JP3498880B2 - 水硬性注入材料及び注入工法 - Google Patents

水硬性注入材料及び注入工法

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  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤改良に使用される
水硬性注入材料及びそれを使用した注入工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軟弱地盤のようなところに、地盤
改良する目的で注入材料を注入するという注入工法が実
施されている。地盤改良のための注入材料としては、現
在は水ガラス系又はセメント系注入材料が多く用いられ
ている。水ガラス系注入材料は、その硬化体の強度が低
いうえ、水ガラス成分が溶出しやすい等耐久性に課題が
あった(土木施工26巻11号 p.72 (1985.9))。そこで、
硬化体の強度や耐久性が得られる微粉砕ポルトランドセ
メントをセメント系注入材料として使用することが提案
されてきた(特開昭54-77407号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セメン
ト系注入材料はゲルタイムが10時間以上と長いために、
粘性の小さい注入材料は間隙の大きい部分に集中してし
まい、地盤全体を均一に注入固化することが困難である
という課題があった。更に、地盤中に流水層があると注
入材料が流出するおそれがあるという課題もあった。そ
こで、短期間にゲル化して硬化する注入材料が要望され
ていた。なお、ここでいうゲルタイムとは、注入材料と
水とを混合して十分攪拌して得た注入材料スラリーが、
攪拌した時点から流動性を失う(ゲル化)までの時間を
いう。
【0004】一方、注入する際には、通常、注入管とし
て単管や二重管を設置する。しかしながら、ゲルタイム
が短いと、注入材料スラリーがミキサーや注入管内部で
固まったり、改良したい地盤全体に浸透できなかったり
する等の課題があった。そこで、本発明者は、特定の水
硬性注入材料を用いることにより、あらゆる注入工法に
おいても、水硬性注入材料を地盤全体が均一になるよう
に注入でき、かつ、ミキサーや注入管内部で固まること
なく確実に注入できるという知見を得て本発明を完成す
るに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明は、
CaO含有量30〜60重量%、ガラス化率92%以上
であるカルシウムアルミネート類100重量部及びCa
SO 換算で50〜300重量部の石膏からなる 85 %粒
子径が15μm以下である水硬性注入材料、並びに該カ
ルシウムアルミネート類100重量部に対して0.5〜
30重量部の凝結調整材を含有してなり、カルシウム
アルミネート類と石膏の合計の単位量が200kg/m3以下
、削孔後その内側に挿入した注入管よりシールグラウ
ト材硬化後に注入される二重管ダブルパッカー工法用水
硬性注入材料スラリーであり、更に CaO含有量30
〜60重量%、ガラス化率92%以上であるカルシウム
アルミネート類100重量部及びCaSO 換算で50
〜300重量部の石膏からなる 85 %粒子径が15μm以
下である水硬性注入材料、 85 %粒子径が10μm以下で
あるセメント、並びに該カルシウムアルミネート類10
0重量部に対して0.5〜30重量部の凝結調整材を含
有してなり、カルシウムアルミネート類と石膏の合
計の単位量が60kg/m3以下で、削孔後その内側に挿入し
た注入管よりシールグラウト材硬化後に注入される二重
管ダブルパッカー工法用水硬性注入材料スラリーであ
る。そして、該水硬性注入材料スラリーを使用すること
を特徴とする二重管ダブルパッカー工法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
【0007】本発明で使用するカルシウムアルミネート
類(以下、CA類という。)としては、石膏との水和反
応によりカルシウムサルホアルミネート水和物、すなわ
ちエトリンガイト(3CaO・ Al2O3・3CaSO4 ・32H2O)又は
モノサルフェート(3CaO・ Al 2O3 ・ CaSO4 ・12H2O)を生
