JP3492768B2 - 水上走行船 - Google Patents

水上走行船

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JP3492768B2 JP16685194A JP16685194A JP3492768B2 JP 3492768 B2 JP3492768 B2 JP 3492768B2 JP 16685194 A JP16685194 A JP 16685194A JP 16685194 A JP16685194 A JP 16685194A JP 3492768 B2 JP3492768 B2 JP 3492768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジンを
搭載した水上走行船に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船体上部に操向ハンドルとシートとが設
けられてこのシートに乗員が跨って走航する水上走行船
では、エンジンは通常は2サイクルエンジンが用いられ
ていた。この2サイクルエンジンを船体に搭載する場
合、クランク軸方向を船体前後方向に向けるとともにシ
リンダを上下方向に向けて行っていた。すなわち、シリ
ンダの左右何れか一方の側面に吸気装置が接続され、他
方の側面に排気管が接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、2サイクル
エンジンが搭載された水上走行船では、水中に排気ガス
と共に燃料やオイルが僅かながらも排出されてしまう。
このような不具合はエンジンとして4サイクルエンジン
を使用すれば改善することができる。
【0004】ところが、単に2サイクルエンジンを4サ
イクルエンジンに置き換えただけでは、船体が大型化し
てしまうという問題が生じる。これは、4サイクルエン
ジンはシリンダヘッドが2サイクルエンジンに較べて大
きく、この大型のシリンダヘッドから側方へ向けて吸気
装置や排気管が延出されるからである。すなわち、エン
ジン全高が高くなるためにエンジン室の全高も高くしな
ければならず、その上、このエンジン室内の比較的高い
位置において大型のシリンダヘッドの側方に気化器およ
び吸気サイレンサーが略水平方向に並ぶため、エンジン
を上方から覆ってエンジン室を形成する船体カバーの上
下寸法および左右寸法が大きくなってしまう。船体の小
型化を図るために船体カバーの左右寸法を狭めようとす
ると、吸気サイレンサーとして小型のものを使用しなけ
ればならない。
【0005】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、4サイクルエンジンを搭載するに当
たり船体が大型化するのを防ぐことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水上走行船
は、気筒を複数有する4サイクルエンジンを船体にクラ
ンク軸方向を船体前後方向と平行にして搭載した水上走
行船において、前記エンジンから導出する排気通路を、
シリンダヘッドの排気口に接続する気筒毎の上流部と、
これらの上流部の下流端どうしを集合させる集合部とに
よって形成し、平面視において前記上流部の後方に前記
合流部を配設するとともに、これらの上流部と合流部と
を船体前後方向に沿わせて並べたものである。
【0007】請求項2記載の発明に係る水上走行船は、
請求項1に記載した発明に係る水上走行船において、エ
ンジンのシリンダ軸線を船体左右方向へ傾斜させるとと
もに、シリンダヘッドにおける下方を向く側部から排気
通路を導出させ、この排気通路の上流部より合流部を下
方に位置付けたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、4サイクルエンジンの大型の
シリンダヘッドから側方へ向けて排気管が延設されるこ
とがなくなる。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る水上走行船
の側面図、図2は同じく平面図、図3は要部を拡大して
示す側面図、図4は要部を拡大して示す平面図、図5は
図3におけるV−V線断面図である。
【0011】これらの図において、1は本発明に係る水
上走行船、2はこの水上走行船1の船体である。この水
上走行船1は、乗員が船体2上のシート3に跨って座
り、このシート3の前方に設けられた操向ハンドル4を
掴んで走航するものである。5は船体カバーで、この船
体カバー5は図5に示すように断面略山形状に形成され
て船体2の上部に船体2と一体的に設けられており、そ
の内方に船体2と協働してエンジン室6が形成されるよ
