JP3493917B2 - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JP3493917B2
JP3493917B2 JP28023096A JP28023096A JP3493917B2 JP 3493917 B2 JP3493917 B2 JP 3493917B2 JP 28023096 A JP28023096 A JP 28023096A JP 28023096 A JP28023096 A JP 28023096A JP 3493917 B2 JP3493917 B2 JP 3493917B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/10Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles actuating a signalling device
    • B60R25/1018Alarm systems characterised by features related to the general power supply

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報音を発する警
報装置に関する。特に、車両用警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、車両の盗難防止に用
いられる警報装置では、図7に示すように、隠しキース
イッチ201、補助バッテリ202、断線検出回路20
3、発振回路207及びスピーカ208などを備えた警
報装置200が知られている。この警報装置200は車
両に搭載された主バッテリ210及びECU220と電
気的に接続され、この警報装置200が車両に設置され
たとき、隠しキースイッチ201を手動にてオン状態に
操作して、断線検出回路203及び発振回路207に、
主バッテリ210から給電すると共に、補助バッテリ2
02からも給電可能とする。尚、主バッテリ210の方
が、補助バッテリ202より電圧が高く設定されてい
る。そして、イグニッションスイッチがオフ、且つドア
ロックスイッチがオンの時、ECU220が警戒状態と
見なし、警戒状態下において、電源線211の切断が検
出された時、又はガラス割れ、振動、超音波又は赤外線
による車室内における人などを検出する検出センサから
出力される侵入検知信号を検出した時、発振回路207
を駆動させ、スピーカ208より警報音を発する構成と
している。ここで、警戒状態とは運転者が車両から離れ
る場合に、車両の盗難が発生すると自己又は第三者に警
報等を発することによって盗難の事実を報知する必要が
ある監視状態をいう。又、主バッテリ210と警報装置
200との間の電源線211が切断された場合には、補
助バッテリ202から給電することで警報を発すること
ができるようにしている。一方、隠しキースイッチ20
1の役目は、メンテナンス等により主バッテリ210と
警報装置200との電気的接続を遮断した時、隠しキー
スイッチ201を手動でオフに操作することによって、
主バッテリ210及び補助バッテリ202からの給電を
遮断し、スピーカ208を鳴らさないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、メンテナンス等で主バッテリ210を外す
場合に、断線検出回路203が電源線211の電圧低
下、即ち、断線を検出し、警報音を発してしまうので、
警報音が発しないように、隠しキースイッチ201をオ
フするように操作する必要があり、隠しキースイッチ2
01の手動操作自体が煩わしかった。
【0004】従って、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、メンテナンス等により主バッテリと警報
装置との電気的接続を遮断した時に、特別な操作をする
必要がなく、警報音が鳴るのを防止できる警報装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の手段を採用することができる。
本発明は、外部にある主バッテリとは別に設けられた補
助バッテリが内蔵され、システムの警戒状態を表す警戒
信号及び非警戒状態を表す非警戒信号が入力されると共
に、システムが警戒状態で、且つ異常信号が入力された
時に警報音を発する警報装置である。システムが警戒状
態である時には、警戒信号に応じて、補助バッテリから
駆動手段への給電が可能な給電可能状態と、給電が不可
能な給電不可能状態とを切り換える切り換え手段を作動
させて、補助バッテリを駆動手段に対して給電可能状態
とする。これにより、駆動手段と主バッテリとの電気的
接続の遮断を検出する遮断検出手段で主バッテリの遮断
を検出した時、警報音発信手段を作動させて警報音を鳴
らすことができる。又、メンテナンス等により、主バッ