成するものであれば使用できる。このカルシウムサルホ
アルミネート水和物には、地盤の含水比を低減し地盤の
強度を上げること、及びカルシウムサルホアルミネート
水和物が土の粒子間に架橋を形成し耐久性を向上させる
こと、セメントの固化を阻害する物質である銅・亜鉛等
の化合物やフミン酸等の有機物によって水硬性注入材料
の固化を阻害しないこと等の効果がある。
【0008】CA類は、CaO 原料とAl2O3 原料とを、電
気炉やロータリーキルン等によって焼成又は溶融して得
られる。CA類としては、CaO をC 、Al2O3 をA 、SiO2
とS とすると、C12A7 、C3A 、C5A3、CA、CA2 、CA6
及びC2AS等が挙げられ、結晶質、非晶質のいずれも使用
できるが、注入後の強度の点から非晶質のものが好まし
い。CA類中のCaO 含有量は20〜70重量%が好ましく、
30〜60重量%がより好ましい。20重量%未満又は70重量
%を越えると、石膏との反応でカルシウムサルホアルミ
ネート水和物を殆ど生成せず、初期強度も低いおそれが
ある。又、CA類の生成過程で存在する、その他の成分
や不純物については特に制限されるものではなく、CA
類中には、Na2OやK2O 等のアルカリやSiO2、MgO 、及び
CaF2等のその他の成分や不純物を含有してもよい。又、
製鉄所で副生される高炉スラグや製鋼スラグも石膏との
反応によりカルシウムサルホアルミネート水和物を生成
することから、本発明ではCA類として使用できる。
【0009】本発明で使用する石膏としては、二水、半
水、II型無水、及びIII 型無水石膏が挙げられる。無水
石膏としては、天然産のもの、リン酸、排脱、及びフッ
酸石膏等の化学石膏、又はこれらを熱処理して得られた
ものが使用でき、通常含まれる不純物の種類や量には影
響されない。石膏の使用量は、CA類100 重量部に対し
て、CaSO4 換算で50〜300 重量部が好ましく、100 〜20
0 重量部がより好ましい。石膏は、CA類と反応しカル
シウムサルホアルミネート水和物を生成するが、石膏が
50重量部未満又は300 重量部を越えると、カルシウムサ
ルホアルミネート水和物の生成量が極めて少ないため初
期強度が低くなるおそれがある。
【0010】CA類と石膏からなる水硬性注入材料の85
%粒子径は、40μm以下であり、15μm以下が好まし
く、 5μm以下がより好ましい。85%粒子径が40μmを
越えると、地盤への注入が困難となる。なお、85%粒子
径とは、レーザー回折式粒度分布計で粒度分布を測定
し、その粒子の小さい方からの積算重量の85%における
粒子径をいい、注入材料の地盤への注入性を判断するう
えで広く用いられている値である。
【0011】85%粒子径が40μm以下のCA類と石膏か
らなる水硬性注入材料にするには、CA類と石膏を粉砕
することにより調製できる。CA類と石膏からなる水硬
性注入材料の粉砕は、CA類と石膏とをそれぞれ単独で
粉砕した後に混合しても、CA類と石膏とを混合粉砕し
てもよい。粉砕には、各種の粉砕機が使用でき、例えば
ローラー式粉砕機、高速回転式粉砕機、ボールミル、及
びジェット粉砕機等が挙げられる。なお、効率的に粉砕
するために、各種の分級機を併用してもよい。
【0012】本発明で使用する水硬性注入材料に凝結調
整材を使用することは、水硬性注入材料がミキサ−や注
入管を固めることなく、任意にゲルタイムを設定できる
点から好ましい。凝結調整材としては促進剤や遅延剤が
挙げられ、促進剤と遅延剤を併用してもよい。具体的に
は、アルミン酸ナトリウムやアルミン酸カリウム等のア
ルミン酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等の炭酸
塩、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の水酸化物、
ケイフッ化亜鉛、ケイフッ化マグネシウム、及びケイフ
ッ化ナトリウム等のケイフッ化物等の無機塩類、並び
に、クエン酸、グルコン酸、及び酒石酸又はこれらのカ
ルシウム塩、ナトリウム塩、及びカリウム塩等の有機酸
系化合物等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が使
用できる。凝結調整材の使用量は特に制限されるもので
