JP3526579B2 - 推進力付与装置 - Google Patents

推進力付与装置

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JP3526579B2
JP3526579B2 JP52349197A JP52349197A JP3526579B2 JP 3526579 B2 JP3526579 B2 JP 3526579B2 JP 52349197 A JP52349197 A JP 52349197A JP 52349197 A JP52349197 A JP 52349197A JP 3526579 B2 JP3526579 B2 JP 3526579B2
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rotating shaft
female screw
casing
bearing member
male screw
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明 鴫原
孝史 石坂
徹 飯塚
政司 成島
文雄 沼倉
貴雄 小林
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Honda Motor Co Ltd
NHK Spring Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
NHK Spring Co Ltd
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    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、前端を被推進部材に当接させるとともに少
なくとも後端側の内周に雌ねじを有して円筒状に形成さ
れる押圧体が、その軸線まわりの回転を阻止されるが軸
線方向の移動を可能として固定のケーシングに支承さ
れ、前記雌ねじに螺合する雄ねじ部を先端側に有する回
転軸の基端とケーシングとの間に、該回転軸をその軸線
まわりの回転を可能としてスラスト支持する軸受部材が
介設され、ケーシングおよび回転軸間には、押圧体を前
進させる方向に回転軸を付勢するばねが設けられる推進
力付与装置に関し、特に自動二輪車および四輪自動車に
おけるエンジンのカムシャフトを駆動するカムチェーン
に一定の張力を付与するテンショナとして好適に用いら
れる推進力付与装置に関する。
[背景技術] 従来、かかる装置は、たとえば特開平2−66354号公
報により既に知られている。
ところで、このような推進力付与装置を長期間にわた
って使用すると、回転軸および軸受部材間の摩擦係数、
ならびにねじ面の摩擦係数が低下することがあり、その
ように摩擦係数が低下すると被推進部材側からの反力に
よって回転軸が回転して押圧体が急激に後退し、カムチ
ェーンの張力低下により、場合によってはまれに異音が
発生する可能性がある。このため長期使用による上記摩
擦係数の低下によっても押圧体の後退を防止する必要が
あり、上記従来のものでは、摩擦係数の低下を防止する
ために、押圧体の雌ねじならびに回転軸の雄ねじ部およ
び基端部を始めとする構成部品の製作精度等に注意を要
した。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、
長期使用による摩擦係数の低下によっても押圧体の急激
な後退を極力防止し得るようにした推進力付与装置を提
供することを目的とする。
[発明の開示] 上記目的を達成するために、請求項1の発明は、前端
を被推進部材に当接させるとともに少なくとも後端側の
内周に雌ねじを有して円筒状に形成される押圧体が、そ
の軸線方向の移動を許容されるが軸線まわりの回転を阻
止されて固定のケーシングに支承され、前記雌ねじに螺
合する雄ねじ部を先端側に有する回転軸の基端とケーシ
ングとの間に、該回転軸をその軸線まわりの回転を可能
としてスラスト支持する軸受部材が介設され、ケーシン
グおよび回転軸間には、押圧体を前進させ得る回転方向
に回転軸を付勢するばねが設けられ、回転軸および軸受
