JP3496181B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP3496181B2
JP3496181B2 JP14342197A JP14342197A JP3496181B2 JP 3496181 B2 JP3496181 B2 JP 3496181B2 JP 14342197 A JP14342197 A JP 14342197A JP 14342197 A JP14342197 A JP 14342197A JP 3496181 B2 JP3496181 B2 JP 3496181B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードに対する磁
気情報の読み書き処理とカード表面に対する印字処理を
行なうカード処理装置において、磁気情報の読み書きお
よび印字を確実に行なえるようにするための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気情報の読み書き処理の他にカードの
表面に印字処理を行うカード処理装置において、印字範
囲を広くし、効率的に印字を行なうために、従来では、
カード搬送路の幅にほぼ等しい幅の印字ヘッドを用いて
いる。また、挿入された磁気カードをカード搬送路内で
搬送させて磁気情報の読み書きを行なうために必要な搬
送路長を短くするために、従来では、読み書き共用の磁
気ヘッドをカード搬送路のほぼ中間位置に配置し、挿入
された磁気カードを引込みながら、その磁気カードの磁
気情報を読み取り、次に磁気カードを逆方向に搬送しな
がら、磁気カードに情報を書き込むようにして、カード
搬送路の長さを磁気カードの長さのほぼ2倍程度で済む
ようにしている。
【0003】図15は、このような従来のカード処理装
置の概略構造を示している。このカード処理装置10
は、カード口10aから搬送ローラ11a、11bの間
に差し込まれたカード1を図15の(a)に示すように
搬送ローラ11a、11bによって装置内部のカード搬
送路12に引込み、そのカード1の先端を搬送ローラ1
3a、13bの間に受け入れて図15の(b)に示すよ
うに、さらに奥側の搬送ローラ14a、14aの間まで
搬送させながら、このカード1の磁気記録面に記録され
ている磁気情報を磁気ヘッド15によって読み出す。
【0004】そして、図15の(b)と反対にカード1
をカード口10a側に搬送しながら磁気ヘッド15によ
って磁気情報を書き込む。
【0005】さらに、再びカード1を図15の(c)に
示すように奥側に搬送し、印字ヘッド16をカード搬送
路12へ下降させて印字ヘッド16とプラテンローラ1
7の間で磁気カード1を挟んで磁気カード1を送りなが
らその表面に印刷をし、カード口10bあるいはカード
口10aから排出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカード処理装置では、カード1に対する磁気
情報の読出中および書込中に、磁気カードの端部が搬送
ローラ間を通過することになり、その通過時に駆動系か
らみて負荷変動が生じ、この負荷変動によってカードの
搬送速度が乱れ、磁気ヘッドからの読み取り信号の位相
が揺らいで磁気カードの磁気情報を正しく読み取れなか
ったり、書込信号に対して磁気カードに記録される記録
位相が揺らいでしまい、磁気情報を正しく記録すること
ができなくなる。このため、磁気情報の記録密度を粗く
しなければならず、磁気カードに記録できる情報量が制
限されてしまうという問題があった。
【0007】また、印字ヘッド16はカードの表面に対
して強く圧着されるのに対し、搬送ローラ13a、13
b間でカードを送り出す力は弱く、カードのスリップ等
が発生して、印字が正しく行なえないこともある。
【0008】本発明は、この課題を解決し、磁気情報の
読み書きおよび印字を確実に行なえるカード処理装置を
提供することを目的している。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のカード処理装置は、カードをその長手方向
に搬送するためのカード搬送路と、前記カード搬送路の
