JP3511431B2 - 端子係止具付コネクタ - Google Patents

端子係止具付コネクタ

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JP3511431B2
JP3511431B2 JP07892496A JP7892496A JP3511431B2 JP 3511431 B2 JP3511431 B2 JP 3511431B2 JP 07892496 A JP07892496 A JP 07892496A JP 7892496 A JP7892496 A JP 7892496A JP 3511431 B2 JP3511431 B2 JP 3511431B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4367Insertion of locking piece from the rear
    • H01R13/4368Insertion of locking piece from the rear comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グの端子収容室に収納係止される端子金具に対して端子
収容室の後方から端子係止具を装着し、端子収容室側の
可撓係止片と端子係止具側の可撓支持片とで端子金具を
二重に係止するようにした端子係止具付コネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては特開平5ー
190229号公報に開示されたものが知られている。
【0003】これを図12及び図13を用いて説明する
と、この端子係止具付コネクタにおいては、端子金具
(図示省略)をそれぞれに収容する複数の端子収容室2
2を有するコネクタハウジングAと、コネクタハウジン
グAの後部に対して仮結合状態と本結合状態の二段階を
もって一体に組み付けられるように挿脱可能に設けられ
る端子係止具Bとから構成されている。
【0004】コネクタハウジングAは、フード23で囲
まれた収容スペース21内に隔壁22b、底壁22cで
区画された端子収容室22が複数個形成され、各端子収
容室22のフード23に対面する側は開放された開放部
22aとされている。フード23の内側には適宜位置に
本結合用係合部24が設けられている。一方、端子係止
具Bには、フード23の内側に入り係合する主枠部29
が形成され、上板部29a、下板部29b、中間仕切の
中板部29cから主枠部29が構成されている。 主枠
部29の上下には、ヒンジ35aを介して回動自在にさ
れた係合板35が設けられ、本結合の際、フード23内
に回動して倒れ、上板部29a、下板部29bの外周面
と面一となり、本結合用係合部24と本結合用突起36
が係合して一体となる。
【0005】また、端子係止具Bには、端子金具に対す
る可撓支持片30を設けると共に、コネクタハウジング
Aには、端子収容室22に端子金具に対する可撓係止片
26を設け、端子係止具Bの仮結合状態において可撓支
持片30は端子収容室22の側壁22bにおける開放部
22a側に形成された押し上げ突起28上に乗り上げて
端子収容室22に対する端子金具の挿脱軌跡から外され
ており、本結合状態への移行時において可撓支持片30
の側方端に設けられた被駆動突起37がコネクタハウジ
ングAの駆動溝38に係合することにより可撓支持片3
0を強制的に端子金具との係合位置へ駆動案内するよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、複数の端子収容室22に跨
ってそこに挿入される横幅Zの大きな可撓支持片30
を、被駆動突起37及び駆動溝38とによって端子金具
との結合位置に駆動案内するものであるから、端子収容
室22に端子金具が不完全挿入されたときこの端子金具
に可撓支持片30が乗り上げ、可撓支持片30が捻じ曲
げられたりして、その結果被駆動突起37が駆動溝38
から離脱してしまうという欠点があり、特に3個以上の
多数の端子収容室22に跨ってそこに挿入される横幅Z
の大きな可撓支持片30の場合その傾向が顕著になると
いう欠点があった。
