JP3519794B2 - Sat設定方法及びsat設定装置 - Google Patents

Sat設定方法及びsat設定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気共鳴イメージング
(MRI)装置のプリサチュレーション(Pre Saturati
on, 以下、単にSATと言う。)設定方法及びSAT設
定装置に関し、特に、SATのグラフィック入力が可能
なSAT設定方法及びSAT設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、核磁気共鳴現象を利用し
て被検体中の所望の検査部位における原子核スピンの密
度分布,緩和時間分布等を計測して、その計測データか
ら被検体の断面を画像表示するものである。
【0003】均一で強力な静磁場発生装置内に置かれた
被検体の原子核スピンは、静磁場の強さによって定まる
周波数(ラーモア周波数)で静磁場の方向を軸として歳
差運動を行う。そこで、このラーモア周波数に等しい周
波数の高周波パルスを外部より照射すると、スピンが励
起されて高いエネルギー状態に遷移する。これを核磁気
共鳴現象と言う。この高周波パルスの照射を打ち切る
と、スピンはそれぞれの状態に応じた時定数で元の低い
エネルギー状態に戻り、この時に外部に電磁波を照射す
る。これをその周波数に同調した高周波受信コイル(R
Fコイル)で検出する。このとき、空間内に位置情報を
付加する目的で、三軸の勾配磁場を静磁場空間に印加す
る。この結果、空間内の位置情報を周波数情報として捕
らえることができる。
【0004】ところで、スキャン領域及び注目領域以外
の周囲の領域からのアーティファクトを緩和するため
に、このような周囲の領域をサチュレーション領域とし
て設定し、プリサチュレーション(SAT)パルスを印
加して励起することが行なわれている。
【0005】ここでSAT設定について図面を用いて説
明する。図13はFOV(FieldOf View)方向(被検体
のイメージのFOV部分(以下、イメージFOVと言
う)に平行な平面)についてのSAT設定を説明するた
めの説明図である。例えば、この図13は被検体の腹部
の断面の一部が示されているものとする。
【0006】このSATの設定を行う場合、オペレータ
コンソールの表示装置上に元画像として被検体のイメー
ジFOV部分を表示する(図13実線部分)。この図1
3の中央部のイメージFOVの領域が実際に元イメージ
としての断層像が表示された部分であり、このイメージ
FOVの領域の周囲(上下左右)のSAT部分を設定す
るためにオペレータが数値入力を行う。
【0007】例えば、図13のイメージFOVの領域に
は被検体のイメージが表示されている。このような表示
画面上にスケールを表示して、イメージFOVの大きさ
を画面上で読み取る。
【0008】そして、その読み取った結果を参照し、各
部(イメージFOVの上下左右)のSAT(図13の破
線部分)についてイメージFOVの端部からSAT端部
までの間隔(Slab Location:〜),SATの厚み
(Slab Thickness:′〜′)を想定し、予め定めら
れた計算方法に基づいてオペレータが計算を行い、各部
の数値を求める。
【0009】同様にして、スライス方向のイメージを表
示し、その画面を参照してスライス方向のSATの設定
を行う。例えば、図14ではスライス方向のSAT設定
のために頭(Head)〜足(Feet)方向の被検体のイメー
ジが表示され、それにスライス位置(図14の実線部
分)が表示されている。このような表示画面上にスケー
ルを表示して、スライスの位置,厚み等を画面から読み
取る。
【0010】そして、その読み取った結果を参照し、各
部(スライス位置のHead方向,Feet方向)のSAT(図
14の破線部分)についてスライスの端部からSAT端
部までの間隔(Slab Location:,),SATの厚
み(Slab Thickness:′,′)を想定し、予め定め
られた計算方法に基づいてオペレータが計算を行い、各
部の数値を求める。
【0011】そして、以上のようにして手計算により求
めたSATの間隔(〜),SATの厚み(′〜
′)の数値をキーボード等の数値入力装置を介して入
力する。例えば、図15のような入力画面が表示されて
おり、オペレータが計算により求めた結果を数値により
順に入力する。ここでは、図13,図14の各部のSA
Tの間隔(〜)及びSATの厚み(′〜′)と
図15の入力項目の関係を明確にするために、数値入力
画面内の各入力項目に図13,図14の各部の対応する
番号を付してある。従って、図13及び図14の破線に
示したSAT領域を想定して、その数値を計算により求