一端側に該カード搬送路を挟んで対向するように配置さ
れた第1、第2のプーリと、前記第1、第2のプーリか
ら前記カード搬送路の他端方向に向かってカードの搬送
方向の長さより僅かに遠い位置で、前記カード搬送路を
挟んで対向するように配置された第3、第4のプーリ
と、前記第1、第3のプーリの間に掛け渡され、外周面
を前記カード搬送路内へ進出させた第1の搬送ベルト
と、前記第2、第4のプーリの間に掛け渡され、前記第
1の搬送ベルトと外周面同士を前記カード搬送路内でカ
ードの搬送方向の長さより僅かに長い距離接する第2の
搬送ベルトと、前記第1、第2のプーリから前記カード
搬送路の他端方向に向かってほぼカードの搬送方向の長
さだけ遠い位置で且つ前記第1、第2の搬送ベルトの側
方に配置され、前記第1、第2の搬送ベルトの間に挟ま
れたカードの磁気記録面に当接して該カードに対する磁
気情報の読み出しと書き込みを行なうための磁気ヘッド
と、前記磁気ヘッドからほぼカードの搬送方向の長さだ
け遠い前記カード搬送路の他端に近い位置で、前記カー
ド搬送路内で互いの外周面を接するように配置された第
1、第2の搬送ローラと、前記第3、第4のプーリと第
1、第2の搬送ローラとの間で、且つ、前記第3、第4
のプーリの近傍の位置に外周面を前記カード搬送路内に
突出させるように配置されたプラテンローラと、前記カ
ード搬送路を挟んで前記プラテンローラと対向する位置
に配置され、前記カード搬送路に進退自在に設けられた
印字ヘッドと、前記第1、第2の搬送ベルト、前記プラ
テンローラ、および前記第1、第2の搬送ローラに回転
力を与えて、前記カード搬送路内でカードを搬送する駆
動装置を備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1〜11は、一実施形態のカー
ド処理装置を示している。
【0011】このカード処理装置20は、下シャーシ2
1、挿入口カバー77および上シャーシ90とによって
構成されている。
【0012】下シャーシ21は、赤外線を透過する合成
樹脂で一体形成されており、略長方形状の上板22と、
上板22の両側縁から下方に延びた側板23、24を有
している。
【0013】図8に示しているように、上板22の上面
22aの一方の側縁には、カードを上板22の長さ方向
に沿って案内するために所定高さの案内リブ25がほぼ
全長にわたって連続して突設されている。案内リブ25
の高さはカードの厚さより大に設定されている。
【0014】上板22の上面の他方の側縁の前端および
後端には、前記案内リブ25と平行に案内リブ26、2
7が突設されている。案内リブ26、27の間隔は、カ
ードの短辺(幅)の長さより僅かに大となるように設定
されており、上板22前端から進入するカードを、その
幅方向の移動を規制しながら受け入れる。
【0015】案内リブ26、27の間の上板22下面側
には、カードのエッジを検知するための3つの発光器2
9、30、31が設けられている。発光器30、31
は、案内リブ25の前端内壁寄りの位置に前後に並んで
設けられており、発光器29は、案内リブ26の前端内
壁寄りの位置に設けられている。3つの発光器29〜3
1は赤外光を発光するLEDからなり、上板22下面側
から上面へ赤外光を通過させる。また、前端側の発光器
29、30は、案内リブ25、26の間へのカードの進
入とそのカードが適正な幅を有しているか否かを検知す
るためのものである。
【0016】発光器29、30の間には、その中心線に
対して対称なL型の2つの穴32、33が設けられてお
り、この2つの穴32、33からは、カードの進入を規
制するためのカードストッパ35の先端35a、35b
が突出している。
【0017】カードストッパ35は、図示しない駆動手
段と付勢手段の相互作用によりその先端35a、35b
を上板22の穴32、33から進退させる。なお、カー
ドストッパ35の先端35a、35bは、穴32、33
から突出した状態で、前記発光器29、30より僅かに
後方側に位置している。
【0018】上板22の案内リブ26、27の間には一
段低く形成された低段部22bが形成されており、この
低段部22bには、案内リブ25、26の間に受け入れ
