JP3525658B2 - 空気清浄器の運転制御装置 - Google Patents

空気清浄器の運転制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機を使っ
て掃除を始めると自動的に空気清浄器の運転を開始させ
るための空気清浄器の運転制御装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来の空気清浄器は、使用者が操作部を
操作して運転を開始させたり停止させるなどを行った
り、あるいはこの操作部で行う操作を離れたところでで
きるようにリモコン機能を付けたり、さらには、たばこ
の煙やほこりを検知する粒子センサや不快な臭いを検知
するガスセンサあるいは人の動きを検知する人体センサ
を備え、これらのセンサの出力が出た時に自動的に運転
を始める自動運転機能を持つものがあった。 【0003】一般に電気掃除は掃除を行うのに非常に便
利な道具であるが、本体後部の排気孔からはかなりの風
量の排気が行われる。従って、掃除機をかけていない場
所に掃除機の後部が向いていたりすると排気の風により
ほこりが舞い上がることがあった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気清浄器は電気掃除機の運転とは全く無関係であり、
電気掃除機を使って掃除を行っていても使用者が空気清
浄器の操作部を操作しない限り、あるいはほこりを検知
する粒子センサが働かない限り空気清浄器は動作しなか
った。また、粒子センサで電気掃除機の運転を検知する
には、電気掃除機の運転により舞い上がるほこりを検知
する必要があるが、空気清浄器の取付位置が電気掃除機
の運転している位置と離れている場合には、そのほこり
を検知することができない、あるいは検知するのに時間
を要し、ほこりを効率よく空気清浄器で収集することが
できなかった。 【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、電気掃除機を使って掃除を始めると空気清
浄器を自動的に運転させて、舞い上がったほこりを速や
かに除去することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電気掃除機の電源コードに、その電気掃除
機の運転状態を検知する電流センサを後付けで装着し
この電流センサから検知した電気掃除機の運転状態をリ
モコン信号送信部から空気清浄器に送信するもので、こ
の構成によれば、電気掃除機が動作し始めたことを検知
すると空気清浄器にリモコン信号を送るため空気清浄器
が自動的に運転を開始する。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
電気掃除機の電源コードに流れる電流を検出する電流セ
ンサと、この電流センサの出力信号に応じて空気清浄器
を運転するためのリモコンコードを生成する符号発生部
と、この符号発生部が出力する電気信号を赤外線や電波
などの無線信号にして送り出すリモコン信号送信部から
なり、電気掃除機の電源コードに後付けで装着可能な空
気清浄器の運転制御装置とするもので、この構成によれ
ば、電気掃除機の運転を開始すると電流センサで検知す
る電流値が増加するので、この増加を検知するとリモコ
ン信号送信部から空気清浄器に運転を開始するための信
号が送信される。 【0008】 【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1の実施例を図1に基づいて説明す
る。 【0009】図1において、1は電気掃除機本体で、1
1は部屋の壁に掛けられたりあるいは部屋の隅に置かれ
ている空気清浄器である。2は電気掃除機本体1の吸込
口に接続されるホースで、その先端には把手を設けてい
る。3は把手に一端側が接続され、他端側に床ノズル4
が接続される延長管である。 【0010】6は電気掃除機本体1に電源を供給するた
めの電源コードであり、この電源コード6の端部には電
源プラグ5が設けられている。12は電気掃除機の電源
コード6に後付けで装着した空気清浄器の運転制御装置
である。 【0011】次に、空気清浄器の運転制御装置12の構
成を説明する。7は電流センサであり、非接触で、電源
コード6の周囲に発生する磁界により電流検出し、たと
えばごく一般的なカレントトランスからなり、電源コー
ド6に流れる電流値に比例した大きさの電圧を出力する
ものである。これにより電気掃除機1を動作させている
ときの電源コード6に流れる電流を検知できる。 【0012】8は判定部であり、電流センサ7で検出し