テリと警報装置との電気的接続を遮断する時というの
は、そもそもシステムが非警戒状態であるから、この非
警戒状態にある時には、切り換え手段によって、補助バ
ッテリを駆動手段に対して給電不可能状態とし、警報音
発信手段の作動を禁止することによって、警報音が鳴る
のを防止している。このため、メンテナンス等により、
主バッテリと警報装置との電気的接続が遮断された時
に、特別な操作をする必要がなく、警報音が鳴るのを防
止できる。
【0006】 更に、警戒状態を表す警戒信号及び非警
戒状態を表す非警戒信号が、1本の入力線によって、駆
動手段に入力され、駆動手段によって、システムが警戒
状態下にあるか非警戒状態下にあるかを識別しているた
め、2つの信号に応じて別々の入力線を設ける必要がな
く、又、警戒状態下で入力線が切断された場合、駆動手
段が警報音発信手段を作動させることで、警報音が鳴
り、セキュリティ性の高い警報装置とすることができ
る。
【0007】 更に、警戒信号、非警戒信号に加え、シ
ステムの異常を示す異常信号を入力線を介して、駆動手
段に入力させ、それぞれの信号を識別するようにしたた
め、各信号に応じて入力線を設ける必要がなく、部品点
数の少ない警報装置を実現できる。
【0008】 又、請求項3に記載の手段によれば、駆
動手段は、車両が判定手段によって警戒状態下にあると
判定した時において、駆動手段と補助バッテリとの間に
設けられた切り換え手段を作動させて補助バッテリを給
電可能状態にし、車両の室内への侵入、又は車両のガラ
スの割れを含む車両の異常を異常検出手段で検出した
時、車両用バッテリから給電されて警報音発信手段を作
動させる。又、駆動手段と車両用バッテリとの電気的接
続の遮断を遮断検出手段で検出した時、補助バッテリか
ら給電されて警報音発信手段を作動させ、警報音を鳴ら
すことができる。又、メンテナンス等により、車両用
ッテリと警報装置との電気的接続が遮断された時という
のは、そもそも車両が非警戒状態であるわけであるか
ら、この非警戒状態下では、切り換え手段によって補助
バッテリを給電不可能状態とし、警報音発信手段の作動
を禁止することによって、警報音が鳴るのを防止してい
る。このため、メンテナンス等により、車両用バッテリ
と警報装置との電気的接続が遮断された時に、特別な操
作をする必要がなく、警報音が鳴るのを防止できる。
に、警戒状態を表す警戒信号及び非警戒状態を表す非警
戒信号が、1本の入力線によって、駆動手段に入力さ
れ、駆動手段によって、システムが警戒状態下にあるか
非警戒状態下にあるかを識別しているため、2つの信号
に応じて別々の入力線を設ける必要がなく、又、警戒状
態下で入力線が切断された場合、駆動手段が警報音発信
手段を作動させることで、警報音が鳴り、セキュリティ
性の高い警報装置とすることができる。更に、警戒信
号、非警戒信号に加え、システムの異常を示す異常信号
を入力線を介して、駆動手段に入力させ、それぞれの信
号を識別するようにしたため、各信号に応じて入力線を
設ける必要がなく、部品点数の少ない警報装置を実現で
きる。
【0009】 又、請求項2又は4に記載の手段によれ
ば、少なくともイグニッションスイッチがオフで、且つ
ドアロックスイッチがオンである時に、警戒信号が駆動
手段に入力され、イグニッションスイッチがオン、又は
ドアロックスイッチがオフである時に非警戒信号が駆動
手段に入力される構成にすることで、簡単に警戒信号及
び非警戒信号を作ることができ、この信号を用いること
で容易にセキュリティ性の高い車両用警報装置とするこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第一実施例)以下、本発明を具体的な実施例に基づい
て説明する。図1は、本発明の第一実施例に係わる警報
装置1の構成を示した模式図である。図1に示されるよ
うに車両(図示せず、対象となるシステムに相当)の盗
難防止に用いられる警報装置1は、主としてバックアッ
プバッテリ(補助バッテリ)2、断線検出回路(遮断検
出手段)6、トランジスタ(切り換え手段)4、定電圧
電源回路5、マイクロコンピュータ(駆動手段)3、増
幅回路7、及び電気音響変換器(警報音発信手段)8な
どから構成されている。
【0011】警報装置1は、電源線21を介して端子+
Bにて車両に搭載された車両用バッテリ10の正極側と
接続されている。車両用バッテリ10からの電力はダイ
オード9及び電源線22を介して警報装置1内の増幅回
路7に供給されると共に、ダイオード13と電源線23
と抵抗30とを介して定電圧電源回路5に供給される。
又、警報装置1は端子IGを介してイグニッションスイ
ッチ11と接続されている。このイグニッションスイッ
チ11の他端は電源線21に接続されている。さらに警
報装置1は、端子(入力端子)CONTを介して外部コ
ントローラ(判定手段)20と接続され、端子GNDを
介して接地されている。
【0012】バックアップバッテリ2の正極側に接続さ
