JP3519230B2 - 画像データの色補正方法 - Google Patents

画像データの色補正方法

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JP3519230B2
JP3519230B2 JP00349597A JP349597A JP3519230B2 JP 3519230 B2 JP3519230 B2 JP 3519230B2 JP 00349597 A JP00349597 A JP 00349597A JP 349597 A JP349597 A JP 349597A JP 3519230 B2 JP3519230 B2 JP 3519230B2
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    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
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    • H04N1/6019Conversion to subtractive colour signals using look-up tables

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  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ等により
読み取ったカラー画像データに対してルックアップテー
ブルを用いて色補正する画像データの色補正方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、スキャナ等を用いてカラー画像
をパソコンなどの画像処理装置に読み取る場合、スキャ
ナの色分解性能が、そのカラーフィルターやCCD(Cha
rge Coupled Device)の特性等の影響を受けることに起
因して、読み取った画像データは必ずしも原画像の階調
(色調)を適切に再現するものとはならない。このた
め、読み取った画像データを用いてプリンタで印刷した
り、或いはCRT(CathodeRay Tube)上に表示する際
に、本来の階調が再現されるように画像データを色補正
する必要がある。
【0003】この色補正の方法として、多項式近似や3
次元ルックアップテーブル(以下、「3DLUT」また
は単に「LUT」と記す)を用いた方法が知られてい
る。このうち、多項式近似による方法では、一般にはR
GB(Red-Green-Blue)の入力データ(R,G,B)とそ
の理想値(RTRUE,GTRUE,BTRUE)との関係を下式
(1)のような2次の多項式(マトリクス演算式)とし
て近似的に仮定し、十回帰分析を行って係数a10〜a
39を求める。そして、係数が求められた式(1)を用
いて色補正を近似的に行う。
【0004】
【数1】
【0005】この多項式近似による方法によれば、LU
Tのファイルを作成する必要がないので、その分のメモ
リ容量を削減できる反面、計算が複雑な為、処理時間を
要するという欠点がある。
【0006】これに対して、LUTを用いる方法では、
例えば特公昭55−30222号公報に従来技術として
記述されているように、先ず、スキャナなどでRGB(R
ed-Green-Blue)のデータ(R,G,B)を読み取って、
濃度データ(Dr,Dg,Db)に変換し、それをプリ
ンタ等の印刷インキで表現可能な濃度データ(Dr1,
Dg1,Db1)に圧縮した後、A/D変換して、シア
ン、マゼンタ、イエローの色データ(C1,M1,Y
1)を生成する。ここで、例えばプリンタで印刷して得
られる画像の色データ(C,M,Y)を得るための濃度
データ(Dr2,Dg2,Db2)を逆算することによ
り、画像処理装置側における濃度データ(Dr2,Dg
2,Db2)と色データ(C,M,Y)との関係を記述
した関数を得ることができる。
【0007】画像処理装置では、これらの関係を記述し
た関数を用いて、本来あるべき色データ(C,M,Y)
とスキャナにより読み取って得られる色データ(C1,
M1,Y1)との差分(C−C1,M−M1,Y−Y
1)を求め、これを誤差(ΔC,ΔM,ΔY)として予
めLUT化しておく。そして、画像処理装置がスキャナ
により読み取られた画像をプリンタで印刷する場合、ス
キャナで読み取って得られた色データ(C1,M1,Y
