JP3526266B2 - フォトレジスト現像ノズル、フォトレジスト現像装置、およびフォトレジスト現像方法 - Google Patents

フォトレジスト現像ノズル、フォトレジスト現像装置、およびフォトレジスト現像方法

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトレジスト現
像ノズル、フォトレジスト現像装置、およびフォトレジ
スト現像方法に関し、具体的には、集積回路の製造にお
けるリソグラフィ工程で使用されるフォトレジスト現像
ノズル、フォトレジスト現像装置、およびフォトレジス
ト現像方法に関する。
【0002】本発明は、特に大口径ウェハーを用いた集
積回路の製造において好適に使用されるフォトレジスト
現像ノズル、フォトレジスト現像装置、およびフォトレ
ジスト現像方法に関する。
【0003】
【従来の技術】IC、LSI、およびULSIなどの集
積回路は、一般にフォトリソグラフィにより製造され
る。
【0004】前記フォトリソグラフィにおける現像工程
で従来使用されてきたフォトレジスト現像装置の一例を
図14に示す。
【0005】図14に示すように、従来のフォトレジス
ト現像装置は、一般に、下方に現像液を吐出し、現像し
ようとするウェハーWの表面に液盛りするフォトレジス
ト現像ノズルAと、フォトレジスト現像ノズルAの下方
に、フォトレジスト現像ノズルAに向かい合うように配
設され、ウェハーWを載置して回転させるターンテーブ
ルBと、ウェハーW上に液盛りされた現像液が周囲に飛
散するのを防止する現像カップ部Cとを備える。
【0006】フォトレジスト現像ノズルAは、水平に配
設され、内部が空洞状に形成された円柱状または角柱状
のノズル本体A2と、ノズル本体A2の側面におけるタ
ーンテーブルBに面する部分に、長手方向に沿って多数
形成され、現像液を下方に吐出する現像液吐出部A4
と、ノズル本体A2の略中央部に設けられ、ノズル本体
A2内部に現像液を供給する現像液供給管A6と、ノズ
ル本体A2を、図14において矢印bおよびcで示すよ
うに水平方向および上下方向に移動させるとともに、現
像時においてターンテーブルBに載置されたウェハーW
の直上における所定の位置に保持するノズル移動駆動部
A8とを備える。ノズル本体A2は、ウェハーWの直径
とほぼ同一の長さを有している。
【0007】前記フォトレジスト現像装置は、さらに、
現像後のウェハーWに洗浄水を吐出してウェハーWを濯
ぐリンスノズルDが設けられている。リンスノズルD
は、現像中においては、フォトレジスト現像ノズルAな
どの動きの邪魔にならないように、フォトレジスト現像
ノズルAおよびウェハーWなどから退避した位置に保持
され、ウェハーWを濯ぐときに、ウェハーW上に移動す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記フォトレジスト現
像装置においては、フォトレジスト現像ノズルAにおけ
る現像液吐出量を、現像液供給管A6における現像液の
供給圧によって制御しているので、ノズル本体A2の全
長に亘って現像液の吐出量および吐出圧を高精度に制御
することは困難であった。
【0009】また、現像液供給管A6から供給される現
像液の温度は、通常、前記ウェハーが現像されるクリー
ンルーム内の温度よりも低いので、現像液は、ノズル本
体A2の中央部から端部に向かうに従って温度が上昇す
る。したがって、ノズル本体A2の端部における現像液
吐出部A4から吐出される現像液の温度は、ノズル本体
A2の中央部における現像液吐出部A4から吐出される
現像液の温度よりも高くなる傾向があった。
【0010】現像液の温度が高くなると、フォトレジス
トがより溶け易くなるから、レジストパターン寸法が小
さくなる。例えば、フォトレジストとして和光純薬工業
(株)製のWKR−PT−2を用い、現像液としてテト
ラメチルアンモニウムハイドロオキサイド3.8%水溶
液を用いた場合において、現像液の液温が22℃のとき
にレジストパターンの幅が0.3μmになる露光条件で
露光し、現像液の液温を24℃に代えて現像を行うと、
レジストパターンの幅が0.27〜0.28μm程度に
細くなった。
【0011】近年、集積回路の高集積化に伴い、0.1
5μmのデザインルールで集積回路が作製されるように
なってきたので、ウェハーの中心部と周縁部との間にお
いて、レジストパターンの幅などのむらが少ないことが
益々強く求められている。
【0012】それにもかかわらず、ウェハーの直径が8
インチから12インチに拡大したのに伴い、ノズル本体
A2も長さの長いものを使用する必要があり、ノズル本
体の中央部と端部との間の現像液の温度差が大きくなっ
てきた。
【0013】したがって、前述のウェハー直径の拡大に
伴い、ウェハーの中央部ではレジストパターンが太くな
り、ウェハーの周縁部ではレジストパターンの幅が細く
なるなど、ウェハーの中心部と周縁部とで現像後のレジ
ストパターンの幅にむらが生じるという問題が著しくな
ってきた。
【0014】現像液をはじき易いフォトレジストが塗布