れた電源線24の他端は、接続点J2にてトランジスタ
4のエミッタ4a及びダイオード12のアノード側と接
続されている。このダイオード12のカソード側は接続
点J1にて電源線22に接続されている。バックアップ
バッテリ2は、車両用バッテリ10と端子+Bとの間の
電源線21が切断されたときにバックアップ用として給
電し、その電力を定電圧電源回路5、マイクロコンピュ
ータ3、及び増幅回路7に供給する。又、バックアップ
バッテリ2の正極側の接続点J4は、抵抗25及びダイ
オード29を介して端子IGにてイグニッションスイッ
チ11と接続されており、イグニッションスイッチ11
のオンにより車両用バッテリ10から電力が供給される
ことによって、バックアップバッテリ2は充電される。
【0013】断線検出回路6は、例えば図示しないがダ
イオードとそれに並列に接続された抵抗などから成り、
車両用バッテリ10からの電源線21と端子GNDを介
して接地線27とに接続され、電源線21及び接地線2
7の断線を検出し、その検出信号をマイクロコンピュー
タ3のポートP2に出力する。トランジスタ4は、非警
戒状態下におけるバックアップバッテリ2からの給電を
遮断し、警戒状態下においてバックアップバッテリ2か
らの給電を可能な状態とするために設けられたものであ
り、そのエミッタ4aがバックアップバッテリ2の正極
側と接続点J2にて接続されている。尚、警戒状態とは
運転者が車両から所定時間以上離れる場合に、車両の盗
難が発生すると自己又は第三者に警報等を発することに
よって盗難の事実を報知する必要がある監視状態をい
い、それ以外の監視する必要のない状態を非警戒状態と
いう。そしてベース4bが抵抗28を介してマイクロコ
ンピュータ3のポートP1と接続され、コレクタ4cが
ダイオード14のアノード側と接続されている。このダ
イオード14のカソード側は接続点J3にて電源線23
と接続されている。
【0014】定電圧電源回路5は、車両用バッテリ10
又はバックアップバッテリ2から給電され、端子VDD
を介してマイクロコンピュータ3に対し所定の一定電圧
を供給する。マイクロコンピュータ3は、端子VDDを
介して定電圧電源回路5から所定の一定電圧の供給を受
け、断線検出回路6からの検出信号及び外部コントロー
ラ20からの識別信号をそれぞれポートP2及びP3よ
り入力する。そしてそれら信号に基づいてポートP1を
介したトランジスタ4のオン、オフ制御や増幅回路7の
オン、オフ制御を行うと共に、警報時には出力ポートP
4より増幅回路7を介して電気音響変換器8に発振信号
を出力する。増幅回路7は、トランジスタやFETなど
の増幅素子にて構成され、警報時にマイクロコンピュー
タ3の出力ポートP4から出力される発振信号を増幅す
る。電気音響変換器8は、増幅回路7により増幅された
発振信号を音に変換し、警報音を発する。
【0015】外部コントローラ20では、信号線31を
介してイグニッションスイッチ11のオン、オフ状態を
検出し、又、ドアロックスイッチ32及びドアカーテシ
スイッチ33よりそれぞれのオン、オフ状態を検出す
る。外部コントローラ20は、それら検出信号を用いて
後述する処理により警戒状態か非警戒状態かを判定す
る。又、外部コントローラ20は、ガラス割れセンサ4
1、超音波センサ42及び振動センサ43よりそれぞれ
の検出信号を入力し、それら信号に基づいて後述する処
理により異常判定を行う。そして、警戒状態を意味する
警戒信号、又は非警戒状態を意味する非警戒信号、又は
「異常あり」を意味する異常信号を、端子CONTから
1本の入力線50を介してマイクロコンピュータ3のポ
ートP3に出力する。
【0016】続いて、上記に示された外部コントローラ
20の作用について、図2及び図3に示すフローチャー
トを用いて説明する。図2に示される処理は、ドアロッ
クのオン又はオフ信号を割り込み信号として起動され
る。まず、イグニッションスイッチ11がオン状態であ
るか否かを判定し (ステップ204)、続いてドアロックス
イッチ32がオン状態であるか否かを判定する (ステッ
プ206)。ここで、警戒状態下において運転者が車両に乗
り込もうとしてドアロックを解除すると、外部コントロ
ーラ20はステップ206 にてNOと判定し、ステップ21
8 にて非警戒状態に設定する。この後、ガラス割れセン
サ41及び振動センサ43への給電を停止し (ステップ
220)、非警戒信号を識別信号として出力する (ステップ
228)。尚、ステップ220 において超音波センサ42は給
電状態を維持している。ここまでの処理は警戒状態から
非警戒状態への状態遷移の処理を示している。
【0017】ドアロックを解除した運転者がドアを開け
て車内に入り、ドアを閉めてからイグニッションスイッ
チ11をオンにして車両が走行される。この間、イグニ
ッションスイッチ11がオンであるからステップ204 に
てYESと判定され、非警戒状態が維持される (ステッ