たカードの長手方向の一辺を案内リブ25の内壁25a
に押し付けるための押し付け部材40が配置されてい
る。
【0019】押し付け部材40は、図2および図8に示
すように、案内リブ25に対向する側板41と、側板4
1の上下縁から案内リブ25方向に延び、カードの厚さ
より僅かに大きい間隔をもって対向する上板42および
下板43と、側板41の前後からそれぞれ下方に延びた
アーム44、45とからなり、図示しない付勢手段によ
って、側板41が常に案内リブ25側に近づく方向に付
勢されている。
【0020】この押し付け部材40の側板41の内壁4
1aと案内リブ25の内壁25aとの間隔は、正規カー
ドの幅より僅かに小となるように設定されており、押し
付け部材40と案内リブ25の間にあるカードは、その
長手方向の一辺が常に案内リブ25の内壁25aに当接
した状態で搬送されることになる。
【0021】穴32、33の後方には、案内リブ25と
平行な長穴49が設けられている。この長穴49の内側
前部および後部には、同一径のプーリ50、51、52
が、上板22の上面と平行でかつ上板22の長さ方向と
直交するプーリ軸50a、51a、52aに回転自在に
支持されている。プーリ50、52は、この実施形態の
第2、第4のプーリを構成するものであり、そのプーリ
軸50a、52aの両端はコの字状に形成されたプーリ
支持体53、53にそれぞれ支持されている。プーリ支
持体53、53は、上板22の下面に両端を支持された
軸46に回動自在に支持されている。
【0022】各プーリ支持体53、53の下部と上板2
2の下面22cの間にはバネ54が掛けられていて、プ
ーリ50、52はこのバネ54によって、その外周面が
上板22の上面22aより僅かに高くなる位置に付勢支
持されている。また、プーリ51も2つのプーリ50、
52と同一径でそのプーリ軸51aの両端は、長穴49
を挟んで上板22の下面22cに突設された支持板56
の軸受け57に係合し、その軸受け57の後方のバネ軸
58に掛けられたバネ59によって、上板22の下面2
2c側に押し付けられている。
【0023】したがって、この3つのプーリ50〜52
は上方から押されると下方に下がる。プーリ50、52
の間隔は、カードの搬送方向の長さより例えば15mm
程度長く設定されている。
【0024】上板22の下面側でプーリ50、51のほ
ぼ中間位置にも同径のプーリ60が支持されている。こ
のプーリ60は、他の3つのプーリ50〜52より低い
位置にあって、図示しないバネによって下方へ付勢され
ている。これらのプーリの間には、この実施形態の第2
の搬送ベルトをなす搬送ベルト61が各プーリ50〜5
2、60に外接するように掛け渡されている。
【0025】また、プーリ51の側方には角穴62が設
けられており、この角穴62からは、磁気ヘッド63の
ヘッド面が突出している。
【0026】また、磁気ヘッド63の側方で案内リブ2
5の外側には、ローラ支持板64が立設されており、ロ
ーラ支持板64には、ローラ軸65が磁気ヘッド63の
上方へ延びるように取りつけられ、ローラ軸65の先端
には、圧着ローラ66がその外周面を磁気ヘッド63の
ヘッド面63aに接する状態で回転自在に支持されてお
り、圧着ローラ66は、カードの磁気記録面を磁気ヘッ
ド63のヘッド面に押し付ける。磁気ヘッド63とプー
リ50との間の間隔は、カードの搬送方向の長さにほぼ
等しくなるように設定されている。
【0027】プーリ52の後方には、案内リブ25と押
し付け部材40の間隔にほぼ等しい長さの横長矩形の長
穴67が設けられ、この長穴67にはプラテンローラ6
8の外周面68aが露出している。プラテンローラ68
の軸69の両端は下シャーシ21の側板23、24に支
持され、側板24側に支持されている軸69の先端に
は、歯車70が取りつけられている。
【0028】プラテンローラ68の後方には小さな矩形
穴71が設けられ、この矩形穴71には搬送ローラ72
が回転自在に取りつけられている。搬送ローラ72は、
図示しないバネによってその外周面が下シャーシ21の
上板22の上面22aから突出するように付勢されてお
り、上方から押されると下降する。搬送ローラ72はこ
の実施形態の第2の搬送ローラをなすものであり、搬送
