JP3513608B2 - ディジタル/アナログ・コンバータ - Google Patents
ディジタル/アナログ・コンバータInfo
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Description
ィジタル/アナログ・コンバータ(以下、D/Aコンバ
ータという)に関するものである。
理を示す回路の一例を示すものであり、抵抗のラダー回
路およびスイッチング回路で構成されている。図3にお
いて、21は電圧Vを有する直流基準電圧源、311〜
317は抵抗値Rまたは2Rを有する抵抗、331、3
32、333、334は入力されたビット情報によって
切り替わるスイッチ(S1,S2,……Sn)、32
1、322、323、324は定電流源I、VoutはD
/Aコンバータの出力電圧、70は出力電圧Voutが出
力される出力端子である。341,342,343,3
44はディジタル入力信号が入力される入力端子であ
り、b1,b2,bn−1,bnはそれぞれ入力端子3
41,342,343,344に印加される2値ディジ
タル入力信号である。なお、スイッチS1,S2,……
Snは2値ディジタル入力信号b1,b2,bn−1,
……bnが「1」のときにオンになり、2値ディジタル
入力信号b1,b2,bn−1,……bnが「0」のと
きにオフになるように動作する。
説明する。図3は、理想的なD/Aコンバータの一例を
示す図である。まず、図3のアナログ電圧Voutを求め
るにあたり、図4における各ノードのインピーダンスを
求める。図4はラダー回路の一例を示す図である。
を見たインピーダンスはいずれもRとなる。 2)ノードAにおけるインピーダンスは、抵抗Rと抵抗
2Rとの並列回路と見なすことができるので以下のよう
に表わすことができる。 R//2R=(2/3)・R
力ディジタル信号b1,b2,bn−1,bnが1,
0,0,0となったときの出力電圧を求める。図5にお
いては、b1が「1」であるので、S1はオンになり、
b2,…,bn−1,bnは全て「0」であるので、S
2,…Sn−1,S4は全てオフになる。したがって、
抵抗311におけるA点と直流基準電圧源21間の電圧
降下VAは、 VA=(2/3)・R・I となる。
C、VDは以下のようになる。 ここで、VC−1はVCのノード一つ前のノードの電圧
降下を示す。このように、各ノードの電圧は、ノードB
→ノードC→ノードDに行くに従って1/2づつ減衰す
る。したがって、出力端子70におけるアナログ出力電
圧Voutを一般式で表わすと、(1)式のようになる。 Vout=V−VD=V−(1/2n−1)・(2/3)・R・
I・b1 …(1) ここで、nは1,2,3,…の正整数である。
タル信号b1,b2,bn−1,bnが0,1,0,0
となったときの出力電圧を求める。図6においては、b
2が「1」であるので、S2はオンになり、b1,
…,bn−1,bnは全て「0」であるので、S1,…
Sn−1,Snは全てオフになる。したがって、抵抗3
13におけるB点と直流基準電圧源21間の電圧降下V
Bは、VB=(2/3)・R・Iとなる。
Dは以下のようになる。 VC=1/2×VC−1 (ここで、VC−1はCノードの1つ前のノードの電圧
を示す。) VD=1/2×VC このように、各ノードの電圧は、ノードC→ノードDに
行くに従って1/2づつ減衰する。したがって、出力端
子70におけるアナログ出力電圧Voutを一般式で表わ
すと、(2)式のようになる。 Vout=V−(1/2n−2)・(2/3)・R・I・b2 …(2) ここで、nは1,2,3,…の正整数である。
ジタル信号b1,b2,bn−1,bnが0,0,1,
0となったときの出力電圧を求める。図7においては、
b3が「1」であるので、Sn−1はオンになり、
b1,b2,bnは全て「0」であるので、S1,S
2,Snは全てオフになる。
流基準電圧源21間の電圧降下VCは、 VC=(2/3)・R・I となる。
ようになる。 VD=1/2×VC このように、各ノードの電圧は、ノードC→ノードDに
行くに従って1/2づつ減衰する。したがって、出力端
子70におけるアナログ出力電圧Voutを一般式で表わ
すと、(3)式のようになる。Vout=V−( 1/
2 n− 3 )・(2/3)・R・I・b3 …
(3)ここで、nは1,2,3,…の正整数である。
タル信号b1,b2,b3,bnが0,0,0,1とな
ったときの出力電圧を求める。図8においては、bnの
みが「1」であるので、Snはオンになり、b1,
b2,b3は全て「0」であるので、S1,S2,S
n−1は全てオフになる。したがって、抵抗317のノ
