの品質が劣化
してしまうことを防止することができる。
【0030】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、図3において実施の形態1(図1)と同一の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。本実施の形
態では、遅延プロファイルの平均化の方法だけが実施の
形態1と相違する。
【0031】同期信号生成部106は、生成した上り回
線同期信号を平均化部201に入力する。
【0032】図3において、平均化部201は例えばI
IRフィルタで構成され、以下の式(1)に従って遅延
プロファイルを平均化する。 D(t) = (1−α)・D(t−1) + α・d(t) …(1)
【0033】ここで、d(t)は相関演算部104から入
力される瞬時の遅延プロファイルを示し、αは重み付け
係数(但し、0<α<1)を示し、D(t)は遅延プロフ
ァイルの今回の平均処理結果を示し、D(t−1)は遅延
プロファイルの前回の平均処理結果を示す。つまり、上
式(1)では、重み付け係数αを大きな値にするほど、
現在の遅延プロファイルに対する重み付けを大きくし、
かつ、過去の遅延プロファイルに対する重み付けを小さ
くして平均化を行うことができる。逆に、重み付け係数
αを小さな値にするほど、過去の遅延プロファイルに対
する重み付けを大きくし、かつ、現在の遅延プロファイ
ルに対する重み付けを小さくして平均化を行うことがで
きる。
【0034】そこで、平均化部201は、上り回線同期
信号が入力される場合、つまり、移動局装置でのDPC
H信号の送信タイミングがXチップだけずれる場合は、
パス位置が変化する可能性が高いため、重み付け係数α
を大きな値(例えば、0.5以上の値)にして平均化処
理を行う。逆に、上り回線同期信号が入力されない場
合、つまり、移動局装置でのDPCH信号の送信タイミ
ングが前回と同じ場合は、パス位置が変化する可能性が
低いため、重み付け係数αを小さな値(例えば、0.5
未満の値)にして平均化処理を行う。
【0035】このように本実施の形態によれば、上り回
線同期の制御が行われるタイミングで過去の遅延プロフ
ァイルに対する重み付けを小さくして平均化を行うた
め、上り回線同期の制御が行われるときに、平均化され
た遅延プロファイルに対する過去の遅延プロファイルの
影響を相対的に小さくすることができる。よって、上り
回線同期の制御を行う場合でもパス位置の検出を精度良
く行うことができる。その結果、上り回線同期の制御を
行う場合でも、干渉キャンセル処理を正確に行うことが
できるので、復調データの品質が劣化してしまうことを
防止することができる。
【0036】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3に係る基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、図4において実施の形態2(図3)と同一の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0037】本実施の形態に係る基地局装置は、図3に
示す構成に、さらに、逆拡散部110以外の別の逆拡散
部302と、パス位置予測部303とを有する。逆拡散
部110を動作させるか逆拡散部302を動作させるか
は、図4に示す2つのスイッチ301によって切り替え
られる。
【0038】パス位置予測部303は、同期信号生成部
106が「0チップ」でない制御量を示す上り回線同期
信号を出力した直後の受信信号について、そのパス位置
を、上り回線同期信号により示される制御量に基づいて
予測する。例えば、上り回線同期信号が移動局装置に対
してDPCH信号の送信タイミングを17チップ早くす
るように指示するものである場合は、パス位置予測部3
03は、同期信号生成部106が上り回線同期信号を出
力した直後の受信信号について、受信タイミングが17
チップ早くなると予測する。パス位置予測部303の予
測結果は、上り回線同期制御を実施する対象ごとに独立
して、逆拡散部302に与えられる。
【0039】本実施の形態では、動作させる逆拡散部を
上り回線同期を制御するタイミングで切り替え、予測さ
れるパス位置で逆拡散を行う。上り回線同期の制御が実
施されないタイミング、換言すれば、移動局装置での送
信タイミングをずらさない間は、逆拡散部110で逆拡
散処理を行い、上り回線同期の制御が実施されるタイミ
ング、換言すれば、送信タイミングをずらした直後は、
逆拡散部302で逆拡散処理を行う。具体的には、逆拡
散部110と逆拡散部302の切り替えタイミングは、
同期信号生成部106によって指示される。同期信号生
成部106は、第1に、「0チップ」でない制御量を示
す上り回線同期信号を出力した直後の受信信号について
は逆拡散部110から逆拡散部302に、第2に、第1
で切り替えた次の受信信号については逆拡散部302か
ら逆拡散部110に、それぞれ動作を切り替える。