されたウェハー上には、現像液がフォトレジストではじ
かれて液盛りされない箇所が生じ易いので、現像液がフ
ォトレジストではじかれやすい箇所においては、現像液
を多く吐出する必要がある。そして、従来のフォトレジ
スト現像装置においては、前述のように現像液の吐出量
を現像液吐出部毎に独立して制御できないので、液盛り
されない箇所が生じないようにするには、現像液供給管
からの現像液の供給量を増大させる必要があった。
【0015】しかし、現像液供給管からの現像液の供給
量を増大させると、現像液がフォトレジストではじかれ
ない箇所にも多量の現像液が吐出されるので、現像液の
無駄が多くなるという問題があった。
【0016】本発明は、直径の大きなウェハーにおいて
も、均一な現像が行なえ、現像液の無駄が少ないフォト
レジスト現像ノズル、フォトレジスト現像装置、および
フォトレジスト現像方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願発明は、現像液が内
部を流通するノズル本体と、前記ノズル本体に現像液を
供給する現像液供給管路と、前記ノズル本体に設けら
れ、前記現像液供給管路から供給された現像液を、ウェ
ハーに向かって吐出する現像液吐出部と、前記ノズル本
体の内部において現像液を攪拌する現像液攪拌手段とを
有してなり、前記現像液攪拌手段は、前記ノズル本体内
部に収容された磁性球である攪拌球と、前記ノズル本体
の外側に設けられ、前記攪拌球を前記ノズル本体内部に
おいて遊動させる電磁石とを備えることを特徴とするフ
ォトレジスト現像ノズルに関する。
【0018】前記フォトレジスト現像ノズルにおいて
は、前記小室毎に現像液が供給されるから、前記小室毎
に現像液の供給量および温度を調節でき、前記フォトレ
ジスト現像ノズルから吐出される現像液の吐出量および
温度を均一化できるから、大直径のウェハーを現像する
場合においても、現像液の供給量および温度のむらに起
因する現像むらが防止できる。
【0019】また、本願発明は、ウェハーを水平方向に
移動させるウェハー移動工程と、ノズル本体の内部で前
記現像液を攪拌する現像液攪拌工程と、前記攪拌された
現像液を、前記ウェハーの移動経路であるウェハー搬送
面の上方に固定され、前記ノズル本体に連通するととも
に前記ウェハーに向かって現像液を吐出する複数の現像
液吐出流路から前記ウェハーに現像液を吐出する現像液
吐出工程とを有し、前記現像液吐出工程においては、下
方に前記ウェハーが位置する所定数の前記現像液吐出流
路から現像液を吐出させるフォトレジスト現像方法であ
って、前記フォトレジスト現像ノズルと、ウェハーを所
定の位置に保持するウェハー保持手段と、前記ウェハー
保持手段によって保持されたウェハーに対して平行に前
記フォトレジスト現像ノズルを移動させるノズル移動駆
動部とを備えるフォトレジスト現像装置を用いることを
特徴とするフォトレジスト現像方法に関する。
【0020】前記フォトレジスト現像方法によれば、ウ
ェハーの外側に吐出される現像液の量を大幅に減らせる
から、現像液の消費量を節減できる。
【0021】本願発明は、更に、ウェハーの表面の温度
を測定する表面温度測定工程と、ノズル本体の内部で前
記現像液を攪拌する現像液攪拌工程と、前記攪拌された
現像液を、前記ノズル本体に連通する複数の現像液吐出
流路から前記ウェハーの表面に現像液を吐出する現像液
吐出工程とを有し、前記現像液吐出工程では、前記ウェ
ハーの表面のうち、前記表面温度測定工程で測定された
温度が低かった部分への現像液の吐出量が、前記表面温
度測定工程で測定された温度が高かった部分への現像液
の吐出量よりも多くなるように、前記現像液吐出流路毎
に現像液の吐出量を制御するフォトレジスト現像方法で
あって、前記フォトレジスト現像ノズルに加えて、ウェ
ハーを所定の位置に保持するウェハー保持手段と、前記
ウェハー保持手段によって保持されたウェハーに対して
平行に前記フォトレジスト現像ノズルを移動させるノズ
ル移動駆動部とを備えるか、または現像時において、現
像しようとするウェハーを保持しつつ前記ウェハーの軸
線の回りに回転させるターンテーブルと、前記ターンテ
ーブル状で回転するウェハーの上方における所定の位置
に前記フォトレジスト現像ノズルを保持するフォトレジ
スト現像ノズル保持手段とを備えるフォトレジスト現像
装置を用いることを特徴とするフォトレジスト現像方法
に関する。
【0022】これらのフォトレジスト現像方法によれ
ば、前記ウェハー表面の現像液との親和性または温度の
むらに起因する現像むらを無くすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】1.第1実施形態 本発明に係るフォトレジスト現像装置の一例を図1に示
し、前記フォトレジスト現像装置を上方からみたところ
を図2に示す。
【0024】図1および図2に示すように、第1実施形
態に係るフォトレジスト現像装置100は、下方に現像
液を吐出し、現像しようとするウェハーWの表面に液盛
りするフォトレジスト現像ノズル2と、現像時に、ウェ
ハーWをフォトレジスト現像ノズル2の下方においてフ
