JP3501252B2 - 階調補正装置 - Google Patents

階調補正装置

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JP3501252B2
JP3501252B2 JP07597296A JP7597296A JP3501252B2 JP 3501252 B2 JP3501252 B2 JP 3501252B2 JP 07597296 A JP07597296 A JP 07597296A JP 7597296 A JP7597296 A JP 7597296A JP 3501252 B2 JP3501252 B2 JP 3501252B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/57Control of contrast or brightness
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
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    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/066Adjustment of display parameters for control of contrast
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
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  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビ受像機、ビデ
オテープレコーダ又は他のビデオ機器におけるビデオ信
号の輝度及び色飽和度の階調補正をする階調補正装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の階調補正装置は、ビデオ信号の輝
度階調補正をするために周知のヒストグラム均等化方法
を用いている。この方法においては、画面の輝度値の正
規化された累積ヒストグラムを計算し、その正規化され
たヒストグラムを補正曲線として用いることにより達成
される。
【0003】以下図22を参照して詳細に説明する。図
22はヒストグラム均等化方法を輝度信号に適用する従
来の階調補正装置を示す。この階調補正装置はヒストグ
ラムメモリ102、ヒストグラム演算回路104、リミ
ッタ・加算回路106、累積制御レジスタ回路108、
正規化制御レジスタ回路110、累積ヒストグラム計算
回路112、累積ヒストグラムメモリ114、ルックア
ップテーブル演算回路116、ルックアップテーブル1
18、黒レベル補正テーブル120、白レベル補正テー
ブル122、2つの乗算部124、126、及び加算部
128を有する。
【0004】ヒストグラムメモリ102は各画面の最初
に初期化されてオールゼロ状態となり、デジタル化され
た輝度信号Yをアドレス信号として受ける。リミッタ・
加算回路106は指定されたアドレスの値を増加してヒ
ストグラムメモリ102内に輝度ヒストグラムを作成す
る。画面の最後に、ヒストグラム演算回路104はヒス
トグラムデータを読み、種々の統計を計算し、クリッピ
ングレベル、一定加算値、累積ヒストグラムの開始及び
終了輝度レベル、最大正規化輝度レベルを求める。これ
らの制御パラメータはリミッタ・加算回路106、累積
制御レジスタ回路108、正規化制御レジスタ回路11
0に供給される。
【0005】リミッタ・加算回路106はヒストグラム
メモリ102内のヒストグラムを指定されたクリッピン
グレベルでクリップし、次いで、ヒストグラム内の全て
の計数値に一定加算値を加算する。これらの訂正は過度
の強調を防ぐ働きをする。
【0006】累積ヒストグラム計算回路112は訂正さ
れたヒストグラムから、累積制御レジスタ回路108で
指定された開始レベルと終了レベルの間における累積合
計を計算し、結果として得られた累積ヒストグラムを累
積ヒストグラムメモリ114に記憶させる。ルックアッ
プテーブル演算回路116は累積ヒストグラムを、正規
化制御レジスタ回路110の最大輝度レベルに従って正
規化し、補正曲線(ないしそれを表わす関数)を生成す
る。この補正曲線はルックアップテーブル118に記憶
される。輝度信号Yはルックアップテーブル118にア
ドレス信号として供給される。
【0007】輝度スケールの黒及び白の端部でコントラ
スト圧縮が起きるのを防ぐため、輝度信号Yは、またア
ドレス信号として黒レベル補正テーブル120及び白レ
ベル補正テーブル122に供給される。これらは補正因
子を記憶し、これらのテーブル118、120、122
の出力は掛合わせられる。結果として得られる積は、過
度の強調に対する、さらなる安全のため、元の輝度信号
Yに加算される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ヒストグラム均等化方
法は、基本的な形で適用された場合、輝度スケールの一
部においてコントラストを過度に強調してしまい、スケ
ールの他の部分においてコントラストを著しく低下させ
る傾向がある。特に、スケールの黒及び白に近い部分で
コントラストを過度に圧縮し、画面の最も暗い部分及び
最も明るい部分で詳細が失われる傾向がある。この問題
の一つの原因は、画面が部分によって異なる輝度特性を
持っていても、画面の全ての部分に同じ補正曲線を適用
することである。
【0009】そこで、図22の装置では、過度の強調及
び他の望ましくない効果を抑えるために、一連の複雑な
訂正を行なっている。
【0010】スチル画面の場合、公知の適用ヒストグラ
ム均等化方法は、画面内の各画素に対し別個に補正曲線
を計算することにより、この問題を解決している。しか
し、この方法は、ビデオ画面の切換わる速度に対して
は、遅過ぎる。
【0011】また、より速い方法として、所定の補正曲
線の組を用意しておき、画面を複数のブロックに分割
し、各ブロックに対し別個に補正曲線を選択し、選択さ
れた補正曲線の加重平均を用いて輝度レベルを変換する
方法が知られている。このブロック適応法はスチル画像
には満足できるものである。しかし、動画像に適用され
た場合、暗い領域及び明るい領域の境界が動くとき、そ
の部分で「波打つ」ような歪を発生する。また、一つの
フレームと次のフレームの間において補正曲線が頻繁に
かつ急に切換わる結果、フリッカも問題となる。さらに
他の問題は、補正曲線が選択されている間画面を一時的
に記憶しておかなければならないことである。一つのビ
デオ画面を記憶するだけでも多量のメモリが必要であ
り、スペースを取り、階調補正装置のコストが高くな
る。
【0012】輝度階調補正のみならず色階調補正のため
にも輝度情報を利用する階調補正装置もある。これによ
る問題の一つは、輝度特性と色特性とが固定した関係を
持たないため色階調補正が不適切になることである。
【0013】上記従来の階調補正方法の全てに共通する
さらに他の問題は、ビデオ信号が、上部及び下部に帯状
の無画像領域を有する場合、またはビデオ信号が輝度オ
フセットを有する場合に、補正曲線の計算及び選択に誤
り生じることである。
【0014】本発明の目的は、部分において詳細を失う
ことなく、ビデオ信号の階調補正を適切に行なうことで
ある。
【0015】本発明の他の目的は、「波打ち」歪を発生
することなく、輝度階調補正を行なうことにある。
【0016】本発明の他の目的は、フリッカを生じるこ
となく、輝度階調補正を行なうことである。
【0017】本発明の他の目的は、輝度階調補正とは独
立にビデオ信号の色飽和度階調補正を行なうことであ
る。
【0018】本発明の他の目的は、色相を変えることな
くビデオ信号の色飽和度階調補正を行なうことである。
【0019】本発明の他の目的は、画面の一時的記憶を
することなく、階調補正を行なうことである。
【0020】本発明の他の目的は、上部及び下部に帯状
の無画領域がある場合にも、ビデオ信号の階調補正を適
切に行なうことである。
【0021】本発明の他の目的は、輝度オフセットがあ
る場合にも、ビデオ信号の階調補正を適切に行なうこと
である。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の階調補正装置
は、画面の列により構成された動画像を表わすビデオ信
号を処理するものである。ブロック平均計算部により、
各ビデオ画面が複数のブロック状領域に分割され、各領
域について平均の輝度レベルが計算される。この各領域
についての平均レベルは、当該領域内の画素のみに基づ
いて計算しても良く、当該領域内の全部または一部と隣
接する領域内の全部または一部の画素に基づいて行なっ
ても良い。
【0023】これらの平均輝度レベルは、補正曲線選択
部に供給され、そこで選択値保持部に記憶された選択値
信号が調整(変更、更新)される。選択値信号は、画面
列内の複数の画面の平均輝度レベルに基づいて、細かな
ステップで調整される。フリッカを避けるため、所定数
の相連続する画面において、平均輝度レベルが同じ方向
