JP4169933B2 - 移動通信システムにおける信号対干渉比の推定 - Google Patents

移動通信システムにおける信号対干渉比の推定 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、移動通信システムにおいて、特に、第1ステーションから複数の多経路に沿って第2ステーションにRF信号が受信される場合に信号対干渉比(SIR)を推定することに係る。
より詳細には、本発明は、各チャンネルごとに独特の拡散コードを用いて送信されるべきデータ記号を変調することにより送信のために情報信号がエンコードされるWCDMA(広帯域コード分割多重化)通信システムに係るが、これに限定されるものではない。
【0002】
【背景技術】
ベースステーションからダウンリンクに送信される拡散コードは、複数の異なる移動ステーションに送られる信号間の干渉を減少するために互いに直交するのが好ましい。その効果として、特定の移動ステーションに受信される信号は、その移動ステーション自体を行先とする情報を含むだけでなく、ネットワークの他の移動ステーションを行先とする信号によって生じる干渉も含む。この干渉は、当該移動ステーションと同じセル内の通信チャンネルIORを含むだけでなく、そのセル以外からの干渉IOCも含み得る。更に、信号は、ベースステーションから移動ステーションへ進行する際に、セルラー通信システムが位置する環境に基づいて複数の多経路に沿って伝播する。即ち、多経路は、ベースステーションと当該移動ステーションとの間の障害物、反射等に依存する。既知の広帯域CDMAターミナルでは、いわゆる広帯域信号(即ち、ベースステーションと移動ステーションとの間に送信されて、互いに上下に重なり合った多数の通信チャンネルを含む信号)が複数のレーキフィンガへ供給され、各レーキフィンガは、その特定の通信チャンネルに対する独特の拡散コードを使用して信号に含まれた情報を拡散解除することにより狭帯域信号を発生する。複数の多経路の各々に沿って受信された信号を表わす複数の狭帯域信号が発生される。もちろん、ベースステーションと移動ステーションとの間の情報信号が進行する多経路の特性を正確に決定することはできず、従って、レーキフィンガの数は、当該経路のおおよその数を推定するための試みにおいて特定の環境に基づいて選択される。同期ユニットは、信号の受信時に、経路の数と、経路間の位相差とを決定するように試み、この情報を各レーキフィンガに供給する。
【0003】
又、既知の広帯域CDMAターミナルは、高速閉ループ電力制御器(TPC)も備え、これにより発生される電力制御ビットは、移動ステーションからベースステーションへと送信されて、ダウンリンクの送信電力を制御し、情報の適切なデコードを確保するレベルでダウンリンク信号が受信されるようにする。この高速閉ループ電力制御器は、SIR推定値を使用して、TPCビットをいかにセットすべきか決定する。
高速閉ループ電力制御器の目的は、信号のクオリティ、即ちノイズレベルに対する所要情報信号レベルの比をできるだけ安定に維持する一方、ベースステーションの送信電力を最小にする。これは、他のセル又は同じセル内の他のチャンネルから受信した干渉に対する所要情報信号レベルの正確な推定を必要とする。
【0004】
SIR推定値を発生するためになされている1つの試みは、広帯域信号を使用して(拡散解除の前に)、SIRの干渉部分を推定することである。しかしながら、ダウンリンクでは、これは、各セル内に複数の直交する拡散コードを与える作用を考慮するものではない。例えば、単一経路チャンネルがあり、そして移動ターミナルがサービスベースステーションに接近している場合には、サービスベースステーションからの全ての干渉が広帯域干渉推定値に含まれるので、信号対干渉比が悪く過少推定されるが、実際には、これは、拡散解除動作の後に信号から打ち消される。というのは、独特の拡散コードはさておき、全ての直交コードが、発生された狭帯域信号から除去されるからである。
別の試みによれば、平均狭帯域干渉が干渉推定値として使用される。これは、広帯域信号の使用に対する改善であるが、同等の強さの多経路の場合には平均的な直交性しか考慮しない。複数の多経路に沿って受信される信号電力レベルが大幅に異なり勝ちなより実際的な状態では、SIRが過少推定される。
【0005】
【発明の開示】