【0040】逆拡散部302は、既知信号よりも早く送
信されるデータ部分に対して、パス位置予測部303か
ら出力されるパス位置のずれの分だけ逆拡散のタイミン
グをずらして逆拡散を行い、シンボルレートでデータを
保存する。ここで、シンボルレートでデータを保存する
のは、以下の理由による。すなわち、既知信号より早く
送信されるデータ部分のパス位置が分からないためにデ
ータ部分の逆拡散処理を既知信号の復調以降にせざるを
得ない場合、逆拡散部302は、A/D変換部103か
らのサンプルレートの出力を保存する必要があり、例え
ば、16倍拡散で、8倍オーバーサンプリングとしてい
る場合には、サンプルレートからシンボルレートに落と
すことで128分の1のデータ量とすることができるが
できるからである。
【0041】本実施の形態に係る基地局装置が上記構成
を採ることで、上り回線同期の制御が行われる場合に
も、正しいタイミングで逆拡散処理を行うことができ
る。すなわち、図5に示すように、上り回線同期の制御
が実施されるタイミングまでは、逆拡散部110がタイ
ミングAで逆拡散を行う。この段階では、まだ上り回線
同期の制御が実施されていないため、既知信号であるミ
ッドアンブルを用いたパス位置の検出は正確に行われ
る。そして、上り回線同期の制御が実施されるタイミン
グで逆拡散部302に切り替えられ、逆拡散部302
は、データ部分(データ・シンボル)に対して、パス位
置予測部303で予測されたパス位置(例えば、上り回
線同期の制御が実施される前のパス位置から17チップ
前にずらしたパス位置)に基づいて、タイミングAとは
異なるタイミングBで逆拡散を行う。よって、上り回線
同期の制御が実施されたときにも、上り回線同期の制御
実施後ミッドアンブル送信前に送信されたデータ・シン
ボルに対する逆拡散処理を正しいタイミングで行うこと
ができる。
【0042】(実施の形態4)図6は、本発明の実施の
形態4に係る基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、図6において実施の形態2(図3)と同一の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0043】本実施の形態に係る基地局装置は、図3に
示す構成に、さらに、UpPCH(Uplink Pilot CHann
el)検出部401、FPACH(Fast Physical Access
CHannel)生成部402、およびPRACH(Physical
Random Access CHannel)パス位置予測部403を有す
る。動作の切り替えは、スイッチ404によって行われ
る。例えば、1フレーム(10ms)が、2つのサブフレ
ーム(5ms)で構成され、サブフレームがタイムスロッ
ト#0〜#6の7つのタイムスロットで構成され、さら
に、タイムスロット#0とタイムスロット#1との間に
プリアンブル部分が挿入されるようなフレーム構成にな
っている場合は、移動局装置は、UpPCHをタイムス
ロット#1の直前部分(UpPTS:Uplink Pilot Time
Slot)でのみ送信可能である。このため、スイッチ4
04は、受信信号の入力先を、UpPTSではUpPC
H検出部401に、タイムスロット#1以降は相関演算
部104および逆拡散部110に切り替える。
【0044】ここで、UpPCHは、上り回線のランダ
ムアクセス用で、移動局装置がランダムアクセス要求を
送信するためのチャネルである。FPACHは、移動局
装置のランダムアクセス要求に応えて、基地局装置が許
可するPRACHに関する情報を移動局装置に対して指
示するためのチャネルである。
【0045】移動局装置がPRACHを使用しようとし
て送信したUpPCH信号(ランダムアクセス要求)
は、アンテナ101によって受信され、受信RF部10
2およびA/D変換部103を介してUpPCH検出部
401に入力される。
【0046】UpPCH検出部401は、ランダムアク
セスを希望した移動局装置からのUpPCH信号を観測
し、UpPCH信号を検出した場合にはその旨がFPA
CH生成部402へ通知される。また、UpPCH検出
部401は、UpPCHのパス位置を検出して、そのパ
ス位置をFPACH生成部402およびPRACHパス
位置予測部403に入力する。
【0047】FPACH生成部402は、UpPCHの
パス位置を基準にして、伝搬遅延により生じるタイミン
グのずれがガードピリオドを越えないように制御するた
めに、PRACHに対する上り回線同期信号を生成す
る。例えば、FPACH生成部402は、ガードピリオ
ドが16チップであり、また、UpPCHのパス位置が
スロットの先頭から17チップ目にあるといった場合に
は、移動局装置に対してPRACH信号の送信タイミン
グを17チップ早くするように指示するための上り回線
同期信号を生成する。上り回線同期信号はPRACHパ
ス位置予測部403に入力される。また、上り回線同期
信号は、PRACHに関する情報(例えば、送信電力の
