JP3503904B2 - E型プロスタグランジン類の製造方法 - Google Patents

E型プロスタグランジン類の製造方法

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JP3503904B2
JP3503904B2 JP06714493A JP6714493A JP3503904B2 JP 3503904 B2 JP3503904 B2 JP 3503904B2 JP 06714493 A JP06714493 A JP 06714493A JP 6714493 A JP6714493 A JP 6714493A JP 3503904 B2 JP3503904 B2 JP 3503904B2
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陽子 太田
和紀 花田
亨 田名見
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、E型プロスタグランジ
ン類の低級アルキルエステルに酵素を作用させて加水分
解し、E型プロスタグランジン類を製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】E型プロスタグランジン類の製造方法と
しては、一般にプロスタン酸エステルからプロスタン酸
を得る方法が用いられているが、E型プロスタグランジ
ン類はその骨格内にβ−ヒドロキシケトンを有するため
に、化学的に不安定であり脱水反応を起こしやすいの
で、通常の化学的手法では少なからず脱水体の副生を伴
う。そのため、最も有力な方法として酵素を用いて加水
分解する方法が知られている[特開昭52−21392
号公報(ブタ膵臓由来のリパーゼ)、N.A.Port
erら(ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソ
サエティー,第101巻,第4319〜4322ペー
ジ,1979年)(ブタ膵臓由来のリパーゼ)、C−
H.Linら(ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカ
ル・ソサエティー,第104巻,第1621〜1628
ページ,1982年)(ブタ膵臓由来のリパーゼ)、羽
里篤夫ら(日本化学会誌,第9巻,第1390〜139
2ページ,1983年)(ブタ肝臓由来のエステラー
ゼ)]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法で用いられている酵素を用いて加水分解する方法で
は、E型プロスタグランジン類の種類によっては長時間
の反応を要するという欠点があった。特に、カルボン酸
エステルに2重結合が共役した化合物では加水分解反応
が非常に遅い。一方、13,14位が3重結合のE型プ
ロスタグランジン類にあっては、8−β体などの異性体
を生じるという欠点があった。この8−β体の副生は、
反応時間が長くなることによって増加する傾向にある
が、反応時間が短ければ必ずしも少なくなる訳ではな
く、酵素の種類によっても異なる。従って、8−β体を
副生しない酵素を見いだすことが必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
の解決を目的として鋭意研究を進めた結果、E型プロス
タグランジン類の低級アルキルエステルに、このエステ
ルを加水分解するある特定の酵素を用いると、短時間
で、収率よく、かつ異性体の生成を極めて少なく抑えて
目的のE型プロスタグランジン類を製造できることを見
いだし、本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、式
【0006】
【0007】[式中、Rは低級アルキル基を示し、R
およびRは同一または異なって水素原子または水酸基
の保護基を示し、A、RおよびRは加水分解反応に
関与しない任意の基を示し、Bはエチニレン基を示
す。]で表されるE型プロスタグランジン類の低級アル
キルエステルに、キャンディダ属に属する微生物が生産
するエステル加水分解能を有する酵素を作用させ加水分
解し、式
【0008】
【0009】(式中、R1、R2、A、R3、R4およびB
は前記と同意義である。)で表されるE型プロスタグラ
ンジン類を製造する方法である。
【0010】本発明において、低級アルキル基とは、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基などの直鎖状または分枝鎖
状のアルキル基をいう。また、水酸基の保護基とは、プ
ロスタグランジンの分野で通常用いられるものであり、
