JP3509893B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JP3509893B2
JP3509893B2 JP10067593A JP10067593A JP3509893B2 JP 3509893 B2 JP3509893 B2 JP 3509893B2 JP 10067593 A JP10067593 A JP 10067593A JP 10067593 A JP10067593 A JP 10067593A JP 3509893 B2 JP3509893 B2 JP 3509893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
room temperature
air conditioner
function
equal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10067593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06307695A (ja
Inventor
ゆり 横塚
哲信 岡村
素生 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10067593A priority Critical patent/JP3509893B2/ja
Publication of JPH06307695A publication Critical patent/JPH06307695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3509893B2 publication Critical patent/JP3509893B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、睡眠運転モードを備え
た空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでにも、睡眠時における快適性向
上を図るために様々な方式が考えられてきた。図3は従
来における冷房睡眠時の制御の一例を示す。
【0003】図3において、通常冷房運転時は設定温度
の±Δθ1の範囲で圧縮機のON/OFFを繰り返す。
時間T0にて入床と共に空気調和機の「おやすみ」ボタ
ンが押されると任意の時間(通常1時間)後に、設定室
温をΔθ上昇させたθSETに変更する。この時、室温に
対し設定温度が高くなるので圧縮機は停止する。冷房睡
眠時の室内温度がθSETに設定され、時間の経過と共に
室内温度が上昇しθSET+Δθ1温度に達すると、圧縮
機がONし冷房運転を開始する。その後、室内温度が下
降しθSET−Δθ1温度になると再び圧縮機がOFFし冷
房運転が停止する。以降、睡眠時においてこの繰り返し
を行なうものである。また、前記圧縮機停止時に前記室
温検出手段によって検出される室内温度の変化率の信号
に応じて前記圧縮機に運転指令を出す制御手段も有して
いた。このような公知例として、特開平2−10044
号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の運転パターンは運転モードが冷房のみであ
り、冷たい風が吐出され直接人体に当たると蒸し暑さに
よって発生した汗が冷えて寝冷えをしてしまうという欠
点があった。また、従来例では夜中から明け方にかけ
て、外気温度が低下し部屋の負荷が減少するにつれて、
圧縮機がOFFしていても室内温度はあまり上昇しない
が、周囲の壁体から湿分の拡散現象によって湿度が上昇
し、非常にムシムシした室内環境になって、汗をかき寝
苦しくなることによって目を覚ますといった事態が発生
することがあり、快適な睡眠環境を作ることができない
といった課題を有していた。
【0005】本発明の目的は、冷房睡眠運転モードの
時、快適な睡眠環境を作ることにある
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、 圧縮機、
室外熱交換器、減圧器、室内熱交換器を有し、設定温度
を上昇させる機能を有する睡眠運転モードを備えた空気
調和機において、前記睡眠運転モードにて動作している
とき、検出された室温が前記上昇させた設定温度以上と
なったとき、除湿運転を実行し、その後、検出された室
温が前記設定温度より高い温度以上となったとき、冷房
運転を行う機能を備えることにより達成される。また、
上記目的は、圧縮機、室外熱交換器、減圧器、室内熱交
換器を有し、設定温度を上昇させる機能を有する睡眠運
転モードを備えた空気調和機において、前記睡眠運転モ
ードにて動作しているとき、検出された室温が前記上昇
させた設定温度以上となったとき、少なくとも設定され
た時間除湿運転を実行し、その後、検出された室温が前
記設定温度より高い温度以上となったとき、冷房運転を
行う機能を備えることにより達成される。
【0007】上記構成により、設定温度が高くなって冷
房運転を行わない状態のときに除湿運転を行うので、室
内を乾燥させ 温度が上昇した場合 冷房運転を行うので
温度を低下させる
【0008】
【実施例】以下、本発明の空気調和機について図面を参
照しながら説明する。
【0009】図1は、本実施例の冷房睡眠時におけるフ
ローチャートを示す。今「おやすみモード」が選択され
ると、ステップ1(S1)において運転経過時間△Tが
任意の時間(通常1時間)経過したか確認する。運転経
過時間△Tが1時間経過したら、ステップ2(S2)に
おいて室温設定手段15により室内設定温度をΔθ上昇
させたθSETに設定する。そして、ステップ3(S3)
で室温検出手段14によって検出された室内温度と設定
温度θSET−△θ1との比較がなされ、もし室内温度が設
定温度θSET−△θ1よりも低い温度に達していると、ス
テップ5に進んで圧縮機1に対して停止信号が送られる
が、そうでない場合はステップ4(S4)に進んで圧縮
機1の運転は続行される。圧縮機1が停止した後は、ス
テップ6(S6)において、室内温度と設定温度θSET