【0007】このような欠点を、可撓支持片30の横幅
Zの大きさを小さくしてそれぞれ端子収容室22に対応
させることによって解消することもできるが、このよう
にすると可撓支持片30を多数設ける必要があり、しか
もこの多数の可撓支持片30の各々の両側に被駆動突起
37を設けると共にそれに応じてコネクタハウジングA
にも駆動溝38を設ける必要が生じ、コネクタハウジン
グAの横幅Z´が大きくなりコネクタ全体が大型化する
という欠点が生じる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、端子係止具のコネクタハウジングへの挿脱が円滑
に行えると共に横幅の狭い可撓支持片を多数設ける必要
もなくてコネクタ全体の大型化が防止できる端子係止具
付コネクタを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような従来のもの
の欠点に鑑み、特許請求の範囲請求項1記載の発明は、
端子金具をそれぞれに収容する複数の端子収容室を有す
るコネクタハウジングと、このコネクタハウジングの後
部に対して仮結合状態と本結合状態の二段階をもって組
み付けられるように挿脱可能に設けられる端子係止具と
からなり、前記端子収容室に前記端子金具と係合する可
撓係止片を設け、前記端子係止具に、前記挿脱方向に延
び、かつ前記端子収容室に対応した複数の可撓支持片を
設け、この可撓支持片は、前記仮結合状態において、前
記端子収容室に設けられた押し上げ突起に乗り上げて前
記端子金具の挿脱軌跡から外されて前記端子金具の挿脱
を可能とし、前記本結合状態に移行する際、前記端子収
容室に設けられた滑走斜面に案内され、前記端子金具と
の係合位置に突出するようにし、前記可撓支持片には長
手方向に沿って延びるリブを設け、前記可撓支持片が前
記押し上げ突起の上に乗り上げた際、前記リブが前記端
子収容室の側壁に設けられた第2レールに当接して前記
可撓支持片の過剰変位を規制するようにしたことを特徴
とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、前記端子収
容室の側壁に前記端子金具の挿脱方向に延びる第1レー
ルを形成し、この第1レールに沿って前記可撓支持片が
案内されると共にこの第1レール上の適宜位置に前記押
し上げ突起を設けたことを特徴とする。
【0011】
【0012】また、請求項記載の発明は、前記第2レ
ールに前記滑走斜面を設けたことを特徴とする。
【0013】さらに、請求項記載の発明は、前記可撓
支持片の前記押し上げ突起と係合する側にその先端に前
記押し上げ突起の上に乗り上げるように突出した突部を
設けたことを特徴とする。
【0014】さらにまた、請求項記載の発明は、前記
端子収容室に前記可撓支持片の挿入姿勢を規制する案内
斜面を設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、複数の端子収容室を
有するコネクタハウジングの前記端子収容室に対応した
複数の可撓支持片を端子係止具に設けたので、端子収容
室各個別に可撓支持片が挿脱することとなるからコネク
タハウジングへの端子係止具の挿入作業が確実に行え、
端子金具を可撓係止片と可撓支持片とで共働して二重に
係合できる他、端子収容室に端子金具が不完全挿入され
たときこの端子金具の頂面に可撓支持片が衝突して端子
係止具の端子収容室への挿入が阻止される。その結果、
挿入不完全な端子金具の検知が容易になり不完全挿入防
止の役割を確実に達成できる。
【0016】また、可撓支持片には長手方向に沿って延
びるリブが設けられており、可撓支持片が押し上げ突起
の上に乗り上げた際、リブが端子収容室の側壁に設けら
れた第2レールに当接して可撓支持片の過剰変位を規制
するようにしたので、本結合状態への移行時において可
撓支持片を端子金具との係合位置へ挿入する作業が円
滑、かつ確実に達成される。
【0017】請求項2記載の発明では、端子収容室の側
壁には端子金具の挿脱方向に延びる第1レールが形成さ
れており、この第1レールに沿って可撓支持片が案内さ
れると共にこの第1レール上の適宜位置に押し上げ突起