た電流量があらかじめ決められた所定の大きさよりも大
きくなったかどうかを判定するものである。つまり、所
定の大きさよりも大きい場合には、電気掃除機が運転状
態にあると判定するものである。9は符号発生部であ
り、判定部8から電流検出ありという信号が出力された
場合に空気清浄器11の運転を開始させるための赤外線
リモコン信号の符号を発生させる。 【0013】10はリモコン信号送信部であり、符号発
生部9から出された赤外線リモコン信号の符号を赤外線
光に変換して周囲に放射するための送光部である。ここ
でリモコン信号送信部10は赤外線を発するものに限ら
なくても、たとえば無線電波を用いるものであってもよ
い。 【0014】次に動作について説明する。最初、空気清
浄器11及び電気掃除機本体1は停止しているとする。
次に使用者が電気掃除機本体1の把手にあるスイッチを
操作して動作させると、電源コード6に電流が流れるた
め、電源コード6の周囲に磁界が発生する。磁界は電流
が大きいほど強い磁界が発生し、近傍に取り付けられた
電流センサ7はその磁界の強さに比例した電圧を出力す
る。 【0015】次に、判定部8は電流センサ7の出力電圧
から電気掃除機本体1が動作したのに相当する電圧を受
け取ると電流検出ありという信号を符号発生部9に伝
え、符号発生部9は空気清浄器11用の操作用リモコン
のオンボタンが押されたときに発する赤外線信号と同じ
リモコン符号の電気信号を出力する。そして、リモコン
信号送信部10は符号発生部9が出す電気信号を赤外線
にして周囲に放射する。 【0016】この結果、空気清浄器11は電気掃除機
電源コード6に取り付けられた運転制御装置12が出力
する赤外線信号を受け取れる場所にあると、オンを指示
する赤外線リモコン信号を受信することになり動作を始
める。つまり、空気清浄器11が停止していても電気掃
除機本体1を使い始めると運転制御装置12から自動的
にリモコン信号が出され、空気清浄器11は動作を開始
し、掃除することによって舞い上がったほこりを速やか
に吸い込み空気をきれいにすることができる。 【0017】(参考例1) 次に、本発明の第1の参考例を図2に基づいて説明す
る。 【0018】図2において、1は電気掃除機本体、11
は部屋の壁に掛けられたりあるいは部屋の隅に置かれて
いる空気清浄器である。21は電気掃除機本体1の上部
に両面テープなどで貼り付けられた空気清浄器の運転制
御装置である。 【0019】この運転制御装置の構成を説明する。22
は振動センサであり、掃除機本体1の振動に敏感に反応
するもので、たとえばごく一般的な圧電セラミックなど
を用いている。これにより電気掃除機本体1を動作させ
ているときの吸引ファンモータの回転振動を検知でき
る。23は振動源判定部であり、振動センサ22で検出
した振動数と強度があらかじめ決められた所定の周波数
および強さにほぼ等しいかを判定するものである。この
振動判定部23は、電気掃除機本体1のファンモータ以
外の振動、たとえば、ホースを引っ張って電気掃除機本
体1を移動させる場合の振動と区別するもので、単に電
気掃除機本体1を移動させただけでは空気清浄器11を
運転させることがないようにしたものである。ファンモ
ータの回転による振動数は、移動の際の振動数に比べて
大きく、また、移動の際以外の振動、例えば、他の機器
のモータ回転による振動数と区別するため、振動の強度
も振動源判定部23で判定している。つまり、たまた
ま、吸引ファンモータと同一の振動数を他の機器のモー
タの回転により発生していたとしても、電気掃除機本体
1に取り付けられる振動センサ22は電気掃除機本体の
振動を最も大きく検知するので、他の機器と振動数が同
一でも振動強度を検知することで、誤検知することを防
止している。 【0020】以下は実施例1と同じく、9は符号発生部
であり、振動源判定部23から振動周波数と強度がほぼ
等しい振動検出ありという信号が出力された場合に空気
清浄器11の運転を開始させるための赤外線リモコン信
号の符号を発生させる。10は実施例1で用いたのと同
じリモコン信号送信部である。 【0021】次に動作について説明する。最初、空気清
浄器11及び電気掃除機本体1は停止しているとする。
次に使用者が電気掃除機本体1に接続されたホースの把
手操作部のスイッチを操作して動作させると、電気掃除
機本体1の中の吸引ファンモータが回転しその回転振動
が電気掃除機本体1全体に伝わり、電気掃除機本体1上
部に貼り付けられている運転制御装置21にもその振動
が伝わる。従って、運転制御装置21内の振動センサ2
