JP3503268B2 - 音色パラメータ編集装置 - Google Patents

音色パラメータ編集装置

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JP3503268B2
JP3503268B2 JP14487295A JP14487295A JP3503268B2 JP 3503268 B2 JP3503268 B2 JP 3503268B2 JP 14487295 A JP14487295 A JP 14487295A JP 14487295 A JP14487295 A JP 14487295A JP 3503268 B2 JP3503268 B2 JP 3503268B2
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雅寛 小山
正志 平野
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/471General musical sound synthesis principles, i.e. sound category-independent synthesis methods
    • G10H2250/481Formant synthesis, i.e. simulating the human speech production mechanism by exciting formant resonators, e.g. mimicking vocal tract filtering as in LPC synthesis vocoders, wherein musical instruments may be used as excitation signal to the time-varying filter estimated from a singer's speech

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音色の生成に関し、特
に音色を構成する音色パラメータを編集することができ
る音色パラメータ編集に関する。
【0002】
【従来の技術】楽音の音高は、楽音を構成する基本周波
数により決まる。楽音の音色は、その倍音構造により決
まる。倍音構造の更なる特徴として、フォルマントがあ
る。例えば、人間の声を周波数スペクトルで表すと、複
数個の山が構成される。これらの山がフォルマントであ
る。例えば、歌う電子楽器を構成する場合、フォルマン
トは例えば「ア」、「イ」等の音声を画定する重要なパ
ラメータとなる。
【0003】フォルマント音源は、フォルマント構造を
有する楽音の楽音信号を生成するための音源である。電
子楽器を用いて音作りをするには、通常、自己の聴覚を
頼りに行う。フォルマント音源を採用する電子楽器で
は、所望の周波数帯域にフォルマントを割り当てる作業
が必要である。その場合、フォルマントが1つだけの音
色の場合はよいが、複数のフォルマントから構成される
音色を生成することは容易ではない。
【0004】一般人にとって、フォルマント構造と、結
果として得られる合成音の音色との関係は、馴染みが薄
いため、フォルマントの形状を基に楽音の音色を推測す
ることは困難である。特に、人声を初期状態から作成す
ることは困難である。通常、専用の音声分析ツールを用
いて、予めある程度のフォルマント形状を把握しておく
必要がある。そのフォルマント形状を基に、音色の生成
が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電子楽器において、所
望の音色をイメージして、楽音を構成するフォルマント
の形状を設定することは困難である。また、例えば
「ア」の人声を生成するため、実際に発音した人声を音
声分析し、その分析結果に応じて、フォルマントを構成
することもできるが、そのような音声分析を一般ユーザ
に行わせるのは操作の便宜上妥当でない。
【0006】本発明の目的は、楽音の音色を容易に生成
編集することができる音色パラメータ編集装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明の一観点によれ
ば、音色パラメータ編集装置は、複数の音色データを記
憶するメモリと、操作者の指示により前記メモリに記憶
されている音色のいずれかを選択する音色選択手段と、
前記音色選択手段により選択される音色の音色データを
操作者の指示により編集するための音色編集手段と、前
記メモリに記憶された複数の音色データのいずれかと前
記編集された音色データとの類似度を演算する類似度演
算手段と、前記類似度演算手段において演算された類似
度を表示する表示手段とを有する。
【0008】
【0009】
【作用】操作者は、0の状態から音色データを作成する
必要はなく、プリセットメモリに記憶されている音色デ
ータを基に編集することにより、所望の音色データを容
易に作成することができる。
【0010】また、2つの音色データの間の類似度を演
算することができるので、人間の聴覚によらなくても、
2つの音色が似ているか否かを示すことができる。ま
