JP3517656B2 - 無停電電源装置用ネットワークアダプタおよび無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置用ネットワークアダプタおよび無停電電源装置

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JP3517656B2
JP3517656B2 JP2002014720A JP2002014720A JP3517656B2 JP 3517656 B2 JP3517656 B2 JP 3517656B2 JP 2002014720 A JP2002014720 A JP 2002014720A JP 2002014720 A JP2002014720 A JP 2002014720A JP 3517656 B2 JP3517656 B2 JP 3517656B2
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uninterruptible power
ups
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昭典 宮崎
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
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    • Y04S20/221General power management systems

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  • Power Sources (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無停電電源
装置を管理する無停電電源装置管理システムにおいて用
いられる無停電電源装置用ネットワークアダプタおよび
その無停電電源装置管理システムの構成要素としての無
停電電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ機器がオフィスや一
般家庭に広く普及し、このコンピュータに対する電力の
安定供給が益々重要となってきている。また、コンピュ
ータが広く普及するにつれて、コンピュータ同士でデー
タを通信することも増え、この通信に用いられる通信ル
ータなどの通信機器に対する電力の安定供給も益々重要
となってきている。
【0003】コンピュータや通信機器などに対して電力
を安定供給するための機器としてはたとえば、無停電電
源装置などが挙げられる。無停電電源装置は、たとえば
電源とコンピュータとの間の電力系統に配設され、電源
が正常である時には該電源の電力を負荷機器へ供給し、
電源に異常が生じた時にはバッテリに蓄電されている電
力を負荷機器へ供給するものである。これにより、電源
に異常が生じたとしてもその影響を受けないようにコン
ピュータを動作させ続けることができる。
【0004】しかしながら、無停電電源装置をコンピュ
ータや通信機器の電源バックアップに用いた場合、特に
多数のコンピュータが通信機器にて相互接続されている
オフィスなどに設置したときには、多数の無停電電源装
置を利用しなければならない。
【0005】そして、このように無停電電源装置を多数
使用した場合、その複数の無停電電源装置の動作状態や
設定を確認するためには、各無停電電源装置が設置され
た場所に行き、1つずつ動作や設定を確認しなければな
らない。
【0006】また、無停電電源装置をコンピュータに接
続し、このコンピュータによって無停電電源装置の設定
や動作を確認する技術も開発されているが、やはり無停
電電源装置を1つ1つ確認しなければならないことには
かわりがない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術が
有する問題点については、本発明の出願人が既に出願し
た特願2001−342466の発明により解決されて
いる。
【0008】図16は、特願2001−342466の
発明の無停電電源装置の管理システムの一部を簡略化し
て示すものである。この図16に示す無停電電源装置の
管理システムは、ある1つの無停電電源装置(Uninterr
upted Power Supply:以下ではUPSともいう)201
とこのUPS201から電源が供給されて動作する負荷
機器としてのコンピュータ202,203が1つのUP
Sグループ211を構成している。
【0009】このUPSグループ211における負荷機
器としてのコンピュータ202,203は、それぞれが
元々受け持っている様々な仕事を行うほか、それぞれ通
信ネットワーク207(ここではLocal Area Networkと
するので以下ではLAN207という)に接続されてい
る。
【0010】そして、コンピュータ202は、UPS2
01と通信が可能であって、UPSグループ211の様
々な状態を監視するためのUPSグループコントローラ
としての機能を有している。そして、コンピュータ20
2は、自分の情報とUPS201とコンピュータ203
の情報を収集して、グループデータベースを生成し、登
録済みのIPアドレスを送信先に指定してこれを上位の
コンピュータ205へ送信する。すなわち、自己とUP
S201とコンピュータ203を管理するグループ管理
ソフトウェア(UPSグループコントローラプログラ
ム)を有している。また、UPS201の各種の設定制
御プログラムを有している。さらに、UPS201から
その機能や現在の動作状態情報を取得し、これら取得し
た情報を用いてUPSグループ管理情報などを生成す
る。
【0011】一方、コンピュータ203は、UPSグル
ープメンバとしての機能を行うソフトウエア(UPSグ
ループメンバプログラム)を有している。そして、この
コンピュータ203は、自己の情報を収集して、グルー
プメンバデータベースを生成し、UPSグループコント
ローラとなるコンピュータ202のIPアドレスを送信
先に指定し、グループメンバデータベースのデータを送
信する。
【0012】また、LAN207には、このUPS20
1の監視を含む監視システム全体を集約するコンピュー
タ205があり、このコンピュータ205はUPSドメ
インコントローラプログラムを有している。なお、この
UPS管理システムの詳細については、上述の特願20
01−342466に添付された明細書に詳細に説明さ
れており、また、後に説明する本発明の実施の形態にお
いても本発明に関係する範囲内でその説明を行う。
【0013】このような構成のUPS管理システムを採
用すれば、UPS201(UPS201は複数存在す
る)を一元的に管理することができ、前述した問題点は
解決することができる。このため、特願2001−34
2466の発明は、従来技術に比べきわめて大きなメリ
ットを有するものとなっている。
【0014】しかしながら、UPSを提供するメーカー
としては、1つのUPS管理システムに拘泥することな
く種々のシステムをユーザに提案する必要がある。たと
えば、コンピュータにハングアップが生じた場合にも対
応できるシステムも提案できれば、ユーザにとっては、
自己の購入条件や設置環境を考慮に入れて種々の検討が
でき、すなわち、選択の範囲が広がることとなり好まし
い。
【0015】具体的に示すと、図16で説明したUPS
管理システムでは、UPS201の状態を監視するため
のUPSグループコントローラプログラムがコンピュー
タ202にインストールされ、そのコンピュータ202
によってUPS201の様々な情報を生成するようにし
ているので、そのコンピュータ202がハングアップす
るといった不具合が生じると、このコンピュータ202
がUPSグループコントローラプログラムによって生成
した様々な情報を、上位コントローラ(図16の例で
は、コンピュータ205)側で取得できなくなる。
【0016】また、負荷機器としてのコンピュータ20
2は、UPSグループコントローラとしての機能の他
に、そのコンピュータがもともと受け持っている仕事も
行うのが一般的である。このため、コンピュータ202
は、そのもともとの仕事を実行するための演算の他に、
UPSグループコントローラとして演算を行う必要があ
るため、CPU(中央処理装置)の処理負荷が大きく、
また、 UPSグループコントローラとして取得した情
報を保持するためのメモリが必要となるなど、処理能力
の高いCPUや大容量のメモリを用意する必要がある。
【0017】このような状態が生じないようにする対策
としては、たとえば、イ)コンピュータ202をハング
アップさせない、ロ)UPS201に接続されると共に
UPS201と通信する複数のコンピュータに、UPS
グループコントローラプログラムをインストールする、
ハ)処理能力の高いハードウェアを用意する、等、種々
の対策を講ずることができる。しかし、UPS管理シス
テムの提供者としては、最も好ましいのは、コンピュー
タ202がハングアップしても何等問題が生じない他の
UPS管理システムを用意することである。このよなU
PS管理システムを用意できれば、ユーザに複数のUP
S管理システムを提案でき、すなわち、ユーザの要求
(コスト、安全性、管理容易性等)に合った種々のUP
S管理システムを提案できることとなり、好ましい。
【0018】なお、LANに接続された機器間で情報の
取得などを行う手段として、ネットワークアダプタの一
つであるLANボードがある。しかし、LANボードを
使用する際は、一般的にはSNMP(Simple Network M
anagement Protocol)と呼ばれる特殊なプロトコルを用
いて、細かな処理手順や様々な定義を決めるといった、
極めて面倒な人為的な処理が必要となるとともに、それ
を実行するための専用の高価なソフトウエアを用意する
必要があるなどの規制が存在する。
【0019】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたものであり、UPSの管理を行っていたコンピュ
ータがハングアップ状態に陥っても、そのUPS管理を
行うための様々なデータを上位コントローラで確実に取
得できるようにし、また、これまでUPSの管理を行っ