2がその振動に敏感に反応し、振動周波数に等しく振動
強度に比例した振幅の電気信号を出力する。 【0022】次に、振動源判定部23は振動センサ22
の出力信号から電気掃除機本体1が動作したのに相当す
る周波数および振幅の電気信号を受け取ると、振動検出
ありという信号を符号発生部9に伝え、符号発生部9は
空気清浄器11用の操作用リモコンのオンボタンが押さ
れたときに発する赤外線信号と同じリモコン符号の電気
信号を出力する。そして、リモコン信号送信部10は符
号発生部9が出す電気信号を赤外線にして周囲に放射す
る。 【0023】この結果、空気清浄器11は電気掃除機本
体1に取り付けられた運転制御装置21が出力する赤外
線信号を受け取れる場所にあると、オンを指示する赤外
線リモコン信号を受信することになり動作を始める。つ
まり、空気清浄器11が停止していても電気掃除機本体
1を使い始めると運転制御装置21から自動的にリモコ
ン信号が出され、空気清浄器11は動作を開始し、掃除
することによって舞い上がったほこりを速やかに吸い込
み空気をきれいにすることができる。 【0024】(参考例2) 次に、本発明の第2の参考例を図3に基づいて説明す
る。 【0025】図3において、1は電気掃除機本体、11
は部屋の壁に掛けられたりあるいは部屋の隅に置かれて
いる空気清浄器である。31は電気掃除機本体1の後部
に取り付けられた空気清浄器の運転制御装置である。 【0026】この運転制御装置31の構成を説明する。
32は風量センサであり、電気掃除機本体1の後部から
吐き出される排気が当たる位置に取り付けられている。
この風量センサ32はごく一般的なものであり、たとえ
ばサーミスタや白金温度センサを自己発熱させておい
て、風が当たると冷却され温度が下がることをこのサー
ミスタや白金温度センサ自体の抵抗値変化で捕らえるも
のである。これにより電気掃除機本体1を動作させてい
るときの電気掃除機本体1後部から排気される風量を検
知できる。33は風量判定部であり、風量センサ32で
検出した風量があらかじめ決められた所定の風量にほぼ
等しいかを判定するものである。このように、ほこりを
舞い上げる排気風量を所定の風量とすると、ほこりを舞
い上げることのない排気風量(小風量)では空気清浄器
11の運転を行わせないようにすることができ、電気掃
除機本体1の運転中において、空気清浄器11の運転が
不要な場合に運転を停止状態とでき、省エネルギーの効
果がある。 【0027】以下は実施例1と同じく、9はの符号発生
部であり、風量判定部33から風量検出ありという信号
が出力された場合に空気清浄器11の運転を開始させる
ための赤外線リモコン信号の符号を発生させる。10は
実施例1で用いたのと同じリモコン信号送信部である。 【0028】次に動作について説明する。最初、空気清
浄器11及び電気掃除機本体1は停止しているとする。
次に使用者が電気掃除機本体1に接続されたホースの把
手操作部のスイッチを操作して動作させると、電気掃除
機本体1の後部から排気が行われ、電気掃除機本体1後
部に取り付けられている運転制御装置31の風量センサ
32にその排気が当たる。 【0029】風量センサ32は自己発熱しようとしても
その排気のために冷却され、自己発熱に相当する抵抗値
にならない。次に風量判定部33は風量センサ32の抵
抗値から電気掃除機1が動作したのに相当する排気風量
が当たっていると判定すると風量検出ありという信号を
符号発生部9に伝え、符号発生部9は空気清浄器11用
の操作用リモコンのオンボタンが押されたときに発する
赤外線信号と同じリモコン符号の電気信号を出力する。
そして、リモコン信号送信部10は符号発生部9が出す
電気信号を赤外線にして周囲に放射する。 【0030】この結果、空気清浄器11は電気掃除機本
体1に取り付けられた運転制御装置21が出力する赤外
線信号を受け取れる場所にあると、オンを指示する赤外
線リモコン信号を受信することになり動作を始める。つ
まり、空気清浄器11が停止していても電気掃除機本体
1を使い始めると、運転制御装置21から自動的にリモ
コン信号が出され、空気清浄器11は動作を開始し、掃
除することによって舞い上がったほこりを速やかに吸い
込み空気をきれいにすることができる。 【0031】(参考例3) 次に、本発明の第3の参考例を図4に基づき説明する。 【0032】図4において、1は電気掃除機本体、11
は部屋の壁に掛けられたりあるいは部屋の隅に置かれて
いる空気清浄器である。41は電気掃除機本体1の上部
に両面テープなどで貼り付けられた空気清浄器の運転制
