JP3515552B2 - 冷却装置及び冷却装置を内蔵した電子機器 - Google Patents

冷却装置及び冷却装置を内蔵した電子機器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体パッケー
ジのような発熱部を冷却するための冷却装置及びこの冷
却装置を搭載したポータブルコンピュータなどの電子機
器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、この種の電子機器の分野において
は、文字、音声、画像等の多様な情報を処理する電子部
品、たとえばMPU(Micro Processing Unit)の処理
速度の高速化や、多機能化の促進が進められている。こ
のような電子機器は、そのMPUが高集積化や高性能化
に伴って消費電力が増大され、動作中の発熱量もこれに
比例して急速に増加する傾向にある。
【0003】そのため、発熱量の大きなMPUをポータ
ブルコンピュータのハウジングに収容するに当たって
は、このハウジング内でのMPUの放熱性を高める必要
があり、それ故、MPUを強制的に冷却する冷却装置が
必要不可欠な存在となる。
【0004】従来、上記冷却装置は、ヒートシンクを有
し、このヒートシンクは電動式のファンユニットと一体
化されている。このヒートシンクには受熱部、ファン取
付け部及び熱交換部を一体に有している。上記受熱部は
配線基板に設けられた発熱部としてのMPUなどの電子
部品に接合され、この電子部品と熱的に接続される。上
記熱交換部は上記ファン取付け部を挟んで上記受熱部と
は反対側に設けられている。さらに、上記冷却装置に
は、熱移送手段としてのヒートパイプが一端部を上記受
熱部に埋め込み、他端部を上記熱交換部に接続して設け
られている。
【0005】それによって、電子部品の熱は、上記ヒー
トシンク全体に拡散されるとともに、上記ヒートパイプ
によって上記受熱部から熱交換部へ積極的に移送され、
上記ファンユニットのファンからの送風によって熱交換
部からハウジングの外部に放散されるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の冷却装置
は、上述したように受熱部、ファン取付け部及び熱交換
部がヒートシンクに一体形成されていた。そのため、冷
却装置は、ファニュニット、受熱部及び熱交換部が自由
度のない構成となっているため、上記配線基板に実装さ
れる電子部品の実装状態、たとえば傾きや高さが一定で
ない場合、冷却装置を実装するに当たり、受熱部に荷重
をかけ、ヒートパイプを撓ませることで、上記電子部品
に受熱部を密着させるようにしていた。
【0007】しかしながら、そのようにすると、上記受
熱部を介して電子部品に大きな荷重がかかることになる
から、その荷重が電子部品の耐荷重スペックを超えてし
まうことがあったり、ヒートパイプの撓み量が大きくな
ると、潰れなどが生じて性能低下を招くこともある。
【0008】この発明は、発熱部の実装状態が一定でな
くても、その発熱部に応力が加わったり、熱移送手段に
撓みが生じることなく実装することができるようにした
冷却装置及びその冷却装置を内蔵した電子機器を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、発熱部に熱
的に接続される受熱部と、この受熱部に一端部が伝熱可
能に接続される熱移送手段と、この熱移送手段の他端部
に設けられこの熱移送手段によって移送される上記受熱
部の熱を受ける熱交換部と、この熱交換部及び熱交換部
を冷却するための送風手段が収容され上記受熱部が上記
発熱部の実装状態に応じて変位可能となるよう上記熱移
送手段を支持するファンケースとを具備した冷却装置に
ある。
【0010】また、この発明は、電子部品が実装された
配線基板が設けられる機器本体と、上記電子部品に熱的
に接続される受熱部と、この受熱部に一端部が伝熱可能
に接続される熱移送手段と、この熱移送手段の他端部に
設けられこの熱移送手段によって移送される上記受熱部
の熱を受ける熱交換部と、この熱交換部及び熱交換部を
冷却するための送風手段が収容され上記受熱部が上記発
熱部の実装状態に応じて変位可能となるよう上記熱移送
手段が支持されるファンケースとを具備したことを特徴
とする電子機器にある。
【0011】このような構成によれば、一端に受熱部、
他端に熱交換部が設けられた熱移送手段はファンケース
に対して変位可能になっている。そのため、実装された
発熱部の高さや傾きが一定でなくても、その実装状態に
応じて受熱部を変位させることができるから、発熱部や
熱移送手段に応力を発生させることなく、上記受熱部を