を設けたので、可撓支持片は、端子収容室内に収容され
ることとなり、特に可撓支持片の横幅は端子収容室の横
幅内に納まり、このため、コネクタハウジングの横幅を
大型化しないまま端子金具を二重に係止する機能が達成
される他、コネクタハウジングへの端子係止具の挿入
時、可撓支持片が第1レールに案内されて端子収容室内
に侵入するから、各端子収容室の可撓支持片の挿入作
業、ひいてはコネクタハウジングへの端子係止具の挿入
作業が容易に行える。
【0018】
【0019】請求項記載の発明では、第2レールに滑
走斜面が設けられているので、可撓支持片は円滑に滑走
斜面に案内されることとなる。
【0020】請求項記載の発明では、可撓支持片の押
上げ突起と係合する側にはその先端に押し上げ突起の上
に乗り上げるように突出する突部が設けられたので、コ
ネクタハウジングの後部に対する端子係止具の挿入時の
摩擦が低下して小さな挿入力で挿入できる。
【0021】請求項記載の発明では、端子収容室には
可撓支持片の挿入姿勢を規制する案内斜面が設けられて
いるので、可撓支持片にバラツキがあっても端子係止具
は常に円滑に挿入される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0023】図1〜図11は、この発明の実施の形態1
を示すものである。
【0024】図1中Eは、この実施の形態1の端子金具
Gをそれぞれに収容する複数の端子収容室1を有するコ
ネクタハウジングであって、このコネクタハウジングE
の後部に対して仮結合状態と本結合状態の二段階をもっ
て組み付けられるように端子係止具Fが挿脱可能に設け
られる。
【0025】そして、端子係止具Fは、矩形をした枠体
部2aからなり、この枠体部2aにはその挿脱方向に延
びかつ端子収容室1に対応した複数の可撓支持片2が設
けられている。
【0026】コネクタハウジングEは、略直方体形状を
しており、端子金具Gを後部から挿脱し、前部から抜け
出させない複数の端子収容室1を有している。この例で
は、下段に4個、上段に2個の計6個の端子収容室1が
設けられている。また、コネクタハウジングEの各端子
収容室1には端子金具Gに対する可撓係止片3が設けら
れている。
【0027】各端子収容室1には、その中間位置に、後
部から延びる可撓係止片3が片持ち梁り状に形成され、
その端子金具Gの収容側には、図7に示すように、端子
金具Gの係合孔G1と係合する突部3aが形成されてい
る。この端子収容室1の一方の側壁には端子金具Gの挿
脱方向に延び、かつ可撓支持片2を案内する第1レール
8が中間で段差を持って形成されている。この段差部の
端子金具Gの入る側と反対側で可撓支持片2を案内する
側に、可撓支持片2を押し上げ端子金具Gの挿脱軌跡か
ら外す押し上げ突起6が形成されている。また、端子収
容室1には可撓支持片2の挿入姿勢を規制する案内斜面
18が設けられている。これにより、可撓支持片2にバ
ラツキがあっても端子係止具Fは常に円滑に挿入される
ようになっている。
【0028】ここで、可撓支持片2は長尺部4及びこの
長尺部4より先端部が短い短尺部5が互いに隣接して一
体に形成されており、この短尺部5は、図6に示すよう
に、端子係止具Fの仮結合状態においてコネクタハウジ
ングEに設けられた押し上げ突起6の上に乗り上げて可
撓支持片2を端子金具Gの挿脱軌跡から外してその挿脱
を可能とするようになっている。
【0029】そして、短尺部5にはその先端に内方に突
出する突部10が設けられており、この突部10が押し
上げ突起6の上に乗り上げるようになっている。
【0030】そして、端子係止具Fを図6に示すような
状態にしたうえで、図6上段に示すように端子収容室1
内に端子金具Gを収容し、引き続き端子金具Gを端子収
容室1内に挿入して図6下段に示すように可撓係止片3
と係合させる。
【0031】図7に示すようにコネクタハウジングEの
端子収容室1に対し必要な端子金具Gを挿入収容し終わ
った所で、端子係止具Fを仮結合状態(図6)から本結
合状態(図7)へと移行させる。この本結合状態への移
行時において長尺部4が端子収容室1に形成された第2
レール12上の滑走斜面7に案内されるようになってお