た、2つの音色データを構成する各フォルマント毎の類
似度を演算することにより、2つの音色データの間の類
似度を算出することができる。2つの音色データの間に
おいて、対応するフォルマント同士が類似していれば、
音色も類似していることになる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の実施例による音色パラメー
タ編集装置の構成を示すブロック図である。
【0012】ROM3は、コンピュータプログラムを記
憶する。ROM4には、標準的な音色データとしてプリ
セットデータが予め記憶されている。RAM5は、CP
U2のワーキングエリアやバッファ等を有し、ユーザ専
用の音色データを記憶することができる。
【0013】CPU2は、ROM3に記憶されているプ
ログラムに応じて、バス13を介して、MIDIインタ
ーフェース(I/F)1、表示装置インターフェース
(I/F)6、パネルスイッチインターフェース(I/
F)8およびフォルマント音源10を制御する。
【0014】MIDIインターフェース1は、外部に対
して、MIDIデータを入出力する。外部より、MID
Iインターフェース1にキーオンが入力されると、CP
U2は、フォルマント音源10に発音を指示する。
【0015】フォルマント音源10は、発音が指示され
ると、ROM4またはRAM5に記憶されているフォル
マント構造の音色データを基に楽音信号を生成する。楽
音信号は、アンプ11で増幅され、スピーカ12から発
音される。
【0016】操作者は、パネルスイッチ9を用いて、R
OM4に記憶されている音色データを編集することがで
きる。音色データは、編集された後に、フォルマント音
源10に供給され、発音させることもできる。CPU2
は、インターフェース8を介して、パネルスイッチ9の
スイッチ状態を検出することができる。
【0017】表示装置7は、音色の編集用画面を表示す
る。操作者は、表示装置7に表示される画面を参照しな
がら、パネルスイッチ9のスイッチを操作し、音色の編
集を行う。CPU2は、インターフェース6を介して、
表示装置7に画面表示を行う。
【0018】次に、音色データの生成方法または編集方
法を説明する。音色データを0の状態から作り始めるの
は、困難である。そこで、ROM4に記憶されている音
色データを基にして編集を行う。まず、操作者は、作成
したい音色に一番近い音色のデータを選択する。音色デ
ータの選択は、表示装置7に表示される音色選択画面を
参照しながら行う。
【0019】図2は、表示装置7に表示される音色選択
画面を表す図である。音色選択画面は、ROM4または
RAM5に記憶されている全ての音色データが表示され
る。例えば、「male voice a」は、男性の
声による「ア」の音色であり、「male voice
i」は、男性の声による「イ」の音色である。男性と
女性とでは、音色が異なるので、男性の声による50音
と女性の声による50音の音色がメニュー形式で表示さ
れる。
【0020】例えば、「ア」の音色を作成したい場合、
操作者は、0の状態から作る必要はなく、「male
voice a」の音色データを基にして編集作成すれ
ばよい。操作者は、選択スイッチ15を用いて、音色作
成の基にしたい音色データを画面上から選択することが
できる。選択スイッチ15により、所望の音色が選択さ
れると、表示画面は切り替わり、音色エディット画面に
なる。
【0021】図3は、表示装置7に表示される音色エデ
ィット画面を表す図である。パラメータテーブル37
は、4つの有声音voice1〜voice4と4つの
無声音unvoiced1〜unvoiced4の各フ
ォルマントについてのパラメータを有する。
【0022】「有声音」とは、声帯を振動させて出す音
声であり、母音成分がこれに該当する。例えば、「エ」
と発音したとき、喉に感じる低い振動音が声帯の振動で
ある。
【0023】「無声音」とは、声帯を振動させないで出
す音声であり、子音がこれに該当する。例えば、“s
h”と発音すると、喉の感じから声帯が振動していない
ことがわかる。
【0024】有声音と無声音は、それぞれフォルマント
で表すことができる。太線で表すフォルマント21〜2
4は、有声音のフォルマントであり、細線で表すフォル
マント31〜32は、無声音のフォルマントである。有
声音と無声音の別は、線の太さで区別する代わりに、着
色表示により区別してもよい。
【0025】フォルマント21は、有声音voiced
1のフォルマントである。フォルマント22,23,2
4は、それぞれ有声音voiced2、有声音voic
ed3、有声音voiced4のフォルマントである。
また、フォルマント31,32は、それぞれ有声音un
voiced1、無声音unvoiced2のフォルマ
ントである。なお、無声音unvoiced3と無声音
unvoiced4は、現在設定されていない状態であ
り、フォルマントの曲線は表示されていない。
【0026】各フォルマントは、中心周波数、ピークレ
ベル、バンド幅の3つのパラメータを設定することがで
きる。また、各フォルマントのEG(エンベロープジェ
ネレータ)エディットを行うこともできる。