本発明の目的は、セルラー通信システム内の多経路環境において直交する拡散コードの使用を正しく考慮するSIRの改善された推定を与えることである。
本発明の1つの特徴によれば、信号が複数の異なる経路に沿って第1ステーションから第2ステーションへ送信されるセルラー通信システムにおける信号対干渉比の推定方法において、各経路に沿って受信された信号の電力レベルを推定し、各経路に沿って受信された信号の干渉を推定し、全ての経路に対して受信された電力レベルの推定値を加算することによって合成電力推定値を発生し、そして信号対干渉比(SIR)を合成干渉推定値による合成電力推定値の比として発生し、上記合成干渉推定値は、各経路に対する干渉推定値をその経路に対する各推定電力レベルで重み付けした、全ての経路についての和を、合成電力推定値で除算したものである方法が提供される。
【0006】
上記SIRの発生は、各経路に対する干渉推定値をその経路に対する推定電力レベルで重み付けし、その重み付けされた干渉推定値を全ての経路にわたって加算し、そしてそれにより得られた和を合成電力推定値で除算することにより合成干渉推定値を発生することを含む。
コード分割マルチプレクシングに加えて、信号は、TDMAシステムの場合と同様に、タイムスロットのシーケンスで送信することができる。信号対干渉比を第2ステーションに使用して、第1ステーションへ送信するための電力制御ビットを発生し、第1ステーションから第2ステーションへ送信される電力を制御する場合には、信号対干渉比は第1タイムスロットにおいて計算することができ、そしてダウンリンクの送信電力を制御するのに使用される電力制御ビットはその後のタイムスロットにおいて計算することができる。
【0007】
本発明の別の特徴によれば、信号が複数の異なる経路に沿って第1ステーションから第2ステーションへ送信されるセルラー通信システムにおける信号対干渉比の推定回路において、各経路に沿って受信された信号の電力レベル及び干渉を推定する手段と、各経路に対して受信された電力レベルの推定値を加算することにより合成電力推定値を発生する手段と、信号対干渉比(SIR)を合成干渉推定値による合成電力推定値の比として発生するための信号対干渉比発生器とを備え、上記合成干渉推定値は、各経路に対する干渉推定値をその経路に対する各推定電力レベルで重み付けした、全ての経路についての和を、合成電力推定値で除算したものである回路が提供される。
上記信号対干渉比発生器は、各経路に対する干渉推定値をその経路に対する推定電力レベルで重み付けし、その重み付けされた干渉推定値を全ての経路にわたって加算し、そしてそれにより得られた和を合成電力推定値で除算することにより合成干渉推定値を発生する手段を含むことができる。
【0008】
本発明の更に別の特徴によれば、信号が複数の異なる経路に沿って第1ステーションから第2ステーションへ送信されるセルラー通信システムにおける信号対干渉比の推定回路を備えた移動ステーションにおいて、上記回路は、各経路に沿って受信された信号の電力レベル及び干渉を推定する手段と、各経路に対して受信された電力レベルの推定値を加算することにより合成電力推定値を発生する手段と、信号対干渉比を合成干渉推定値による合成電力推定値の比として発生するための信号対干渉比発生器とを備え、上記合成干渉推定値は、各経路に対する干渉推定値をその経路に対する各推定電力レベルで重み付けした、全ての経路についての和を、合成電力推定値で除算したものである移動ステーションが提供される。
ここに開示する実施形態は、移動通信システムのダウンリンクのケースについて説明する。即ち、図3に示す受信回路は、ベースステーションからの信号を受信するために移動ステーション内に配置される。しかしながら、SIR推定のためのここに開示する技術は、アップリンク、即ちベースステーションの受信側にも使用することができる。
【0009】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明、及び本発明をいかに実施するかを良く理解するために、添付図面を参照して以下に詳細に説明する。