ローラ72と磁気ヘッド63との間隔はカードの搬送方
向の長さにほぼ等しく設定されている。
【0029】磁気ヘッド63の前後および搬送ローラ7
2の後方には、カードのエッジを検出するための発光器
73、74、75が上板22の下面側に取り付けられて
いる。これらの発光器73〜75も前記発光器29〜3
1と同様に赤外光を上板22の下面側から上面側に透過
させる。なお、磁気ヘッド63の直前の発光器73と前
記発光器31との間隔は、カードの搬送方向の長さより
僅かに短く設定されており、挿入されたカードを磁気ヘ
ッド63側に搬送するときに、2つの発光器31、73
の光が同時に遮られた状態となればカードの長さがほぼ
正しく、2つの発光器31、73の光が同時に遮られた
状態が発生しなければ、挿入されたカードは規定より短
い不良カードであることが判る。
【0030】また、下シャーシ21の前端側上部には、
挿入口カバー77が取り付けられている。この挿入口カ
バー77は、下シャーシ21の幅とほぼ等しい幅を有
し、その両端を下シャーシ21にネジ止めされて、下シ
ャーシ21の上板22の上面前端と案内リブ25、26
の内壁との間でカード口78を形成する。また、この挿
入口カバー77には、下シャーシ21の各発光器29〜
31にそれぞれ対向する受光器79〜81が取り付けら
れている。この挿入口カバー77の下面と下シャーシ2
1の上板22の上面の間隔は、カードが2枚以上挿入さ
れることを防ぐために、カードの厚さの例えば1.5倍
程度となるように設定されている。
【0031】下シャーシ21の後端側板間には、上シャ
ーシ90と連結するための連結軸82が横架されてい
る。連結軸82の両端は側板23、24から突出してお
り、中間部にはバネ83が取り付けられている。
【0032】一方、上シャーシ90は、下シャーシ21
と同様に赤外線を透過する合成樹脂によって形成され、
下シャーシ21とほぼ同じ幅で、下シャーシ21よりも
挿入口カバー77の長さ分だけ短く形成された下板91
と、下板91の両側から互いに対向するように上方に延
びた側板92、93とを有している。
【0033】上シャーシ90の側板92、93の後部に
は、アーム94、94が下方に延びており、アーム9
4、94の先端が下シャーシ21の連結軸82の両端に
それぞれ回動自在に取り付けられている。
【0034】上シャーシ90は、このアーム94と連結
軸82を介して下シャーシ21に対して図11に示すよ
うに開閉自在に連結されており、最大でほぼ90度開い
た状態から下板91の下面と上板22の上面とが案内リ
ブ25〜27の高さとほぼ等しい間隔となるように重な
り合う状態まで回動することができ、この重なり合った
状態で上板22と下板91の間で且つ案内リブ25と押
し付け部材40、案内リブ26、27との間にカード搬
送路95を形成する。なお、連結軸82に取り付けられ
たバネ83は、下シャーシ21に対して上シャーシ90
が開く方向に弱い力で付勢して、上シャーシ90が勢い
よく閉じるのを防いでいる。
【0035】下板91の前端から中央までの間には、下
シャーシ21の長穴49に重なり合う縦長の長穴96が
設けられ、長穴96の内側の前後には、下シャーシ21
の各プーリ50〜52とそれぞれ対向するプーリ97〜
99が配置されている。
【0036】プーリ97、99は、この実施形態の第
1、第3のプーリをなすものであり、図9に示すよう
に、プーリ97のプーリ軸97aはプーリ97が上下に
移動できない状態で下板91に支持され、プーリ98の
プーリ軸98aは、下板91の下面側で平行に対向する
ように立設された支持板101の軸受け102に係合し
ている。また、下板91の上部側でプーリ97、99の
間にもプーリ103が設けられている。これらのプーリ
には、この実施形態の第1の搬送ベルトをなす搬送ベル
ト105が掛け渡されている。この搬送ベルト105は
下シャーシ21側の搬送ベルト61と互いに外周面同士
をほぼ長穴49、96の長さ分当接させている。
【0037】プーリ99のプーリ軸99aの両端は、上
シャーシ90の側板92、93から突出し、その一方に
は大径の駆動プーリ106が取りつけられ、他方には歯