【0027】図4は、編集対象となるフォルマントパラ
メータを示す図である。フォルマント21は、中心周波
数とピークレベルとバンド幅により決まる。例えば、有
声音voiced1は、中心周波数が200Hzであ
り、ピークレベルが99であり、バンド幅は25Hzで
ある。
【0028】中心周波数は、フォルマントの中心位置の
周波数である。ピークレベルは、フォルマントの山のピ
ークレベルであり、0〜99の範囲内で表される。バン
ド幅は、フォルマントのうち所定レベルを越える部分を
構成する最低周波数から最高周波数までのバンド幅であ
り、周波数〔Hz〕で表される。
【0029】操作者は、図3のテーブル37の各欄にカ
ーソルを移動させることにより、その欄のパラメータを
変更することができる。その変更に応じて、フォルマン
ト21〜24,31〜32の形状が変化する。EGエデ
ィットの欄を選択すると、EGエディット用の編集画面
に切り替わる。EGエディットでは、各フォルマントの
レベル(振幅)の時間変化をエディットすることができ
る。
【0030】無声音unvoiced3,unvoic
ed4では、中心周波数を0Hzに設定することによ
り、設定なしにすることができる。テーブルには、「o
ff」が表示される。2つの無声音を「off」にする
ことにより、この音色データは、4つの有声音voic
ed1〜voicec4と2つの無声音unvoice
1,unvoiced2により構成されることになる。
【0031】類似フォルマントウィンドウ36は、編集
中の音色データがROM4またはRAM5に記憶されて
いる音色データに比べてどの位類似しているかを表示す
る。類似フォルマントウィンドウ36には、「male
voice ki;80%」が表示される。「mal
e voice ki」は、ROM4またはRAM5に
記憶されている音色データの中で編集中のデータに一番
近い音色の名である。「80%」は、編集中データと
「male voice ki」の類似度を示す。類似
度は、大きいほど2つの音色が類似していることを示
す。類似度の計算方法は、後に説明する。
【0032】テーブル37のパラメータを変更した後
に、マウス等の操作子でスイッチ39をクリックする
と、変更後の音色についての類似度が再び計算され、表
示される。
【0033】以上は、最も類似度の高い音色の音色名等
を類似フォルマントウィンドウ36に表示する場合につ
いて述べたが、類似度の高い複数個の音色の音色名等を
表示するようにしてもよい。
【0034】図5は、類似度の高い3つの音色の音色名
等を表示する例を示す図である。類似フォルマントウィ
ンドウ36には、「male voice ki;80
%」、「male voice ki2;72%」、
「synthe voice 5;65%」が表示され
る。
【0035】「male voice ki;80%」
は、編集中データに対して最も類似度の高い音色の音色
名と類似度である。類似度を計算する上で対象となる音
色は、ROM4またはRAM5に記憶されている音色デ
ータにより構成される音色である。「male voi
ce ki2;72%」は、編集中データに対して2番
目に類似度の高い音色の音色名と類似度である。「sy
nthe voice5;65%」は、編集中データに
対して3番目に類似度の高い音色の音色名と類似度であ
る。
【0036】図3において、音色名ウィンドウ35は、
「male voice ka2」の音色名を表示して
いる。例えば、ROM4中から「male voice
ka1」を読み出し、この音色に対して新たな音色名
「male voice ka2」をキーボード等を用
いて付け直した場合である。
【0037】音色名ウィンドウ35にカーソルを移動さ
せることにより、キーボード等の操作子から新たな音色
名を入力することができる。スイッチ38は、音色名を
自動設定するためのスイッチである。自動設定方法を次
に説明する。
【0038】図6は、音色名ウィンドウ35のスイッチ
38の機能を説明するための図である。ウィンドウ35
は、スイッチ38をクリックする前のウィンドウを示
す。ウィンドウ35’はスイッチ38をクリックした後
のウィンドウを示す。
【0039】クリック前のウィンドウ35は、音色名と
して「male voice ka2」を表示する。
「male voice ka2」は、男性の声による
「カ」の音色を示す。操作者がこの音色を編集したら、
例えば「カ」よりも「キ」に近い音色になってしまった
とする。
【0040】この際、ROM4の中には、「キ」の音色
として、「male voiceki1」〜「male
voice ki3」の3つの音色が登録されている
とする。
【0041】操作者がスイッチ38をクリックすると、
ウィンドウ35’には、「malevoice ki
3」の添字に1が加算されて、新たな音色名「male
voice ki4」が表示される。
【0042】つまり、音色編集により、「カ」の音色が
「キ」の音色に変化してしまった後、スイッチ38をク
リックすると、「カ」の音色名から「キ」の音色名に自
動変更される。
【0043】図7は、図1のROM4の構成を示す図で