ードC点と直流基準電圧源21間の電圧降下VDは、 VD=(2/3)・R・I となる。
→ノードDに行くに従って1/2づつ減衰する。したがっ
て、出力端子70における出力電圧Voutを一般式で表
わすと、(6)式のようになる。 Vout=V−(1/20)・(2/3)・R・I・b
n …(4)ここで、nは1,2,3,…の正整数である。
(4)式を重ね合わせることによって得られる。 Vout =V−(2/3)・R・I・{bn+(1/21)・b
n−1+ ……+(1/2n−1)・b1} =V−(2/3)・R・I・(1/2n−1)・ {2n−1・bn + 2n−2・bn−1 …+20
・b1} …(6)
b2,b3,……bnにおける、nの値を、例えば、4
とした場合(b1,b2,b3,b4)の入力ディジタ
ル信号とアナログ出力信号Voutとの関係を図示したも
のである。
b2,b3,b4の値の「0,0,0,0」の場合は、
スイッチS1,S2,S3,S4のいずれにも電流が流
れないので、出力電圧Voutは直流基準電圧源21の電
圧と同じVになる。
b1,b2,b3,b4が「1,0,0,0」の場合
は、上述の(1)式に、n=4を代入して、 Vout=V−(1/24−1)・(2/3)・R・I
=V−(1/8)ΔV
…(7) ここで、ΔV=(2/3)R・Iで一定の電圧降下を示す
値である。
b1,b2,b3,b4が「0,1,0,0」の場合
は、上述の(2)式に、n=4を代入して、 Vout=V−(1/24−2)・(2/3)・R・I =V−(1/4)ΔV …(8) 次に、図7に示すように、ディジタル信号b1,b2,
b3,b4が「0,0,1,0」の場合は、上述の
(3)式に、n=4を代入して、 Vout=V−(1/2n−3)・(2/3)・R・I =V−(1/2)ΔV …(9) 次に、図8に示すように、ディジタル信号b1,b2,
b3,b4が「0,0,0,1」の場合は、上述の
(4)式に、n=4を代入して、 Vout=V−(1/20)・(2/3)・R・I =V−ΔV …(10) さらに、例えば、ディジタル信号b1,b2,b3,b
4が「1,1,0,0」の場合は、上述の(7)式と
(8)式とを重畳して Vout=V−(1/8)ΔV−(1/4)ΔV となる。
2,b3,b4が「1,1,1,0」の場合は、上述の
(7)式、(8)式、(9)式とを重畳して Vout=V−(1/8)ΔV−(1/4)ΔV−(1/2)ΔV …(11) となる。
て図10に示すような階段状の出力電圧Voutが得られ
る。図10において、例えば、横軸のスイッチS1,S
2,……Snの組み合わせが(0,0,0,0)のとき
は、縦軸のアナログ電圧はVとなる。また、横軸のスイ
ッチS1,S2,……Snの組み合わせが(0,1,
0,0)のときは、縦軸のアナログ電圧はV−ΔVとな
る(縦軸の各段の電圧をΔVとする)。さらに、横軸の
スイッチS1,S2,……Snの組み合わせが(1,
1,1,1)のときは、縦軸のアナログ電圧は最低電圧
VLとなる。スイッチの段数を多くすることによって、
スムーズなアナログ電圧が得られる。なお、スイッチの
段数をどの程度にするかはシステムによって決まるもの
である。図10において、丸印はスイッチがオンになる
ことを意味し、無印はスイッチがオフになることを意味
している。各スイッチのオンオフはスイッチ状態の下部
の2進数ディジタル値と対応している。
際のIC回路で実現した一例を示す図である。図9にお
いて、21および22はそれぞれ直流基準電圧源(それ
ぞれ電圧Vおよび電圧Vref)、43〜53はそれぞれ
抵抗(抵抗値R、2RまたはRE)、(Q1a,Q1
b),(Q2a,Q2b)…(Qna,Qnb)はそれぞれ各対
毎に図3におけるスイッチS1、S2、……Snに対応
するスイッチングトランジスタである。70はアナログ
出力電圧Voutが出力される出力端子である。11,1
2,13,14はディジタル入力信号が入力される入力
端子であり、b1,b2,bn−1,bnはそれぞれ入
力端子11,12,13,14に印加される2値ディジ
タル入力信号、VoutはD/Aコンバータのアナログ出
力電圧である。
ジタル信号b1,b2,……bnのビット情報が入力さ
れる。このビット情報としては、「1またはハイ」また
は「0またはロー」の2進数論理電圧が用いられる。例
えば、b1=1のとき、トランジスタQ1bのベースに印
加される電圧Vb1と直流基準電圧源Vrefの関係をV
b1≫Vrefとすると、トランジスタQ1bはオン、トラ
ンジスタQ1aはオフとなり、トランジスタQ1aには電流
が流れない。
のベースに印加される電圧Vb1と直流基準電圧源Vref