り、これにより可撓支持片2の先端が図8に示すように
端子金具Gに係合する位置に突出すようになっている。
【0032】また、長尺部4にその長手方向に沿って延
びるリブ9が設けられており、短尺部5が押し上げ突起
6の上に乗り上げた際、リブ9が押し上げ突起6の反対
側の側壁に設けられた第2レール12に当接して可撓支
持片2の過剰変位を規制するようになっている。同時に
端子収容室1内に可撓支持片2が納まるようにその横幅
を小さくし、これによってコネクタハウジングEの小型
化を達成しているものである。
【0033】さらには、長尺部4の外面4a及び短尺部
5の外面5aがほぼ面一で、かつ長尺部4の内面4bは
図1及び図4に示すように、短尺部5の内面5bよりも
内方に位置するように形成されている。
【0034】また、図において、符号15は端子係止具
Fにヒンジ部15aを介して設けられた係合板であっ
て、この係合板15は仮結合状態においてコネクタハウ
ジングEに当接して端子係止具Fが容易に本結合状態に
嵌入しないように阻止し、端子収容室1への端子金具G
の挿入作業を円滑化させるものである。
【0035】そして、本結合状態に移行するときはヒン
ジ部15aが折曲されて係合板15がコネクタハウジン
グEの内部に挿入されると共に、端子係止具Fに形成さ
れた本係合用突起16がコネクタハウジングEに形成さ
れた本係合用凹部17に係合して本結合状態が保持され
ることとなる。
【0036】次に以上のような実施例の形態1の組み付
け作業について説明する。
【0037】図4に示すように、コネクタハウジングE
の各端子収容室1内に端子係止具Fの可撓支持片2を臨
ませて挿入し、その際、図2及び図4に示すように、可
撓支持片2の短尺部5の突部10を、端子収容室1内に
設けられた第1レール8に乗り上げさせる。これによっ
て可撓支持片2が第1レール8に案内されながら端子係
止具Fは、コネクタハウジングEの後部内を前進する。
【0038】この第1レール8には、図2に示すよう
に、そのほぼ中央部に押し上げ突起6が設けられ、さら
にこの押し上げ突起6より先端の先端部分8´は、押し
上げ突起6の手前側部分と比較して端子収容室1側に落
ち込んでいる。そして、押し上げ突起6の下方に位置さ
せて第1レール8に、案内斜面18が設けられ、この案
内斜面18に可撓支持片2の長尺部4の先端が衝突して
可撓支持片2が端子収容室1への挿入方向を向き、これ
により、端子収容室1内に端子係止具Fが円滑に挿入さ
れることとなる。
【0039】引続き端子係止具Fを挿入させると、図6
に示すように、短尺部5の突部10が、第1レール8上
の押し上げ突起6に乗り上げて、各可撓支持片2は、図
6、及び図3に示すように、その一部がコネクタハウジ
ング本体1aに設けられた開口部1b内に侵入して端子
収容室1に対する端子金具Gの挿脱軌跡から外れること
となる。
【0040】なお、この場合でも、図11に示すよう
に、長尺部4の側面に設けられたその長手方向に沿って
延びるリブ9が、コネクタハウジング本体1aに設けら
れた第2レール12に当接し、これにより可撓支持片2
の過剰変位が規制されるようになっている。
【0041】このようにして端子収容室1に対する端子
金具Gの挿入作業を行えるコネクタハウジングEに対す
る端子係止具Fの仮結合状態が実現され、この仮結合状
態は、下記の構成により保持され続ける。
【0042】すなわち、短尺部5の突部10が、第1レ
ール8上の押し上げ突起6に乗り上げると同時に、図
6、及び図11に示すように、端子係止具Fの結合板1
5がコネクタハウジングEの後端縁に衝突し、端子係止
具FをコネクタハウジングEに挿入することはできない
ことになる。
【0043】また、突部10が、突起6に乗り上げると
同時に、図9に示すコネクタハウジングEの中央部に設
けられた一対の中央突起8a、8aを、図1、及び図1
0に示す端子係止具Fの枠体部2aに設けられた一対の
カンチレバー2b、2bの下端の係合突起2c、2cが
衝突し、これによってカンチレバー2b、2bが互いに
近接する方向に変位して、図11に示すように、係合突
起2c、2cが中央突起8a、8aを乗り越えて復動す