部材間の有効摩擦直径が、雄ねじ部の雌ねじへの螺合部
の有効直径よりも大きく設定され、ケーシングに固定さ
れる軸受部材が、回転軸の基端部を回転自在に挿入せし
める円筒部と、該円筒部の一端から半径方向内方に張出
して回転軸の基端に摺接するつば部とから成る推進力付
与装置において、前記つば部の内周直径が雄ねじ部の雌
ねじへの螺合部の有効直径よりも大きく設定され、雄ね
じ部および雌ねじのリード角が11.4度以下に設定される
ことを特徴とする。
また請求項2の発明は、前端を被推進部材に当接させ
るとともに少なくとも後端側の内周に雌ねじを有して円
筒状に形成される押圧体が、その軸線方向の移動を許容
されるが軸線まわりの回転を阻止されて固定のケーシン
グに支承され、前記雌ねじに螺合する雄ねじ部を先端側
に有する回転軸の基端とケーシングとの間に、該回転軸
をその軸線まわりの回転を可能としてスラスト支持する
軸受部材が介設され、ケーシングおよび回転軸間には、
押圧体を前進させ得る回転方向に回転軸を付勢するばね
が設けられ、回転軸および軸受部材間の有効摩擦直径
が、雄ねじ部の雌ねじへの螺合部の有効直径よりも大き
く設定される推進力付与装置において、雄ねじ部および
雌ねじの螺合部、ならびに回転軸および軸受部材の摺接
部の各摩擦係数が0.14以下に、また雄ねじ部および雌ね
じのリード角が15.9度以下にそれぞれ設定されることを
特徴とする。
また請求項3の発明は、請求項2の発明の上記特徴に
加えて、前記つば部の内周直径が雄ねじ部の雌ねじへの
螺合部の有効直径よりも大きく設定されることを特徴と
する。
上記各請求項の発明の特徴によれば、回転軸および軸
受部材間の有効摩擦直径が、雄ねじ部の雌ねじへの螺合
部の有効直径よりも大きく設定されることにより、被推
進部材側からの反力により回転軸が戻り方向に回転する
までの限界の摩擦係数に低下するまでの余裕度を大きく
することが可能であり、長期使用によっても押圧体の戻
りを極力防止することが可能となる。
またこのように回転軸および軸受部材間の有効摩擦直
径を雄ねじ部の雌ねじへの螺合部の有効直径よりも大き
く(d1>d2)設定することで、長期使用によっても押圧
体の戻りを極力防止可能とした推進力付与装置におい
て、特に請求項1,3の発明のように、つば部の内周直径
が雄ねじ部の雌ねじへの螺合部の有効直径よりも大きく
(d3>d2)設定されると、軸受部材の製作精度にばらつ
きがあって該つば部がテーパ状に形成されたとしても、
d1>d2を常時成立させて、回転軸および軸受部材間の有
効摩擦直径を、雄ねじ部の雌ねじへの螺合部の有効直径
よりも常時大きくすることができる。
また上記のようにd1>d2とすることで、長期使用によ
っても押圧体の戻りを極力防止可能とした推進力付与装
置において、特に請求項1の発明のように、雄ねじ部お
よび雌ねじのリード角αが11.4度以下に設定されること
により、摩擦係数が低い状態(例えば、低摩擦係数化添
加物入りのオイルを用いた潤滑時)での押圧体の戻りを
効果的に防止することができる。また雄ねじ部および雌
ねじの螺合部、ならびに回転軸および軸受部材の摺接部
の長期使用による鏡面化を考慮した場合には、摩擦係数
が低摩擦係数化添加物入りのオイルを用いた場合と同程
度まで低下することが予測されるので、d1>d2かつα≦
11.4度とすることは、長期使用による押圧体の戻りを防
止する上で有効である。
また上記のようにd1>d2とすることで、長期使用によ
っても押圧体の戻りを極力防止可能とした推進力付与装
置において、特に請求項2,3の発明のように、雄ねじ部
および雌ねじの螺合部、ならびに回転軸および軸受部材
の摺接部の各摩擦係数が0.14以下で、且つ雄ねじ部およ
び雌ねじのリード角が15.9度以下に設定されることによ
り、通常のオイルを用いた潤滑時において押圧体の戻り
を効果的に防止することができる。
[図面の簡単な説明] 図1は推進力付与装置の縦断面図、図2は図1の2−
2線断面図、図3は押圧体および回転軸に作用する力を
説明するための図、図4は戻りトルクが正となる範囲を
示す図、図5は製作精度のばらつきにより軸受部材のつ
