JP3519007B2 - 地図情報表示機能を有する情報機器及び地図情報表示方法並びに地図情報表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

地図情報表示機能を有する情報機器及び地図情報表示方法並びに地図情報表示プログラムを記録した記録媒体

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JP3519007B2
JP3519007B2 JP02104699A JP2104699A JP3519007B2 JP 3519007 B2 JP3519007 B2 JP 3519007B2 JP 02104699 A JP02104699 A JP 02104699A JP 2104699 A JP2104699 A JP 2104699A JP 3519007 B2 JP3519007 B2 JP 3519007B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図情報を表示可
能な装置やその表示方法に係り、特に画面表示されてい
る地図領域をその領域外の地図領域に簡単に切り替えて
表示させることができる地図情報表示機能を有する情報
機器及び地図情報表示方法並びに地図情報表示プログラ
ムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、紙に印刷された地図が電子化され
て、その電子化された地図情報を画面表示するナビゲー
ション機能を有したさまざまな電子機器が出回ってお
り、それに関する新しい技術も色々提案・開示されてい
る。
【0003】例えば、(a)特開平1−213685号
公報に開示されている技術は、指示されたディスプレイ
画面上のポイントを検出する透明タッチセンサをディス
プレイ画面に重ねて配置し、ディスプレイ画面上におけ
る指示ポイントの移動に応じて、該移動方向の地図をス
クロール描画し、指示ポイントの移動量が設定距離を越
えるごとに地図描画範囲を変位させることを特徴とする
技術である。
【0004】また、(b)特開平3−64787号公報
に開示されている技術は、直線移動量と所定値を比較
し、直線移動量が所定値を越えた場合にカーソルの移動
ドット数を増やすなどの手段によりスクロール速度を変
更することで、所望の地点に迅速に表示を合わせること
ができることを特徴とする技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記記
載の技術においては、なお以下のような課題を有してい
る。
【0006】前記(a)においては、指示ポイントの移
動量が設定距離を越えるごとに地図の描画範囲を変位さ
せているが、地図の描画範囲はビデオRAMに記憶され
た領域内であるため、ビデオRAMに記憶されていない
領域の地図は描画することができないといった問題点が
ある。
【0007】また、前記(b)においては、直線移動量
が所定値を越えた場合にカーソルの移動ドット数を増や
すことでスクロール速度を速くしているが、スクロール
速度を速くすることで表示したい地点を通過してしま
い、再度、スクロール操作を行わなければならず、この
ために操作を煩雑にしてしまうなどの問題点がある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、ドラッグする
長さ、速度、もしくはドラッグ最終地点が選択地図の最
終端であるか否かによってドラッグ方向に基づいた選択
地図以外の地図、つまり現在画面表示されている地図の
領域外の地図の領域を呼出し、表示することができる地
図情報表示機能を有する情報機器及び地図情報表示方法
並びに地図情報表示プログラムを記録した記録媒体を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
地図情報機能を有する情報機器は、選択されたエリアの
地図データを記憶しておく第1の地図記憶手段と、他の
エリアの地図データを記憶しておく第2の地図記憶手段
と、第1の地図記憶手段に記憶された地図データの一部
分を画面表示する表示手段と、第1および第2指示情報
の一方を選択的に入力して地図の画面切り替え指示を行
う画面切り替え指示手段と、現在表示されている地図に
対して画面切り替え指示がなされたか否かを検出する画
面切り替え指示検出手段と、画面切り替え指示の指示情
報を検出し判定する画面切り替え指示情報検出判定手段
と、画面切り替え指示情報検出判定手段の判定結果が、
第1指示情報の場合には第1の地図記憶手段に記憶され
たエリアの地図データ内で画面切り替え表示させ、第2
指示情報の場合には第2の地図記憶手段から他のエリア
の地図データを読み出して第1の地図記憶手段へ格納し
画面切り替え表示させる地図データ呼出し手段を備え
【0010】本発明の請求項2に係る地図情報表示機能
を有する情報機器は、請求項1記載の地図情報表示機能
を有する情報機器において、前記地図の画面切り替え指
示を行う画面切り替え指示手段は、前記入力手段を用い
たドラッグ動作を行う手段であり、前記現在表示されて
いる地図に対して画面切り替え指示がなされたか否かを
検出する画面切り替え指示検出手段は、現在表示されて
いる地図がドラッグされているか否かを検出するドラッ
グ検出手段であり、前記画面切り替え指示の指示情報を
検出し判定する画面切り替え指示情報検出判定手段は、
ドラッグの特性を検出し判定するドラッグ特性情報検出
判定手段であり、前記地図データ呼出し手段は、検出さ
れたドラッグの特性情報が予め規定された条件に適合す
る場合に、前記第2の地図記憶手段から現在表示してい
る地図に続く次範囲の地図データを読み出すことを特徴
とする。
【0011】本発明の請求項3に係る地図情報表示機能
を有する情報機器は、請求項2記載の地図情報表示機能
を有する情報機器において、前記ドラッグ状態情報検出
判定手段は、対象とするドラッグの特性情報をドラッグ
長さとし、ドラッグした長さを検出するドラッグ長さ検
出手段と、ドラッグした長さを比較するドラッグ長さ比
較手段と、ドラッグした方向を検出するドラッグ方向検
出手段と、を備え、前記地図データ呼出し手段は、前記
ドラッグ長さ検出手段にてドラッグした長さが算出さ
れ、前記ドラッグ長さ比較手段にて前記算出されたドラ
ッグ長さが予め規定されている長さ以上であると比較判
定された場合に、前記ドラッグ方向検出手段で検出した
方向に対応して、現在表示している地図に続く次範囲の
地図データを前記第2の地図記憶手段から読み出すこと
を特徴とする。
【0012】本発明の請求項4に係る地図情報表示機能
を有する情報機器は、請求項2記載の地図情報表示機能
を有する情報機器において、前記ドラッグ状態情報検出
判定手段は、対象とするドラッグの特性情報をドラッグ
速度とし、ドラッグした速度を検出するドラッグ速度検
出手段と、ドラッグした速度を比較するドラッグ速度比
較手段と、ドラッグした方向を検出するドラッグ方向検
出手段と、を備え、前記地図データ呼出し手段は、前記
ドラッグ速度検出手段にてドラッグした速度が算出さ
れ、前記ドラッグ速度比較手段にて前記算出されたドラ
ッグ速度が予め規定されている速度以上であると比較判
定された場合に、前記ドラッグ方向検出手段で検出した
方向に対応して、現在表示している地図に続く次範囲の
地図データを前記第2の地図記憶手段から読み出すこと
を特徴とする。
【0013】本発明の請求項5に係る地図情報表示機能
を有する情報機器は、請求項2記載の地図情報表示機能
を有する情報機器において、前記ドラッグ状態情報検出
判定手段は、対象とするドラッグの特性情報をドラッグ
した位置が地図の最終端であるか否かとし、ドラッグし
た位置が地図の最終端であるか否かを検出する最終端検
出手段と、ドラッグした方向を検出するドラッグ方向検
出手段と、を備え、前記地図データ呼出し手段は、前記
最終端検出手段にてドラッグした位置が地図の最終端で
あることが判定された場合に、前記ドラッグ方向検出手
段で検出した方向に対応して、現在表示している地図に
続く次範囲の地図データを前記第2の地図記憶手段から
読み出すことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項6に係る地図情報表示方法
は、選択されたエリアの地図データを第1の地図記憶手