プ218)。運転者が車両を停止し、イグニッションスイッ
チ11をオフにし、ドアロックスイッチを解除して、ド
アを開けて外に出、ドアを閉めた後にドアロックをする
と、ステップ204 、206 、208 の各処理にてそれぞれN
O、YES、NOと判定される。そして、外部コントロ
ーラ20は超音波センサ42の検出信号を読み取り、車
内に人がいないことを確認すると、ステップ210 にてY
ESと判定する。この後、ドアロック後30sec経過
すると (ステップ212)、運転者が車両を離れたものと見
なして非警戒状態から警戒状態に状態を遷移させ (ステ
ップ214)、ガラス割れセンサ41及び振動センサ43へ
の給電を開始し (ステップ216)、警戒信号を識別信号と
して出力する (ステップ228)。ステップ204 にてイグニ
ッションスイッチ11がオン、又はステップ206 にてド
アロックスイッチ32がオフ、又はステップ208 にてカ
ーテシスイッチ33がオン、又はステップ210 にて車内
に人がいる場合には、ステップ218 に移行し、非警戒状
態を維持する。ここまでの処理は非警戒状態からの状態
遷移の処理を示している。
【0018】警戒状態下においては、所定時間間隔で異
常があるか否かの監視が行われる。その処理フローを図
3に示す。まず、警戒状態か否かを判定し (ステップ30
2)、警戒状態のときはステップ304 にてガラス割れセン
サ41、超音波センサ42及び振動センサ43の各検出
信号を入力する。続いて、ステップ306 にてそれら検出
信号を用いて異常の検出を行い、少なくとも一つのセン
サの検出信号が「異常あり」を示しているときはステッ
プ308 にて異常信号を識別信号として出力する。ステッ
プ302 にて非警戒状態のとき、又はステップ306 にて
「異常なし」のときは処理を終了する。このようにして
異常の有無が検知される。上記の図2及び図3に示され
た処理により、警戒信号又は非警戒信号又は異常信号
が、識別信号として端子CONTから入力線50を介し
て警報装置1内のマイクロコンピュータ3のポートP3
に出力される。この識別信号は外部ノイズによる警報装
置1の誤作動を防止するためにコード化されたパルス列
で形成されている。
【0019】次に、マイクロコンピュータ3の作用につ
いて図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4
に示される処理は、所定時間間隔で実行され、外部コン
トローラ20からの次の識別信号の受信までの間、その
状態を維持する。まず、端子CONTを介してポートP
3より識別信号があるか否かを判定する(ステップ40
2)。識別信号がある場合には、マイクロコンピュータ3
内に設けられた図示しない内部メモリ(ROM)に予め
書き込まれている識別プログラムによってこの識別信号
を解読し、識別信号に応じて、警戒状態であるか非警戒
状態であるかの設定及び異常の有無の設定を行う (ステ
ップ404)。又、ステップ402で識別信号の入力と判定さ
れない場合には、ステップ406 で現在のシステムの状態
が警戒状態であるか否かを判定する。警報状態と判定し
た時には、ステップ406 にてYESと判定し、ポートP
1の出力をLoレベルに設定する (ステップ408)。この
ポートP1のLoレベル出力により、トランジスタ4は
オン状態になり、バックアップバッテリ2を定電圧電源
回路5に対して給電可能状態とする。そして、異常の有
無の設定が「異常あり」か否かを判定する (ステップ41
0)。「異常あり」でない場合はステップ410 にてNOと
判定し、続くステップ411 にて入力線50が断線である
か否かを判定する。トランジスタ4はPNPタイプであ
り、初期状態(マイクロコンピュータ3の出力端子が開
状態のとき)においてはベース4bの電位はバックアッ
プバッテリ2の電圧によりHiレベルとなり、トランジ
スタ4はオフ状態である。ただし、本実施例ではマイク
ロコンピュータ3が吸い込み方式(オープンドレインタ
イプ)であるために、初期状態でのベース4bの電位が
Hiレベルとなるが、マイクロコンピュータ3が吐き出
し方式(シンクドレインタイプ)の場合には初期状態の
ベース4bの電位がLoレベルとなるために、トランジ
スタ4はNPNタイプである必要がある。
【0020】トランジスタ4がオン状態で、車両用バッ
テリ10から警報装置1に接続される電源線21又は接
地線27が正常に接続されている場合には、図1中の接
続点J1及びJ3の電位は車両用バッテリ10の端子電
圧(約12V)からダイオード9、13による電圧降下
を引いた値に等しい。接続点J1、J3の電位はバック
アップバッテリ2の端子電圧(約4〜8V)からダイオ
ード12、トランジスタ4及びダイオード14による電
圧降下をそれぞれ引いた値よりも高くなり、バックアッ
プバッテリ2からの給電は抑制され、定電圧電源回路5
及び増幅回路7への電流は端子+Bを介して車両用バッ