る。この為、端子係止具FがコネクタハウジングEから
脱落する方向へ後退するのが阻止されて前記仮結合状態
が保持され続ける。
【0044】前記のような仮結合状態が保持されること
になったところで、図6に示すように、端子収容室1内
に端子金具Gを挿入して、図7に示すように、必要な端
子金具Gを端子収容室1に挿入する。これによって、端
子金具Gは、可撓係止片3に係止して端子収容室1内か
らの抜け出しが阻止される。
【0045】必要な端子金具Gを端子収容室1に全て挿
入して可撓係止片3に係止し終えたところで、図7に示
すように、端子係止具Fの両係合板15、15を、枠体
部2aに対して直交する向きにそれぞれ起立させる。こ
れによって、コネクタハウジングEの後端縁に対する両
係合板15、15の係合が解除されるので、再度、端子
係止具FをコネクタハウジングEに挿入することとな
る。
【0046】この端子係止具Fの挿入によって、まず短
尺部5の突部10が、図7に示すように、押し上げ突起
6を乗り越えて、第1レール8の先端部分8´に乗り上
げる。これにより、各可撓支持片2は、図6、及び図3
に示すように、コネクタハウジング本体1aに設けられ
た開口部1b内から離れ端子収容室1に対する端子金具
Gの挿脱軌跡に戻ることとなる。
【0047】引続き端子係止具Fを挿入すると、可撓支
持片2の長尺部4の先端が、図7に示すように、コネク
タハウジング本体1aに設けられた滑走斜面7に当接
し、この滑走斜面7に案内されて端子収容室1内に向け
て下降し続け、図8に示すように、端子係止具Fを端子
収容室1内に挿入し終えたとき、長尺部4の先端が端子
金具Gの段部Gaの後方位置に突出し、これによって、
端子係止具FはコネクタハウジングEに本結合状態に到
達する。この本結合状態は、下記により保持させる。
【0048】即ち、端子係止具Fが本結合状態に到達し
たと同時に、図8に示すように、枠体部2aに設けられ
た突起16が凹部17に係合して、端子係止具Fはコネ
クタハウジングEから抜け出ないように保持される。
【0049】従って、端子金具Gは、可撓係止片3の係
止、及び可撓支持片2の係合によって二重に阻止され端
子収容室1内から抜け出ないこととなる。
【0050】この発明の実施の形態1は、以上のようで
あるから、複数の端子収容室1を有するコネクタハウジ
ングEのそれぞれの端子収容室1に対応した複数の可撓
支持片2を端子係止具Fに設けたので、端子収容室1各
個別に可撓支持片2が挿脱することとなり、コネクタハ
ウジングEへの端子係止具Fの挿入作業が確実に行える
他、端子収容室1に端子金具Gが不完全挿入されたとき
この端子金具Gの頂面に可撓支持片2の長尺部4が衝突
して端子係止具Fの端子収容室1への挿入が阻止され
る。
【0051】その結果、挿入不完全な端子金具Fの検知
が確実に行えるようになり不完全挿入防止の役割を確実
に達成できる。
【0052】また、長尺部4及び短尺部5は互いに隣接
させて一体に形成されているから、仮結合状態における
短尺部5の押し上げ突起6上への乗り上げ時に可撓支持
片2が端子金具Gの挿脱軌跡から確実に外れる機能が常
に達成される。
【0053】また、端子収容室1の側壁1aには端子金
具Gの挿入方向に延びる第1レール8が形成されてお
り、この第1レール8に沿って短尺部5が案内されると
共にこの第1レール8上の適宜位置に押し上げ突起6を
設けたので、可撓支持片2は、端子収容室1内に収容さ
れることとなり、特に可撓支持片2の横幅は端子収容室
1の横幅内に納まり、このため、コネクタハウジングE
の横幅を大型化しないまま端子金具Gを二重に係止する
機能が達成される。
【0054】またそれのみならず、コネクタハウジング
Eへの端子係止具Fの挿入時、短尺部5が第1レール8
に案内されて端子収容室1内に侵入するから、各端子収
容室1の可撓支持片2の挿入作業、ひいてはコネクタハ
ウジングEへの端子係止具Fの挿入作業が容易に行え
る。
【0055】そして、長尺部4には長手方向に沿って延
びるリブ9が設けられており、短尺部5が押し上げ突起
6の上に乗り上げた際、リブ9が第2レール12に当接
して可撓支持片2の過剰変位を規制するようにしたの