はないが、注入性と強度を考慮すると、CA類100 重量
部に対して、0.5 〜30重量部が好ましい。
【0013】本発明においては、長期強度の点からは85
%粒子径が40μm以下のセメントを併用することが好ま
しい。本発明で使用する85%粒子径が40μm以下のセメ
ントとしては、普通、早強、超早強、及び中庸熱等の各
種ポルトランドセメント、これらポルトランドセメント
に高炉スラグ、フライアッシュ、又はシリカを配合した
各種混合セメント、ダイカルシウムシリケートクリンカ
ーを主体とした超低熱セメント、並びに、アルミナセメ
ント、膨張セメント、オイルウェルセメント、耐酸セメ
ント、及び高硫酸塩スラグセメント等の特殊セメントを
85%粒子径が40μm以下になるように粉砕又は分級した
ものが挙げられる。セメントの粒子径は、注入層への注
入性を向上させるために、85%粒子径が40μm以下が好
ましく、20μm以下がより好ましく、10μm以下が最も
好ましい。セメントの使用量は、CA類と石膏の合計10
0 重量部に対して、3000重量部以下が好ましく、100 〜
1000重量部がより好ましい。3000重量部を越えると初期
・長期の強度が低下するおそれがある。
【0014】更に、本発明では、例えば、分散剤、ベン
トナイト、シリカフューム、活性白土、フライアッシ
ュ、炭酸カルシウム、シリカゲル、及び増粘剤等各種の
添加剤の1種又は2種以上を本発明の目的を実質的に妨
げない量で使用してもよい。特に、分散剤は、水硬性注
入材料の粒子を分散する点で好ましい。
【0015】分散剤としては、ナフタレンスルホン酸ホ
ルマリン縮合物の塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデ
ヒド縮合物の塩、リグニンスルホン酸又はその塩、高分
子量リグニンスルホン酸塩、及びポリカルボン酸塩等が
挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用してもよ
い。分散剤の使用量は、水硬性注入材料100 重量部に対
して、10重量部以下が好ましく、0.1 〜5 重量部がより
好ましい。10重量部を越えると、注入性はよいが初期・
長期の強度が低いおそれがある。
【0016】水の使用量は、その重量をW、水硬性注入
材料の重量をBとすると、W/Bとして100 〜1000重量
%が好ましい。100 重量%未満では注入性が劣る場合が
あり、1000重量%を越えると注入性はよいが初期・長期
の強度が低下するおそれがある。
【0017】本発明において、水硬性注入材料と水から
なる水硬性注入材料スラリーがミキサーや注入管内部で
固まることなく、改良したい地盤全体に浸透するために
は、水硬性注入材料スラリーのゲルタイムは、30分以上
が好ましく、60分以上がより好ましい。このためにはC
A類100 重量%中のSiO2、MgO 、及び/又はCaF2を3〜2
5重量%含有することが好ましいが、初期・長期の強度
の点からSiO2を10〜20重量%含有することがより好まし
い。又は、ゲルタイムが30分未満でも、注入作業時での
ゲル化した水硬性注入材料の圧縮強度が0.1kgf/cm2未満
の場合には、水硬性注入材料スラリーがミキサーや注入
管内部で固まることなく、改良したい地盤全体に水硬性
注入材料を浸透できるため、水硬性注入材料スラリー中
のCA類と石膏の単位量を、セメントを併用しない場合
には200kg/m3以下、セメントを併用する場合には60kg/m
3 以下とすることが好ましい。なお、水硬性注入材料ス
ラリー中のCA類と石膏の合計の単位量とは、CA類、
石膏、水、その他必要に応じて使用するセメント等の水
硬性注入材料の合計1m 3 中の重量をいう。水硬性注入材
料スラリーのゲルタイムが30分未満と短かったり、注入
時での強度が0.1kgf/cm2以上と高すぎたりした場合、水
硬性注入材料スラリーがミキサーや注入管内部で固まっ
たり、改良したい地盤に浸透できないおそれがある。
【0018】本発明の注入工法としては、挿入する注入
管の形状によって、単管ロッド工法、単管ストレーナー
工法、二重管ストレーナー工法、及び二重管ダブルパッ
カー工法等が挙げられる。これらのうち、二重管ダブル
パッカー工法を使用することが、確実に本目的を達成で
き、注入箇所に近接した建築物の保護の点から最も信頼
