JP3502194B2 - サンダ - Google Patents

サンダ

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JP3502194B2
JP3502194B2 JP16998695A JP16998695A JP3502194B2 JP 3502194 B2 JP3502194 B2 JP 3502194B2 JP 16998695 A JP16998695 A JP 16998695A JP 16998695 A JP16998695 A JP 16998695A JP 3502194 B2 JP3502194 B2 JP 3502194B2
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耕二 竹内
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの出力軸
に、偏心機構を介してベースを直交状に連結し、そのベ
ースに、底面にサンドペーパー等の研磨材を装着した研
磨皿体を設けたサンダに関する。
【0002】
【従来の技術】上記サンダにおいては、狭いスペースや
隅部等でも研磨加工が行えるように研磨皿体は三角形や
四角形等の角形が採用され、サンドペーパー等の研磨材
も研磨皿体と同形状で、研磨皿体の底面へ面ファスナー
等で貼着させたり、或は留め金やクリップ等で固着した
りしているが、隅部等の研磨作業では、研磨皿体の1つ
の角部を集中的に使用するから、当該部分でのサンドペ
ーパーの摩耗が早くなり、又当該角部の面ファスナーの
貼着力も劣化する。よって、例えば三角形の研磨皿体で
は、サンドペーパーを一旦研磨皿体から剥して回転さ
せ、使用箇所を他の角部に変えることで、3つの角部を
全て使用できるようにしているが、研磨皿体側の面ファ
スナーの劣化は避けられない。そこでネジ止め等でベー
スに取り付けられた研磨皿体を、一旦取り外して、研磨
皿体ごと回転させてサンドペーパーの使用位置を変更可
能とした構造も採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記研磨材の使
用箇所の変更は、一旦剥して貼り直したり、ネジにより
研磨皿体を着脱したりする作業を伴うから、これらの作
業が面倒で、特に面ファスナー等で研磨材のみを貼り直
す場合は正確に位置を合わせる必要もあり、ずれが生じ
ると再度貼り直すこととなって余計に手間がかかってい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、研磨材
の使用箇所の変更を簡単な操作で正確に行えるサンダを
提供するもので、その構成は、モータの出力軸へ、偏心
を介してベースを直交状に連結し、そのベースの前記
偏心軸の反対側に、底面に研磨材を装着可能な研磨皿体
を回動自在に設けたサンダであって、ベースに、偏心軸
を軸支するボールベアリングを保持する筒部を突設し、
その筒部を、研磨皿体に穿設され、逆L字状の立設部を
有して筒部との間に空間を形成する透孔に遊挿させると
共に、前記筒部に、筒部よりも大径の鍔部を有するキャ
ップを螺着して、ベースに対して研磨皿体を回動自在且
つ軸方向へ進退動可能に連結する一方、立設部と鍔部と
の間に圧縮スプリングを介装して研磨皿体をベース側へ
付勢し、ベースと研磨皿体との互いの対向面に、研磨皿
体のベース側への前進位置で、且つ回転方向の所定の位
置でのみ互いに係合する係止部を設けたことを特徴とす
るものである。又前記研磨皿体に集塵用の透孔を穿設す
るとともに、前記ベースと前記研磨皿体との間に前記集
塵用の透孔と連通した集塵路を設けたことを特徴とする
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1はサンダ1の研磨部分の説明図
で、ハウジング2に内蔵されるモータ(図示せず)のモ
ータ軸3には、ベベルギヤ4が一体に固着され、このベ
ベルギヤ4は、モータ軸3と直交して垂直なクランクシ
ャフト5と一体のベベルギヤ6へ噛合して、モータの回
転がクランクシャフト5へ伝達可能となっている。又ク
ランクシャフト5は、ハウジング2内でボールベアリン
グ7,8によって軸支されると共に、その下端には、バ
ランサ9を一体に固着した偏心軸10が突設されてお
り、この偏心軸10は、略正三角形のベース12中央の
筒部13内へ設けたボールベアリング11によって軸支
されている。更に前記ベース12の上面には、複数のフ
ット14,14が垂直に伸長され、このフット14上端
のプレート14aがハウジング2に抜け止め固定される
ことで、ベース12はハウジング2の下方で支持され、
クランクシャフト5の回転に伴う偏心軸10の偏心回転
により、円軌跡運動(オビタル運動)するものとなる。
【0006】そしてベース12の下方には、ベース12
と同じ正三角形状の研磨皿体15が配置されている。こ
の研磨皿体15は、上側の取付板16と、その取付板の
下面へ一体に取り付けたパット17、及びパット17の
下面へ面ファスナーによって貼着されるサンドペーパー
18とからなり、中央の透孔15aがベース12の筒部
13へ遊挿されて、回動可能に軸支されることとなる。
又取付板16における透孔15a部分は、逆L字状の立
設部19となって筒部13と透孔15aとの間に空間を
形成する一方、筒部13には、前記透孔15aの径より
大径の鍔部21を有したキャップ20が螺着されてお
り、筒部13へ遊挿された研磨皿体15は、前記立設部
19と鍔部21との間で軸方向への進退動が可能となっ