車付きプーリ107が取り付けられている。
【0038】また、上板91の上面側でプーリ軸99の
前後には、下シャーシ21の発光器73、74から出力
される赤外光をそれぞれ受光する受光器108、109
が設けられている。
【0039】下板91のプーリ99の後方には、下シャ
ーシ21の長穴67と重なり合う横長矩形の穴110が
設けられ、この穴110にはサーマルヘッド111が取
りつけられている。サーマルヘッド111は、上シャー
シ90内で上下に移動できるように設けられたヘッド支
持部材112に支持されている。
【0040】図10に概略を示すように、ヘッド支持部
材112は、その上方に支持されたソレノイド113の
力によって回動するヘッド駆動部材114と連結されて
おり、ソレノイド113に対してその駆動軸113aが
引き込まれる方向に通電すると、ヘッド駆動部材114
が軸116を中心にして反時計回りに回動しヘッド支持
部材112を下げて、サーマルヘッド111を穴110
から突出させてプラテンローラ68側に移動する。
【0041】また、ソレノイド113に対してその駆動
軸113aが押し出される方向に通電すると、ヘッド駆
動部材114が軸116を中心に時計回りに回動しヘッ
ド支持部材112を上げて、サーマルヘッド111を穴
110内に引っ込める。なお、ヘッド支持部材112の
側面には、ガイドローラ112aが設けられており、図
1に示しているように、このガイドローラ112aが、
上シャーシ90の側板92、93の内壁に縦に平行に突
設されたガイド板115の間に挟まれて、サーマルヘッ
ド111の上下移動を案内する。
【0042】サーマルヘッド111の後方には、下シャ
ーシ21の矩形穴71に重なり合う矩形穴118が設け
られ、この矩形穴118にはこの実施形態の第1の搬送
ローラをなす搬送ローラ119がその外周面を突出させ
るように取り付けられている。搬送ローラ119は下シ
ャーシ21の搬送ローラ72を僅かに押し下げるように
外周面同士を当接させている。搬送ローラ119の軸1
19aの一端側は側板93から突出し、その先端には歯
車付きプーリ107のプーリ部と同径のプーリ120が
取り付けられており、歯車付きプーリ107とこのプー
リ120との間には連結ベルト121が掛け渡されてい
る。
【0043】搬送ローラ119の後方には、下シャーシ
21の発光器75から出力される赤外光を受光する受光
器122が設けられている。
【0044】ソレノイド113の後方にはモータ124
が取りつけられており、モータ124の回転軸124a
にはモータプーリ125が取りつけられ、モータプーリ
125と駆動プーリ106との間には駆動ベルト126
が掛け渡されている。
【0045】したがって、モータ124が駆動されて、
モータプーリ125が図2において時計回りに回転(こ
れを正転とする)すると、搬送ベルト105、プラテン
ローラ68および搬送ローラ119は、案内リブ25と
押し付け部材40、案内リブ26、27の間にあるカー
ドを奥側に搬送する方向に回転駆動され、これらに接触
している搬送ベルト61、搬送ローラ72も従動回転す
る。
【0046】また、モータプーリ125が図2において
反時計回りに回転(これを逆転とする)すると、搬送ベ
ルト105、プラテンローラ68および搬送ローラ11
9、は、案内リブ25と押し付け部材40、案内リブ2
6、27の間にあるカードを挿入口カバー77側に搬送
する方向に回転駆動され、これらに接触している搬送ベ
ルト61、搬送ローラ72も従動回転する。なお、この
モータ124には、内部に回転角度を検出して出力する
ロータリエンコーダが内蔵されている。
【0047】また、図6に示すように下シャーシ21と
上シャーシ90とが重なった状態では、装置の後端側に
もカードの排出あるいは受入れが可能なカード口129
が形成される。なお、下シャーシ21と上シャーシ90
とは図示しない係止手段によって互いに重なった状態に
保持され、この係止手段による係止状態を解除すること
で下シャーシ21に対して上シャーシ90を開くことが
できる。
【0048】以上のように構成されたカード処理装置2
0は、図示しない制御装置によって制御される。以下、