性の高い工法であり好ましい。
【0019】二重管ダブルパッカー工法とは、ケーシン
グパイプを取り付けた削孔機を用いて削孔した後、シー
ルグラウト材を流し込み、その中に二重管ダブルパッカ
ー用特殊注入管を挿入し、ダブルパッカーを装着した注
入管を通して注入する方法である。
【0020】具体的には、地盤注入を必要とする箇所
に、ケーシングパイプを取り付けた削孔機を用いてφ10
0mm 前後の径の孔を所定の深度まで削孔する。ケ−シン
グパイプの内側に、シールグラウト材を流し込み、更に
その中に二重管ダブルパッカー用特殊注入管を挿入して
ケーシングパイプを引き抜く。又、ケ−シングパイプを
引き抜いた後、二重管ダブルパッカー用特殊注入管を挿
入しシールグラウト材を孔に流し込んでもよく、その順
序は地山の状態により適宜決定できる。前記シールグラ
ウト材の硬化後、ダブルパッカーを装着した注入管を所
定の位置にセットし、本発明の水硬性注入材料スラリー
を注入する。以上の順序を順次、高さ位置を変えて繰り
返し、一次注入や、必要に応じてより一層の地盤改良を
目的として二次注入や三次注入等の複合注入を行う。
又、流水場所等の初期強度を必要とする場所には、CA
類と石膏をセメントと別々に圧送し、ダブルパッカーを
装着した注入管先端で混合する方法等が実施できる。
【0021】本発明の注入方式としては特に限定される
ものではないが、CA類と石膏、更に必要に応じ、セ
メントを水と予め混合・混練りした水硬性注入材料スラ
リーを1つの注入管を通じて注入する1ショット方式、
CA類と石膏、セメントを別々に水と混練りした水硬
性注入材料スラリーを、別々の注入管を通し、注入前に
Y字管等で合流混合後、注入する1.5ショット方式、
CA類と石膏、セメントを別々に水と混練りした水硬
性注入材料スラリーを、別々の注入管を通し、注入する
2ショット方式等、一般的に使用される方式が好まし
い。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を示し、本発明を更に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0023】実施例1 土質工学会基準(JSF T831-1990) に準じた注入試験装置
を作製し、φ5cm ×100cm のモールドに新潟県姫川産砂
を突き固め(透水係数=7.8 ×10-4cm/sec)、下部より
徐々に水を注入し、砂の空隙部分を水で充填した。続い
て、凝結調整材はCA類100 重量部に対して、又、分散
剤aは水硬性注入材料100 重量部に対して、表2に示す
量を水と混合して、更にCA類と、CA類100 重量部に
対して表2に示す量の石膏からなる水硬性注入材料を添
加して2分間攪拌して調製した水硬性注入材料スラリー
を、モールド下部より注入圧1. 0kgf/cm2 で注入し
た。水硬性注入材料スラリーのゲルタイムと、水硬性注
入材料スラリーの置換時間、更に、材齢1日と28日の
硬化体の圧縮強度を測定した。結果を表2に示した。
【0024】(測定方法) ゲルタイム:水硬性注入材料スラリーを容器に入れ、そ
れを横に倒しても流れ出なくなるまでの粘性に達するま
での時間を20℃で測定した。 置換時間:突き固めた砂の層中の空隙容積分の水が全て
水硬性注入材料スラリーで置換するのに要する時間。水
硬性注入材料スラリーを注入し始めてから突き固めた砂
の層から水硬性注入材料スラリーが流出し始めた時間ま
でを測定した。 圧縮強度:モールド上部からφ5cm ×10cmの供試体を切
り出してJSF T831-1990に準じて養生し、JIS R 1108に
準じて圧縮強度を測定した。
【0025】(使用材料) CA種類 :表1のCA類をボールミルで粉砕し、85
%粒子径を8.5 μmとしたもの(比重はいずれも3.0
)。 石膏 :市販のII型無水石膏をボールミルで粉砕
し、85%粒子径を9.1 μmとしたもの(比重2.9 )。 凝結調整材A:市販のクエン酸ナトリウム。 凝結調整材B:市販のアルミン酸ナトリウム。 凝結調整材C:市販の炭酸カリウム。 凝結調整材D:市販のケイフッ化ナトリウム。 凝結調整材E:市販のクエン酸。 分散剤a :市販品、主成分メラミンスルホン酸アル