めて、図15の入力画面の〜,′〜′の部分に
数値入力装置から数値入力を行う。
【0012】尚、以上のSAT設定はFOV端,スライ
ス端を基準として相対的に決定しているので、FOV
Relative SATと呼ばれている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のような数値入力
の場合、画面上でイメージFOVやスライスの大きさ,
厚みを読み取ったうえで、更に読み取った数値を用いて
計算をしなければならず、操作が非常に面倒になる不具
合を有している。
【0014】また、スライスの位置を任意の角度に変更
した場合や、複数の異なる角度を有するスライスを行う
場合等のSATの設定は、更に計算が面倒になる不具合
を有している。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、第1の目的は、設定を容易に行うことが可能なSA
T設定方法並びにSAT設定装置を実現することであ
る。また、第2の目的はSATの設定データを効率良く
用いることが可能なSAT設定方法並びにSAT設定装
置を実現することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する第
1の手段は、元画像としてイメージを表示し、表示され
たイメージを参照して、このイメージ上にプリサチュレ
ーション(SAT)を実行する領域をグラフィック入力
により指定することでSATの設定を行うことを特徴と
するSAT設定方法である。
【0017】前記の課題を解決する第2の手段は、MR
I装置においてプリサチュレーション(SAT)の設定
を行うSAT設定装置であって、元画像としてイメージ
を表示する表示手段と、表示手段に表示されたイメージ
を用いて表示画面上でポインティングデバイスを用いて
グラフィック入力によりSATの設定を行う設定手段と
を備えたことを特徴とするSAT設定装置である。
【0018】前記の課題を解決する第3の手段は、MR
I装置においてプリサチュレーション(SAT)の設定
を行うSAT設定装置であって、元画像としてイメージ
を表示する表示手段と、表示手段に表示されたイメージ
を用いて表示画面上でポインティングデバイスを用いて
グラフィック入力によりSATの設定を行う設定手段
と、設定手段によりグラフィック入力により設定された
SATの設定値を数値データに変換し、SATの設定値
に基づいてスキャンを実行して得られたデータからイメ
ージを生成する処理手段と、SATの設定に基づいてス
キャンを行って得られたイメージと関連した状態でSA
Tの数値データを保存するデータ保存手段とを備えたこ
とを特徴とするSAT設定装置である。
【0019】
【作用】課題を解決する第1の手段であるSAT設定方
法においては、元画像として表示されたイメージを表示
しておいて、この表示画面上でSATを実行する領域が
グラフィック入力により設定される。
【0020】課題を解決する第2の手段であるSAT設
定装置においては、元画像として表示手段に表示された
イメージを用いて、設定手段を介して表示画面上でポイ
ンティングデバイスを用いてグラフィック入力によりS
ATの設定が行われる。
【0021】課題を解決する第3の手段であるSAT設
定装置においては、元画像として表示手段に表示された
イメージを用いて、設定手段を介して表示画面上でポイ
ンティングデバイスを用いてグラフィック入力によりS
ATの設定が行われ、設定されたSATの設定値が処理
手段で数値データに変換され、SATの設定に基づいて
スキャンを行って処理手段で得られたイメージと関連し
た状態でSATの数値データが保存手段で保存される。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例のSAT設定装置
の主要部の構成を示す構成図である。
【0023】この図1において、MRI装置1は本発明
の一実施例のSAT設定方法を実現するものであり、ま
た、本発明の一実施例のSAT設定装置を構成するもの
である。計算機2は操作卓13からの指示に基づき、M
RI装置1全体の動作を統括的に制御する。シーケンス
記憶回路3は記憶しているシーケンスに基づいて勾配磁
場駆動回路4を動作させ、マグネットアッセンブリ5の
静磁場コイル並びに勾配磁場コイルを用いて静磁場並び
に勾配磁場を発生させる。また、このシーケンス記憶回
路3はゲート変調回路7を制御し、RF発信回路6で発
生したRFパルスを所定の波形に変調して、RF電力増
幅器8からマグネットアッセンブリ5の送信コイルに加
える。
【0024】マグネットアッセンブリ5の受信コイルで
得られたNMR信号(例えばエコー信号)は、前置増幅