ォトレジスト現像ノズル2に向かい合うように保持する
ウェハーチャック4と、ウェハーチャック4を内部に収
容し、ウェハーW上に液盛りされた現像液が周囲に飛散
するのを防止する現像カップ部6とを備える。
【0025】フォトレジスト現像ノズル2は、図1およ
び図2に示すように、水平に配設され、内部が空洞の柱
状体であるノズル本体8と、ノズル本体8を、図1に示
すように水平に保持するノズル移動駆動部12とを備え
る。
【0026】ノズル本体8は、図1および図2に示すよ
うに角柱状であってもよく、円柱状であってもよい。そ
して、ウェハーWの直径とほぼ同一の長さを有し、内部
が、長手方向に沿って5個の小室8A、8B、8C、8
D、および8Eに等分されている。ノズル本体8内部に
形成される小室の数は2個以上であればよく、好ましく
は3個以上であるが、前記小室の数が多い程、ウェハー
Wの表面状態および表面温度のむらに応じた現像液の吐
出が可能である。また、前記小室は、全てが必ずしも同
じ大きさでなくてもよい。尚、図1においては、小室8
A、8Bについてのみ断面を示す。
【0027】小室8A、8B、8C、8D、および8E
のそれぞれ下面、即ち現像時においてウェハーWに向か
い合う面には、図1および図2に示すように、現像液を
下方に吐出する短円筒状の現像液吐出部10が、ノズル
本体8の長手方向に沿って一列に5個づつ形成されてい
る。但し、現像液吐出部10の列数は1列には限定され
ず、また、1列当たりの個数も5個には限定されない。
【0028】また、小室8A、8B、8C、8D、およ
び8Eには、現像液を供給する開閉可能な現像液供給配
管14A、14B、14C、14D、および14Eがそ
れぞれ設けられている。現像液供給配管14A、14
B、14C、14D、および14Eには、それぞれ開閉
弁16A、16B,16C,16D,および16Eが設
けられている。開閉弁16A、16B,16C,16
D,および16Eとしては、電磁弁、および空気圧で開
閉する所謂エアオペバルブなどが使用できる。更に、現
像液供給配管14A、14B、14C、14D、および
14Eには、開閉弁16A、16B,16C,16D,
および16Eに代えて流量調整弁を設けてもよい。
【0029】ノズル移動駆動部12は、逆L字型の腕状
部材であり、垂直方向に延在する垂直腕12Aと、垂直
腕12Aの上端部から水平に延在する水平腕12Bとを
有する。ノズル移動駆動部12は、ノズル本体8を、現
像時以外は、現像カップ部6から退避した位置に保持
し、現像時においては、ウェハーWの上方において、ウ
ェハーWに対して平行に保持し、しかも図2において矢
印で示すように、ノズル本体8の長手方向とは直角の方
向に沿って水平に移動させる。
【0030】ウェハーチャック4としては、たとえば、
表面に負圧を生じさせてウェハーWを吸着、保持する真
空チャックなどが挙げられる。
【0031】フォトレジスト現像装置100には、さら
に、現像後のウェハーWに洗浄水を吐出してウェハーW
を濯ぐリンスノズル(図示せず。)が設けられている。
リンスノズルは、現像中においては、フォトレジスト現
像ノズル2などの動きの邪魔にならないように、現像カ
ップ部6から退避した位置に保持され、ウェハーWを濯
ぐときに、ウェハーW上に移動する。
【0032】フォトレジスト現像装置100を用いてリ
ソグラフィ工程における現像を行なう手順の一例につい
て図3〜図5を用いて説明する。図3〜図5は、何れ
も、フォトレジスト現像装置100におけるフォトレジ
スト現像ノズル2およびウェハーWを上方から見たとこ
ろを示す。
【0033】フォトレジスト現像ノズル2が、ウェハー
Wの一方の周縁部上に位置しているときのフォトレジス
ト現像ノズル2とウェハーWとの位置関係を図3に示
し、ウェハーWの中央部に位置したときのフォトレジス
ト現像ノズル2とウェハーWとの位置関係を図4に示
す。そして、フォトレジスト現像ノズル2が、ウェハー
Wにおける前記中央部を挟んで反対側の周縁部に位置し
たときのフォトレジスト現像ノズル2とウェハーWとの
位置関係を図5に示す。
【0034】フォトレジスト現像ノズル2は、図3に示
すように、ウェハーWの一方の周縁部上において、ウェ
ハーWのフォトレジストを塗布した面に対して平行に保
持される。そして、図3〜図5において矢印Aで示すよ
うに、前記位置から、ウェハーWの前記面に対して平行
に、しかもノズル本体8の長手方向に対して直角な方向
に沿ってウェハーWの中心部に向かって移動する。
【0035】フォトレジスト現像ノズルが図3に示す位
置にあるときには、ウェハーWは、ノズル本体8の中央
部に位置する小室8Cの下方のみを通過するから、開閉
弁16A〜16Eのうち、開閉弁16Cのみを開放し、
小室8Cのみに現像液を供給する。
【0036】フォトレジスト現像ノズルが矢印Aの方向
に沿って、図3に示す位置からウェハーWの中央部寄り
に移動すると、ウェハーWは、小室8Cの下方だけでな
く、小室8Cに隣り合う小室8Bおよび8Dの下方も通
過するから、開閉板16B〜16Dを開放して小室8B
〜8Dに現像液を供給する。
