JP3517869B2 - 二線式信号伝送器 - Google Patents

二線式信号伝送器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサで測定した
物理量を電気信号に変換し、この電気信号を2本の伝送
線を介して負荷側に伝送する二線式信号伝送器に関する
ものである。更に詳しくは、伝送器の内部にある不揮発
性メモリにデータを書き込む際に消費電流を低減するた
めの工夫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来における二線式信号の構成例
を示した図である。図3で、二線式信号伝送器10は、
2本の伝送線31,32を介して電気信号を負荷側に伝
送する。負荷側には、例えばディストリビュータ40が
ある。ディストリビュータ40は、送られてきた電気信
号をA/D変換(アナログ/デジタル変換)してコンピ
ュータ(図示せず)に渡す。通信端末50は伝送線に接
続されていて二線式信号伝送器10と通信を行う。
【0003】二線式信号伝送器10は、センサの測定入
力を取り込む入力側回路11と、取り込んだ測定入力を
所定の形式の電気信号に変換して伝送線に送出する出力
側回路12とからなる。入力側回路11で、マルチプレ
クサ111はセンサの測定入力S1,S2,S3のいず
れかを選択する。A/D変換器112はマルチプレクサ
111で選択した測定入力をデジタルデータに変換す
る。変換したデジタルデータをフォトカップラPC1は
出力側回路12に絶縁伝送する。DC/DC変換器CO
Nは、出力側回路12にある電源の電力を入力側回路1
1に供給する。電源電圧はラインL1からとっている。
【0004】出力回路12で、演算制御部121は、フ
ォトカップラPC1で伝送されたデジタルデータを読み
込んで必要な演算を行い、演算結果を出力データとして
出力電流制御部122に送る。出力電流制御部122
は、トランジスタQ1を制御して出力データを所定の形
式の電気信号、例えば4〜20mAの電流信号に変換
し、端子123,124を介して伝送線31,32に送
出する。演算制御部121及び出力電流制御部122
は、例えばマイクロコンピュータで構成されている。
【0005】演算制御部121は出力電流制御部122
に内蔵された通信インタフェイス回路(図示せず)によ
って出力(4〜20mAの電流信号)に通信データを重
畳して通信端末50と通信を行う。不揮発性メモリ12
5には演算制御部121が接続されていて、通信端末5
0から動作モードや補正係数などのデータを書き込むこ
とができる。動作モードとしては、例えば、熱電対、測
温抵抗体等のセンサの種類がある。補正係数としては、
例えば、校正を行うときに用いる係数がある。不揮発性
メモリ125としては、例えばEEPROMが用いられ
る。
【0006】クロック発生器126は演算制御部121
の動作クロックのもとになるクロックを発生する。演算
制御部121は、クロック発生器126の発生クロック
を分周し、分周クロックを動作クロックとする。
【0007】図3の二線式信号伝送器で、例えば、温度
センサの測定温度0℃〜100℃を伝送器の出力4〜2
0mAに対応させるものとする。測定温度が0℃のとき
は、伝送器に許容される消費電流は最大4mAで、余裕
を持たせるために3.2mA程度の電流で伝送器が動作
しなければならない。しかし、EEPROM等の不揮発
性メモリは書込み時の消費電流が大きいため、書込み時
に伝送器の許容消費電流である4mAを超えてしまうこ
とがある。演算制御部121の動作クロックの周波数を
下げると最大消費電流を抑制できるが、入力に対する出
力の応答が遅くなるという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、不揮発性メモ
リの書込み時にだけ演算制御部の動作クロックの周波数
を下げることによって、伝送器の動作に余裕を持たせ、
回路設計の自由度を上げることができる二線式信号伝送
器を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった二線式信号伝送器である。
【0010】(1)センサで測定した物理量を電気信号
に変換し、この電気信号を2本の伝送線を介して負荷側
に伝送する二線式信号伝送器において、伝送線上の電気
信号に重畳された通信データが書き込まれる不揮発性メ
モリと、センサの測定信号をアナログ/デジタル変換す
るA/D変換器と、このA/D変換器の変換データを読
み込んで所定の演算を行い、演算結果を出力データとし
て送出するとともに、伝送線から送られてくる信号を監
視し、伝送線から送られてくる電気信号に通信データが
重畳されていることを検出したときは、前記不揮発性メ
モリにデータの書き込みを行う演算制御部と、前記出力