器9を介して位相検波器10に入力される。位相検波器
10はRF発振回路9の出力を参照信号として、前置増
幅器5の受信信号出力を位相検波するものである。この
位相検波器10の出力信号はAD変換器11においてデ
ィジタル信号に変換され、計算機2に入力される。計算
機2で処理された結果(再構成されたイメージ)は表示
装置12に画像表示される。
【0025】図2は上述のSAT設定装置の動作状態、
すなわちSAT設定方法の手順を示すフローチャートで
ある。この図2を参照して動作説明を行う。操作卓13
に配置されたポインティングデバイス(マウス,トラッ
クボールなど)やキーを介し、表示装置12の表示画面
上のグラフィックSATボタン(または、グラフィック
SATの入力を意味するアイコン)が操作されることに
より、グラフィックSATの入力モードに移行する(図
2ステップ)。尚、表示画面上のボタン,アイコン以
外に、各種入力装置の選択ボタン,選択スイッチ等によ
る操作でも同様にグラフィックSATの入力モードに移
行する。
【0026】尚、本実施例において、グラフィックSA
Tとは、表示画面上で具体的なSAT領域の位置の設定
をポインティングデバイスにより表示画面上で行うこと
を意味し、SATの設定の少なくとも一部の項目(例え
ば、SAT領域のいずれか1つの領域,または1つの領
域内のいずれか1つの項目の設定)を行うことも含むも
のとする。
【0027】グラフィックSATの入力モードに移行す
ると、元画像として被検体のイメージが表示される(図
2ステップ)。この元画像に重畳されるようにして、
2本の平行線がSAT設定ラインとして表示される。初
期状態では画面の中心付近に、所定の間隔(SAT厚)
をもって、垂直にSAT設定ラインが表示される。この
様子を図3に示す。また、2本のSAT設定ライン中心
付近には+印のカーソルが表示されており、ポインティ
ングデバイスの操作によってSAT設定ラインの位置を
移動させることが可能になっている。
【0028】また、同時に、SAT設定用の補助画面と
して図4に示すような画面が表示され、数値入力の入力
画面及びキー操作のヘルプ画面として用いることができ
るようになる。
【0029】以下、図4の補助画面に示したキー操作の
一例に従ってSAT設定の具体例を説明する。但し、キ
ー操作の割り当ては単なる一例であり、これ以外のキー
操作も可能である。
【0030】例えば、操作卓13に配置されたトラック
ボール,マウス等のポインティングデバイスにより表示
画面上のカーソル(図3の中心の十字(+)の部分)を
移動させることで、図5に示すようにSAT設定ライン
の位置を変えることができる。
【0031】また、操作卓13に配置されたキー入力装
置を用いた数値による入力で図6に示すようにSAT厚
を変更することもできる。このような場合、図4のThic
hness の入力項目に数値が表示されると共に、図6のS
AT厚も変化する。
【0032】そして、カーソル移動キーを一定の時間以
上押しつづけることで、図7に示すようにSAT設定ラ
インの中心位置(+印)を回転中心としてSAT設定ラ
インを任意の角度に回転させることもできる。更に、図
4の補助画面に示したように、「.」キーを押下するこ
とで、表示カーソルの位置を0°/90°というように
直角に角度を変更することも可能である。
【0033】また、所定のキーを操作することで、1つ
前の設定状態(Prior Sat)に戻り、最新の設定を無効
にすることができる。そして、操作卓13上のキー入力
部等の確定用のキー(図4の補助画面で指示されるEnte
r キー等)を押下することでSATの設定が確定する。
このように、1つ項目の設定を行って確定すると、次の
設定項目が入力状態になる。このようにして、表示画面
の元画像を参照しつつ、任意の位置でSATの設定を行
う。また、END キーを押下することでSAT設定を終了
する(図2ステップ)。
【0034】SAT設定が終了すると、計算機2がグラ
フィックSATによる設定から各項目のデータを算出
し、数値入力の場合と同様なデータとしてシーケンス記
憶回路3に指示を与える。また、この各項目のデータは
図8に示す画面の(a)及び(c)に数値として表示さ
れる。
【0035】尚、この図8に一例として示す画面では、
(a)はグラフィック/数値併用の項目であり、(b)
は数値専用の項目であり、(c)はグラフィック専用の
項目である。すなわち、この図8に示した画面は、入力
の容易さに応じて数値入力とグラフィック入力とが併用
できるシステムを想定している。但し、グラフィック入
力専用とすることも当然可能であり、そのような場合に
は数値入力の項目が無くなる。
【0036】この図8の各項目とSATとの関係を図9
及び図10に示す。すなわち、図8の各項目について