に変化し続けたときにのみ、補正曲線が選択値信号を変
更するのが望ましい。
【0024】主補正部は、所定数の補正曲線の組を備え
ている。選択値保持部内に記憶されている選択値信号が
これらの補正曲線の一つを選択する。主補正部は、選択
された補正曲線に従ってビデオ信号の輝度レベルを補正
する。
【0025】補正のため種々の変換法を用い得る。選択
値保持部が画面一つにつき一つの選択値信号を記憶して
も良く、また各領域について一つの選択値信号を記憶し
ても良い。後者の場合、階調補正装置は、該画素を含む
領域のために選択された補正曲線と、隣接する領域のた
めに選択された補正曲線の双方に従って、各画素の輝度
レベルを変換する。変換の結果は加重平均計算部により
組合せられる。
【0026】カラービデオ信号の場合には、階調補正装
置は、ヒストグラム均等化方法を用いて、色飽和度階調
補正を行なう。階調補正は、変調された色信号に対し
て、即ち色差信号に復調される前に行なわれる。色相の
変化を避けるため、色信号の個々の周期の間振幅の補正
を直線的に行なうのが望ましい。
【0027】本発明の階調補正装置は、有効映像領域の
上及び下に無画領域を有するビデオ信号を検出するレタ
ーボックス信号検出部を備え、階調補正を有効映像領域
に限定することができるのが望ましい。
【0028】また、本発明の階調補正装置は、階調補正
に先立ち、輝度信号の黒オフセットを検出し除去する黒
オフセット除去部を備えるのが望ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。「画面」という言葉は順に走査され
るビデオ信号の1フレーム又はNTSC方式におけるよ
うにインターレースされたビデオ信号の1フィールドを
意味する。何れの場合にも、1画面は1垂直走査期間に
対応する。
【0030】第1の実施の形態 図1を参照し、第1の実施の形態の階調補正装置は輝度
階調補正回路2及び色階調補正回路4を有する。輝度階
調補正回路2はブロック平均計算部6と、補正曲線選択
部8と、選択値保持部10と、主補正部12と、3つの
副補正部14、16及び18と、加重平均計算部20
と、パラメータテーブル22とを有する。色階調補正回
路4は包線線検出部24と、色ヒストグラム計算部26
と、正規化部28と、累積ヒストグラム計算部30と、
ヒストグラム補正部32とを有する。
【0031】これらの回路は例えばASIC(特定用途
向け集積回路)における標準セルのごとき標準的なビル
ディングブロックを用いて構成することができる。代り
に、例えばデジタル信号処理部のごとき汎用プロセッサ
とメモリとを設け、これらの回路の一部又は全部の機能
を実行するようプログラムしても良い。
【0032】次に輝度階調補正回路2の動作を説明す
る。
【0033】ブロック平均計算部6は、動画像を構成す
るビデオ画面の列における個々の画素の輝度レベルを示
すデジタル化された輝度信号Yを受ける。輝度信号Y
は、例えば、複合ビデオ信号より輝度成分を分離したも
のである。ブロック平均計算部6は各画面を複数の、互
いに形状及び大きさの等しい矩形のブロックに分割し、
各ブロック内の平均画素輝度値を計算する。ブロック平
均計算部6は、例えばそれぞれ異なるブロックに割当て
られたレジスタ群と、各輝度値を適切なレジスタに加算
する加算部とを有する。全ての画面が同じようにブロッ
クに分割される。
【0034】図2は、ブロックA(後述の理由により4
つのサブブロックに分割されている)とそれに隣接する
8つのブロックB〜Iを示す。ブロックAに関し、ブロ
ック平均計算部は、9つのブロックA〜I内の全ての画
素の平均レベルを出力する。
【0035】ブロックAが例えば画面の左上の隅に位置
する場合、ブロックB、C、D、E、及びGが存在しな
い。この場合、ブロック平均計算部6は、これらの存在
しないブロックB、C、及びEの代りに、ブロックAの
平均輝度レベルを用い、さらに存在しないブロックDの
代りにブロックFの平均輝度レベルを用い、存在しない
ブロックGの代りにブロックHの平均輝度レベルを用い
る。
【0036】再び図1を参照し、選択値保持部10は各
ブロックに対し一つの選択値信号を記憶する。これらの
選択値信号は主及び副補正部12、14、16及び18
で用いられる補正曲線を選択する。補正曲線は、互いに
異なり、しかし重なり合う輝度範囲においてコントラス
トを強調する所定の補正曲線の組に属する。補正曲線
は、強調する輝度範囲の順に番号が付されており、大き
い番号の補正曲線ほどより明るい輝度範囲のコントラス
トを強調する。各選択値信号の値はその選択値信号によ
り選択される補正曲線の番号である。
【0037】補正曲線選択部8は選択値保持部10に記
憶された選択値信号を以下のようにして調整する。
【0038】ブロック平均計算部6により出力される各
平均輝度レベルから、補正曲線選択部8はまず、その平
均輝度レベルに最も近い値を中心とする輝度範囲内のコ
ントラストを強調する補正曲線の補正曲線番号を求め
る。一つの好ましい方法によれば、補正曲線により強調
される輝度範囲は、輝度スケール上での量子化ステップ
サイズに等しいステップでずれている。この場合、補正
曲線選択部8は、例えば、平均輝度レベルがある上限下
限内であれば、平均輝度レベルから固定値を差引き、ま
たもし平均輝度レベルがこれらの上限下限外であれば、
最小又は最大の補正曲線番号を用いることにより補正曲
線番号を求める。
【0039】各ブロックのために、補正曲線選択部8は
このようにして求めた補正曲線番号を選択値保持部10
に記憶されている選択値信号と比較し、補正曲線番号
が、選択値信号よりも大きいと判定された回数を計数し
て記憶する。この計数値(第1の計数値)は上記のよう
にして求められた補正曲線番号が選択値信号と等しいか
それより小さいとゼロにリセットされる。上記第1の計
数値がある値(例えば「10」)に達すると、補正曲線
選択部8は選択値保持部10に記憶されている選択値信
号の値を「1」だけ増加する。この結果、選択値信号は
一つだけ大きい番号の補正曲線を選択するようになる。
【0040】同様に、補正曲線選択部8は、補正曲線番
号が、選択値信号よりも小さいと判定された回数を計数
して記憶し、この計数値(第2の計数値)を、補正曲線
番号が選択値信号と等しいかそれより大きいとゼロにリ
セットし、上記第2の計数値がある値(例えば「1
0」)に達すると、選択値保持部10に記憶されている
選択値信号の値を「1」だけ減少する。
【0041】互いに独立の第1及び第2の計数値が、各
ブロックのために維持される。
【0042】選択値信号が増加又は減少される毎に、そ
の選択値信号のために上記の計数処理が再び開始され
る。この結果、選択値信号の変化の速度は制限される。
即ち、少なくとも10画面の間は変化せず、関連するブ
ロックのために補正曲線選択部8で求められた補正曲線
番号が10画像の間、選択値信号よりも大きい状態が続
いたとき、または選択値信号よりも小さい状態が続いた
ときにのみ上記選択値信号を変化させる。
【0043】言換えれば、ある輝度範囲においてコント
ラストの強調を行なっている状態において、上記平均輝
度レベルに従って選択された補正曲線番号が、上記ある
輝度範囲よりも高い輝度範囲においてコントラストを強
調するためのものである状態が所定の画面数続いたら、
上記選択値信号を、上記ある輝度範囲よりも高い輝度範
囲において強調を行なう補正曲線を指定する信号に変更
し、一方上記平均輝度レベルに従って選択された補正曲
線番号が、上記ある輝度範囲よりも低い輝度範囲におい
てコントラストを強調するためのものである状態が所定
の画面数続いたら、上記選択値信号を、上記ある輝度範
囲よりも低い輝度範囲において強調を行なう補正曲線を
指定する信号に変更している。
【0044】選択値保持部10は、記憶されている選択
値信号を主及び副補正部12、14、16及び18に出
力する。補正部12、14、16及び18はまた輝度信
号Yをも受ける。選択値保持部10からの選択値信号は
輝度信号Yと以下のような関係を有するように出力され
る。
【0045】再び、図2を参照し、ブロックAは4つの
サブブロックA1、A2、A3及びA4に分割されてい
る。補正部がサブブロックA1内の画素の輝度信号Yを
受けるときは、選択値保持部10は、ブロックAのため
に記憶された選択値信号を主補正部12に出力するとと
もに、ブロックB、C及びEのために記憶された選択値
信号を副補正部14、16及び18に出力する。補正部
がサブブロックA2内の画素の輝度信号Yを受けるとき
は、選択値保持部10は、ブロックAのために記憶され
た選択値信号を主補正部12に出力するとともに、ブロ
ックC、D及びFのために記憶された選択値信号を副補
正部14、16及び18に出力する。補正部がサブブロ
ックA3内の画素の輝度信号Yを受けるときは、選択値
保持部10は、ブロックAのために記憶された選択値信
号を主補正部12に出力するとともに、ブロックE、G
及びHのために記憶された選択値信号を副補正部14、
16及び18に出力する。補正部がサブブロックA4内
の画素の輝度信号Yを受けるときは、選択値保持部10
は、ブロックAのために記憶された選択値信号を主補正
部12に出力するとともに、ブロックF、H及びIのた