1)に誤差(ΔC,ΔM,ΔY)を加算して色データ
(C1+ΔC,M+ΔM,Y+ΔY)に補正し、スキャ
ナとプリンタとの特性を整合させて、原稿の色階調を正
しく再現する。
【0008】ここで仮に、スキャナにより読み取って得
られる画像データの全ての階調に対してLUTを準備す
るものとした場合、このLUTを格納するための多くの
メモリ容量を必要とする。そこで、画像データの代表点
についてのみLUTを準備するものとし、その代表点を
はずれた画像データが入力された場合には、LUTを線
型補間処理して色補正を行う。
【0009】以下、上述のLUTを用いた従来の色補正
方法及びLUTの線形補間処理について、図6を参照し
ながら、原稿1の画像をスキャナ2で読み取ってパソコ
ン3に接続されたCRT4に表示する場合を例として、
さらに詳細に説明する。同図に示すように、原稿1の画
像がXYZ表色系における各色成分(X1,Y1,Z
1)(CIEのX,Y,Z値)を有するものとすると、
スキャナ2は原稿1の画像をRGBの3原色に色分解し
て、RGB表色系のデータ(IR,IG,IB)をパソ
コン3に出力する。このデータ(IR,IG,IB)
は、通常のパソコンの場合、各成分共に256階調を表
現する。
【0010】CRT4がNTSC(National Television
System Committee)に準拠するものである場合、スキャ
ナ2で読み取ったデータ(IR,IG,IB)自体がN
TSCでの値(理想値)と整合したものとなることが望
ましいが、冒頭で述べたように、スキャナの色分解性能
がそのカラーフィルター等の影響を受けることに起因し
て、必ずしもNTSCに整合した値とはならない。そこ
で、前述のように、その色補正を行う必要が生じる。
【0011】ところで、図6に示す原稿1のXYZ表色
系の値(X1,Y1,Z1)は、NTSCで定められて
いる演算処理に従って、RGB表色系のデータ(OR,
OG,OB)に逆変換することが出来る。また、その時
のパソコン3の入力データ(IR,IG,IB)は原稿
1をスキャナ2で読み取って実験的に求めることができ
る。従って、CRT4上のデータ(X1,Y1,Z1)
に対するデータ(OR,OG,OB)と実際の入力デー
タ(IR,IG,IB)とをスキャナの色再現の出来る
範囲で複数求めることにより、これらの関係を多項式近
似して関数化することができる。
【0012】このようにして求めた関数を用いて、入力
データ(IR,IG,IB)の後述する代表点につい
て、そのNTSCに整合するデータ(OR,OG,O
B)(理想値)との差分(OR−IR,OG−IG,O
B−IB)を求めて誤差E1(E1r,E1g,E1
b)とし、これにより図6に示す第1ルックアップテー
ブルAを構成して、パソコン3のメモリ5に格納してお
く。
【0013】このような第1ルックアップテーブルAを
備えた画像処理装置としてのパソコン3は、データ(Δ
R,ΔG,ΔB)をスキャナ2から入力すると、ルック
アップテーブルAを参照して、このデータ(IR,I
G,IB)に対して定義された誤差E1(ΔR,ΔG,
ΔB)を読み取り、下式(2a)〜(2c)の補正演算
を行って、入力データ(IR,IG,IB)をデータ
(OR,OG,OB)に補正する。
【0014】 OR=IR+ΔR ・・・(2a) OG=IG+ΔG ・・・(2b) OB=IB+ΔB ・・・(2c)
【0015】ここで、仮に誤差E1をパソコン3が利用
できる色数全てに対してLUT化して格納しようとする
と、色補正を全ての入力データに対して直接的に行うこ
とはできるが、例えば24ビットカラー表示(1600
万色表示)を行う場合、48Mbyteものメモリ容量を必
要とし、現実的でない。
【0016】そこで、図7に概念を示すように、例えば
RGBの各色成分について256階調の表示(1600
万色表示)を行うものとした場合、RGBの3次元空間
座標の各成分について、例えば8階調(所定の階調数)
を1ステップとして格子状に区切り、各格子点に位置す
る画像データの代表点に対する誤差のみから第1ルック
アップテーブルAを構成する。これにより、LUTの規
模が縮小され、メモリ5の容量を節約することができ
る。以下、この代表点の画像データに対する誤差を「第
1誤差」と記す。即ち、第1ルックアップテーブルA
は、第1誤差から構成される。
【0017】なお、図7では、RGBのそれぞれの方向
について8階調を1ステップとして4等分した場合を例