挿入口カバー77側のカード口78から挿入されたカー
ドの磁気情報を読み取り、新たな情報を書き込むととも
に、書き込んだ情報に対応する印字を行なってカード口
129から排出する場合の動作について説明する。
【0049】始めに、カード利用者が図12の(a)に
示すように、カード口78に正規幅のカード1を挿入
し、そのカードの先端が2つの受光器79、80への赤
外光を遮ると、制御装置が図示しない駆動手段を駆動し
カードストッパ35を下降させ、カードをより奥側に進
入させ、カード1の先端が図12の(b)に示すように
受光器81への赤外光を遮ると、モータ124を正転駆
動して、搬送ベルト105、61をカード引込み方向に
駆動する。
【0050】このモータ駆動によってカード1が、図1
2の(c)に示すように、搬送ベルト105、61の間
に挟まれて装置内へ引き込まれ、そのカード1が案内リ
ブ25と押し付け部材40の間に進入すると、カード1
の一方の長辺が案内リブ25の内壁に押し付けられなが
ら、磁気ヘッド63側に搬送される。
【0051】そして、カード1の先端が図12の(d)
に示すように、受光器108で受光される光を遮る位置
に達すると、受光器79、80がともに受光状態、受光
器81が非受光状態であることを確認して、カードの長
さをチェックする。ここで、長さが異常であればモータ
が逆転されてこのカードは返却される。長さが正常であ
れば、モータ124の正転駆動が継続して、カード1
は、図13に示すように、その磁気記録面側を磁気ヘッ
ド63に接触させながら、カード口129側へ搬送され
る。
【0052】ここで、プーリ97、99間の距離Pはカ
ードの長さL以上で、且つ磁気ヘッド63とプーリ97
との間隔Qはほぼカードの長さLに等しいので、カード
1が搬送ベルト105、61間に挟まれて一定な速度で
搬送している間に、磁気記録面の全長にわたる磁気情報
の読み出しが行なえる。
【0053】また、図13のように磁気ヘッド63を通
過したカード1′に磁気情報を書き込む場合には、モー
タ124を逆転駆動してカード1′をカード口78側に
搬送するが、磁気ヘッド63から搬送ローラ119、7
2までの距離Rはカードの長さLにほぼ等しいので、こ
のときも、カードのカード口78側の端が磁気ヘッド6
3に達したときから、カード口129側の端が磁気ヘッ
ド63を通過するまでの間、カードは搬送ベルト10
5、61間に挟まれた一定の速度で搬送されることにな
る。このため、磁気情報の読み書き中のカードの搬送速
度に乱れが生じることはなく、読み出し信号の位相の揺
らぎや、記録位相の揺らぎが発生しないで、記録密度が
高い場合でも、確実な読み書きが行なえる。
【0054】また、書き込みが終了したカードの表面に
印字を行なう場合には、図14に示すように、カード1
の印刷開始位置がプラテンローラ68の上方に位置する
状態まで搬送してから、ソレノイド113に通電してサ
ーマルヘッド111を下降させるとともに、サーマルヘ
ッド111に印刷信号を出力して、カードの表面に文字
や金額等を書き込み、カード口129から排出する。
【0055】この場合、サーマルヘッド111の圧着が
強くても、カードは搬送ベルト105、61間に挟まれ
て強い力で送り出されるので、スリップ等が発生せず、
印字も正確に行なえる。
【0056】なお、ここでは、カードを搬送ベルト10
5、61側の一方のカード口78から受け入れて他方の
カード口129から排出する場合について説明したが、
一方のカード口78から受け入れたカードに対する磁気
情報の読み書き処理と印字処理を行なってからカード口
78から排出してもよく、また、逆にカード口129か
ら受け入れたカードをカード口78から排出したり、カ
ード口129へ戻すようにしてもよい。
【0057】また、このカード処理装置20では、上シ
ャーシ90側に駆動部を集中させ、下シャーシ21側は
プラテンローラ68を除いて従動部のみを集中させ、し
かも、プラテンローラ68と上シャーシのプーリ99の
間を歯車結合しているので、下シャーシ21と上シャー
シ90との間の係止状態を解除するだけで、上シャーシ
90を下シャーシ21に対してほぼ90度まで開くこと
ができる。このため、カード搬送路内の搬送ベルト、圧