【0037】フォトレジスト現像ノズルが図4に示すよ
うに、ウェハーWの中央部を通過するときには、ウェハ
ーWは、小室8A〜8Eの全ての下方を通過するから、
開閉板16A〜16Eを開放して小室8A〜8Eの全て
に現像液を供給する。
【0038】フォトレジスト現像ノズルが、図4に示す
位置から、更に矢印Aの方向に移動して反対側の周縁部
近傍に移動したときには、ウェハーWは、小室8B〜8
Dの下方のみを通過するから、開閉板16Aと16Eと
を閉止して小室8C〜8Dのみに現像液を供給する。
【0039】フォトレジスト現像ノズルが更に矢印Aの
方向に沿って図5に示す位置まで移動したときは、ウェ
ハーWは、ノズル本体8の中央部に位置する小室8Cの
下方のみを通過するから、開閉弁16A、16B、16
C、および16Dを閉止し、小室8Cのみに現像液を供
給する。
【0040】このように、フォトレジスト現像装置10
0においては、開閉弁16A〜16Eを開閉することに
より、小室8A〜8E毎に現像液の吐出の有無、吐出
量、および吐出圧力を設定でき、言い替えれば、ノズル
本体8の長手方向に沿って現像液の吐出の有無、吐出
量、および吐出圧力を制御できる。したがって、前記制
御を適切に行なうことによってウェハーW上にのみ現像
液を吐出することができるから、ウェハーWの外側に吐
出される現像液の量を大幅に減らすことができ、現像液
の無駄が極めて少ない。
【0041】また、小室8A〜8Eは、長さが、ノズル
本体8の略1/5と、ノズル本体8よりも遥かに長さが
短く、更に、現像液供給管路14A〜14Eによって小
室8A〜8Eにそれぞれ現像液が供給されるから、ノズ
ル本体8の長さが長くなった場合においても、現像液吐
出部10毎の現像液の温度むらは殆ど生じない。
【0042】2.第2実施形態 本発明に係るフォトレジスト現像装置の別の例を図6に
示す。図6において、図1〜図5と同一の符号は、特に
断らない限り、前記符号が図1〜図5において示す要素
と同じ要素を示す。
【0043】図6に示すように、第2実施形態に係るフ
ォトレジスト現像装置102には、図1および図2に示
すフォトレジスト現像装置におけるウェハーチャック4
に代え、フォトレジスト現像ノズル2の下方においてノ
ズル本体8に向かい合うようにウェハーWを保持して回
転させるターンテーブル18が設けられている。
【0044】ターンテーブル18は、現像カップ部6内
部に収容され、ウェハーWを保持する円盤状のウェハー
チャック18Aと、ウェハーチャック18Aの下面の中
心部から現像カップ部6の底面を貫通して下方に延在す
る回転軸18Bとを有している。現像カップ部6の底面
には、ターンテーブル18の回転軸18Bを回転可能に
保持する軸受け6Aが設けられている。図6において、
矢印aは、回転軸18Bが回転する方向を示す。
【0045】フォトレジスト現像ノズル2において、ノ
ズル本体8は、フォトレジスト現像ノズル保持腕20に
より水平に保持されている。フォトレジスト現像ノズル
保持腕20は、逆L字型に形成された腕状部材であり、
ノズル本体8を、現像時以外は、現像カップ部6から退
避した位置に保持し、現像時においては、図6に示すよ
うにウェハーWの上方において、ウェハーWに対して平
行に保持する。
【0046】フォトレジスト現像装置102は、図6に
示すように、図1および図2に示すフォトレジスト現像
装置100と同様のノズル本体8を有している。
【0047】フォトレジスト現像装置102において
は、図1および図2に示すフォトレジスト現像装置10
0と同様、小室8A〜8E毎に現像液の供給の有無、供
給量、および供給圧力を制御できる。したがって、たと
えばウェハーWの表面における中央部が、現像液をはじ
き易い場合には、ノズル本体8の中央部に位置する小室
8Cからの現像液の吐出量を増やし、それ以外の小室8
A、8B、8D、および8Eからの現像液の吐出量を減
らすことにより、ウェハーWの表面において均一に現像
を行なうことができる。
【0048】また、ウェハーW表面の温度が均一でない
場合においても、小室8A〜8E毎に液温の異なる現像
液を供給することにより、ウェハーWの表面に形成され
るレジストパターン寸法を均一にすることができる。た
とえば、ウェハーWの中心部の温度が高い場合には、ウ
ェハーWの中央部上に位置する小室8Cに液温の低い現
像液を供給し、小室8A〜8Eの内、小室8C以外の小
室に液温の高い現像液を供給することにより、ウェハー
Wを均一に現像することができる。
【0049】3.第3実施形態 図1および図2に示すフォトレジスト現像装置におい
て、ノズル本体における各小室の内部に、現像液の液温
を調節する温度調節手段を設けた例を図7に示す。図7
において、図1〜図5と同一の符号は、特に断らない限
り、前記符号が図1〜図5において示す要素と同じ要素
を示す。
【0050】図7に示すように、第3実施形態に係るフ
ォトレジスト現像装置104においては、小室8A〜8
Eのそれぞれに、温度調節手段として、所定の温度に調
節された温調水が流通する蛇管である温調水流通管路2