としたが、例えば、それを32等分して代表点の数を増
やしたとしても、96Kbyte程度のメモリ容量があれ
ば、図6に示すメモリ5に第1ルックアップテーブルA
を格納することが可能となる。
【0018】この方法では、スキャナ2から入力するデ
ータ(IR,IG,IB)が代表点の画像データである
場合、第1ルックアップテーブルAを参照して前述の式
(2a)〜(2c)を用いることにより、適切に色補正
を行うことができる。しかし、画像データが代表点から
ずれた場合には、参照すべき誤差は第1ルックアップテ
ーブルAに存在しない。
【0019】この場合に、前述の式(2a)〜(2c)
を適用すると、図8に色補正の入出力特性を例示するよ
うに、代表点を除いて、入力(IR,IG,IB)と出
力(OR,OG,OB)とが一致せず、階調の再現性が
悪いものとなる。この特性を用いて画像データを色補正
すると、例えばマッハバンド等の好ましくない現象が発
生する。
【0020】そこで、代表点をはずれた画像データに対
して適切な色補正を行うため、第1ルックアップテーブ
ルAの第1誤差に対して線型補間処理を行って適切な誤
差を求めることとなる。特公昭55−30222号公報
で述べているように、従来の線形補間処理では下式のよ
うな演算を各画像点について行っている。
【0021】 C=Clmn +{(R−Rl)/(Rl+1−Rl)×(Cl+1mn−Clmn)} +{(G−Gm)/(Gm+1−Gm)×(Clm+1n−Clmn)} +{(B−Bn)/(Bn+1−Bn)×(Clmn+1−Clmn)} ≡Clmn+ΔRl・ΔCl+1mn+ΔGm・ΔClm+1n +ΔBn・ΔClmn+1
【0022】 M=M1mn +{(G−Gm)/(Gm+1−Gm)×(Mlm+1n−Mlmn)} +{(B−Bn)/(Bn+1−Bn)×(Mlmn+1−Mlmn)} +{(R−Rl)/(Rl+1−R1)×(Ml+1mn−Mlmn)} ≡Mlmn+ΔGm・ΔMlm+1n+ΔB・ΔMlmn+1 +ΔR・ΔMl+1mn
【0023】 Y=Ylmn +{(B−Bn)/(Bn+1−Bn)×(Ylmn+1−Ylmn)} +{(R−Rl)/(Rl+1−Rl)×(Yl+1mn−Ylmn)} +{(G−Gm)/(Gm+1−Gm)×(Ylm+1n−Ylmn)} ≡Ylmn+ΔBn・ΔYlmn+1+ΔRl・ΔYl+1mn +ΔGm・ΔYlm+1n ただし、R,G,Bは色補正前のRGBデータの各成
分、C,M,Yは色補正後の色データの各成分、l,
m,nは3次元座標の各次元を表す。
【0024】一般に、誤差をLUTに定義して用いる
と、次のような利点が得られる。即ち、第1に、色補正
程度の変換の場合、誤差の絶対値を小さくできることか
ら、LUTに定義する誤差のビット数を少なくできる。
第2に、誤差がゼロの部分をLUTに定義する必要がな
く、その分、メモリを節約することができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
多項式近似による方法では、LUTを必要としないの
で、多くのメモリを必要としない反面、複雑な補正演算
を実行する必要があるため、処理に時間を要するという
問題がある。
【0026】一方、上述の従来のLUTを用いる方法で
は、補正処理の演算を比較的単純化できる反面、LUT
に多くのメモリを要する問題がある。また、代表点につ
いてのみLUTを準備する方法によれば、LUTに要す
るメモリを削減できる反面、前述の線形補間をソフトウ
ェア上で処理しようとすると、メモリへの頻繁なアクセ
スを伴った複雑な演算を必要とするため、処理に多大な
時間を要し、専用のハードウェアに頼らざるを得ないと
いう問題がある。
【0027】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、実用上の画質の劣化を招くことなく、ソ
フトウェア上で高速な色補正処理を可能とする画像デー
タの色補正方法を提供することを課題とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決達成するため、以下の構成を有する。即ち、請求項1
に記載の発明に係る画像データの色補正方法は、ルック
アップテーブルを用いた画像データの色補正方法であっ
て、(1)第1のルックアップテーブルを参照して入力
画像データについての第1の誤差を求めるステップと、
(2)第2のルックアップテーブルを参照して前記第1
の誤差についての第2の誤差を求めるステップと、