指示や送信を許可するフレームの指示等)と共に、図示
しない送信系より、FPACHを介して移動局装置へ送
信される。つまり、PRACH信号の送信タイミングの
シフト量が移動局装置に通知される。移動局装置では、
FPACHを介して送信された上り回線同期信号を復調
する。そして、復調結果に基づいて送信タイミングをず
らしてPRACH信号を基地局装置へ送信する。
【0048】PRACHパス位置予測部403は、Up
PCHのパス位置と、上り回線同期信号によって示され
るPRACHの送信タイミング制御量とから、PRAC
Hの信号のパス位置を予測する。例えば、上り回線同期
信号が移動局装置に対してPRACHの送信タイミング
を17チップ早くするように指示するものである場合
は、PRACHパス位置予測部403は、それ以降受信
されるPRACH信号について、受信タイミングが17
チップ早くなると予測する。PRACHパス位置予測部
403での予測結果は、平均化部201に与えられる。
【0049】その後受信されるPRACH信号から得ら
れる遅延プロファイルの平均化処理については、実施の
形態2において説明したのと同様である。すなわち、平
均化部201は、上式(1)に従って、相関演算部10
4で得られたPRACH信号の遅延プロファイルを平均
化する。平均化部201は、PRACHパス位置予測部
403から「0チップ」でない予測結果(ここでは17
チップ)が入力される場合は、重み付け係数αを大きな
値(例えば、0.5以上の値)にして平均化処理を行
う。逆に、PRACHパス位置予測部403から「0チ
ップ」の予測結果が入力される場合(すなわち、PRA
CHパス位置がずれないと予測された場合)は、重み付
け係数αを小さな値(例えば、0.5未満の値)にして
平均化処理を行う。
【0050】このように、本実施の形態によれば、PR
ACHに対して上り回線同期の制御が行われるタイミン
グで過去の遅延プロファイルに対する重み付けを小さく
して平均化を行うため、PRACHに対して上り回線同
期の制御が行われるときに、平均化された遅延プロファ
イルに対する過去の遅延プロファイルの影響を相対的に
小さくすることができる。よって、PRACHに対して
上り回線同期の制御を行う場合でもPRACHのパス位
置の検出を精度良く行うことができる。その結果、PR
ACHに対して上り回線同期の制御を行う場合でも、干
渉キャンセル処理を正確に行うことができるので、PR
ACHの復調データの品質が劣化してしまうことを防止
することができる。
【0051】(実施の形態5)図7は、本発明の実施の
形態5に係る基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、図7において実施の形態4(図6)と同一の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。本実施の形
態に係る基地局装置は、図6に示す構成に、さらに、P
RACHパス位置最適化部501を有する。
【0052】平均化部201は、図6に示す基地局装置
と通信する複数の移動局装置のうち、PRACH信号を
送信した移動局装置以外の他の移動局装置から送信され
たDPCH信号のパス位置(平均化後のパス位置)を、
PRACHパス位置最適化部501に入力する。また、
PRACHパス位置最適化部501には、UpPCH検
出部401からUpPCHのパス位置も入力される。
【0053】PRACHパス位置最適化部501は、U
pPCHのパス位置と、他の移動局装置のDPCHのパ
ス位置とから、PRACHのパス位置が他の移動局装置
のDPCHのパス位置に合うようにPRACHの送信タ
イミング制御量を求め、この送信タイミング制御量をF
PACH生成部402およびPRACHパス位置予測部
403に入力する。すなわち、PRACHパス位置最適
化部501は、PRACH信号の受信タイミングと他の
移動局装置からのDPCH信号の受信タイミングとがチ
ップ単位で揃うようにPRACHの送信タイミングを制
御する。
【0054】このようにしてPRACHの送信タイミン
グを制御することで、PRACH信号と他の移動局装置
からのDPCH信号とを同一タイミングで受信できる。
よって、PRACH信号の拡散コードとDPCH信号の
拡散コードを相互に直交させることができるため、PR
ACH信号に対する逆拡散処理においてはDPCH信号
の信号成分を0にすることができ、また、DPCH信号
に対する対する逆拡散処理においてはPRACH信号の
信号成分を0にすることができる。よって、PRACH
信号とDPCH信号との間の相互の干渉を低減すること
ができる。
【0055】なお、FPACH生成部402は、PRA
CHパス位置最適化部501から与えられた送信タイミ
ング制御量を示す上り回線同期信号を生成する。また、
PRACHパス位置予測部403は、UpPCHのパス
位置と、PRACHパス位置最適化部501から与えら
れた送信タイミング制御量とから、PRACHの信号の