2A〜22Eが設けられている。なお、図7において
は、温調水流通管路22C〜22Eにおける小室8C〜
8E内部の部分は省略されている。温調水流通管路22
A〜22Eには、水以外の熱媒体を流通させてもよい。
【0051】フォトレジスト現像装置104は、前記各
点を除いて図1および図2に示すフォトレジスト現像装
置100と同様の構成を有している。
【0052】そして、図1および図2に示すフォトレジ
スト現像装置100と同様に、フォトレジスト現像ノズ
ル2を、ウェハーWの表面に対して平行に、しかもノズ
ル本体8の長手方向に対して直角の方向に移動させつ
つ、ウェハーWの表面に現像液を吐出する。そして、図
3〜図5に示すように、ノズル本体8における小室8A
〜8Eのうち、ウェハーWが下方を通過する小室にのみ
現像液を供給することにより、現像液がウェハーWの外
側に吐出されることによる現像液の損失を最小限に抑え
ることができる。
【0053】フォトレジスト現像装置104において
は、温調水流通管路22A〜22E内部を流通する温調
水の温度を制御することにより、小室8A〜8Eのそれ
ぞれにおける現像液吐出部10から吐出される現像液の
温度を、小室8A〜8E毎に独立に制御できる。
【0054】ここで、リソグラフィ法による現像におい
ては、前述のように現像液の液温が1〜2℃変化して
も、レジストパターン寸法は大きく変化する。また、ウ
ェハーWの面積が大きくなると、ウェハーWの面内温度
分布の不均一さも大きくなる。
【0055】しかし、フォトレジスト現像装置104に
おいては、前述のように、現像液の吐出量および吐出圧
だけでなく、吐出される現像液の温度も小室8A〜8E
毎に独立に制御できる。したがって、小室8A〜8Eの
うち、ウェハーWにおける温度の低い部分に現像液を吐
出する小室においては、温調水の温度を高くして温度の
高い現像液が吐出されるようにし、それ以外の小室にお
いては、温調水の温度を低くして温度の低い現像液が吐
出されるように温調水のの温度を制御できる。ここで、
前述のように、現像液の温度が高くなるとフォトレジス
トが溶け易くなるから、ウェハーWの温度の低い部分に
おいてはフォトレジストの溶解速度が速くなり、ウェハ
ーWの温度の高い部分においてはフォトレジストの溶解
速度が遅くなる。これにより、ウェハーW全体として均
一に現像を進行させることができる。
【0056】例えば、ウェハーWの中央部が周縁部より
も温度が高い場合において、ウェハーW全体に同一の液
温の現像液を吐出すると、ウェハーWの中央部の方が周
縁部よりも現像が進行するから、中央部のレジストパタ
ーン寸法が周縁部よりも細くなる。
【0057】これに対してフォトレジスト現像装置10
4においては、ノズル本体8の中央部に位置する小室8
Cの下方をウェハーWの中央部が通過するときに、小室
8Cの温調水流通管路22Cを流通する温調水の温度を
下げて小室8C内の現像液を冷却し、ウェハーWの中央
部が小室8Cの下方を通過したら前記温調水の温度を上
げて元に戻すことにより、ウェハーWの中央部において
現像が過剰に進行することを防止できる。これにより、
ウェハーWの中央部と周縁部とでレジストパターン寸法
に差が生じることを防止し、ウェハーWを均一に現像す
ることができる。
【0058】4.第4実施形態 本発明に係るフォトレジスト現像装置のうち、ノズル本
体に現像液攪拌手段を設けた例を図8に示す。図8にお
いて、図6と同一の符号は、前記符号が図6において示
す要素と同一の要素を示す。
【0059】図8に示すように、第4実施形態に係るフ
ォトレジスト現像装置106においては、フォトレジス
ト現像ノズル2は、内部が空洞状に形成され、ウェハー
Wの直径とほぼ同一の長さを有する角柱状のノズル本体
24と、ノズル本体24の略中央部に設けられ、ノズル
本体24内部に現像液を供給する現像液供給管26と、
現像時において、ノズル本体24を、ターンテーブル1
8上に保持されたウェハーWから所定の距離を隔てて水
平に保持するフォトレジスト現像ノズル保持腕20とを
備える。なお、ノズル本体24は円柱状であってもよ
い。
【0060】ノズル本体24におけるターンテーブル1
8に向かう面、言い替えれば図8における下面には、現
像液をウェハーW上に吐出して液盛りする現像液吐出部
10が、ノズル本体24の長手方向に沿って多数配設さ
れている。
【0061】ノズル本体24の内部には、現像液吐出部
10の孔径よりも大きな粒径を有する攪拌球28が多数
収容されている。攪拌球28としては、普通鋼、および
フェライトなどの強磁性体からなる球体などが挙げられ
る。攪拌球28の直径は3〜5mm程度が好ましく、表
面は、弗素樹脂などでコーティングすることが好まし
い。
【0062】ノズル本体24における上面、即ち現像液
吐出部10が配設された側とは反対側の面には、電磁石
30がノズル本体24の長手方向に沿って1列に配置さ
れている。電磁石30は、鉄心がノズル本体24におけ
る上面に対して垂直に配置されている。電磁石30に
は、直流が断続的に印加されるか、または脈流か交流が
印加される。
【0063】電磁石30に断続的に直流を印加するか、
