JP3525919B2 - 積層セラミック電子部品の製造装置 - Google Patents

積層セラミック電子部品の製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグリーンシートに導
電層を貼り付けて形成される積層セラミック電子部品の
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の積層セラミック電子部品の
製造装置の外観図、図6は同積層セラミック電子部品の
製造装置の要部詳細図、図7は同積層セラミック電子部
品の製造装置を用いて製造される一般的な積層セラミッ
ク電子部品の一部切欠斜視図である。
【0003】図7において、101は積層セラミック電
子部品であり、この積層セラミック電子部品101は、
グリーンシート102を介して導電層103と104と
を積層して積層体105を形成し、この積層体105を
所定温度で焼成した後に前記導電層103,104の縁
端部と接続するように一対の外部電極106,107を
形成し、この一対の外部電極106,107間に前記グ
リーンシート102の特性に依存するコンデンサや半導
体などの電気特性を発現するものである。
【0004】次いで図5、図6を用いて前記積層セラミ
ック電子部品の製造装置の構成を説明する。
【0005】図5、図6において、110は積層セラミ
ック電子部品の製造装置であり、この積層セラミック電
子部品の製造装置110はあらかじめキャリアフィルム
111の表面にセラミックスラリーを印刷して乾燥して
グリーンシート112を形成したグリーンシート積層フ
ィルム113を巻き付けた供給ローラ114と、あらか
じめキャリアフィルム115の表面に導電性ペーストを
印刷して導電層116を形成した導電層積層フィルム1
17を巻き付けた供給ローラ118と、前記グリーンシ
ート積層フィルム113と前記導電層積層フィルム11
7とを重ねて圧着し積層体フィルム119を形成する一
対の圧着ローラ120,121と、前記積層体フィルム
119の導電層116から前記キャリアフィルム115
を剥離する剥離ローラ122と、前記キャリアフィルム
115を巻き取る巻き取りローラ123、前記キャリア
フィルム115を剥離した後の前記積層体フィルム11
9を巻き取る巻き取りローラ124とより構成されてい
る。
【0006】また、125は前記導電層積層フィルム1
17を前記圧着ローラ120,121に案内する案内ロ
ーラ、126は前記積層体フィルム119の案内板、1
27は前記積層体フィルム119から剥離したキャリア
フィルム115を前記巻き取りローラ123に案内する
案内ローラである。
【0007】次に前記構成の積層セラミック電子部品の
製造装置110を用いて積層セラミック電子部品101
の製造方法を説明する。
【0008】先ず、あらかじめポリエステルを主成分と
する数十μm厚みのキャリアフィルム115の表面にA
gやCuなどを主成分とする電極ペーストを印刷し乾燥
して導電層116を形成した導電層積層フィルム117
と、ポリエステルを主成分とする数十μm厚みのキャリ
アフィルム111の表面にセラミック原料から成るスラ
リーを塗布して乾燥しグリーンシート112を形成した
グリーンシート積層フィルム113とを作成する。
【0009】次いで、前記グリーンシート積層フィルム
113を供給ローラ114に巻き付けると共に前記導電
層積層フィルム117を供給ローラ118に巻き付けて
積層セラミック電子部品の製造装置110に装着する。
【0010】次いで、前記導電層積層フィルム117を
圧着ローラ120,121の間に通過させると共に前記
グリーンシート積層フィルム113を圧着ローラ12
0,121の間に前記導電層116とグリーンシート1
12が重なるように通過させて前記圧着ローラ120,
121で順次圧着して積層体フィルム119を形成し、
この積層体フィルム119を案内板126の上面に搬送
する。
【0011】次いで、前記積層体フィルム119を案内
板126上に搬送し、前記キャリアフィルム115を導
電層116から剥離して剥離ローラ122に搬送し、ガ
イドローラ127を経て巻き取りローラ123に連続し
て巻き取り、前記キャリアフィルム115を剥離した積
層体フィルム119を巻き取りローラ124に連続して
巻き取る。
【0012】その後、前記積層セラミック電子部品の製
造装置110を用いて製造された積層体フィルム119
