JP3502650B2 - 後輪操舵装置付車両 - Google Patents

後輪操舵装置付車両

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4輪操舵システム(4
WS)の電動モータ式後輪操舵装置を備えた自動車等の
車両に関し、詳しくは、電動モータ式後輪操舵装置や後
輪舵角センサの車載レイアウトに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に4輪操舵システムは、前輪を操舵
するステアリング装置に対して後輪操舵装置が分離独立
して装着される。そこで後輪操舵装置として、電動モー
タを有し、コントローラにより車両の走行や旋回状態、
横風等の外乱によるヨーレートに基づきモータ電流を制
御して電動モータを駆動し、モータ駆動によりロッド、
リンク等の作動機構を介して左右後輪を直接操舵するこ
とで、構造を簡素化し、応答性等も向上する。そして前
輪に対して後輪を逆相操舵して小回り性能を向上し、ま
たは同相操舵して車両の安定性を図ることが提案されて
いる。
【0003】ところで上記電動モータ式後輪操舵装置
は、電動モータと作動機構が車体下方の左右後輪の間に
装架されるため、常に水、泥、小石の跳上げの影響を受
ける。そこで特に電動モータは、石跳ねに対して破損し
ないように保護し、水の侵入に対して効率良く排水する
等の手段を施すことが要求される。また後輪舵角等を検
出するセンサが取付けられるが、このセンサに関しては
大きいモータ電流の影響を受けず、石跳ね等から保護
し、常に後輪舵角等を高い精度で検出することが可能に
取付けることが要求される。
【0004】従来、上記後輪操舵装置の車載レイアウト
に関しては、例えば実公平4−7032号公報の先行技
術がある。この先行技術において、トランクルーム底板
の一部を下方へ膨出してスペアタイヤ収納部を形成し、
スペアタイヤ収納部の前方に離間して燃料タンクを配置
し、これら燃料タンクとスペアタイヤ収納部の間に形成
される空間に後輪用ステアリングギヤボックスを配置す
る。そして路面突起物に対して後輪用ステアリングギヤ
ボックスを、直進または後進時にそれぞれ燃料タンクま
たはスペアタイヤ収納部により保護することが示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、前輪のステアリング装置に対し後
輪用ステアリングギヤボックスを介して後輪を機械的に
連結し、前輪操舵に基づき後輪を連動して操舵するよう
に構成し、後輪用ステアリングギヤボックスを保護する
ものであるから、本発明のようにステアリング装置に対
し分離して装着される電動モータ式後輪操舵装置であっ
て、電動モータを保護するものには適応できない。スペ
アタイヤ収納部の前方に離間して燃料タンクを配置する
ことから、燃料タンクの配置が限定される。センサは不
要なため、センサの保護等に関しては言及されていな
い。
【0006】本発明は、このような点に鑑み、電動モー
タやセンサを水や石跳ね等に対して確実に保護し、セン
サ検出精度、整備性等を向上するように車載することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、車体の後部フロア下方の左右後輪の間であっ
て、電動モータによりロッドとその両端にジョイントを
介して連結されるリヤラテラルリンクを移動して上記
右後輪を等しく操舵する作動機構を備え後輪操舵装置
付車両において、上記後部フロアの下方のスペアタイヤ
格納部の前方に離間してサスペンション取付け部材を配
設し、このサスペンション取付け部材により上記作動機
構を水平に支持して、上記電動モータを上記スペアタイ
ヤ格納部と上記サスペンション取付け部材との間であっ
て上記スペアタイヤ収納部を構成するタイヤハウスに沿
い車体前方へ傾斜して立設配置し、上記作動機構の所定
の位置に後輪舵角センサを、ロッド変位により後輪舵角
を検出するように取付けることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成による本発明では、車両走行時に電
モータが駆動することで、作動機構のロッド、リヤラテ