デヒド縮合物。 水 :水道水。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】実施例2 表3に示す量の凝結調整材Fと、CA類イ、石膏、及び
セメントの合計100 重量部に対して1 重量部の分散剤b
とを水に混合し、CA類100 重量部、石膏150重量部、
及びCA類と石膏の合計100 重量部に対して、表3に示
す量のセメントを添加した水硬性注入材料を混合し、2
分間攪拌して、調製した水硬性注入材料スラリーを使用
したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を表3に
示した。
【0029】(使用材料) 凝結調整材F:重量比でクエン酸1、 炭酸カリウム3の
混合物。 セメントS:市販の普通ポルトランドセメントをボール
ミルで粉砕し、85%粒子径を6.5 μmとしたもの(比重
3.15)。 セメントN:市販の普通ポルトランドセメント、85%粒
子径は68μm。 分散剤 b:市販品、主成分ナフタレンスルホン酸アル
デヒド縮合物。
【0030】
【表3】
【0031】実施例3 CA類イ100 重量部に対して3.0 重量部の凝結調整材G
と、水硬性注入材料100 重量部に対して1.5 重量部の分
散剤bとを水に混合した。その後、ボールミルで粉砕し
て85%粒子径の粒度を変えた、CA類100 重量部と石膏
100 重量部からなる水硬性注入材料を添加し、2分間攪
拌して、調製した水硬性注入材料スラリーを使用したこ
と以外は実施例1と同様に行った。結果を表4に示し
た。
【0032】(使用材料) 凝結調整材G:重量比で酒石酸1、 アルミン酸ナトリウ
ム1の混合物。
【0033】
【表4】
【0034】実施例4 CA類イ100 重量部に対して5.0 重量部の凝結調整材G
と、水硬性注入材料100 重量部に対して1.5 重量部の分
散剤bとを水に混合した。その後、ボールミルで粉砕し
て85%粒子径の粒度を変えた、CA類100 重量部、石膏
100 重量部、及びセメントSをCA類と石膏の合計100
重量部に対して500 重量部添加した水硬性注入材料を添
加し、2分間攪拌して、調製した水硬性注入材料スラリ
ーを使用したこと以外は実施例2と同様に行った。結果
を表5に示した。
【0035】
【表5】
【0036】実施例5 透水係数=1.8 ×10-3cm/sec程度の砂質土(一般的な砂
質土)に、パーカッションドリルを用いて、深さ50m ま
でケーシング掘りした(φ100mm )。シールグラウト材
として普通ポルトランドセメントとベントナイトの混合
品を流し込み、更に、二重管ダブルパッカー用特殊注入
管をケーシングパイプ内に挿入し、ケーシングパイプを
引き抜いた。シールグラウト材はその注入から90分後に
ゲル化し、二重管ダブルパッカー用特殊注入管を固定で
きた。シールグラウト材流し込みから10時間後に、ダブ
ルパッカーを装着した注入管を所定の位置にセットし
た。その後、CA類イ100 重量部と石膏100 重量部とを
混合粉砕して85%粒子径を8.5 μmとした水硬性注入材
料を調整した。更に、必要に応じCA類と石膏の合計10
0 重量部に対して表6に示す量のセメントS、CA類、
石膏、及びセメントからなる水硬性注入材料100 重量部
に対して3 重量部の分散剤c、並びに、CA類100 重量
部に対して表6に示す量の凝結調整材Hを添加した水硬
性注入材料スラリーを注入した。なお、二重管ダブルパ
ッカー用特殊注入管には高さ方向の33cm毎に注入孔を設
置した円筒管を使用した。この水硬性注入材料スラリー
を使用し、注入孔を通して、深さ50m より1注入孔あた
り150 リットル注入し、33cm毎にステップアップした。
水硬性注入材料スラリーのゲルタイムを測定し、又、注
入性を確認するために、本注入から1日及び28日経過後
に注入管の中心から周囲1mの位置3ヶ所を穿孔し、深
さ40m 地点での供試体をφ50mm×100mm に整形し、圧縮
強度試験を行った。結果を表6に示した。
【0037】(使用材料) 凝結調整材H:重量比でクエン酸2、炭酸ナトリウム1
の混合物(比重2.6 )。 分散剤c:市販品、主成分ポリカルボン酸塩(比重1.0
)。
【0038】
【表6】
【0039】CA類と石膏とからなる水硬性注入材料は
初期圧縮強度が高く、CA類、石膏、及びセメントから