の関係をVb1≪Vrefとすると、トランジスタQ1bはオ
フ、トランジスタQ1aはオンとなり、トランジスタQ1a
に電流ICが流れる。
るときは、図3においてスイッチングS1がオンとなる
ことと等しいので、図9中のA点の電圧は図3と同様に VA=(2/3)・R・I となる。
様にディジタル電圧「1」または「0」が印加され、各
トランジスタQ1a,Q2a,…Qnaを流れる電流ICをI
と置き換えると、図3の場合と同様に、上記(6)式を
得ることができる。
流れ、そのベース電流IBとコレクタ電流ICの関係は IC/IB=hFE となることが知られている。したがって、スイッチング
トランジスタQ1aのコレクタに流れる電流ICは次式で
表すことができる。
FE)}の項があるため、出力電圧Voutはトランジス
タのhFE依存性があり、製造上のばらつきや温度変化
に対して設計値どおりの出力電圧Voutを得ることが困
難であるという問題点があった。
ジタルビット入力と出力アナログ電圧Voutのグラフの
温度特性を示す図である。上に説明したように、従来の
D/Aコンバータの構成によれば、出力電圧Voutはト
ランジスタのhFE に依存するために、温度が変化した
場合、例えば、温度がT゜Cで動作していたD/Aコン
バータが温度がT1゜Cに変化した場合、同じディジタ
ル入力値に対して温度T゜Cにおける出力電圧Voutよ
りも低い出力電圧が得られることになる。
ばらつきによって変化するために、製造ロットが異なる
とトランジスタのhFEが異なるために、同じ温度でD
/Aコンバータを動作させた場合でも各D/Aコンバー
タ毎に出力電圧Voutが異なるという欠点があった。
を改善するものであり、従来のD/Aコンバータ回路に
抵抗とトランジスタとから構成される制御回路とオペア
ンプを追加し、上記制御回路の出力と基準直流電源をオ
ペアンプで比較し、そのオペアンプの出力を制御回路の
入力とD/Aコンバータに供給することによって、トラ
ンジスタのhFEに依存しないD/Aコンバータを提供
するものである。
ンバータは、第1の直流電源と、一端がこの第1の直流
基準電圧源に接続される抵抗要素からなるラダー回路
と、このラダー回路の前記第1の直流基準 電圧源が接続
されていない方の各ノードに接続される複数のスイッチ
ング素子と、第1の電極が抵抗を介して第1の直流基準
電圧源に接続され、第2の電極が抵抗を介して接地され
る、複数のスイッチング素子と同じ特性を有するトラン
ジスタと、トランジスタの第1の電極が非反転端子に接
続され、第2の直流基準電圧源が反転端子に接続される
オペアンプとを備え、そのオペアンプの出力端子は前記
トランジスタの第3の電極および複数のスイッチング素
子の第3の電極に共通に接続され、複数のスイッチング
素子を複数のディジタルビット入力によってオンオフす
ることによって、最終段のスイッチング素子の第1の電
極からアナログ出力を得るように構成される。
が第1の直流基準電圧源に接続され、他端がアナログ出
力端子に接続される抵抗要素からなるラダー回路の第1
の直流基準電圧源でない方の各ノードに複数の第1のス
イッチング素子を接続し、第1のスイッチング素子は第
2のスイッチング素子と第3のスイッチング素子から構
成され、第2のスイッチング素子は、第1の電極がラダ
ー回路の各段のノードに接続され、第2の電極が抵抗を
介して接地され、第3の電極には制御電圧が印加され、
第3のスイッチング素子は、第1の電極が直接に第1の
直流基準電圧源に接続され、第2の電極が第2のスイッ
チング素子の第2の電極に共通接続され、第3の電極に
はディジタル入力が入力されるD/Aコンバータにおい
て、第1の電極が抵抗を介して第1の直流基準電圧源に
接続され、第2の電極が抵抗を介して接地されるトラン
ジスタと、トランジスタの第1の電極が非反転端子に接
続され、第2の直流基準電圧源が反転端子に接続される
オペアンプを含み、そのオペアンプの出力端子はトラン
ジスタの第3の電極および複数の第2のスイッチング素
子の第3の電極に共通に接続される制御電圧発生回路を
有し、第3のスイッチング素子を介して複数の第2のス
イッチング素子を複数のディジタルビット入力によって
オンオフすることによって、最終段の第2のスイッチン
グ素子の第1の電極からアナログ出力を得るように構成
される。
の直流電圧源と、一端がこの第1の直流基準電圧源に接
続される抵抗要素からなるラダー回路と、このラダー回
路の前記第1の直流基準電圧源が接続されてない方の各
ノードに接続される複数のスイッチング素子と、複数の
スイッチング素子中の最終段のスイッチング素子の第1
の電極が非反転端子に接続され、第2の直流基準電圧源