めに記憶された選択値信号を副補正部14、16及び1
8に出力する。
【0046】平均輝度レベルの計算と同様、表示面の縁
においては特別の考慮が必要である。Aが画面の左上の
隅のものであり、ブロックB、C、D、E及びGは存在
しない場合には、サブブロックA1内画素に対しては、
ブロックAのために記憶された選択値信号が4つの補正
部12、14、16及び18の全てに対して出力され
る。サブブロックA2内の画素に対しては、ブロックA
のために記憶された選択値信号が2つの補正部12及び
14に出力され、ブロックFのために記憶された選択値
信号が他の2つの補正部16及び18に出力される。サ
ブブロックA3内の画素に対しては、ブロックAのため
に記憶された選択値信号が2つの補正部12及び14に
出力され、ブロックHのために記憶された選択値信号が
他の2つの補正部16及び18に出力される。
【0047】補正曲線選択部8が選択値信号を変更する
時には、ブロック平均計算部6及び補正部12、14、
16及び18への画素値の入力は完了しているので、補
正部は次の画面まで新たな選択値信号の受信を開始しな
い。従って、各ビデオ画面は前の画面に基づいて選択さ
れた補正曲線により変換される。変換処理について次に
説明する。
【0048】図3(a)及び(b)は、補正部12、1
4、16及び18で用いられる補正曲線の2つの例を示
す。両者において、横軸は入力輝度値を表わし、縦軸は
出力値を表わす。図3(a)の補正曲線は、Y1をYa
に、Y3をYbに、Y5をYcにそれぞれ変換し、輝度
値Y2を中心とするY1とY3の間の範囲を強調する。
図3(b)の補正曲線は、Y1、Y3、Y5を異なる値
Yd、Ye、Yfにそれぞれ変換し、輝度値Y4を中心
とするY3とY5の間の範囲を強調する。
【0049】補正部12、14、16及び18は、補正
曲線(具体的にはそのパラメータ値)を記憶し、図3
(a)及び(b)に示される変換処理、即ち輝度信号Y
に対する演算を行なう。図3(a)の変換を行なうに
は、輝度信号YをY1及びY3と比較し、以下の演算の何
れかを行なう。
【0050】Y<Y1なら Y’=M0Y Y1<Y<Y3なら Y’=M1Y+M23<Yなら Y’=M3Y+M4 パラメータM0、M1、M2、M3及びM4は補正部内に予
め記憶させておいても良い。しかし、選択値信号及び輝
度信号に基づいて必要に応じて発生するのが好ましい。
輝度信号Yと比較される値Y1及びY3も同様に選択値信
号に基づいて発生することができる。以上の動作を行な
うため補正部12、14、16及び18の各々は乗算器
と、加算器と、必要に応じてパラメータ発生論理回路と
を有する。4つの補正部12、14、16及び18は、
互に同一の内部構成を有し、同じ補正曲線を発生し得る
ものである。
【0051】加重平均計算部22は、このようにして補
正部12、14、16及び18により出力された4つの
輝度値Y’の加重平均を求める。重み付けは画素の位置
に応じて定められ、近いブロック程大きな重みが付けら
れる。例えば、図2のサブブロックA1の左上の隅の画
素については、4つの値にほぼ同じ重みが付けられる。
サブブロックA1の右下の画素については、ブロックA
のために選択された補正曲線により得られた値に最も大
きな重みが付けられ、ブロックC、Eの補正曲線により
得られた値に次に大きな重みが付けられ、ブロックBの
補正曲線により得られた値に最も小さい重みが付けられ
る。加重平均計算部22内に設けられたカウンタにより
適切な重み付けがなされる。
【0052】加重平均計算部22で得られた加重平均は
補正された輝度信号Yenhとして出力される。
【0053】図1のパラメータテーブル22は、補正曲
線番号を求め、選択値信号を調整するときに補正曲線選
択部8により用いられ、また変換処理を行なうときに補
正部12、14、16及び18により用いられるパラメ
ータデータを記憶する。これらのパラメータデータは、
階調補正装置の電源投入時に補正曲線選択部8及び補正
部12、14、16及び18に書込まれる。そのように
する代りに、階調補正装置の製造時にパラメータデータ
を書込むようにしても良い。この場合、パラメータテー
ブルは製造工程を制御する装置内に存在するものであ
る。
【0054】補正部12、14、16及び18で用いら
れる補正曲線は、過度の強調、及びヒストグラム均等化
に伴う他の問題を回避するように構成される。各画面の
異なる部分に、異なる補正曲線を選択することにより、
本発明の階調補正装置は、局部の詳細が失われるのを避
けることができる。
【0055】1つのブロックではなく、9つのブロック
の平均輝度レベルを計算することにより、互いに隣接す
るブロックのために求められた補正曲線番号相互間の差
異が平滑化される。これにより、画像が動いているとき
(画面を構成する物体等が周囲のものに対して動いてい
るとき、或いはパンやズームイン、ズームアップにより
画面中における物体等の位置や大きさが変化していると
き)にブロック分割法により発生する「波打ち」歪が減
る。補正曲線の変更を、一度に最小幅だけ、かつ制限さ
れた速さで行なうことにより、この「波打ち」歪がさら
に減り、またフリッカが目立たないレベルまで抑制され
る。
【0056】さらに各ビデオ画面の輝度レベルを、先行
する画面に基づいて選択された補正曲線により変換する
ことにより、本発明の階調補正装置では輝度信号を一時
的に記憶する必要がない。
【0057】次に、色階調補正回路4の動作を説明す
る。この第1の実施の形態における色階調補正回路4は
従来のヒストグラム均等化方法を用いているので、簡単
な説明に留める。
【0058】再び図1を参照し、色階調補正回路4は、
振幅及び位相変調された副搬送波信号であるアナログ色
信号Cを受ける。色信号は例えば上記複合ビデオ信号の
色成分である。この信号Cの振幅は色飽和度を表わし、
位相は色相を表わす。
【0059】包線線検出部24は色信号Cの振幅を表わ
すアナログ信号を発生する。色ヒストグラム計算部26
は、包線線検出部24の出力をサンプルし、各画面につ
いてその画面内の色振幅値のヒストグラムを作成する。
図4はそのようなヒストグラムの一例を示す。色振幅は
横軸に取られ、計数値(度数)が縦軸に取られている。
図4において、色振幅は16の量子化ステップにデジタ
ル化されている。
【0060】正規化部28は周知の正規化手順を適用し
て、色ヒストグラムを正規化する。即ち、累積ヒストグ
ラムの最終値が予め定めた値に一致するように各ヒスト
グラムデータ(計数値)に互いに同一の係数を掛ける。
【0061】累積ヒストグラム計算部30は正規化され
た色ヒストグラムの値の累積合計を求め、累積色ヒスト
グラムを得る。図5は、図4の色ヒストグラムに対応す
る累積色ヒストグラムを示し、横軸は色信号の入力振幅
を、縦軸は出力振幅を表わす。
【0062】ヒストグラム補正部32は色信号Cを受け
てデジタル化し、先行する画面について累積ヒストグラ
ム30により得られた累積色ヒストグラムに従って色信
号値を変換する。この変換は、大きさを変えるが、信号
値の符号は変えない。その結果色飽和度階調補正が行な
われる。前の画面について得られた累積色ヒストグラム
を用いるので、色信号を一時的に記憶する必要がない。
【0063】変換の結果は、補正された色信号Cenhと
して出力される。Cenhはデジタル的に発生されるが、
後に行なわれる色差信号への復調を容易にするためアナ
ログ形態に戻されるのが望ましい。
【0064】色信号Cを輝度信号Yとは独立に処理する
ことにより、本発明の階調補正装置は、ビデオ信号の輝
度特性に関わりなく、色飽和度階調補正を適切に行なう
ことができる。復調の前に色信号を処理することによ
り、本発明の階調補正装置は、ヒストグラム均等化方法
を一度だけ適用することにより、飽和度階調補正を行な
うことができる。これに対し、色差信号の階調補正は2
つの別個の動作を必要とする。
【0065】人の目は輝度差に対してよりも色飽和度の
差に対し感度が低いので、この方法を色信号に適用した
場合、ヒストグラム均等化の欠点が比較的目立たなくな
る。同じ理由で、色信号は、輝度信号よりも少ないステ
ップ数でデジタル化しても良く、ヒストグラム均等化回
路の規模を小さくできる。
【0066】色信号Cはアナログ信号であるものとして
説明したが、サンプルされたデジタル信号の形態で階調
補正装置に入力することとしても良い。この場合ヒスト
グラム補正部32内でサンプリングを行なう必要がな
い。またこの場合、包絡線検出部24は、例えば色信号
Cをアナログ信号に変換した上で振幅値を求める。
【0067】次に、第1の実施の形態の変形例について
説明する。
【0068】ブロック平均計算部6の負荷を減らすため
に、ブロックのための平均輝度レベルを画素の一部(よ
り少ない画素からなる組)のみから計算することとして
も良い。例えば図6に示すように、ブロックAの平均輝
度レベルを、ブロックA内の全ての画素及び各隣接ブロ
ック内の画素の一部のみ(黒い点により示されている)
の輝度レベルの和から求めても良い。
【0069】図7は、ブロックAに関連付けられた画素
の組がブロックA内の画素の半分と隣接ブロックC、
E、F、H内に分布した同数の画素を含む場合を示して
いる。図7のパターンが全てのブロックに適用される