例えばt−ブチルジメチルシリル基、トリエチルシリル
基、フェニルジメチルシリル基、t−ブチルジフェニル
シリル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドルフラ
ニル基、メトキシメチル基、エトキシエチル基、ベンジ
ル基などである。
【0011】A、R3及びR4は本反応に関与しないもの
ならばいずれでもかまわない。これらの例を挙げるとす
るならば、Aとしては、例えば炭素原子数3〜8個の直
鎖状のアルキレン基(例えばトリメチレン基、テトラメ
チレン基、ヘキサメチレン基、オクタメチレン基な
ど)、炭素原子数3〜9個の直鎖状のアルケニレン基
[例えば式
【0012】
【0013】(式中、n1は1〜6の整数を示し、n2
2〜5の整数を示し、n3は1〜6の整数を示す。)で
表される基など]、鎖中に1つの酸素原子または硫黄原
子を介している炭素原子数2〜8個の直鎖状のアルキレ
ン基[例えば式
【0014】
【0015】(式中、Xは酸素原子または硫黄原子を示
し、n4は1〜6の整数を示し、n5は1〜5の整数を示
す。)で表される基など]、式
【0016】
【0017】(式中、n6およびn7は同一または異なっ
て1〜3の整数を示す。)で表される基、式
【0018】
【0019】(式中、n8およびn9は同一または異なっ
て1〜3の整数を示す。)で表される基、炭素原子数3
〜8個の直鎖状のアルキニレン基[例えば式
【0020】
【0021】(式中、n10は1〜6の整数を示す。)で
表される基など]などを挙げることができる。
【0022】また、R3としては、例えば水素原子、メ
チル基、エチル基、ビニル基などを挙げることができ
る。R4としては、例えば炭素原子数1〜10個の直鎖
状または分枝鎖状のアルキル基、アルケニル基またはア
ルキニル基(例えばペンチル基、ヘキシル基、1−メチ
ルヘキシル基、2−メチルヘキシル基、1,1−ジメチ
ルヘキシル基、2−ペンテニル基、5−ヘキセニル基、
1−メチル−3−ヘキシニル基、2−メチル−3−ヘキ
シニル基、2−ペンチニル基など)、炭素原子数3〜1
0個のシクロアルキル基(例えばシクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、シクロヘプチル基など)、フェニル
基、「フェニル基、フェノキシ基または炭素原子数5〜
6個のシクロアルキル基」で置換された炭素原子数1〜
4個のアルキル基(例えばシクロペンチルメチル基、シ
クロヘキシルメチル基、2−シクロペンチルエチル基、
3−シクロペンチルプロピル基、3−シクロヘキシルプ
ロピル基、4−シクロペンチルブチル基、ベンジル基、
フェノキシメチル基、2−フェニルエチル基、4−フェ
ニルブチル基など)を挙げることができる。
【0023】本発明において用いられる酵素は、キャン
ディダ属に属する微生物が生産するエステル加水分解能
を有する酵素である。市販の商品で具体例を挙げると、
リパーゼVII(シグマ社製)[キャンディダ・シリンド
ラセア(Candida cylindracea )由来のリパーゼ]、リ
パーゼAY(天野製薬社製)[キャンディダ属(Candid
a sp.)由来のリパーゼ]、リパーゼVII−S[キャンデ
ィダ・シリンドラセア(Candida cylindracea)由来の
リパーゼVIIを精製したもの]などがある。
【0024】次に、本発明の加水分解法を詳しく説明す
る。本発明では、キャンディダ属に属する微生物が生産
するエステル加水分解能を有する酵素と式(I)の化合
物を水溶液中で、攪拌または振とうすることにより行
う。この際、反応液のpHを一定に保つ上でリン酸緩衝
液、トリス−塩酸緩衝液などの緩衝液の使用が好まし
い。また、本反応は緩衝液を使用せずに反応を行うこと
もでき、この場合は水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
などの水溶液を用いて、pHスタットにより反応液のp
Hをコントロールするとよい。また、反応液に基質溶解
補助剤としてアセトンなどの有機溶媒を添加することが
できる。アセトンの場合、反応液に対して1%〜20%
まで添加することができるが、好ましくは3%〜8%で
ある。反応液のpHは、使用する酵素にあわせて設定す
ればよい。例えば、リパーゼVIIを使用したときの各種
条件は、pHが6.0から8.0であり、最も好ましく
はpH7.0から7.5の間である。このpHは、化学
的にも不安定なE型プロスタグランディン類を加水分解
するために、最も好都合である。反応温度は25℃から
50℃で反応させるが、好ましくは30℃から35℃で
ある。使用する酵素の量は、酵素の力価および基質の量
に応じて適宜決定すればよいが、通常は基質量の0.1