(3)前記入力画像データの階調を所定階調数で除した
余りと該所定階調数との比に基づき誤差係数を求めるス
テップと、(4)前記入力画像データに前記第1の誤差
と前記誤差係数を乗じた前記第2の誤差とを加算するス
テップとを有し、前記第1のルックアップテーブルは、
前記所定階調数を隔てた入力画像データの代表点につい
て、該代表点の入力画像データとその理想値との差分を
第1の誤差として定義したものであること、また、前記
第2のルックアップテーブルは、前記代表点の入力画像
データの階調を前記所定階調数だけ進めたときの前記第
1の誤差の変化分を第2の誤差として定義したものであ
ること、を特徴とする画像データの色補正方法の構成を
有する。
【0029】また、請求項2に記載の発明に係る画像デ
ータの色補正方法は、第1のルックアップテーブルと第
2のルックアップテーブルとを同量とし、前記第2のル
ックアップテーブルが前記第1のルックアップテーブル
と同時にアクセスされるように、それぞれに同一のアド
レスを割り当てたことを特徴とする請求項1に記載の画
像データの色補正方法の構成を有する。
【0030】また、請求項3に記載の発明に係る画像デ
ータの色補正方法は、第1のルックアップテーブルと第
2のルックアップテーブルとを同量とし、前記第2のル
ックアップテーブルが前記第1のルックアップテーブル
に連続してアクセスされるように、それぞれに連続した
アドレスを割り当てたことを特徴とする請求項1に記載
の画像データの色補正方法の構成を有する。
【0031】以下、上記構成された本発明の作用につい
て述べる。即ち、請求項1に記載の発明に係る画像デー
タの色補正方法によれば、先ず、(1)第1のルックア
ップテーブルを参照して入力画像データについての第1
の誤差を求めると共に、(2)第2のルックアップテー
ブルを参照して第1の誤差についての第2の誤差を求
め、さらに、(3)入力画像データの階調を所定階調数
で除した余りと該所定階調数との比に基づき誤差係数を
求める。そして、(4)第1の誤差と、誤差係数を乗じ
た第2の誤差とを入力画像データに加算する。
【0032】ここで、第1の誤差は、所定階調数を隔て
た入力画像データの代表点について、該代表点の入力画
像データとその理想値との差分であって、第1のルック
アップテーブルを構成し、第2の誤差は、代表点の入力
画像データの階調を前記所定階調数だけ進めたときの第
1の誤差の変化分であって、第2のルックアップテーブ
ルを構成する。
【0033】このように、第2の誤差に誤差係数を乗じ
ることにより、代表点からの入力画像データの階調のず
れ量に応じて、第2の誤差が修正される。さらに、この
誤差係数を乗じて修正された第2の誤差を第1の誤差に
加算することにより、入力画像データの階調に応じて第
1の誤差を補間する誤差を得る。この第1の誤差を補間
する誤差を用いることにより、入力画像データが代表点
からはずれた場合であっても、適切に階調(色調)を補
正することができる。
【0034】また、請求項2に記載の発明に係る画像デ
ータの色補正方法によれば、第1のルックアップテーブ
ル及び第2のルックアップテーブルのそれぞれには同一
のアドレスが割り当てられ、しかもそれぞれは同量なの
で、1回のアクセスで第1のルックアップテーブルと第
2のルックアップテーブルとを同時にアクセスして第1
及び第2の誤差を容易に参照することができる。
【0035】さらに、請求項3に記載の発明に係る画像
データの色補正方法によれば、第1のルックアップテー
ブル及び第2のルックアップテーブルのそれぞれには連
続したアドレスが割り当てられ、しかもそれぞれは同量
なので、第1の誤差のアドレスを第1のルックアップテ
ーブルの容量だけシフトすれば第2の誤差のアドレスを
特定することができ、第1の誤差と第2の誤差とを連続
的にアクセスして容易に参照することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して、本
発明の実施の形態に係る画像データの色補正方法につい
て説明する。なお、各図において、同一要素または相当
する要素には同一符号を付し、必要に応じて前述の図7
を援用する。
【0037】図1に示すように、本実施形態の色補正方
法を実行する装置は、前述の図6に示す従来の方法を用
いた装置のハードウェアをそのまま利用する。ただし、
図1に示すパソコン3が実装するメモリ5は、前述のル
ックアップテーブルAに加えて、後述する第2ルックア