発熱部に密着させることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態を説明する。
【0013】図1乃至図7はこの発明の一実施の形態を
示し、図1と図2に示す電子機器としてのポータブルコ
ンピュータ1は機器本体2を有する。この機器本体2は
ケース3とカバー4とによって箱型状に形成されてい
る。上記カバー4にはパームレスト部5が設けられ、こ
のパームレスト部5の後方にキーボード取付け部6が形
成されている。キーボード取付け部6にはキーボード7
が前端を取付け部6に係合させ、後端部を図示しないね
じによって上記カバー4に取付けられている。
【0014】上記カバー4の後端部には一対のヒンジ部
11によって液晶ディスプレイ12(LCD)が開閉可
能に取付けられている。上記機器本体2内には図2に示
すように配線基板13が収容配置されている。この配線
基板13には上記キーボード7及び液晶ディスプレイ1
2が電気的に接続されている。それによって、キーボー
ド7のキーの操作に連動して所望の情報が上記液晶ディ
スプレイ12に表示されるようになっている。
【0015】図2と図3に示すように、上記配線基板1
3にはソケット14が設けられ、このソケット14には
発熱部となるMPUなどの電子部品15が実装される。
この電子部品15は作動にともない発熱するため、上記
配線基板13に実装される冷却装置21によって強制的
に冷却される。
【0016】図2乃至図5に示すように、上記冷却装置
21は熱移送手段としてのヒートパイプ22を有する。
このヒートパイプ22は第1の端部23aと第2の端部
23bとを有し、これら端部の間が湾曲部23cとなっ
ていて、この湾曲部23cにより第1の端部23aと第
2の端部23bとはほぼ90度の角度をなしている。
【0017】上記ヒートパイプ22の第1の端部23a
には熱伝導率の高い金属である、アルミニウムなどによ
って矩形板状に形成された受熱部24が取付けられてい
る。図5と図7に示すように、この受熱部24の一側面
の所定方向の中央部には、その所定方向と交差する方向
の全長にわたる取付け溝25が開口形成されている。こ
の取付け溝25の両側には突条部26が全長にわたって
形成されている。
【0018】上記取付け溝25には上記ヒートパイプ2
2の第1の端部23aが伝熱シート(図示せず)を介し
て嵌合され、上記突条部26を部分的にカシメたカシメ
部26aによって固定的に結合されている。なお、突条
部26のカシメられない部分は、図7に示すように取付
け溝25に嵌合されたヒートパイプ22よりもわずかに
上方へ突出する高さとなっている。
【0019】図2乃至図5に示すように、上記受熱部2
4の一側面にはばね部材28が取付けられる。上記ばね
部材28は、矩形状の基部31と、この基部31の四隅
部から延出された4本の脚部32とを有する。
【0020】各脚部32は基部31に連設された基端部
から先端部に向かって上方に湾曲し、先端部はL字状の
取付け部33に折曲されている。図5に示すように、上
記基部31には一対の第1の取付け孔34が基部31の
所定方向の両端部に形成され、各脚部32には第2の取
付け孔35が形成されている。
【0021】上記基部31の中央部には、この基部31
の上記所定方向に沿って直線状の当接部36が下面側に
突出形成されている。この当接部36の幅方向の断面形
状はたとえば半円弧状などの曲面になっている。
【0022】上記基部31の一側面にはねじ孔が形成さ
れた一対のボス部38が突設され、上記基部31は一対
の第1の取付け孔34を介して上記ボス部38に螺合さ
れるねじ37により上記受熱部24の一側面に取付けら
れる。
【0023】第1の取付け孔34はボス部38の外形寸
法よりも大径で、ねじ37の頭部は第1の取付け孔34
よりも大径になっている。それによって、ねじ37によ
り上記受熱部24に取付けられるばね部材28の基部3
1は、上記受熱部24に対してガタのある状態で取付け
られ、基部31を受熱部24に後述するごとく圧接させ
ると、上記ばね部材28の基部31は、受熱部24の突
条部26に接触する当接部36を支点として揺動可能と
なっている。
【0024】図2や図6、図7に示すように、上記ばね
部材28の脚部32は、その先端の取付け部33が上記
配線基板13に設けられたスタッド41に第2の取付け
孔35を介してねじ42により取付け固定される。脚部
32は弾性的に変形させて配線基板13に取付けられ
る。それによって、基部31に形成された当接部36は
受熱部24の突条部26を弾性的に押圧するから、上記
受熱部24の他側面が上記配線基板13に実装された電