データを所定の形式の電気信号に変換して伝送線に送出
する出力信号制御部と、を具備し、前記演算制御部は不
揮発性メモリにデータを書き込むときは、自身の動作ク
ロックの周波数を下げることを特徴とする二線式信号伝
送器。
【0011】(2)前記演算制御部は、クロック発生器
の発生クロックから動作クロックとなる分周クロックを
生成する分周手段と、この分周手段の分周比を制御する
分周比制御手段と、不揮発性メモリへ書き込みを行うと
きは前記分周比制御手段に制御信号を送って分周比を変
え、分周クロックの周波数を下げる書込制御手段と、を
有することを特徴とする(1)記載の二線式信号伝送
器。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1で図3と同一のものは同一符号を付ける。この
実施例はDC/DC変換器が自励式DC/DC変換器で
ある場合を示している。
【0013】演算制御部130は、不揮発性メモリ12
5にデータを書き込むときは、自身の動作クロックの周
波数を下げる。このための構成を説明する。
【0014】演算制御部130で、分周手段131はク
ロック発生器126の発生クロックから分周クロックを
生成する。この分周クロックが演算制御部130の動作
クロックになる。分周比制御手段132は分周手段13
1の分周比を制御する。書込制御手段133は、不揮発
性メモリ125へ書き込みを行うときは分周比制御手段
132に制御信号を送って分周比を変え、分周クロック
の周波数を下げる。
【0015】書込制御手段133は、伝送線から送られ
てくる信号を監視し、伝送線から送られてくる電気信号
(実施例では4〜20mAの電流信号)に通信データが
重畳されていることを検出したときは、不揮発性メモリ
125にデータの書き込みを行う。
【0016】図2は書き込み動作の信号タイムチャート
である。図2に示すように、クロックの分周比が可変に
なった演算制御部130により、不揮発性メモリ125
に書き込みを行うときにのみ動作クロックの周波数を下
げる。例えば、通常動作時は2MHz、書き込み時は1
MHzというように動作クロックの周波数を切り替え
る。
【0017】動作クロックの周波数を下げたときには、
入力に対する出力の応答が多少遅くなるが、出力の精度
は維持される。また、不揮発性メモリへの書き込み頻度
は低く、書き込みに有する時間もわずかであるため実用
上の支障はほとんどない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0019】請求項1乃至請求項2の発明によれば次の
効果が得られる。 出力が小さいときの伝送器の消費電流に余裕ができ、
回路設計の自由度が上がる。 不揮発性メモリへの書き込み中でも出力精度を維持で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】従来における二線式信号の構成例を示した図で
ある。
【符号の説明】
10 二線式信号伝送器 31,32 伝送線 122 出力電流制御部 125 不揮発性メモリ 130 演算制御部 131 分周手段 132 分周比制御手段 133 書込制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサで測定した物理量を電気信号に変換
    し、この電気信号を2本の伝送線を介して負荷側に伝送
    する二線式信号伝送器において、 伝送線上の電気信号に重畳された通信データが書き込ま
    れる不揮発性メモリと、 センサの測定信号をアナログ/デジタル変換するA/D
    変換器と、 このA/D変換器の変換データを読み込んで所定の演算
    を行い、演算結果を出力データとして送出するととも
    に、伝送線から送られてくる信号を監視し、伝送線から
    送られてくる電気信号に通信データが重畳されているこ
    とを検出したときは、前記不揮発性メモリにデータの書
    き込みを行う演算制御部と、 前記出力データを所定の形式の電気信号に変換して伝送
    線に送出する出力信号制御部と、 を具備し、前記演算制御部は不揮発性メモリにデータを
    書き込むときは、自身の動作クロックの周波数を下げる
    ことを特徴とする二線式信号伝送器。
  2. 【請求項2】 前記演算制御部は、 クロック発生器の発生クロックから動作クロックとなる
    分周クロックを生成する分周手段と、 この分周手段の分周比を制御する分周比制御手段と、 不揮発性メモリへ書き込みを行うときは前記分周比制御
    手段に制御信号を送って分周比を変え、分周クロックの
    周波数を下げる書込制御手段と、を有することを特徴と
    する請求項1記載の二線式信号伝送器。
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