ていたコンピュータの処理負担を大幅に軽減できる無停
電電源装置用ネットワークアダプタおよび無停電電源装
置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の無停電電源装置用ネットワークアダプ
タは、無停電電源装置を管理する無停電電源管理システ
ムの構成要素としての当該無停電電源装置をネットワー
クに接続して他の情報機器との間での情報の授受を可能
とする無停電電源装置に装着されて使用されるネットワ
ークアダプタであって、無停電電源装置に関する情報お
よびその無停電電源装置から給電される当該無停電電源
装置グループ内の負荷機器に関する情報を生成するため
の無停電電源装置管理ソフトウエアがその記憶部に記憶
されて、その無停電電源装置管理ソフトウエアによっ
て、当該無停電電源装置に関する情報およびその無停電
電源装置グループ内の負荷機器に関する情報を生成を可
能とするとともに、その生成された情報を上記ネットワ
ークを介してこの無停電電源装置を監視する上位コント
ローラに送信可能としている。
【0021】さらに、この無停電電源装置管理ソフトウ
エアは、無停電電源装置から給電されている負荷機器を
登録し、この登録情報を用いて無停電電源装置の接続情
報を生成するプログラムを有する。
【0022】これによれば、複数台の無停電電源装置の
負荷機器に対する接続情報は、各無停電電源装置に装着
されて使用されるネットワークアダプタから上位コント
ローラへ送信されるので、複数台の無停電電源装置を該
上位コントローラにおいて一元監視することができる。
しかも、このような一元管理を行うための無停電電源装
置管理ソフトウエアがネットワークアダプタに搭載され
ているので、従来のように、コンピュータにそのソフト
ウエアをインストールしてそのコンピュータによって行
わせる方式と異なり、コンピュータがハングアップ状態
に陥る事態となっても、無停電電源装置管理ソフトウエ
アによって収集された様々な情報が上位のコンピュータ
側で取得できなくなるという不具合を防止することがで
きる。
【0023】さらに、これによれば、無停電電源装置と
その装置が電源供給する負荷機器の一元管理がしやすく
なる。すなわち、無停電電源装置の負荷機器が登録され
るので、接続機器の登録漏れが無くなり、無停電電源装
置の接続情報の漏れも無くなり、無停電電源装置と負荷
機器とを一元管理させることができる。
【0024】また、無停電電源装置の負荷機器としての
コンピュータに無停電電源装置管理ソフトウエアをイン
ストールさせる必要がなくなるので、そのコンピュータ
に搭載されるCPUの演算負荷を小さくすることができ
る。また、無停電電源装置管理ソフトウエアが取得した
情報を保持する必要もなくなるので、メモリを有効活用
することができ、それによって、コンピュータのハード
ウエア負担を小さくすることができる。
【0025】また、ネットワークアダプタに無停電電源
装置管理ソフトウエアそのものを搭載するので、無停電
電源装置管理ソフトウエアをネットワークアダプタ上で
動作可能とするために、SNMPなどの特殊なプロトコ
ルを用いて、細かな動作手順の設定や定義を決めるなど
の極めて手間のかかる人為的な処理を行う必要もなくな
る。
【0026】さらに、無停電電源装置管理ソフトウエア
をネットワークアダプタに搭載してそれを無停電電源装
置に装着するようにしているので、無停電電源装置側は
特に仕様を変更することなく、既存の無停電電源装置を
そのまま使用することができ、汎用性に優れたものとな
る。
【0027】また、他の発明では、上記無停電電源装置
管理ソフトウエアは、無停電電源装置内に存在するグル
ープメンバからの情報を用いて無停電電源装置の接続情
報を生成するプログラムを有する。
【0028】このようなプログラムをネットワークアダ
プタが有することによって、グループ内のグループメン
バの情報が、そのグループメンバからネットワークアダ
プタへ自動的に送信されることとなる。その結果、それ
によって、ネットワークアダプタの無停電電源装置管理
ソフトウエアにおいて、無停電電源装置に接続されてい
る全ての機器の接続情報などを登録する必要がなくな
り、登録作業の負荷を軽減させることができる。
【0029】また、他の発明では、上記無停電電源装置
管理ソフトウエアは、無停電電源装置の接続情報の送信
先が登録されるとともに、当該送信先へ無停電電源装置
の接続情報を送信するプログラムを有する。
【0030】このようなプログラムをネットワークアダ
プタが有することによって、登録された送信先(上位コ
ントローラ)に接続情報を送信することができ、それに
よって、送信先(上位コントローラ)では、リンク情報
を付加し、かつ、そのリンク情報をリストとして管理す
ることができる。このように、送信先を指定するだけ
で、その指定に基づくグルーピングがなされた接続ツリ
ーなどを上位コントローラで自動生成することができ
る。
【0031】また、無停電電源装置管理ソフトウエア
は、無停電電源装置の接続情報の送信先が登録されると
ともに、当該送信先へ無停電電源装置の接続情報の1つ
となる動作状態情報を周期的に送信するようなプログラ
ムを有するようにするのが好ましい。
【0032】ネットワークアダプタがこのようなプログ
ラムを有することによって、上位コントローラに無停電
電源装置の動作状態を定期的に送信することができ、常
に最新の動作状態情報を送ることができる。
【0033】また、本発明の無停電電源装置は、無停電
電源装置を管理する無停電電源装置管理システムの構成
要素としての無停電電源装置において、自己の無停電電
源装置に関する情報およびその無停電電源装置から給電
される負荷機器に関する情報を生成するための無停電電
源装置管理ソフトウエアがその記憶部に記憶されて、そ
の無停電電源装置管理ソフトウエアによって、自己の無
停電電源装置に関する情報およびその無停電電源装置か
ら給電される負荷機器に関する情報の生成を可能とする
とともに、その生成された情報をネットワークを介して
上記無停電電源装置を監視する上位コントローラに送信
可能としている。
【0034】さらに、この無停電電源装置管理ソフトウ
エアは、無停電電源装置から給電されている負荷機器を
登録し、この登録情報を用いて無停電電源装置の接続情
報を生成するプログラムを有している。
【0035】このようなプログラムを無停電電源装置が
有することによって、無停電電源装置とその装置が電源
供給する負荷機器の一元管理がしやすくなる。すなわ
ち、無停電電源装置の負荷機器が登録されるので、接続
機器の登録漏れが無くなり、無停電電源装置の接続情報
の漏れも無くなり、無停電電源装置と負荷機器とを一元
管理させることができる。
【0036】また、これにより、従来のように、コンピ
ュータに無停電電源装置ソフトウエアをインストールし
てそのコンピュータによって管理を行わせる方式と異な
り、コンピュータがハングアップ状態に陥る事態となっ
ても、無停電電源装置管理ソフトウエアによって収集さ
れた様々な情報が上位のコンピュータ側で取得できなく
なるという不具合を防止することができる。
【0037】また、無停電電源装置の負荷機器としての
コンピュータに無停電電源装置管理ソフトウエアをイン
ストールさせる必要がなくなるので、そのコンピュータ
に搭載されるCPUの演算負荷を小さくすることができ
る。また、無停電電源装置管理ソフトウエアが取得した
情報を保持する必要もなくなるので、メモリ領域を有効
活用することができ、それによって、コンピュータのハ
ードウエア負担を小さくすることができる。
【0038】さらに、無停電電源装置そのものに無停電
電源装置管理ソフトウエアを搭載することにより、その
無停電電源装置をそのまま使用するだけで無停電電源装
置管理ソフトウエアを動作させることができ、一元管理
システムを簡単にしかも安価に構築することができる。
【0039】また、他の発明では、上記無停電電源装置
管理ソフトウエアは、無停電電源装置内に存在するグル
ープメンバからの情報を用いて無停電電源装置の接続情
報を生成するプログラムを有している。
【0040】無停電電源装置がこのようなプログラムを
有することによって、グループ内のグループメンバの情
報が、そのグループメンバから無停電電源装置へ自動的
に送信されることとなる。その結果、無停電電源装置管
理ソフトウエアにおいて、無停電電源装置に接続されて
いる全ての機器の接続情報などを登録する必要がなくな
り、登録作業の負荷を軽減させることができる。
【0041】また、他の発明では、上記無停電電源装置
管理ソフトウエアは、無停電電源装置の接続情報の送信
先が登録されるとともに、当該送信先へ無停電電源装置
の接続情報を送信するプログラムを有している。
【0042】このようなプログラムを無停電電源装置が
有することによって、登録された送信先(上位コントロ
ーラ)に接続情報を送信することができ、それによっ
て、送信先(上位コントローラ)では、リンク情報を付
加し、かつ、そのリンク情報をリストとして管理するこ
とができる。このように、送信先を指定するだけで、そ
の指定に基づくグルーピングがなされた接続ツリーなど
を上位コントローラで自動生成することができる。
【0043】さらに、他の発明は、上述の各発明の無停
電電源装置に加え、無停電電源装置管理ソフトウエア
は、前記無停電電源装置の接続情報の送信先が登録され
るとともに、当該送信先へ無停電電源装置の接続情報の
1つとなる動作状態情報を周期的に送信するようなプロ
グラムを有している。
【0044】無停電電源装置がこのようなプログラムを
有することによって、上位コントローラに無停電電源装
置の動作状態を定期的に送信することができ、常に最新
の動作状態情報を送ることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本発明の具体的な実施の形態を説明する前
に、本発明の基本となる部分の実施の形態について説明
する。
【0046】本発明は、UPSを管理するためのソフト
ウエア、たとえば、前述の図16で示したコンピュータ
202にインストールされているUPSグループコント
ローラプログラム等をネットワークアダプタ(後述す
る、具体的な実施の形態ではネットワークをLANとす
るので、以下ではLANボードという)に搭載したもの