ある。ROM4は、音色データ41とその他のデータ4
2を有する。音色データ41は、例えば、「male
voice a」等のm個のプリセットデータP1〜P
mを有する。その他のデータ42は、音色データP1〜
Pmに共通する各種データであり、例えば、プリセット
された歌の演奏データ、または歌詞のテキストデータ等
の歌唱データ等である。次に、音色データ41の詳細な
構成を示す。
【0044】図8は、音色データ41の各プリセットデ
ータPの構成を示す図である。プリセット音色データP
は、音色名45とフォルマントデータ46とその他のデ
ータ47を有する。音色名45は、音色選択画面(図
2)や音色名ウィンドウ35(図3)に表示される音色
名である。
【0045】フォルマントデータ46は、4つのフォル
マントデータF1〜F4を有する。フォルマントデータ
F1は、有声音voiced1と無声音unvoice
d1のデータを含む。フォルマントデータF2〜F4
は、それぞれ有声音voiced2,無声音unvoi
ced2のデータ、有声音voiced3,無声音un
voiced3のデータ、有声音voiced4,無声
音unvoiced4のデータを含む。
【0046】その他のデータ47は、各フォルマントデ
ータF1〜F4に共通する各種データであり、例えば、
音色全体の音量を決めるためのデータ、またはビブラー
ト等、各種音色変化効果に関するパラメータ等である。
音量は音色に応じて決めることにより、フォルマントの
設定によるばらつきを抑えることができる。次に、フォ
ルマントデータF1〜F4の詳細な構成を示す。
【0047】図9は、各フォルマントデータFの構成を
示す図である。フォルマントデータFは、有声音データ
51と無声音データ52とその他のデータ53を有す
る。
【0048】有声音データ51は、フォルマントのパラ
メータとして、有声音中心周波数、有声音ピークレベ
ル、有声音バンド幅、有声音EGパラメータを有する。
無声音データ52は、無声音中心周波数、無声音ピーク
レベル、無声音バンド幅、無声音EGパラメータを有す
る。
【0049】その他のデータ53は、データ51,52
に共通する各種データであり、例えば、フォルマント毎
にかけるフォルマントの時変動効果(中心周波数、ピー
クレベル等を変調する際の深さや速さ等)等のパラメー
タである。
【0050】図10は、図1のRAM5の構成を示す図
である。RAM5は、ワーキングエリア55、バッファ
56、音色データ57およびその他のデータ58を有す
る。ワーキングエリア55は、CPU2が各種処理を行
う際に用いるワーキングエリアである。バッファ56
は、編集対象となる音色データが記憶される等の領域で
ある。
【0051】音色データ57は、図8に示した音色デー
タ構成と同じ構成であり、ユーザが生成または編集を行
うn個のユーザデータU1〜Unを有する。その他のデ
ータ58は、音色データU1〜Unに共通する各種デー
タである。
【0052】図11は、図1のフォルマント音源10の
構成を示すブロック図である。フォルマント音源10に
は、RAM5のバッファに記憶されている音色データが
供給される。音色データは、4つのフォルマントデータ
を有する。フォルマント音源10は、j個の発音チャン
ネルCH1〜CHjを有する。各フォルマントデータに
対して、1つの発音チャンネルが割り当てられる。した
がって、1つの音色データに対しては、4つの発音チャ
ンネルが割り当てられる。例えば、フォルマント音源1
0が24個の発音チャンネルを有する場合には、6つの
音色を同時に発音することができる。
【0053】各発音チャンネルには、有声音と無声音の
フォルマントデータがペアで入力される。フォルマント
データは、有声音と無声音のそれぞれの中心周波数、ピ
ークレベル、バンド幅、EGパラメータ、その他のデー
タを含む。
【0054】出力部59は、MIDIインターフェース
1(図1)を介して供給されるキーオンに応じて、アサ
インされた発音チャンネルのフォルマントデータを合成
し、楽音信号を生成する。楽音信号は、スピーカより発
音される。
【0055】なお、フォルマント音源は、特開平3−2
00299号公報に開示されている構成をとることもで
きる。次に、CPU2(図1)が制御する処理の手順を
説明する。
【0056】図12は、CPU2が行うメインプログラ
ムのフローチャートである。ステップSA1では、各種
レジスタやバッファの初期化等の初期設定を行う。ステ
ップSA2では、各種操作イベント検出処理を行う。例
えば、パネルスイッチ9で生じたスイッチイベントの検
出や、MIDIインターフェース1に入力されるキーオ
ンイベント等のMIDIデータのイベントの検出を行
う。
【0057】ステップSA3では、音色選択が行われた
場合に音色選択処理を行う。音色選択処理は、図2に示
したように、ROM4またはRAM5に記憶されている
音色データを表示装置7にメニュー表示する。操作者
は、メニューの中から所望の音色を選択することができ
る。選択された音色の音色データは、RAM5のバッフ
ァに転送される。
【0058】ステップSA4では、動作モードを管理す
る。動作モードには、音色エディットモード等の各種モ