テリ10から供給される。このように警戒状態下におい
ては車両用バッテリ10から電源回路5及び増幅回路7
に対して給電が行われる。
【0021】ステップ408 にてポートP1のLoレベル
出力の後、マイクロコンピュータ3はポートP2より信
号を入力し (ステップ412)、Loレベルであるか否かを
判定する (ステップ414)。ポートP2は断線検出回路6
に接続され、この断線検出回路6は電源線21と接続さ
れているので、ポートP2から入力された信号がLoレ
ベルであることは、電源線21を何者かが切断したため
に端子+Bの電位が消失したことを意味する。電源線2
1が切断されると、接続点J1及びJ3の電位はバック
アップバッテリ2の端子電圧よりも低くなるので定電圧
電源回路5及び増幅回路7への電流はバックアップバッ
テリ2から供給される。そして、マイクロコンピュータ
3はポートP2がLoレベルである場合は、増幅回路7
に対して給電し、所定のプログラムに従って発振信号を
出力する (ステップ416)。この発振信号は増幅回路7を
経て電気音響変換器8によって音に変換され、約120
dBの音圧の警報音が発せられる。又、ステップ414 に
てポートP2からの入力信号がLoレベルでない場合に
は、電源線21の断線が生じていないと判断し、処理を
終了する。又、後の実行時におけるステップ410 にて異
常の有無の設定が「異常あり」のとき、又はステップ41
1 にて入力線50が断線しているときは各ステップにて
YESと判定し、増幅回路7に対して給電し、ステップ
416 にて発振信号を出力し、警報を発する。
【0022】ステップ406 にて現在のシステムの状態が
警戒状態でない場合のとき、ポートP1の電圧出力を初
期状態(Hiレベル)にする (ステップ420)。ステップ
420の処理によりトランジスタ4はオフ状態となるの
で、バックアップバッテリ2から定電圧電源回路5への
給電が行われない。そしてこの状態下においては車両用
バッテリ10からの電源線21が切断されても、バック
アップバッテリ2から給電されることがない。又、警報
装置1を車両に取り付ける以前の状態、即ち車両用バッ
テリ10からの電源線21、及び外部コントローラ20
からの信号線が警報装置1に接続されていない状態にお
いては、マイクロコンピュータ3への給電が行われない
ので、トランジスタ4はオフ状態を維持し、定電圧電源
回路5に対する給電は行われない。これにより、バック
アップバッテリ2からの給電が遮断され、車両搭載以前
におけるバックアップバッテリ2の充電電力の低下が防
止されると共に、メンテナンス等により警報装置1を車
両から取り外したときに警報を発することがない。
【0023】この警報装置1の警戒状態、非警戒状態及
び電源線21の断線発生時における作用をタイミングチ
ャートで示せば図5のようになる。識別信号が警戒状態
を示しているときは、ポートP1はLoレベル出力とな
り((e)図)、トランジスタ4がオンである((f)
図)。これにより接続点J1及びJ3と接続点J4との
うち電位の大きい方から定電圧電源回路5及び増幅回路
7に対して給電される。ここで、接続点J1及びJ3の
電位(約12V)が接続点J4の電位(約4〜8V)よ
り大きいから、車両用バッテリ10により定電圧電源回
路5及び増幅回路7に対して給電が行われる((g)
図)。よってバックアップバッテリ2による給電は行わ
れない((i)図)。又、電源線21に断線が発生して
いない限り、ポートP2の出力はHiレベルを維持する
((h)図)。
【0024】運転者が時刻t1 にてドアロックを解除す
ると外部コントローラ20から非警戒状態を示す識別信
号が出力され((a)図)、ポートP1はHiレベル出
力となり((e)図)、トランジスタ4はオフ状態にな
る((f)図)。運転者が時刻t4 〜t5 の時間だけエ
ンジンを起動させ((d)図)、車両の外に出て時刻t
10にてドアロックし((b)図)、その後30sec経
過するまでは非警戒状態に設定される((a)図)。こ
の非警戒状態下においても、トランジスタ4がオフ状態
であるのでバックアップバッテリ2による定電圧電源回
路5への給電は行われない((i)図)。非警戒状態下
における定電圧電源回路5への給電は車両用バッテリ1
0より行われる((g)図)。
【0025】ドアロック後30sec経過すると時刻t
11にて警戒状態と判定されると((a)図)、ポートP
1はLoレベル出力となり((e)図)、トランジスタ
4がオンとなる((f)図)。これによりバックアップ
バッテリ2からの給電が可能な状態になる。そして、時
刻t12にてガラス割れセンサ41、超音波センサ42及
び振動センサ43のうち少なくとも1つのセンサが異常
を検知すると、出力ポートP4から発振信号が出力され
((j)図)、電気音響変換器8より警報が発せられ
る。発振信号は、「異常なし」と判定される時刻t13
での間、オン状態を維持する。このようにして「異常あ
り」と判定された時に警報が発せられる。
【0026】又、時刻t14にて電源線21に断線が発生
するとポートP2の出力はLoレベルになり((h)
図)、車両用バッテリ10から電源回路5及び増幅回路
7への給電が遮断され((g)図)、バックアップバッ
テリ2から給電される((i)図)。マイクロコンピュ
ータ3ではポートP2の出力がLoになると断線が発生
したと判断して発振信号を出力し((j)図)、電気音
響変換器8より警報が発せられる。このようにして電源
線21の断線時に警報が発せられる。
【0027】従って、上記のような構成にすれば、警報
装置1は、車両用バッテリ10とは別に設けられたバッ
クアップバッテリ2が内蔵され、車両の警戒状態を表す
警戒信号及び非警戒状態を表す非警戒信号が入力される
と共に、車両が警戒状態で、且つ異常時に警報音を発す
る。車両が警戒状態である時には、警戒信号に応じて、
バックアップバッテリ2からマイクロコンピュータ3へ
の給電が可能な給電可能状態と、給電が不可能な給電不
可能状態とを切り換えるトランジスタ4を作動させて、
バックアップバッテリ2をマイクロコンピュータ3に対
して給電可能状態とする。これにより、マイクロコンピ
ュータ3と車両用バッテリ10とを電気的に接続する電
源線21及び接地線27が切断されたことを検出する遮
断検出回路6で車両用バッテリ10の断線を検出した
時、電気音響変換器8を作動させて警報音を鳴らすこと
ができる。又、メンテナンス等により、車両用バッテリ
10と警報装置1との電気的接続が遮断された時という
のは、そもそも車両が非警戒状態であるわけであるか
ら、この非警戒状態では、トランジスタ4によって、バ
ックアップバッテリ2をマイクロコンピュータ3に対し
て給電不可能状態とし、電気音響変換器8の作動を禁止
することによって、警報音が鳴るのを防止している。こ
のため、メンテナンス等により、車両用バッテリ10と
警報装置1との電気的接続を遮断する時に、特別な操作
をする必要がなく、警報音が鳴るのを防止できる。
【0028】上記内容をもう少し詳細に説明すると、マ
イクロコンピュータ3は、車両が外部コントローラ20
によって警戒状態下であると判定した時において、マイ
クロコンピュータ3とバックアップバッテリ2との間に
設けられたトランジスタ4を作動させてバックアップバ
ッテリ2を給電可能状態にする。これにより、車両の室
内への侵入を検出する超音波センサ42、車両のガラス
割れを検出するガラス割れセンサ41、車両の信号を検
出する振動センサ43のいずれかで異常を検出した時、
車両用バッテリ10から定電圧電源回路5及び増幅回路
7に対して給電することで電気音響変換器8を作動させ
ることができる。又、マイクロコンピュータ3と車両用
バッテリ10とを電気的に接続する電源線21及び接地
線27の断線を遮断検出回路6で検出した時、バックア
ップバッテリ2から定電圧電源回路5及び増幅回路7に
対して給電することで電気音響変換器8を作動させ、警
報音を鳴らすことができる。又、メンテナンス等によ
り、車両用バッテリ10と警報装置1との電気的接続を
遮断する時というのは、そもそも車両が非警戒状態であ
るわけであるから、この非警戒状態下である時には、ト
ランジスタ4によってバックアップバッテリ2を定電圧
電源回路5に対して給電不可能状態とし、電気音響変換
器8の作動を禁止することによって、警報音が鳴るのを
防止している。
【0029】又、警戒状態を表す警戒信号及び非警戒状
態を表す非警戒信号が、1本の入力線50によって、マ
イクロコンピュータ3に入力され、マイクロコンピュー
タ3によって、警戒状態下にあるか非警戒状態下にある
かを識別しているため、2つの信号に応じて別々の入力
線50を設ける必要がない。又、警戒状態下で入力線5
0が切断された場合、マイクロコンピュータ3が増幅回
路7を介して電気音響変換器8を作動させることで、警
報音が鳴り、セキュリティ性の高い警報装置1とするこ
とができる。さらに、警戒信号、非警戒信号に加え、車
両の室内への侵入を検出する超音波センサ42、車両の
ガラス割れを検出するガラス割れセンサ41、車両の振
動を検出する振動センサ43のいずれかのセンサから得
られる異常信号を入力線50を介して、マイクロコンピ
ュータ3に入力させ、それぞれの信号を識別するように
したため、各信号に応じて入力線50を設ける必要がな
く、部品点数の少ない警報装置1を実現できる。又、警
戒状態下において、車両用バッテリ10からの電源線2
1が切断された場合のみバックアップバッテリ2から給
電されることにより、非警戒状態下におけるバックアッ
プバッテリ2からの不必要な給電を抑制することがで
き、出荷過程におけるバックアップバッテリ2の充電電
力の低下を抑制し、車両への搭載当初から警報装置1を
確実に起動させることができる。尚、図1では、13は
逆接防止用のダイオードであり、システム構成上無くて
もよい。
【0030】(第二実施例)図6は第二実施例としての
警報装置101の構成を示した模式図である。第一実施
例ではバックアップバッテリ2からの電力供給経路とし
て、トランジスタ4を介して定電圧電源回路5に対して
給電する経路と、ダイオード12を介して電源線24に
対して給電する経路が独立して構成されていたが、第二
実施例ではバックアップバッテリ2からの電力供給経路
を、トランジスタ4を介して電源線22に対して給電す
る経路のみとし、定電圧電源回路5へは電源線22から
抵抗26を介して給電する構成とした。具体的には、図
1において接続点J2と電源線22との間に設けられた
ダイオード12、及びトランジスタ4のコレクタ4cと
接続点J3との間に設けられたダイオード14を削除し
た。そして図6に示されるように新たにトランジスタ4
と電源線22との間にダイオード18を設け、接続点J
6にてダイオード18のカソード側と電源線22とを接
続し、ダイオード18のアノード側とトランジスタ4の
コレクタ4cとを接続する構成とした。さらに定電圧電
源回路5への電源線23を、抵抗26を介して接続点J
7にて電源線22と接続する構成とした。この接続点J
7は、電源線22上のダイオード9と接続点J6との間
に設けられている。本実施例のその他の構成は第一実施
例と同一とした。
【0031】上記構成とすることにより警報装置101
は、警戒状態下において電源線21が接続された状態で
は、車両用バッテリ10からの電力が電源線23及び2
2を介して定電圧電源回路5及び増幅回路7にそれぞれ
供給される。又、電源線21が切断されると、車両用バ
ッテリ10からの給電が遮断され、バックアップバッテ
リ2からの電力がトランジスタ4、ダイオード18、及
び電源線22を介して増幅回路7に供給され、さらに抵
抗26及び電源線23を介して定電圧電源回路5に供給
される。一方、非警戒状態下においてはマイクロコンピ
ュータ3からの信号によりトランジスタ4がオフ状態と
なり、バックアップバッテリ2から定電圧電源回路5及
び増幅回路7への電力の供給が遮断される。従って警戒
状態下においてのみバックアップバッテリ2からの給電
を許可することができ、第一実施例と同等の効果を得る
ことができる。又、本実施例では第一実施例に示された
構成に比べてダイオードの個数を少なくできるため、第
一実施例より簡易な構成とすることができる。
【0032】尚、上記各実施例では、トランジスタ4を
用いてバックアップバッテリ2からの給電を遮断する構
成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
MOSFETやリレーなど電気的な切り換え機能を有す
る素子を用いて電流流路を切り換える構成としてもよ
い。又、上記各実施例では、ガラス割れセンサ41、超
音波センサ42及び振動センサ43などを用いて異常検
知を行う構成としたが、他のセンサを用いて異常を検知
してもよい。例えば傾斜計を用いて車両の傾きを検出
し、所定の閾値を超えたときに警報音を発する構成とし
たり、車速センサや赤外線センサなどの各種センサを用
いて車両の異常を検出して警報音を発する構成としても
よい。
【0033】上記各実施例では、警報装置1、101を
車両の盗難防止に適用した場合について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、バックアップ用
のバッテリを内蔵し、主電源からの電源線が切断された
ときにバックアップ用のバッテリが警報装置内に電力を
供給して作動する構成であれば、車両以外の盗難防止用
の警報装置に用いてもよい。又、本発明は必ずしも盗難
防止用の警報装置に限定されるものではなく、例えばシ
ステムの異常時に警報を発する警報装置などのように盗
難防止以外の目的に用いられる警報装置に適用してもよ
く、その適用対象は限定しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係わる警報装置の構成を
示した模式図。
【図2】外部コントローラの処理フローを示したフロー
チャート。
【図3】外部コントローラの異常検知の処理フローを示
したフローチャート。
【図4】マイクロコンピュータの処理フローを示したフ
ローチャート。
【図5】警報装置の作用を示したタイミングチャート。
【図6】本発明の第二実施例に係わる警報装置の構成を
示した模式図。
【図7】従来の盗難防止用警報装置の構成を示した模式
図。
【符号の説明】
1、101 警報装置 2 バックアップバッテリ(補助バッテリ) 3 マイクロコンピュータ(駆動手段) 4 トランジスタ(切り換え手段) 6 断線検出回路(遮断検出手段) 8 電気音響変換器(警報音発信手段) 10 車両用バッテリ 20 外部コントローラ(判定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/00 - 15/02 G08B 21/00 B60R 25/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部にある主バッテリとは別に設けられ
    た補助バッテリが内蔵され、システムの警戒状態を表す
    警戒信号及び非警戒状態を表す非警戒信号が入力される
    と共に、前記システムが警戒状態であり、かつ異常信号
    が入力された時に警報音を発する警報装置であって、 前記警報音を発する警報音発信手段と、 この警報音発信手段を駆動すると共に、外部にある前記
    主バッテリもしくは内蔵された前記補助バッテリにより
    作動する駆動手段と、 この駆動手段と前記主バッテリとの電気的接続の遮断を
    検出する遮断検出手段と、 前記警戒信号もしくは前記非警戒信号に応じて、前記補
    助バッテリから前記駆動手段への給電が可能な給電可能
    状態と、給電が不可能な給電不可能状態とを切り換える
    切り換え手段とを備え、 前記システムが警戒状態である時には、前記切り換え手
    段を作動させて前記補助バッテリを前記駆動手段に対し
    て給電可能状態とし、その状態において前記主バッテリ
    の電圧と前記補助バッテリの電圧との電位差により前記
    補助バッテリから給電され得る状態として、前記遮断検
    出手段で前記主バッテリの遮断を検出した時、前記警報
    音発信手段を作動させると共に、 前記システムが非警戒状態である時には、前記切り換え
    手段によって前記補助バッテリを前記駆動手段に対して
    給電不可能状態とし、前記警報音発信手段の作動を禁止
    し、 前記警戒信号、前記非警戒信号及び前記異常信号が1本
    の入力線によって前記駆動手段に入力され、 前記駆動手段によって前記システムが警戒状態下にある
    か非警戒状態下にあるかを識別すると共に、前記警戒状
    態下で前記入力線が切断された場合、前記駆動手段によ
    って前記警報音発信手段を作動させる ことを特徴とする
    警報装置。
  2. 【請求項2】 少なくともイグニッションスイッチがオ
    フで、且つドアロックスイッチがオンである時には前記
    警戒信号が入力され、前記イグニッションスイッチがオ
    ン、又は前記ドアロックスイッチがオフである時に前記
    非警戒信号が入力されることを特徴とする請求項1に記
    載の警報装置。
  3. 【請求項3】 車両が警戒状態にあるか非警戒状態にあ
    るかを判定する判定手段と、 前記車両の室内への侵入、又は前記車両のガラスの割れ
    を含む車両の異常を検出する異常検出手段と、 前記車両の異常時に警報音を発する警報音発信手段と、 この警報音発信手段を駆動する駆動手段と、 この駆動手段に電気的に接続される車両用バッテリ並び
    に補助バッテリと、 前記駆動手段と前記車両用バッテリとの電気的接続の遮
    断を検出する遮断検出手段と、 前記駆動手段と前記補助バッテリとの間に設けられ、前
    記補助バッテリから前記駆動手段への給電が可能な給電
    可能状態と、給電が不可能な給電不可能状態とを切り換
    える切り換え手段とを備え、前記判定手段から前記駆動手段へは1本の入力線によっ
    て前記システムが警戒状態下にあるか非警戒状態下にあ
    るかを識別する信号が送られ、 前記異常検出手段から前記駆動手段へは前記入力線によ
    って前記車両の異常を示す異常信号が送られ、 前記駆動手段は、 前記判定手段で警戒状態下にある時において、前記切り
    換え手段を作動させて前記補助バッテリを給電可能状態
    とし、その状態において前記車両用バッテリの電圧と前
    記補助バッテリの電圧との電位差により前記補助バッテ
    リから給電され得る状態として、前記異常検出手段で異
    常を検出した時、前記車両用バッテリから給電されて前
    記警報音発信手段を作動させ、又、前記遮断検出手段で
    遮断を検出した時、前記補助バッテリから給電されて前
    記警報音発信手段を作動させると共に、 非警戒状態下にある時において、前記切り換え手段によ
    って前記補助バッテリを給電不可能状態とし、前記警報
    音発信手段の作動を禁止し、 前記警戒状態下で前記入力線が切断された場合、前記警
    報音発信手段を作動させる ことを特徴とする車両用警報
    装置。
  4. 【請求項4】 少なくともイグニッションスイッチがオ
    フで、且つドアロックスイッチがオンである時に前記判
    定手段で前記警戒状態と判定され、前記イグニッション
    スイッチがオン、又は前記ドアロックスイッチがオフで
    ある時に前記判定手段で前記非警戒状態と判定されるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の警報装置。
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