図1は、本発明に使用するための構成を示す概略図である。即ち、図1に破線で示されたセルより成るセルラーネットワークにCDMA移動通信システムを使用することができる。図1ではセルが六角形で示されているが、セルはいかなる便利な形状でもよい。各セルは、ベースステーションBTSのサービスを受け、図1の構成では1つのベースステーションが3つのセルにサービスする。CDMA移動通信システムでは、複数の移動ステーションMS1、MS2、MS3が、各チャンネルCH1、CH2、CH3を経て単一セルCELL1のベースステーションBTS1と通信することができる。これらのチャンネルは、良く知られたように、拡散コードの使用により互いに区別される。チャンネルCH3を経てベースステーションBTS1と通信する移動ステーションMS3を一例として取り上げると、この移動ステーションは、実際に、多数の信号を受信する。これは、図2に詳細に示されている。先ず、移動ステーションMS1は、セル自体の中の障害物、反射物、構造物等により複数の異なる経路d1、d2、d3を経てそれ自身の情報信号Sを受信する。1つの経路だけがあってもよいし、複数の経路があってもよいが、2つ以上の経路が存在する場合のその作用は、明らかに、信号Sが、経路長さに基づいて各々異なる位相差で移動ステーションに到達することである。更に、移動ステーションMS3は、ベースステーションBTS1から送信される他の信号により構成される干渉IORを受信し、特に、図1の例では、この干渉IORは、セル内の他の移動ステーションMS1、MS2との通信に意図されたチャンネルCH1、CH2を含む。干渉の更なる原因は、図1及び図2にIOCで示されたネットワーク内の他のセルからの信号である。更に、移動ステーションMS3は、ノイズNを受信する。
【0010】
明らかなように、IOC、IORは、通常、電力の単位で示され、この用語は、ここでは、干渉の特性を指示するのに使用され、それ故、必要に応じて信号レベル又は信号として考えることができる。
図3を参照して、移動ステーション内の受信回路について説明する。アンテナ30に到来する信号は、RFユニット28により受信され、そしてアナログ/デジタル(A/D)コンバータ32へ供給される。既に述べたように、信号は、多経路を経て異なる伝播遅延dnで移動ステーションに到達する。A/Dコンバータ32は、デジタル入力信号を同期ユニット34に供給すると共に、多数のデスプレッダ(拡散解除器)36a、36b、36cの各々に供給する。これらデスプレッダの数は、信号がベースステーションから移動ステーションまでに経験する考えられる経路の数に依存し、従って、環境に依存する。同期ユニット34は、電源がオンにされた後及びハンドオーバーの場合にベースステーションBTSに対する移動ステーションの同期を取り扱う。これは、その移動ステーションに対して独特の拡散コードで送信された信号をサーチすることを含む。従って、同期ユニット34は、コード発生器22から独特のコードを受け取る。このコードは、送信の前に送信側でスプレッダ(拡散器)20を使用して信号を拡散するのに使用される。サーチ機能を実行するために、同期ユニット34は、コード発生器22からの独特のコードを使用して、それを、強力な相関が検出されるまで、到来信号に相関させる。同期手順が完了した後に、専用のトラフィックチャンネルを確立することができる。又、同期ユニットは、各デスプレッダ36a、36b、36cに必要な拡散コード位相φを与えることができるようにするために、伝播遅延dnの推定も取り扱う。最も強い相関の位相値が第1デスプレッダ36aに供給され、そして各位相値φを残りのデスプレッダ36b及び36cに供給するようにプロセスが続けられる。各デスプレッダは、決定された位相差に基づいて信号を拡散解除する各コード発生器を備えている。更に、各デスプレッダ36a−36cは、振幅推定値aiと、このaiの周りのバリアンスとして推定される干渉推定値σi 2とを各デスプレッダに対して発生するチャンネル推定器を備えている。各デスプレッダによって発生される拡散解除された狭帯域信号は、xiと称される。
【0011】
次に、図4を参照して説明する。図4において、各デスプレッダは、レーキフィンガRAKE1、RAKE2等と称され、そして考えられるL個のレーキフィンガが示されている。既に述べたように、各レーキフィンガは、狭帯域信号xi(t)を、振幅推定値ai(t)と、このaiの周りのバリアンスとしての狭帯域干渉推定値σi 2と共に発生する。各レーキフィンガには、乗算器401、402等が関連され、これら乗算器は、各狭帯域信号xiにその推定振幅aiを乗算する。それにより得られた積は、コヒレントな合成器50へ供給され、この合成器は、合成信号を発生し、この信号は、その後、良く知られたように復調、ビット検出及びデコードされるが、これについては詳細に説明しない。又、各レーキフィンガには、更に別の乗算器421、422、・・42lが関連され、この乗算器は、各レーキフィンガに対する電力レベルを表す振幅推定値の平方に、そのレーキフィンガに対する狭帯域干渉推定値を乗算する。第1加算器44は、乗算器42の出力を加算することにより第1の値を発生する。第2の加算器46は、振幅推定値aiを平方することにより発生された各レーキフィンガの電力推定値を受け取る。これは、第2の値として平方された電力推定値の和を、SIR推定器52へ供給し、この推定器は、第1の値も受け取る。従って、本発明のこの実施形態によれば、次の式が成立する。