ップテーブルBを更に格納する。本実施形態の色補正方
法は、前述の入力画像データの代表点に対する第1誤差
E1に加えて、後述する第2誤差E2からなる第2ルッ
クアップテーブル及び誤差係数Kを導入し、下式(3)
により補正を行う。なお、式(3)において、右辺第3
項の(E2*K)を「補間誤差E12」と定義する。
【0038】 Out(OR,OG,OB)=In(IR,IG,IB)+E1+(E2*K) ・・・(3)
【0039】先ず、第2誤差E2について、図2を参照
して説明する。図2に示す8個の代表点を頂点とする立
方体は、前述の図7に示す格子で区切られた立方体の1
個に対応し、第1誤差E1を原点としたときの第2誤差
E2と補間誤差E12との関係を表す。即ち、図2に示
すように、現在参照されている第1ルックアップテーブ
ルの第1誤差をE1(E1r,R1g,E1b)とし、R方向へ1ス
テップ進ましたデータをR8(R8r,R8g,R8b)とし、G方
向へ1ステップ進ましたデータをG8(G8r,G8g,G8b)と
し、R方向へ1ステップ進ましたデータをB8(B8r,B8
g,B8b)とすると、第2誤差E2(E2r,E2g,E2b)は下記の
計算で求まる。
【0040】 (E2r,E2g,E2b)=(E1r,E1g,E1b)-(R8r,0,0)-(0,G8g,0)-(0,0,B8b) =(E1r-R8r,E1g-G8g,E1b-B8b) ・・・(4)
【0041】このように、第2誤差E2は、第1誤差E
1(原点)に対応する画像データの階調を所定階調数
(8階調)だけ進めたときの第1誤差データの変化分を
表す。この第2誤差E2を、図7に示す各代表点につい
て求めて第2ルックアップテーブルBを構成し、図1に
示すパソコン3のメモリ5に第1ルックアップテーブル
と共に格納する。この場合、第2誤差E2は、図7に示
す各第1誤差E1(代表点)について求められるので、
図1に示すメモリ5が格納する第1ルックアップテーブ
ルAと第2ルックアップテーブルBとは同量となる。
【0042】このようにして求めた第2誤差E2は、上
述のように、代表点の画像データを8階調進めたときの
第1誤差E1の変化分である。従って、各代表点の間に
おいて、誤差の変化が連続的であるものとすれば、図2
に示すように、原点で表される階調の画像データを点Q
で表される階調に進めた場合の第1誤差E1の変化分、
即ち補間誤差E12は、代表点(原点)からの点Qの距
離に応じた誤差係数K(後述)を用いて第2誤差E2を
重みづけすることにより近似的に求められる。そして、
この補間誤差E12を第1誤差E1に加算することによ
り、点Qの画像データに対する誤差を補間する。
【0043】以下、上述の誤差係数Kについて説明す
る。いま、入力した画像データが代表点(原点)からず
れた階調を有する場合、RGBの各成分方向について、
点Pと点Qとの各座標比率を誤差係数K(Kr,Kg,
Kb)として定める。即ち、この場合、各代表点は8階
調だけ離れているので、例えば、図2に示す点Qの座標
値は、RGBの各方向において、6,3,4であるか
ら、Kr=6/8,Kg=3/8,Kb=4/8とな
る。ここで、図2に示す点QのRGB方向の各座標値
は、図7に示す座標空間で表現される画像データを、同
図に示す格子で区切られた立方体の一辺の長さ(所定階
調数)で除した余りとして求められる。
【0044】以上から、図2において、代表点(原点)
からずれた点Qの画像データに対する第1誤差E1(Q)
(E1R(Q),E1G(Q),E1B(Q))は、下式により
補間して得られる。なお、下式右辺第2項は、補間誤差
E12である。
【0045】 E1R(Q)=E1r+E2r*Kr ・・・(5a) E1G(Q)=E1g+E2g*Kg ・・・(5b) E1B(Q)=E1b+E2b*Kb ・・・(5c)
【0046】従って、画像データが代表点からはずれた
場合(第1ルックアップテーブルAに存在しない場合)
には、画像データは下式(6a)〜(6c)により求め
られる。
【0047】 OR=IR+E1R(Q) ・・・(6a) OG=IG+E1G(Q) ・・・(6b) OB=IB+E1B(Q) ・・・(6c)
【0048】例えば、入力画像データの階調が(12
8,64,48)等のように、代表点にある場合(8の
整数倍である場合)、誤差係数K(画像データを所定階
調数「8」で除した余り)はゼロとなる。従って、E1
(Q)=E1r,E1G(Q)=E1g,E1B(Q)=E1