と、各画素は1ブロックにのみ関連付けられている。こ
の方法では、計算の量を増やすことなく歪を抑制するこ
とができる。
【0070】第1の実施の形態は白黒のビデオ信号に適
用することができる。この場合、色信号Cはなく、従っ
て色階調補正回路4は省略することができる。
【0071】第2の実施の形態 図8は第2の実施の形態を示している。図1に示す回路
に対応する回路は(動作は異なる場合もあるが)、同じ
参照符号が付けられている。
【0072】輝度階調補正回路2においては、ブロック
平均計算部6、補正曲線メモリ12及びマッピングテー
ブル22は第1の実施の形態と同様である。一方、補正
曲線選択部8及び選択値保持部10は異なる。また、副
補正部や加重平均回路が設けられていない。補正曲線選
択部8は輝度ヒストグラム計算部34と最大計数値選択
部36を備えている。
【0073】色階調補正回路4において、第1の実施の
形態の包線線検出部24の代りに4fSCサンプル回路3
8、絶対値化処理部40、及び1周期平均計算部42を
有する。記号fSCは色信号Cの周波数を示しており、副
搬送波周波数と呼ばれる。
【0074】次に、輝度階調補正回路2の動作を説明す
る。但し、ブロック平均計算部6及び補正曲線メモリ1
2の説明は重複を避けるため省略する。
【0075】ブロック平均計算部6で計算された平均輝
度値は輝度ヒストグラム計算部34に入力され、ここで
平均値のヒストグラムが求められる。1画面につき一つ
のヒストグラムが作成される。このヒストグラムの一例
が図9に示されている。図9で横軸は複数の重なり合う
輝度範囲を表わし、縦軸は平均輝度値が上記各範囲に入
るブロックの数を表わす。
【0076】図9の最も左側は、平均輝度値が0から2
0までのブロックを表わす。次の範囲は、平均輝度値が
15から35までのブロックを表わす。平均輝度値が1
5から20までのブロックは両範囲で計数される。他の
範囲も同様に重なり合う。この重なり合いは、ヒストグ
ラムの形を滑らかにする傾向がある。
【0077】最大計数値選択部36は、輝度ヒストグラ
ム計算部34で作成されたヒストグラム内の計数値を比
較し、計数値が最も高い輝度範囲を見付け、その範囲内
の輝度値、好ましくは最小輝度値に従って補正曲線番号
を発生する。この補正曲線番号を持つ補正曲線は、この
輝度範囲内においてコントラストを強調する補正曲線で
あるべきである。ただし、補正曲線により強調される輝
度範囲は輝度ヒストグラム内の輝度範囲と同一でなくて
も良い。補正曲線番号と輝度レベル値との間に一対一の
対応関係があれば、図9のヒストグラムから、最大計数
値選択部がマッピング番号「30」を選択する。各ブロ
ックではなく、各画面に対し一つの補正曲線が選択され
る。
【0078】補正曲線選択部8は、選択値保持部10内
の選択値信号を調整するため、第1の実施の形態につい
て説明したのと同様の処理を行ない、最大計数値選択部
36に求められたより補正曲線番号が選択値信号の値よ
りも大きい状態又は小さい状態が、所定数の相連続する
画面だけ続いたとき、選択値信号を「1」だけ増加又は
減少させる。
【0079】輝度ヒストグラム内の重なり合う範囲の数
は、主補正部12で用いられる補正曲線の総数よりも小
さくても良い。その場合、補正曲線の一部のみが、輝度
ヒストグラムから求められた補正曲線番号により直接選
択され、他の補正曲線は選択値信号の増加、減少により
選択される。
【0080】選択値保持部10には一つの選択値信号の
みが記憶されている。主補正部12は、記憶されている
選択値信号により選択される単一の補正曲線に従って全
ての画素について変換を行なう。主補正部12の出力が
強調された輝度信号Yenhである。
【0081】第2の実施の形態における輝度階調補正回
路2は、第1の実施の形態におけるものと同様に、ヒス
トグラム均等化方法の諸問題を解決し、フリッカをなく
し、輝度信号を一時的に記憶する必要をなくす。「波打
ち」歪も回避される。画面全体について同じ補正曲線が
用いられるからである。
【0082】次に、色階調補正回路4の動作を説明す
る。
【0083】4fSCサンプル回路38は、色信号Cを副
搬送波周波数の4倍でサンプルすることにより、デジタ
ル化する。図10は、4つの相連続するサンプルg1
2、g3、g4を図示している。4つのサンプルから成
る各グループは、色信号の1周期に対応する。
【0084】絶対値化処理部40はサンプル値の絶対値
を求める。図11(a)に示すように、これは色信号の
整流と等価である。絶対値化処理部40の出力は図11
(b)に示すように負ではないサンプル値の列である。
【0085】1周期平均計算部42は、絶対値化処理部
40から出力された4つの相連続する絶対値サンプル値
のグループの平均値を求める。計算された平均絶対値は
色信号Cの1周期の振幅を近似的に代表する。1周期平
均計算部42は、4つのサンプル値を、その平均絶対値
で置き換え、図12に示すデジタル化した振幅信号を出
力するものとも言える。
【0086】第2の実施の形態における色ヒストグラム
計算部26は、色振幅スケールを複数の範囲に分割し、
各範囲のおける平均絶対値の数を計数する。図13は、
色ヒストグラムを示し、色振幅が横軸状の4つの範囲
A、B、C、Dに分割されている。縦軸は各画面内にお
ける、各範囲内の計数を表わす。
【0087】正規化に先立ち、色ヒストグラム計算部2
6は、このヒストグラムを、ある計数レベル(点線44
で示される)でクリップし、クリップされた計数を再配
分する。数学的には、図13において、(W−Z)が領
域Aの計数から差引かれ、(W−Z)/4が領域A、
B、C、Dの各々の計数に加算される。クリッピング及
び再配分により、色コントラストの過度の強調が回避さ
れる。
【0088】クリッピングレベルZは、ヒストグラムが
平坦であると仮定したときに生じるであろう値、例え
ば、図13において、各画面あたりの色信号周期の総数
の1/4、を基準値として、この基準値に1よりも大き
いパラメータXを掛けることにより設定することができ
る。代りに、ヒストグラム内の最大の計数値に、1より
も小さいパラメータXを掛けることにより、クリッピン
グレベルZを設定しても良い。
【0089】このようにクリップされ、再配分されて、
色ヒストグラムは正規化部28と累積ヒストグラム計算
部30に供給され、正規化累積色ヒストグラムに変換さ
れる。この第2の実施の形態では、正規化累積色ヒスト
グラムは概念的に図14に実線で示すように、4つの領
域の各々において真っ直ぐな線分から成る折れ線関数で
ある。線分の傾斜は、クリップされ再配分された色ヒス
トグラム値に比例する。
【0090】線分を概念的に延長した4本の線にも、図
14で符号A、B、C、Dが付されている。実際に累積
ヒストグラム計算部30が出力するのは、それぞれ4本
の線の各々を線形関数 g’=P1g + P2 で定義する4対のパラメータP1及びP2である。
【0091】ヒストグラム補正部32は、4fSCサンプ
リング回路38により出力された、デジタル化された色
信号と、1周期平均計算部42により出力された平均絶
対値と、累積ヒストグラム計算部30により出力された
パラメータとを受ける。各グループの4つの色サンプル
について、ヒストグラム補正部32はそれらの平均絶対
値が属する範囲を見付け、その範囲に対し、累積ヒスト
グラム計算部30により、パラメータP1及びP2を得
る。これらのパラメータは4つのサンプル値の各々の大
きさ(絶対値)を、上記の数式により変えるのに用いら
れる。サンプル値の符号は変えられない。
【0092】例えば、図10の4つのサンプル値g1
2、g3、g4の平均値は18(図12)であり、これ
は範囲Bに属する(図13)。従って、4つのサンプル
が図14の線Bにより、|g1'|、|g2'|、|g3'
|、|g4'|に変換される。符号を付したg1'、g2'、
3'、g4'が補正された色信号Cenhの一部として出力
される。(g1'、g2'は正、g3'、g4'は負である)。
【0093】上記した処理は、色信号の同じ周期内の4
つのサンプルGすべて線形的に処理されることを保証す
る。これにより、色信号の位相の変化を防ぐことができ
る。従って、第2の実施の形態は、色相を変えることな
く色飽和度を強調することができる。
【0094】次に、第2の実施の形態の変形例について
説明する。
【0095】動画が映画フィルムからビデオカセットに
転写された場合、結果として得られるビデオ信号は元の
光信号よりもダイナミックレンジが狭く、輝度スケール
上の黒に近い側を強調する必要が特に高い。上述のよう
に、最大計数値選択部36が輝度ヒストグラム中の最も
計数値が大きい輝度範囲の最小輝度値に対応する補正曲
線番号を選択するのは、この点で好ましい。
【0096】しかし、予め記録されたビデオカセットの
製造者は、黒オフセットと呼ばれる輝度オフセットを加
えて、輝度レベルの分布を輝度スケール上の高い方に所
定量シフトさせている。このため、選択値信号が輝度ス
ケールの黒の側から遠退く結果となる。
【0097】これに対処するため、輝度ヒストグラムを
計算するに当たり、輝度ヒストグラム計算部34を所定
のカットオフレベル以上の画素を無視するよう構成する