は、イメージFOVの端部からSAT端部までの間隔
(FOVoffset:〜),SATの厚み(Slab Thicknes
s:′〜′),SATの位置(Absolute offset:
”〜”)は図9及び図10のようになっている。ま
た、図8のチルト(Tilt)については、傾きを有するス
ライスを行う場合の、SATの傾き(チルト角)を意味
している。ここで、LR,AP,HFとは、それぞれ左
右(Left-Right)方向の傾き,上下(Anterior-Posteri
or)方向の傾き,頭−足(Head-Feet)方向の傾きを意
味している。
【0037】以上で、一通りのグラフィックSAT設定
は完了するが、異なる元画像を表示して再度グラフィッ
クSAT設定を繰り返すことも可能である(図2ステッ
プ→)。例えば、元画像を任意の角度で回転させる
等して、再度グラフィックSAT設定を繰り返すことが
可能である。
【0038】そして、グラフィックSAT設定が完了し
た時点でスキャンが実行される(図2ステップ)。こ
のスキャンにおいては、グラフィックSAT設定により
定められた領域でSATパルスが印加されて励起が行な
われる。
【0039】以上詳細に説明したように、グラフィック
によるSAT設定を行うようにしたことで、設定操作が
極めて簡単になる。また、元画像を回転させた場合にも
何等面倒な作業は発生しない。
【0040】また、スキャンが終了して作成されたイメ
ージは記憶装置14に格納される。この際に、上述のグ
ラフィックSAT設定データをイメージと関連付けて格
納しておくようにする。例えば、図11(a),(b)
に示すようなデータ形式により格納する。
【0041】ここで図11(a)はAbsolute
SATが指定された場合であり、図11(b)はFOV
Relative SATが指定された場合のデータ
形式を示している。ここで、Absolute SAT
とは本願発明によるグラフィックSAT設定により絶対
値としての座標が指定された場合であり、また、FOV
Relative SATとはFOV端,スライス端
を基準として相対的に数値入力により座標が指定された
従来方法による場合を意味している。
【0042】また、図11(a)において、「H:P
S」は頭(Head)方向のSATの位置(ポジション:Ab
solute offset ,絶対値のため±の符号を有する)を示
しており、同様に、F,A,P,L,Rはそれぞれ足
(Feet),上(Anterior),下(Posterior),左(Lef
t),右(Right)方向についての各項目を示している。
また、「TH」は頭方向のSAT厚(Slab thicknes
s)、「LR」,「AP」,「HF」は上述のLR,A
P,HF方向のチルト角を示している。そして、図中の
****で示した部分に設定された数値が格納される。ま
た、図11(b)において、H,F,A,P,L,Rは
図11(a)と同様な意味を有し、この場合は相対値で
あるので±の符号は無く、必要に応じて内側か外側かを
示すI,Oの符号と共にデータが格納される。
【0043】そして、図12に示すように、グラフィッ
クSAT設定(図12ステップ〜),スキャン(図
12ステップ)の後に、手術が行なわれたような場合
に、再度手術前と同一条件でスキャンを行いたい場合も
存在する。
【0044】そのような場合に、再度、同一条件のグラ
フィックSAT設定をポインティングデバイスを用いて
行うことは不可能に近い。そこで、イメージデータと関
連して格納されたグラフィックSAT設定データを読み
出し、従来の場合の数値入力データと同様にして扱い、
前回のスキャンと同一条件でのスキャン(図12ステッ
プ)を実行することが可能になる。
【0045】以上詳細に説明したように、グラフィック
画面上でグラフィック的にSAT領域を設定してスキャ
ンを行ない、このようにして得られたイメージと関連し
た状態でグラフィックSAT設定データを格納するよう
にしたことで、グラフィックSATの設定データを効率
良く用いて再現性の良いスキャンを実行することが可能
になる。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、グラフィッ
クによるSAT設定を行うようにしたことで、設定操作
が極めて簡単になり、また、元画像を回転させた場合に
も何等面倒な作業を必要とせずに、容易に設定が行える
SAT設定方法並びにSAT設定装置を実現できる。
【0047】また、グラフィックSAT設定されてスキ
ャンが行なわれて得られたイメージと関連した状態でS
AT設定データを関連付けて格納するようにしたこと
で、グラフィックSATの設定データを効率良く用いて
再現性の良いスキャンを複数回実行することが可能なS