ラルリンクが左右に移動して左右後輪が操舵され、この
とき後輪舵角センサではロッド変位に基づいて後輪舵角
が検出される。そして電動モータが後方のスペアタイヤ
格納部と前方のサスペンション取付け部材との間に車体
前方へ傾斜して立設配置されることで、前後から路上の
水、泥、小石等が跳上がって電動モータに直接当たらな
いように保護される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1ないし図3において、4輪操舵システムの電
動モータ式後輪操舵装置、後輪舵角センサについて説明
する。符号1は車体であり、車体1の後方の後部フロア
2の一部にタイヤハウス3を下方に膨出形成してスペア
タイヤ格納部4が設けられる。タイヤハウス3は、傾斜
した側壁3aを有して段付に形成され、このタイヤハウ
ス3の内部にスペアタイヤ5が水平に収納されている。
【0010】スペアタイヤ格納部4の前方の略リヤアク
スルの上方には、サスペンション取付け部材10が離間
して設置される。サスペンション取付け部材10は上方
水平部11と後方垂直部12を有して側面視略L字形に
形成され、左右後輪7L,7Rの間の車幅方向略全域に
設けられる。そして車輪側のハウジング6と取付け部材
10との間にサスペンション8が装着され、スペアタイ
ヤ格納部4とサスペンション取付け部材10との間の空
間に電動モータ式後輪操舵装置20が配設される。
【0011】図4と図5において、電動モータ式後輪操
舵装置20の構成について説明する。先ず、コントロー
ラ21の電気信号により所定の速度で正逆転する電動モ
ータ22と、モータ動力により左右方向に移動する作動
機構23を備える。作動機構23は、筒状のロッドケー
ス24を有し、このロッドケース24の端部に大径のギ
ヤケース25が締結され、ギヤケース25に電動モータ
22が垂直に取付けられる。両ケース24,25の内部
には中空のロッド26が挿入され、ギヤケース25の内
部にギヤ機構27のナット部材28が軸受29で回転可
能に支持してロッド26と同軸上に設置される。そして
ナット部材28がロッド26と一体的なスクリュー部材
30に噛合い、ナット部材28の外周にウォームホィー
ル31が取付けられる。また電動モータ22はギヤケー
ス25内部の後輪舵角速度センサ33を介してウォーム
ギヤ32に連結され、このウォームギヤ32がウォーム
ホィール31に噛合い、モータ動力でロッド26を左右
移動するように構成される。
【0012】ロッド26の両端はジョイント34を介し
てリヤラテラルリンク35に連結され、ジョイント34
の部分にはブーツ36が被着される。これらロッド26
とその両端のリヤラテラルリンク35に対して、1本の
フロントラテラルリンク37が前方に平行に横置き配置
され、両ラテラルリンク35,37の端部が車輪側のハ
ウジング6に、略平行四辺形を形成するように連結され
る。こうして左右後輪7L,7Rをそれぞれデュアルリ
ンクストラット式で独立懸架し、且つ電動モータ22に
より左右後輪7L,7Rを等しく操舵するように構成さ
れる。
【0013】更に、作動機構23のロッドケース24に
は後輪舵角を検出する後輪舵角センサ40が取付けられ
る。この後輪舵角センサ40は、図4に示すようにロッ
ド26に固定したセンサピン41を有し、このセンサピ
ン41に揺動可能なレバー42を係合して、ロッド26
の移動変位Xを回転角度ERに変換して検出するように
構成される。
【0014】続いて、後輪操舵装置20の車載構造につ
いて説明する。先ず、サスペンション取付け部材10の
後方垂直部12の後ろの2箇所に取付けブラケット13
が突設され、この取付けブラケット13に作動機構23
のロッドケース24を固着して、サスペンション取付け
部材10の直後の車幅方向に水平に支持される。そして
フロア2直下のサスペンション取付け部材10の後方垂
直部12とスペアタイヤ格納部4との間に電動モータ2
2が、両者により電動モータ22の前後を保護するよう
に立設して配置される。ここで電動モータ22はタイヤ
ハウス3に沿い車体前方に傾斜して、後方衝突時にスペ
アタイヤ5を上方へ逃がし、モータ内に侵入した水を容
易に排出するように設置される。