または脈流、交流を印加した状態を図9に示す。ノズル
本体24の内部には電磁石30により、垂直方向の断続
する磁界が形成されるから、攪拌球28は、図9に示す
ように、ノズル本体24内部において、電磁石30に吸
着されて上昇したり、電磁石30からの電磁力が消失し
て下降したりする。
【0064】したがって、現像液供給管26からノズル
本体24内部に現像液を供給しつつ、電磁石30に脈流
または交流を印加すると、前記現像液は、ノズル本体2
4内部において上下方向に攪拌される。これにより、ノ
ズル本体内部における現像液の液温および組成のばらつ
きが無くなり、全ての現像液吐出部10から同一の液温
および組成の現像液が吐出されるから、長さの長いノズ
ル本体24を使用して直径の大きなウェハーWを現像す
る場合においても、現像液の液温および組成のばらつき
に起因する現像むらを防止できる。
【0065】5.第5実施形態 ノズル本体に現像液攪拌手段を設けたフォトレジスト現
像装置の別の例を図10に示す。図10において図8お
よび図9と同一の符号は、前記符号が図8および図9に
おいて示す要素と同一の要素を示す。
【0066】図10に示すように、第5実施形態に係る
フォトレジスト現像装置108は攪拌球および電磁石を
有さず、代わりにノズル本体24の上面の一部が板状の
電歪素子32で形成されている。
【0067】電歪素子32は、図10において二点鎖線
で示すように、交流電流を印加することにより、厚み方
向に振動し、換言すれば、ノズル本体24の現像液吐出
部10が設けられた側の面、即ち下面に向かう方向およ
び前記下面から遠ざかる方向に振動する。
【0068】したがって、フォトレジスト現像装置10
8において、現像液供給管26からノズル本体24内部
に現像液を供給しつつ、電歪素子32に交流を印加する
と、図8および図9に示すフォトレジスト現像装置10
4と同様に、前記現像液がノズル本体24内部において
上下方向に攪拌される。これにより、ノズル本体内部に
おける現像液の液温および組成のばらつきが無くなり、
ノズル本体24の長さが長い場合においても現像液の液
温および組成のばらつきに起因するウェハーW上の現像
むらを防止できる。
【0069】さらに、フォトレジスト現像装置108
は、図8および図9に示すフォトレジスト現像装置10
4に比較して構成が単純であり、また、フォトレジスト
現像装置104とは異なり、ノズル本体の内壁に攪拌球
のような硬質の球体が当たることがない故に、より静粛
であるという特長を有する。
【0070】6.第6実施形態 ノズル本体に現像液攪拌手段を設けたフォトレジスト現
像装置の更に別の例を図11に示す。図11において、
図8および図9と同一の符号は、前記符号が図8および
図9において示す要素と同一の要素を示す。
【0071】図11に示すように、第6実施形態に係る
フォトレジスト現像装置110においては、ノズル本体
24の上面には、現像液供給管26を挟んで1対の現像
液流形成ポンプ34が配置されている。ノズル本体24
の両端部と現像液流形成ポンプ34の吸入口とは、現像
液吸入管路36により接続され、現像液流形成ポンプ3
4の吐出口とノズル本体24の中央部、即ち現像液供給
管26の近傍部分とは、現像液導出管路38により接続
されている。
【0072】現像液流形成ポンプ34としては、通常の
遠心ポンプが使用できる。
【0073】フォトレジスト現像装置110において、
現像液供給管26からの現像液でノズル本体24内部が
満たされた状態で現像液流形成ポンプ34を駆動する
と、ノズル本体24内部の現像液は、ノズル本体24の
端部近傍において現像液吸入管路36を通して現像液流
形成ポンプ34の吸入口に吸引され、現像液流形成ポン
プ34の吐出口から現像液導出管路38を通してノズル
本体24の中央部に吐出される。
【0074】したがって、ノズル本体24の内部には、
図11において矢印dで示すように、中央部から端部に
向かう現像液の流れが形成されるから、ノズル本体24
の内部において、現像液の温度および組成が均一化す
る。
【0075】故に、フォトレジスト現像ノズル2から吐
出される現像液の温度および組成のむらに起因するウェ
ハーWの現像むらが解消される。
【0076】7.第7実施形態 第6実施形態に係るフォトレジスト現像装置において、
ノズル本体24の内壁面に攪拌羽根を設けた例を図12
に示す。図12において、図11と同一の符号は、前記
符号が図11において示す要素と同一の要素を示す。
【0077】図12に示すように、第7実施形態に係る
フォトレジスト現像装置112においては、ノズル本体
24の内壁における現像液吸入管路36と現像液導出管
路38との開口部の間の部分には、それぞれ1対の旋回
流形成羽根40が立設されている。
【0078】攪拌羽根40は、何れもノズル本体24の
中央部から端部に向かう方向に沿って時計回りの流れが
形成されるように立設されている。
【0079】ノズル本体24の内部においては、現像液
流形成ポンプ34により形成された現像液の流れdは、
旋回流形成羽根40により、時計回りに旋回しようとす