から前記キャリアフィルム111を剥離してグリーンシ
ート112と導電層116とを積層した積層シートを得
て、この積層シートを複数積層し圧着して積層体ブロッ
ク(図示せず)を形成し、この積層体ブロックを所定の
寸法に切断して積層体105を形成する。その後、前記
積層体105を焼成し、この積層体105の表面に電極
ペーストを塗布して焼き付けて外部電極106,107
を形成した積層セラミック電子部品101を完成するも
のである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の積層セラミック電子部品の製造装置では、グリーン
シート112と導電層116との重なり合う面があらか
じめ露出しているのでグリーンシート112と導電層1
16とを積層する前に乾燥され易く十分な接着状態を得
ることができず、これを用いて製造した積層セラミック
電子部品にヒビや、デラミネーション等の構造欠陥不良
が発生し易く、電気特性を損なうという問題点を有して
いた。
【0014】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、グリーンシートと導電層とを優れた接着効果を有し
た状態で積層でき、機械的特性及び電気的特性の優れた
積層セラミック電子部品の製造装置を提供するものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、以下の構成を有するものである。
【0016】本発明の請求項1に記載の発明は、第1の
キャリアフィルムに形成したグリーンシートをフィルム
の長手方向に沿って両端を切断する第1の手段と、第1
のキャリアフィルムを第2の回転ローラから、間隙を形
成して互いに向き合う第3の回転ローラと第4の回転ロ
ーラの間隙に向かって送り出し、前記第2の回転ローラ
と前記第3、第4の回転ローラとの間で張力を加えなが
前記第1のキャリアフィルムをグリーンシートから剥
離する第2の手段と、第2のキャリアフィルムに形成し
た導電層の上面に前記グリーンシートの剥離面を貼り付
けて積層体フィルムを得る第3の手段とで構成した積層
セラミック電子部品の製造装置であり、第1のキャリア
フィルムから剥離した後のグリーンシートに一定の張力
を加えることによりグリーンシートのしわや歪みを矯正
しつつ連続してグリーンシートを剥離できるので導電層
との圧着強度に優れ、外観精度の良好な積層セラミック
電子部品の製造装置を得ることができるという作用効果
が得られる。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、第1の
手段として、第1の回転ローラの上面に第1のキャリア
フィルムに形成したグリーンシートのキャリアフィルム
面を密着させながら送り出しこの第1の回転ローラの両
端にグリーンシートを載せて切断刃を押し当て前記第1
のキャリアフィルムに形成したグリーンシートの長手方
向に沿って両端を切断する切断機構を構成した請求項1
に記載の積層セラミック電子部品の製造装置であり、こ
れにより、キャリアフィルムの端面に生じ易いキズや歪
み等の影響を受けること無く極めて薄いグリーンシート
を安定して剥離する積層セラミック電子部品の製造装置
を得ることができるという作用効果が得られる。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、第1の
手段として、切断刃に重なる第1の回転ローラの両端に
凹溝を形成し、この凹溝に重なるように前記切断刃を配
置してキャリアフィルムを切断することなくキャリアフ
ィルムに形成したグリーンシートを切断する切断機構を
構成した請求項2に記載の積層セラミック電子部品の製
造装置であり、これにより、第1の回転ローラの表面に
キズや凹凸等があっても影響を受けること無く精度良く
グリーンシートを切断することができる積層セラミック
電子部品の製造装置を得ることができるという作用効果
が得られる。
【0019】
【0020】
【0021】本発明の請求項に記載の発明は、第3の
手段として、第3の回転ローラと第4の回転ローラとの
間隙内に第1の手段で剥離したグリーンシートと第2の
キャリアフィルムに形成した導電層とを送り出し、重ね
合わせて加圧し積層体フィルムを形成する積層機構を構
成した請求項1に記載の積層セラミック電子部品の製造
装置であり、これにより連続して均一な加圧力でグリー