【0015】左右のリヤラテラルリンク35相互の間に
はスタビライザ45がバイパスして連結されるが、コ字
形部材45aにより電動モータ22と同じ高さに立ち上
がって車体取付け部材46で支持される。そしてコ字形
部材45a相互の間の上部部材45bが電動モータ22
の部分でその後ろを迂回して、スタビライザ45によっ
ても電動モータ22を保護するように連結される。一
方、サスペンション取付け部材10の下部には補強用の
リンフォースメント14が取付けられるが、このリンフ
ォースメント14は図3のように後方に延長し、ジョイ
ント34のブーツ36の下方を覆って保護するように配
置される。
【0016】後輪舵角センサ40の車載状態について説
明する。後輪舵角センサ40は図2のようにロッドケー
ス24の上部でサスペンション取付け部材10とスペア
タイヤ格納部4との間に、両者によりセンサ前後を保護
するように配置される。後輪舵角センサ40と電動モー
タ22、及び両者のハーネス40a,22aは離間し
て、モータ電流がセンサ信号に影響しないように配置さ
れる。また後輪舵角センサ40は、図4のようにロッド
ケース24でロッド26を支持する軸受38の近くに、
高い精度で検出可能に設けられる。更に、サスペンショ
ン取付け部材10の後方垂直部12の後ろの2つの取付
けブラケット13相互の間には補強用のリンフォースメ
ント15が、図1のように後輪舵角センサ40の上方を
覆って保護するように装着される。
【0017】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、車両走行時に後輪操舵装置20のコントロー
ラ21で、走行、旋回の状態やヨーレート等に基づいて
目標後輪舵角を定め、この目標後輪舵角に応じたモータ
電流が電動モータ22に流れる。すると電動モータ22
が所定の速度で正転または逆転駆動することで、作動機
構23のウォームギヤ32とウォームホィール31によ
りナット部材28が回り、このナット部材28によりス
クリュー部材30を介してロッド26が左右へ移動す
る。そこでロッド26、その両端にジョイント34を介
して連結されるリヤラテラルリンク35、フロントラテ
ラルリンク37及びハウジング6による平行四辺形が変
形して左右後輪7L,7Rが等しく左右に転舵し、こう
して前輪の転舵に対して後輪7L,7Rが同相または逆
相に操舵制御され、車両の小回り性や安定性が図られ
る。
【0018】このとき後輪舵角速度センサ33では、電
動モータ22の駆動状態に応じて直接的に後輪舵角速度
ωrが検出される。また後輪舵角センサ40では、ロッ
ド26の変位X、即ち実際の後輪操舵の状態に応じて後
輪舵角ERが検出される。
【0019】また上記後輪操舵による車両走行時には、
電動モータ22がギヤケース25の上に立設して、サス
ペンション取付け部材10とスペアタイヤ格納部4との
間の高所に配置されることで、水や泥の跳上げがかかり
難くなる。また前方に対してはサスペンション取付け部
材10により、後方に対してはスペアタイヤ格納部4と
スタビライザ45により、路上の水、泥、小石等が跳上
がって電動モータ22に直接当たらないように保護され
る。電動モータ22は前方へ傾斜設置されるため、後方
衝突時には電動モータ22がリンフォースメントとして
機能して、スペアタイヤ5を上方へ逃がすように作用す
る。そこで衝突対策用の特別なリンフォースメントを設
置しなくても、燃料タンク破損による火災等の二次災害
が防止される。また電動モータ22に侵入した水は、そ
の傾斜により排水孔から効率良く排出される。
【0020】後輪舵角センサ40は、サスペンション取
付け部材10とスペアタイヤ格納部4との間で、ロッド
ケース24の上部に配置されることで、上述と同様に水
や泥の跳上げがかかり難くなり、且つ前後においてサス
ペンション取付け部材10とスペアタイヤ格納部4によ
り石跳ね等から保護される。また後輪舵角センサ40が
電動モータ22から離間して配置されるため、そのハー
ネス40aのセンサ信号に大きいモータ電流のノイズが
乗ることが防止される。更に、センサ40はロッド26
の軸受38の近くに装着されるので、ロッド26の組付
けに誤差があっても、センサ作動は正確になり、こうし