る力を受け、旋回流を形成する。
【0080】したがって、ノズル本体24の内部におい
ては、現像液が更によく攪拌されるから、フォトレジス
ト現像ノズル2から吐出される現像液の温度および組成
のむらに起因するウェハーWの現像むらが一層効果的に
防止される。
【0081】8.第8実施形態 ノズル本体に現像液攪拌手段を設けたフォトレジスト現
像装置の更に別の例を図13に示す。図13において、
図8および図9と同一の符号は、前記符号が図8および
図9において示す要素と同一の要素を示す。
【0082】図13に示すように、第8実施形態に係る
フォトレジスト現像装置114においては、ノズル本体
24の内部に一対の攪拌プロペラ42が設けられてい
る。
【0083】攪拌プロペラ42は、それぞれ、ノズル本
体24における端面から中央部に向かって延在し、前記
端面に回転可能に設けられた回転軸44に固定されてい
る。回転軸44は、モータ46により回転する。
【0084】フォトレジスト現像装置114において
は、モータ46により、攪拌プロペラ42を回転させる
と、回転する攪拌プロペラ42により、現像液供給管2
6から供給された現像液が、ノズル本体24内部におい
て攪拌され、旋回流が形成される。前記旋回流により、
現像液の液温および組成が均一化される。したがって、
フォトレジスト現像ノズル2から吐出される現像液の温
度および組成のむらに起因するウェハーWの現像むらが
効果的に防止される。
【0085】しかも、攪拌プロペラ42の回転速度を変
化させることにより、ノズル本体24内部の旋回流の強
さを変更できるから、現像液供給管26から供給される
現像液の液温および組成などに応じて前記旋回流の強さ
を調節できる。
【0086】たとえば、ウェハーWの直径が大きく、ノ
ズル本体24の長さが長い場合、およびフォトレジスト
現像装置114の設置されたクリーンルーム内の温度に
比較して現像液の温度が著しく低かったり高かったりす
る場合には、攪拌プロペラ42の回転速度を増加させて
前記旋回流をより強くしてフォトレジスト現像ノズル2
から吐出される現像液の温度および組成のむらを解消す
ることができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直径の大きなウェハーにおいても、均一な現像が行なえ
るフォトレジスト現像ノズル、フォトレジスト現像装
置、およびフォトレジスト現像方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るフォトレジスト現像装置
の一例につき、構成を示す概略断面図である。
【図2】図2は、図1に示すフォトレジスト現像装置を
上方から見たところを示す平面図である。
【図3】図3は、図1に示すフォトレジスト現像装置に
おいて、フォトレジスト現像ノズルが、ウェハーWの一
方の周縁部上に位置しているときの前記フォトレジスト
現像ノズルとウェハーとの位置関係を示す平面図であ
る。
【図4】図4は、図1に示すフォトレジスト現像装置に
おいて、フォトレジスト現像ノズルが、ウェハーWの中
央部に位置しているときの前記フォトレジスト現像ノズ
ルとウェハーとの位置関係を示す平面図である。
【図5】図5は、図1に示すフォトレジスト現像装置に
おいて、フォトレジスト現像ノズルが、ウェハーWの他
方の周縁部上に位置しているときの前記フォトレジスト
現像ノズルとウェハーとの位置関係を示す平面図であ
る。
【図6】図6は、本発明に係るフォトレジスト現像装置
の別の例につき、構成を示す概略断面図である。
【図7】図7は、図1および図2に示すフォトレジスト
現像装置の備えるノズル本体における各小室の内部に、
現像液の液温を調節する温度調節手段を付加した例を示
す概略断面図である。
【図8】図8は、本発明に係るフォトレジスト現像装置
のうち、現像液攪拌手段としてノズル本体内部に収容さ
れた攪拌球とノズル本体の上面に設けられた電磁石とを
有する例を示す概略断面図である。
【図9】図9は、図8に示すフォトレジスト現像装置の
備える電磁石に直流を断続的に印加するか、または脈
流、交流を印加したときの、ノズル本体内の攪拌球の動
きを示す概略断面図である。
【図10】図10は、本発明に係るフォトレジスト現像
装置のうち、ノズル本体に現像液攪拌手段として電歪素
子を設けた例につき、構成を示す概略断面図である。
【図11】図11は、本発明に係るフォトレジスト現像
装置のうち、ノズル本体に現像液攪拌手段として現像液
流形成ポンプを設けた例につき、構成を示す概略断面図
である。
【図12】図12は、図11に示すフォトレジスト現像
装置において、ノズル本体の内壁面に旋回流形成羽根を
設けた例を示す概略断面図である。
【図13】図13は、本発明に係るフォトレジスト現像
装置のうち、ノズル本体に現像液攪拌手段として攪拌プ
ロペラを設けた例につき、構成を示す概略断面図であ
る。
【図14】図14は、従来のフォトレジスト現像装置の
構成を示す概略断面図である。
【符号の説明】