倍〜20倍である。反応時間は、TLC分析あるいはH
PLC分析などにより反応の進行状況を確かめながら設
定すればよい。反応終了後の目的物の抽出方法として、
反応液が酸性または中性の場合、反応液をそのまま酢酸
エチルなどの有機溶媒で抽出できる。また、反応液がア
ルカリ性の場合、希塩酸、希リン酸などの添加で酸性と
し、酢酸エチルなどの有機溶媒で抽出する。溶媒を留去
後、必要に応じてカラムクロマトグラフィーなどで精製
し、純粋な目的物を単離することができる。
【0025】ところで、本発明の製造方法の製造原料で
ある式(I)の化合物のうち新規なものは、例えば、後
記製造例の方法に従って製造することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明により、E型プロスタグランジン
類を短時間で収率よく製造できるようになった。特に、
カルボン酸エステルに2重結合が共役したE型プロスタ
グランジンエステル類を極めて短時間で加水分解するこ
とができるようになった。また、式(I)においてBが
エチニレン基である化合物から式(II)の化合物を製造
する場合には、8−β体などの異性体の生成を抑えるこ
とができるようになった。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに詳しく
説明するが、本発明は実施例のみによって限定されるも
のではない。なお、加水分解の進行状況は、以下に示す
TLC法、およびHPLC法により確認した。 TLC−1:TLCプレート(メルク社製、アート57
15) 展開溶媒;ヘキサン/酢酸エチル=1/4、又はヘキサ
ン/ベンゼン/テトラヒドロフラン/ギ酸=5/20/
7.5/5 TLC−2:TLCプレートRP−18(メルク社製、
アート137124) 展開溶媒;メタノール/水=8/2 HPLC :カラム ;ODS 80TM(4.6φ×
150mm) (東ソー(株)社製) 溶離液 ;メタノール/水=7/3 流速 ;1ml/min 温度 ;50℃ 検出 ;UV 210nm また,8−β体の生成量は、以下に示すHPLC法によ
り測定した。 HPLC :カラム ;ODS 80TM(4.6φ×
150mm) (東ソー(株)社製) 溶離液 ;6.6mMリン酸緩衝液(pH6.3)/メ
タノール=45/55 流速 ;1ml/min 温度 ;50℃ 検出 ;UV 210nm
【0028】実施例1〜3 表1に示す酵素[実施例3の酵素(ブタ肝臓エステラー
ゼ(シグマ社製))は比較として用いたものである。]
50mgを2.25mlのリン酸緩衝液(10mM,p
H7.0)に溶解し、250μlの50%(V/V)ア
セトン−水に溶解した(2E,17S)−17,20−
ジメチル−2,3,13,14−テトラデヒドロプロス
タグランジンE1 メチルエステル5mgを加え、30
℃にて振盪した。TLCにより原料に一致するスポット
が認められなくなるまで反応を継続した。表1には反応
終了までの時間を示した。反応終了後、25mlの酢酸
エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。生成物はTLCおよび
HPLC分析、NMRスペクトルなどが、実施例4で合
成した(2E,17S)−17,20−ジメチル−2,
3,13,14−テトラデヒドロプロスタグランジンE
1と一致した。
【0029】
【表1】
【0030】実施例4 リパーゼVII、500mgを22.5mlのリン酸緩衝
液(10mM,pH7.0)に溶解し、2.5mlの5
0%(V/V)アセトン−水に溶解した(2E,17
S)−17,20−ジメチル−2,3,13,14−テ
トラデヒドロプロスタグランジンE1 メチルエステル
50mgを加え、30℃にて3時間攪拌した。反応液を
酢酸エチル30mlで3回抽出し、有機層を飽和食塩水
30mlで2回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=40:
1)で精製し、41mgの(2E,17S)−17,2
0−ジメチル−2,3,13,14−テトラデヒドロプ
ロスタグランジンE1を得た[HPLC分析により測定
した8−β体の生成量は、1.3%であった(面積
%)。]。1 H−NMR(CDCl3,300Mz) δ(pp
m):0.86〜0.94(m,3H),0.91
(d,J=6.3Hz,3H),1.10〜1.88
(m,15H),2.18〜2.35(m,3H),
2.24(dd,J=8.8Hz,18.6Hz,1
H),2.64(ddd,J=1.7Hz,6.1H
z,11.2Hz,1H),2.76(ddd,J=
1.2Hz,7.3Hz,18.6Hz,1H),4.