ば部がテーパ状に形成された状態を示す要部拡大図であ
る。
[発明を実施するための最良の形態] 先ず図1において、この推進力付与装置は、たとえば
自動二輪車におけるエンジンのカムシャフトを駆動する
カムチェーンに一定の張力を付与するカムチェーンテン
ショナとして用いられるものであり、エンジン等の機器
(図示せず)に固定されるケーシング5と、軸線まわり
の回転を阻止されるが軸線方向の移動を可能としてケー
シング5に支承される押圧体6と、押圧体6と同軸に配
置されて該押圧体6に螺合される回転軸7と、ケーシン
グ5に固定されて回転軸7をスラスト支持する軸受部材
8と、回転軸7およびケーシング5間に設けられて回転
軸7を回転付勢するゼンマイばね9とを備え、カムチェ
ーン(図示せず)に摺接している被推進部材10に押圧体
6の先端が当接される。
ケーシング5は外側方に張出したフランジ5aを後端側
(図1の左端側)に有して円筒状に形成されており、該
ケーシング5には、その先端側(図1の右端側)から順
に、収納孔11と、収納孔11よりも小径の取付け孔12と、
取付け孔12よりも小径のねじ孔13とが同軸に設けられ
る。而してねじ孔13には、図示しない栓部材が螺合され
るものであり、ねじ孔13の後端開口縁には、4つの係止
凹部14…が周方向に90度の間隔をあけて設けられる。
押圧体6は、収納孔11内に同軸に配置されるとともに
先端がケーシング5の先端から突出される円筒体15と、
該円筒体15の先端にスプリングピン17によって固定され
るキャップ16とから成り、該キャップ16が被推進部材10
に当接される。しかも押圧体6の少なくとも後端側すな
わち円筒体15の少なくとも後端側内周には雌ねじ18が設
けられる。
円筒体15は、皿状に形成される規制部材19の中央部に
設けられた挿通孔20に挿通される。しかも円筒体15の外
面には、その軸線に沿って平行に延びる一対の平坦面15
a,15aが設けられており、前記挿通孔20は円筒体15の外
面形状に対応した形状に形成される。したがって円筒体
15および規制部材19は円筒体15の軸線に沿う方向への相
対移動を可能とするが、前記軸線まわりの相対回動は阻
止されることになる。
規制部材19の周縁部には、その周方向に180度の間隔
をあけた一対の係合爪21a,21aと、それらの係合爪21a,2
1aとは周方向に90度の間隔をあけるとともに係合爪21a,
21aよりも狭小に形成された一対の係合爪21b,21bとが半
径方向外方に突出するようにして連設されており、ケー
シング5の先端部には、それらの係合爪21a,21a,21b,21
bを係合せしめる係止凹部22a,22a,22b,22bが設けられ
る。而して各係止凹部22a,22a,22b,22bにそれぞれ係合
された係合爪21a,21a,21b,21bには、ケーシング5の先
端部外周に嵌着された止め輪23が共通に係合され、これ
により、規制部材19がケーシング5に固定されることに
なる。すなわち規制部材19に対して軸線まわりの相対回
転が不能である押圧体6は、その軸線まわりの回転を阻
止されるが軸線方向の移動を可能としてケーシング5に
支承されることになる。
回転軸7は、その先端側から順に、押圧体6の雌ねじ
18に噛合する雄ねじ部7aと、雄ねじ部7aよりも小径の首
部7bと、首部7bよりも大径であるばね係合部7cと、ばね
係合部7cよりも大径である支持部7dとが同軸に連設され
て成るものである。一方、ケーシング5における取付け
孔12には軸受部材8が圧入、固定され、回転軸7の基端
すなわち支持部7dの端面が該軸受部材8でスラスト支持
される。すなわち軸受部材8は、取付け孔12に圧入され
るとともに回転軸7の基端部すなわち支持部7dを回転自
在に挿入せしめる円筒部8aと、該円筒部8aの一端から半
径方向内方に張出すつば部8bとから成り、つば部8bに支
持部7dの端面が摺接、支持される。
しかも回転軸7および軸受部材8間の有効摩擦直径d1
が、雄ねじ部7aの雌ねじ18への螺合部の有効直径d2より
も大きく設定されるものであり、軸受部材8の製作精度
にばらつきがあってもd1>d2が常時成立するようにする