との比較がなされ、もし室内温度が設定温度θSETより
も高い温度に達していると、ステップ7(S7)に進ん
で圧縮機1および再熱器12に対して運転信号が送られ
てドライ運転を行なうが、そうでない場合はステップ8
(S8)に進む。ステップ8(S8)においては、室内
温度の上昇度合が判定される。つまり、圧縮機1停止時
の室内温度の変化率dθ/dtが所定の値(dθ/dt)SETよ
りも大きいとき、すなわち室内温度上昇が急激な時はス
テップ7(S7)に進んで圧縮機1および再熱器12に
対して運転信号が送られてドライ運転を行なうが、もし
変化率dθ/dtが所定の値(dθ/dt)SETよりも小さいと
き、すなわち室内温度上昇が急激でないときは、ステッ
プ9(S9)に進み、室内湿度Wと設定湿度WSET(通
常60%)との比較がなされ、もし室内湿度が設定湿度
WSETよりも高い湿度に達していると、ステップ9に進
み圧縮機1および再熱器12に対して運転信号が送られ
てドライ運転を行ない、そうでない場合、ステップ6に
戻り上記フローを繰り返す。ステップ7(S7)におい
てドライ運転が行なわれるとステップ10(S10)に
進んでドライ運転の運転時間の計測が行なわれ、設定時
間TA経過するとステップ11(S11)に進んで、室
内温度と設定温度θSET1との比較がなされ、もし室内
温度が設定温度θSET1よりも高い温度に達していると
ステップ3に戻り、そうでない場合はステップ12(S
12)に進み、室内湿度の点検が行なわれ室内湿度が設
定湿度WSETよりも低い湿度になっていない場合はステ
ップ7に戻りドライ運転を続ける。ステップ12で室内
湿度が設定湿度WSETよりも低い湿度になっている場合
はステップ3に戻り、以下上記の内容が繰り返される。
【0010】図2は、図1のフローチャートに基ずくタ
イムチャートを示す。通常冷房運転時は、設定室温±△
θ1の範囲で冷房運転を繰り返す。T0の時点で「おやす
み」ボタンが押されると、運転経過時間△Tの計測を始
める。本実施例では1時間経過したT1で設定温度を△
θ上昇させたθSETに変更するので冷房運転は停止す
る。その後、室温が徐々に上昇しθSETに到達したT2で
ドライ運転を開始する。ドライ運転は除湿優先運転なの
で、室温は徐々に上昇しθSET1に到達するがドライ運転
の経過時間が任意の設定時間TA(本実施例では20
分)を経過していないので引き続き設定時間TAまでド
ライ運転を行ないT4でドライ運転を停止し、冷房運転
に移行する。室温がθSET−△θ1に下降したT5の時点
で冷房運転を停止する。再び、室温が上昇してθSETに
到達するとドライ運転を開始しT7の時点で設定時間TA
を経過するが、室温がθSET1に到達していないので、ド
ライ運転を継続する。室温がθSET1に到達した時点T8
で冷房運転に移行する。以下同様な動作を繰り返す。
尚、図には示さなかったが、「おやすみ」運転中は、室
温がθSETに上昇していなくても、室温の上昇率dθ/dt
が所定の値(dθ/dt)SETよりも大きいとき,および室
内湿度が設定湿度WSETより高いときはドライ運転を開
始する。
【0011】図4は、本発明の一実施例を示す空気調和
機の冷凍サイクル図である。図4において、1は圧縮
機、2は室外熱交換器、3は減圧器、4は室内熱交換
器、5はアキュームレーターで順次管路6で接続されて
冷凍サイクル7を構成している。
【0012】図5は、本実施例の空気調和機の室内ユニ
ットの構成図である。図5において、4は室内熱交換
器、10は室内熱交換器用送風手段、11は室内送風回
路、12はヒーター等の再熱器でこれらより室内ユニッ
ト13を構成している。14は室内温度を検出する室温
検出手段、15は室内温度の設定を行なう室温設定手
段、18は室温設定手段15における設定温度と室温検
出手段14によって検出される室内温度との差を比較し
て圧縮機1に運転・停止指令を出すと共に、圧縮機1の
停止時に室温検出手段によって検出される室内温度の変
化率の信号とに応じて、圧縮機1に運転指令を出す制御
手段である。さらに、制御手段18は室内湿度を検出す
る室内湿度検出手段16と、室内湿度の設定を行なう室
内湿度設定手段17との差を比較して圧縮機1に運転停
止指令を出す制御手段である。ドライ運転(除湿優先運
転)時は再熱器12(本実施例ではヒータ)に通電し、
一旦室内熱交換器4で冷却させた空気を暖め吐出する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、冷房睡眠運転モードの
時、快適な睡眠環境を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における冷房睡眠時のフローチ
ャートである。
【図2】本発明の実施例における冷房睡眠時のタイムチ
ャートである。
【図3】従来における冷房睡眠時のタイムチャートであ
る。
【図4】本発明における一実施例を示す空気調和機の冷
凍サイクル図である。
【図5】本発明の実施例における空気調和機の室内ユニ
ットの構成図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、 2…室外熱交換器、 3…減圧器、 4…室内熱交換器、 6…管路、 10…室内熱交換器用送風手段、 11…室内送風回路、 12…再熱器、 13…室内ユニット、 14…室温検出手段、 15…室温設定手段、 16…室内湿度検出手段、 17…室内湿度設定手段、 18…制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 哲信 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部 内 (72)発明者 森本 素生 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部 内 (56)参考文献 特開 平5−296525(JP,A) 特開 平4−363537(JP,A) 特開 昭60−144550(JP,A) 特開 平6−185784(JP,A) 特開 平6−294540(JP,A) 実開 昭59−128035(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、室外熱交換器、減圧器、室内熱交