子部品15に伝熱シート(図示せず)を介して密着す
る。
【0025】ばね部材28の基部31は受熱部24に対
してガタのある状態で取付けられているため、脚部32
をスタッド41にねじ42によって取付け、上記基部3
1を受熱部24に密着させる際、基部31はその一部分
である当接部36が受熱部24の突条部26に接触する
から、その突条部26を支点として揺動しながら固定さ
れる。
【0026】そのため、ばね部材28はその基部31の
当接部36により受熱部24の中心部に押圧力を加える
ことができるから、その押圧力は受熱部24の全体にほ
ぼ均一に分布する。つまり、受熱部24を電子部品15
に均一に密着させることができるから、伝熱効果を高め
ることができる。
【0027】しかも、ばね部材28の押圧力はヒートパ
イプ22の第1の端部23aに直接加わることがないか
ら、ヒートパイプ22の第1の端部23aがばね部材2
8によって押し潰れるのが防止される。
【0028】上記ヒートパイプ22の第2の端部23b
には熱交換部46が設けられている。この熱交換部46
は所定間隔で配置された多数のフィン47からなり、こ
れらフィン47の中心部に上記ヒートパイプ22の第2
の端部23bが貫通している。
【0029】上記熱交換部46は上記機器本体2に実装
されるファンケース51に収容される。このファンケー
ス51は、図5に示すように底壁52a及びこの底壁5
2aの周縁に起立した側壁52bを有し、上面となる一
側面及び一端部が開放した本体部52と、この本体部5
2の一側面の開口部を閉塞する蓋体部53とからなる。
蓋体部53の周縁部には複数の爪54が設けられ、これ
らの爪54の先端部を折曲して上記本体部52の他側面
となる底壁52aの外面に係合させることで、本体部5
2と蓋体部53とが一体化される。
【0030】図3乃至図5に示すように、本体部52と
蓋体部53とが一体化された上記ファンケース51の一
端部には、その端面と下面とに開口する開口部55が形
成される。ファンケース51内の空間部は、上記開口部
55側の一端部が第1の収容部56に形成され、他端部
は第2の収容部57に形成されている。
【0031】上記第1の収容部56には上記熱交換部4
6が一側面及び下面を上記開口部55に臨ませて収容さ
れ、上記第2の収容部57には上記ファンケース51の
本体部52と一体的に送風手段としての送風機58が回
転軸線を本体部52の底壁5aの板面に鉛直にして設け
られている。上記開口部55は機器本体2のケース3の
側壁に形成された排気口59(図1に示す)に対向して
いる。
【0032】上記送風機58は通電されることで回転
し、上記蓋体部53に形成された吸引孔61からファン
ケース51内に外気を導入し、上記熱交換部46に向け
て送風する。
【0033】それによって、上記受熱部24を介してヒ
ートパイプ22の第1の端部23aから第2の端部23
bに移送された電子部品15の熱は上記熱交換部46か
ら上記排気口59を通じて上記機器本体2の外部に排出
されるようになっている。
【0034】上記ヒートパイプ22は上記ファンケース
51の本体部52の側壁52bを貫通している。つま
り、上記側壁52bの熱交換部46が収容される第1の
収容部56を形成する部分には、上記ヒートパイプ22
の外形寸法に対して幅寸法及び高さ寸法が大きく設定さ
れた第1の支持部としての貫通溝64が形成され、この
貫通溝64の下端に上記ヒートパイプ22の第2の端部
23bよりも内方の個所が支持されている。つまり、ヒ
ートパイプ22は、このヒートパイプ22の外形寸法よ
りも幅及び高さ寸法が大きな貫通溝64に支持されるこ
とで、これらの寸法差に応じて図4(c)に矢印で示す
上下方向及び図4(a)に矢印で示す左右方向、つまり
360度方向に変位可能となっている。
【0035】上記ヒートパイプ22の第2の端部23b
の先端は上記熱交換部46から突出し、その突出部は上
記ファンケース51の第1の収容部56に設けられた第
2の支持部としての受け溝65に支持されている。この
受け溝65は上記ヒートパイプ22の端部をガタのある
状態で支持している。
【0036】それによっても、上記ヒートパイプ22は
上記ファンケース51に対して360度方向に変位可能
になっている。
【0037】さらに、上記第1の収容部56の端面及び
下面が開放していること、及び上記熱交換部46は上記
第1の収容部56の上下、左右の寸法よりもわずかに小
さく形成されていることによって、上記熱交換部46
は、上記ヒートパイプ22が上記ファンケース51に対
して360度方向のいずれかに動くときに、その動きを
邪魔することがないようになっている。
