JP3521311B2 - 多軸巻取軸駆動装置 - Google Patents

多軸巻取軸駆動装置

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JP3521311B2 JP2000249243A JP2000249243A JP3521311B2 JP 3521311 B2 JP3521311 B2 JP 3521311B2 JP 2000249243 A JP2000249243 A JP 2000249243A JP 2000249243 A JP2000249243 A JP 2000249243A JP 3521311 B2 JP3521311 B2 JP 3521311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は巻取軸駆動装置、特
に6軸等、多軸巻取方式に有効な多軸巻取軸駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】前工程より連続して流れてくるフィルム
をロール状に巻取る巻取機は通常、巻取中の巻取軸と、
次に巻替える新巻芯側の巻取軸との最低、2軸を必要と
するが、この2軸は巻取中から新巻芯に巻替える動作も
含め、常に独立した駆動であり、それぞれに必要な駆動
制御をするためモータを備えている。
【0003】図4及び図5は上記従来の巻取機の駆動装
置例であり、ターレット盤T,T に亘設され各軸受
3,4に支持されているシャフトSの図の上方には巻芯
軸C に巻取られるロールRが配置され、図の下方には
巻替えられる新巻芯軸Cが待機位置にある。
【0004】この状態において、ターレット盤T,T
は図示なき駆動源よりの動力を受けたターレット旋回
ウォームギヤ8によって駆動されると共に、巻芯軸C
はモータMよりプーリ5を介して機枠1内側のプーリ
6に伝動される動力によって中間軸受7を介して回転が
伝達される一方、新巻芯軸C側に対しては他のモータ
が使用され、同様に機枠2を通りプーリ5′,プー
リ6′,中間軸受7′を経て新巻芯軸に必要な駆動が与
えられるようになっている。
【0005】
【発明が解決使用とする課題】ところで、巻取軸が従来
の如く2軸の場合は、一巻取軸,一モータ方式であって
も構造上、特に問題はないが、3軸から6軸など、多軸
の場合、巻軸と巻取モータ間に電磁クラッチ等を数多く
使用する必要があり、構造が極めて複雑になると共に、
大幅なコストアップとなり、実質上、一巻取軸,一モー
タ方式は不可能である。
【0006】本発明は上述の如き実状に鑑み、これに対
処すべく多軸巻取方式でありながら、巻取に必要な2軸
を2台のモータで交互に連続的に切替えることにより2
台のモータを含む駆動系だけで駆動を可能ならしめ、構
造を単純化すると共に大幅なコストダウンを達成するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合す
る本発明は6軸等、少なくとも3軸以上の多軸巻取軸を
具備したターレット式巻取機において、ターレット盤の
一側外側で、巾方向に位置をずらして2台の駆動モータ
を設置し、これら2台の駆動モータ夫々に、該モータか
ターレット回転する多軸のうち、巻取りに必要な巻取
中の巻取軸と、巻替える新巻芯側巻取軸の助走運転を駆
動可能に無端駆動ベルトによる駆動系を形成し、各駆動
系により夫々、巻取中の巻取軸と巻替える新巻芯側巻取
軸の助走運転を交互に駆動せしめると共に、両駆動系を
交互に連続的に切り替え、駆動可能ならしめることを特
徴とする。なお、各駆動モータから各巻取軸への駆動系
には、ベルトテンションプーリを含む無端駆動ベルトを
用いることがトルク制御を精度よく維持するのに有効で
あり、好適である。
【0008】
【作用】各駆動モータより巻取中の巻取軸と、隣接した
巻替える新巻芯側の巻取軸とを駆動し、巻芯にロール状
にフィルムを巻取ると共に、新巻芯側巻取軸は巻き替え
に備え、そしてロール状巻取りが満巻ロールとなってタ
ーレットの回転により次の位置に移行すると、新巻芯軸
は巻取位置に移行して巻取り駆動のモータによりフィル
ム巻取りを開始する。一方、満巻ロールは移行位置にお
いて、満巻ロールの取り出し、新巻芯管の供給を行い、
次のターレット回転に備える。
【0009】かくて、ターレットの回転により前工程よ
り流れてくるフィルムを連続的に満巻ロールから新巻芯
軸に巻替え、多軸巻取りであっても巻取りに必要な2軸
を2台の駆動モータで交互に連続的に切り替えが可能と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、更に添付図面を参照し、本
発明の具体的態様を説明する。
【0011】図1は本発明に係る巻取軸駆動装置の1例
であり、図において、1,2は機枠、3,4はターレッ
ト盤T,,T間に亘設されたシャフトSを保持する
軸受部であり、シャフトSの一端側に図示なき駆動源か
らのウォームに係合してターレット旋回用ウォームギヤ
8が設けられていることは図4に示す従前の装置構成と
同様であるが、本実施例においては2台の巻取軸駆動モ
ータA,Bがターレット盤の一側に巾方向に位置をずら
して設置されている。そして、その1つの駆動モータA