bとなり、データ(OR,OG,OB)は、前述の式
(2a)〜(2c)と同様に、下式(7a)〜(7c)
により求められる。
【0049】 OR=IR+E1r ・・・(7a) OG=IG+E1g ・・・(7b) OB=IB+E1b ・・・(7c)
【0050】また、例えば入力画像データが(134,
67,52)の場合(代表点からはずれた場合)、図2
に例示するように、点QのRGBの各方向の座標値は
(6,3,4)となる。従ってこの場合、式(5a)〜
(5c)は下式(8a)〜(8c)となり、これにより
補正された画像データを得る。
【0051】 OR=IR+E1r+E2r*(6/8) ・・・(8a) OG=IG+E1g+E2g*(3/8) ・・・(8b) OB=IB+E1b+E2b*(4/8) ・・・(8c)
【0052】以上説明したように、第2ルックアップテ
ーブルの第2誤差E2に誤差係数Kを乗じたもの(補間
誤差E12)を第1誤差E1に加算して、第1ルックア
ップテーブルを補間することにより、入力した画像デー
タが代表点からずれたものであっても、適切に補正処理
が行われ、図3に例示するように、色補正の入出力特性
がより理想値に近いものに改善され、滑らかな階調を表
現することが可能となる。
【0053】また、第2誤差E2は第1誤差E1を基に
算出するので、第1ルックアップテーブルと第2ルック
アップテーブルとは同量となり、第1誤差E1と第2誤
差E2とを同じ順番で同一のアドレスを割り付けて格納
しておけば、各ルックアップテーブルを参照するときの
アドレス計算を1回で済ませることができる。
【0054】また、第1誤差E1と第2誤差E2とを同
じ順番で、しかも第2ルックアップテーブルが第1ルッ
クアップテーブルに後続するように、連続したアドレス
を割り付ければ、第1誤差E1のアドレスを一様にシフ
トさせることにより第2誤差E2のアドレスを特定する
ことができ、第2ルックアップテーブルを参照する場合
のアドレス計算を簡略化することができる。
【0055】さらに、第1誤差データE1(第1位ルッ
クアップテーブル)を補間する処理において、画像デー
タを所定階調数「8」で除する場合にはシフト命令を、
また、所定階調数「8」で除した余りを求める場合には
マスク命令を用れば、補間処理における演算速度を上げ
ることができ、処理の高速化を図ることができる。
【0056】ところで、一般に、パソコンでスキャナを
使用する場合、図4に示すように、OS(Operation Sys
tem)上で動作するスキャナドライバというソフトを介し
てその制御を行っている。そこで、上述した本実施形態
の色補正方法の処理をスキャナドライバに組み込んで、
スキャナからパソコン側のスキャナドライバに画像デー
タが転送された際に色補正を行うように構成することが
できる。
【0057】即ち、図5にその処理の流れを示すよう
に、パソコンが装備するスキャナドライバで色補正を行
う場合、先ず、スキャナからスキャナドライバへ画像デ
ータを入力し(ステップS1)、その入力された画像デ
ータに対応する第1誤差E1及び第2誤差E2のアドレ
スを算出する(ステップS2)。次に、ステップS2に
おいて算出したアドレスを基に第1ルックアップテーブ
ルを参照して第1誤差E1を読み取った後、第2ルック
アップテーブルを参照して第2誤差E2を読み取る(ス
テップS3)。これら第1及び第2の誤差を用いて、前
述の式(5a)〜(5c)の補正演算を実行し、画像デ
ータ(OR,OG,OB)を出力する。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下のような効果を得ることができる。請求
項1に記載の発明によれば、画像データの代表点につい
ての誤差(第1誤差)を定義したルックアップテーブル
を参照して色補正するにあたって、代表点からのずれ量
に基づいてルックアップテーブルを補間するようにした
ので、ルックアップテーブルに多くのメモリを要しな
い。
【0059】また、色補正に必要とされる複雑な演算を
予め行って、その演算結果を2種類のLUTとしてメモ
リ上に格納しておくことにより、色補正の処理での複雑
な演算を省くことができ、メモリのアクセスを少なくで
きる。このため、専用のハードウェアを要することな
く、ソフトウエア上で高速に色補正を行って良質な再生
画像を得ることができ、画像処理装置(ハードウェア)
のコストダウンを図ることができる。
【0060】また、色補正での複雑な演算処理を省くこ