28〜4.38(m,1H),4.47(dt,J=
1.7Hz,7.1Hz,1H),5.84(dt,J
=1.5Hz,15.6Hz,1H),7.06(d
t,J=7.1Hz,15.6Hz,1H) IR(neat):3391,2930,2859,1
741,1698,1654,1461,1381,1
285,1164,1076,984,757cm-1
【0031】実施例5 リパーゼVII、1.95gを88mlのリン酸緩衝液
(10mM,pH7.0)に溶解し、9.8mlの50
%(V/V)アセトン−水に溶解した(2E,16R
S)−16−メチル−2,3,13,14−テトラデヒ
ドロプロスタグランジンE1 メチルエステル195m
gを加え、30℃にて5時間攪拌した。反応液を酢酸エ
チル50mlで3回抽出し、有機層を飽和食塩水50m
lで2回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃
縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=40:1)で
精製し、160mgの(2E,16RS)−16−メチ
ル−2,3,13,14−テトラデヒドロプロスタグラ
ンジンE1を得た。1 H−NMR(CDCl3,300Mz) δ(pp
m):0.84〜0.96(m,3H),0.99
(d,J=6.7Hz,3H),1.10〜1.90
(m,13H),2.16〜2.36(m,3H),
2.24(dd,J=9.0Hz,18.6Hz,1
H),2.65(ddd,J=1.8Hz,8.3H
z,11.4Hz,1H),2.76(ddd,J=
1.3Hz,7.3Hz,18.6Hz,1H),4.
27〜4.39(m,2H),5.84(dt,J=
1.5Hz,15.6Hz,1H),7.05(dt,
J=7.0Hz,15.6Hz,1H) IR(neat):3391,2931,2860,2
237,1744,1698,1653,1462,1
418,1378,1284,1158,1078,1
032,758cm-1
【0032】実施例6 リパーゼVII、1.29gを54.45mlのリン酸緩
衝液(10mM,pH7.0)に溶解し、6.05ml
の50%(V/V)アセトン−水に溶解した(2E,1
5RS)−16,16−ジメチル−2,3,13,14
−テトラデヒドロプロスタグランジンE1 メチルエス
テル129mgを加え、30℃にて4時間攪拌した。実
施例5と同様に処理して113mgの(2E,15R
S)−16,16−ジメチル−2,3,13,14−テ
トラデヒドロプロスタグランジンE1を得た。1 H−NMR(CDCl3,300Mz) δ(pp
m):0.91(t,J=6.9Hz,3H),0.9
4(s,3H),0.96(s,3H),1.15〜
1.87(m,12H),2.20〜2.32(m,3
H),2.23(dd,J=9.1Hz,18.5H
z,1H),2.66(ddd,J=1.7Hz,8.
2Hz,11.4Hz,1H),2.77(ddd,J
=1.2Hz,7.3Hz,18.5Hz,1H),
4.08〜4.17(m,1H),4.29〜4.39
(m,1H),5.84(dt,J=1.5Hz,1
5.6Hz,1H),7.05(dt,J=7.0H
z,15.6Hz,1H) IR(neat):3392,2932,2861,2
235,1743,1697,1653,1385,1
284,1159,1077,1024cm-1
【0033】実施例7 リパーゼVII、1.90gを85.5mlのリン酸緩衝
液(10mM,pH7.0)に溶解し、9.5mlの5
0%(V/V)アセトン−水に溶解した(2E,17
S)−2a−ホモ−17,20−ジメチル−2,2a,
13,14−テトラデヒドロプロスタグランジンE1
メチルエステル190mgを加え、30℃にて5時間攪
拌した。実施例5と同様に処理して124mgの(2
E,17S)−2a−ホモ−17,20−ジメチル−
2,2a,13,14−テトラデヒドロプロスタグラン
ジンE1を得た。1 H−NMR(CDCl3,300Mz) δ(pp
m):0.85〜0.97(m,6H),1.10〜
1.87(m,17H),2.17〜2.30(m,3
H),2.24(dd,J=9.2Hz,18.5H
z,1H),2.64(ddd,J=1.7Hz,8.