段に記憶しておき、他のエリアの地図データを第2の地
図記憶手段に記憶しておき、第1の地図記憶手段に記憶
された地図データの一部分を画面表示するステップと、
第1および第2指示情報の一方を選択的に入力して地図
の画面切り替え指示を行う画面切り替え指示ステップ
と、現在表示されている地図に対して画面切り替え指示
がなされたか否かを検出する画面切り替え指示検出ステ
ップと、画面切り替え指示の指示情報を検出し判定する
画面切り替え指示情報検出判定ステップと、画面切り替
え指示情報検出判定ステップの判定結果が、第1指示情
報の場合には第1の地図記憶手段に記憶されたエリアの
地図データ内で画面切り替え表示させ、第2指示情報の
場合には第2の地図記憶手段から他のエリアの地図デー
タを読み出して第1の地図記憶手段へ格納し画面切り替
え表示させる地図データ呼出しステップを備える。
【0015】本発明の請求項7に係る記録媒体は、選択
されたエリアの地図データを第1の地図記憶手段に記憶
しておき、他のエリアの地図データを第2の地図記憶手
段に記憶しておき、第1の地図記憶手段に記憶された地
図データの一部分を画面表示する処理と、第1および第
2指示情報の一方を選択的に入力して地図の画面切り替
え指示を行う処理と、現在表示されている地図に対して
画面切り替え指示がなされたか否かを検出する処理と、
画面切り替え指示の指示情報を検出し判定する処理と、
その判定結果が、第1指示情報の場合には第1の地図記
憶手段に記憶されたエリアの地図データ内で画面切り替
え表示させ、第2指示情報の場合には第2の地図記憶手
段から他のエリアの地図データを読み出して第1の地図
記憶手段へ格納し画面切り替え表示させる処理をコンピ
ュータに実行させるプログラムを格納する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における地図情報
表示機能を有する情報機器及び地図情報表示方法並びに
地図情報表示プログラムを記録した記録媒体の実施形態
に関して図面を用いて説明する。
【0017】尚、下記する実施形態においては、説明す
る上で分かりやすくするために地図情報表示機能を有す
る情報機器の装置本体を地図情報表示装置として記載し
て説明するが、このように専用装置に限定するのではな
く、例えば、デスクトップ型あるいはノート型を含めた
パーソナルコンピュータ(以降、パソコンと呼ぶ)やワ
ードプロセッサ(以降、ワープロと呼ぶ)で、ファーム
ウェア及びソフトウェアで本発明の地図情報の表示機能
を実現するものであってもよい。また、最近急速に普及
している携帯型情報端末やナビゲーション端末や通信端
末において地図情報の表示機能が実現できるものであっ
てもよい。つまり、下記する地図情報の表示機能が実現
できる機能を有した電子機器あるいは情報機器であれば
よい。
【0018】[実施例]図1は、本発明の実施例におけ
る地図情報表示装置の外観を示した外観斜視図である。
【0019】図示したように、1は本地図情報表示装置
の本体キャビネット部であり、入出力部2と、モジュラ
ージャック4と、入力用ペン5のペン保持部1−1と、
外部メディアを挿入するための挿入口6と、図示してい
ない赤外線通信部等を有し、キャビネット部1の内部に
は表示部と透明なタブレットを一体とした上記入出力部
2や図示していない赤外線通信部や上記外部メディア挿
入口から挿入されたメディアにアクセス(読み出し、書
き込み等を含む)する装置や上記モジュラージャック4
を含めた外部との通信や入出力インターフェース等を制
御するための各種制御回路とその必要個所に電源を供給
する電源部等を内蔵している。
【0020】入出力部2は、薄型で文字を表示可能なマ
トリックス方式からなる液晶表示部と、液晶表示部を覆
う大きさを有した透明タブレットからなり、該透明タブ
レットは例えば、透明なシート2枚の内側面に透明電極
を設け通常状態において各々の電極が接触しないよう
に、小さな突起状のスペーサが規則正しく印刷されてお
り、指あるいは入力用ペン5にて指示することにより透
明電極が接触し、選択された位置を透明タブレットにて
検出することを可能としている。これによって、液晶表
示部にて表示された表示内容と透明タブレットの位置情
報の同期を取ることにより使用者が選択した液晶表示部
の位置を検出することが可能である。
【0021】尚、液晶表示部には必要に応じてELパネ
ル等よりなるバックライトを背面に設けてもよい。
【0022】3は地図情報表示装置の蓋部であり本体キ
ャビネット部1の背面にヒンジにて接続されており、入
出力部2を覆うように回動し、持ち運び時に入出力部2
を保護する役目を果たしている。
【0023】4は一般の公衆回線を含めた通信回線にて
外部と通信するためのケーブルを接続するモジュラージ
ャックであり、図示した状態は内部のコネクタを保護す
るための蓋を閉じた状態である。ケーブルを接続すると
きには、この蓋を開き、ケーブルの一端に装備されてい
るモジュラープラグを差し込んで使用する。
【0024】5は入力用ペンであり、入出力部2にタッ
チすることで機能指示や、文字、図形等の各種情報の入
力等を行うことができ、未使用時は、本体キャビネット
部1内のペン保持部1−1に収納する。
【0025】6は外部メディア挿入口であり、例えばフ
ロッピーディスク、CD−ROMやMOやMDやDVD
等の光ディスク/光磁気ディスク、ICカード、光カー
ド等の本体装置と分離可能に構成される情報記録媒体を
挿入するための挿入口である。これらの外部メディアで
ある情報記録媒体は、挿入されることで本体キャビネッ
ト部1に設けられたメディアアクセス(読み出し、書き
込み等を含む)装置にて目的とする動作が行われる。
【0026】図2は、本発明の実施例における地図情報
表示装置全体のシステム構成を示したブロック図であ
る。
【0027】101は中央制御部であり、本発明の実施
例における地図情報表示装置の以下に記載する各種制御
部及びシステム全体を各種命令により入力情報あるいは
出力情報を制御するものである。
【0028】102は上記図1で説明した入出力部2と
同一のもので、入出力部2をシステム機能面で表現した
ものである。すなわち、102−1は図1にて説明した
液晶表示部と同一であり、102−2は図1にて説明し
た透明タブレットと同一である。そのため、各部分の詳
細な説明は省略する。
【0029】103は透明タブレット102−2より座
標情報を取り出すためのタブレット制御部であり、透明
タブレット102−2に対しては、2枚の透明シートに
設けられている透明電極に接続されており、指あるいは
入力用ペン5にて指示された位置をこれら両透明電極の
接触により座標検出を行っている。
【0030】104は液晶表示回路部であり、液晶を点
灯させるドット位置をビットマップとして記憶してお
り、必要に応じてコモン回路105とセグメント回路1
06に信号を送る。
【0031】107は図示していない発振子からのクロ
ック信号により時間を計時するRTCであり、現在の日
付(年月日)、時刻(時分秒)を出力する。
【0032】108はモジュラー部であり、一般の公衆
回線を含む通信回線と接続され、電子メールの送受信や
インターネットとのデータの入出力を、モジュラー制御
部109を介して行うものである。
【0033】110は本発明の実施例における地図情報
表示装置の本体電源スイッチであり、本体電源をON/
OFFするスイッチである。
【0034】111はROMであり、マスクROMであ
ってもよいし、EPROMであってもよいし、電気的に
消去できて書き換え可能なEEPROMやフラッシュR
OMであってもよい。このROM111は、液晶表示部
102−1に表示する文字のフォントを記憶したフォン
ト情報エリア111−1、上記中央制御部101の動作
を示したプログラムを記憶したプログラムエリア111
−2、文字変換のための辞書を記憶した辞書エリア11
1−3、タブレット制御部103にて検出された座標を
表示位置に対応する座標への変換を行うための変換情報
を記憶した座標情報エリア111−4、表示範囲外の地
図データを記憶しておく地図情報エリア111−5を有
している。尚、この地図情報エリア111−5には目的
とする場所の地図情報がすべて格納されているものとす
る。
【0035】上記では、目的とする場所の地図情報はす