で、本結合状態への移行時において第2レール12上の
滑走斜面7に沿ってそのまま長尺部4が案内されること
となり、可撓支持片2を端子金具Gとの係合位置へ挿入
する作業が円滑、かつ確実に達成される。
【0056】また、長尺部4の内面4bは短尺部5の内
面5bよりも内方に位置するようにしたので、短尺部5
に対応するコネクタハウジングEの押し上げ突起6を、
短尺部5と長尺部4との段差の部位に相当する端子収容
室1に突出させて設けることが可能となる。その結果、
端子収容室1の横幅寸法を小さくできてコネクタ全体の
小型化が容易に達成される。
【0057】さらには、短尺部5にはその先端に内方に
突出する突部10が設けられており、この突部10が押
し上げ突起6の上に乗り上げるようにしたので、コネク
タハウジングEの後部に対する端子係止具Fの挿入時に
は突部10が第1レール8に対して少ない面積で接触す
る格好となり、この結果、挿入時の摩擦が低下して小さ
な挿入力で挿入できることとなる。
【0058】尚、上記実施例においては長尺部4と短尺
部5とを一体に設けたが、短尺部5の移動する方向に長
尺部4が有って一緒に変形するような構成であれば両者
を別体にすることも可能である。
【0059】また、押し上げ突起6においても必ず第1
レール8上に形成する必要はなく、端子収容室1内に単
独に設けてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上述べた如く、請求項1記載の発明に
よれば、複数の端子収容室を有するコネクタハウジング
の前記端子収容室に対応した複数の可撓支持片を端子係
止具に設けたので、端子収容室各個別に可撓支持片が挿
脱することとなるからコネクタハウジングへの端子係止
具の挿入作業が確実に行え、端子金具を可撓係止片と可
撓支持片とで共働して2重に係合できる他、端子収容室
に端子金具が不完全挿入されたときこの端子金具の頂面
に可撓支持片が衝突して端子係止具の端子収容室への挿
入が阻止される。また、可撓支持片には長手方向に沿っ
て延びるリブが設けられており、可撓支持片が押し上げ
突起の上に乗り上げた際、リブが第2レールに当接して
可撓支持片の過剰変位を規制するようにしたので、本結
合状態への移行時において可撓支持片を端子金具との係
合位置へ挿入する作業が円滑、かつ確実に達成される。
【0061】その結果、挿入不完全な端子金具の検知が
容易になり不完全挿入防止の役割を確実に達成できる。
【0062】また、請求項2記載の発明によれば、端子
収容室の側壁には端子金具の挿脱方向に延びる第1レー
ルが形成されており、この第1レールに沿って可撓支持
片が案内されると共にこの第1レール上の適宜位置に押
し上げ突起を設けたので、可撓支持片は、端子収容室内
に収容されることとなり、特に可撓支持片の横幅は端子
収容室の横幅内に納まる。このことは、従来のように可
撓支持片の側方に突起を設けると共に端子収容室に溝状
のレールを設けるような構成でないため、コネクタハウ
ジングの横幅を大型化しないまま端子金具を二重に係止
する機能が達成される他、コネクタハウジングへの端子
係止具の挿入時、可撓支持片が第1レールに案内されて
端子収容室内に侵入するから、各端子収容室の可撓支持
片の挿入作業、ひいてはコネクタハウジングへの端子係
止具の挿入作業が容易に行える。
【0063】
【0064】また、請求項記載の発明によれば、第2
レール上に滑走斜面を設けたので、第2レール上の可撓
支持片はそのまま滑走斜面に案内されることとなり、極
めて円滑な挿入が続行できる。
【0065】さらに、請求項記載の発明によれば、可
撓支持片の押上げ突起と係合する側にはその先端に押し
上げ突起の上に乗り上げるように突出する突部を設けた
ので、コネクタハウジングの後部に対する端子係止具の
挿入時の摩擦が低下して小さな挿入力で挿入できる。
【0066】さらにまた、請求項記載の発明によれ
ば、端子収容室には可撓支持片の挿入姿勢を規制する案
内斜面を設けたので、可撓支持片にバラツキがあっても
端子係止具は常に円滑に挿入されて可撓支持片を端子金
具に確実に係合させることができる。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】図1は本発明の実施の形態1の端子係止具付コ