ンシートと導電層とを圧着できるので圧着強度や外観精
度の良好な積層セラミック電子部品の製造装置を得るこ
とができるという作用効果が得られる。
【0022】本発明の請求項に記載の発明は、第3の
手段として、第3、第4の回転ローラの内一方の面にキ
ャリアフィルムに形成した導電層のキャリアフィルム面
を密着させて加温し第3の回転ローラと第4の回転ロー
ラとの間隙を狭めるように加圧して積層体フィルムを形
成する積層機構を構成した請求項4に記載の積層セラミ
ック電子部品の製造装置であり、これにより一定の圧力
と温度を加え連続してグリーンシートと導電体層とを積
層できるので圧着強度や外観精度の良好な積層セラミッ
ク電子部品の製造装置を得ることができるという作用効
果が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】積層セラミック電子部品の製造装
置として、以下、一実施の形態を用いて本発明の請求項
1〜7に記載の発明について説明する。
【0024】図1は本発明の一実施の形態における積層
セラミック電子部品の製造装置の外観図、図2は同実施
の形態における積層セラミック電子部品の製造装置のレ
イアウト図、図3、図4は同実施の形態における積層セ
ラミック電子部品の製造装置の詳細図である。
【0025】図1〜図4において1は積層セラミック電
子部品の製造装置であり、この積層セラミック電子部品
の製造装置1は第1のキャリアフィルム9に形成したグ
リーンシート10を供給ローラ14から連続して送り出
し前記第1のキャリアフィルム9の長手方向に沿って両
端を切断する第1の手段2と、前記第1のキャリアフィ
ルム9を前記グリーンシート10から剥離する第2の手
段3と、第2のキャリアフィルム11に形成した導電層
12を供給ローラ15から連続して送り出し、この導電
層12の上面に前記グリーンシート10の剥離面を貼り
付けて積層体フィルム13を得る第3の手段4とで構成
し、前記第2の手段3において剥離した前記第1のキャ
リアフィルム9を巻き取りローラ16に巻き取り、前記
積層体フィルム13を巻き取りローラ17に巻き取ると
いう構成を有する。
【0026】前記第1の手段2として、第1の回転ロー
ラ5の上面に第1のキャリアフィルム9の面を密着させ
ながら送り出し、この第1の回転ローラ5の両端にグリ
ーンシート10を載せて切断刃20,21を押し当て、
このグリーンシート10の長手方向に沿って両端を切断
する切断機構を構成し、この切断機構は、前記第1の回
転ローラ5の両端に切断刃20,21に重なる凹溝1
8,19を形成し、前記第1のキャリアフィルム9を切
断することなくグリーンシート10を切断できる構成と
している。
【0027】前記第2の手段3として、第2の回転ロー
ラ6に沿って第1のキャリアフィルム9を送り出し、間
隙を形成して互いに向き合う第3の回転ローラ7と第4
の回転ローラ8との間隙内に前記グリーンシート10を
送り出して第1のキャリアフィルム9とグリーンシート
10とを剥離する剥離機構を構成している。尚、前記第
2の回転ローラ6のスピードは前記第3、第4の回転ロ
ーラ7,8のスピードより遅く設定し、前記グリーンシ
ート10は第2の回転ローラ6と第3、第4の回転ロー
ラ7,8との間で張力を加えながら搬送する構成として
いる。
【0028】前記第3の手段4として、前記第3、第4
の回転ローラ7,8の間隙内に前記第1の手段2で剥離
したグリーンシート10と第2のキャリアフィルム11
に貼り付けた導電層12とを送り出し、重ね合わせて加
圧して積層体フィルム13を形成する積層機構を構成
し、この積層機構は前記第3、第4の回転ローラ7,8
の内一方の面に前記第2のキャリアフィルム11の面を
密着させて加温するヒータ(図示せず)を内蔵し、前記
第3、第4の回転ローラ7,8の間隙は狭めるよう動作
し加圧力を調整できる構成としている。
【0029】22は前記グリーンシート10を積層した
第1のキャリアフィルム9を搬送する案内ローラ、23
は前記グリーンシート10を剥離した後に第1のキャリ
アフィルム9の巻き取りローラ16に搬送する案内ロー
ラ、24は前記導電層12を積層した第2のキャリアフ
ィルム11を搬送する案内ローラ、25は前記積層体フ
ィルム13を巻き取りローラ17に搬送する案内ローラ
であり、極薄厚みのグリーンシート10や導電層12を
損傷無しに搬送できる構成としている。