着ローラ、プラテンローラ、搬送ローラの清掃および磁
気ヘッドやサーマルヘッドのヘッド面のクリーニングが
極めて容易に行なえ、メンテナンス性が非常に良い。
【0058】また、このカード処理装置20では、押し
付け部材40によってカードの搬送方向に直交する方向
の軌道ずれが生じないようにしているので、磁気記録の
トラックずれが発生せず、また印字ずれもさらに生じに
くい。
【0059】また、このカード処理装置20では、カー
ド搬送路の両端のいずれからもカードの受入れ、排出が
可能で、且つ、カード搬送路の長さが短いので、種々の
カード利用機器に組み込んで使用することができ、極め
て汎用性が高い。例えば、一方のカード口から磁気情報
が全く記録されていない生カードを送り込んで、他方の
カード口から排出するカード発行装置や、一方のカード
口から挿入されたカードの金額情報を減額し、残額をカ
ードの表面に印刷して他方のカード口から排出するとと
もに、ゲートを開いて通行を可能にする改札装置、ある
いは、一方のカード口のみを使用する公衆電話機等にも
使用することができる。
【0060】また、前記実施形態では、モータ124と
プーリ99の間を駆動ベルト126を介して連結してい
たが、モータ124とプーリ99の間を歯車によって連
結させたり、あるいはモータで直接プーリ99を駆動し
てもよい。また、プーリ99と搬送ローラ119の間を
歯車によって連結してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード処
理装置は、カード搬送路の一端側に互いに対向するよう
に第1、第2のプーリを設け、第1、第2のプーリから
カードの搬送方向の長さより遠い位置に第3、第4のプ
ーリを互いにカード搬送路を挟んで対向するように設
け、第1、第3のプーリ間、および第2、第4のプーリ
間にそれぞれ第1、第2の搬送ベルトをカード搬送路内
で互いの外周面を接するように設け、さらに、磁気ヘッ
ドを第1、第2のプーリからカードの搬送方向の長さに
ほぼ等しい距離で且つ搬送ベルトの側方に位置させ、磁
気ヘッドからさらにカードの搬送方向の長さにほぼ等し
い距離の位置に搬送ローラを配置し、搬送ローラと第
2、第4のプーリの間にプラテンローラおよび印字ヘッ
ドを設けるようにしている。
【0062】このため、カードが磁気ヘッドに接触して
いる間は、常にカードは第1、第2の搬送ベルトの間に
挟まれた状態で搬送されることになり、磁気情報の書き
込みおよび読み出しを一定の搬送速度で行なうことがで
き、揺らぎのない確実な読み書きが行なえ、カードの磁
気記録密度を高くして情報量を大幅に増加させることが
できる。
【0063】また、互いの一面同士の間でカード搬送路
を形成する第1のシャーシと第2のシャーシを開閉自在
に連結させた場合には、メンテナンス性が非常に高い。
【0064】また、カード口をカード搬送路の両端に設
けた場合には、各種のカード利用機器に使用でき、極め
て汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の平面図
【図2】一実施形態の側面図
【図3】一実施形態の側面図
【図4】一実施形態の底面図
【図5】一実施形態の正面図
【図6】一実施形態の背面図
【図7】図1のA−A線概略端面図
【図8】一実施形態の下シャーシの平面図
【図9】一実施形態の上シャーシの底面図
【図10】一実施形態の要部側面図
【図11】一実施形態の上シャーシを下シャーシに対し
て開いた状態の側面図
【図12】一実施形態の動作を説明するための概略側面
【図13】一実施形態の動作を説明するための概略平面
【図14】一実施形態の動作を説明するための概略側面
【図15】従来装置の動作を説明するための概略側面図
【符号の説明】