てセンサ信号の精度が高くなる。
【0021】またサスペンション取付け部材10は、上
下のリンフォースメント14,15により補強される。
そして上部リンフォースメント15は後輪舵角センサ4
0の上方を覆うことで、そのセンサ40の石跳ね等によ
る破損が防止される。下部リンフォースメント14はジ
ョイント34のブーツ36の下方を覆うことで、そのブ
ーツ36の石跳ね等による破損が同様に防止される。
【0022】図6において、本発明の他の実施例につい
て説明する。この実施例は後輪舵角センサ40の取付け
の他の実施例であり、後輪舵角センサ40がロッドケー
ス24の後部でスペアタイヤ格納部4の前に装着され
る。そこで後輪舵角センサ40の前後が、ロッドケース
24とスペアタイヤ格納部4により保護される。
【0023】以上、本発明の実施例について説明した
が、これのみに限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によると、
電動モータ式後輪操舵装置を備えた車両において、フロ
アの下方のスペアタイヤ格納部の前方に離間してサスペ
ンション取付け部材を配設し、このサスペンション取付
け部材により作動機構を水平に支持して、電動モータを
スペアタイヤ格納部とサスペンション取付け部材との間
に立設配置した構成であるから、水、泥、小石の跳上げ
から電動モータを有効に保護することができ、モータの
専用カバー等が不要となる。作動機構の所定の位置に後
輪舵角センサを、ロッド変位により後輪舵角を検出する
ように取付けるので、後輪の実際の操舵状態に応じて後
輪舵角を検出することができて、検出精度が向上する。
【0025】電動モータは、タイヤハウスに沿い車体前
方へ傾斜して設置するので、電動モータが後方衝突時に
リンフォースメントの機能を兼用することができ、この
ため特別なリンフォースメントが不要になって、構造が
簡素化、軽量化する。またモータ内部に侵入した水を、
効率良く排出することができる。
【0026】ロッドの両端のリヤラテラルリンク相互の
間に連結するスタビライザは、電動モータと同じ高さで
その電動モータの後ろを迂回して引き回すので、スタビ
ライザによっても電動モータを石跳ね等から保護するこ
とができる。このためモータのガード部材が不要になっ
て、スタビライザの取付け、取外し作業が容易になる。
【0027】電動モータと後輪舵角センサ、及び両者の
ハーネスは、作動機構上で離間して配置するので、セン
サ信号の大きいモータ電流による影響が防止される。ま
たモータとセンサの一方の交換が容易になる。
【0028】後輪舵角センサは、作動機構のロッドを覆
うケースの上部で、スペアタイヤ格納部とサスペンショ
ン取付け部材との間に配設するので、石跳ね等からセン
サを有効に保護することができる。センサはケースに沿
って取付けられるので、スペース上有利になり、取付け
作業の際に何かにぶつけて損傷することが少ない。
【0029】後輪舵角センサが、作動機構のロッドを覆
うケースの後部で、スペアタイヤ格納部の前に配設した
構成では、上述と同様に石跳ね等からセンサを保護する
ことができる。
【0030】後輪舵角センサは、作動機構のロッドを支
持する軸受の近くに配設するので、ロッドの組付け誤差
がある場合でも、センサ信号の精度を高くすることがで
きる。
【0031】サスペンション取付け部材は、後方垂直部
の後ろの2箇所に作動機構を支持する取付けブラケット
を備え、この取付けブラケット相互の間にリンフォース
メントを、補強すると共に後輪舵角センサの上方を覆う
ように装着するので、取付け部材の補強とセンサの石跳
ね等による破損防止を同時に行うことができる。
【0032】サスペンション取付け部材は、ロッドとリ
ヤラテラルリンクを連結するジョイントのブーツの下を
覆うように延設した補強用のリンフォースメントを備え
るので、取付け部材の補強とブーツの石跳ね等による破
損防止を同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る後輪操舵装置付車両の実施例を示
す斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同底面の斜視図である。