【0030】以下に本発明の一実施の形態における積層
セラミック電子部品の製造装置の動作を説明する。
【0031】まず、あらかじめ幅14mm、厚み10μ
mのグリーンシート10を幅140mm、厚み30μm
の第1のキャリアフィルム9に形成して供給ローラ14
に巻き付け、他方数μmの厚みの導電層12を幅140
mm、厚み30μmの第2のキャリアフィルム11に
成して供給ローラ15に巻き付ける。
【0032】次いで、前記グリーンシート10を形成し
第1のキャリアフィルム9を引出し、前記第1の手段
2でこのグリーンシート10の長さ方向の両端から2m
mの幅を切断刃20,21で切り込みながら第1の回転
ローラ5を回転して第2の手段3に搬送する。この時前
記切断刃20,21は円板状のものを用い、前記供給ロ
ーラ14の第1のキャリアフィルム9の巻き径を随時セ
ンサーにより検出し、前記第1のキャリアフィルム9に
約8Nの張力を維持できるように制御しながら搬送し、
前記グリーンシート10の両端部分を均一に切断できる
ようにしている。
【0033】次いで、前記第2の手段3に構成した第2
の回転ローラ6を用いて前記第1のキャリアフィルム9
からグリーンシート10を剥離し、前記第1のキャリア
フィルム9を第2の回転ローラ6の回転に沿って搬送
し、案内ローラ23により案内しながら巻き取りローラ
16に巻き取り、前記第1のキャリアフィルム9から剥
離したグリーンシート10を第3の手段4を構成する第
3の回転ローラ7と第4の回転ローラ8との間隙に通過
させる。
【0034】一方、前記供給ローラ15に巻き付けた導
電層12を積層した第2のキャリアフィルム11を、案
内ローラ24を経て前記グリーンシート10と重なるよ
うに第3の手段を構成する第3の回転ローラ7と第4の
回転ローラ8との間を通過させる。このとき、前記第2
のキャリアフィルム11を第3の回転ローラ7に密着さ
せるとともに、前記グリーンシート10の第1のキャリ
アフィルム9を剥離した面が導電層12と直に重なるよ
うに第3の回転ローラ7と第4の回転ローラ8との間を
通過させる。
【0035】前記グリーンシート10の搬送速度が遅す
ぎるとグリーンシート10が伸びてしまい所定の厚みが
得られず、速すぎると前記第2の回転ローラ6の所定位
置でグリーンシート10を第1のキャリアフィルム9か
ら剥離することが困難になるので、前記グリーンシート
10を形成するセラミック材料によって適切な速度を求
めて精度良く設定しており、ここでは1分間当たり5m
の移動速度としている。
【0036】次いで、前記第3の回転ローラ7と第4の
回転ローラ8とを互いに近づけるように加圧し、前記第
3の回転ローラ7に内蔵したヒータを起動させておよそ
50℃に加温しながら前記グリーンシート10と導電層
12とを圧着し積層体フィルム13を連続して形成す
る。
【0037】次いで、前記積層体フィルム13を案内ロ
ーラ25を経て連続して巻き取りローラ17に巻き付け
て、ロール状に連続した積層体フィルム13を得る。
【0038】次いで、図7に示すように前記積層体フィ
ルム13を複数枚交互に積層し、圧着して積層体ブロッ
ク(図示せず)を形成し、この積層体ブロックを所定の
寸法に切断し積層体105を形成する。その後、この積
層体107を焼成し、この積層体107の表面に電極ペ
ーストを塗布して焼き付けて外部電極106,107を
形成した積層セラミック電子部品101を完成する。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の積層セラミック電
子部品の製造装置は、第1のキャリアフィルムに形成し
たグリーンシートをフィルムの長手方向に沿って両端を
切断する第1の手段と、前記第1のキャリアフィルムを
グリーンシートから剥離する第2の手段と、第2のキャ
リアフィルムに形成した導電層の上面に前記グリーンシ
ートの剥離面を貼り付けて積層体フィルムを得る第3の
手段とで構成することにより、導電層と重なるグリーン
シートの表面をあらかじめ第1のキャリアフィルムで覆
い乾燥や汚染などを防止できるので、前記第1のキャリ
アフィルムを剥離したグリーンシートの表面と導電層と
の接着強度が向上し、デラミネーションや接着不良等の
構造欠陥が少なく電気特性が良好で信頼性の高い積層セ
ラミック電子部品の製造装置を得ることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における積層セラミック
