JP3520428B2 - ヘアードライヤのプラスチック製ノズル - Google Patents
ヘアードライヤのプラスチック製ノズルInfo
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- JP3520428B2 JP3520428B2 JP26778495A JP26778495A JP3520428B2 JP 3520428 B2 JP3520428 B2 JP 3520428B2 JP 26778495 A JP26778495 A JP 26778495A JP 26778495 A JP26778495 A JP 26778495A JP 3520428 B2 JP3520428 B2 JP 3520428B2
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- Japan
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- cross
- hair dryer
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- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はヘアードライヤの吹
出口に装着するプラスチック製ノズルの改良に関する。 【０００２】 【従来の技術】ヘアードライヤのプラスチック製ノズル
は、一般に、ドライヤの吹出口に接続される断面円形の
入口筒部と、該入口筒部の先端側に一体に連続形成され
た偏平筒形の出口筒部とからなる。該出口筒部は、先方
に向かって平行に相対向する一対の断面円弧壁と、互い
に先すぼまり状に対向する一対の絞り壁とで断面長孔形
状に形成されている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記ノズル
では、出口筒部の絞り壁がヘアードライヤから前方へ真
っ直ぐに吹き出す温風を直接受けて熱しやすいため、使
用直後は熱くて冷めにくく、ヘアードライヤから外すと
きなどに熱感を与えて持ちにくくするという問題があっ
た。 【０００４】本発明の目的は、上記のような問題を解消
するためになされたもので、使用直後も熱感を与えるこ
となく持ちやすくするヘアードライヤのプラスチック製
ノズルを提供するにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、断面円形の入
口筒部４の先端側に偏平筒形の出口筒部５を一体に連続
形成し、該出口筒部５は対向する一対の断面円弧壁５ａ
と、対向する一対の絞り壁５ｂとで断面長孔形状に形成
してなるプラスチック製ノズルにおいて、前記絞り壁５
ｂを断面円弧壁５ａよりも薄肉に形成し、前記絞り壁５
ｂの外表面側には凹み８が形成し、前記絞り壁５ｂの断
面円弧壁５ａとの連接部６は屈曲状に形成してあること
を特徴とする。 【０００６】 【作用】熱伝導では壁が薄いほど熱を通しやすいため、
絞り壁５ｂは、使用中は温風により熱くなるが、使用直
後は速く冷めやすい。したがって使用直後も持ちやすく
なる。絞り壁５ｂより厚肉の断面円弧壁５ａはノズル強
度を確保する。 【０００７】 【発明の実施の形態】 （第１実施例）図１ないし図３は本発明の第１実施例を
示す。図３において、１はヘアードライヤ、２はヘアー
ドライヤ１の吹出口３に着脱可能に装着されるプラスチ
ック製ノズルである。図１および図２において、プラス
チック製ノズル２は、耐熱性に優れるプラスチック、例
えばポリアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
アリレート変性樹脂（ポリカーボネートとポリアリレー
トのポリマーアロイ）、ポリエーテルサルホン樹脂、ナ
イロン４６樹脂などで成形され、吹出口３に接続される
断面円形の入口筒部４の先端側に出口筒部５を偏平筒形
状に一体に形成する。偏平筒形の出口筒部５は断面長孔
形状に形成されて、先方向に平行に相対向する上下一対
の断面円弧壁５ａと、先方向に行くに従い互いに接近す
るよう対向する左右一対の絞り壁５ｂとを有する。絞り
壁５ｂの肉厚ｔ2 は断面円弧壁５ａの肉厚ｔ1 よりも薄
く形成することにより使用直後に冷めやすくする。その
際、絞り壁５ｂは出口筒部５の内部に落ち込むように凹
み形成することにより、絞り壁５ｂの外表面側に凹み８
を形成してあるので、この絞り壁５ｂが薄肉に形成され
ていても、不用意な落下などにより該絞り壁５ｂが直
接、床面などに当たるのを避けることができて外力によ