【0038】上記ヒートパイプ22は第1の端部23a
と第2の端部23bとがほぼ90度をなすよう湾曲部2
3cを介して湾曲形成されている。そのため、ヒートパ
イプ22がほぼ直線状の場合に比べてこのヒートパイプ
22の第1の端部23aに設けられる受熱部24と、第
2の端部23bに設けられる熱交換部46が収容された
ファンケース51との距離を短くすることができる。つ
まり、冷却装置21をコンパクトに構成することが可能
となる。
【0039】なお、図4に示すように上記ファンケース
51には取付け孔66が形成された複数の取付け部67
が設けられている。そして、ファンケース51は、図6
に示すように機器本体2に形成されたスタッド68にね
じ69によって取付け固定される。
【0040】このように構成されたポータブルコンピュ
ータ1において、冷却装置21を機器本体51に内蔵す
るには、まず、冷却装置21のファンケース51をその
本体部52に設けられた取付け部67を介して機器本体
2に設けられたスタッド68にねじ69によって取付け
固定する。
【0041】ついで、ヒートパイプ22の第1の端部2
3aに設けられた受熱部24を配線基板13に設けられ
た電子部品15に対向させ、この受熱部24に予めガタ
のある状態で取付けられたばね部材28の脚部32を配
線基板13のスタッド41にねじ42によって固定す
る。それによって、冷却装置21が機器本体51内に実
装されることになる。
【0042】冷却装置21を機器本体2内に設けるに際
し、配線基板13に予め実装された電子部品15の高さ
や傾きなどの実装状態が予め定められたスペックに対し
て異なることがある。
【0043】そのような場合、上記電子部品15に接合
固定される受熱部24は、ヒートパイプ22とともにフ
ァンケース51に対して可動であるから、電子部品15
の実装状態の変化に応じて自由に変位させて電子部品1
5と密着させることができる。
【0044】つまり、上記ヒートパイプ22は、熱交換
部46が設けられた第2の端部23bがファンケース5
1に形成された貫通溝64にガタのある状態で挿通さ
れ、しかも末端部がファンケース51内に形成された受
け溝65にガタのある状態で支持されている。
【0045】そのため、ヒートパイプ22に固定された
上記受熱部24は、ヒートパイプ2とともに電子部品1
5の実装状態に応じて360度方向のいずれの方向にも
自由に変位するから、従来のように電子部品15やヒー
トパイプ22に大きな応力を与えることなく、上記受熱
部24を電子部品15に密着させることができる。
【0046】その結果、電子部品15の耐荷重強度が必
要以上に要求されることが防止されるばかりか、ヒート
パイプ22が応力により撓んで性能低下を招くというこ
とも防止される。
【0047】なお、この発明は上記一実施の形態に限定
されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形可能である。たとえば、ヒートパイプの熱交換部が
設けられる第2の端部の末端を、ファンケース内に設け
られた受け溝にガタのある状態で支持するようにした
が、ヒートパイプの末端は上記受け溝によって支持しな
くてもよく、要はファンケースに対して変位可能な状態
が維持されるよう、ファンケース内に挿通されていれば
よい。
【0048】また、受熱部を配線基板に固定する手段は
ばね部材に限られず、上記受熱部を配線基板にねじによ
って直接固定するようにしても差し支えない。
【0049】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、一端に
受熱部、他端に熱交換部が設けられた熱移送手段はファ
ンケースに対して変位可能になっている。そのため、配
線基板に実装された発熱部の高さや傾きが一定でなくて
も、その実装状態に応じて受熱部を変位させることがで
きるから、発熱部や熱移送手段に応力を発生させること
なく、上記受熱部を発熱部に密着させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すポータブルコン
ピュータの斜視図。
【図2】ポータブルコンピュータの冷却装置が設けられ
た部分の内部を示す斜視図。
【図3】冷却装置と配線基板の電子部品が設けられた部
分との斜視図。
【図4】(a)は冷却装置の平面図、(b)は側面図、
(c)は正面図。
【図5】冷却装置の分解斜視図。
【図6】ポータブルコンピュータの冷却装置が設けられ
た部分の断面図。
【図7】受熱部を電子部品に接合させて配線基板に取付
けた状態の断面図。
【符号の説明】