が反転端子に接続されるオペアンプと、第1の電極が抵
抗を介して第1の直流基準電圧源に接続され、第2の電
極が抵抗を介して接地される、前記複数のスイッチング
素子と同じ特性を有するトランジスタとを備え、そのオ
ペアンプの出力端子は複数のスイッチング素子の第3の
電極および前記トランジスタの第3の電極に共通に接続
され、複数のスイッチング素子を複数のディジタルビッ
ト入力によってオンオフすることによって、前記トラン
ジスタの第1の電極からアナログ出力を得るこように構
成される。
が第1の直流基準電圧源に接続される抵抗要素からなる
ラダー回路の第1の直流基準電圧源でない方の各ノード
は複数の第1のスイッチング素子に接続され、第1のス
イッチング素子は第2のスイッチング素子と第3のスイ
ッチング素子から構成され、第2のスイッチング素子
は、第1の電極がラダー回路の各ノードに接続され、第
2の電極が抵抗を介して接地され、第3の電極には制御
電圧が印加され、第3のスイッチング素子は、第1の電
極が直接に第1の直流基準電圧源に接続され、第2の電
極が第2のスイッチング素子の第2の電極に共通接続さ
れ、第3の電極はディジタル入力が入力されるD/Aコ
ンバータにおいて、最終段の第2のスイッチング素子の
第1の電極が非反転端子に接続され、第2の直流基準電
圧源が反転端子に接続されるオペアンプと、第1の電極
が抵抗を介して第1の直流基準電圧源に接続され、第2
の電極が抵抗を介して接地されるトランジスタとを備
え、そのオペアンプの出力端子は、複数の第2のスイッ
チング素子の第3の電極およびトランジスタの第3の電
極に共通に接続され、第3のスイッチング素子を介して
複数の第2のスイッチング素子を複数のディジタルビッ
ト入力によってオンオフすることによって、トランジス
タの第1の電極からアナログ出力を得るように構成され
る。
は、スイッチング素子およびトランジスタはバイポーラ
トランジスタで構成され、第1の電極はコレクタ、第2
の電極はエミッタおよび第3の電極はベースであるよう
に構成される。
は、スイッチング素子およびトランジスタはMOSトラ
ンジスタで構成され、第1の電極はドレーン、第2の電
極はソースおよび第3の電極はゲートであるように構成
される。
図1において、21および22はそれぞれ直流基準電圧
源(それぞれ電圧Vおよび電圧Vref)、30はオペア
ンプ、Qrはトランジスタ、RrおよびRErは抵抗で
ある。43〜53はそれぞれ抵抗(抵抗値R、2Rおよ
びRE)、Q1a,Q1b,Q2a,Q2b…Qna,Qnbはスイ
ッチングトランジスタ、b1,b2,……bnはビット
情報入力端子、70は出力端子である。110は制御回
路、41,42はそれぞれ抵抗(抵抗値RrおよびR
Er)、Qrはトランジスタである。図1において、図
9の従来のD/Aコンバータと同じ構成部分には同一記
号を付し、説明を省略する。
ジスタQrのエミッタは抵抗RErを介して接地され
る。トランジスタQrのコレクタは抵抗Rrを介して直
流基準電圧源21に接続され、かつオペアンプ30の非
反転入力端子にも接続される。電圧Vrefを有する直流
基準電圧源22は、上記のオペアンプ30の反転入力端
子に接続される。オペアンプ30の出力はトランジスタ
QrのベースおよびD/Aコンバータを構成するトラン
ジスタQ1a,Q2a………,Qnaの各ベースに接続され
る。
レクタはそれぞれ抵抗43,46,49,52を介して
直流基準電圧源21に接続され、その各エミッタは抵抗
REを介して接地される。トランジスタQ1b,Q2b……
…Qnbのコレクタはそれぞれ直流基準電圧源21に接続
され、その各エミッタはトランジスタQ1a,Q2a………
Qnaのエミッタと共通に抵抗REを介して接地され、そ
の各ベースはそれぞれディジタル入力端子b1,b2,
bn−1,bnに接続され、2値ディジタル入力信号
「1」または「0」のいずかが入力される。
0においては、トランジスタQrのコレクタ(E点)の
コレクタ電圧V2が直流基準電圧源Vrefと等しくなる
ように、オペアンプ30の出力電圧V3が変動する。オ
ペアンプ30の出力電圧V3はD/Aコンバータを構成
するトランジスタQ1a,Q2a………Qnaの全てのベース
に供給される。
てアナログ出力電圧Voutはどのようにして求められる
かについて説明する。図1において出力電圧Voutを算
出するにあたり、まずトランジスタQrのコレクタ電流
ICrを求める。オペアンプ30の出力電圧V3は以下
のように求められる。 V3=A(V2−Vref) したがって、オペアンプ30の非反転端子の電圧V2
は、 V2=(V3/A)+Vref のように得られる。