はプーリ11,12に張設された駆動ベルト13を介し
て巻取中の巻芯軸C側で巻取ロールRの巻取軸を駆動
するように設定されており、他方の駆動モータBはプー
リ14,15に張設された駆動ベルト16を介して新巻
芯管C側の巻取軸を駆動するように設定されている。
【0012】図2及び図3は上記の如き設定された本発
明駆動装置の各駆動モータA,Bによる駆動態様を示
し、a〜fの6軸ターレット方式について図示してい
る。図2において、巻取軸bはテンションプーリ17を
含む前記プーリ間に張設された駆動ベルト13に接して
駆動モータAにより駆動され、巻取軸cはテンションプ
ーリ18を含む駆動ベルト16に接して駆動モータBに
より駆動されていて、巻取軸bは次の巻替準備のため新
巻芯の状態で助走運転が駆動モータAにより行われ、巻
取軸cはフィルム巻取中で駆動モータBにより駆動され
ている。一方。巻取軸dは巻取りを終了して駆動モータ
Aの駆動ベルトから離れて停止し満巻ロールの取り出
し、新巻芯に巻替える動作を含め、一連の動作が行われ
る。このとき、巻取軸a,d,e,fでは駆動モータ
A,Bによる駆動はなされていない。
【0013】次に図3は上記図2の状態よりターレット
盤が60°旋回した状態であり、このときは巻取軸
巻取りを終了して駆動モータの駆動ベルトより外れ、
巻取軸aは駆動モータBにより助走運転駆動され、巻取
軸bは駆動モータAにより巻取り駆動されて、各巻取軸
c,d,e,fは駆動されていない。即ち、ターレット
盤の旋回と共に各巻取軸は順次、交互に連続的に切り替
えられ、2台の駆動モータで6軸が2軸宛、連続して切
り替えられて駆動される。従って、駆動モータにより駆
動される位置において、巻取りに必要な2軸が順次駆動
されることになり、多軸巻取方式でありながら、2台の
駆動モータを含む駆動系でけで済むことになる。
【0014】なお、本実施例ではターレット盤に設けら
れている巻取軸をターレット盤の外側に固定されたフレ
ーム側から直接駆動することから巻取軸を回転させるメ
カロスが低く、特に低巻取張力等、トルク制御を高精度
に維持する制御には有効である。
【0015】以上は6軸のターレット式巻取機について
説明して来たが、6軸に限らず、少なくとも3軸以上に
おいては同様に2台の駆動モータのみの使用で済まされ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように6軸等、少なくと
も3軸以上の多軸巻取軸を具備したターレット式巻取
において、ターレット盤の一側外側に位置をずらして
台の駆動モータを設置し、これら2台の駆動モータ夫々
に、該モータからターレット回転する多軸のうち、巻取
りに必要な巻取中の巻取軸と、巻替える新巻芯側巻取軸
の助走運転を駆動可能に無端駆動ベルトによる駆動系を
形成し、各駆動系により夫々、巻取中の巻取軸と巻替え
る新巻芯側巻取軸の助走運転を交互に駆動せしめると共
に、両駆動系を交互に連続的に切り替え、駆動可能なら
しめたものであり、多軸でありながら2軸の駆動系を有
効的に切り替えて使用できるため、電磁クラッチ等を数
多く使用する等の複雑な機構は必要がなく、構造が極め
て単純化されると共に、2台のモータを含む駆動系だけ
で済むため大幅なコストダウンとなる顕著な効果が期待
される。また、2台のモータはターレット外であるため
通電が容易である利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明多軸巻取軸駆動装置の要部概要図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る6軸ターレット巻取機の
巻取軸駆動装置の駆動態様説明図である。
【図3】図2のターレット盤が60°旋回したときの駆
動態様説明図である。
【図4】既知の2軸ターレット式巻取機における巻取軸
駆動装置の要部概要図である。
【図5】図4の装置の駆動態様説明図である。
【符号の説明】
,,T ターレット盤 R 巻取ロール C 巻取中の巻取軸 C 巻替える新巻芯側巻取軸 A,B 駆動モータ 13,16 駆動ベルト

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】6軸等、少なくとも3軸以上の多軸巻取軸
    を具備したターレット式巻取機において、ターレット盤
    の一側外側で、巾方向に位置をずらして2台の駆動モー
    タを設置し、これら2台の駆動モータ夫々に、該モータ
    からターレット回転する多軸のうち、巻取りに必要な
    取中の巻取軸と、巻替える新巻芯側巻取軸の助走運転を
    駆動可能に無端駆動ベルトによる駆動系を形成し、各駆
    動系により夫々、巻取中の巻取軸と巻替える新巻芯側巻
    取軸の助走運転を交互に駆動せしめると共に、両駆動系
    交互に連続的に切り替え、駆動可能ならしめたことを
    特徴とする多軸巻取軸駆動装置。
  2. 【請求項2】各駆動モータから各巻取軸への動系にベ
    ルトテンションプーリを含む無端駆動ベルトを使用する
    請求項1記載の多軸巻取軸駆動装置。
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