なる水硬性注入材料は長期圧縮強度が高いことがわかっ
た。又、穿孔場所ごとによる圧縮強度のバラツキがな
く、いずれも注入性に優れていることがわかった。これ
に対して、セメントのみを使用した場合は、初期・長期
の圧縮強度が低かった。
【0040】実施例6 透水係数=9.0 ×10-2cm/sec程度の比較的粗い砂質土
に、実施例5と同様に本注入を開始した。まず、一次注
入として、CA類ニ16.0kgと石膏24.0kgとをボールミル
で混合粉砕し、85%粒子径を8.0 μmとした水硬性注入
材料、凝結調製材H0.2kg 、及び水487kg からなるA1
液と、セメントS150kg 、分散剤c1.5kg 、及び水451k
gからなるB1 液とを各500 リットル混練し、2ショッ
ト方式によりそれぞれを混合し、ダブルパッカーを装着
した注入管を通して深さ50m より1注入孔あたり20リッ
トル注入し、33cm毎にステップアップした。水硬性注入
材料スラリーのゲルタイムは10秒であった。一次注入作
業終了後、二重管ダブルパッカー用特殊注入管は水洗に
よってゲル化した水硬性注入材料スラリーを洗い落とす
ことができた。次に、二次注入として、CA類ニ20.0kg
と石膏30.0kgとをボールミルで混合粉砕し、85%粒子径
を8.0 μmとした水硬性注入材料、凝結調製材H0.5kg
、及び水483kg からなるA2 液と、セメントS200kg
、分散剤c2.0kg 、及び水435kgからなるB2 液とを各
500 リットル混練し、1. 5ショット方式により混合
し、一次注入と同様に深さ50m より1注入孔あたり20リ
ットル注入した。水硬性注入材料スラリーのゲルタイム
は3分であったが、二次注入作業終了後、二重管ダブル
パッカー用特殊注入管は水洗によってゲル化した水硬性
注入材料を洗い落とすことができた。更に、三次注入と
して、CA類イ25.0kgと石膏25.0kgとをボールミルで粉
砕して85%粒子径を8.5 μmとしたもの、セメントS25
0kg 、凝結調製材H3.0kg 、分散剤c3.0kg 、及び水90
0kg からなるC液を1000リットル混練し、1ショット方
式により深さ50m より1注入孔あたり20リットル注入し
た。水硬性注入材料スラリーのゲルタイムは70分であっ
た。実施例5と同様に圧縮強度試験を行ったところ、1
日強度は3.7kgf/cm2、4.1kgf/cm2、4.0kgf/cm2であり、
28日強度は16.4kgf/cm2 、18.1kgf/cm2 、15.9kgf/cm2
であった。水硬性注入材料は穿孔場所ごとによる圧縮強
度のバラツキがなく、長期圧縮強度は高く、複合注入も
でき、注入性に優れていることがわかった。
【0041】実施例7 一次注入として、CA類ニ24.0kgと石膏36.0kgとをボー
ルミルで粉砕して85%粒子径を8.5 μmとした水硬性注
入材料、凝結調製材H0.3kg 、及び水480kg からなるA
3 液とB1 液とを、二次注入として、CA類ニ20.0kgと
石膏30.0kgとをボールミルで粉砕して85%粒子径を8.5
μmとした水硬性注入材料、凝結調製材H0.6kg 、及び
水483kg からなるA4 液とB2 液とをそれぞれ使用した
こと以外は、実施例6と同様に三次注入まで作業した。
一次注入の水硬性注入材料スラリーのゲルタイムは15
秒、二次注入の水硬性注入材料スラリーのゲルタイムは
2分30秒であった。二重管ダブルパッカー用特殊注入
管は水洗可能であった。実施例5と同様に圧縮強度試験
を行ったところ、1日強度は4.6kgf/cm2、4.3kgf/cm2
5.0kgf/cm2であり、28日強度は17.2kgf/cm2 、18.5kgf/
cm2 、19.3kgf/cm2であった。水硬性注入材料は穿孔場
所ごとによる圧縮強度のバラツキがなく、は長期圧縮強
度は高く、複合注入もでき、注入性に優れていることが
わかった。
【0042】実施例8 一次注入として、CA類チ64.0kgと石膏96.0kgとをボー
ルミルで粉砕して85%粒子径を8.5 μmとしたもの、凝
結調製材H0.5kg 、分散剤c3.0kg 、及び水943kg から
なるD液を1000リットル混練し1ショット方式により混
合し、二次注入として、CA類チ72.0kgと石膏108.0kg