ードがある。CPUは、指定された動作モードに応じ
て、モード設定を行う。
【0059】ステップSA5では、動作モードが音色エ
ディットモードであるか否かをチェックする。音色エデ
ィットモードのときには、ステップSA6へ進み、音色
エディット処理を行う。音色エディット処理は、音色デ
ータの編集を行うための処理である。その後、ステップ
SA7へ進む。音色エディット処理の詳細は、後に別の
フローチャートを参照しながら説明する。なお、動作モ
ードが音色エディットモードでないときには、音色エデ
ィット処理を行わないで、ステップSA7へ進む。
【0060】ステップSA7では、音源(TG)制御処
理を行う。音源制御処理は、RAM5のバッファ上の音
色データをフォルマント音源10に転送する。音色デー
タは、楽音信号に変換されて、スピーカから発音され
る。音源制御処理の詳細は、後に説明する。
【0061】ステップSA8では、その他必要な処理を
行う。その後、ステップSA2へ戻り、処理を繰り返
す。図13は、図12のステップSA6の音色エディッ
ト処理の詳細を示すフローチャートである。
【0062】ステップSB1では、エディット項目管理
の処理を行う。エディット項目管理は、エディットを行
いたい項目をメニュー選択する処理である。例えば、編
集を行いたい音色を再び選択し直したり、フォルマント
編集を開始することもできる。
【0063】ステップSB2では、編集を行いたい音色
データを再び選択し直したか否かをチェックする。選択
し直したときには、ステップSB3へ進む。ステップS
B3では、音色の選択に応じた処理を行う。選択された
音色の音色データは、RAM5のバッファに転送され
る。選択可能な音色は、ROM4に記憶されているプリ
セット音色データP1〜Pm(図7)およびRAM5に
記憶されているユーザ音色データU1〜Un(図10)
である。音色が選択された後、メインプログラムの処理
に戻る。
【0064】ステップSB2において、音色データが選
択し直されていないときには、ステップSB4へ進む。
ステップSB4では、操作者によりフォルマント編集が
指示されたか否かをチェックする。フォルマント編集が
指示されたときには、ステップSB5へ進む。ステップ
SB5では、図3に示すフォルマント編集画面を表示す
る。その後、ステップSB6へ進む。
【0065】ステップSB6では、音色名の編集が指示
されているか否かをチェックする。音色名の編集が指示
されていないときには、ステップSB8へ進む。ステッ
プSB8では、フォルマントデータの編集が指示されて
いるか否かをチェックする。指示されているときには、
ステップSB9へ進む。ステップSB9では、操作者の
指示により指定されるフォルマントデータの変更または
新規設定等の処理を行う。操作者により新たにフォルマ
ントデータが入力されたときには、バッファのフォルマ
ントデータを書き換える。その後、フォルマントの中心
周波数の低い順番にバッファ上でソーティングを行う。
ただし、表示画面の表示順番はソーティングしなくてよ
い。ソーティングは、後に説明する類似度を演算するた
めに必要な前処理である。ソーティングが終了すると、
メインプログラムの処理に戻る。
【0066】なお、入力されたフォルマントデータは、
操作者の入力順に画面に表示してもよい。後に、メモリ
や磁気ディスク等にセーブする際には、ソーティングさ
れた状態で書き込まれる。再び、バッファ上にロードす
るときには、フォルマントデータがソーティングされた
状態で読み出される。
【0067】ステップSB8において、フォルマントデ
ータの編集が指示されていないときには、処理端子1へ
進む。処理端子1に続く処理は、別の図を参照しながら
説明する。
【0068】図14は、処理端子1に続く処理を示すフ
ローチャートである。ステップSC1では、類似フォル
マントの表示が指示されたか否かをチェックする。類似
フォルマントの表示指示は、操作者がスイッチ39(図
3)をクリックすることにより行われる。表示が指示さ
れたときには、ステップSC2へ進む。
【0069】ステップSC2では、類似度Sを演算す
る。類似度Sは、編集中の音色データとROM4のプリ
セット音色データP1〜Pm(図7)またはRAM5の
ユーザ音色データU1〜Unとの間の類似度を示し、以
下の式により算出される。
【0070】VFREQNCYは、有声音フォルマント
の中心周波数を示す。VPEAKLEBELは、有声音
フォルマントのピークレベルを示す。VBANDWID
THは、有声音フォルマントのバンド幅を示す。
【0071】UFREQNCYは、無声音フォルマント
の中心周波数を示す。UPEAKLEVELは、無声音
フォルマントのピークレベルを示す。UBANDWID
THは、無声音フォルマントのバンド幅を示す。
【0072】iは、1つの音色データに含まれる4つの
フォルマントに対応する値である。xは、編集中の音色
データのフォルマントデータであることを示す。jは、
プリセット音色データP1〜Pmのフォルマントデータ
またはユーザ音色データU1〜Unのフォルマントデー
タの各々を示す値である。
【0073】S=100×<1−〔Σ(i=1〜4)