2 フォトレジスト現像ノズル 4 ウェハーチャック 6 現像カップ部 8 ノズル本体 8A 小室 8B 小室 8C 小室 8D 小室 8E 小室 10 現像液吐出部 12 ノズル移動駆動部 14A 現像液供給管路 14B 現像液供給管路 14C 現像液供給管路 14D 現像液供給管路 14E 現像液供給管路 16A 開閉弁 16B 開閉弁 16C 開閉弁 16D 開閉弁 16E 開閉弁 18 ターンテーブル 20 フォトレジスト現像ノズル保持腕 22A 温調水流通管路 22B 温調水流通管路 22C 温調水流通管路 22D 温調水流通管路 22E 温調水流通管路 24 ノズル本体 26 現像液供給管 28 攪拌球 30 電磁石 32 電歪素子 34 現像液流形成ポンプ 36 現像液吸入管路 38 現像液導出管路 40 旋回流形成羽根 42 攪拌プロペラ 44 回転軸 46 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−57334(JP,A) 特開2000−340495(JP,A) 特開2000−133587(JP,A) 特開 昭62−264959(JP,A) 特開 昭61−102034(JP,A) 特開 昭60−179957(JP,A) 特開 平11−260718(JP,A) 特開 平11−165114(JP,A) 特開 平8−148406(JP,A) 特開 平7−161621(JP,A) 特開 平4−23316(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 B05B 1/14 B05C 5/02 G03F 7/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像液が内部を流通するノズル本体と、 前記ノズル本体に現像液を供給する現像液供給管路と、 前記ノズル本体に設けられ、前記現像液供給管路から供
    給された現像液を、ウェハーに向かって吐出する現像液
    吐出部と、 前記ノズル本体の内部において現像液を攪拌する現像液
    攪拌手段とを有してなり、前記現像液攪拌手段は、 前記ノズル本体内部に収容された磁性球である攪拌球
    と、 前記ノズル本体の外側に設けられ、前記攪拌球を前記ノ
    ズル本体内部において遊動させる電磁石とを 備えてなる
    ことを特徴とするフォトレジスト現像ノズル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフォトレジスト現像ノ
    ズルと、 ウェハーを所定の位置に保持するウェハー保持手段と、 前記ウェハー保持手段によって保持されたウェハーに対
    して平行に前記フォトレジスト現像ノズルを移動させる
    ノズル移動駆動部とを備えてなることを特徴とするフォ
    トレジスト現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のフォトレジスト現像ノ
    ズルと、 現像時において、現像しようとするウェハーを保持しつ
    つ前記ウェハーの軸線の回りに回転させるターンテーブ
    ルと、 前記ターンテーブル状で回転するウェハーの上方におけ
    る所定の位置に前記フォトレジスト現像ノズルを保持す
    るフォトレジスト現像ノズル保持手段とを備えてなるこ
    とを特徴とするフォトレジスト現像装置。
  4. 【請求項4】 ウェハーを水平方向に移動させるウェハ
    ー移動工程と、 ノズル本体の内部で前記現像液を攪拌する現像液攪拌工
    程と、 前記攪拌された現像液を、前記ウェハーの移動経路であ
    るウェハー搬送面の上方に固定され、前記ノズル本体に
    連通するとともに前記ウェハーに向かって現像液を吐出
    する複数の現像液吐出流路から前記ウェハーに現像液を
    吐出する現像液吐出工程とを有し、 前記現像液吐出工程においては、下方に前記ウェハーが
    位置する所定数の前記現像液吐出流路から現像液を吐出
    させるフォトレジスト現像方法であって、 請求項2に記載のフォトレジスト現像装置を用いること
    を特徴とするフォトレジスト現像方法。
  5. 【請求項5】 ウェハーの表面の温度を測定する表面温
    度測定工程と、 ノズル本体の内部で前記現像液を攪拌する現像液攪拌工
    程と、 前記攪拌された現像液を、前記ノズル本体に連通する複
    数の現像液吐出流路から前記ウェハーの表面に現像液を
    吐出する現像液吐出工程とを有し、 前記現像液吐出工程では、前記ウェハーの表面のうち、
    前記表面温度測定工程で測定された温度が低かった部分
    への現像液の吐出量が、前記表面温度測定工程で測定さ
    れた温度が高かった部分への現像液の吐出量よりも多く
    なるように、前記現像液吐出流路毎に現像液の吐出量を
    制御するフォトレジスト現像方法であって、 請求項2または3に記載のフォトレジスト現像装置を用
    いることを特徴とするフォトレジスト現像方法。
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