ネクタで、分解斜視図である。
【0069】
【図2】実施の形態1の端子係止具が仮結合状態に入る
直前の一部切欠斜視図である。
【0070】
【図3】実施の形態1の端子係止具が仮結合状態時の一
部切欠斜視図である。
【0071】
【図4】実施の形態1の端子係止具付コネクタの分解断
面図である。
【0072】
【図5】実施形態1の端子係止具が係結合状態に入る直
前の断面図である。
【0073】
【図6】実施の形態1の端子係止具が仮結合状態時の断
面図である。
【0074】
【図7】実施の形態1の端子係止具が本結合状態への移
行時の断面図である。
【0075】
【図8】実施の形態1の端子係止具が本結合状態時の断
面図である。
【0076】
【図9】実施の形態1のコネクタハウジングEの正面図
である。
【0077】
【図10】実施の形態1の端子係止具の正面図である。
【0078】
【図11】実施の形態1の図5のXI−XI線に沿った
断面を一部分有する端子係止付コネクタの正面図であ
る。
【0079】
【図12】従来の端子係止具付コネクタの横幅が大型
化する様子を示す分解斜視図である。
【0080】
【図13】従来例の端子係止具付コネクタの横幅が大型
化する様子を示す分解断面図である。
【0081】
【符号の説明】
E コネクタハウジング F 端子係止具 G 端子金具 1 端子収容室 2 可撓支持片 3 可撓係止片 4 長尺部 5 短尺部 6 押し上げ突起 7 滑走斜面 8 第1レール 9 リブ 10 突部 12 第2レール 18 案内斜面

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子金具をそれぞれに収容する複数の端子
    収容室を有するコネクタハウジングと、このコネクタハ
    ウジングの後部に対して仮結合状態と本結合状態の二段
    階をもって組み付けられるように挿脱可能に設けられる
    端子係止具とからなり、 前記端子収容室に前記端子金具と係合する可撓係止片を
    設け、 前記端子係止具に、前記挿脱方向に延び、かつ前記端子
    収容室に対応した複数の可撓支持片を設け、 この可撓支持片は、前記仮結合状態において、前記端子
    収容室に設けられた押し上げ突起に乗り上げて前記端子
    金具の挿脱軌跡から外されて前記端子金具の挿脱を可能
    とし、前記本結合状態に移行する際、前記端子収容室に
    設けられた滑走斜面に案内され、前記端子金具との係合
    位置に突出するようにし 前記可撓支持片には長手方向に沿って延びるリブを設
    け、前記可撓支持片が前記押し上げ突起の上に乗り上げ
    た際、前記リブが前記端子収容室の側壁に設けられた第
    2レールに当接して前記可撓支持片の過剰変位を規制す
    るようにしたことを特徴とする端子係止具付コネクタ。
  2. 【請求項2】前記端子収容室の側壁に前記端子金具の挿
    脱方向に延びる第1レールを形成し、この第1レールに
    沿って前記可撓支持片が案内されると共にこの第1レー
    ル上の適宜位置に前記押し上げ突起を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の端子係止具付コネクタ。
  3. 【請求項3】前記第2レールに前記滑走斜面を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2のいずれか1つに記載の
    端子係止具付コネクタ。
  4. 【請求項4】前記可撓支持片の前記押し上げ突起と係合
    する側にその先端に前記押し上げ突起の上に乗り上げる
    ように突出した突部を設けたことを特徴とする請求項1
    のいずれか1つに記載の端子係止具付コネクタ。
  5. 【請求項5】前記端子収容室に前記可撓支持片の挿入姿
    勢を規制する案内斜面を設けたことを特徴とする請求項
    1〜のいずれか1つに記載の端子係止具付コネクタ。
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