べてROM111の地図情報エリア111−5に記憶さ
れている記載したが、後述する外部メディアであるフロ
ッピーディスク、CD−ROMやMOやMDやDVD等
の光ディスク/光磁気ディスク、ICカード、光カード
等の本体装置と分離可能に構成される情報記録媒体に保
持しておき、そこから必要に応じて読み出す方法であっ
てもよい。これによって、外部メディアである情報記録
媒体を取り替える(入れ替える)ことでさまざまな場所
の地図情報がアクセスでき、画面上にその場所の地図が
表示できる。
【0036】また、ROM111の地図情報エリア11
1−5と外部メディアである情報記録媒体とが役割分担
を行い、地図情報エリア111−5には目的の場所の地
図情報を、外部メディアである情報記録媒体にはその周
辺の地図情報をそれぞれ格納しておく形態であってもよ
い。
【0037】一方、ROM111は1つの半導体素子
(ROMチップ)で構成されてなく、複数の半導体素子
(いわゆる複数個のROMチップ)で構成されていても
よく、その場合地図情報エリア111−5はそのうちの
1つの半導体素子(ROMチップ)で構成しておくこと
で、その半導体素子(ROMチップ)を交換することで
さまざまな場所の地図情報がアクセスでき、画面上にそ
の場所の地図が表示できる。
【0038】また、ROM111は上記で記載した電気
的に消去できて書き換え可能なEEPROMやフラッシ
ュROMとした場合、上記外部メディアである情報記録
媒体から必要な地図情報をダウンロードしておくこと
で、その都度その都度外部メディアである情報記録媒体
にアクセスする必要がないような構成にしておいてもよ
い。その場合、ROM111の地図情報エリア111−
5に地図情報をダウンロードするローダープログラムは
予めROM111のプログラムエリア111−2に用意
されているものとする。
【0039】112はRAMであり、使用者が入出力部
2(図2の102)より入力した文章や図形などの各種
データを記憶するデータ記憶部112−1、後述するプ
ログラムメディア114を後述するプログラム読み込み
装置113を用いて本体にインストールしたときプログ
ラムメディア114のプログラムを保持するプログラム
記憶部112−2、表示する地図情報を記憶する表示地
図メモリ112−3、入力用ペン5によるドラッグ動作
の長さを判断するための判断基準となる長さを記憶した
基準長さメモリ112−4、入力用ペン5によるドラッ
グ動作の速度を判断するための判断基準となる速度を記
憶した基準速度メモリ112−5を有している。
【0040】ここで、上記基準長さメモリ112−4と
基準速度メモリ112−5には、例えば次のようなデー
タ、基準長さメモリ13−4には“3cm”の長さデー
タ、基準速度メモリ13−5には“1cm/s”の速度
データ、をそれぞれ記憶している。これは使用者が本地
図表示装置の初期設定時の動作条件の設定機能、あるい
は通常の使用時におけるメニュー選択等による方法での
動作条件の設定機能を用いて、所望の長さや速度の値を
設定できるものとする。尚、予めデフォルト値をROM
111にもっており、それを装置のリセット直後(ある
いは初期化設定時)に上記各メモリに設定される方式で
あってもよい(尚、上記“3cm”の長さデータと“1
cm/s”の速度データは以降の説明で使用する)。
【0041】また、プログラム読み込み装置113を用
いてプログラムメディア114内のプログラム等を本体
にインストールするためのインストーラプログラムは予
め上記ROM111−2に格納されているものとする。
【0042】113は外部メディアのプログラム読み込
み装置(外部メディアへのアクセス装置)であり、外部
メディアであるフロッピーディスク、CD−ROMやM
OやMDやDVD等の光ディスク/光磁気ディスク、I
Cカード、光カード等の本体装置と分離可能に構成され
る情報記録媒体が挿入口6を介して挿入されると、外部
メディアのプログラム読み込み装置(外部メディアへの
アクセス装置)113を動作させて、目的の処理が行わ
れる。この外部メディアのプログラム読み込み装置(外
部メディアへのアクセス装置)113は、上記外部メデ
ィアである記録媒体に対応した装置であり、個数及びそ
の形態・計上は限定されないものとする。つまり、上記
のうちの1つの外部メディアにのみ対応した構成であっ
てもよいし、上記のうちの複数個の外部メディアにそれ
ぞれ対応した、例えば、フロッピーディスクとCD−R
OMとICカードの3つの装置を備えていてもよい。
【0043】114は外部プログラムメディアで本体装
置と分離可能に構成される情報記録媒体であり、上述し
ているように例えばフロッピーディスク、CD−ROM
やMOやMDやDVD等の光ディスク/光磁気ディス
ク、ICカード、光カード等が該当する(適当であ
る)。このプログラムメディア114内には、本体に読
み込まれて実行される実行形式プログラム114−1、
その実行形式プログラムを構築し得るソースプログラム
114−3、さらには中間プログラム114−2が記録
されている。尚、上記プログラムには地図情報等のデー
タ(プログラムデータ)が含まれているものとする。
【0044】上記でも記載したように、本体キャビネッ
ト部1に予めプログラムがインストールされていない場
合は、プログラムメディア114から外部メディアのプ
ログラム読み込み装置(外部メディアへのアクセス装
置)113を用いて、本発明の実施例を機能させるのに
必要な各プログラム及びデータを読み込ませる。この結
果、実行プログラムのプログラムコードはRAM112
のプログラム記憶部112−2へ格納され、データはR
AM112のデータ記憶部112−1へ格納され、場合
によっては地図情報のデータはROM111の地図情報
エリア111−5が書き換え可能なエリアであれば、そ
のエリアにダウンロードし、格納されてもよい。
【0045】また、記録媒体としては、上記のような固
定的にプログラムやデータを担持する外部プログラムメ
ディア114のみに限らず、本装置にはモジュラー部1
08とモジュラー制御部109を備えているため、イン
ターネット等を含めた通信ネットワークのような流動的
にプログラムやデータを担持する形態であってもよい。
この場合もインターネット等を含めた通信ネットワーク
からダウンロードされるプログラムやデータは、上記R
OM111やRAM112の該当するエリアに格納され
る。尚、このダウンロード用のローダープログラムは予
めROM111のプログラムエリア111−2に格納さ
れていてもよいし、上記外部プログラムメディア114
からロードされる方式であってもよい。
【0046】次に、本発明の実施例における地図情報表
示装置での地図情報の表示方法、特に地図画面の切替動
作とその方法(処理シーケンスも含めて)について図3
から図9を用いて詳細に説明する。
【0047】図3は、本発明の実施例における地図情報
表示装置での地図画面の切替状態の一例を示す表示画面
図である。
【0048】地図情報表示装置の電源(電源スイッチ1
10)をONし、アプリケーションの選択あるいはメニ
ュー選択等の方法で地図モードを起動する。起動後、例
えば表示する場所の選択メニュー等(図示していない)
が表示され、使用者はそのいずれか(表示したい場所の
地図)を選択する。それによって、入出力部2(図2の
102)の地図表示部20には、例えば図3(a)のよ
うにその選択された場所の地図が表示され(ただし、図
3(a)での地図内の黒丸、矢印、“A点”、“B点”
は表示されていない)、その周辺には画面スクロール用
のスクロールバーや各種選択ボタンが表示される。
【0049】例えば、店ボタン31をタッチすると現在
表示されている地図エリアに含まれている各種店の情報
が表示されたり、メモボタン32をタッチすると現在表
示されている地図エリアに含まれている各種建物(企業
や官公庁等)の情報が表示されたりする。またこの状態
で終了ボタン39にタッチすると、地図モードを終了
し、その他の処理(本装置に組み込まれている処理、例
えば、別のアプリケーション)が実行される。
【0050】図3(a)の画面表示した地図は、選択し
た地図データの一部であり、地図を表示した右側と下側
に設けたスクロール部分(スクロールバー)30a、3
0bをタッチすることで、表示範囲外の選択地図データ
を表示することができる。