3Hz,11.3Hz,1H),2.76(ddd,J
=1.2Hz,7.2Hz,18.5Hz,1H),
4.28〜4.38(m,1H),4.48(dt,J
=1.7Hz,7.4Hz,1H),5.83(dt,
J=1.4Hz,15.6Hz,1H),7.06(d
t,J=7.0Hz,15.6Hz,1H) IR(neat):3369,2929,2858,2
237,1744,1697,1654,1384,1
284,1160,1075,983cm-1
【0034】実施例8 リパーゼVII、2.16gを97.2mlのリン酸緩衝
液(10mM,pH7.0)に溶解し、10.8mlの
50%(V/V)アセトン−水に溶解した(2E,17
S)−2a,2b−ジホモ−17,20−ジメチル−
2,2a,13,14−テトラデヒドロプロスタグラン
ジンE1 メチルエステル216mgを加え、30℃に
て5.5時間攪拌した。実施例5と同様に処理して14
5mgの(2E,17S)−2a,2b−ジホモ−1
7,20−ジメチル−2,2a,13,14−テトラデ
ヒドロプロスタグランジンE1216mgを得た。1 H−NMR(CDCl3,300Mz) δ(pp
m):0.84〜0.95(m,6H),1.12〜
1.84(m,19H),2.17〜2.30(m,3
H),2.23(dd,J=9.2Hz,18.4H
z,1H),2.65(ddd,J=1.7Hz,8.
3Hz,11.5Hz,1H),2.76(ddd,J
=1.2Hz,7.2Hz,18.4Hz,1H),
4.28〜4.38(m,1H),4.47(dt,J
=1.7Hz,7.1Hz,1H),5.83(dt,
J=1.4Hz,15.6Hz,1H),7.06(d
t,J=7.0Hz,15.6Hz,1H) IR(neat):3382,2928,2858,2
237,1746,1697,1653,1465,1
418,1379,1284,1162,1076,1
046,984cm-1
【0035】製造例(2E,17S)−17,20−ジメチル−2,3,1
3,14−テトラデヒドロ−PGE 1 メチルエステル (1)(3S,5S)−3−(t−ブチルジメチルシロ
キシ)−5−メチルノナ−1−イン(3.85g)をベ
ンゼン28.8mlに溶解し,0℃でn−ブチルリチウ
ム(1.95M,ヘキサン溶液,6.4ml)を加え,
同温で30分間攪拌した。この溶液に0℃でジエチルア
ルミニウムクロリド(0.97M,ヘキサン溶液,1
4.8ml)を加え,室温まで昇温後30分間攪拌し
た。この溶液に室温で(4R)−2−(N,N−ジエチ
ルアミノ)メチル−4−(t−ブチルジメチルシロキ
シ)シクロペント−2−エン−1−オン(0.25M,
ベンゼン溶液,38.4ml)を加え,15分間攪拌し
た。反応液をヘキサン(100ml)−飽和塩化アンモ
ニウム水溶液(100ml)−塩酸水溶液(3M,30
ml)の混合液に攪拌しながら注いだ後,有機層を分離
し,飽和重曹水溶液(50ml)で洗浄した。得られた
有機層の乾燥,濃縮を経て得られた残査をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ−(展開溶媒;ヘキサン:エーテ
ル=10:1)で精製して(3R,4R)−2−メチレ
ン−3−[(3’S,5’S)−3’−(t−ブチルジ
メチルシロキシ)−5’−メチルノナ−1’−イニル]
−4−(t−ブチルジメチルシロキシ)シクロペンタン
−1−オン3.72gを得た。1 H−NMR(CDCl3,200MHz)δppm:
0.09,0.10 and 0.12(3s,12H),
0.89(s,18H),0.80〜0.99(m,6
H),1.00〜1.72(m,9H),2.32(d
d,J=7.4Hz,18.0Hz,1H),2.71
(dd,J=6.6Hz,18.0Hz,1H),3.
47〜3.56(m,1H),4.15〜4.33
(m,1H),4.44(dt,J=1.6Hz,7.