大(A=∞)と仮定すると、上式から、 V2=Vref となる。また、V2は直流基準電圧源21からトランジ
スタQrを流れる電流ICrによる抵抗Rrの電圧降下
を引いた値であるから、V2=V−Rr・ICr この式を変形して、V2=Vrefを上の式に代入しI
Crを求めると、 V−Vref=Rr・ICr したがって、 ICr=(V−Vref)/Rr …(14) ここで、Aはオペアンプ30の増幅率、Vは直流基準電
圧源21の電圧である。
クタ電流ICrはトランジスタQrのhFEに依存せ
ず、抵抗にのみに支配されることがわかる。
D/Aコンバータを構成するトランジスタQ1a,Q2a…
……Qnaの各ベースに供給されるため、トランジスタQ
1a,Q2a………Qnaのコレクタに流れる電流ICはトラ
ンジスタQrのコレクタ電流ICrに比例する。その比
例定数をαとすると、コレクタ電流ICrは以下の(1
5)式のように表わされる。IC=α・ICr
…(15)従って、
IC=Iと置くと、(6)式、(14)式よりD/Aコ
ンバータの出力電圧Voutは次式となる。 Vout =V−(2/3)・R・I・(1/2n−1)・ {2n−1・bn+2n−2・bn−1+………+20・b1} =V−(2/3)・R・α・(V−Vref)/r・(1/2n−1)・ {2n−1・bn+2n−1・bn−1+………+20・b1 } =V−(2/3)・α・(V−Vref)・(R/Rr)・(1/2n−1) {2n−1・bn+2n−2・bn−1+………+20・b1} …(16) 抵抗RとRrを同一特性のもの(例えば、同じ拡散で構
成)を使用することによって、製造上のばらつきおよび
温度係数は同一方向となる。従って(R/Rr)は一定
となる。
ータのアナログ出力電圧Vou tは直流基準電圧源V、V
refのみで決まり、トランジスタのhFEに依存しない
値になることがわかる。
るディジタルビット入力と出力アナログ電圧Voutの温
度特性を示すと共に、本発明のD/Aコンバータにおけ
るディジタルビット入力と出力アナログ電圧Voutの温
度特性をも示す図である。上に説明したように、本発明
のD/Aコンバータの構成によれば、出力電圧Voutは
トランジスタのhFEに依存しないために、温度が変化
した場合、例えば、温度がT゜Cで動作していたD/A
コンバータが温度がT1゜Cに変化した場合でも、温度
T゜Cにおける出力電圧Voutとほぼ同様の出力電圧が
得られる。
ばらつきによって変化する場合でも、上述のように、本
発明における出力電圧VoutはトランジスタのhFEの
影響をうけないので、D/Aコンバータを用いた装置に
おいてそのD/Aコンバータを取り替えた場合でもアナ
ログ出力電圧Voutはほとんど変化しない利点がある。
は、例えば、図12のようなバンドギャップ基準電圧発
生回路によって提供できる。図12において、401,
402,403は抵抗、421,422は電圧源、Q1
0,Q11,Q12はトランジスタ、410は定電流
源、430は直流基準電圧源の出力端子である。図12
において、その出力電圧Vrefは以下のような式で表わ
される。 Vref=(R2/R3)・(kT/q)・ln(n・R2/R1)+VBE3 上記の式において、(kT/q)は一定の値であるの
で、VrefはR2/R3およびR2/R1およびV
BE3によって決定される。R2/R3およびR2/R
1は、これらの抵抗素子を同じ基板上に形成すると、基
板の温度係数がおなじであるために、温度による抵抗変
動成分が打ち消される。さらに、VBE3はトランジス
タQ11のベース・エミッタ間電圧であり、一定値であ
るので、Vrefは一定の値が得られる。このバンドギャ
ップ基準電圧発生回路は定電圧電源として公知の回路で
あるのでこれ以上の説明は省略する。
を示す。Qoはトランジスタ、RE’、RLは抵抗、Vou
tはD/Aコンバータのアナログ出力電圧である。図2
において、図1と同じ構成部分には同一記号を付し、説
明を省略する。
タ端子はオペアンプ30の非反転入力端子に接続され
る。電圧Vrefを有する直流基準電圧源22はオペアン
プ30の反転入力端子に接続される。オペアンプ30の
出力端子はD/Aコンバータを構成するトランジスタQ
1a,Q2a………Qnaの各ベース電極に供給される。オペ
アンプ30の出力電圧V4は、トランジスタQoのベー
スにも供給される。70は出力電圧Voutが出力される
出力端子である。11,12,13,14はディジタル
入力信号が入力される入力端子であり、b1,b2,b
3,bnはそれぞれ入力端子11,12,13,14に
印加される2値ディジタル入力信号である。
レクタはそれぞれ抵抗43、46、49、52を介して