    換器を有し、設定温度を上昇させる機能を有する睡眠運
    転モードを備えた空気調和機において、前記睡眠運転モ
    ードにて動作しているとき、検出された室温が前記上昇
    させた設定温度以上となったとき、除湿運転を実行し、 その後、検出された室温が前記設定温度より高い温度以
    上となったとき、冷房運転を行う機能を備えた空気調和
    機。
  2. 【請求項2】圧縮機、室外熱交換器、減圧器、室内熱交
    換器を有し、設定温度を上昇させる機能を有する睡眠運
    転モードを備えた空気調和機において、前記睡眠運転モ
    ードにて動作しているとき、検出された室温が前記上昇
    させた設定温度以上となったとき、少なくとも設定され
    た時間除湿運転を実行し、その後、検出された室温が前
    記設定温度より高い温度以上となったとき、冷房運転を
    行う機能を備えた空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記検出された室温が
    前記上昇した設定温度よりも低い場合であっても、検出
    された室温の温度上昇率が設定値以上となったとき、
    なくとも設定された時間除湿運転を実行する機能を備え
    た空気調和機。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記検出された室温が
    前記上昇した設定温度よりも低い場合であっても、室内
    の湿度が設定湿度以上となったとき、少なくとも設定さ
    れた時間除湿運転を行う機能を備えた空気調和機。
  5. 【請求項5】請求項2において、前記検出された室温が
    前記設定温度より高い温度より低、室内湿度が設定値
    以上のとき、前記除湿運転を継続する機能を備えた空気
    調和機。
JP10067593A 1993-04-27 1993-04-27 空気調和機 Expired - Fee Related JP3509893B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10067593A JP3509893B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10067593A JP3509893B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06307695A JPH06307695A (ja) 1994-11-01
JP3509893B2 true JP3509893B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=14280340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10067593A Expired - Fee Related JP3509893B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3509893B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100385178C (zh) * 2005-09-12 2008-04-30 珠海格力电器股份有限公司 空调器的睡眠运行模式
JP5362537B2 (ja) * 2008-12-25 2013-12-11 三洋電機株式会社 空調制御装置、冷却システム及び空調制御プログラム
CN102022801B (zh) * 2010-12-09 2012-11-21 广州松下空调器有限公司 空调器自动睡眠模式的控制方法
JP5847034B2 (ja) 2012-07-24 2016-01-20 三菱電機株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06307695A (ja) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107314508B (zh) 空调控制方法、空调及计算机可读存储介质
JP3492996B2 (ja) 冷房機における就寝運転制御方法
JP3509893B2 (ja) 空気調和機
JPS6229693B2 (ja)
JP3371519B2 (ja) 空気調和機及び湿度制御方法
JP3176402B2 (ja) 空気調和機の風量制御方式
JPS60144546A (ja) 空気調和機の除霜運転制御装置
JP2722928B2 (ja) 空気調和機の制御方法
JPS6029538A (ja) 空気調和機の制御方法
JP3333982B2 (ja) 室内湿度の調整方法
JP2875576B2 (ja) 空気調和機
JPS5843345A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH031034A (ja) 空気調和装置の制御方法
JPS60243436A (ja) ヒートポンプ式空気調和機の除霜装置
KR20050023792A (ko) 공기 조화기 제어 장치 및 그의 제어 방법
JPH0648107B2 (ja) 空気調和機
JPS6115477Y2 (ja)
KR100237932B1 (ko) 에어컨의 실내팬 모터 구동방법
JPS63116040A (ja) 空気調和機
JPH0692859B2 (ja) ヒートポンプシステム
JPS597896B2 (ja) 空気調和機
JP2000121129A (ja) 空気調和機
KR20050074182A (ko) 공기조화기의 실내팬제어방법
JPS5920581Y2 (ja) ヒ−トポンプ式空気調和機の制御回路
JPH047477Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031224

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees