JP3496173B2 - 自動車用ヘッドランプ - Google Patents

自動車用ヘッドランプ

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JP3496173B2
JP3496173B2 JP22172095A JP22172095A JP3496173B2 JP 3496173 B2 JP3496173 B2 JP 3496173B2 JP 22172095 A JP22172095 A JP 22172095A JP 22172095 A JP22172095 A JP 22172095A JP 3496173 B2 JP3496173 B2 JP 3496173B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
おける特に分割式のヘッドランプに係り、ヘッドランプ
本体に対するサイドランプの着脱機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の車両は、図5に示されるように
車両前部の両側(矢印W方向)に一対のヘッドランプ1
00を備えている。ヘッドランプ100はバンパ200
の上側に設けられており、ヘッドランプ本体1とサイド
ランプ2とから分割構成されている。従来、このように
ヘッドランプ100を分割構成することにより、例えば
ヘッドランプ100内のバルブ類を交換する際、ヘッド
ランプ本体1からサイドランプ2を取り外し得るように
している。
【0003】従来のヘッドランプ100において、サイ
ドランプ2をヘッドランプ本体1に組み付ける構造とし
て、所謂、爪嵌合による組付構造がとられていた。即
ち、図6及び図7に示したように、サイドランプ2の内
面の適所に爪片3を付設し、この爪片3をヘッドランプ
本体1に設けた係止穴4と嵌合させることにより、ヘッ
ドランプ本体1の側部にサイドランプ2を取り付けると
いうものである。この場合、図7の矢印Bのように爪片
3をその端部3aから係止穴4に挿入し、端部3aを係
止穴4の周縁部に係合させる。
【0004】また、サイドランプ2をヘッドランプ本体
1から取り外す際、着脱用の工具等をヘッドランプ10
0内に挿入するスペース的余裕がないため、図6の矢印
Cのようにサイドランプ2を言わば無理押しでヘッドラ
ンプ本体1から押し出すようにしていた。これによりヘ
ッドランプ本体1の係止穴4に対する爪片3の係合が外
れて、サイドランプ2を取り外すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヘッドランプ100では、サイドランプ2をヘッドラン
プ本体1から取り外し易くするために、図7に示すよう
に爪片3の端部3aが、係止穴4の周縁部に対してθ=
90°以上の鈍角で係合するようにしている。このよう
に爪片3の係合角度を大きく設定すると、この爪片3を
外れ易くする一方で、そのままでは組付時におけるサイ
ドランプ2がヘッドランプ本体1から脱落し易くなって
しまう。そのため例えば図6に示したように、固定用の
クリップもしくはスクリュー5を用いて、サイドランプ
2をヘッドランプ本体1に機械的に締結するための構造
が必要になる。このため部品点数が増加し、コストアッ
プをもたらす等の問題が生じていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、サイドランプを
簡単に且つ確実に着脱可能にすると共に、実質的なコス
トの低減を実現する自動車用ヘッドランプを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用ヘッド
ランプは、サイドランプ内面に付設した爪片を、ヘッド
ランプ本体に設けた係止穴と嵌合させることにより、前
記ヘッドランプ本体側部にサイドランプを取り付けるよ
うにした自動車用ヘッドランプにおいて、カンチレバー
式に構成した爪片の端部に延長部を形成すると共に、こ
の延長部に対応する前記係止穴の至近位置において該延
長部を押圧し得るように、前記ヘッドランプ本体にイン
テグラルヒンジを介して押圧片を設けたものである。
【0008】 また、本発明の自動車用ヘッドランプに
おいて、前記押圧片に、前記延長部と当接する突片を突
出形成している。或いはまた、本発明の自動車用ヘッド
ランプにおいて、前記爪片の端部は、前記係止穴の周縁
部に鋭角で係合するようにし得る。
【0009】
【作用】本発明によれば、サイドランプをヘッドランプ
本体から取り外す際、ヘッドランプ本体側の押圧片を爪
片側に押し込むだけで、この押圧片が爪片の延長部を押
圧することにより、ヘッドランプ本体の係止穴から爪片
を簡単に外すことができる。従って、何ら工具を用いる
ことなくヘッドランプ本体からサイドランプを容易に取
り外すことができる。組付時には、爪片の端部が係止穴
の周縁部に鋭角で係合しており、従来のような固定用ク
リップ等を用いずにサイドランプを確実に取り付けるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づき、本
発明による自動車用ヘッドランプの好適な実施形態を説
明する。この実施形態のヘッドランプ10は、ヘッドラ
ンプ本体11(図2)とサイドランプ12(図1)とか
ら分割構成されており、サイドランプ12をヘッドラン
プ本体11の側部にて着脱可能とし、これによりヘッド
ランプ10内のバルブ類を交換し得るようにしたもので
ある。
【0011】この実施形態では、図1に示したようにサ
イドランプ12内面の適所に上下一対(図1、矢印H)
の爪片13が設けられている。好適にはカンチレバー式