電子部品の製造装置の外観図
【図2】同実施の形態における積層セラミック電子部品
の製造装置のレイアウト図
【図3】同実施の形態における積層セラミック電子部品
の製造装置の詳細図
【図4】同実施の形態における積層セラミック電子部品
の製造装置の詳細図
【図5】従来例における積層セラミック電子部品の製造
装置の外観図
【図6】同従来例における積層セラミック電子部品の製
造装置の詳細図
【図7】積層セラミック電子部品の一例を示す一部切欠
斜視図
【符号の説明】
1 積層セラミック電子部品の製造装置 2 第1の手段 3 第2の手段 4 第3の手段 5 第1の回転ローラ 6 第2の回転ローラ 7 第3の回転ローラ 8 第4の回転ローラ 9 第1のキャリアフィルム 10 グリーンシート 11 第2のキャリアフィルム 12 導電層 13 積層体フィルム 14,15 供給ローラ 16,17 巻き取りローラ 18,19 凹溝 20,21 切断刃 22,23,24,25 案内ローラ 101 積層セラミック電子部品 102 グリーンシート 103,104 導電層 105 積層体 106,107 外部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 育孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 和田 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開2001−23854(JP,A) 特開 平8−56078(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 4/00 - 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のキャリアフィルムに形成したグリ
    ーンシートをフィルムの長手方向に沿って両端を切断す
    る第1の手段と、第1のキャリアフィルムを第2の回転
    ローラから、間隙を形成して互いに向き合う第3の回転
    ローラと第4の回転ローラの間隙に向かって送り出し、
    前記第2の回転ローラと前記第3、第4の回転ローラと
    の間で張力を加えながら前記第1のキャリアフィルムを
    グリーンシートから剥離する第2の手段と、第2のキャ
    リアフィルムに形成した導電層の上面に前記グリーンシ
    ートの剥離面を貼り付けて積層体フィルムを得る第3の
    手段とで構成した積層セラミック電子部品の製造装置。
  2. 【請求項2】 第1の手段として、第1の回転ローラの
    上面に第1のキャリアフィルムに形成したグリーンシー
    トのキャリアフィルム面を密着させながら送り出し、こ
    の第1の回転ローラの両端にグリーンシートを載せて切
    断刃を押し当てて前記第1のキャリアフィルムに形成し
    たグリーンシートの長手方向に沿って両端を切断する切
    断機構を構成した請求項1に記載の積層セラミック電子
    部品の製造装置。
  3. 【請求項3】 第1の手段として、切断刃に重なる第1
    の回転ローラの両端に凹溝を形成し、この凹溝に重なる
    ように前記切断刃を配置してキャリアフィルムを切断す
    ることなくキャリアフィルムに形成したグリーンシート
    を切断する切断機構を構成した請求項2に記載の積層セ
    ラミック電子部品の製造装置。
  4. 【請求項4】 第3の手段として、第3の回転ローラと
    第4の回転ローラとの間隙内に第1の手段で剥離したグ
    リーンシートと第2のキャリアフィルムに形成した導電
    層とを送り出し、重ね合わせて加圧し積層体フィルムを
    形成する積層機構を構成した請求項1に記載の積層セラ
    ミック電子部品の製造装置。
  5. 【請求項5】 第3の手段として、第3、第4の回転ロ
    ーラの内一方の面にキャリアフィルムに形成した導電層
    のキャリアフィルム面を密着させて加温し第3、第4の
    回転ローラ間の間隙を狭めるように加圧して積層体フィ
    ルムを形成する積層機構を構成した請求項4に記載の積
    層セラミック電子部品の製造装置。
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