ことができる。例えば、図9において、140を超える
輝度値を無視することとしても良い。これにより、選択
値信号が輝度スケールの黒側の端部から離れ過ぎるのを
防ぐことができる。
【0098】上記の第2の実施の形態では輝度ヒストグ
ラム内の計数値が最も高い輝度範囲内の最小の輝度値に
対応する補正曲線番号を選択するものとして説明した
が、このようにする代りに、他の値、例えば、最大の輝
度値または中間値を選択することとしても良い。
【0099】色階調補正回路4における、色信号のサン
プリングは1周期に4回とは限らず、より高い周波数で
行なっても良い。
【0100】色振幅範囲の数は、上記の説明では4つ
(A、B、C、D)であったが、本発明はこの数には限
定されず、例えば4よりも多数の範囲を設けて色飽和度
をより細かく調整するようにしても良い。
【0101】累積ヒストグラム計算部30はパラメータ
の対を出力するものとして説明した。しかし、累積ヒス
トグラム計算部30が各色振幅範囲について線形の補正
曲線を表わすルックアップテーブルを出力することとし
ても良い。この場合、ヒストグラム補正部32は乗算を
行なわなくても良い。
【0102】第1及び第2の実施の形態における輝度及
び色階調補正回路は互いに独立であるので、それらを様
々に組合せることができる。例えば、第1の実施の形態
の輝度階調補正回路2を第2の実施の形態の色階調補正
回路4と組合せることができ、第2の実施の形態の輝度
階調補正回路2を第1の実施の形態の色階調補正回路4
と組合せることができる。
【0103】第1及び第2の実施の形態を組合せ、モー
ド信号により補正曲線選択部8を切換え、第1のモード
においては第1の実施の形態で説明したように、第2の
モードにおいては第2の実施の形態で説明したように動
作させるようにしても良い。この場合、副補正部14、
16及び18並びに加重平均計算部18が第1のモード
においては、動作可能とされ、第2のモードにおいて
は、動作不能とされる。
【0104】第3の実施の形態 図15は第3の実施の形態の輝度階調補正回路2の構成
を示す。この第3の実施の形態もまた、例えば第2の実
施の形態の色階調補正回路4を用いている。
【0105】第3の実施の形態のブロック平均計算部
6、補正曲線選択部8、選択値保持部10及び加重平均
計算部20は、図1において同じ符号で示された、第1
の実施の形態の対応する回路と同様である。第1の実施
の形態のパラメータテーブル及び補正部の代りに単一の
補正曲線メモリ45が用いられている。
【0106】図16は補正曲線メモリ45内に記憶され
る補正曲線の2つの例を示す。第1及び第2の実施の形
態における補正曲線は複数の線分で構成されており、パ
ラメータから計算可能であったが、図16の補正曲線は
滑らかな曲線であり、ルックアップテーブルを構成する
補正曲線メモリ45内に記憶されている。図16の横軸
上の輝度値Yは補正曲線メモリ46の下位のアドレスビ
ットに対応する。縦軸の輝度値は対応するアドレスにデ
ータとして記憶されているものである。例えば、Yaは
アドレスY1に記憶されている。
【0107】補正曲線メモリ45は、それぞれ異なる輝
度範囲を強調する複数の補正曲線(そのうち2つのみが
図16に示されている)のデータを記憶している。補正
曲線メモリ45において、異なる補正曲線は、異なる上
位のアドレスビットにより区別される。各補正曲線が2
56の入力を有するルックアップテーブルとして記憶さ
れるとすると、最初の補正曲線はアドレス0000〜0
0FF(16進数表示)に記憶され、2番目の補正曲線
がアドレス0100〜01FFに記憶され、以下同様に
各々256のアドレスを用いて記憶される。
【0108】次に第3の実施の形態の動作を、特に選択
値保持部10及び補正曲線メモリ45を中心として説明
する。他の回路は第1の実施の形態と同様に動作する。
【0109】補正曲線メモリ45は、選択値保持部10
から出力された選択値信号を、上位アドレスビットとし
て、輝度信号Yを下位アドレスビットとして受ける。第
1の実施の形態と同様、選択値保持部10の出力は輝度
信号Yと同期している。但し、4つの選択値信号を同時
に出力するのではなく、選択値保持部は、4つの選択値
信号を一つずつ順番に出力する。図2を再び参照し、補
正曲線メモリ45が、サブブロックA1内の画素の輝度
値を受けている間、選択値保持部10は例えば最初にブ
ロックAの選択値信号を受け、次にブロックBの選択値
信号を受け、次にブロックCの選択値信号を受け、次に
ブロックEの選択値信号を受ける。
【0110】これらのアドレス入力に応じて補正曲線メ
モリ45は各入力輝度値Yに対し、それぞれの補正曲線
による4つの変換値を出力する。加重平均計算部20は
これら4つの値の加重平均を求め、これを強調された輝
度信号Yenhとして出力する。
【0111】第3の実施の形態の一つの利点は、如何な
る形の補正曲線でも描くことができ、従って、最適のコ
ントラスト強調を行ない得ることである。
【0112】第3の実施の形態の変形例として、補正曲
線選択部8及び選択値保持部10が第2の実施の形態と
同じように動作し、各画面について単一の補正曲線を選
択するようにしても良い。
【0113】他の変形例として、選択値保持部10がN
個(Nは2以上の整数)の最も最近の画面のための選択
値信号を記憶し、出力し、加重平均計算部20が、これ
らの最も最近のN個の画面において選択された補正曲線
により各入力画素を変換して得たすべての輝度レベルの
平均を計算し、これによりこれまでに述べた実施の形態
におけるよりもフリッカ及び「波打ち」歪を一層減らす
こととしても良い。
【0114】補正曲線メモリ45は、機能的には第1及
び第2の実施の形態の主補正部12と等価である。両者
の違いは補正曲線の形と、マッピング処理の動作の方法
である。
【0115】第4の実施の形態 第4の実施の形態は、第1、第2又は第3の実施の形態
の輝度階調補正回路2と色階調補正回路4を備え、さら
に帯状の無画領域を有するビデオ信号に対応する手段を
備えている。
【0116】図17を参照し、第4の実施の形態では、
第1、第2又は第3の実施の形態の輝度階調補正回路2
及び色階調補正回路4に、レターボックス信号判定部4
6と、第1の垂直制限部47と、第2の垂直制限部48
とが付加されている。レターボックス信号判定部46及
び垂直制限部47、48の動作を以下に説明する。輝度
及び色階調補正回路2及び4は上記と同様に動作する。
【0117】レターボックス信号は、図18に示す種類
のビデオ信号であり、有効映像領域と上部及び下部の黒
色の帯状の無画領域(黒帯)から成る。レターボックス
信号は、あるアスペクト比のビデオ信号を異なるアスペ
クト比の表示面(スクリーン)で再生するために作成さ
れる。例えば、アスペクト比が16:9のEDTV信号
をアスペクト比が4:3の表示面で再生する場合がこれ
に当たる。
【0118】再び図17を参照し、輝度信号Yはレター
ボックス信号検出部46と垂直制限部47に入力され
る。レターボックス信号判定部46は輝度信号Yがレタ
ーボックス信号であるかどうかの判断をする。輝度信号
がレターボックス信号であるときは、レターボックス信
号判定部46は、有効映像領域の上部及び下部の水平走
査線の線番号を求め、また有効映像領域の下側の無画領
域に字幕が存在するかどうかの判定をする。
【0119】これらの判定等の結果は、垂直制限部4
7、48に供給される。垂直制限部47、48は輝度信
号Y及び色信号Cと、レターボックス制御信号Lとを輝
度及び色階調補正回路2及び4に供給する。
【0120】輝度信号Yがレターボックス信号であると
きは、これらのレターボックス制御信号Lは第1、第2
及び第3の実施の形態で説明した輝度及び色階調補正の
処理を有効映像領域に限定する。下側の無画領域に字幕
が存在するときには、レターボックス制御信号Lが、輝
度及び色階調補正回路2及び4に対し、字幕のコントラ
ストを強調するために特定の補正曲線を用いること、又
は輝度及び色信号が変化しないようにする恒等関数を用
いることを指示することとしても良い。
【0121】図19は、レターボックス信号判定部46
の内部構成の一例を示す。輝度信号は比較部50に入力
され、各画素における輝度信号のレベルが第1のしきい
値と比較され、その比較結果に応じて画素が明るいもの
と暗いものとに分類される。
【0122】有効映像領域が始まる位置を検出するため
に、明画素計数部52が、比較部50から出力される比
較結果に基づき、各水平走査線上の明るい画素を計数す
る。各水平走査線の最後において、明画素計数部52は
明画素数を出力し、リセットし、次の水平走査線におい
てゼロから計数する再開する。開始ライン検出部52
は、明画素計数部52により出力された計数値を第2の
しきい値と比較する。上記計数値が第2のしきい値を超
えた最初の走査線が有効映像領域の開始ラインとみなさ
れる。開始ラインが検出されると、開始ライン検出部5
4は検出信号と、開始ラインの線番号とを出力する。
【0123】開始ライン検出部54からの検出信号は、
暗画素計数部56を活性化する。暗画素計数部56も振
幅比較部50の出力を受けており、活性化されると、各
水平走査線上の暗い画素を計数し始める。終了ライン検