【図4】電動モータ式後輪操舵装置を一部断面して示す
正面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】後輪舵角センサの取付け状態の他の実施例を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 フロア 4 スペアタイヤ格納部 7L,7R 後輪 10 サスペンション取付け部材 20 電動モータ式後輪操舵装置 22 電動モータ 23 作動機構 40 後輪舵角センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−88369(JP,A) 特開 昭62−37281(JP,A) 特開 平2−88370(JP,A) 特開 平2−88368(JP,A) 実開 平3−107284(JP,U) 実開 平3−33779(JP,U) 実開 平1−144174(JP,U) 仏国特許出願公開2676407(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 7/00 - 7/20 B62D 5/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後部フロア下方の左右後輪の間
    あって、電動モータによりロッドとその両端にジョイン
    トを介して連結されるリヤラテラルリンクを移動して
    左右後輪を等しく操舵する作動機構を備え後輪操舵
    装置付車両において、上記後部 フロアの下方のスペアタイヤ格納部の前方に離
    間してサスペンション取付け部材を配設し、このサスペ
    ンション取付け部材により上記作動機構を水平に支持し
    て、上記電動モータを上記スペアタイヤ格納部と上記
    スペンション取付け部材との間であって上記スペアタイ
    ヤ収納部を構成するタイヤハウスに沿い車体前方へ傾斜
    して立設配置し、上記作動機構の所定の位置に後輪舵角
    センサを、ロッド変位により後輪舵角を検出するように
    取付けることを特徴とする後輪操舵装置付車両。
  2. 【請求項2】 上記ロッドの両端のリヤラテラルリンク
    相互の間に連結するスタビライザは、上記電動モータと
    同じ高さでその電動モータの後ろを迂回して引き回す
    とを特徴とする請求項1記載の後輪操舵装置付車両。
  3. 【請求項3】 上記電動モータと上記後輪舵角センサ、
    及び両者のハーネスは、上記作動機構上で離間して配置
    することを特徴とする請求項1記載の後輪操舵装置付車
    両。
  4. 【請求項4】 上記後輪舵角センサは、上記作動機構の
    ロッドを覆うケースの上端部で、上記スペアタイヤ格納
    部と上記サスペンション取付部材との間に配設すること
    を特徴とする請求項1記載の後輪操舵装置付車両。
  5. 【請求項5】 上記後輪舵角センサは、上記作動機能の
    ロッドを覆うケースの後端部で、上記スペアタイヤ格納
    部の前に配設することを特徴とする請求項1記載の後輪
    操舵装置付車両。
  6. 【請求項6】 上記後輪舵角センサは、上記作動機構の
    ロッドを支持する軸受けの近くに配設することを特徴と
    する請求項1記載の後輪操舵装置付車両。
  7. 【請求項7】 上記サスペンション取付け部材は、この
    サスペンション取付け部材を形成する後方垂直部の後ろ
    の2箇所に上記作動機構を支持する取付けブラケットを
    備え、この取付けブラケット相互の間に第1のリンフォ
    ースメントを 、補強すると共に上記後輪舵角センサの上
    方を覆うように装着することを特徴とする請求項1記載
    の後輪操舵装置付車両。
  8. 【請求項8】 上記サスペンション取付け部材は、上記
    ロッドと上記リヤラテラルリンクを連結する上記ジョイ
    ントのブーツの下方を覆うように延設した補強用の第2
    のリンフォースメントを備えることを特徴とする請求項
    1記載の後輪操舵装置付車両。
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