ために、つば部8bの内周直径d3が雄ねじ部7aの雌ねじ18
への螺合部の有効直径d2よりも大きく設定される。また
雄ねじ部7aおよび雌ねじ18のリード角αは、11.4度以下
に設定される。
回転軸7における支持部7dおよびばね係合部7cには、
支持部7dの端面に開口する係止スリット25が設けられて
おり、ばね係合部7cを囲繞するゼンマイばね9の内端が
該係止スリット25に係合される。またばね係合部7cに対
応する位置でケーシング5には係止スリット26が設けら
れており、この係止スリット26には前記ゼンマイばね9
の外端が係合される。このゼンマイばね9のばね力によ
り回転軸7が回転付勢されるが、その回転付勢方向は、
回転軸7の雄ねじ部7aが雌ねじ18に噛合していることに
伴なって押圧体6を前進せしめる方向に設定されてい
る。
回転軸のばね係合部7cにはリング状のワッシャ27が係
合されており、このワッシャ27と規制部材19との間に
は、押圧体6を囲繞する円筒状のスペーサ28が介装され
る。これらのワッシャ27およびスペーサ28は、押圧体6
の先端に被推進部材10が当接されていない状態で回転軸
7および押圧体6が前進移動することを阻止する働きを
する。
次にこの実施例の作用について説明すると、押圧体6
の先端に被推進部材10が当接されていない状態では、回
転軸7の係止スリット25には図示しないストッパの一端
が係合されており、該ストッパの他端は、ねじ孔13の後
端開口縁に設けられた4つの係止凹部14…のうちの2つ
に係合される。これによりゼンマイばね9の付勢力によ
っても回転軸7が回転することはなく、押圧体6が前進
することもない。
ケーシング5を所定の位置に固定配置するとともに押
圧体6の前方に被推進部材10が配置されている状態で、
前記ストッパを取外すと、回転軸7がゼンマイばね9の
ばね力により回転駆動され、それに応じて押圧体6がそ
の先端のキャップ16を被推進部材10に当接させるまで前
進し、被推進部材10に推進力が作用することになる。
このような推進力付与装置では、被推進部材10側から
の反力を受けたときに、回転軸7が主として雄ねじ部7a
および雌ねじ18の螺合部での摩擦力ならびに回転軸7お
よび軸受部材8間の摩擦力により回転せずに踏ん張り、
カムチェーンのばたつきを抑えるものである。
ところで、押圧体6および回転軸7に作用する力につ
いて図3を参照しながら説明すると、雄ねじ部7aおよび
雌ねじ18のリード角をα、被推進部材10から押圧体6に
作用する反力をQとしたときに、雄ねじ部7aおよび雌ね
じ18の螺合部での摩擦角ρは、雄ねじ部7aおよび雌ねじ
18の螺合部への垂直効力Nと、雄ねじ部7aおよび雌ねじ
18の螺合部で周方向に作用する摩擦力Fおよび反力Qの
合力Rとのなす角度として与えられ、雄ねじ部7aおよび
雌ねじ18の螺合部で周方向に作用する摩擦トルクT1は、 T1=Q・(d2/2)・tan(ρ−α) となる。一方、回転軸7および軸受部材8間で生じる摩
擦トルクT2は、回転軸7および軸受部材8間の摩擦係数
をμとしたときに、 T2=Q・μ・(d1/2) で与えられる。さらにゼンマイばね9で与えられるトル
クをTSとしたときに、被推進部材10からの反力Qが作用
している状態で、回転軸7に戻り方向の回転トルクをさ
らにどれだけ付与すれば、回転軸7が戻り方向に回転し
て押圧体6が後退するかを表す戻りトルクTは、簡略的
に次式で表わされる。
T=T1+T2+TS =Q・(d2/2)・tan(ρ−α)+Q・μ・(d1/2)+TS ところで、反力Qは、カムシャフトの駆動トルクに直
接関連するものであり、カムシャフトの駆動トルクに連
動して変動するが、ここでは、回転軸7が戻らない条件
を検討するのでQを反力の最大値として扱う。
上記式において、tan(ρ−α)はα>ρの状態で負
の値となるものである。またμ=tanρとし、ρ=
ρとすると、上記式は、 T=Q・(d2/2)・tan(ρ−α)+Q・tanρ・(d1/2)+TS となる。
ここで反力Qがかなり大きな場合を考えて、簡単化の
ためにTS=0としたときに、戻りトルクTが正の値(T