【数1】
Figure 0004169933
即ち、信号電力Sは、レーキフィンガからの推定電力の和であり、そして干渉Iは、レーキフィンガの干渉推定値の重み付けされた平均値であり、重みは、信号電力推定値である。
【0012】
図5は、SIR推定器52からのSIR推定値をいかに使用して、ベースステーションBTSから移動ステーションMSへのダウンリンクにおける送信電力レベルを制御するかを示している。参照番号100は、図3及び4を参照して上述した移動ステーションにおける受信回路であって、特に、SIR推定器52を含む受信回路を示している。SIR推定器52によって推定されたSIR値は、TPCビット発生器102へ供給され、これは、SIR推定値を、外部ループ電力制御器から供給されるSIRスレッシュホールドと比較する。SIR推定値がSIRスレッシュホールドより小さい場合には、電力制御ビットTPCが1にセットされ、さもなくば、電力制御ビットTPCは0にセットされる。電力制御ビットTPCはマルチプレクサ106へ供給され、そこで、移動ステーションによりアップリンク伝播チャンネルに送信されるべきユーザデータとマルチプレクスされる。BTSにおいて受信信号が処理され、そして電力制御ビットTPCがユーザデータから抽出される。ユーザデータは、デコード等のためにベースステーションBTSの要素に供給される。電力制御ビットTPCは、移動ステーションMSへのダウンリンクに送信される信号の電力を制御するために、ベースステーションBTSに使用される。これは、電力制御ブロック108において実行される。送信電力は、ここでは、Ptxと称する。電力制御は、電力制御ビットTPCが1に等しい場合に元の送信電力Ptxを増加し、さもなくば、それを減少する電力微分デルタ(dB)をセットすることにより確立される。従って、
TPCビット=1の場合に、Ptx=PtxOld+デルタ(dB)
さもなくば、Ptx=PtxOld−デルタ(dB)
となる。
【0013】
元の送信電力PtxOldは、ブロック110で概略的に示された1スロット遅延の後に電力制御ブロック108に供給される。新たな送信電力Ptxは送信ブロック110へ供給され、これは、新たな送信電力を使用することにより移動ステーションへの送信信号を形成する。
ベースステーションBTSにおける送信ブロック110内の要素は、当業者に良く知られており、それ故、ここでは詳細に説明しない。ブロック110は、BTSの1つのチャンネル用の送信回路を示していることが明らかである。又、ベースステーションBTSから最終的に送信される信号は、BTSの他のチャンネルからの信号も含む。合成信号は、ダウンリンク伝播チャンネルを経て移動ステーションへ供給される。
【0014】
図6は、好ましい実施形態で述べたSIR推定値と、以前に使用された次のようなSIR推定値との間の差を示すグラフである。
【数2】
Figure 0004169933
図6では、2つの多経路があって、これら経路間に異なる電力レベル差Δがある場合を仮定している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 セルラー通信ネットワークの概略図である。
【図2】 ベースステーションと移動ステーションとの間の多経路通信を示す概略図である。
【図3】 移動ステーションの各側の到来成分を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態を示す図である。
【図5】 高速電力制御閉ループを示すブロック図である。
【図6】 本発明のSIR推定値と既知のSIR推定値との比較を示すグラフである。

Claims (13)

  1. 信号が複数の異なる経路に沿って第1ステーションから第2ステーションへ送信されるセルラー通信システムにおける信号対干渉比の推定方法において、