{a(VFREQNCYix−VFREQNCYij)
2+b(VPEAKLEBELix−VPEAKLEB
ELij)2+c(VBANDWIDTHix−VBA
NDWIDTHij)2+d(UFREQNCYix−
UFREQNCYij)2+e(UPEAKLEVEL
ix−UPEAKLEVELij)2+f(UBAND
WIDTHix−UBANDWIDTHij)2 }〕
0.5/〔Σ(i=1〜4){a(VFREQNCYi
x)2+b(VPEAKLEBELix)2+c(VBA
NDWIDTHix)2+d(UFREQNCYix)2
+e(UPEAKLEVELix)2+f(UBAND
WIDTHix)2 }〕0.5
【0074】式の前半部は、編集中の音色データとRO
M4またはRAM5に記憶されている音色データとの距
離を算出する。2つの音色データの距離は、各フォルマ
ントの3つのパラメータの間の距離の2乗の重み付け和
の平方根で表される。
【0075】係数a,b,c,d,e,fは、それぞれ
有声音中心周波数VFREQNCY、有声音ピークレベ
ルVPEAKLEBEL、有声音バンド幅VBANDW
IDTH、無声音中心周波数UFREQNCY、無声音
ピークレベルUPEAKLEBEL、無声音バンド幅U
BANDWIDTHの距離に対する重み付け係数であ
る。係数を0にすることにより、対応するパラメータを
類似度と無関係にすることができる。係数は、所定の定
数としてもよいし、操作者が任意に設定できるようにし
てもよい。
【0076】類似度Sは、音色データ間の距離を自分自
身のパラメータの2乗和平方根で割って商を求め、1か
らその商を引いたものを%換算したものである。音色デ
ータ間の距離は、遠ければ遠いほど類似度は小さくな
り、近ければ近いほど類似度は大きくなる。編集中の音
色データが、ROM4またはRAM5に記憶されている
音色データと同じであるときには、類似度S=100%
になる。
【0077】なお、類似度Sの演算を行う際、4つのフ
ォルマントのデータは、前述のように、中心周波数の低
い順にソーティングされている。したがって、中心周波
数の低い方から順番に対応するフォルマント間の距離が
求められる。ただし、画面上でフォルマントデータが
「off」になり、設定されていないデータについて
は、ソーティングの対象から外して、一番後ろに回すよ
うにする。また、類似度Sの演算をする際には、演算の
対象から外すようにしてもよい。音色データの距離は、
2つの音色データ間において4つの対応するフォルマン
ト間の距離の合計距離である。
【0078】フォルマント数が異なる音色を比較する場
合には、フォルマントのピークレベルの大きい物を同じ
数だけ選んで比較することができる。例えば、4フォル
マントの音色と、3フォルマントの音色の類似度を計算
する際は、4フォルマントの音色の方は、フォルマント
・ピークレベルの大きいもの3つを選び、3フォルマン
ト音色の互いに中心周波数の近いもの同士を対応付け、
比較すればよい。
【0079】一般的に書けば、M≧Nとして、Mフォル
マント音色とNフォルマント音色の類似度は、Mフォル
マントの方からピークレベルの大きい順にK(K≦N)
個のフォルマントデータを選び、これらとNフォルマン
ト音色側から選んだピークレベルの大きいK個のフォル
マントデータとを、お互い中心周波数の近いもの同士を
対応付けして類似度を計算すればよい。
【0080】ステップSC3では、類似フォルマントウ
ィンドウの表示処理を行う。類似度Sが最大となった音
色の音色名とその類似度Sを類似フォルマントウィンド
ウ36(図3)に表示する。その後、メインプログラム
の処理に戻る。
【0081】ステップSC1において、類似フォルマン
トの表示が指示されていないときには、ステップSC4
へ進む。ステップSC4では、以上述べた以外のフォル
マントパラメータのエディットおよび表示の処理を行
う。例えば、EGパラメータの編集を行ったり、設定し
たデータを磁気ディスクにセーブ等する。その後、メイ
ンプログラムの処理に戻る。
【0082】図13に戻り、ステップSB6において、
音色名の編集が指示されているときには、ステップSB
7へ進む。ステップSB7では、音色名編集処理を行
う。操作者がキーボード等を用いて、新たな音色名を入
力したときには、バッファ上の音色データを新たな音色
名に書き換える。その後、処理端子2へ進む。処理端子
2に続く処理は、別の図を参照しながら説明する。
【0083】図15は、処理端子2に続く処理を示すフ
ローチャートである。ステップSD1では、音色名自動
設定モードを示すオンイベントがあるか否かをチェック
する。このオンイベントは、操作者が音色名ウィンドウ
35(図3)のスイッチ38をクリックすることにより
発生する。オンイベントがあるときには、音色名自動設
定の処理を行うため、ステップSD2へ進む。オンイベ
ントがないときには、音色名自動設定の処理を行わず
に、メインプログラムの処理に戻る。
【0084】ステップSD2では、類似度Sの演算処理
が終了しているか否かをチェックする。類似度Sは、後
に行う音色名の自動設定を行う際に用いられる。類似度