る変形や損傷を防止できる。その際、断面円弧壁５ａは
絞り壁５ａよりも厚肉で、強度が大であるので、これが
直接、床面などに当たっても変形損傷が少なくて済む。
絞り壁５ｂの断面円弧壁５ａとの連接部６は屈曲状に形
成することで、絞り壁５ｂの熱膨張変形を該連接部６で
吸収緩和することができ、断面円弧壁５ａにまで波及し
て変形するのを抑えることができる。 【０００８】 【０００９】（第２実施例） 図４は本発明の第２実施例を示す。この実施例では、絞
り壁５ｂの内外両面に凹み７・８を形成することにより
絞り壁５ｂの肉厚を断面円弧壁５ａのそれよりも薄く形
成してある。その他の構成は第１実施例の場合と同様で
ある。 【００１０】 【発明の効果】本発明によれば、プラスチック製ノズル
の偏平筒形の出口筒部５の絞り壁５ｂの肉厚を断面円弧
壁５ａのそれよりも薄く形成した。したがって、絞り壁
５ｂは使用直後に速く冷めやすく、持ちやすくて使い勝
手が良好である。絞り壁５ｂを薄くすることによりノズ
ル強度が不足気味になるが、これはそれよりも厚肉の断
面円弧壁５ａで補うことができてノズル強度を確保でき
る。
出口に装着するプラスチック製ノズルの改良に関する。 【０００２】 【従来の技術】ヘアードライヤのプラスチック製ノズル
は、一般に、ドライヤの吹出口に接続される断面円形の
入口筒部と、該入口筒部の先端側に一体に連続形成され
た偏平筒形の出口筒部とからなる。該出口筒部は、先方
に向かって平行に相対向する一対の断面円弧壁と、互い
に先すぼまり状に対向する一対の絞り壁とで断面長孔形
状に形成されている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記ノズル
では、出口筒部の絞り壁がヘアードライヤから前方へ真
っ直ぐに吹き出す温風を直接受けて熱しやすいため、使
用直後は熱くて冷めにくく、ヘアードライヤから外すと
きなどに熱感を与えて持ちにくくするという問題があっ
た。 【０００４】本発明の目的は、上記のような問題を解消
するためになされたもので、使用直後も熱感を与えるこ
となく持ちやすくするヘアードライヤのプラスチック製
ノズルを提供するにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、断面円形の入
口筒部４の先端側に偏平筒形の出口筒部５を一体に連続
形成し、該出口筒部５は対向する一対の断面円弧壁５ａ
と、対向する一対の絞り壁５ｂとで断面長孔形状に形成
してなるプラスチック製ノズルにおいて、前記絞り壁５
ｂを断面円弧壁５ａよりも薄肉に形成し、前記絞り壁５
ｂの外表面側には凹み８が形成し、前記絞り壁５ｂの断
面円弧壁５ａとの連接部６は屈曲状に形成してあること
を特徴とする。 【０００６】 【作用】熱伝導では壁が薄いほど熱を通しやすいため、
絞り壁５ｂは、使用中は温風により熱くなるが、使用直
後は速く冷めやすい。したがって使用直後も持ちやすく
なる。絞り壁５ｂより厚肉の断面円弧壁５ａはノズル強
度を確保する。 【０００７】 【発明の実施の形態】 （第１実施例）図１ないし図３は本発明の第１実施例を
示す。図３において、１はヘアードライヤ、２はヘアー
ドライヤ１の吹出口３に着脱可能に装着されるプラスチ
ック製ノズルである。図１および図２において、プラス
チック製ノズル２は、耐熱性に優れるプラスチック、例
えばポリアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
アリレート変性樹脂（ポリカーボネートとポリアリレー
トのポリマーアロイ）、ポリエーテルサルホン樹脂、ナ
イロン４６樹脂などで成形され、吹出口３に接続される
断面円形の入口筒部４の先端側に出口筒部５を偏平筒形
状に一体に形成する。偏平筒形の出口筒部５は断面長孔
形状に形成されて、先方向に平行に相対向する上下一対
の断面円弧壁５ａと、先方向に行くに従い互いに接近す
るよう対向する左右一対の絞り壁５ｂとを有する。絞り
壁５ｂの肉厚ｔ2 は断面円弧壁５ａの肉厚ｔ1 よりも薄
く形成することにより使用直後に冷めやすくする。その
際、絞り壁５ｂは出口筒部５の内部に落ち込むように凹
み形成することにより、絞り壁５ｂの外表面側に凹み８
を形成してあるので、この絞り壁５ｂが薄肉に形成され
ていても、不用意な落下などにより該絞り壁５ｂが直
接、床面などに当たるのを避けることができて外力によ
る変形や損傷を防止できる。その際、断面円弧壁５ａは
絞り壁５ａよりも厚肉で、強度が大であるので、これが
直接、床面などに当たっても変形損傷が少なくて済む。
絞り壁５ｂの断面円弧壁５ａとの連接部６は屈曲状に形