【0051】さらにこの表示する地図データの切り替え
(画面切り替え)は、本願発明の特徴である下記(1)
から(3)の3種類の方法で実現する。
【0052】(1)ドラッグした長さによる方法 入力用ペン5を用いて、そのペンタッチした地点からド
ラッグした長さに応じて表示する地図データを切り替え
ることができる。
【0053】ここで入力用ペン5でドラッグした長さが
短い場合は、選択地図データのエリア内でドラッグした
方向に対応した表示を行い、ドラッグした長さが長い場
合には、選択地図データよりさらに次範囲のエリアで、
ドラッグ方向に対応した地図データを装置内部のROM
111(地図情報エリア111−5)からあるいは外部
メディアのプログラム読み込み装置(外部メディアへの
アクセス装置)113を介して外部メディア114から
新たに呼出し、表示することができる。
【0054】図3(a)に示すように入出力部2(図2
の102)に地図が表示されている場合、図3(a)に
示す地図表示部20のA点に入力用ペン5でタッチし、
B点へ向かって1cmもしくは2cmくらい短くドラッ
グすると、ドラッグした方向の表示範囲外の選択地図デ
ータが表示される。
【0055】一方、図3(a)に示すように地図表示部
20のA点にペンでタッチし、B点へ向かって3cm以
上の長さでドラッグすると、ドラッグした方向に基づい
て選択地図データよりさらに右側に位置する地図エリア
を装置内部のROM111(地図情報エリア111−
5)からあるいは外部メディアのプログラム読み込み装
置(外部メディアへのアクセス装置)113を介して外
部メディア114から新たに呼出し、図3(b)のよう
に表示する。
【0056】尚、ここで示すドラッグの長さはその限り
でなく、上記図2のRAM112の基準長さメモリ11
2−4の説明箇所で記載したように、使用者の所望の長
さに設定可能である。
【0057】(2)ドラッグした速度による方法 入力用ペン5を用いて、そのペンタッチした地点からド
ラッグした長さではなく、そのドラッグするドラッグ速
度において表示する地図データを切り替えることができ
る。
【0058】ここでドラッグ速度が遅い場合は、選択地
図データのエリア内でドラッグした方向に対応した表示
を行い、ドラッグ速度が速い場合には、選択地図データ
よりさらに次範囲のエリアで、ドラッグ方向に対応した
地図データを装置内部のROM111(地図情報エリア
111−5)からあるいは外部メディアのプログラム読
み込み装置(外部メディアへのアクセス装置)113を
介して外部メディア114から新たに呼出し、表示する
ことができる。
【0059】図3(a)に示すように入出力部2(図2
の102)に地図が表示されている場合、図3(a)に
示す地図表示部20のA点に入力用ペン5でタッチし、
B点へ向かってゆっくりドラッグすると、ドラッグした
方向の表示範囲外の選択地図データが表示される。
【0060】一方、図3(a)に示すように地図表示部
20のA点にペンでタッチし、B点へ向かってすばやく
ドラッグすると、ドラッグした方向に基づいて選択地図
データよりさらに右側に位置する地図エリアを装置内部
のROM111(地図情報エリア111−5)からある
いは外部メディアのプログラム読み込み装置(外部メデ
ィアへのアクセス装置)113を介して外部メディア1
14から新たに呼出し、図3(b)のように表示する。
【0061】尚、ここで示すドラッグの長さはその限り
でなく、上記図2のRAM112の基準速度メモリ11
2−5の説明箇所で記載したように、使用者の所望の速
度に設定可能である。
【0062】図4は、本発明の実施例における地図情報
表示装置での地図の画面切替を説明するための説明図で
ある。
【0063】現在表示しているのがのエリアの一部で
ある場合、のエリア表示の状態から入力用ペン5でR
AM112の基準長さメモリ112−4と基準速度メモ
リ112−5にそれぞれ格納されている所定値以下の長
さあるいは所定速度以下の速さにて右方向にドラッグし
た場合には、のエリア内で表示している地図の右側の
地図データを表示する。
【0064】しかし、のエリア表示の状態から入力用
ペン5で所定値を越える長さあるいは所定速度を越える
速さにて右方向にドラッグした場合には、のエリアの
右に位置するのエリアの地図を呼出して表示する。
【0065】また、のエリア表示の状態から入力用ペ
ン5で所定値を越える長さあるいは所定速度を越える速
さにて左斜め上方向にドラッグした場合には、のエリ
アの左斜め上に位置するのエリアの地図を呼出して表
示する。
【0066】つまり、上記と同様にエリアを基準とし
た場合、入力用ペン5のドラッグ方向に基づいて、自分
自信のエリアを除くエリアからまでの8方向の地
図を呼出し、表示することができる。
【0067】尚、本実施例ではのエリアの地図を表示
している状態から右にドラッグした場合、右に位置する
のエリアの地図を表示するようにしているが、右にド
ラッグした場合に前記とは逆ののエリアの地図を表示
するようにし、使用者は表示地図自体をドラッグする感
覚で表示の切替を行ってもよい。
【0068】図5は、本発明の実施例における地図情報
表示装置での地図画面の切替状態の別の一例を示す表示
画面図である。
【0069】尚、図5の画面表示した地図は、上記図3
と同じものとする。そのため、地図を画面表示するまで
の手順や、図5で表示されている地図表示部20以外の
部分については既に上記図3の説明箇所で記載している
ので、同じ内容の説明はここでは省略する。
【0070】ここでは、本願発明の特徴である表示する
地図データの切り替え(画面切り替え)における3種類
の方法のうちの3番目の方法について説明する。
【0071】(3)ドラッグした最終地点の位置による
方法 入力用ペン5を用いて、そのペンタッチした地点からド
ラッグした長さやそのドラッグ速度ではなく、ペンタッ
チした地点からドラッグした最終地点の位置に応じて表
示する地図データを切り替えることができる。
【0072】ここでドラッグした最終地点において、ド
ラッグ方向の表示範囲外に選択地図データがあれば、そ
の地図データを表示し、ドラッグ最終地点が選択地図デ
ータの最終端である場合には、選択地図データよりさら
に次範囲のエリアの地図データを装置内部のROM11
1(地図情報エリア111−5)からあるいは外部メデ
ィアのプログラム読み込み装置(外部メディアへのアク
セス装置)113を介して外部メディア114から新た
に呼出し、表示することができる。
【0073】図5(a)に示すように入出力部2(図2
の102)に地図が表示されている場合、図5(a)に
示す地図表示部20のA点に入力用ペン5でタッチし、
B点へ向かってドラッグし、B点よりも右側に選択地図
データがあればドラッグした方向の表示範囲外の選択地
図データが表示される。
【0074】一方、図5(a)に示すように地図表示部
20のC点にペンでタッチし、D点へ向かってドラッグ
すると、D点が選択地図データの最終端であるため、ド
ラッグした方向に基づいて選択地図データよりさらに右
側に位置する地図エリアを装置内部のROM111(地
図情報エリア111−5)からあるいは外部メディアの
プログラム読み込み装置(外部メディアへのアクセス装
置)113を介して外部メディア114から新たに呼出
し、図5(b)のように表示する。
【0075】次に、上記表示地図の切替動作について具
体的に詳細に説明を行う。
【0076】図6は、本発明の実施例における地図画面
切替動作に関係する地図情報表示装置内のシステム構成
を示した詳細ブロック図である。
【0077】尚、動作説明に関しては、上記(1)から
(3)までの3種類の表示する地図データの切り替え
(画面切り替え)方法について説明する。
【0078】(1’)ドラッグした長さによって地図表
示を切り替える動作 地図モードにおいて、地図表示部20にペンタッチされ
ると、入力用ペン5が入出力部2(図6ので102)に
タッチしたまま移動したかどうかを調べることでドラッ
グ動作を検出する。
【0079】ドラッグ動作を検出すると、ドラッグ長さ
検出部101−2によりドラッグされた長さを検出す
る。このドラッグ長さの検出は、透明タブレット部10
2−2からの信号をタブレット制御部103が取り込
み、座標位置に変換して、ペンがタッチされた座標位置
とペンが離された座標位置との差(距離)を求めること