御装置である。 【0033】この運転制御装置41の構成を説明する。
42は運転音センサであり、ごく一般的なマイクを用い
て電気掃除機本体1から出る運転音を検知する。43は
運転音判定部であり、運転音センサ42で検出した音量
があらかじめ決められた所定の音量にほぼ等しいかを判
定するものである。運転音判定部43では音量のみで電
気掃除機が運転状態か判定するようにしているが、これ
は電気掃除機からの音が大きく、しかも、運転音センサ
42は電気掃除機本体1に取り付けられているから、室
内にある電気掃除機以外の機器から発せられる音量より
電気掃除機の音量の方を運転音センサ42は大きく検知
することに着目したものである。よって、所定の音量を
大きな値に設定しておけば、他の機器の運転音を検知し
ても電気掃除機の運転状態であるとの誤判定を防止でき
る。 【0034】なお、本参考例では、音量のみで電気掃除
機の運転を判定したが、後述する第4の参考例のよう
に、電気掃除機の運転音の周波数を加味して運転状況の
判定を行うようにしても良い。 【0035】以下は実施例1と同じく、9はアダプタ3
1の中の符号発生部であり、運転音判定部43から運転
音検出ありという信号が出力された場合に空気清浄器1
1の運転を開始させるための赤外線リモコン信号の符号
を発生させる。10は実施例1で用いたのと同じリモコ
ン信号送信部である。 【0036】次に動作について説明する。最初、空気清
浄器11及び電気掃除機本体1は停止しているとする。
次に使用者が電気掃除機本体1に接続したホースの把手
操作部のスイッチを操作して動作させると、電気掃除機
本体1の吸引ファンモータが回転するためその回転音が
周囲に放射される。電気掃除機本体1の上部に取り付け
られている運転制御装置41の運転音センサ42がその
電気掃除機本体1の吸引ファンモータの回転音を受け
る。 【0037】次に運転音判定部43は運転音センサ42
の出力から電気掃除機本体1が動作したときの音量に相
当する音量が出ていると判定すると運転音検出ありとい
う信号を符号発生部9に伝え、符号発生部9は空気清浄
器11用の操作用リモコンのオンボタンが押されたとき
に発する赤外線信号と同じリモコン符号の電気信号を出
力する。そして、リモコン信号送信部10は符号発生部
9が出す電気信号を赤外線にして周囲に放射する。 【0038】この結果、空気清浄器11は電気掃除機本
体1に取り付けられた運転制御装置41が出力する赤外
線信号を受け取れる場所にあると、オンを指示する赤外
線リモコン信号を受信することになり動作を始める。つ
まり、空気清浄器11が停止していても電気掃除機本体
1を使い始めると運転制御装置41から自動的にリモコ
ン信号が出され、空気清浄器11は動作を開始し、掃除
することによって舞い上がったほこりを速やかに吸い込
み空気をきれいにすることができる。 【0039】(参考例4) 次に、本発明の第4の参考例を図5に基づいて説明す
る。 【0040】図5において、1は電気掃除機本体、51
は部屋の壁に掛けられたりあるいは部屋の隅に置かれて
いる空気清浄器である。52は室内音センサであり、ご
く一般的なマイクを室内の音が良く受け取れるような向
きに空気清浄器51のボディ表面に取り付けられてい
る。53は周波数成分検知部であり、室内音センサ52
で受け取った音の電気信号から音の周波数成分を分析す
るもので、周波数帯域ごとの音の強さを検出するもので
ある。 【0041】たとえば、300Hz以下を第1の周波数
帯f1、400Hzから800Hzを第2の周波数帯f
2、1.2kHzから2kHzを第3の周波数帯f3、
3kHzから6kHzを第4の周波数帯f4、8kHz
以上を第5の周波数帯f5というように5つの周波数帯
に分け、それぞれのf1、f2、f3、f4およびf5
の周波数帯での音の強さを検出する。 【0042】54は音源判定部であり、周波数成分検知
部53で求めたf1からf5のそれぞれ周波数帯の音の
強弱パターンから室内の音が人の話し声やテレビの音で
はなく、電気掃除機特有の音であるかどうかを判定する
ものである。55は制御部であり、空気清浄器51内に
設けられたファンモータを回転制御するものである。5
6は操作部であり、使用者が操作部56のスイッチを押
すことで空気清浄器51の運転を開始させたり、停止さ
せたりできるようにするスイッチや動作状態を示す表示
装置がならべられている。57はファンモータである。 【0043】次に動作について説明する。最初、空気清
浄器51及び電気掃除機本体1は停止しているとする。
次に使用者が電気掃除機本体1に接続されたホースの把