である。なお、このLANボードに搭載されるUPS管
理用ソフトウエアの具体的な内容についてはのちに後述
する。
【0047】図1は、UPS1に設けられたスロット部
1aから内部に挿入することで、UPS1の内部回路
(図示せず)との接続が可能となる形式のLANボード
LBとそのLANボードLBが接続されるUPS1を示
すものである。なお、図1において破線で示したLAN
ボードLBは、UPS1に挿入された状態を示したもの
である。
【0048】このようなLANボードLBに、たとえ
ば、UPSグループコントローラプログラム等をその記
憶部Mに記憶させ、このLANボードLB上でUPS管
理用ソフトウエアを動作させて、UPS1の管理に必要
な様々な情報をそのUPS管理用ソフトウエアによって
生成している。そして、生成した情報をLANボードL
B上に蓄積したりネットワーク上に送出できるようにし
ている。なお、このLANボードLBには、UPS1へ
の接続用のコネクタC1、外部シリアル通信用コネクタ
C2、LAN接続用コネクタC3などが設けられてい
る。
【0049】これによって、 たとえ、図16のコンピ
ュータ202がハングアップするような事態が生じて
も、本発明では、UPS管理ソフトウエアによって生成
された様々な情報は、LANボードLB上に存在するの
で、それを上位のコンピュータ(図16の例では、ドメ
インとしてのコンピュータ205)側で取得することが
できる。
【0050】また、このようにLANボードLBにUP
S管理ソフトウエアを搭載することによって、図16の
コンピュータ202は、UPS管理ソフトウエアが不要
となるので、コンピュータ202のCPUの演算負荷を
小さくすることができる。また、UPS管理ソフトウエ
アが取得した情報を保持するためのメモリ領域の確保も
必要もなくなるので、コンピュータ202におけるハー
ドウエアの負担を小さくすることができる。
【0051】また、LANボードLBにUPS管理ソフ
トウエアそのものを搭載するので、SNMPなどの特殊
なプロトコルを用いた動作手順の設定や定義を決めるな
どの手間のかかる人為的な処理を行う必要もなくなる。
【0052】なお、図1では、LANボードLBは、U
PS1内部に挿入することでUPS1と接続される形式
のものを例にしたが、図示は省略するが、LANボード
LBは、UPS1に対して外部設置型のものであっても
よい。
【0053】図2は、図1のLANボードLBが搭載さ
れたUPS1の一元管理システムの一例を示すシステム
構成図である。この実施の形態では、それぞれのUPS
グループ11において、図1に示すようなUPSグルー
プコントローラプログラムを搭載したLANボードLB
がそれぞれ対応するUSBグループ11のUPS1に装
着されているものとする。
【0054】この図2に示す一元管理システムは、複数
台のUPS1(後述するUPS1A,1Bを含む)を監
視するものであり、それぞれのUPS1を介して電力が
供給される複数種類のコンピュータ2,3,4,5と、
複数台の通信ルータ6と、通信ルータ6同志あるいは通
信ルータ6とコンピュータ2,3,4,5とを接続する
複数本の通信ケーブル7と、所定のUPS1を介して電
力が供給されるディスクアレイ8と、を備える。また、
各UPS1と各コンピュータ2,3,4,5とは通信ケ
ーブル7で接続され、互いにデータや指令を送受信する
ことができる。
【0055】なお、この実施の形態において、通信ネッ
トワークは、複数台の通信ルータ6と、複数本の通信ケ
ーブル7とからなるいわゆるLANとして構成されてい
る。通信ネットワークは、この他にもたとえば、通信ネ
ットワークの一部としてインターネットやATM(As
ynchronus Transfer Mode)交
換網などが利用されている構成であってもよい。
【0056】また、この一元管理システムにおいて、U
PS1とコンピュータ2,3,4,5とは電源ケーブル
9にて接続され、この電源ケーブル9を介して電力が供
給されている。ディスクアレイ8や通信ルータ6とUP
S1とも電源ケーブル9にて接続され、この電源ケーブ
ル9を介して電力が供給されている。なお、図2におい
て、符号10で示す装置は、UPS1を介することなく
給電されているコンピュータである。
【0057】さらに、この図2において、点線枠11は
後述する各UPSグループの範囲、二点鎖線枠12は後
述するUPSワークグループの範囲、一点鎖線枠13は
後述するUPSドメインの範囲を示している。
【0058】なお、UPS1(UPS1A,1Bを含
む)は、電源と負荷機器(ここではコンピュータ2,
3,4,5など)との間の電力系統に配設され、電源が
正常である時には該電源の電力を負荷機器へ供給し、電
源に異常が生じた時にはバッテリに蓄電されている電力
を負荷機器へ供給するものである。また、バッテリは電
源にて充電されるのが一般的である。
【0059】図3は、管理ソフトウエアとしてのUPS
グループコントローラプログラム等が搭載されたLAN
ボードLBの内部構成を示すものである。なお、この、
UPSグループコントローラプログラム等は、もともと
は、図16におけるコンピュータ202に搭載されて、
コンピュータ202がUPSグループコントローラとし
ての機能を有するものである。本実施の形態では、その
UPSグループコントローラプログラム等を図1に示す
ようにLANボードLBに搭載し、そのLANボードL
Bを当該グループのUPS1に装着するようにしてい
る。したがって、以下では、LANボードLBをUPS
グループコントローラLBという。
【0060】なお、コンピュータ202が有していたU
PSグループコントローラとしての機能をLANボード
LBに移すことによって、UPS1に接続されるコンピ
ュータ2,3は、UPS1と通信してUPS1から取得
した情報を上位のコンピュータに受け渡すUPSグルー
プコントローラとしての機能を持たないものとなる。し
かし、このコンピュータ2,3は、前述したように、グ
ループメンバとしての機能を有するものとなっている。
また、一方のコンピュータは、UPSグループコントロ
ーラとしての仕事以外の他の仕事を行い、さらに、UP
Sグループコントローラとしての機能の一部(モニタへ
の表示機能など)を行うことも可能としている。
【0061】このUPSグループコントローラプログラ
ム等が記憶されたLANボードLBは、通信ケーブル7
を用いて通信ルータ6に接続される上位通信インタフェ
ース(I/F)14と、UPS1に接続される下位通信
インタフェース(I/F)15と、時刻を生成するタイ
マ16などが接続されるI/Oポート20と、UPSグ
ループコントローラプログラム21などのプログラムお
よびデータを記憶する内蔵型記憶媒体22と、このUP
Sグループコントローラプログラム21に基づいて上位
通信I/F14、下位通信I/F15、タイマ16、I
/Oポート20などの周辺機器を制御する中央処理装置
23と、中央処理装置23が利用しているプログラムな
どが記憶されるメモリ24と、これらを相互に接続する
システムバス25と、を備える。なお、このLANボー
ドLBは、UPS1からの電源によって動作する。
【0062】UPSグループコントローラプログラム2
1は、UPS1に関する情報、たとえば、UPS1と負
荷機器との接続情報などが含まれるグループデータベー
ス27を生成するグループモニタプログラム28と、グ
ループデータベース27の情報を表示したり、UPS1
や負荷機器などの設定、制御を行うグループエクスプロ
ーラプログラム29とからなる。
【0063】グループモニタプログラム28は、さら
に、グループデータベース27を生成して内蔵型記憶媒
体22に記憶させるグループデータベース生成プログラ
ム30と、上位通信I/F14から他のコンピュータへ
グループデータベース27を送信させるグループデータ
ベース送信プログラム31と、UPS1に対する設定処
理や制御処理を行う設定制御プログラム32とからな
る。
【0064】グループデータベース生成プログラム30
は、中央処理装置23にて実行されることで、LANボ
ードLBの管理ソフトウエア内に、接続情報記憶手段お
よび動作状態情報記憶手段としてのグループデータベー
ス生成手段を実現するものである。このグループデータ
ベース生成手段は、下位通信I/F15に接続されたU
PS1に関する情報、たとえば動作状態や接続状態など
の情報を含むグループデータベース27を生成するもの
である。
【0065】具体的には、たとえば、グループデータベ
ース生成手段は、下位通信I/F15とUPS1との間
で通信を周期的に行わせて、UPS1の種類や能力に関
する情報や実際の動作状態情報を収集し、これをUPS
1に関する情報として内蔵型記憶媒体22に記憶更新さ
せる。
【0066】また、グループデータベース生成手段は、
このグループに存在する負荷機器の種類や名称などの識
別情報を、UPS1に接続された負荷機器の情報として
内蔵型記憶媒体22に記憶させる。さらに、グループデ
ータベース生成手段は、上位通信I/F14が受信した
後述するグループメンバデータベース47をUPS1に
接続された負荷機器の情報として内蔵型記憶媒体22に
記憶させる。
【0067】なお、UPS1の動作状態情報としては、
UPS1への入力電力(電圧、電流)の値、UPS1の
負荷電力の値、UPS1の動作状態(通常運転状態ある
いはバッテリ運転状態)、UPS1の障害の種類、バッ
テリの充電率などが挙げられる。
【0068】これらのUPS1に関する情報の登録処理
と、UPS1に接続された負荷機器に関する情報の登録
処理とによって、内蔵型記憶媒体22には、UPS1へ
の接続情報および動作状態情報を含んだグループデータ
ベース27が生成される。また、下位通信I/F15と
UPS1との間での通信を周期的に実施させて、最新の
動作状態情報をグループデータベース27に保持させて
いる。
【0069】グループデータベース送信プログラム31
は、中央処理装置23にて実行されることで、UPSグ
ループコントローラLB内に、送信先記憶手段、接続情
報送信手段および動作状態情報送信手段としてのグルー
プデータベース送信手段を実現するものである。このグ
ループデータベース送信手段は、グループデータベース
27の情報を上位通信I/F14から所定の送信先へ周