とをボールミルで粉砕して85%粒子径を8.5 μmとした
もの、凝結調製材H1.0kg 、分散剤c3.0kg 、及び水93
5kg からなるE液を1000リットル混練し1ショット方式
により混合し、三次注入として、CA類イと石膏とをボ
ールミルで粉砕し、85%粒子径を8.5 μmとしたもの、
凝結調製材H5.0kg 、分散剤c3.0kg 、及び水942kg か
らなるF液を混練したこと以外は実施例6と同様に実施
した。一次注入の水硬性注入材料スラリーのゲルタイム
は35分、二次注入の水硬性注入材料スラリーのゲルタイ
ムは50分、三次注入の水硬性注入材料スラリーのゲルタ
イムは120 分であった。実施例5と同様に圧縮強度試験
を行ったところ、1日強度は6.6kgf/cm2、6.7kgf/cm2
7.5kgf/cm2であり、28日強度は11.7kgf/cm2 、10.6kgf/
cm2 、10.0kgf/cm2 であった。水硬性注入材料は穿孔場
所ごとによる圧縮強度のバラツキがなく、初期圧縮強度
が高く、複合注入もでき、注入性に優れていることがわ
かった。
【0043】
【発明の効果】本発明の水硬性注入材料及び工法を用い
ることにより、(1)〜(5)の確実な注入を行うこと
ができる。 (1)注入装置(ミキサー、注入管等)を固めることが
なく、複合注入もできる。 (2)流水層があっても注入材料が溶出しない。 (3)地盤全体に均一に注入できて強度のバラツキがな
く、地盤の強度が高い。 (4)微細砂層やシルト層のような従来注入性の悪い地
盤中へも注入できる。 (5)CA類と石膏とからなる水硬性注入材料は初期強
度が良く、CA類、石膏、及びセメントとからなる水硬
性注入材料は長期強度が良い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−88755(JP,A) 特開 平4−270158(JP,A) 特開 平6−33057(JP,A) 特開 昭54−162809(JP,A) 特開 昭57−16090(JP,A) 特開 昭55−75482(JP,A) 特開 平6−72752(JP,A) 特開 平9−100471(JP,A) 特開 平8−310844(JP,A) 特開 平8−310846(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 17/00 - 17/50 E02D 3/12 101 C09K 103:00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CaO含有量30〜60重量%、ガラス化
    率92%以上であるカルシウムアルミネート類100重
    量部及びCaSO 換算で50〜300重量部の石膏か
    らなる 85 %粒子径が15μm以下である水硬性注入材
    、並びに該カルシウムアルミネート類100重量部に
    対して0.5〜30重量部の凝結調整材を含有してな
    り、カルシウムアルミネート類と石膏の合計の単位
    量が200kg/m3以下で、削孔後その内側に挿入した注入管
    より、シールグラウト材硬化後に注入される二重管ダブ
    ルパッカー工法用水硬性注入材料スラリー。
  2. 【請求項2】 CaO含有量が30〜60重量%、ガラ
    ス化率92%以上であるカルシウムアルミネート類10
    0重量部及びCaSO 換算で50〜300重量部の石
    膏からなる 85 %粒子径が15μm以下である水硬性注入
    材料、 85 %粒子径が10μm以下であるセメント、並び
    該カルシウムアルミネート類100重量部に対して
    0.5〜30重量部の凝結調整材を含有してなり、
    ルシウムアルミネート類と石膏の合計の単位量が60kg
    /m3以下で、削孔後その内側に挿入した注入管より、シ
    ールグラウト材硬化後に注入される二重管ダブルパッカ
    ー工法用水硬性注入材料スラリー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の水硬性注入材料ス
    ラリーを使用することを特徴とする二重管ダブルパッカ
    ー工法。
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