>0)となる条件を考えてみると、T>0となるには、 d1・tanρ>d2・tan(α−ρ) であること、すなわち d1/d2>tan(α−ρ)/tanρ …(1) であることが必要である。
また雄ねじ部7aおよび雌ねじ18のリード角αおよび摩
擦角ρを変化させたときの、{tan(α−ρ)/tanρ}
の値は、図4の各曲線で示されるようになるものであ
り、上記(1)式を満足する範囲は図4の各曲線におい
て斜線が施された側である。この図4において、摩擦角
ρがより小さくなるときを検討したときに、d1/d2>1
すなわちd1>d2の場合の方が、d1/d2<1すなわちd1<d
2の場合に比べて、上記(1)式を満足する摩擦角ρが
小さいことが明らかである。つまり長期使用によって摩
擦角ρが低下したときに、d1>d2と設定しておく方が、
d1<d2と設定した場合に比べて、回転軸7が戻り方向に
回転して押圧体6が後退することをより防止し得ること
になる。
このような観点に基づき、回転軸7および軸受部材8
間の有効摩擦直径d1が、雄ねじ部7aの雌ねじ18への螺合
部の有効直径d2よりも大きく設定されている。したがっ
て、回転軸7が被推進部材10側からの反力により戻り方
向に回転するまでの限界の摩擦係数に低下するまでの余
裕度を大きくすることが可能であり、長期使用によって
も押圧体6の戻りを極力防止することが可能となり、戻
り防止によってカムチェーンの異音発生を防止すること
ができる。
また軸受部材8の一端に設けられているつば部8bの内
周直径d3が雄ねじ部7aの雌ねじ18への螺合部の有効直径
d2よりも大きく設定されている。これにより、軸受部材
8の製作精度にばらつきがあって、図5で示すように、
つば部8bがテーパ状に形成されたとしても、d1>d2を常
時成立させることができる。
ところで、雄ねじ部7aおよび雌ねじ18の螺合部、なら
びに回転軸7および軸受部材8間の摩擦係数は、潤滑状
態、面粗さ、表面処理の有無およびその種類、ならびに
加工精度等により左右されるものであるが、通常のオイ
ル潤滑時を想定したときに、前記摩擦係数の一般的経験
値は0.14程度である。而して通常のオイル潤滑時の摩擦
係数をμ=0.14としたときに、d1>d2であって摩擦係数
が0.14以下である状態で戻りトルクTがT>0であるた
めには、図4で明らかなように、雄ねじ部7aおよび雌ね
じ18のリード角αが15.9度以下であることが条件であ
る。
また二硫化モリブデン等の低摩擦係数化添加物が混入
されているオイルが用いられる場合、ならびに表面処理
が施される場合の上記摩擦係数の一般的経験値は0.1程
度である。而して低摩擦係数化添加物入りのオイルを用
いた潤滑時の摩擦係数をμ=0.1としたときに、d1>d2
であって摩擦係数が0.1以下である状態で戻りトルクT
がT>0であるためには、図4で明らかなように、雄ね
じ部7aおよび雌ねじ18のリード角αが11.4度以下である
ことが必要である。但し、上記式(1)を導く際に、ゼ
ンマイばね9で与えられるトルクTSをTS=0として簡略
化しているために、T>0を満足するリード角αは図4
から得られる値よりもわずかに小さい値となるが、押圧
体6の後退に対する余裕をみることにより、実用上は図
4から得られるリード角αで判断してよいであろう。
さらに低摩擦係数化添加物入りのオイルが用いられる
場合のみならず、雄ねじ部7aおよび雌ねじ18の螺合部、
ならびに回転軸7および軸受部材8間の長期使用による
鏡面化を考慮した場合には、摩擦係数が低摩擦係数化添
加物入りのオイルを用いた場合と同程度まで低下するこ
とが予測され、d1>d2かつα≦11.4度とすることは、長
期使用による押圧体6の戻りを極力防止してカムチェー
ンの異音発生を防止する上で有効である。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行な
うことが可能である。
たとえば本発明は、カムチェーンテンショナだけでな
く被推進部材に一定の推進力を付与する推進力付与装置