成することで、絞り壁５ｂの熱膨張変形を該連接部６で
吸収緩和することができ、断面円弧壁５ａにまで波及し
て変形するのを抑えることができる。 【０００８】 【０００９】（第２実施例） 図４は本発明の第２実施例を示す。この実施例では、絞
り壁５ｂの内外両面に凹み７・８を形成することにより
絞り壁５ｂの肉厚を断面円弧壁５ａのそれよりも薄く形
成してある。その他の構成は第１実施例の場合と同様で
ある。 【００１０】 【発明の効果】本発明によれば、プラスチック製ノズル
の偏平筒形の出口筒部５の絞り壁５ｂの肉厚を断面円弧
壁５ａのそれよりも薄く形成した。したがって、絞り壁
５ｂは使用直後に速く冷めやすく、持ちやすくて使い勝
手が良好である。絞り壁５ｂを薄くすることによりノズ
ル強度が不足気味になるが、これはそれよりも厚肉の断
面円弧壁５ａで補うことができてノズル強度を確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施例を示すプラスチック製ノズルの斜視
図である。 【図２】第１実施例のプラスチック製ノズルの正面図で
ある。 【図３】第１実施例のプラスチック製ノズルをヘアード
ライヤに装着した状態で示す側面図である。 【図４】第２実施例を示すプラスチック製ノズルの断面
図である。 【符号の説明】 ２ プラスチック製ノズル ４ 入口筒部 ５ 出口筒部 ５ａ 断面円弧壁 ５ｂ 絞り壁
図である。 【図２】第１実施例のプラスチック製ノズルの正面図で
ある。 【図３】第１実施例のプラスチック製ノズルをヘアード
ライヤに装着した状態で示す側面図である。 【図４】第２実施例を示すプラスチック製ノズルの断面
図である。 【符号の説明】 ２ プラスチック製ノズル ４ 入口筒部 ５ 出口筒部 ５ａ 断面円弧壁 ５ｂ 絞り壁
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 断面円形の入口筒部（４）の先端側に偏
平筒形の出口筒部（５）を一体に連続形成しており、 前記出口筒部（５）は対向する一対の断面円弧壁（５
ａ）と、対向する一対の絞り壁（５ｂ）とで断面長孔形
状に形成しており、 前記絞り壁（５ｂ）は断面円弧壁（５ａ）よりも薄肉に
形成してあり、 前記絞り壁（５ｂ）の外表面側には凹み（８）が形成し
てあり、 前記絞り壁（５ｂ）の断面円弧壁（５ａ）との連接部
（６）は屈曲状に形成してあ ることを特徴とするヘアー
ドライヤのプラスチック製ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26778495A JP3520428B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ヘアードライヤのプラスチック製ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26778495A JP3520428B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ヘアードライヤのプラスチック製ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0984624A JPH0984624A (ja) | 1997-03-31 |
| JP3520428B2 true JP3520428B2 (ja) | 2004-04-19 |
Family
ID=17449546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26778495A Expired - Fee Related JP3520428B2 (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | ヘアードライヤのプラスチック製ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3520428B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP26778495A patent/JP3520428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0984624A (ja) | 1997-03-31 |
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Legal Events
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