とができるので、スキャナドライバ等のドライバソフト
に容易に組み込むことができ、ソフトウェア上で容易に
実現することができる。さらに、第1および第2ルック
アップテーブルは、共に誤差に関するものであることか
ら、この誤差が小さい程、ルックアップテーブルのビッ
ト数(誤差のビット長)を少なくすることができ、メモ
リ容量を節約することができる。
【0061】請求項2に記載の発明によれば、第1ルッ
クアップテーブル及び第2ルックアップテーブルのそれ
ぞれに同一のアドレスを割り当てたので、1回のアドレ
ス演算で第1及び第2ルックアップテーブルを参照する
ことができ、処理の簡略化及び高速化を図ることができ
る。
【0062】請求項3に記載の発明によれば、第1ルッ
クアップテーブルと第2ルックアップテーブルとが連続
するようにアドレスを割り当てたので、一方のルックア
ップテーブルのアドレス演算を行えば、他方のアドレス
演算を簡略化して求めることができ、同様に処理の簡略
化及び高速化を図ることができる。しかもアドレスが重
複しないので、同一のメモリの中に第1及び第2のルッ
クアップテーブルを格納することができ、メモリの数量
を減じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像データの色補正方法を実行する画
像処理装置のシステム構成図である。
【図2】本発明の画像データの色補正方法を説明するた
めの説明図である。
【図3】本発明の画像データの色補正方法による色補正
の特性図である。
【図4】本発明の画像データの色補正方法をスキャナド
ライバに組み込んだシステムの概念図である。
【図5】本発明の画像データの色補正方法をスキャナド
ライバに組み込んで色補正を行う場合のフローチャート
である。
【図6】従来の色補正方法を実行する画像処理装置のシ
ステム構成図である。
【図7】LUTを用いた色補正方法を説明するための説
明図である。
【図8】従来の色補正方法による色補正の特性図であ
る。
【符号の説明】
1 原稿 2 スキャナ 3 パソコン 4 CRT 5 メモリ A 第1ルックアップテーブル B 第2ルックアップテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/60 G03F 3/08 H04N 1/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルックアップテーブルを用いた画像デー
    タの色補正方法であって、(1)第1のルックアップテ
    ーブルを参照して入力画像データについての第1の誤差
    を求めるステップと、(2)第2のルックアップテーブ
    ルを参照して前記第1の誤差についての第2の誤差を求
    めるステップと、(3)前記入力画像データの階調を所
    定階調数で除した余りと該所定階調数との比に基づき誤
    差係数を求めるステップと、(4)前記入力画像データ
    に前記第1の誤差と前記誤差係数を乗じた前記第2の誤
    差とを加算するステップとを有し、 前記第1のルックアップテーブルは、前記所定階調数を
    隔てた入力画像データの代表点について、該代表点の入
    力画像データとその理想値との差分を第1の誤差として
    定義したものであること、 また、前記第2のルックアップテーブルは、前記代表点
    の入力画像データの階調を前記所定階調数だけ進めたと
    きの前記第1の誤差の変化分を第2の誤差として定義し
    たものであること、 を特徴とする画像データの色補正方法。
  2. 【請求項2】 第1のルックアップテーブルと第2のル
    ックアップテーブルとを同量とし、前記第2のルックア
    ップテーブルが前記第1のルックアップテーブルと同時
    にアクセスされるように、それぞれに同一のアドレスを
    割り当てたことを特徴とする請求項1に記載の画像デー
    タの色補正方法。
  3. 【請求項3】 第1のルックアップテーブルと第2のル
    ックアップテーブルとを同量とし、前記第2のルックア
    ップテーブルが前記第1のルックアップテーブルに連続
    してアクセスされるように、それぞれに連続したアドレ
    スを割り当てたことを特徴とする請求項1に記載の画像
    データの色補正方法。
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