で得られる。
【0080】ドラッグされた長さが検出されると、ドラ
ッグ長さ比較部101−3では、RAM112の基準長
さメモリ112−4に格納されている基準となる長さ
(ここでは3cm)を読み出し、検出したドラッグ長さ
と比較し、ドラッグした長さの方が基準長さよりも長い
かどうかを判断する。
【0081】ドラッグ長さの方が基準長さ以下である場
合には、地図呼出し部101−4に信号(短いという意
味合いの信号)を出力する。
【0082】この地図呼出し部101−4には、ドラッ
グ方向検出部101−1からも信号が出力されている。
【0083】ドラッグ方向検出部101−1では、ドラ
ッグされた方向を検出している。このドラッグ方向の検
出は、透明タブレット部102−2からの信号をタブレ
ット制御部103が取り込み、座標位置に変換して、ペ
ンがタッチされた座標位置とペンが離された座標位置と
の位置関係から求めることができる。
【0084】地図呼出し部101−4では、検出したド
ラッグ方向に基づいて、指示方向の地図をRAM111
2の表示地図メモリ112−3から読み出し、入出力部
2(図6ので102)上で地図表示可能範囲の地図デー
タを表示地図バッファ101−8に出力し、表示する。
【0085】一方、ドラッグ長さの方が基準長さよりも
長い場合には、地図呼出し部101−4に信号(長いと
いう意味合いの信号)を出力する。
【0086】地図呼出し部101−4では、検出したド
ラッグ方向に基づいて、指示方向の地図データをROM
111の地図情報エリア111−5から呼出し、RAM
112の表示地図メモリ112−3に格納する。
【0087】さらに、このとき地図呼出し部101−4
では、RAM112の表示地図メモリ112−3に保持
した地図データを読み出し、入出力部2(図6ので10
2)上で地図表示可能範囲の地図データを表示地図バッ
ファ101−8に出力し、表示する。
【0088】(2’)ドラッグした速度によって地図表
示を切り替える動作 地図モードにおいて、地図表示部20にペンタッチされ
ると、入力用ペン5が入出力部2(図6ので102)に
タッチしたまま移動したかどうかを調べることでドラッ
グ動作を検出する。
【0089】ドラッグ動作を検出すると、ドラッグ速度
検出部101−6によりドラッグ速度を検出する。この
ドラッグ速度の検出は、透明タブレット部102−2か
らの信号をタブレット制御部103が取り込み、座標位
置に変換して、ペンがタッチされた座標位置とペンが離
された座標位置との差(距離)を求め、さらにペンタッ
チされた時点からペンが離された時点までの時間を求
め、該距離を該時間で除算することで得られる。
【0090】ドラッグ速度が検出されると、ドラッグ速
度比較部101−5では、RAM112の基準速度メモ
リ112−5に格納されている基準となる速度(ここで
は1cm/s)を読み出し、検出したドラッグ速度と比
較し、ドラッグした速度の方が基準速度よりも速いかど
うかを判断する。
【0091】ドラッグ速度の方が基準速度以下である場
合には、地図呼出し部101−4に信号(遅いという意
味合いの信号)を出力する。
【0092】この地図呼出し部101−4には、ドラッ
グ方向検出部101−1からも信号が出力されている。
【0093】ドラッグ方向検出部101−1では、ドラ
ッグされた方向を検出している。このドラッグ方向の検
出は、透明タブレット部102−2からの信号をタブレ
ット制御部103が取り込み、座標位置に変換して、ペ
ンがタッチされた座標位置とペンが離された座標位置と
の位置関係から求めることができる。
【0094】地図呼出し部101−4では、検出したド
ラッグ方向に基づいて、指示方向の地図をRAM111
2の表示地図メモリ112−3から読み出し、入出力部
2(図6ので102)上で地図表示可能範囲の地図デー
タを表示地図バッファ101−8に出力し、表示する。
【0095】一方、ドラッグ速度の方が基準速度よりも
速い場合には、地図呼出し部101−4に信号(速いと
いう意味合いの信号)を出力する。
【0096】地図呼出し部101−4では、検出したド
ラッグ方向に基づいて、指示方向の地図データをROM
111の地図情報エリア111−5から呼出し、RAM
112の表示地図メモリ112−3に格納する。
【0097】さらに、このとき地図呼出し部101−4
では、RAM112の表示地図メモリ112−3に保持
した地図データを読み出し、入出力部2(図6ので10
2)上で地図表示可能範囲の地図データを表示地図バッ
ファ101−8に出力し、表示する。
【0098】(3’)ドラッグ最終地点が選択地図デー
タの最終端であることで地図表示を切り替える動作 地図モードにおいて、地図表示部20にペンタッチされ
ると、入力用ペン5が入出力部2(図6ので102)に
タッチしたまま移動したかどうかを調べることでドラッ
グ動作を検出する。
【0099】ドラッグ動作を検出すると、最終端検出部
101−7によりドラッグ最終地点が選択地図データの
最終端であるかどうかを検出する。この選択地図データ
最終端の検出は、透明タブレット部102−2からの信
号をタブレット制御部103が取り込み、座標位置に変
換して、ペンが離された座標位置に対応する表示地図の
座標がRAM112の表示地図メモリ112−3のデー
タ端であるかどうかを調べることで得られる。
【0100】ドラッグ最終地点が選択地図データの最終
端でない場合には、地図呼出し部101−4に信号(最
終端でないという意味合いの信号)を出力する。
【0101】地図呼出し部101−4には、ドラッグ方
向検出部101−1からも信号が出力されている。
【0102】ドラッグ方向検出部101−1では、ドラ
ッグされた方向を検出している。このドラッグ方向の検
出は、透明タブレット部102−2からの信号をタブレ
ット制御部103が取り込み、座標位置に変換して、ペ
ンがタッチされた座標位置とペンが離された座標位置と
の位置関係から求めることができる。
【0103】地図呼出し部101−4では、検出したド
ラッグ方向に基づいて、指示方向の地図をRAM112
の表示地図メモリ112−3から読み出し、入出力部2
(図6ので102)上で地図表示可能範囲の地図データ
を表示地図バッファ101−8に出力し、表示する。
【0104】一方、ドラッグ最終地点が選択地図データ
の最終端である場合には、地図呼出し部101−4に信
号(最終端であるという意味合いの信号)を出力する。
【0105】地図呼出し部101−4では、検出したド
ラッグ方向に基づいて、指示方向の地図データをROM
111の地図情報エリア111−5から呼出し、RAM
112の表示地図メモリ112−3に格納する。
【0106】さらに、このとき地図呼出し部101−4
では、RAM112の表示地図メモリ112−3に保持
した地図データを読み出し、入出力部2(図6ので10
2)上で地図表示可能範囲の地図データを表示地図バッ
ファ101−8に出力し、表示する。
【0107】尚、図6に示されているドラッグの特性に
関連の処理部であるドラッグ長さ検出部101−2、ド
ラッグ長さ比較部101−3、ドラッグ速度検出部10
1−6、ドラッグ速度比較部101−5、最終端検出部
101−7は、ドラッグ特性情報検出判定手段として、
総称してもよい。さらに、ドラッグ方向検出部101−
1もこのドラッグ特性情報検出判定手段に含めてもよい
次に、上記表示地図の切替動作についてその具体的な処
理のシーケンスについて説明を行う。
【0108】以下の処理シーケンスに関しては、上記
(1)から(3)までとそれに対応する(1’)から
(3’)までの表示する地図データの切り替え(画面切
り替え)方法・動作についてそれぞれ個別に説明する。
尚、これは分かりやすくするために個別に記載するだけ
で、例えば全ての処理を同時に実行可能としてもよい
し、組み合わせて使用してもよい。
【0109】(1’’)ドラッグした長さによって地図
表示を切り替える処理シーケンス 図7は、ドラッグした長さによって地図表示を切り替え
る処理シーケンス示したフローチャートである。
【0110】まず、STEP101で地図モードを起動
する。
【0111】STEP102では表示する地図のエリア
を選択し、STEP103でその選択した地図を入出力
部2(図2、6での102)に表示する。
【0112】STEP104では入出力部2に入力用ペ