期的に送信させるものである。
【0070】具体的には、たとえば、グループデータベ
ース送信手段は、後述するUPSドメインコントローラ
5あるいはUPSワークグループコントローラ4のIP
アドレス(識別情報の一例)を予め内蔵型記憶媒体22
に記憶させる。その後、周期的に、グループデータベー
ス27から情報を読み出し、読み出した情報を、上記I
Pアドレスを送信先に指定して上位通信I/F14に送
信させる。これにより、グループデータベース生成手段
がグループデータベース27を周期的に更新しているこ
とと共働して、UPS1などの最新の動作状態情報を、
後述するUPSドメインコントローラ5あるいはUPS
ワークグループコントローラ4に送信することができ
る。
【0071】UPS設定制御プログラム32は、中央処
理装置23にて実行されることで、UPSグループコン
トローラLB内に、設定制御情報記憶手段および設定制
御情報送信手段としてのUPS設定制御手段を実現する
ものである。このUPS設定制御手段は、下位通信I/
F15からUPS1へ制御指令などを送信させて、UP
S1の動作を制御したり、UPS1の設定を行うもので
ある。
【0072】具体的には、たとえば、UPS設定制御手
段は、UPS1に対する設定や制御を行うための設定情
報や、上位通信I/F14が受信した他のコンピュータ
からの設定情報を内蔵型記憶媒体22に記憶させる。ま
た、内蔵型記憶媒体22に記憶されている設定情報や、
上位通信I/F14が受信した他のコンピュータからの
制御情報に基づいて制御指令を生成し、これを下位通信
I/F15からUPS1へ送信させるものである。これ
により、たとえばUPS1へ起動時刻情報を送信するこ
とで、該時刻においてUPS1を強制的に起動させるこ
とができる。また、他にも、UPS1へ停止時刻情報を
送信することで、該時刻においてUPS1を強制的に停
止させることができる。
【0073】図4は、図2に示すコンピュータの内、U
PSグループメンバプログラム41がインストールされ
たコンピュータ(グループメンバ)2,3の内部構成を
示すブロック図である。以下、このコンピュータをUP
Sグループメンバ2,3と呼ぶ。
【0074】各UPSグループメンバ2,3は、通信ケ
ーブル7を用いて通信ルータ6に接続される上位通信イ
ンタフェース(I/F)35と、時刻を生成するタイマ
36と、モニタ37、キーボード38、ポインティング
デバイス39などが接続されるI/Oポート40と、U
PSグループメンバプログラム41などのプログラムお
よびデータを記憶する内蔵型記憶媒体42と、このプロ
グラムに基づいて上位通信I/F35、タイマ36、I
/Oポート40などの周辺機器を制御する中央処理装置
43と、中央処理装置43が利用しているプログラムな
どが記憶されるメモリ44と、これらを相互に接続する
システムバス45と、を備える。また、UPSグループ
メンバ2,3の電源ユニット46には電源ケーブル9が
接続され、この電源ケーブル9を介して供給された電力
にて上記UPSグループメンバ2,3の各部材は動作す
る。
【0075】UPSグループメンバプログラム41は、
中央処理装置43にて実行されることで、コンピュータ
2,3をUPSグループメンバ2,3として動作させる
ものである。このUPSグループメンバ2,3は、周期
的に、UPSグループコントローラLBにて必要とされ
る自分の情報を収集してグループメンバデータベース4
7を生成する。また、周期的に、このグループメンバデ
ータベース47のデータを、上位通信I/F35からU
PSグループコントローラLB、すなわちUPS1側へ
送信させるものである。
【0076】具体的には、たとえば、UPSグループメ
ンバ2,3は、UPSグループコントローラLBのIP
アドレスを予め内蔵型記憶媒体42に記憶させる。その
後、周期的に、上位通信I/F35に、送信先として上
記IPアドレスを指定して、グループメンバデータベー
ス47のデータを送信させる。
【0077】これにより、図2に示す各UPSグループ
メンバ2,3は、それぞれが所属するUPSグループコ
ントローラLBへそれぞれの最新の接続情報や動作状態
情報を送信することができる。また、図2に示す各UP
SグループコントローラLBの内蔵型情報記憶媒体22
に、UPS1が電源供給している負荷機器の接続情報と
して、それぞれのUPSグループ11に所属する全ての
負荷機器の接続情報を記憶させることができる。
【0078】なお、UPSグループメンバプログラム4
1の詳細なプログラムは、UPSグループコントローラ
LBにおけるUPSグループコントローラプログラム2
1とほぼ同一であるのでその説明を省略する。
【0079】図5は、図2に示すコンピュータの内、U
PSワークグループコントローラプログラム55がイン
ストールされたコンピュータ(上位コントローラ)4の
内部構成を示すブロック図である。以下、このコンピュ
ータ4をUPSワークグループコントローラ4と呼ぶ。
【0080】UPSワークグループコントローラ4は、
通信ケーブル7を用いて通信ルータ6に接続される上位
通信インタフェース(I/F)48と、通信ケーブル7
を用いてLANボードLBを有しないUPS1Aに接続
される下位通信インタフェース(I/F)49と、時刻
を生成するタイマ50と、モニタ51、キーボード5
2、ポインティングデバイス53などが接続されるI/
Oポート54と、UPSワークグループコントローラプ
ログラム55やUPSグループコントローラプログラム
56などのプログラムおよびデータを記憶する内蔵型記
憶媒体57と、このプログラムに基づいて上位通信I/
F48、下位通信I/F49、タイマ50、I/Oポー
ト54などの周辺機器を制御する中央処理装置58と、
中央処理装置58が利用しているプログラムなどが記憶
されるメモリ59と、これらを相互に接続するシステム
バス60と、を備える。
【0081】また、UPSワークグループコントローラ
4中の電源ユニット61には電源ケーブル9が接続さ
れ、この電源ケーブル9を介して供給された電力にてU
PSワークグループコントローラ4の各部材は動作す
る。なお、UPS1Aを他のUPS1と同様に、LAN
ボードLBを有し、その内部に図3に示す各種のプログ
ラムやデータベースを保有させるようにしても良い。
【0082】UPSワークグループコントローラプログ
ラム55は、ワークグループデータベース生成プログラ
ム62と、ワークグループデータベース送信プログラム
63と、接続ツリー表示プログラム64と、状態表示プ
ログラム65と、設定制御プログラム66と、を備え
る。
【0083】ワークグループデータベース生成プログラ
ム62は、中央処理装置58にて実行されることで、U
PSワークグループコントローラ4内に、接続情報記憶
手段としてのワークグループデータベース生成手段を実
現するものである。このワークグループデータベース生
成手段は、ワークグループデータベース67を生成して
内蔵型記憶媒体57に記憶させるものである。
【0084】具体的には、たとえば、UPSグループコ
ントローラLBから上位通信I/F48へ送信されてき
たグループデータベース27のデータに、送信元のUP
SグループコントローラLB毎に固有のリンク情報を付
加して内蔵型記憶媒体57に記憶させる。また、同一コ
ンピュータ内で実行されているUPSグループコントロ
ーラプログラム56からのUPSグループデータベース
68のデータに、別の固有のリンク情報を付加して内蔵
型記憶媒体57に記憶させる。そして、ワークグループ
データベース生成手段は、さらに、グループデータベー
ス27とUPSグループデータベース68に1対1の対
応にて割り付けたリンク情報のリストを内蔵型記憶媒体
57に記憶させる。これらの情報で、UPSワークグル
ープデータベース67は構成される。
【0085】したがって、図2に示すUPSワークグル
ープコントローラ4には、UPS1,1Aの接続情報と
して、ワークグループ12内にある全ての負荷機器の接
続情報や動作状態情報が記憶されることになる。
【0086】なお、このようにUPSワークグループコ
ントローラプログラム55とUPSグループコントロー
ラプログラム56とが同一コンピュータ上で動作してい
る場合には、内蔵型情報記憶媒体57上には、UPSワ
ークグループデータベース67とその一部と同一の情報
であるUPSグループデータベース68とが共存するこ
とになるが、これら重複する情報を一元化してもよい。
【0087】ワークグループデータベース送信プログラ
ム63は、中央処理装置58にて実行されることで、U
PSワークグループコントローラ4内にワークグループ
データベース送信手段を実現するものである。このワー
クグループデータベース送信手段は、上位通信I/F4
8によってUPSワークグループデータベース67のデ
ータを送信させるものである。
【0088】具体的には、たとえば、送信先のワークグ
ループデータベース送信手段は、後述するUPSドメイ
ンコントローラ5のIPアドレスを予め内蔵型記憶媒体
57に記憶させる。その後、周期的に、UPSワークグ
ループデータベース67から情報を読み出し、上記IP
アドレスを送信先に指定して上位通信I/F48から該
情報を送信させる。これにより、ワークグループデータ
ベース生成手段がUPSワークグループデータベース6
7を周期的に更新していることと共働して、後述するU
PSドメインコントローラ5において最新の動作状態を
把握することが可能となる。
【0089】接続ツリー表示プログラム64は、中央処
理装置58にて実行されることで、UPSワークグルー
プコントローラ4内に、接続ツリー生成手段、接続ツリ
ー表示手段、状態画像記憶手段および状態画像選択手段
としての接続ツリー表示手段を実現するものである。こ
の接続ツリー表示手段は、内蔵型記憶媒体57からUP
S1の接続情報を読み出して、各リンク情報に基づいて
該接続情報を階層化して接続ツリー69(図6参照)を
生成し、この接続ツリー69をモニタ51に表示させる
ものである。
【0090】特に、この接続ツリー表示手段は、予めU
PS1の動作状態、たとえば通常運転状態やバッテリ運
転状態、運転停止状態など毎に対応付けられた複数個の
状態画像を内蔵型記憶媒体57に記憶させるとともに、
各UPS1の動作状態情報を用いて複数個の状態画像の