20 カード処理装置 21 下シャーシ 25〜27 案内リブ 29〜31 発光器 35 カードストッパ 40 押し付け部材 50〜52 プーリ 61 搬送ベルト 63 磁気ヘッド 68 プラテンローラ 72 搬送ローラ 78 カード口 82 連結軸 90 上シャーシ 95 カード搬送路 97〜99 プーリ 105 搬送ベルト 111 サーマルヘッド 113 ソレノイド 119 搬送ローラ 124 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 誠 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−43079(JP,A) 特開 平9−6926(JP,A) 特開 平7−146920(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 13/06 G06K 13/07 G06K 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードをその長手方向に搬送するためのカ
    ード搬送路と、 前記カード搬送路の一端側に該カード搬送路を挟んで対
    向するように配置された第1、第2のプーリと、 前記第1、第2のプーリから前記カード搬送路の他端方
    向に向かってカードの搬送方向の長さより僅かに遠い位
    置で、前記カード搬送路を挟んで対向するように配置さ
    れた第3、第4のプーリと、 前記第1、第3のプーリの間に掛け渡され、外周面を前
    記カード搬送路内へ進出させた第1の搬送ベルトと、 前記第2、第4のプーリの間に掛け渡され、前記第1の
    搬送ベルトと外周面同士を前記カード搬送路内でカード
    の搬送方向の長さより僅かに長い距離接する第2の搬送
    ベルトと、 前記第1、第2のプーリから前記カード搬送路の他端方
    向に向かってほぼカードの搬送方向の長さだけ遠い位置
    で且つ前記第1、第2の搬送ベルトの側方に配置され、
    前記第1、第2の搬送ベルトの間に挟まれたカードの磁
    気記録面に当接して該カードに対する磁気情報の読み出
    しと書き込みを行なうための磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドからほぼカードの搬送方向の長さだけ遠
    い前記カード搬送路の他端に近い位置で、前記カード搬
    送路内で互いの外周面を接するように配置された第1、
    第2の搬送ローラと、 前記第3、第4のプーリと第1、第2の搬送ローラとの
    間で、且つ、前記第3、第4のプーリの近傍の位置に外
    周面を前記カード搬送路内に突出させるように配置され
    たプラテンローラと、 前記カード搬送路を挟んで前記プラテンローラと対向す
    る位置に配置され、前記カード搬送路に進退自在に設け
    られた印字ヘッドと、 前記第1、第2の搬送ベルト、前記プラテンローラ、お
    よび前記第1、第2の搬送ローラに回転力を与えて、前
    記カード搬送路内でカードを搬送する駆動装置を備えた
    カード処理装置。
  2. 【請求項2】前記カード搬送路は、第1のシャーシと第
    2のシャーシの互いに対向する一面同士の間に形成さ
    れ、 前記第1のシャーシに前記第1、第3のプーリ、前記第
    1の搬送ベルト、前記印字ヘッドおよび前記第1の搬送
    ローラが取り付けられ、 前記第2のシャーシに前記第2、第4のプーリ、前記第
    2の搬送ベルト、前記磁気ヘッド、前記プラテンローラ
    および前記第2の搬送ローラが取り付けられ、 前記駆動装置は、前記第1のシャーシに取り付けられ前
    記第3のプーリの軸に回転力を付与する駆動源と、前記
    第3のプーリの軸と前記第1の搬送ローラの軸の間を連
    結する連結部材と、前記第3のプーリの軸と前記プラテ
    ンローラの軸との間を連結する歯車体とによって構成さ
    れており、 前記第1のシャーシと前記第2のシャーシは、前記一面
    同士が互いに離間するように回動自在に連結されている
    ことを特徴とする請求項1記載のカード処理装置。
  3. 【請求項3】前記カード搬送路の両端にカードの受入れ
    および排出が可能なカード口が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のカード処理装置。
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