出部58は、結果として得られる暗画素計数値を第3の
しきい値と比較する。暗画素計数値が第3のしきい値を
超える最初の水平走査線が有効映像領域の終端、即ち下
側の無画領域の最初の線と判定される。終了ライン検出
部58は、終了ラインが検出されると検出信号と、終了
ラインの線番号とを出力する。
【0124】終了ライン検出部58からの検出信号は、
第2の明画素計数部60を活性化する。この第2の明画
素計数部60も、振幅比較部50の出力を受けており、
活性化されると、各水平線上の明るい画素を計数し始め
る。字幕検出部62は結果として得られる計数値を第4
のしきい値と比較し、明画素計数値が第4のしきい値を
超える水平走査線が下側の無画領域内に一本でも見付か
れば、検出信号を出力する。
【0125】従って、ビデオ信号の各画面について、レ
ターボックス信号判定部46は、画面内の開始ライン及
び終了ラインを特定する1対の線番号と、字幕の有無を
示す信号とを出力する。図15の垂直制限部47、48
はこの情報をレターボックス制御信号Lに変換し、第
1、第2及び第3の実施の形態について説明した、平均
値の計算、ヒストグラムの作成等の階調補正動作が開始
ラインから終了ラインまで(開始ラインを含み終了ライ
ンを含まない)領域に限定されるように制御する。この
ようにする結果、補正曲線の選択又は計算が、レターボ
ックス映像の上部及び下部の無画領域による影響を受け
ない。
【0126】アスペクト比は通常画面毎に変るわけでは
ないので、レターボックス信号判定部46は、所定数の
連続する画面だけ、開始及び終了ライン番号を監視し、
その平均値を出力するようにしても良い。代りに、変化
が所定数の連続した画面だけ続いたときに限り開始及び
終了ライン番号を変更するように、レターボックス信号
判定部46を構成しても良い。こうすれば、一時的なレ
ターボックスの誤検出などにより階調補正が影響を受け
ることが防げる。
【0127】ある種のビデオ信号、例えばEDTV−I
Iビデオ信号は、アスペクト比を示す識別(ID)コー
ドを備えている。そこで、レターボックス信号判定部4
6に、そのIDコードを復号するデコーダを設けてお
き、明るい画素、暗い画素を計数する代りに、特定され
た信号の形態の標準で定められた開始及び終了ラインを
設定することとしても良い。
【0128】第5の実施の形態 図20を参照し、第5の実施の形態は、輝度情報及び色
情報の双方を用いてレターボックス信号を検出する。第
5の実施の形態のレターボックス信号判定部46及び垂
直制限部47、48は第4の実施の形態において説明し
たのと概して同様である。しかし、第5の実施の形態で
は、第2の実施の形態の色階調補正回路4を用い、第2
の垂直制限部48を1周期平均計算部42と色ヒストグ
ラム計算部26の間に配置している。第5の実施の形態
は、さらに加算部64を備えている。この加算部64
は、1周期平均計算部42から出力される振幅信号(図
12)を輝度信号Yに加算し、和をレターボックス信号
判定部46に供給している。
【0129】第5の実施の形態におけるレターボックス
信号判定部46は、加算部64からの和に対し、第4の
実施の形態のレターボックス信号判定部46が輝度信号
Yに対して行なうのと同じ処理をする。第5の実施の形
態における他の回路は、上記した第1ないし第4の実施
の形態について説明したのと同様に動作する。従って、
詳細な説明は省略する。第1、第2又は第3の実施の形
態における輝度階調補正回路2を用いることができる。
【0130】レターボックス信号の開始及び終了ライン
の検出を輝度及び色信号の双方に基づいて行なうことに
より、第5の実施の形態は、輝度は低いが、色飽和度の
レベルが高い走査線を正しく認識することができる。こ
のような走査線は、青色の領域、例えば雲のない空の部
分または、青色の背景、または縁領域において生じる。
【0131】第6の実施の形態 図21を参照し、第6の実施の形態は、第1、第2又は
第3の実施の形態の輝度及び色階調補正回路2及び4を
備え、さらに輝度前処理回路を備えている。この輝度前
処理回路は、第4の実施の形態の比較部50と、暗画素
計数部66と、暗ライン計数部68と、黒オフセット除
去部70とから成る。
【0132】次に、前処理動作を説明する。
【0133】比較部50は、第4の実施の形態で説明し
たように動作するもので、画素の輝度レベルをしきい値
と比較することにより、画素を明るいものと暗いものと
に分類する。このしきい値を、以下第5のしきい値と呼
ぶが、その値は第4の実施の形態の第1のしきい値と同
じであっても良い。
【0134】暗画素計数部66は各水平走査線上の暗い
画素を計数し、その数を第6のしきい値と比較し、走査
線を明るいものと暗いものとに分類する。暗い画素の数
が第6のしきい値を超えた走査線が、暗い走査線であ
る。
【0135】暗ライン計数部68は、所定数の連続した
画面における暗い走査線を計数し、その数を第3のしき
い値と比較する。
【0136】このようにして計数された暗い走査線の数
が第7のしきい値よりも小さいときには、黒オフセット
検出部70は輝度信号から所定の定数を減算し、全ての
画素の輝度レベルを均一に減らす。減らされた輝度値は
輝度階調補正回路2に入力される。暗い走査線が第7の
しきい値以上であれば、輝度値は減らされない。
【0137】先に述べたように、予め記録されたビデオ
カセットには黒オフセットが輝度信号に加えられてい
る。このオフセットはコントラストを強調するものでは
なく、輝度レベルを全体的に押上げるためのものであ
る。第6の実施の形態における前処理の目的は、この黒
オフセットを検出し、除去することにより、元々黒であ
った画素を真に黒として再生し、輝度コントラストを適
切な補正曲線により強調することである。
【0138】暗ライン計数部68が暗い走査線を計数す
る画面の数(上記所定数)は如何なる正の数であっても
良い。多数の画面にわたって計数をすると、黒オフセッ
ト除去部70の応答が遅くなるが、黒オフセット除去部
70の頻繁なオン/オフスイッチングによるフリッカの
危険が減る。
【0139】フリッカに対する保護の他の方法として、
暗ライン計数部68が各画面における暗ラインを計数
し、所定数の連続した画面において、黒ライン計数値が
第7のしきい値を超えたときにのみ、または所定数の連
続した画面において、黒ライン計数値が第7のしきい値
を超えなかったときにのみ、黒オフセット除去部70が
オン/オフするようにしても良い。
【0140】第6の実施の形態は、第4又は第5の実施
の形態と組合せて用いることにより、黒オフセット及び
レターボックスビデオ信号の両方を検出し、処理するの
が望ましい。第1及び第5のしきい値が同じであれば、
比較部50を共用できる。暗ライン計数部68はレター
ボックス信号の開始及び終了ラインを知らされるべきで
ある。それにより、無画領域における暗い線を、黒オフ
セットの検出の対象外とするためである。
【0141】色飽和度階調補正のためのヒストグラム均
等化方法と、輝度階調補正のための補正曲線選択方法と
を用いることにより、本発明の階調補正装置は、輝度及
び色の両方について、独立した、かつ適切な階調補正を
行なうことができる。第4ないし第6の実施の形態にお
ける、レターボックス信号判定部及び黒オフセット除去
部を用いることにより、標準的でないアスペクト比のビ
デオ信号の場合も、黒オフセットを有するビデオ信号の
場合も、階調補正を正しく行なうことができる。
【0142】図22に示す従来の階調補正装置では、輝
度信号に対してヒストグラム均等化方法が適用されると
きには、過度の強調及び他の望ましくない効果を抑える
ために、一連の複雑な訂正を行なう必要があった。本発
明では、輝度補正曲線は、これらの望ましくない結果が
生じるのを防ぐことができ、上記のような訂正が不要で
ある。
【0143】ヒストグラム均等化方法を色信号に適用す
るときには補正は少なくても良い。上述のように、人の
目は色差に対し比較的鈍感だからである。本発明の第2
の実施の形態における色階調補正回路はクリッピング処
理を行なうが、図22に示された白レベル補正テーブ
ル、黒レベル補正テーブルにより供給された補正因子な
どは不要である。
【0144】本発明の階調補正装置はこのように、輝度
信号及び色信号をともに、それらの各々に適切な方法
で、効率的に処理する。
【0145】本発明の上記の実施の形態の変形について
も上述したが、当業者は、本発明の特許請求の範囲内に
おいて、さらなる変形が可能であることを認識するであ
ろう。
【0146】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、局部における
コントラストをできるだけ強調するとともに、ビデオ信
号の輝度階調補正を行なうことができる。また、輝度信
号の一時的記憶が不要である。
【0147】請求項2の発明によれば、フリッカ、「波
打ち」歪を小さくすることができる。
【0148】請求項3の発明によれば、計算の量を少な
くして、フリッカ、「波打ち」歪を小さくすることがで
きる。
【0149】請求項4の発明によれば、フリッカ、「波
打ち」歪を一層小さくして、輝度階調補正を行なうこと
ができる。
【0150】請求項5の発明によれば、隣接領域の平均