パス位置を予測する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上り回線同期が行われるCDMA/TDD方式の移動体
通信システムにおいて、上り回線信号のパス検出を精度
良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に基地局装置の構成を示
すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に基地局装置の動作を説
明するための図
【図3】本発明の実施の形態2に基地局装置の構成を示
すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に基地局装置の構成を示
すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3に基地局装置の動作を説
明するための図
【図6】本発明の実施の形態4に基地局装置の構成を示
すブロック図
【図7】本発明の実施の形態5に基地局装置の構成を示
すブロック図
【符号の説明】 101 アンテナ 102 受信RF部 103 A/D変換部 104 相関演算部 105 パス検出部 106 同期信号生成部 107 補正量決定部 108、201 平均化部 109−1〜109−n タイミング制御部 110、302 逆拡散部 111−1〜111−n チャネル推定部 112 干渉キャンセラ 113 復調部 301、404 スイッチ 303 パス位置予測部 401 UpPCH検出部 402 FPACH生成部 403 PRACHパス位置予測部 501 PRACHパス位置最適化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−358638(JP,A) 特開2001−196974(JP,A) 特開2002−111546(JP,A) 特開2000−284040(JP,A) 特開2001−148641(JP,A) 特表 平10−508435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04B 1/707 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局から送信される上り回線信号を受
    信する受信手段と、 前記上り回線信号に対する遅延プロファイルを作成する
    作成手段と、 前記移動局に対して前記上り回線信号の送信タイミング
    のシフト量を指示する指示手段と、 前記シフト量を考慮して、前記作成手段によって作成さ
    れた複数の遅延プロファイルを平均化する平均化手段
    と、 平均化後の遅延プロファイルから検出されるパス位置を
    開始タイミングとして、前記上り回線信号に対して逆拡
    散処理を施す第1逆拡散手段と、 を具備することを特徴とする無線通信基地局装置。
  2. 【請求項2】 前記平均化手段は、前記作成手段によっ
    て作成された遅延プロファイルを前記シフト量だけずら
    して平均化する、 請求項1記載の無線通信基地局装置。
  3. 【請求項3】 前記平均化手段は、前記作成手段によっ
    て作成された遅延プロファイルを前記シフト量に応じて
    重み付けして平均化する、 請求項1記載の無線通信基地局装置。
  4. 【請求項4】 前記シフト量に基づいて前記上り回線信
    号のパス位置を予測する予測手段と、 前記予測手段によって予測されたパス位置を開始タイミ
    ングとして、前記上り回線信号に対して逆拡散処理を施
    す第2逆拡散手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信基地局装置。
  5. 【請求項5】 前記指示手段は、複数の移動局から各々
    送信される複数の上り回線信号の受信タイミングが同じ
    になるように、前記移動局に対して前記上り回線信号の
    送信タイミングのシフト量を指示する、 ことを特徴とする請求項1記載の無線通信基地局装置。
  6. 【請求項6】 前記上り回線信号は、DPCH信号また
    はPRACH信号である、 ことを特徴とする請求項1記載の無線通信基地局装置。
  7. 【請求項7】 移動局から送信される上り回線信号を受
    信する受信工程と、 前記上り回線信号に対する遅延プロファイルを作成する
    作成工程と、 前記移動局に対して前記上り回線信号の送信タイミング
    のシフト量を指示する指示工程と、 前記シフト量を考慮して、前記作成工程において作成さ
    れた複数の遅延プロファイルを平均化する平均化工程
    と、 平均化後の遅延プロファイルから検出されるパス位置を
    開始タイミングとして、前記上り回線信号に対して逆拡
    散処理を施す第1逆拡散工程と、 を具備することを特徴とする遅延プロファイル平均化方
    法。
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