中から1つを選択し、この状態画像を接続ツリー69内
においてUPS1に対応付けて割り付けている。
【0091】図6に示す接続ツリー69は、UPS1だ
けではなく、負荷機器、負荷セグメント、UPSグルー
プ11、UPSワークグループコントローラ4、UPS
ワークグループ12についても状態画像が対応付けられ
ている。
【0092】状態表示プログラム65は、中央処理装置
58にて実行されることで、UPSワークグループコン
トローラ4内に、動作状態情報収集手段および動作状態
表示手段としての状態表示手段を実現するものである。
この状態表示手段は、接続ツリー69から選択されたU
PS1や負荷機器の現在の動作状態情報を取得してモニ
タ51に表示させるものである。
【0093】具体的には、たとえば、状態表示手段は、
接続ツリー69において、UPS1あるいは負荷機器が
選択されると、この選択操作に基づいて上位通信I/F
48からUPSグループコントローラLBあるいはUP
Sグループメンバ2,3へ動作状態情報の送信指令を送
信させ、この送信指令に基づいて送信されてきた動作状
態情報を上位通信I/F48が受信し、その受信した動
作状態情報をモニタ51に表示させる。
【0094】特に、この実施の形態では、UPSワーク
グループコントローラプログラム55によって表示され
るウィンドウ70(図6参照)に、接続ツリー69とと
もに動作状態情報の表示エリア71が割り付けられてお
り、接続ツリー69と動作状態情報とを同時に表示させ
ることができる。
【0095】したがって、ユーザは、接続ツリー69内
の状態画像に基づいて異常などを判定した後、必要に応
じて所定のUPS1,1Aなどを選択することで、その
UPS1の現在の動作状態を同一画面内で把握すること
ができる。その結果、異常が発生した時には、その異常
個所や異常内容を速やかに特定し、異常の内容に応じた
適切な対応を速やかにとることができる。図6の右下方
にはワークグループ12内のUPS1,1Aの動作状態
が表示されている。
【0096】設定制御プログラム66は、中央処理装置
58にて実行されることで、UPSワークグループコン
トローラ4内に、設定制御送信手段としての設定制御手
段を実現するものである。この設定制御手段は、設定情
報あるいは制御情報を、上位通信I/F48から所定の
UPSグループコントローラLBあるいはUPSグルー
プメンバ2,3へ送信するものである。
【0097】具体的には、たとえば、ワークグループコ
ントローラプログラム55のウィンドウ70内の設定ボ
タン72あるいは制御ボタン73が操作されると、接続
ツリー69から選択されたUPS1,1Aに対する設定
入力画面を表示エリア71に表示させる。そして、この
表示状態で、キーボード52あるいはポインティングデ
バイス53から入力された入力情報に基づいて設定情報
あるいは制御情報を生成する。次に、選択されたUPS
1に装着されたUPSグループコントローラLBを送信
先に指定し、あるいはコンピュータ4自身を指定して、
その設定情報あるいは制御情報を上位通信I/F48等
から送信させたり記憶させたりする。なお、送信先とな
るコンピュータのIPアドレスは、UPSワークグルー
プデータベース67から取得することができる。
【0098】これにより、UPSワークグループコント
ローラ4において、そのワークグループ12内の全ての
UPS1,1Aに対する設定や制御を行うことができ
る。これ以外の構成は、UPSグループコントローラL
Bにおける同名の構成と同一であり、説明を省略する。
【0099】図7は、図2に示すコンピュータの内、U
PSドメインコントローラプログラム81がインストー
ルされたコンピュータ(上位コントローラ)5の内部構
成を示すブロック図である。以下、このコンピュータ5
をUPSドメインコントローラ5と呼ぶ。
【0100】UPSドメインコントローラ5は、通信ケ
ーブル7を用いて通信ルータ6に接続される上位通信イ
ンタフェース(I/F)74と、通信ケーブル7を用い
てLANボードLBを有しないUPS1Bに接続される
下位通信インタフェース(I/F)75と、時刻を生成
するタイマ76と、モニタ77、キーボード78、ポイ
ンティングデバイス79などが接続されるI/Oポート
80と、UPSドメインコントローラプログラム81や
UPSグループコントローラプログラム82などのプロ
グラムおよびデータを記憶する内蔵型記憶媒体83と、
このプログラムに基づいて上位通信I/F74、タイマ
76、I/Oポート80などの周辺機器を制御する中央
処理装置84と、中央処理装置84が利用しているプロ
グラムなどが記憶されるメモリ85と、これらを相互に
接続するシステムバス86と、を備える。
【0101】また、UPSドメインコントローラ5中の
電源ユニット87には電源ケーブル9が接続され、この
電源ケーブル9を介して供給された電力にて上記各部材
は動作する。なお、UPS1Bを、他のUPS1と同様
にLANボードLBを有し、その記憶部Mに図3に示す
各種のプログラムやデータベースを保持させるようにし
ても良い。
【0102】UPSドメインコントローラプログラム8
1は、ドメインデータベース生成プログラム88と、接
続ツリー表示プログラム89と、状態表示プログラム9
0と、設定制御プログラム91と、を備える。
【0103】ドメインデータベース生成プログラム88
は、中央処理装置84にて実行されることで、UPSド
メインコントローラ5内に、接続情報記憶手段としての
ドメインデータベース生成手段を実現するものである。
このドメインデータベース生成手段は、UPSドメイン
データベース92を生成して内蔵型記憶媒体83に記憶
させるものである。
【0104】具体的には、ドメインデータベース生成手
段は、たとえば、UPSグループコントローラLBから
上位通信I/F74へ送信されたグループデータベース
27のデータや、UPSワークグループコントローラ4
から上位通信I/F74へ送信されたUPSワークグル
ープデータベース67のデータに、送信元毎に固有のリ
ンク情報を付加して内蔵型記憶媒体83に記憶させる。
また、同一コンピュータ内で実行されているUPSグル
ープコントローラプログラム82からのUPSグループ
データベース93のデータに、別の固有のリンク情報を
付加して内蔵型記憶媒体83に記憶させる。そして、ド
メインデータベース生成手段は、さらに、これらのリン
ク情報のリストを内蔵型記憶媒体83に記憶させる。
【0105】したがって、図2に示すUPSドメインコ
ントローラ5には、UPS1,1A,1Bの接続情報と
して、UPSドメイン13内にある全てのUPS1,1
A,1Bの接続情報や動作状態情報が記憶されることに
なる。
【0106】なお、このようにUPSドメインコントロ
ーラプログラム81とUPSグループコントローラプロ
グラム82とが同一コンピュータ上で動作している場合
には、内蔵型情報記憶媒体83上には、UPSドメイン
データベース92とその一部と同一の情報であるUPS
グループデータベース93とが共存することになるが、
これら重複する情報を一元化してもよい。
【0107】これ以外のプログラムは、UPSワークグ
ループコントローラプログラム55中の同名のプログラ
ムと同一であり、説明を省略する。なお、図8は、ドメ
インコントローラプログラム81の動作によって表示さ
れるウィンドウ94に、UPSドメイン13内の接続ツ
リー95と表示エリア96とを表示した例である。図8
では、表示エリア96の下方に、選択されたワークグル
ープ12内のの動作状態がリスト化されて表示されてい
る。
【0108】ところで、図9に、UPSドメインデータ
ベース92の詳細なデータ構造の一例を示す。この図9
において、符号97はUPSドメイン管理情報を示し、
符号98はUPSワークグループ管理情報を示し、符号
99はそれぞれUPSグループ管理情報を示し、符号1
00は負荷セグメント管理情報を示し、符号101は負
荷機器管理情報を示している。なお、これらの管理情報
97,・・・,101は、たとえばそれぞれが1つ1つ
のファイルとして内蔵型記憶媒体83に記憶されてい
る。
【0109】負荷機器管理情報101は、UPS1,1
A,1Bから給電されるコンピュータや通信ルータ6な
どの負荷機器毎に設けられる情報であり、図10に示す
ように、負荷機器自体の情報102とともに、負荷機器
を接続ツリー95で表示する際に利用するアイコン情報
103と、UPSドメイン13内で該負荷機器を管理す
るための管理情報104と、で構成されている。
【0110】なお、管理情報の1つとして登録されてい
るINDEX番号は、UPSドメイン13を接続ツリー
95で表示する場合に表示される全てのツリーエレメン
ト、たとえば負荷機器管理情報101、負荷セグメント
管理情報100、UPSグループ管理情報99、UPS
ワークグループ管理情報98を区別するために、少なく
ともそれらのツリーエレメント間において固有に割り付
けられる番号である。
【0111】UPSグループ管理情報99は、UPS1
ごとに設けられる情報であり、図11に示すように、U
PS1,1A,1B自体の接続UPS情報105ととも
に、UPS1,1A,1Bを接続ツリー95で表示する
際に利用するアイコン情報106と、UPSドメイン1
3内で該UPSグループ管理情報99を管理するための
管理情報(自分のINDEX番号を含む)107と、U
PS1に装着されているUPSグループコントローラL
Bのコントローラ情報108と、負荷セグメント毎に設
けられた負荷セグメント情報(負荷セグメント管理情報
のINDEX番号を含む)109と、で構成されてい
る。
【0112】この負荷セグメントは、1つのUPSグル
ープ11に対して少なくとも1つ定義されるものであ
る。そして、たとえば複数の出力コンセントを備え、こ
れらを独立して設定制御できるようなUPSグループ1
1である場合には、この出力コンセントと同数の負荷セ
グメントが設定される。これにより、出力コンセントを
単位として設定や制御を行うことが可能となる。
【0113】先に示した負荷セグメント管理情報100
は、このように定義される負荷セグメント毎に設けられ
る情報であり、図12に示すように、負荷機器を接続ツ
リー95で表示する際に利用するアイコン情報110