ン5でペンタッチされるまで待ち、STEP105では
そのタッチされた位置を読み込む。
【0113】STEP106では読み込んだペンタッチ
位置がどこであるかを判断する。その結果、ペンタッチ
された位置が終了ボタン39(図3、5)であれば、本
処理を終了する。
【0114】一方、ペンタッチされた位置が地図表示部
20(図3、5)であれば、STEP107で入力用ペ
ン5が入出力部2にタッチしたまま移動したかどうかを
調べることでドラッグ動作を検出する。
【0115】STEP108では上記STEP107に
てドラッグ動作が検出されたかどうかを判断し、ドラッ
グ動作が行われていない場合には、上記STEP104
に戻る。
【0116】一方、ドラッグ動作が行われていた場合に
は、STEP109でドラッグされた長さを検出する。
このドラッグ長さの検出は、ペンがタッチされた座標位
置とペンが離された座標位置との差(距離)を求めるこ
とで得られる。
【0117】STEP110ではRAM112の基準長
さメモリ112−4から基準となる長さ(ここでは3c
m)を読み出す。
【0118】次にSTEP111ではドラッグされた方
向を検出する。このドラッグ方向の検出は、ペンがタッ
チされた座標位置とペンが離された座標位置との位置関
係から求めることができる。
【0119】STEP112では上記STEP109で
検出したドラッグ長さとSTEP110で読み出した基
準長さを比較し、ドラッグ長さの方が基準長さよりも長
いかどうかを判断する。
【0120】その結果、ドラッグ長さの方が基準長さ以
下である場合には、STEP113で上記STEP11
1にて検出したドラッグ方向に基づいて、指示方向の地
図をRAM112の表示地図メモリ112−3から読み
出して表示し、STEP116に進む。
【0121】一方、上記STEP112の判断によりド
ラッグ長さの方が基準長さよりも長い場合には、STE
P114で上記STEP111にて検出したドラッグ方
向に基づいて、指示方向の地図データをROM111の
地図情報エリア111−5から新たに呼出し、RAM1
12の表示地図メモリ112−3に格納保持する。
【0122】STEP115ではRAM112の表示地
図メモリ112−3に保持された新しい地図データを表
示し、STEP116に進む。
【0123】STEP116では終了ボタン18(図
3、5)にタッチされたかどうかを調べることで、地図
モードが終了されたかどうかを判断する。
【0124】地図モードが終了されていない場合には上
記STEP104に戻り、終了ボタン18が押されて地
図モードが終了されるまで上記STEP104からST
EP116までの処理を繰り返す。
【0125】終了ボタン18が押されて地図モードが終
了された場合には、本処理を終了する。
【0126】(2’’)ドラッグした速度によって地図
表示を切り替える処理シーケンス 図8は、ドラッグした速度によって地図表示を切り替え
る処理シーケンス示したフローチャートである。
【0127】まず、STEP201で地図モードを起動
する。
【0128】STEP202では表示する地図のエリア
を選択し、STEP203でその選択した地図を入出力
部2(図2、6での102)に表示する。
【0129】STEP204では入出力部2に入力用ペ
ン5でペンタッチされるまで待ち、STEP205では
そのタッチされた位置を読み込む。
【0130】STEP206では読み込んだペンタッチ
位置がどこであるかを判断する。その結果、ペンタッチ
された位置が終了ボタン39(図3、5)であれば、本
処理を終了する。
【0131】一方、ペンタッチされた位置が地図表示部
20(図3、5)であれば、STEP207で入力用ペ
ン5が入出力部2にタッチしたまま移動したかどうかを
調べることでドラッグ動作を検出する。
【0132】STEP208では上記STEP207に
てドラッグ動作が検出されたかどうかを判断し、ドラッ
グ動作が行われていない場合には、上記STEP204
に戻る。
【0133】一方、ドラッグ動作が行われていた場合に
は、STEP209でドラッグされた速度を検出する。
このドラッグ速度の検出は、ペンがタッチされた座標位
置とペンが離された座標位置との差(距離)を求め、該
距離を該時間で除算することで得られる。
【0134】STEP210ではRAM112の基準速
度メモリ112−5から基準となる速度(ここでは1c
m/s)を読み出す。
【0135】次にSTEP211ではドラッグされた方
向を検出する。このドラッグ方向の検出は、ペンがタッ
チされた座標位置とペンが離された座標位置との位置関
係から求めることができる。
【0136】STEP212では上記STEP209で
検出したドラッグ速度とSTEP210で読み出した基
準速度を比較し、ドラッグ速度の方が基準速度よりも速
いかどうかを判断する。
【0137】その結果、ドラッグ速度の方が基準速度以
下である場合には、STEP213で上記STEP21
1にて検出したドラッグ方向に基づいて、指示方向の地
図をRAM112の表示地図メモリ112−3から読み
出して表示し、STEP216に進む。
【0138】一方、上記STEP212の判断によりド
ラッグ速度の方が基準速度よりも速い場合には、STE
P214で上記STEP211にて検出したドラッグ方
向に基づいて、指示方向の地図データをROM111の
地図情報エリア111−5から新たに呼出し、RAM1
12の表示地図メモリ112−3に格納保持する。
【0139】STEP215ではRAM112の表示地
図メモリ112−3に保持された新しい地図データを表
示し、STEP216に進む。
【0140】STEP216では終了ボタン18(図
3、5)にタッチされたかどうかを調べることで、地図
モードが終了されたかどうかを判断する。
【0141】地図モードが終了されていない場合には上
記STEP204に戻り、終了ボタン18が押されて地
図モードが終了されるまで上記STEP204からST
EP216までの処理を繰り返す。
【0142】終了ボタン18が押されて地図モードが終
了された場合には、本処理を終了する。
【0143】(3’’)ドラッグ最終地点が選択地図デ
ータの最終端であることで地図表示を切り替える処理シ
ーケンス 図9は、ドラッグ最終地点が選択地図データの最終端で
あることで地図表示を切り替える処理シーケンス示した
フローチャートである。
【0144】まず、STEP301で地図モードを起動
する。
【0145】STEP302では表示する地図のエリア
を選択し、STEP303でその選択した地図を入出力
部2(図2、6での102)に表示する。
【0146】STEP304では入出力部2に入力用ペ
ン5でペンタッチされるまで待ち、STEP305では
そのタッチされた位置を読み込む。
【0147】STEP306では読み込んだペンタッチ
位置がどこであるかを判断する。その結果、ペンタッチ
された位置が終了ボタン39(図3、5)であれば、本
処理を終了する。
【0148】一方、ペンタッチされた位置が地図表示部
20(図3、5)であれば、STEP307で入力用ペ
ン5が入出力部2にタッチしたまま移動したかどうかを
調べることでドラッグ動作を検出する。
【0149】STEP308では上記STEP307に
てドラッグ動作が検出されたかどうかを判断し、ドラッ
グ動作が行われていない場合には、上記STEP304
に戻る。
【0150】一方、ドラッグ動作が行われていた場合に
は、STEP309でドラッグされた最終地点が選択地
図データの最終端であるかどうかを検出する。この選択
地図データ最終端の検出は、ペンが離された座標位置に
対応する表示地図の座標がRAM112の表示地図メモ
リ112−3のデータ端であるかどうかを調べることで
得られる。
【0151】次にSTEP311ではドラッグされた方
向を検出する。このドラッグ方向の検出は、ペンがタッ
チされた座標位置とペンが離された座標位置との位置関
係から求めることができる。
【0152】STEP312では上記STEP309で
検出した選択地図データの最終端がドラッグ最終地点と
一致するかどうかを判断する。
【0153】その結果、ドラッグ最終地点が選択地図デ
ータの最終端でない場合には、STEP313で上記S
TEP311にて検出したドラッグ方向に基づいて、指
示方向の地図をRAM112の表示地図メモリ112−
3から読み出して表示し、STEP316に進む。