にサイドランプ12に付設された各爪片13は、ほぼ前
後方向(図1、矢印Fr)に配置されると共に、適宜の
合成樹脂材により形成されるため先端部が適度に撓み得
るようになっている。また、爪片13は、ヘッドランプ
本体11の後述する係止穴と嵌合すべき端部14を有し
ている。端部14の更に先端側に、所定長さの延長部1
5が形成されている。なお、この延長部15は、僅かに
先細に形成することにより、ヘッドランプ本体11側の
係止穴に挿入し易くなっている。
【0012】ヘッドランプ本体11は、爪片13が嵌合
する上下一対の係止穴16を有している(図2)。ま
た、爪片13の延長部15に対応するように、係止穴1
6の至近位置、即ちその後側に、延長部15を押圧し得
るように形成した押圧片17が設けられている。この例
では、押圧片17に突片18を突出形成し、突片18が
延長部15に当接するようになっている。また、押圧片
17は、概略V溝状の薄肉に形成されて成る所謂インテ
グラルヒンジ19を介してヘッドランプ本体11に結合
している。図3のように、組付時には、爪片13の端部
14が係止穴16の周縁部に鋭角で係合する。即ち、係
合角度θ=90°以下で係合するように端部14を形成
している。
【0013】上記構成で成るヘッドランプ10におい
て、サイドランプ12をヘッドランプ本体11から取り
外す際、ヘッドランプ本体11側の押圧片17を爪片1
3側に押し込むと、図4に示されるように押圧片17は
インテグラルヒンジ19にて屈曲して、二点鎖線で示す
状態から爪片13側に倒れ込む。そして、押圧片17の
突片18が、対応する爪片13の延長部15と当接し
て、これを押圧する。すると、爪片13の端部14が係
止穴16から外れるため、爪片13を矢印E方向に抜き
去ることができ、ヘッドランプ本体11からサイドラン
プ12を簡単に外すことができる。このように、何ら工
具を用いることなくヘッドランプ本体11からサイドラ
ンプ12を容易に取り外することができる。
【0014】一方、サイドランプ12の組付時には、爪
片13の端部14は、図3に示されるように係止穴16
の周縁部に鋭角で係合しており、従って、従来のような
固定用クリップ等(図6参照)を用いずにサイドランプ
12を確実に取り付け、所定位置に適正に保持すること
ができる。
【0015】なお、上記実施形態において、爪片13の
端部14が係止穴16の周縁部に係合する角度θは、9
0°以下の適宜の角度に設定されるが、係合部の強度又
は剛性等を勘案して最適なものを選定すればよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の分割式ヘッドランプにおいて、サイドランプを円
滑に且つ確実に着脱することができる。この場合、従来
サイドランプを取り付けるために不可欠であったクリッ
プ等の部品を用いなくても済むため、部品点数を削減し
て実質的なコスト低減を図ることができる。また特に、
爪片に延長部を設けることにより、ヘッドランプ本体側
の係止穴に挿入し易くし、組付時の作業性を向上するこ
とができる。更に、係止穴を係合する爪片の端部に無理
な負荷がかからないため、繰り返して着脱しても嵌合部
分を損傷する心配がなく、耐久性を向上する等の利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ヘッドランプの実施形態にお
けるサイドランプの裏側斜視図である。
【図2】本発明の自動車用ヘッドランプの実施形態にお
けるヘッドランプ本体の斜視図である。
【図3】本発明の自動車用ヘッドランプの実施形態にお
けるヘッドランプ本体及びサイドランプの嵌合部の拡大
図である。
【図4】本発明の自動車用ヘッドランプの実施形態にお
ける取外し時の上記嵌合部の拡大図である。
【図5】従来の自動車用ヘッドランプに係る車両の要部
斜視図である。
【図6】従来の自動車用ヘッドランプにおける着脱構造
の要部斜視図である。
【図7】従来の自動車用ヘッドランプにおけるヘッドラ
ンプ本体及びサイドランプの嵌合部の拡大図である。
【符号の説明】
10 ヘッドランプ 11 ヘッドランプ本体 12 サイドランプ 13 爪片 14 端部 15 延長部 16 係止穴 17 押圧片 18 突片 19 インテグラルヒンジ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドランプ内面に付設した爪片を、ヘ
    ッドランプ本体に設けた係止穴と嵌合させることによ
    り、前記ヘッドランプ本体側部にサイドランプを取り付
    けるようにした自動車用ヘッドランプにおいて、 カンチレバー式に構成した爪片の端部に延長部を形成す
    ると共に、この延長部に対応する前記係止穴の至近位置
    おいて該延長部を押圧し得るように、前記ヘッドラン
    プ本体にインテグラルヒンジを介して押圧片を設けたこ
    とを特徴とする自動車用ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 前記押圧片に、前記延長部と当接する突
    片を突出形成したことを特徴とする請求項1に記載の自
    動車用ヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 前記爪片の端部は、前記係止穴の周縁部
    に鋭角で係合するようにしたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の自動車用ヘッドランプ。
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