として広く適用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 徹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 成島 政司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 沼倉 文雄 長野県上伊那郡宮田村3131番地 日本発 条株式会社内 (72)発明者 小林 貴雄 長野県上伊那郡宮田村3131番地 日本発 条株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−260447(JP,A) 特開 平2−76956(JP,A) 実開 平3−2950(JP,U) 米国特許4938735(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/00 - 7/24 F02B 67/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端を被推進部材(10)に当接させるとと
    もに少なくとも後端側の内周に雌ねじ(18)を有して円
    筒状に形成される押圧体(6)が、その軸線まわりの回
    転を阻止されるが軸線方向の移動を可能として固定のケ
    ーシング(5)に支承され、前記雌ねじ(18)に螺合す
    る雄ねじ部(7a)を先端側に有する回転軸(7)の基端
    とケーシング(5)との間に、該回転軸(7)をその軸
    線まわりの回転を可能としてスラスト支持する軸受部材
    (8)が介設され、ケーシング(5)および回転軸
    (7)間には、押圧体(6)を前進させ得る回転方向に
    回転軸(7)を付勢するばね(9)が設けられ、回転軸
    (7)および軸受部材(8)間の有効摩擦直径(d1
    が、雄ねじ部(7a)の雌ねじ(18)への螺合部の有効直
    径(d2)よりも大きく設定され、ケーシング(5)に固
    定される軸受部材(8)が、回転軸(7)の基端部を回
    転自在に挿入せしめる円筒部(8a)と、該円筒部(8a)
    の一端から半径方向内方に張出して回転軸(7)の基端
    に摺接するつば部(8b)とから成る推進力付与装置にお
    いて、 前記つば部(8b)の内周直径(d3)が雄ねじ部(7a)の
    雌ねじ(18)への螺合部の有効直径(d2)よりも大きく
    設定され、 雄ねじ部(7a)および雌ねじ(18)のリード角が11.4度
    以下に設定されることを特徴とする、推進力付与装置。
  2. 【請求項2】前端を被推進部材(10)に当接させるとと
    もに少なくとも後端側の内周に雌ねじ(18)を有して円
    筒状に形成される押圧体(6)が、その軸線まわりの回
    転を阻止されるが軸線方向の移動を可能として固定のケ
    ーシング(5)に支承され、前記雌ねじ(18)に螺合す
    る雄ねじ部(7a)を先端側に有する回転軸(7)の基端
    とケーシング(5)との間に、該回転軸(7)をその軸
    線まわりの回転を可能としてスラスト支持する軸受部材
    (8)が介設され、ケーシング(5)および回転軸
    (7)間には、押圧体(6)を前進させ得る回転方向に
    回転軸(7)を付勢するばね(9)が設けられ、回転軸
    (7)および軸受部材(8)間の有効摩擦直径(d1
    が、雄ねじ部(7a)の雌ねじ(18)への螺合部の有効直
    径(d2)よりも大きく設定される推進力付与装置におい
    て、雄ねじ部(7a)および雌ねじ(18)の螺合部、なら
    びに回転軸(7)および軸受部材(8)の摺接部の各摩
    擦係数が0.14以下に、また雄ねじ部(7a)および雌ねじ
    (18)のリード角が15.9度以下にそれぞれ設定されるこ
    とを特徴とする、推進力付与装置。
  3. 【請求項3】前記つば部(8b)の内周直径(d3)が雄ね
    じ部(7a)の雌ねじ(18)への螺合部の有効直径(d2
    よりも大きく設定されることを特徴とする、請求項2に
    記載の推進力付与装置。
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