と、UPSドメイン13内で該負荷セグメント管理情報
100を管理するための管理情報(自分のINDEX番
号を含む)111と、負荷セグメント内の負荷機器の情
報(負荷機器のINDEX番号を含む)112と、で構
成されている。
【0114】先に示したUPSワークグループ管理情報
98は、UPSワークグループ12毎に設けられる情報
であり、図13に示すように、UPSワークグループコ
ントローラ4自体のワークグループコントローラ情報1
13とともに、UPSワークグループコントローラ4を
接続ツリー95で表示する際に利用するアイコン情報1
14と、UPSドメイン13内で該UPSワークグルー
プ管理情報98を管理するための管理情報(自分のIN
DEX番号を含む)115と、UPSワークグループ1
2内のUPSグループ管理情報(UPSグループ管理情
報のINDEX番号を含む)116と、で構成されてい
る。
【0115】UPSドメイン管理情報97は、UPSド
メイン13毎に設けられる情報であり、図14および図
15に示すように、UPSドメインコントローラ5自体
のUPSドメインコントローラ情報117とともに、U
PSドメインコントローラ5を接続ツリー95で表示す
る際に利用するアイコン情報118と、UPSドメイン
13直下のUPSワークグループ管理情報(UPSワー
クグループ管理情報98のINDEX番号を含む)98
やUPSドメイン13直下のUPSグループ管理情報
(UPSグループ管理情報99のINDEX番号を含
む)などからなる接続情報119と、で構成されてい
る。
【0116】このようなデータ構造であれば、UPSド
メイン管理情報97をリストとするとともに、INDE
X番号を参照してUPSワークグループ管理情報98か
ら、UPSグループ管理情報99、負荷セグメント管理
情報100、負荷機器情報101へと順番に管理情報を
参照し、各機器の接続状態を把握することができる。し
たがって、UPSドメイン管理情報97とINDEX番
号とで、UPSドメイン13内の全ての負荷機器および
を含んだ接続ツリー95を生成することができる。
【0117】ところで、UPSグループメンバ2,3で
は、自分の負荷機器管理情報101の中の管理情報以外
の情報がグループメンバデータベース47として生成さ
れる。そして、このグループメンバデータベース47が
UPSグループメンバ2,3からUPSグループコント
ローラLBへ送信される。
【0118】また、UPSグループコントローラLBで
は、UPSグループ管理情報99の中の管理情報107
以外の情報、負荷セグメント管理情報100、負荷機器
管理情報101からなるグループデータベース27が生
成される。なお、UPSグループメンバ2,3から受信
したグループメンバデータベース47のデータに管理情
報104を付加して負荷機器管理情報101を生成す
る。そして、このグループデータベース27がUPSグ
ループコントローラLBからUPSワークグループコン
トローラ4へ送信される。
【0119】さらに、UPSワークグループコントロー
ラ4では、UPSワークグループ管理情報98中の管理
情報115以外の情報、UPSグループ管理情報99、
負荷セグメント管理情報100、負荷機器管理情報10
1からなるUPSワークグループデータベース67が生
成される。なお、UPSグループコントローラLBから
受信したグループデータベース27に管理情報107を
付加してUPSグループ管理情報99を生成する。そし
て、このUPSワークグループデータベース67のデー
タがUPSワークグループコントローラ4からUPSド
メインコントローラ5へ送信される。
【0120】最後に、最上位のUPSドメインコントロ
ーラ5では、UPSドメイン管理情報97、UPSワー
クグループ管理情報98、UPSグループ管理情報9
9、負荷セグメント管理情報100、負荷機器管理情報
101からなるUPSドメインデータベース92が生成
される。なお、UPSワークグループコントローラ4か
ら受信したUPSワークグループデータベース67に管
理情報115を付加してUPSワークグループ管理情報
98を生成する。また、UPSグループコントローラL
Bから受信したグループデータベース27に管理情報1
07を付加してUPSグループ管理情報99を生成す
る。また、これら付加した管理情報のリストとなるUP
Sドメイン管理情報97が生成される。
【0121】このように、UPSグループメンバ2,3
からUPS1内に配置されるUPSグループコントロー
ラLBへ接続情報を送信し、UPSグループコントロー
ラLBからUPSワークグループコントローラ4へ接続
情報を送信し、さらに、UPSワークグループコントロ
ーラ4からUPSドメインコントローラ5へ接続情報を
送信するとともに、その受信側のコントローラにおい
て、受信した情報同士を互いに区別するためのINDE
X番号(管理情報)を付加しているので、受信した情報
をそのまま上位のコントローラへ送信するだけで、UP
Sドメインコントローラ5やUPSワークグループコン
トローラ4においてこれらの情報を区別することができ
る。
【0122】また、各コントローラ間の送信にあって
は、送信元のコントローラに送信先の情報(IPアドレ
ス)を登録し、この送信先情報に基づいて送信させるよ
うにしているので、この送信先情報を書き換えるだけ
で、接続ツリー95の構造を変化させることができる。
その結果、送信先情報を書き換えるだけで、UPS1な
どが所属するUPSグループ11、所属するUPSワー
クグループ12、所属するUPSドメイン13を変更す
ることができる。したがって、UPSグループ11、U
PSワークグループ12あるいはUPSドメイン13を
単位とする監視制御を容易に変更することができる。
【0123】さらに、このようにUPSドメイン管理情
報97、UPSワークグループ管理情報98、UPSグ
ループ管理情報99、負荷セグメント管理情報100、
負荷機器管理情報101を単位としてデータを分割した
ファイルとすることで、たとえばUPSドメイン13全
体をテーブル化させたファイルと比べて全体のデータ量
を削減することができる。
【0124】以上のような構成を有するUPS1の一元
管理システムにおいて、UPSグループメンバ2,3
は、自分の情報を収集してグループメンバデータベース
47を生成し、登録済みのIPアドレスを送信先に指定
してこれをUPSグループコントローラLBへ送信す
る。UPSグループコントローラLBは、この受信した
グループメンバデータベース47にINDEX番号など
の管理情報104を付加して負荷機器管理情報101を
生成する。
【0125】また、UPSグループコントローラLB
は、下位通信I/F15を用いてUPS1からその機能
や現在の動作状態情報を取得する。そして、このUPS
グループコントローラLBは、取得した情報を用いてU
PSグループ管理情報99および負荷セグメント管理情
報100を生成する。
【0126】負荷セグメント管理情報100は、たとえ
ば互いに独立してスケジュール運転などが可能なUPS
1,1A,1Bの出力コンセント毎に生成される。各負
荷セグメント管理情報100では、管理情報111中の
出力コンセントのINDEX番号(自分のINDEX番
号)と、負荷機器のINDEX番号のリストとが対応付
けられている。
【0127】UPSグループ管理情報99は、UPS
1,1A,1B毎に生成される。UPSグループ管理情
報99では、管理情報107中のUPS1,1A,1B
のINDEX番号と、負荷セグメント管理情報100の
INDEX番号のリストとが対応付けられている。
【0128】LANボードLB中のグループデータベー
ス27は、これら負荷機器管理情報101、負荷セグメ
ント管理情報100およびUPSグループ管理情報99
の一部(=UPS1の動作状態情報やINDEX番号な
どのコントローラ情報108+負荷セグメント管理情報
100のINDEX番号のリスト等を含む負荷セグメン
ト情報109)にて構成され、これらの情報が内蔵型記
憶媒体22に記憶される。なお、たとえばUPS1の動
作状態情報などのグループデータベース27の一部の情
報は周期的に更新される。
【0129】また、UPSグループコントローラLBに
おいてUPS設定制御プログラム32を起動して、UP
S1の運転スケジュールなどを設定することができる。
なお、この設定情報は、内蔵型記憶媒体22に記憶さ
れ、それに基づいて制御指令や設定指令がUPS1に送
信される。
【0130】このように各UPSグループ11でのUP
S1,1A,1Bの監視制御がなされる一方で、UPS
グループコントローラLBからUPSワークグループコ
ントローラ4へグループデータベース27のデータが送
信される。
【0131】UPSワークグループコントローラ4は、
受信したUPSグループ管理情報99の一部に、IND
EX番号などの管理情報107を付加してUPSグルー
プ管理情報99を生成する。また、このUPSグループ
管理情報99は、受信した負荷機器管理情報101や負
荷セグメント管理情報100とともに内蔵型記憶媒体5
7に記憶される。
【0132】また、UPSワークグループコントローラ
4は、UPSグループ管理情報99に付加したINDE
X番号のリストを内蔵型記憶媒体57に記憶させ、UP
Sワークグループデータベース67が生成される。
【0133】なお、UPSワークグループコントローラ
4において接続ツリー表示プログラム64が起動される
と、UPSワークグループコントローラ4は、INDE
X番号の階層構造に基づいて、UPSワークグループデ
ータベース67に登録されている全ての機器およびグル
ープの接続ツリー69を生成する。また、各機器の動作
状態に応じた状態画像を選択し、これを接続ツリー69
内に割り付けてモニタ51に表示させる。
【0134】また、この接続ツリー69内から任意の機
器あるいはグループが選択されると、UPSワークグル
ープコントローラ4は、上位通信I/F48を用いて選
択された機器あるいはグループの最新の状態情報を取得
し、これを表示する。
【0135】さらに、UPSワークグループコントロー
ラ4において設定制御プログラム66が起動されると、
UPSワークグループコントローラ4から選択された機
器を管理するコンピュータに対して設定情報あるいは制
御情報が送信される。この設定情報あるいは制御情報を