輝度を考慮した階調補正を適切に行なうことができ、フ
リッカ、「波打ち」歪みを抑制する一方、局部における
コントラストを最大限に強調できる。
【0151】請求項6の発明によれば、フリッカ、「波
打ち」歪みを一層小さくすることができる。
【0152】請求項7の発明によれば、適切に各画面に
おける最適の補正曲線を選択することができる。
【0153】請求項8の発明によれば、輝度の低い部分
について適切にコントラストの強調を行なうことができ
る。
【0154】請求項9の発明によれば、ヒストグラムの
形が滑らかとなり、フリッカを一層小さくすることがで
きる。
【0155】請求項10の発明によれば、輝度及び色の
双方について独立に、最適の階調補正を行うことができ
る。
【0156】請求項11の発明によれば、色相を変える
ことなく、色飽和度を強調することができる。
【0157】請求項12の発明によれば、色コントラス
トの過度の強調を回避することができる。
【0158】請求項13の発明によれば、レターボック
ス信号に対しても、適切に輝度階調補正を行なうことが
できる。
【0159】請求項14の発明によれば、輝度信号と色
信号の両方に基づいて、レターボックス信号を検出する
ことができ、輝度は低いが色飽和度の高い部分をレター
ボックス信号の無画領域と誤認するのを避けることがで
きる。
【0160】請求項15の発明によれば、識別コードを
有するレターボックス信号を確実に検出することができ
る。
【0161】請求項16の発明によれば、識別コードを
含まないレターボックス信号であっても確実に検出する
ことができる。
【0162】請求項17の発明によれば、字幕がある場
合にも、その部分の階調補正を適切に行なうことができ
る。
【0163】請求項18の発明によれば、黒オフセット
がある場合にも、階調補正を適切に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】 ブロックのサブブロックへの分割及び隣接ブ
ロックを示す図である。
【図3】 (a)及び(b)は補正曲線を示す図であ
る。
【図4】 色ヒストグラムを示す図である。
【図5】 累積ヒストグラムを示す図である。
【図6】 ブロックについての平均輝度レベルの計算の
一方法において用いられる画素を示す図である。
【図7】 ブロックについての平均輝度レベルの計算の
他の方法において用いられる画素を示す図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図9】 第2の実施の形態において計算される平均輝
度ヒストグラムを示す図である。
【図10】 色信号の波形を示す図である。
【図11】 (a)は、図10の波形を絶対値に変換し
たものを示す図、(b)は、図10の波形をサンプルさ
れた絶対値に変換したものを示す図である。
【図12】 図11(b)の平均値の波形を示す図であ
る。
【図13】 第2の実施の形態における色ヒストグラム
クリッピングを示す図である。
【図14】 第2の実施の形態における色変換を示す図
である。
【図15】 本発明の第3の実施の形態のブロックであ
る。
【図16】 (a)及び(b)は第3の実施の形態にお
いて用い得る補正曲線の例を示す図である。
【図17】 本発明の第4の実施の形態のブロック図で
ある。
【図18】 レターボックス信号を示す図である。
【図19】 図17のレターボックス信号判定部の内部
構成を示す図である。
【図20】 本発明の第5の実施の形態のブロック図で
ある。
【図21】 本発明の第6の実施の形態のブロック図で
ある。
【図22】 従来の階調補正装置のブロック図である。
【符号の説明】
2:輝度階調補正回路 4:色階調補正回路 6:
ブロック平均計算部 8:補正曲線選択部 10:
選択値保持部 12:主補正部 13:加重平均回
路 14、16、18:副補正部 20:加重平均
計算部 22:パラメータテーブル 24:包絡線
検出部 26:色ヒストグラム計算部 28:正規
化部 30:累積ヒストグラム計算部 32:ヒス
トグラム補正部 34:輝度ヒストグラム計算部 3
6:最大計数値選択部 38:4fSCサンプル回路
40:絶対値化処理部 42:1周期平均計算部
45:補正曲線メモリ 46:レターボックス信号
判定部47、48:垂直制限部 50:振幅比較部
52:明画素計数部 54:開始ライン検出部
56:暗画素計数部 58:終了ライン検出部 6
0:明画素計数部 62:字幕検出部 66:暗画
素計数部 68:暗ライン計数部 70:黒オフセ
ット除去部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 宏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 辻 雅之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 祐治 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 竹内 伸次 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−34594(JP,A) 特開 平6−95632(JP,A) 特開 平5−207500(JP,A) 特開 平5−122551(JP,A) 特開 平3−158077(JP,A) 特開 平6−215128(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/66 H04N 5/20 H04N 9/68

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を構成する画面の列の画素の輝度
    レベルを表わすビデオ信号の階調補正をする階調補正装
    置であって、 ブロック平均計算部(6)、選択値保持部(10)、補
    正曲線選択部(8)及び主補正部(12)を有し、 上記ブロック平均計算部(6)は、上記ビデオ信号を受
    け、上記画面の列内の各画面を同様な複数のブロック状
    の領域に分割し、上記複数の領域内の画素の平均輝度レ
    ベルを計算し、 上記補正曲線選択部(8)は、上記ブロック平均計算部
    (6)及び上記選択値保持部(10)に接続され、上記
    平均輝度レベルに最も近い値を中心とする輝度範囲内の
    コントラストを強調する補正曲線の補正曲線番号を求
    め、上記補正曲線番号と上記選択値保持部(10)に記
    憶された前の画面に基づいて選択された補正曲線を示す
    選択値信号と比較し、上記補正曲線番号が上記選択値信
    号よりも大きい状態および小さい状態の回数を計数し、
    上記大きい状態又は上記小さい状態の何れかの回数が所
    定数連続するとき、上記選択値信号を「1」だけ増加又
    は減少させて調整し、 上記選択値保持部(10)は、上記選択値信号を記憶
    し、 上記主補正部(12)は、上記選択値保持部(10)に
    接続され、上記ビデオ信号と上記選択値信号とを受け、
    上記選択値信号に従って所定の補正曲線の組の中から補
    正曲線を選択し、このようにして選択された補正曲線に
    従って上記ビデオ信号により表わされる輝度レベルを補
    正することを特徴とする階調補正装置。
  2. 【請求項2】 上記ブロック平均計算部(6)は、上記
    平均輝度レベルを、上記各領域内の画素の一部のみから
    計算することを特徴とする請求項1に記載の階調補正装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ブロック平均計算部(6)は、上記
    平均輝度レベルを、一つの領域にのみ関連付けられたパ
    ターンを全ての領域に適用して計算することを特徴とす
    る請求項2に記載の階調補正装置。
  4. 【請求項4】 上記主補正部(12)における所定の補
    正曲線の組の補正曲線は、それぞれ互いに異なる輝度範
    囲においてコントラストの強調を行なうものであり、 上記補正曲線は補正曲線番号により特定され、 上記選択値信号は上記補正曲線を上記補正曲線番号によ
    り特定し、 上記補正曲線選択部(8)は、ある輝度範囲においてコ
    ントラストの強調を行なっている状態において、 上記補正曲線番号が、上記選択値信号よりも大きい状態
    の回数が所定数連続するとき、上記選択値信号を「1」
    だけ増加させ、 上記補正曲線番号が、上記選択値信号よりも小さい状態
    の回数が所定数連続するとき、上記選択値信号を「1」
    だけ減少させることを特徴とする請求項1に記載の階調
    補正装置。
  5. 【請求項5】 上記補正曲線選択部(8)は、上記領域
    の各々について、上記補正曲線番号を求め、 上記選択値保持部(10)は、上記領域の各々について
    別個の選択値信号を記憶し、 上記補正曲線選択部(8)は、上記各画面において、上
    記領域について求められた補正曲線番号に従って上記領
    域の各々に対し別個に上記選択値信号を調整し、 上記主補正部(12)は、上記領域の各々について、輝