手操作部のスイッチを操作して動作させると、電気掃除
機本体1の吸引ファンモータが回転するためその回転音
が室内に放射される。空気清浄器51に取り付けられて
いる室内音センサ52が電気掃除機本体1の運転音を受
ける。 【0044】一般に電気掃除機の運転音はモータの回転
数に等しい周波数の音と、同じくモータの回転数の整数
倍の周波数の音、および床ノズルの吸引口から出るシュ
ーという風きり音が大きな音となって放射される。周波
数成分検知部53は室内音センサ52からの室内音を電
気信号したものを受け取り上記のf1からf5の各周波
数帯域に分けた信号を出力する。音源判定部54は、f
1からf5の各周波数帯域毎の音の強弱パターンを調
べ、たとえば、f2とf3およびf5の周波数成分の音
がかなり強く、f1とf4の周波数成分の音が弱いとき
は電気掃除機を使用していると判定する。 【0045】制御部55は音源判定部54から電気掃除
機使用検出という信号を受け取るとファンモータ57を
回転させ空気清浄器51の運転を開始させる。この結
果、空気清浄器51が停止していても、電気掃除機本体
1を使い始めると室内音センサ52で受けた室内音を周
波数成分検知部53が各周波数成分に分け、音源判定部
54がその周波数成分から電気掃除機が発する音である
と判断することにより、空気清浄器51は動作を開始
し、掃除することによって舞い上がったほこりを速やか
に吸い込み空気をきれいにすることができる。 【0046】 【発明の効果】本発明によれば、電気掃除機の電源コー
ドを流れる電流を非接触で検出する電流センサを有する
運転制御装置を電気掃除機の電源コードに取り付けるこ
とで、既存の電気掃除機を改造することなく、電気掃除
機を使って掃除を始めると空気清浄器を自動的に運転さ
せて、舞い上がったほこりを速やかに除去することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明第1の実施例を示す空気清浄器の運転制
御装置のブロック図 【図2】(a)本発明第1の参考例を示す空気清浄器と
電気掃除機の配置図 (b)同空気清浄器の運転制御装置のブロック図 【図3】(a)本発明第2の参考例を空気清浄器と電気
掃除機の配置図 (b)同空気清浄器の運転制御装置のブロック図 【図4】(a)本発明第3の参考例を空気清浄器と電気
掃除機の配置図 (b)同空気清浄器の運転制御装置のブロック図 【図5】(a)本発明第4の参考例を示す空気清浄器と
電気掃除機の配置図 (b)同空気清浄器のブロック図 【符号の説明】 1 電気掃除機本体 7 電流センサ 8 判定部 9 符号発生部 10 リモコン信号送信部 11、51 空気清浄器 12、21、31、41 空気清浄器の運転制御装置 22 振動センサ 23 振動源判定部 32 風量センサ 33 風量判定部 42 運転音センサ 43 運転音判定部 52 室内音センサ 53 周波数成分検知部 54 音源判定部 55 制御部 56 操作部 57 ファンモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林田 幸雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山浦 泉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 広瀬 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−180215(JP,A) 特開 平3−10928(JP,A) 特開 平3−16824(JP,A) 特開 昭64−30618(JP,A) 実開 平1−107445(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/00 - 46/54 A47L 9/28 B03C 3/68 F24F 7/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 電気掃除機の電源コードに流れる電流を
    検出する非接触型の電流センサと、この電流センサの出
    力信号に応じて空気清浄器を運転するためのリモコンコ
    ードを生成する符号発生部と、この符号発生部が出力す
    る電気信号を赤外線や電波などの無線信号にして送り出
    すリモコン信号送信部からなり、電気掃除機の電源コー
    に後付けで装着可能とした空気清浄器の運転制御装
    置。
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