受信したコンピュータでは、設定情報を更新したり、制
御指令を機器へ出力する。
【0136】このように各UPSワークグループ12で
のの一元監視制御がなされる一方で、UPSワークグル
ープコントローラ4からUPSドメインコントローラ5
へUPSワークグループデータベース67のデータが送
信される。
【0137】UPSドメインコントローラ5は、受信し
たUPSワークグループ管理情報98の一部に、IND
EX番号などの管理情報115を付加してUPSワーク
グループ管理情報98を生成する。また、このUPSワ
ークグループ管理情報98は、受信した負荷機器管理情
報101や負荷セグメント管理情報100、UPSグル
ープ管理情報99とともに内蔵型記憶媒体83に記憶さ
れる。
【0138】また、UPSドメインコントローラ5は、
UPSワークグループ管理情報98に付加したINDE
X番号のリストなどを内蔵型記憶媒体83に記憶させ、
UPSドメインデータベース92が生成される。
【0139】なお、UPSドメインコントローラ5にお
いて接続ツリー表示プログラム89が起動されると、U
PSドメインコントローラ5は、INDEX番号の階層
構造に基づいて、UPSドメインデータベース92に登
録されている全ての機器およびグループの接続ツリー9
5を生成する。また、各機器の動作状態に応じた状態画
像を選択し、これを接続ツリー95内に割り付けてモニ
タ77に表示させる。
【0140】また、この接続ツリー95内から任意の機
器あるいはグループが選択されると、UPSドメインコ
ントローラ5は、上位通信I/F74を用いて選択され
た機器あるいはグループの最新の状態情報を取得し、こ
れを表示エリア96に表示する。
【0141】さらに、UPSドメインコントローラ5に
おいて設定制御プログラム91が起動されると、UPS
ドメインコントローラ5から選択された機器を管理する
コンピュータに対して設定情報あるいは制御情報が送信
される。この設定情報あるいは制御情報を受信したコン
ピュータでは、設定情報を更新したり、制御指令を機器
へ出力する。
【0142】このように、図2に示されるUPS1,1
A,1Bの一元管理システムでは、UPSドメイン13
内の複数台のUPS1,1A,1Bを1台のUPSドメ
インコントローラ5において一元的に監視制御を行うこ
とができる。また、UPSワークグループ12内の複数
台のUPS1,1Aを1台のUPSワークグループコン
トローラ4において一元的に監視制御を行うことができ
る。
【0143】なお、この実施の形態において、LANボ
ードLBに搭載するUPS管理ソフトウエアとしてのプ
ログラムやデータベースは、図3で説明したように、U
PSグループコントローラプログラム21(グループモ
ニタプログラム28、グループデータベース生成プログ
ラム30、グループデータベース送信プログラム31、
UPS設定制御プログラム32、グループエクスプロー
ラプログラム29)とグループデータベース27であっ
たが、これらのプログラム等以外にも、モニタ画面上に
UPS1の動作状態を表示させるプログラムや、UPS
1に対する設定や制御を行うための画面表示を行うプロ
グラムなど、モニタ画面への表示を行う表示プログラム
も必要となる場合もあるが、この実施の形態ではこれら
の表示に関するプログラムは除かれている。これは、L
ANボードLBそのものには、モニタなど画面表示機能
を有していないためである。
【0144】なお、これらの表示に関するプログラムを
用いるには、たとえば、これらUPSグループメンバと
して動作可能なコンピュータ(図2におけるコンピュー
タ2,3など)を用いてコンピュータ2,3と通信させ
ることでそのコンピュータ2,3で実行させることも可
能である。
【0145】以上説明したように、この実施の形態で
は、先の出願(特願2001−342466)におい
て、UPSグループコントローラとして機能させていた
コンピュータ202上にインストールされていたUPS
グループコントローラプログラム等をLANボードLB
に搭載している。そして、そのLANボードLBをその
UPSグループ11に属するUPS1に装着するように
し、このLANボードLB上で、そのUPSグループ1
1に関する様々なデータの生成を行うようにしている。
【0146】これによって、たとえ、コンピュータ2,
3がハングアップ状態に陥る事態が生じても、UPS管
理ソフトウエアによって収集された様々な情報は、LA
NボードLB上に存在するので、それを上位のコンピュ
ータ(図2の例ではコンピュータ4やコンピュータ5)
側で取得することができる。
【0147】また、コンピュータ2,3は、従来のコン
ピュータ202に比べ、UPS管理ソフトウエアとして
のUPSグループコントローラプログラム等のすべてま
たはその殆どが不要となるので、CPUの演算負荷を小
さくすることができ、それによって、他の仕事に対する
処理能力を向上させることができる。また、コンピュー
タ2,3は、UPS管理ソフトウエアが取得した情報を
保持する必要もなくなるので、メモリを有効利用するこ
とができるなど、ハードウエアの負担を小さくすること
ができる。
【0148】以上の実施の形態は、本発明の好適な実施
の形態であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜変更が可能である。たとえば、上述の実施の形態
では、UPS管理ソフトウエアとして、UPSグループ
コントローラプログラム21とグループデータベース2
7をLANボードLBに搭載した例について説明した
が、LANボードLBに搭載できるUPS管理ソフトウ
エアは、UPSグループコントローラプログラム21等
だけではなく、他のソフトウェアやデータベースを搭載
するようにしても良い。
【0149】一例として、同じグループ内のUPSグル
ープメンバ2,3にインストールされているプログラム
(図4におけるグループメンバプログラムの41やグル
ープメンバデータベース47など)についても、その一
部または全てをLANボードLBに搭載して、そのLA
NボードLBを対応するUPS1に装着するようにして
もよい。
【0150】また、ワークグループコントローラ4にイ
ンストールされているUPS管理ソフトウエア(図5に
おけるワークグループコントローラプログラム55、U
PSワークグループデータベース67、UPSグループ
コントローラプログラム56、 UPSグループデータ
ベース68など)や、UPSドメインコントローラ5に
インストールされている管理ソフトウエア(図7におけ
るドメインコントローラプログラム81、UPSドメイ
ンデータベース92、UPSグループコントローラプロ
グラム82、UPSグループデータベース93など)に
ついても、その一部または全てをLANボードLBに搭
載して、そのLANボードLBを対応するUPS1A,
1Bに装着するようにしてもよい。
【0151】なお、上述したように、LANボードLB
そのものは、モニタなどの画面表示機能を有していない
ので、表示に関するプログラムは除くのが好ましい。な
お、これらの表示に関するプログラムは、これらワーク
グループコントローラ4やドメインコントローラ5とし
て用いられていたそれぞれのコンピュータで行わせるこ
とも可能である。
【0152】また、前述の実施の形態では、UPS管理
ソフトウエアをLANボードLBに搭載して、LANボ
ードLBを対応するUPS1に装着するようにしたが、
LANボードLBという別部品を用いるのではなく、必
要なUPS管理ソフトウエアをUPS1自身に始めから
組み込むようにすることもできる。
【0153】また、本発明は、エンジン発電機とこのエ
ンジン発電機のバックアップ用としてUPSを用いるよ
うな場合にも適用できる。これは、たとえば、エンジン
発電機の始動時などにおいて、所定の電圧が得るまで
は、UPSを動作させて所定の電圧を供給し、以降は、
エンジン発電機によって電圧供給を行い、その後は、エ
ンジン発電機の燃料切れなどにおけるバックアップ用と
してUPSを用いるシステムである。
【0154】このようなシステムにおいても前述の実施
の形態で示した管理ソフトウエアを搭載したLANボー
ドを用いることができ、この場合、UPS側だけでなく
エンジン発電機側の情報をも取得する場合には、UPS
とエンジン発電機側の双方にそれぞれ対応するUPS管
理ソフトウエアを搭載したLANボードを装着すればよ
い。
【0155】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、U
PSの一元管理を行うために必要なUPS管理ソフトウ
エアをネットワークアダプタに搭載するかまたはUPS
に直接組み込ませるようにしているので、従来のよう
に、コンピュータにそのソフトウエアをインストールし
てそのコンピュータ上でそのUPS管理ソフトウエアを
動作させる方式と異なり、そのコンピュータがハングア
ップ状態に陥るような事態が生じても、UPS管理ソフ
トウエアによって収集された様々な情報が上位のコンピ
ュータ側で取得できなくなるという不具合を防ぐことが
できる。
【0156】また、UPSの負荷機器としてのコンピュ
ータにUPS管理ソフトウエアをインストールさせる必
要がなくなるので、そのコンピュータに搭載されるCP
Uの演算負荷を小さくすることができる。また、UPS
管理ソフトウエアが取得した情報を保持する必要もなく
なるので、メモリを有効活用することができ、それによ
って、コンピュータのハードウエア負担を小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の無停電電源装置用ネット
ワークアダプタが装着された無停電電源装置の実施の形
態を説明する図である。
【図2】図1のネットワークアダプタが装着された複数
の無停電電源装置の一元管理システムの実施の形態を示
すシステム構成図である。
【図3】図2におけるUPSグループコントローラの内
部構成を示すブロック図である。
【図4】図2におけるUPSグループメンバの内部構成
を示すブロック図である。
【図5】図2におけるUPSワークグループコントロー
ラの内部構成を示すブロック図である。
【図6】図2におけるUPSワークグループコントロー
ラにおいて、モニタに表示される接続ツリーおよび表示