13…配線基板 15…電子部品(発熱部) 21…冷却装置 22…ヒートパイプ(熱移送手段) 24…受熱部 25…取付け溝 26…突条部 28…ばね部材 46…熱交換部 51…ファンケース 58…送風機(送風手段) 64…貫通溝(第1の支持部) 65…受け溝(第2の支持部)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 23/467 H05K 7/20 R H05K 7/20 H01L 23/46 B C G06F 1/00 360C (56)参考文献 特開2000−154981(JP,A) 特開 平1−255256(JP,A) 特開 平6−159960(JP,A) 特開 平10−107468(JP,A) 特開2001−77255(JP,A) 特開 平11−97873(JP,A) 特開2001−237579(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28D 15/02 H01L 23/46 H01L 23/40 G06F 1/00 H05K 7/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部に熱的に接続される受熱部と、 この受熱部に一端部が伝熱可能に接続される熱移送手段
    と、 この熱移送手段の他端部に設けられこの熱移送手段によ
    って移送される上記受熱部の熱を受ける熱交換部と、 この熱交換部及び熱交換部を冷却するための送風手段が
    収容されるとともに上記受熱部が上記発熱部の実装状態
    に応じて変位可能となるよう上記熱移送手段を支持する
    ファンケースとを具備したことを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 上記熱移送手段はヒートパイプで、 上記ファンケースは側壁を有するとともに一側面が開放
    した本体部と、この本体部の開口面を覆う蓋体部とを有
    し、 上記側壁には上記ヒートパイプの他端部を変位可能に支
    持する第1の支持部が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 上記熱移送手段はヒートパイプで、 上記ファンケース内には、上記熱交換部が設けられた上
    記ヒートパイプの末端部を変位可能に支持する第2の支
    持部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    冷却装置。
  4. 【請求項4】 上記熱交換部は、上記発熱部の変位に応
    じて上記熱移送手段とともに上記ファンケース内で可動
    であることを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  5. 【請求項5】 上記受熱部には上記ヒートパイプの一端
    部が入り込む取付け溝及びこの取付け溝の両側に突条部
    が形成され、この突条部の一部をカシメて上記受熱部に
    上記ヒートパイプの一端部が固定され、 上記受熱部は上記突条部に一部を接触させたばね部材に
    押圧されて上記発熱部に密着されることを特徴とする請
    求項2記載の冷却装置。
  6. 【請求項6】 上記ヒートパイプは、一端部に設けられ
    た受熱部と、他端部に設けられた熱交換部が収容される
    上記ファンケースとの間隔を小さくするよう湾曲されて
    いることを特徴とする請求項2記載の冷却装置。
  7. 【請求項7】 上記ヒートパイプは、一端部と他端部と
    のなす角度がほぼ90度となるよう円弧状に湾曲されて
    いることを特徴とする請求項5記載の冷却装置。
  8. 【請求項8】 電子部品が実装された配線基板が設けら
    れる機器本体と、 上記電子部品に熱的に接続される受熱部と、 この受熱部に一端部が伝熱可能に接続される熱移送手段
    と、 この熱移送手段の他端部に設けられこの熱移送手段によ
    って移送される上記受熱部の熱を受ける熱交換部と、 この熱交換部及び熱交換部を冷却するための送風手段が
    収容され上記受熱部が上記発熱部の実装状態に応じて変
    位可能となるよう上記熱移送手段が支持されるファンケ
    ースとを具備したことを特徴とする電子機器。
  9. 【請求項9】 上記機器本体には排気口が形成され、上
    記送風手段によって送風される冷却風は上記熱交換部を
    通って上記排気口から機器本体の外部に排出ることを特
    徴とする請求項8記載の電子機器。
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