Sが演算されていないときには、ステップSD3へ進
み、類似度Sの演算を行う。その後、ステップSD4へ
進む。類似度Sの演算は、図14のステップSC2で行
った演算と同じである。類似度Sが既に演算されている
ときには、改めて演算する必要はないので、類似度Sの
演算を行わずに、ステップSD4へ進む。
【0085】ステップSD4では、音色名の自動設定処
理を行う。現在編集を行っている音色データに対して類
似度Sが最大の音色の音色名を、バッファ上の音色デー
タ中の音色名にコピーする。その後、音色名の最新の番
号に1を加算し、その番号をコピーされたバッファ上の
音色名の末尾に加える。その音色名を、音色名ウィンド
ウ35(図3)に表示する。
【0086】例えば、自動設定前に、「male vo
ice ki1」〜「male voice ki3」
の音色が既にあったときには、自動設定により、「ma
levoice ki4」が新たに設定される。また、
類似度Sが最大の音色の音色名に番号がついていなとき
には、新たな音色名の末尾番号を「1」にする。
【0087】音色名自動設定は、音色を編集することに
より、異なる音色に変化してしまったときに、最も近い
音色のグループ名に自動設定される。なお、自動設定を
行う前に、編集中の音色の楽音を試聴することができる
ようにしてもよい。操作者は、編集中の音色を確認し
て、類似度Sが最大の音色と同じグループか否かを確認
してから、音色名を変更することができる。自動設定が
終了すると、メインプログラムの処理に戻る。
【0088】図13に戻り、ステップSB4において、
操作者によりフォルマント編集が指示されていないとき
には、ステップSB10へ進む。ステップSB10で
は、その他のエディット処理を行う。その後、メインプ
ログラムの処理に戻る。
【0089】図16は、図12のステップSA7の音源
(TG)制御処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップSE1では、発音イベントがあるか否かをチェ
ックする。発音イベントは、MIDIインターフェース
1(図1)にキーオンが入力されると発生する。発音イ
ベントがあるときには、発音処理を行うため、ステップ
SE2へ進む。
【0090】ステップSE2では、発音イベントに応じ
て発音フォルマントチャンネル(CH)を割り当てる。
1つの音色データに対して、4つのチャンネルが割り当
てられる。音色データは、4つのフォルマントデータか
ら構成される。1つのチャンネルには、1つのフォルマ
ントデータが割り当てられる。
【0091】ステップSE3では、バッファ上の音色デ
ータを音源(TG)の割当チャンネルに転送する。音色
データは、4つのフォルマントデータからなる。4つの
フォルマントデータは、4つの異なる割当チャンネルに
データ転送される。
【0092】ステップSE4では、各発音フォルマント
チャンネルの発音を開始する。その後、メインプログラ
ムの処理に戻る。ステップSE1において、発音イベン
トがないときには、ステップSE5へ進む。ステップS
E5では、その他の関連イベントの処理を行う。例え
ば、キーオフのMIDIデータにより、消音イベントが
発生したときには、消音処理を行う。その後、メインプ
ログラムの処理へ戻る。
【0093】本実施例では、フォルマント音源に供給す
る音色データの編集を行った。この音色データは、複数
のフォルマントデータを基に生成される。その際、0の
状態から新たに作るのではなく、ROMに予め記憶させ
た音色データライブラリを基にして、所望の音色データ
を作成することができる。操作者は、作成したい音色に
似た音色を選択し、それを基に新たな音色を生成すれば
よい。選択対象のライブラリは、例えば、人声による5
0音の音色として登録しておけば、操作者は、容易にそ
の音色をイメージすることができる。また、操作者は、
フォルマント形状と音色の関係を知らなくても、ライブ
ラリのデータを基にすれば、所望のデータを手軽に作成
することができる。
【0094】また、本実施例では、2つの音色データの
間の類似度Sを演算する方法を提供した。2つの音色を
比較する際、その音色を構成するフォルマントデータを
見比べただけでは、またはフォルマント形状を見比べた
だけでは、2つの音色の実際の楽音が類似しているか否
かは分かりにくい。類似度Sは、2つの音色を構成する
各フォルマント毎の比較を行い、2つの音色の類似度を
計算する。類似度Sを計算すれば、実際に楽音を聴かな
くても、2つの音色の近似性が分かる。
【0095】さらに、類似度Sを計算すれば、類似度の
大きいものを集めて、音色のグループを生成することが
できる。例えば、人間の聴覚に頼らずに、「カ」の音色
グループと「キ」の音色グループを別に生成することが
できる。これにより、ある音色データを、類似度の高い
音色グループに分類分けすることができる。
【0096】なお、本実施例では、音色データが最大4
つのフォルマントから構成される場合について述べた。
しかし、4つ以外のフォルマントを設定できるようにし
てもよく、フォルマント数には限定はない。
【0097】また、音色データの編集は、フォルマント