エリアの表示例である。
【図7】図2におけるUPSドメインコントローラの内
部構成を示すブロック図である。
【図8】図2におけるUPSドメインコントローラにお
いて、モニタに表示される接続ツリーおよび表示エリア
の表示例である。
【図9】図2におけるUPSドメインコントローラにて
利用されているドメインデータベースの詳細なデータ構
造を示す例である。
【図10】図9において示されている負荷機器管理情報
の詳細なデータ構造を示す例である。
【図11】図9において示されているUPSグループ管
理情報の詳細なデータ構造を示す例である。
【図12】図9において示されている負荷セグメント管
理情報の詳細なデータ構造を示す例である。
【図13】図9において示されているUPSワークグル
ープ管理情報の詳細なデータ構造を示す例である。
【図14】図9において示されているUPSドメイン管
理情報の詳細なデータ構造の前半部分の例を示す図であ
る。
【図15】図9において示されているUPSドメイン管
理情報の詳細なデータ構造の後半部分の例を示す図であ
る 。
【図16】本出願人が先に出願した無停電電源装置の一
元管理システムであって、無停電電源装置管理ソフトウ
エアがコンピュータにインストールされた無停電電源装
置の一元管理システムの一例を示すシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1B 無停電電源装置(UPS) 2 コンピュータ,UPSグループメンバ,負荷機器
(グループメンバ) 3 コンピュータ,UPSグループメンバ,負荷機器
(グループメンバ) 4 コンピュータ,UPSワークグループコントロー
ラ,負荷機器(上位コントローラ) 5 コンピュータ,UPSドメインコントローラ,負荷
機器(上位コントローラ) 6 通信ルータ(通信ネットワーク) 7 通信ケーブル(通信ネットワーク) 8 ディスクアレイ 9 電源ケーブル 21 UPSグループコントローラプログラム(無停電
電源装置管理ソフトウェアの一部) 27 グループデータベース(無停電電源装置管理ソフ
トウェアの一部) LB LANボード,ネットワークアダプタUPSグル
ープコントローラ(グループコントローラ) M 記憶部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−305881(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 H02J 9/00 H02J 13/00 301

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無停電電源装置を管理する無停電電源管
    理システムの構成要素としての当該無停電電源装置をネ
    ットワークに接続して他の情報機器との間での情報の授
    受を可能とする無停電電源装置に装着されて使用される
    ネットワークアダプタであって、 上記無停電電源装置に関する情報およびその無停電電源
    装置から給電される当該無停電電源装置グループ内の負
    荷機器に関する情報を生成するための無停電電源装置管
    理ソフトウエアがその記憶部に記憶されて、その無停電
    電源装置管理ソフトウエアによって、当該無停電電源装
    置に関する情報およびその無停電電源装置グループ内の
    負荷機器に関する情報を生成を可能とするとともに、そ
    の生成された情報を上記ネットワークを介してこの無停
    電電源装置を監視する上位コントローラに送信可能と
    し、 前記無停電電源装置管理ソフトウエアは、前記無停電電
    源装置グループ内の負荷機器を登録し、この登録情報を
    用いて前記無停電電源装置の接続情報を生成するプログ
    ラムを有すること を特徴とする無停電電源装置用ネットワークアダプタ。
  2. 【請求項2】 無停電電源装置を管理する無停電電源管
    理システムの構成要素としての当該無停電電源装置をネ
    ットワークに接続して他の情報機器との間での情報の授
    受を可能とする無停電電源装置に装着されて使用される
    ネットワークアダプタであって、 上記無停電電源装置に関する情報およびその無停電電源
    装置から給電される当該無停電電源装置グループ内の負
    荷機器に関する情報を生成するための無停電電源装置管
    理ソフトウエアがその記憶部に記憶されて、その無停電
    電源装置管理ソフトウエアによって、当該無停電電源装
    置に関する情報およびその無停電電源装置グループ内の
    負荷機器に関する情報を生成を可能とするとともに、そ
    の生成された情報を上記ネットワークを介してこの無停
    電電源装置を監視する上位コントローラに送信可能と
    し、 前記無停電電源装置管理ソフトウエアは、前記無停電電
    源装置グループ内に存在する前記負荷機器から送られて
    くる情報を用いて前記無停電電源装置の接続情報を生成
    するプログラムを有すること を特徴とする無停電電源装置用ネットワークアダプタ。
  3. 【請求項3】 無停電電源装置を管理する無停電電源管
    理システムの構成要素としての当該無停電電源装置をネ
    ットワークに接続して他の情報機器との間での情報の授
    受を可能とする無停電電源装置に装着されて使用される
    ネットワークアダプタであって、 上記無停電電源装置に関する情報およびその無停電電源
    装置から給電される当該無停電電源装置グループ内の負
    荷機器に関する情報を生成するための無停電電源装置管
    理ソフトウエアがその記憶部に記憶されて、その無停電
    電源装置管理ソフトウエアによって、当該無停電電源装
    置に関する情報およびその無停電電源装置グループ内の
    負荷機器に関する情報を生成を可能とするとともに、そ
    の生成された情報を上記ネットワークを介してこの無停
    電電源装置を監視する上位コントローラに送信可能と
    し、 前記無停電電源装置管理ソフトウエアは、前記無停電電
    源装置の接続情報の送信先が登録されるとともに、当該
    送信先へ前記無停電電源装置の上記接続情報を送信する
    プログラムを有すること を特徴とする無停電電源装置用ネットワークアダプタ。
  4. 【請求項4】 前記無停電電源装置管理ソフトウエア
    は、前記無停電電源装置の接続情報の送信先が登録され
    るとともに、当該送信先へ前記無停電電源装置の上記接
    続情報の1つとなる動作状態情報を周期的に送信するプ
    ログラムを有することを特徴とする請求項1からのい
    ずれか1項に記載の無停電電源装置用ネットワークアダ
    プタ。
  5. 【請求項5】 無停電電源装置を管理する無停電電源装
    置管理システムの構成要素としての上記無停電電源装置
    において、 自己の無停電電源装置に関する情報およびその無停電電
    源装置から給電される負荷機器に関する情報を生成する
    ための無停電電源装置管理ソフトウエアがその記憶部に
    記憶されて、その無停電電源装置管理ソフトウエアによ
    って、自己の無停電電源装置に関する情報およびその無
    停電電源装置から給電される負荷機器に関する情報の生
    成を可能とするとともに、その生成された情報をネット
    ワークを 介して上記無停電電源装置を監視する上位コン
    トローラに送信可能とし、 前記無停電電源装置管理ソフトウエアは、前記無停電電
    源装置から給電されている負荷機器を登録し、この登録
    情報を用いて前記無停電電源装置の接続情報を生成する
    プログラムを有すること を特徴とする無停電電源装置。
  6. 【請求項6】 無停電電源装置を管理する無停電電源装
    置管理システムの構成要素としての上記無停電電源装置
    において、 自己の無停電電源装置に関する情報およびその無停電電
    源装置から給電される負荷機器に関する情報を生成する
    ための無停電電源装置管理ソフトウエアがその記憶部に
    記憶されて、その無停電電源装置管理ソフトウエアによ
    って、自己の無停電電源装置に関する情報およびその無
    停電電源装置から給電される負荷機器に関する情報の生
    成を可能とするとともに、その生成された情報をネット
    ワークを介して上記無停電電源装置を監視する上位コン
    トローラに送信可能とし、 前記無停電電源装置管理ソフトウエアは、前記無停電電
    源装置内に存在する前記負荷機器から送られてくる情報
    を用いて前記無停電電源装置の接続情報を生成するプロ
    グラムを有すること を特徴とする無停電電源装置。
  7. 【請求項7】 無停電電源装置を管理する無停電電源装
    置管理システムの構成要素としての上記無停電電源装置
    において、 自己の無停電電源装置に関する情報およびその無停電電
    源装置から給電される負荷機器に関する情報を生成する
    ための無停電電源装置管理ソフトウエアがその記憶部に
    記憶されて、その無停電電源装置管理ソフトウエアによ
    って、自己の無停電電源装置に関する情報およびその無
    停電電源装置から給電される負荷機器に関する情報の生
    成を可能とするとともに、その生成された情報をネット
    ワークを介して上記無停電電源装置を監視する上位コン
    トローラに送信可能とし、 前記無停電電源装置管理ソフトウエアは、前記無停電電
    源装置の接続情報の送信先が登録されるとともに、当該
    送信先へ前記無停電電源装置の上記接続情報を送信する
    プログラムを有すること を特徴とする無停電電源装置。
  8. 【請求項8】 前記無停電電源装置管理ソフトウエア
    は、前記無停電電源装置の接続情報の送信先が登録され
    るとともに、当該送信先へ前記無停電電源装置の上記接
    続情報の1つとなる動作状態情報を周期的に送信するプ
    ログラムを有することを特徴とする請求項からのい
    ずれか1項に記載の無停電電源装置。
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