AT設定方法並びにSAT設定装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のSAT設定装置の構成例を
示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例のSAT設定方法の手順を示
すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例のグラフィックSAT設定に
よる設定時の表示画面の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例のグラフィックSAT設定に
よる表示画面の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例のグラフィックSAT設定に
よる設定時の表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施例のグラフィックSAT設定に
よる設定時の表示画面の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施例のグラフィックSAT設定に
よる設定時の表示画面の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施例のグラフィックSAT設定に
よる設定データの表示画面の一例を示す説明図である。
【図9】図8における各項目の位置関係を説明するため
の説明図である。
【図10】図8における各項目の位置関係を説明するた
めの説明図である。
【図11】本発明の一実施例のグラフィックSAT設定
により得られた設定データの格納時のデータ形式の一例
を示す説明図である。
【図12】本発明の他の実施例のSAT設定方法の手順
を示すフローチャートである。
【図13】従来のSAT設定の様子を示す説明図であ
る。
【図14】従来のSAT設定の様子を示す説明図であ
る。
【図15】従来の数値入力によるSAT設定の様子を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 MRI装置 2 計算機 3 シーケンス記憶回路 4 勾配磁場駆動回路 5 マグネットアセンブリ 6 RF発振回路 7 ゲート変調回路 8 RF電力増幅器 9 前置増幅器 10 位相検波器 11 AD変換器 12 表示装置 13 操作卓 14 記憶装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−269113(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元画像として被検体のイメージを表示
    し、 前記表示された被検体のイメージを参照して、ポインテ
    ィングデバイスを用いて表示画面上のカーソルを移動さ
    せてSAT設定ラインを指定し、キー入力装置を用いて
    数値による入力でSAT厚を指定し、カーソル移動キー
    を一定時間以上押しつづけてSAT設定ラインを任意の
    角度に回転させることにより、前記イメージ上にプリサ
    チュレーション(SAT)を実行する領域を指定してS
    ATの設定を行うことを特徴とするSAT設定方法。
  2. 【請求項2】 MRI装置においてプリサチュレーショ
    ン(SAT)の設定を行うSAT設定装置であって、 元画像として被検体のイメージを表示する表示手段と、 ポインティングデバイスを用いて表示画面上のカーソル
    を移動させてSAT設定ラインを指定し、キー入力装置
    を用いて数値による入力でSAT厚を指定し、カーソル
    移動キーを一定時間以上押しつづけてSAT設定ライン
    を任意の角度に回転させることにより、前記表示手段に
    表示されたイメージ上にプリサチュレーション(SA
    T)を実行する領域を指定してSATの設定を行う設定
    手段とを備えたことを特徴とするSAT設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のSAT設定装置であっ
    て、 前記設定手段により設定されたSATの設定値を数値デ
    ータに変換し、SATの設定値に基づいてスキャンを実
    行して得られたデータからイメージを生成する処理手段
    と、 SATの設定に基づいてスキャンを行って得られたイメ
    ージと関連した状態でSATの数値データを保存するデ
    ータ保存手段とを備えたことを特徴とするSAT設定装
    置。
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