0Hz,1H),5.54(d,J=2.6Hz,1
H),6.13(d,J=3.0Hz,1H) IR(neat):2930,2850,1740,1
640,1460,1360,1250,1120,1
080,835,770cm-1
【0036】(2)−70℃において(4E)−5−カ
ルボメトキシペント−4−エニル亜鉛(II)ヨージド
(0.64M テトラヒドロフラン溶液,2.81m
l)にシアン化銅(I)・2塩化リチウム(392m
g)のテトラヒドロフラン溶液2.25mlを加え同温
度で15分間攪拌した。この溶液に−70℃で上記
(1)で得た化合物(434mg)とクロロトリメチル
シラン0.21mlのジエチルエーテル溶液3mlを加
え、攪拌しながら約2時間かけて室温まで昇温した。
【0037】反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液15
mlを加え、ヘキサンで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、乾燥、濃縮を経て得られた残渣をエーテル−
イソプロピルアルコール(1:4)3.5mlに溶解
し、p−トルエンスルホン酸ピリジン塩(8.8mg,
0.035mmol)を加えた後、室温で12時間攪拌
した。反応液にヘキサン20mlおよび飽和重炭酸ナト
リウム水溶液10mlを加え抽出後、有機層を乾燥、濃
縮を経て得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン:エーテル=4:1)にか
け(2E,17S)−17,20−ジメチル−2,3,
13,14−テトラデヒドロ−PGE1 メチルエステ
ル 11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリルエー
テル)532mgを得た。1 H−NMR(CDCl3,200MHz)δppm:
0.10(s,6H),0.11(s,3H),0.1
3(s,3H),0.83〜0.98(m,6H),
0.89(s,9H),0.90(s,9H),1.0
6〜1.82(m,15H),2.11〜2.29
(m,3H),2.17(dd,J=7.0Hz,1
8.0Hz,1H),2.59〜2.77(m,2
H),3.73(s,3H),4.23〜4.35
(m,1H),4.43(dt,J=1.5Hz,7.
0Hz,1H),5.82(dt,J=1.5Hz,1
5.7Hz,1H),6.96(dt,J=6.9H
z,15.7Hz,1H) IR(neat):2954,2930,2858,2
234,1748,1728,1660,1463,1
436,1362,1326,1259,1198,1
124,1092,1006,838,779,670
cm-1
【0038】(3)上記(2)で得た化合物(532m
g,0.857mmol)をアセトニトリル(29m
l)に溶解し、0℃で50%フッ化水素酸水溶液(6.
9ml)を加えた。0℃で90分間攪拌した後、反応液
を酢酸エチル(40ml)と飽和重炭酸ナトリウム水溶
液(230ml)中に注いだ。酢酸エチルで抽出し、飽
和重炭酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄後、
乾燥濃縮を経て得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:メタノール=4
0:1)で精製して標記化合物305mgを得た。1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δ ppm:
0.83〜0.97(m,6H),1.08〜1.90
(m,15H),2.12〜2.30(m,4H),
2.62(dd,J=9.0Hz,10.5Hz,1
H),2.75(dd,J=7.3Hz,18.5H
z,1H),2.92(br.s,2H),3.72
(s,3H),4.27〜4.36(m,1H),4.
47(dt,J=1.0Hz,6.7Hz,1H),
5.68(d,J=15.7Hz,1H),6.96
(dt,J=7.4Hz,15.7Hz,1H) IR(neat):3380,2910,2230,1
720,1700,1650,1435,1270,1
040cm-1
【0039】製造例(1)において(3S,5S)−3
−(t−ブチルジメチルシロキシ)−5−メチルノナ−
1−インの代わりに対応する原料を用い、また、製造例
(2)において(4E)−5−カルボメトキシペント−
4−エニル亜鉛(II)ヨージドの代わりに対応する原料
を用いた他は製造例と同様にして以下の化合物を得た。
【0040】(2E,16RS)−16−メチル−2,
3,13,14−テトラデヒドロプロスタグランジンE
1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.85〜0.96(m,3H),0.99(d,J=
6.7Hz,3H),1.10〜1.87(m,13
H),2.17〜2.30(m,3H),2.24(d
d,J=9.1Hz,18.5Hz,1H),2.64
(ddd,J=1.7Hz,8.2Hz,9.9Hz,
1H),2.76(dd,J=7.3Hz,18.5H
z,1H),3.73(s,3H),4.25〜4.3
8(m,2H),5.83(d,J=15.7Hz,1
H),6.96(dt,J=7.0Hz,15.7H
z,1H) IR(neat):3420,2931,2860,2
236,1746,1728,1657,1438,1
275,1203,1158,1079,1036cm
-1
【0041】(2E,15RS)−16,16−ジメチ
ル−2,3,13,14−テトラデヒドロプロスタグラ
ンジンE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.91(t,J=7.0Hz,3H),0.94
(s,3H),0.96(s,3H),1.19〜1.