直流基準電圧源21に接続され、トランジスタQ1a,Q
2a………Qnaの各エミッタは抵抗REを介して接地され
る。トランジスタQ1b,Q2b………Qnbのコレクタはそ
れぞれ直流基準電圧源21に接続され、トランジスタQ
1b,Q2b………QnbのエミッタはトランジスタQ1a,Q
2a………Qnaのエミッタと共通に抵抗REを介して接地
される。トランジスタQ1b,Q2b………Qnbのベースは
それぞれディジタル入力端子11〜14に接続され、2
値ディジタル入力信号「1」または「0」のいずかが入
力される。
は2値ディジタル入力信号b1,b2,……bnが
「1」のときにオンになり、2値ディジタル入力信号b
1,b2,……bnが「0」のときにオフになるように
動作する。
おいては、トランジスタQnaのコレクタ(D点)のコレ
クタ電圧V 0 は直流基準電圧源Vrefと等しくなるよう
に、オペアンプ30の出力電圧V4が変動する。オペア
ンプ30の出力電圧V4はD/Aコンバータを構成する
トランジスタQ1a,Q2a………Qnaの全てのベースに供
給される。
して直流基準電圧源21に接続され、そのエミッタは抵
抗RE’を介して接地される。
とによって、トランジスタQnaの出力端子電圧Voを直
流基準電圧源Vrefと等しくなるように、オペアンプ3
0の出力電圧V4は制御される。このオペアンプ30の
出力電圧V4はトランジスタQoのベースにも供給され
る。
出力電圧Voutを算出する。まず、オペアンプ30の出
力電圧V4を求める。トランジスタQnaの出力電圧Vo
はオペアンプ30の非反転端子にフィードバックされ、
それによって、トランジスタQnaの出力電圧Voは直流
基準電圧源Vre fと等しくなるように制御される。した
がって、(17)式が成立する。 Vo=Vref …(17) (13)式に(17)式を代入し、Vref=V4と置く
と Vo=Vref=V−(2/3)・R・(1/2n−1)・ [(V4−VBE)・hFE/{R ' E ・(1+hFE)}]・ {2n−1・bn+2n−2・bn−1+………+20・b1}) …( 18) よって、オペアンプ30の出力電圧V4は(18)式を
変形して(19)式のように得られる。 V4=(3/2)・2n−1・(V−Vref)・(R ' E /R)・ {(1+hFE)/ hFE}/ B + VBE …(19) ここで、B=2n−1・bn+2n−2・bn−1+…
……+20・b1
oは(12)式において、IC=Io、Vref=V4と
して、次式で表せる。 Io=(V4−VBE)・hFE/{R ' E ・(1+hFE)} …(20) (20)式に(19)式を代入すると Io=(1/RE’)・{(3/2)・2n−1・(V−Vref)・ (RE’/R)・((1+hFE)/hFE)/B +VBE−VBE} ・hFE/{RE’・(1+hFE)} =(3/2)・2n−1・(V−Vref)・(1/R)・(1/B) …(21) したがって、D/Aコンバータのアナログ出力端子電圧
Voutは Vout=V−RL・Io …(22) (22)式に(21)式に代入すると Vout =V−RL・Io =V−(3/2)・2n−1・(V−Vref)・ (RL/R)・(1/B) =V−(3/2)・2n−1・(V−Vref)・(RL/R)・ {1/(2n−1・bn+2n−2・bn−1+………+20・b1)} …(23) (23)式において、抵抗RとRLを同一特性のもの
(例えば、同じ拡散)で構成することによって、製造上
のばらつきおよび温度係数は同一方向となる。従って
(RL/R)は一定となる。従って(23)式は、直流
基準電圧源V、Vrefのみで決まるため、出力端子電圧
VoutはトランジスタのhFEに依存しない値となるこ
とがわかる。
1の直流電源と、一端がこの第1の直流基準電圧源に接
続される抵抗要素からなるラダー回路と、このラダー回
路の前記第1の直流基準電圧源が接続されていない方の
各ノードに接続される複数のスイッチング素子と、第1
の電極が抵抗を介して第1の直流基準電圧源に接続さ
れ、第2の電極が抵抗を介して接地される、複数のスイ
ッチング素子と同じ特性を有するトランジスタと、トラ
ンジスタの第1の電極が非反転端子に接続され、第2の
直流基準電圧源が反転端子に接続されるオペアンプとを
備え、そのオペアンプの出力端子は前記トランジスタの
第3の電極および複数のスイッチング素子の第3の電極
に共通に接続されるので、製造上のばらつきおよび温度
変化に対して安定なD/Aコンバータを提供することが
できる。
要素からなるラダー回路の各ノードに複数の第2のスイ
ッチング素子と第3のスイッチング素子から構成され、