【0154】一方、上記STEP312の判断によりド
ラッグ最終地点が選択地図データの最終端である場合に
は、STEP314で上記STEP311にて検出した
ドラッグ方向に基づいて、指示方向の地図データをRO
M111の地図情報エリア111−5から新たに呼出
し、RAM112の表示地図メモリ112−3に格納保
持する。
【0155】STEP315ではRAM112の表示地
図メモリ112−3に保持された新しい地図データを表
示し、STEP316に進む。
【0156】STEP316では終了ボタン18(図
3、5)にタッチされたかどうかを調べることで、地図
モードが終了されたかどうかを判断する。
【0157】地図モードが終了されていない場合には上
記STEP304に戻り、終了ボタン18が押されて地
図モードが終了されるまで上記STEP304からST
EP316までの処理を繰り返す。
【0158】終了ボタン18が押されて地図モードが終
了された場合には、本処理を終了する。
【0159】以上の説明してきた表示地図の切替動作に
ついての方法及びその具体的な処理を実現するためのプ
ログラムは、上記図2のシステム構成の説明の箇所で記
載した外部プログラムメディア114である本体装置と
分離可能に構成される情報記録媒体に記録されているも
のとする。あるいは、ROM111に格納されていても
よいものとする。尚、個々の機能に関しては既に上記図
2のシステム構成の説明箇所の外部プログラムメディア
114とROM111の説明箇所で記載しているので省
略する。
【0160】このように地図情報表示プログラムを記録
した記録媒体を用いることで、使用者はその記録媒体を
交換することで、あるいは通信ネットワークから取り込
むことで、さまざまな場所の地図情報が容易に表示でき
便利になる。
【0161】また、上記説明においてはドラッグの手段
としては入力用ペン5を用いて実現したが、例えばマウ
スのようなポインティングデバイス等を用いて実現して
もよい。
【0162】以上、本実施例における地図情報表示機能
を有する情報機器及び地図情報表示方法並びに地図情報
表示プログラムを記録した記録媒体に関する記載内容か
ら以下のことが挙げられる。
【0163】(a)ドラッグする長さ、速度、もしくは
ドラッグ最終地点が選択地図の最終端であるか否かによ
ってドラッグ方向に基づいて、あるいはその組み合わせ
において、次の画面表示すべき地図情報が容易に判定さ
れる。つまり、この判定結果に基づいて、次に表示すべ
き地図情報は現在画面表示している選択地図のままでよ
いのか、それとも選択地図以外の地図を呼出し、新たな
表示を行うのかを容易に決定することができる。これに
よって、限られた記憶容量しかない装置であっても、広
範囲の地図を参照することができる。
【0164】(b)スクロールボタンなどを使用するの
ではなく、ペン操作等によるドラッグ方向に応じた地図
表示の切替を行うため、上下左右の4方向以外にも右斜
め上、右斜め下、左斜め上、左斜め下を含めた8方向の
地図表示を速やかに容易に行うことができる。さらに、
表示させたい地図範囲が現在表示している範囲外になっ
た場合でも連続的な操作で所望の地図を容易に素早く表
示させ、より操作性を向上させることができる。
【0165】(c)入力ペンによるドラッグ操作のた
め、表示画面上において全方向に対して表示されている
地図の切り替えが容易に実現できる。
【0166】次に、上記本発明の実施例(以降第1の実
施例と称す)とは別の実施例について説明する。
【0167】以下に記載する実施例に関しては、その実
施例における地図情報表示装置は図示していないが、前
記図1で示した地図情報表示装置にキーボードあるいは
ジョイスティックを設けたものである。
【0168】上記第1の実施例では、地図画面の切り替
え指示方式(手段)としては、表示されている地図上に
入力用ペン5をタッチし、ペンタッチしたままペン5を
移動させてドラッグすることで切り替えを行うものであ
った。この実施例では、ペンをタッチしたまま移動する
のではなく、入力用ペン5を表示されている地図上の目
的の位置にタッチしておき、その状態でキーボードのキ
ーを操作することで画面切り替えがなされる構成とす
る。あるいはジョイスティックをペン移動の代わりに用
いて実現するものとする。つまり、ドラッグという動作
を上記第1の実施例では入力用ペンをペンタッチしたま
まペンを移動させるで実現したのを、本実施例では入力
用ペンとキーボードのキーまたはジョイスティックとの
組み合わせて実現したものである。
【0169】キーボードを用いた場合、カーソルキーで
は左右上下の4方向であるが、テンキーボードの9個の
数字キー(1〜9)を用いれば前記図4のような画面切
り替えが可能となる。その際に、リピート機能を備えた
ファンクションキー等を設けておけば、それと組み合わ
せて容易に実現できる。
【0170】またジョイスティックを用いた場合、左右
上下の4方向にプラスして各方向の斜めも含めた8方向
に前記図4のような画面切り替えが容易に実現できる。
【0171】尚、この場合の入力用ペン5の地図画面へ
のペンタッチは、目的の場所をタッチし続ける方式、タ
ッチして離す方式のいずれでもよい。使い勝手の面から
は、ペンを一度タッチして離す方式の方がよい。
【0172】以上、本実施例においても上記第1の実施
例と同様に表示画面において全方向に対して、地図情報
の切り替えが容易に実現できる。さらに、ペンタッチし
続けることによるドラッグ動作をキーやジョイスティッ
クに置き換えて実現していることから上記第1の実施例
の(a)、(b)、(c)の効果も有している。
【0173】以上、ここまで挙げた実施形態における内
容は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載内容に限
定されるものではない。
【0174】
【発明の効果】本発明における地図情報表示機能を有す
る情報機器及び地図情報表示方法並びに地図情報表示プ
ログラムを記録した記録媒体では、まとめると以下の効
果が得られる。
【0175】ドラッグする長さ、速度、もしくはドラ
ッグ最終地点が選択地図の最終端であるか否かによって
ドラッグ方向に基づいて、あるいはその組み合わせにお
いて、次の画面表示すべき地図情報が容易に判定され
る。つまり、この判定結果に基づいて、次に表示すべき
地図情報は現在画面表示している選択地図のままでよい
のか、それとも選択地図以外の地図を呼出し、新たな表
示を行うのかを容易に決定することができる。これによ
って、限られた記憶容量しかない装置であっても、広範
囲の地図を参照することができる。
【0176】スクロールボタンなどを使用するのでは
なく、ペン操作等によるドラッグ方向に応じた地図表示
の切替を行うため、上下左右の4方向以外にも右斜め
上、右斜め下、左斜め上、左斜め下を含めた8方向の地
図表示を速やかに容易に行うことができる。さらに、表
示させたい地図範囲が現在表示している範囲外になった
場合でも連続的な操作で所望の地図を容易に素早く表示
させ、より操作性を向上させることができる。
【0177】地図情報表示プログラムを記録した記録
媒体を用いることで、使用者はその記録媒体を交換する
ことで、あるいは通信ネットワークから取り込むこと
で、さまざまな場所の地図情報が容易に表示でき便利に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における地図情報表示装置の外
観を示した外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例における地図情報表示装置全体
のシステム構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の実施例における地図情報表示装置での
地図画面の切替状態の一例を示す表示画面図である。
【図4】本発明の実施例における地図情報表示装置での
地図の画面切替を説明するための説明図である。
【図5】本発明の実施例における地図情報表示装置での
地図画面の切替状態の別の一例を示す表示画面図であ
る。
【図6】本発明の実施例における地図画面切替動作に関
係する地図情報表示装置内のシステム構成を示した詳細
ブロック図である。
【図7】本発明の実施例における地図画面切替動作の第