87(m,12H),2.15〜2.35(m,3
H),2.24(dd,J=9.2Hz,18.5H
z,1H),2.65(ddd,J=1.8Hz,8.
3Hz,11.4Hz,1H),2.76(ddd,J
=1.3Hz,7.3Hz,18.5Hz,1H),
3.73(s,3H),4.07〜4.17(m,1
H),4.27〜4.40(m,1H),5.82(d
t,J=1.5Hz,15.6Hz,1H),6.95
(dt,J=7.0Hz,15.6Hz,1H) IR(neat):3435,2932,2861,2
233,1746,1728,1657,1438,1
385,1275,1202,1159,1079,1
034cm-1
【0042】(2E,17S)−2a−ホモ−17,2
0−ジメチル−2,2a,13,14−テトラデヒドロ
プロスタグランジンE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.86〜0.95(m,6H),1.10〜1.83
(m,17H),2.16〜2.29(m,3H),
2.23(dd,J=9.0Hz,18.5Hz,1
H),2.64(ddd,J=1.7Hz,8.2H
z,11.3Hz,1H),2.76(ddd,J=
1.3Hz,7.2Hz,18.5Hz,1H),3.
73(s,3H),4.28〜4.38(m,1H),
4.48(dt,J=1.7Hz,7.1Hz,1
H),5.82(dt,J=1.5Hz,15.7H
z,1H),6.96(dt,J=7.0Hz,15.
7Hz,1H) IR(neat):3419,2930,2858,2
237,1747,1729,1658,1462,1
438,1319,1276,1201,1162,1
078,1044,853,727cmー1
【0043】(2E,17S)−2a,2b−ジホモ−
17,20−ジメチル−2,2a,13,14−テトラ
デヒドロプロスタグランジンE 1 メチルエステル 1 H−NMR(CDCl3,300MHz)δppm:
0.85〜0.96(m,6H),1.06〜1.86
(m,19H),2.15〜2.27(m,3H),
2.23(dd,J=9.2Hz,18.5Hz,1
H),2.65(ddd,J=1.7Hz,8.3H
z,11.5Hz,1H),2.75(ddd,J=
1.2Hz,7.2Hz,18.5Hz,1H),3.
73(s,3H),4.28〜4.38(m,1H),
4.47(dt,J=1.7Hz,7.1Hz,1
H),5.82(dt,J=1.5Hz,15.6H
z,1H),6.96(dt,J=7.0Hz,15.
6Hz,1H) IR(neat):3413,2929,2858,2
236,1746,1728,1657,1438,1
273,1201,1172,1044,984cm
ー1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花田 和紀 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正 製薬株式会社内 (72)発明者 田名見 亨 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正 製薬株式会社内 (72)発明者 佐藤 史衛 神奈川県藤沢市鵠沼東3−1−219 (56)参考文献 特開 昭52−21392(JP,A) 特開 昭55−13282(JP,A) 米国特許3875003(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 31/00 C07C 405/00 C12R 1:72 CA/REGISTRY/WPIDS/B IOSIS(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 [式中、Rは低級アルキル基を示し、RおよびR
    同一または異なって水素原子または水酸基の保護基を示
    し、A、RおよびR加水分解反応に関与しない任
    意の基を示し、Bはエチニレン基を示す。]で表される
    E型プロスタグランジン類の低級アルキルエステルに、
    キャンディダ属に属する微生物が生産するエステル加水
    分解能を有する酵素を作用させ加水分解し、式 【化2】 (式中、R、R、A、R、RおよびBは前記と
    同意義である。)で表されるE型プロスタグランジン類
    を製造する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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