第2のスイッチング素子の制御電極には制御電圧が印加
され、第3のスイッチング素子の制御電極にはディジタ
ル入力が入力されるD/Aコンバータにおいて、D/A
コンバータを構成する抵抗とトランジスタとからなる回
路と同様に抵抗とトランジスタとからなる制御回路とオ
ペアンプを有し、そのオペアンプの出力端子はトランジ
スタの制御電極および複数の第2のスイッチング素子の
制御電極に共通に接続される制御電圧発生回路を有する
ので、製造上のばらつきおよび温度変化に対して安定な
D/Aコンバータを提供することができる。
の直流電圧源と、一端がこの第1の直流基準電圧源に接
続される抵抗要素からなるラダー回路と、このラダー回
路の前記第1の直流基準電圧源が接続されてない方の各
ノードに接続される複数のスイッチング素子と、複数の
スイッチング素子中の最終段のスイッチング素子の第1
の電極が非反転端子に接続され、第2の直流基準電圧源
が反転端子に接続されるオペアンプと、第1の電極が抵
抗を介して第1の直流基準電圧源に接続され、第2の電
極が抵抗を介して接地される、前記複数のスイッチング
素子と同じ特性を有するトランジスタとを備え、そのオ
ペアンプの出力端子は複数のスイッチング素子の第3の
電極および前記トランジスタの第3の電極に共通に接続
されるので、製造上のばらつきおよび温度変化に対して
安定なD/Aコンバータを提供することができる。
要素からなるラダー回路の各ノードに複数の第2のスイ
ッチング素子と第3のスイッチング素子から構成され、
第2のスイッチング素子の制御電極には制御電圧が印加
され、第3のスイッチング素子の制御電極にはディジタ
ル入力が入力されるD/Aコンバータにおいて、D/A
コンバータを構成する抵抗とトランジスタとからなる回
路と同様に抵抗とトランジスタとからなる制御回路とオ
ペアンプを有し、第2のスイッチング素子のコレクタ電
極が非反転端子に接続され、第2の直流基準電圧源が反
転端子に接続されるオペアンプと、コレクタ電極が抵抗
を介して第1の直流基準電圧源に接続され、エミッタ電
極が抵抗を介して接地されるトランジスタとを備え、そ
のオペアンプの出力端子は、複数の第2のスイッチング
素子の制御電極およびトランジスタの制御電極に共通に
接続されるので、製造上のばらつきおよび温度変化に対
して安定なD/Aコンバータを提供することができる。
は、スイッチング素子およびトランジスタはバイポーラ
トランジスタで構成されるので、D/Aコンバータの製
造が容易となり、かつ製造上のばらつきおよび温度変化
に対して安定なD/Aコンバータを提供することができ
る。
は、スイッチング素子およびトランジスタはMOSトラ
ンジスタで構成されるので、D/Aコンバータの製造が
容易となり、かつ製造上のばらつきおよび温度変化に対
して安定なD/Aコンバータを提供することができる。
示す図である。
示す図である。
の図である。
めるための図である。
の図である。
の図である。
の図である。
の図である。
実現した一例を示す図である。
ト入力と出力アナログ電圧Voutとの関係を示す図であ
る。
ト入力と出力アナログ電圧Voutとの温度特性を示す図
である。
電圧源の一例を示す図である。
準電圧源、30…オペアンプ、41〜55…抵抗、70
…出力端子、100,200…D/Aコンバータ、11
0…制御回路、Qr,Q0…トランジスタ、Q1a,Q1
b,Q2a,Q2b,Qna,Qnb…スイッチングトランジス
タ
Claims (6)
- 【請求項1】 第1の直流電源と、 一端がこの第1の直流基準電圧源に接続される抵抗要素
からなるラダー回路と、このラダー回路の前記第1の直
流基準電圧源が接続されていない方の各ノードに接続さ
れる複数のスイッチング素子と、 第 1の電極が抵抗を介して前記第1の直流基準電圧源に
接続され、第2の電極が抵抗を介して接地される、前記
複数のスイッチング素子と同じ特性を有するトランジス
タと、 前記トランジスタの第1の電極が非反転端子に接続さ
れ、第2の直流基準電圧源が反転端子に接続されるオペ
アンプとを備え、 前記 オペアンプの出力端子は前記トランジスタの第3の
電極および前記複数のスイッチング素子の第3の電極に
共通に接続され、 前記の複数のスイッチング素子を複数のディジタルビッ
ト入力によってオンオフすることによって、最終段のス
イッチング素子の第1の電極からアナログ出力を得るこ
とを特徴とするディジタル/アナログ・コンバータ。 - 【請求項2】 一端が第1の直流基準電圧源に接続さ
れ、他端がアナログ出力端子に接続される抵抗要素から
なるラダー回路の第1の直流基準電圧源でない方の各ノ
ードに複数の第1のスイッチング素子を接続し、前記第
1のスイッチング素子は第2のスイッチング素子と第3
のスイッチング素子から構成され、前記第2のスイッチ
ング素子は、第1の電極が前記ラダー回路の各段のノー
ドに接続され、第2の電極が抵抗を介して接地され、第
3の電極には制御電圧が印加され、前記第3のスイッチ
ング素子は、第1の電極が直接に第1の直流基準電圧源
に接続され、第2の電極が前記第2のスイッチング素子
の第2の電極に共通接続され、第3の電極にはディジタ
ル入力が入力されるディジタル/アナログ・コンバータ
において、 第1の電極が抵抗を介して第1の直流基準電圧源に接続
され、第2の電極が抵抗を介して接地されるトランジス
タと、前記トランジスタの第1の電極が非反転端子に接
続され、第2の直流基準電圧源が反転端子に接続される
オペアンプを含み、そのオペアンプの出力端子は前記ト
ランジスタの第3の電極および複数の第2のスイッチン
グ素子の第3の電極に共通に接続される制御電圧発生回
路を有し、 第3のスイッチング素子を介して前記の複数の第2のス
イッチング素子を複数のディジタルビット入力によって
オンオフすることによって、最終段の第2のスイッチン
グ素子の第1の電極からアナログ出力を得ることを有す
ることを特徴とするディジタル/アナログ・コンバー
タ。 - 【請求項3】 第1の直流電圧源と、 一端がこの第1の直流基準電圧源に接続される抵抗要素
からなるラダー回路と、 このラダー回路の前記第1の直流基準電圧源が接続され
てない方の各ノードに接続される複数のスイッチング素
子と、 前記複数のスイッチング素子中の 最終段のスイッチング
素子の第1の電極が非反転端子に接続され、第2の直流
基準電圧源が反転端子に接続されるオペアンプと、第1
の電極が抵抗を介して前記第1の直流基準電圧源に接続
され、第2の電極が抵抗を介して接地される、前記複数
のスイッチング素子と同じ特性を有するトランジスタと
を備え、 前記 オペアンプの出力端子は前記複数のスイッチング素
子の第3の電極および前記トランジスタの第3の電極に
共通に接続され、 前記の複数のスイッチング素子を複数のディジタルビッ
ト入力によってオンオフすることによって、前記トラン
ジスタの第1の電極からアナログ出力を得ることを特徴
とするディジタル/アナログ・コンバータ。 - 【請求項4】 一端が第1の直流基準電圧源に接続され
る抵抗要素からなるラダー回路の第1の直流基準電圧源
でない方の各ノードは複数の第1のスイッチング素子に
接続され、前記第1のスイッチング素子は第2のスイッ
チング素子と第3のスイッチング素子から構成され、前
記第2のスイッチング素子は、第1の電極が前記ラダー
回路の各ノードに接続され、第2の電極が抵抗を介して
接地され、第3の電極には制御電圧が印加され、前記第
3のスイッチング素子は、第1の電極が直接に第1の直
流基準電圧源に接続され、第2の電極が前記第2のスイ
ッチング素子の第2の電極に共通接続され、第3の電極
はディジタル入力が入力されるディジタル/アナログ・
コンバータにおいて、最終段の 第2のスイッチング素子の第1の電極が非反転
端子に接続され、第2の直流基準電圧源が反転端子に接
続されるオペアンプと、第1の電極が抵抗を介して第1
の直流基準電圧源に接続され、第2の電極が抵抗を介し
て接地されるトランジスタとを備え、 そのオペアンプの出力端子は、複数の第2のスイッチン
グ素子中の最終段の第3の電極および前記トランジスタ
の第3の電極に共通に接続され、第3のスイッチング素
子を介して前記の複数の第2のスイッチング素子を複数
のディジタルビット入力によってオンオフすることによ
って、前記トランジスタの第1の電極からアナログ出力
を得ることを特徴とするディジタル/アナログ・コンバ
ータ。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のディジ
タル/アナログ・コンバータにおいて、前記スイッチン
グ素子およびトランジスタはバイポーラトランジスタで
構成され、前記第1の電極はコレクタ、第2の電極はエ
ミッタおよび第3の電極はベースであることを特徴とす
るディジタル/アナログ・コンバータ。 - 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のディジ
タル/アナログ・コンバータにおいて、前記スイッチン
グ素子およびトランジスタはMOSトランジスタで構成
され、前記第1の電極はドレーン、第2の電極はソース
および第3の電極はゲートであることを特徴とするディ
ジタル/アナログ・コンバータ。
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