    各経路に沿って受信された信号の電力レベルを推定し、
    各経路に沿って受信された信号の干渉を推定し、
    全ての経路に対して受信された電力レベルの推定値を加算することにより合成電力推定値を発生し、そして
    信号対干渉比(SIR)を合成干渉推定値による合成電力推定値の比として発生し、上記合成干渉推定値は、各経路に対する干渉推定値をその経路に対する各推定電力レベルで重み付けした、全ての経路についての和を、合成電力推定値で除算したものであることを特徴とする方法。
  2. 上記信号対干渉比を第2ステーションに使用して、第1ステーションへ送信するための電力制御ビットを発生し、第1ステーションから第2ステーションへ送信される電力を制御する請求項1に記載の方法。
  3. 上記第1ステーションはベースステーションであり、そして上記第2ステーションは移動ステーションである請求項1又は2に記載の方法。
  4. 第1ステーションから第2ステーションへ送信される信号は、第2ステーションに対する独特の拡散コードにより定められた通信チャンネルに関する情報を含む請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 第1ステーションから第2ステーションへ送信される信号は、複数の通信チャンネルを備え、各チャンネルは、各拡散コードにより拡散された情報を含み、上記拡散コードは、干渉を減少するために互いに直交される請求項4に記載の方法。
  6. 各経路に沿った電力レベル及び干渉を推定する前に、第2ステーションに対する独特の拡散コードを使用して第2ステーションに意図された通信チャンネルを拡散解除する段階を含む請求項4又は5に記載の方法。
  7. 信号は、タイムスロットのシーケンスにおいて送信され、そして各タイムスロットごとに信号対干渉比が発生される請求項1ないし6のいずれかに記載の方法。
  8. 1つのタイムスロットで発生される電力制御ビットは、第1ステーションから第2ステーションへ送信される電力をその後のタイムスロットにおいて制御するのに使用される請求項2及び7に記載の方法。
  9. 信号が複数の異なる経路に沿って第1ステーションから第2ステーションへ送信されるセルラー通信システムにおける信号対干渉比の推定回路において、
    各経路に沿って受信された信号の電力レベル及び干渉を推定する手段と、
    各経路に対して受信された電力レベルの推定値を加算することにより合成電力推定値を発生する手段と、
    信号対干渉比(SIR)を合成干渉推定値による合成電力推定値の比として発生するための信号対干渉比発生器とを備え、上記合成干渉推定値は、各経路に対する干渉推定値をその経路に対する各推定電力レベルで重み付けした、全ての経路についての和を、合成電力推定値で除算したものであることを特徴とする回路。
  10. 各経路に沿って受信された信号の電力レベル及び干渉を推定する上記手段は、複数のレーキフィンガを含む請求項9に記載の回路。
  11. 第1ステーションから第2ステーションへ送信される電力を制御するために、上記信号対干渉比を使用して、第1ステーションへ送信するための電力制御ビットを発生する電力制御ビット発生器を備えた請求項9又は10に記載の回路。
  12. 第2ステーションから第1ステーションへ送信される信号に含ませるために電力制御ビットをユーザデータでマルチプレクシングするためのマルチプレクサを備えた請求項11に記載の回路。
  13. 信号が複数の異なる経路に沿って第1ステーションから第2ステーションへ送信されるセルラー通信システムにおける信号対干渉比の推定回路を備えた移動ステーションにおいて、上記回路は、
    各経路に沿って受信された信号の電力レベル及び干渉を推定する手段と、
    各経路に対して受信された電力レベルの推定値を加算することにより合成電力推定値を発生する手段と、
    信号対干渉比を合成干渉推定値による合成電力推定値の比として発生するための信号対干渉比発生器とを備え、上記合成干渉推定値は、各経路に対する干渉推定値をその経路に対する各推定電力レベルで重み付けした、全ての経路についての和を、合成電力推定値で除算したものであることを特徴とする移動ステーション。
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