1の処理方法を示したフローチャートである。
【図8】本発明の実施例における地図画面切替動作の第
2の処理方法を示したフローチャートである。
【図9】本発明の実施例における地図画面切替動作の第
3の処理方法を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体キャビネット部 2 入出力部 3 蓋部 4 モジュラージャック 5 入力ペン 6 外部メディア挿入口 101 中央制御部 102 入出力部(液晶表示一体型タブレット) 103 タブレット制御部 104 液晶表示回路部 105 コモン回路 106 セッグメント回路 107 RTC 108 モジュラー部 109 モジュラー制御部 110 本体電源スイッチ 111 ROM 112 RAM 113 (外部)プログラムメディア読み込み装置 114 プログラムメディア
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−115197(JP,A) 特開 平9−152856(JP,A) 特開 平9−81032(JP,A) 特開 平11−316640(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 29/00 - 29/14 G01C 21/00 G06F 3/00 656 G08G 1/0969

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択されたエリアの地図データを記憶し
    ておく第1の地図記憶手段と、他のエリアの 地図データを記憶しておく第2の地図記憶
    手段と、第1の地図記憶手段に記憶された地図データの一部分を
    画面表示する表示手段と、 第1および第2指示情報の一方を選択的に入力して 地図
    の画面切り替え指示を行う画面切り替え指示手段と、 現在表示されている地図に対して画面切り替え指示がな
    されたか否かを検出する画面切り替え指示検出手段と、 画面切り替え指示の指示情報を検出し判定する画面切り
    替え指示情報検出判定手段と、画面切り替え指示情報検出判定手段の判定結果が、第1
    指示情報の場合には第1の地図記憶手段に記憶されたエ
    リアの地図データ内で画面切り替え表示させ、第2指示
    情報の場合には第2の地図記憶手段から他のエリアの地
    図データを読み出して第1の地図記憶手段へ格納し画面
    切り替え表示させる地図データ呼出し手段を備える 地図
    情報表示機能を有する情報機器。
  2. 【請求項2】 前記地図の画面切り替え指示を行う画面
    切り替え指示手段は、前記入力手段を用いたドラッグ動
    作を行う手段であり、 前記現在表示されている地図に対して画面切り替え指示
    がなされたか否かを検出する画面切り替え指示検出手段
    は、現在表示されている地図がドラッグされているか否
    かを検出するドラッグ検出手段であり、 前記画面切り替え指示の指示情報を検出し判定する画面
    切り替え指示情報検出判定手段は、ドラッグの特性を検
    出し判定するドラッグ特性情報検出判定手段であり、 前記地図データ呼出し手段は、検出されたドラッグの特
    性情報が予め規定された条件に適合する場合に、前記第
    2の地図記憶手段から現在表示している地図に続く次範
    囲の地図データを読み出すことを特徴とする請求項1記
    載の地図情報表示機能を有する情報機器。
  3. 【請求項3】 前記ドラッグ状態情報検出判定手段は、
    対象とするドラッグの特性情報をドラッグ長さとし、 ドラッグした長さを検出するドラッグ長さ検出手段と、 ドラッグした長さを比較するドラッグ長さ比較手段と、 ドラッグした方向を検出するドラッグ方向検出手段と、
    を備え、 前記地図データ呼出し手段は、前記ドラッグ長さ検出手
    段にてドラッグした長さが算出され、前記ドラッグ長さ
    比較手段にて前記算出されたドラッグ長さが予め規定さ
    れている長さ以上であると比較判定された場合に、前記
    ドラッグ方向検出手段で検出した方向に対応して、現在
    表示している地図に続く次範囲の地図データを前記第2
    の地図記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項2
    記載の地図情報表示機能を有する情報機器。
  4. 【請求項4】 前記ドラッグ状態情報検出判定手段は、
    対象とするドラッグの特性情報をドラッグ速度とし、 ドラッグした速度を検出するドラッグ速度検出手段と、 ドラッグした速度を比較するドラッグ速度比較手段と、 ドラッグした方向を検出するドラッグ方向検出手段と、
    を備え、 前記地図データ呼出し手段は、前記ドラッグ速度検出手
    段にてドラッグした速度が算出され、前記ドラッグ速度
    比較手段にて前記算出されたドラッグ速度が予め規定さ
    れている速度以上であると比較判定された場合に、前記
    ドラッグ方向検出手段で検出した方向に対応して、現在
    表示している地図に続く次範囲の地図データを前記第2
    の地図記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項2
    記載の地図情報表示機能を有する情報機器。
  5. 【請求項5】 前記ドラッグ状態情報検出判定手段は、
    対象とするドラッグの特性情報をドラッグした位置が地
    図の最終端であるか否かとし、 ドラッグした位置が地図の最終端であるか否かを検出す
    る最終端検出手段と、 ドラッグした方向を検出するドラッグ方向検出手段と、
    を備え、 前記地図データ呼出し手段は、前記最終端検出手段にて
    ドラッグした位置が地図の最終端であることが判定され
    た場合に、前記ドラッグ方向検出手段で検出した方向に
    対応して、現在表示している地図に続く次範囲の地図デ
    ータを前記第2の地図記憶手段から読み出すことを特徴
    とする請求項2記載の地図情報表示機能を有する情報機
    器。
  6. 【請求項6】 選択されたエリアの地図データを第1の
    地図記憶手段に記憶しておき、 他のエリアの地図データを第2の地図記憶手段に記憶し
    ておき、 第1の地図記憶手段に記憶された地図データの一部分を
    画面表示するステップと、 第1および第2指示情報の一方を選択的に入力して地図
    の画面切り替え指示を行う画面切り替え指示ステップ
    と、 現在表示されている地図に対して画面切り替え指示がな
    されたか否かを検出する画面切り替え指示検出ステップ
    と、 画面切り替え指示の指示情報を検出し判定する画面切り
    替え指示情報検出判定ステップと、画面切り替え指示情報検出判定ステップの判定結果が、
    第1指示情報の場合には第1の地図記憶手段に記憶され
    たエリアの地図データ内で画面切り替え表示させ、第2
    指示情報の場合には第2の地図記憶手段から他のエリア
    の地図データを読み出して第1の地図記憶手段へ格納し
    画面切り替え表示させる地図データ呼出しステップを備
    える 地図情報表示方法。
  7. 【請求項7】 選択されたエリアの地図データを第1の
    地図記憶手段に記憶しておき、 他のエリアの地図データを第2の地図記憶手段に記憶し
    ておき、 第1の地図記憶手段に記憶された地図データの一部分を
    画面表示する処理と、 第1および第2指示情報の一方を選択的に入力して 地図
    の画面切り替え指示を行う処理と、 現在表示されている地図に対して画面切り替え指示がな
    されたか否かを検出する処理と、 画面切り替え指示の指示情報を検出し判定する処理と、その判定結果が、第1指示情報の場合には第1の地図記
    憶手段に記憶されたエリアの地図データ内で画面切り替
    え表示させ、第2指示情報の場合には第2の地図記憶手
    段から他のエリアの地図データを読み出して第1の地図
    記憶手段へ格納し画面切り替え表示させる処理をコンピ
    ュータに 実行させるプログラムを格納した記録媒体。
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