    度レベルを、上記領域のために上記選択値保持部(1
    0)内に記憶された選択値信号により指定される補正曲
    線に従って変換し、 さらに、複数の副補正部(14、16、18)と、加重
    平均計算部(20)とを有し、 該副補正部(14、16、18)は、それぞれ上記選択
    値保持部(10)に接続され、上記主補正部(12)が
    第1の領域についての選択値信号を受ける時に、上記副
    補正部(14、16、18)は上記第1の領域に隣接す
    る領域についての選択値信号を受け、このようにして受
    信した選択値信号に応じて選択された補正曲線に従っ
    て、上記主補正部(12)と同様にして上記第1の領域
    内の輝度レベルの変換を行ない、 上記加重平均計算部(20)は上記主補正部(12)及
    び上記副補正部(14、16、18)における変換によ
    り得られた輝度レベルを受け、各画素について、該画素
    の、各領域内の位置に応じた重みをつけて上記輝度レベ
    ルの加重平均を取ることを特徴とする請求項4に記載の
    階調補正装置。
  6. 【請求項6】 上記した動画像を構成する画面の列の画
    素の輝度レベルを表わすビデオ信号の階調補正とは別個
    に、ビデオ信号の色成分である色信号について階調補正
    を行なう色階調補正回路を有することを特徴とする請求
    項1に記載の階調補正装置。
  7. 【請求項7】 上記ビデオ信号の色成分は、副搬送波信
    号の振幅により色飽和度を表わすものであり、 さらに、サンプリング回路(38)、絶対値化処理部
    (40)、1周期平均計算部(42)、色ヒストグラム
    計算部(26)、正規化部(28)、累積ヒストグラム
    計算部(30)、及びヒストグラム補正部(32)を有
    し、 上記サンプリング回路(38)は、色成分を該副搬送波
    の周波数の4倍以上のサンプル周波数でサンプルしてサ
    ンプル値を得、 上記絶対値化処理部(40)は、上記サンプリング回路
    (38)に接続されて、上記サンプル値の絶対値を求
    め、 上記1周期平均計算部(42)は、上記絶対値化処理部
    (40)に接続され、それぞれ上記色信号の1周期内の
    絶対値から上記絶対値の平均を求め、 上記色ヒストグラム計算部(26)は、上記画面の列の
    中の各画面について、上記1周期平均計算部(42)に
    より計算された色平均値のヒストグラムを計算し、 上記色ヒストグラムは異なる範囲に属する平均値の計数
    値から成り、 上記正規化部(28)は、上記色ヒストグラム計算部
    (26)に接続され、上記色ヒストグラムを正規化し
    て、正規化された色ヒストグラムを作成し、 上記累積ヒストグラム計算部(30)は、上記正規化部
    (28)に接続され、上記正規化された色ヒストグラム
    から、累積色ヒストグラムを計算し、 上記ヒストグラム補正部(32)は、上記累積ヒストグ
    ラム計算部(30)に接続され、上記累積色ヒストグラ
    ムにより求められた線形の式に従って上記副搬送波信号
    の上記各周期内の全てのサンプル値を変換することによ
    り、上記副搬送波信号の振幅を調整することを特徴とす
    請求項6に記載の階調補正装置。
  8. 【請求項8】 上記色ヒストグラム計算部(26)は、
    所定のクリッピングレベルを超える計数値から、上記計
    数値が上記クリッピングレベルを超える量を差引くこと
    により、上記色ヒストグラムをクリップし、次いでこの
    ように差引かれた量を上記色ヒストグラム内の全ての計
    数値に等しく再配分することを特徴とする請求項7に記
    載の階調補正装置。
  9. 【請求項9】 さらに、レターボックス信号判定部(4
    6)、第1の垂直制限部(47)及び第2の垂直制限部
    (48)を有し、 上記レターボックス信号判定部(46)は上記ビデオ信
    号を受け、上記ビデオ信号を第1のしきい値と比較し、
    上記ビデオ信号が上側及び下側の無画領域相互間に配置
    された有効映像領域を表わすものかどうかの判定をし、 上記第1の垂直制限部(47)は、上記レターボックス
    信号判定部(46)に接続され、上記ブロック平均計算
    部(6)及び上記主補正部(12)による処理から上記
    無画領域を排除し、 上記第2の垂直制限部(48)は、上記レターボックス
    信号判定部(46)に接続され、上記色ヒストグラム計
    算部(26)及び上記ヒストグラム補正部(32)によ
    る処理から上記無画領域を排除することを特徴とする
    求項7に記載の階調補正装置。
  10. 【請求項10】 さらに加算部(64)を有し、該加算
    部(64)は、上記1周期平均計算部(42)に接続さ
    れ、上記絶対値の平均値を上記ビデオ信号に加算し、結
    果として得られる和を、上記ビデオ信号の代りに上記レ
    ターボックス信号判定部(46)に供給することを特徴
    とする請求項9に記載の階調補正装置。
  11. 【請求項11】 上記レターボックス信号判定部(4
    6)は、さらに、上記ビデオ信号に含まれる識別コード
    を認識することによりレターボックス信号を検出するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の階調補正装置。
  12. 【請求項12】 上記ビデオ信号は、相連続した水平走
    査線を有し、上記レターボックス信号判定部(46)
    は、第1の計数部(52)、開始ライン検出部(5
    4)、第2の計数部(56)及び終了ライン検出部(5
    8)を有し、 上記第1の計数部(52)は、各水平走査線上の、輝度
    レベルが上記第1のしきい値を超える画素を計数し、結
    果として得られる計数値を出力し、 上記開始ライン検出部(54)は、上記第1の計数部
    (52)に接続され、上記第1の計数部(52)により
    出力された上記計数値を第2のしきい値と比較し、上記
    有効映像領域の開始水平走査線を検出し、 上記第2の計数部(56)は、上記開始ライン検出部
    (54)による、上記開始水平走査線の検出の後、各水
    平線上の、輝度レベルが上記第1のしきい値以下の画素
    を計数し、結果として得られる計数値を出力し、 上記終了ライン検出部(58)は、上記第2の計数部
    (56)に接続され、上記第2の計数部(56)により
    出力された上記計数値を第3のしきい値と比較し、上記
    有効映像領域の終了水平走査線を検出し、 上記レターボックス信号判定部(46)は、上記第1の
    垂直制限部(47)と上記第2の垂直制限部(48)に
    上記開始水平走査線及び終了水平走査線を知らせること
    を特徴とする請求項9に記載の階調補正装置。
  13. 【請求項13】 上記レターボックス信号判定部(4
    5)はさらに、第3の計数部(60)及び字幕検出部
    (62)を有し、 上記第3の計数部(60)は、上記終了ライン検出部
    (58)による、上記終了水平走査線の検出の後、各水
    平走査線上の、輝度が上記第1のしきい値を超える画素
    を計数し、 上記字幕検出部(62)は、上記第3の計数部(60)
    に接続され、上記第3の計数部(60)により出力され
    計数値を第4のしきい値と比較し、上記有効映像領域の
    下に字幕が存在するかどうかの判定を行ない、字幕が存
    在する場合、そのことを上記第1の垂直制限部(47)
    に知らせ、 上記字幕が存在する場合、上記垂直制限部(48)は、
    上記主補正部(12)に、上記有効画像領域の下におい
    て字幕のコントラストを強調するために、所定の補正曲
    線を適用するよう指示することを特徴とする請求項12
    に記載の階調補正装置。
  14. 【請求項14】 上記ビデオ信号は相連続した水平走査
    線を含み、上記階調補正装置はさらに、比較部(5
    0)、第4の計数部(66)、第5の計数部(68)、
    黒オフセット除去部(70)を有し、 上記比較部(50)は、上記ビデオ信号を受け、上記ビ
    デオ信号の輝度レベルを第5のしきい値と比較し、 上記第4の計数部(66)は、輝度レベルが上記第5の
    しきい値以下である画素を計数し、各水平走査線につい
    て暗画素数を生成し、 上記第5の計数部(68)は、上記暗画素数が第6のし
    きい値を超えた水平走査線を計数し、これにより上記画
    面の列の中の各画面について暗ライン計数値を生成し、 上記黒オフセット除去部(70)は、上記暗ライン計数
    値が第7のしきい値を超えないときに、上記ビデオ信号
    から所定値を均一に減算し、結果として得られる信号
    を、上記ビデオ信号の代りに、上記ブロック平均計算部
    (6)に供給することを特徴とする請求項1に記載の階
    調補正装置。
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