ている。更に立設部19と鍔部21との間には、圧縮ス
プリング22が介装されて、立設部19と共に研磨皿体
15をベース12側へ付勢している。又ベース12の裏
面には、図2にも示す如く、偏心軸中心Oと3つの角部
の頂点とを夫々結ぶ線上で頂点よりに中心を設定した筒
状部23,23,23が突設される一方、研磨皿体15
の取付板16上面には、ベース12と3つの角部が揃っ
た際に前記筒状部23,23,23と嵌合する位置決め
突起24,24,24が突設されている。よって研磨皿
体15は、圧縮スプリング22に抗してベース12の離
反方向へ引っ張ると、各筒状部23と位置決め突起24
とが離反してその状態で任意に回動可能となり、ベース
12と角部を一致させた位置で研磨皿体15を離すと、
研磨皿体15は圧縮スプリング22の付勢でベース側1
2へ移動すると同時に、ベース12裏面の3つの筒状部
23へ夫々取付板16の位置決め突起24が嵌合して、
両者は一体化することとなる。尚25,25・・は、研
磨皿体15に穿設された集塵用の透孔で、図1に示すベ
ース12と研磨皿体15間の集塵路26と連通して、研
磨時の粉塵を外部へ誘導するものである。
【0007】以上の如く構成されたサンダ1において
は、図1の状態では、モータ駆動によりベース12が円
軌跡運動をして、一体に運動する研磨皿体15底面のサ
ンドペーパー18で研磨作業が行えるが、研磨作業でサ
ンドペーパー18の前方(図1,2の左側)の角部が磨
り減った場合、研磨皿体15を把持して下方へ引っ張る
と、図3のように位置決め突起24が夫々筒状部23か
ら離反して研磨皿体15が回動自在となるから、この位
置から図2の矢印で示すように左右どちらかへ120度
回転させ、3つの位置決め突起24を夫々筒状部23に
挿入させるようにして引張力を緩めれば、再び図1のよ
うに3つの位置決め突起24が夫々筒状部23に嵌合し
て両者が一体化し、サンドペーパー18の摩耗のない角
部で研磨作業が行える。この2番目の角部が磨り減った
場合は同様に研磨皿体15を回転させて残りの角部を使
用箇所に変えれば良い。このように本実施例では研磨皿
体15の回転により、サンドペーパー18の使用箇所を
変更可能となるから、サンドペーパーの3つの角部を全
て使用することができ、研磨皿体15側の面ファスナー
の貼着力の劣化も1箇所に集中しなくなる。又この変更
は研磨皿体の簡単な回転操作で済むから、時間や手間が
かからず、良好な作業性で正確に行えるのである。
【0008】尚上記では係止機構に用いる筒状部23を
ベース12側に、位置決め突起24を研磨皿体15側に
設けたが、これを互いに逆にして設けても良く、又筒状
部23、位置決め突起24とも夫々3箇所形成したが、
どちらか一方を1つの角部に1箇所のみ設けても差し支
えない。更に上記筒状部と位置決め突起以外でも、例え
ば定位置で固定されるキャップ20の鍔部21と研磨皿
体15の透孔15aとを正三角形等の形状として、両者
の形状で嵌合させ、研磨皿体15の後退位置では嵌合が
解かれて回転可能とすれば、上記と同様の操作で使用箇
所の変更が行える。
【0009】
【発明の効果】以上本発明によれば、研磨材ごと研磨皿
体を回転させて所定の位置で係止可能であるから、研磨
材の使用箇所を簡単に変えることができ、手間がかから
ない。又研磨皿体側の面ファスナー等の貼着力の劣化も
抑えることができる。更に所定位置で係止させる係止部
により位置決めも正確に行える。更に研磨皿体に集塵路
と連通した集塵用の透孔が穿設されているため、研磨時
の粉塵を外部へ誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サンダの研磨部分の説明図である。
【図2】研磨皿体の底面説明図である。
【図3】研磨皿体の回転操作時の説明図である。
【符号の説明】
1・・サンダ、2・・ハウジング、3・・モータ軸、5
・・クランクシャフト、10・・偏心軸、12・・ベー
ス、15・・研磨皿体、16・・取付板、17・・パッ
ト、18・・サンドペーパー、20・・キャップ、22
・・圧縮スプリング、23・・筒状部、24・・位置決
め突起。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの出力軸へ、偏心軸を介してベー
    スを直交状に連結し、そのベースの前記偏心軸の反対側
    に、底面に研磨材を装着可能な研磨皿体を回動自在に設
    たサンダであって、 ベースに、偏心軸を軸支するボールベアリングを保持す
    る筒部を突設し、その筒部を、研磨皿体に穿設され、逆
    L字状の立設部を有して筒部との間に空間を形成する透
    孔に遊挿させると共に、前記筒部に、筒部よりも大径の
    鍔部を有するキャップを螺着して、ベースに対して研磨
    皿体を回動自在且つ軸方向へ進退動可能に連結する一
    方、立設部と鍔部との間に圧縮スプリングを介装して研
    磨皿体をベース側へ付勢し、ベースと研磨皿体との互い
    の対向面に、研磨皿体のベース側への前進位置で、且つ
    回転方向の所定の位置でのみ互いに係合する係止部を設
    けたことを特徴とする サンダ。
  2. 【請求項2】 前記研磨皿体に集塵用の透孔を穿設する
    とともに、前記ベースと前記研磨皿体との間に前記集塵
    用の透孔と連通した集塵路を設けたことを特徴とする
    求項1に記載のサンダ。
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