音源用の音色データに限らず、その他の音源の音色パラ
メータを編集する場合にも適用することができる。以上
実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに
制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、
組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリセットメモリに記憶されている音色データを基に編
集することにより、音色データと実際の楽音との関係を
知らなくても、所望の音色データを容易に作成すること
ができる。
【0099】また、2つの音色データの間の類似度を算
出することができるので、人間の聴覚によらなくても、
2つの音色データの音色が似ているか否かを示すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による音色パラメータ編集装
置を含む電子楽器の構成を示すブロック図である。
【図2】 表示装置に表示される音色選択画面を表す図
である。
【図3】 表示装置に表示される音色エディット画面を
表す図である。
【図4】 編集対象となるフォルマントパラメータを示
す図である。
【図5】 類似度の高い3つの音色の音色名等を表示す
る例を示す図である。
【図6】 音色名ウィンドウのスイッチ機能を説明する
ための図である。
【図7】 図1のROM4の構成を示す図である。
【図8】 音色データの構成を示す図である。
【図9】 フォルマントデータの構成を示す図である。
【図10】 図1のRAMの構成を示す図である。
【図11】 図1のフォルマント音源の構成を示すブロ
ック図である。
【図12】 CPUが行うメインプログラムのフローチ
ャートである。
【図13】 図12のステップSA6の音色エディット
処理の詳細を示すフローチャートである。
【図14】 図13の処理端子1に続く処理を示すフロ
ーチャートである。
【図15】 図13の処理端子2に続く処理を示すフロ
ーチャートである。
【図16】 図12のステップSA7の音源(TG)制
御処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 MIDIインターフェース(I/F)、 2 C
PU、 3,4 ROM、 5 RAM、 6,
8 インターフェース(I/F)、 7 表示装置、
9 パネルスイッチ、 10 フォルマント音
源、 11 アンプ、 12 スピーカ、 13
バス、 15 選択スイッチ、 41 音色デー
タ、 42,47,53,58 その他のデータ、
45 音色名、 46 フォルマントデータ、
51 有声音データ、 52 無声音データ、 5
5 ワーキングエリア、 56 バッファ、 57
音色データ、 59 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−136899(JP,A) 特開 平5−6198(JP,A) 特開 平4−60592(JP,A) 特開 昭57−46295(JP,A) 特開 平5−323962(JP,A) 特開 平4−242794(JP,A) 特開 平6−75562(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 - 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音色データを記憶するメモリと、 操作者の指示により前記メモリに記憶されている音色の
    いずれかを選択する音色選択手段と、 前記音色選択手段により選択される音色の音色データを
    操作者の指示により編集するための音色編集手段と、 前記メモリに記憶された複数の音色データのいずれかと
    前記編集された音色データとの類似度を演算する類似度
    演算手段と、 前記類似度演算手段において演算された類似度を表示す
    る表示手段とを有する音色パラメータ編集装置。
  2. 【請求項2】 前記音色データは1乃至複数のパラメー
    タを含み、前記類似度演算手段は、各パラメータを要素
    とした前記2つの音色データ間の距離を演算する請求項
    1記載の音色パラメータ編集装置。
  3. 【請求項3】 前記音色データは、フォルマント構造を
    有し、 前記類似度演算手段は、2つの音色の各フォルマント毎
    の中心周波数、ピークレベルまたはバンド幅の間の類似
    度を演算し、各フォルマント毎の類似度を元にして、2
    つの音色の間の類似度を演算する請求項1又は2記載の
    音色パラメータ編集装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記類似度演算手段が演算する
    2つの音色の類似度を元に、音色のグループ分けを行う
    分類手段を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    音色パラメータ編集装置。
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