うに構成されている。図2において7は乗員の足を乗せ
るためのステップで、このステップ7は船体2における
シート3の左右両側方に一体的に形成されている。
【0012】8はこの水上走行船1のエンジンで、この
エンジン8は、4サイクル水冷2気筒型のものであり、
クランク軸9(図5参照)の軸線方向を船体前後方向と
平行にして2つの気筒を前後に並べた状態で船体2に搭
載されている。詳述すると、このエンジン8は船体の左
右方向中央部であって、前記シート3の前側下方かつ操
向ハンドル4の真下となる位置に配置されている。
【0013】また、このエンジン8は、図5に示すよう
にシリンダ軸線Aを船体右側へ向けて傾斜させてクラン
クケース10とシリンダボディ11、シリンダヘッド1
2、ヘッドカバー13とがクランク軸方向視において略
V字状になるように船体2に搭載されている。なお、こ
のようなエンジンレイアウトを採る関係から、潤滑方式
としてはドライサンプ方式が採用されている。ドライサ
ンプ用オイルタンクはエンジン8の前上方に配置されて
いる。このオイルタンクを図中符号14で示す。そし
て、上述したようにシリンダ軸線Aを右側へ傾斜させる
ことによりエンジン室6内の比較的低い位置に位置づけ
られたシリンダヘッド12には、上方を向く側部に吸気
装置15が接続され、下方を向く側部に排気装置16が
接続されている。
【0014】前記クランク軸9は、上述したようにシリ
ンダ軸線Aを右側へ傾斜させてヘッドカバー13が船体
右側壁に接近したとしてもピストン(図示せず)のスト
ロークを確保できるように、図5に示すように船体2の
左右方向中心線Bより船体左側に僅かにオフセットされ
た位置に配置されている。そして、このクランク軸9
は、不図示の吸・排気弁駆動装置やドライサンプ用オイ
ルポンプ、冷却水ポンプ、フライホイールマグネトウ1
7(図3,4)を回転駆動するように構成されるととも
に、このエンジン8から後方へ向けて延びる出力軸18
に連結されて船体後部に搭載されたジェットポンプ19
を駆動するように構成されている。
【0015】前記クランク軸9は、このクランク軸9上
の駆動歯車20およびこれに噛合する従動歯車21から
なる歯車式減速機22と、前記従動歯車21と一体的に
設けられてこれと共に回転する駆動プーリ23およびこ
れにチェーンを介して連結された出力軸側プーリ24か
らなるチェーン式減速装置25とを介して出力軸18に
連結されている。そして、この出力軸18がエンジン8
の後方においてカップリング26を介してジェットポン
プ用ドライブシャフト27に連結されている。なお、出
力軸18およびドライブシャフト27は船体2の左右方
向中心において後下がりに延設されている。
【0016】前記ドライブシャフト27は船体2のバル
クヘッド2aを貫通してジェットポンプ19内に延び、
後端にプロペラ(図示せず)が固着されている。そし
て、バルクヘッド2aに支持固定された軸受部材28
と、ジェットポンプ19のプロペラ収容部とに回転自在
に支持されている。なお、このジェットポンプ19は、
プロペラが回転することにより船底の開口部から水を吸
い上げ、後部の水流噴出部19aから後方へ向けて噴射
させる従来周知の構造のものが採用されている。また、
水流噴出部19aは前記操向ハンドル4と連動するよう
に構成されている。
【0017】前記吸気装置15は、シリンダヘッド12
に吸気管29を介して接続された気化器30と、この気
化器30の上流側に接続された吸気サイレンサー31と
から構成されている。これらの気化器30および吸気サ
イレンサー31は、図5に示すようにクランク軸方向視
において軸線Cが上方へ向かうにしたがって次第に船体
の左右方向中央へ向かうよう左側へ傾斜した状態で並べ
られている。そして、吸気サイレンサー31は断面略山
形状の船体カバー5の内側頂部近傍に配設されている。
【0018】なお、気化器30は船体前部に搭載された
燃料タンク32から燃料が供給されるように構成されて
いる。この燃料タンク32はエンジン8の前方に配置さ
れ、船体2の前側上部に設けられた給油部32aから燃
料が注入される構造になっている。また、吸気サイレン
サー31は図4中に符号31aで示す空気流入口が下方
へ向けて開口されている。
【0019】すなわち、この吸気装置15は、シリンダ
軸線Aが右側へ傾斜されて低位置に位置づけられたシリ
ンダヘッド12から左上がりに斜め上方へ延設され、エ
ンジン8の左右幅内に配置されるようになる。また、吸
気サイレンサー31を船体カバー5の最も高くなる部分
の内側に位置づけたので、シリンダヘッド12から斜め
上方へ延設される吸気装置15の延設方向の寸法を確保
することができ吸気サイレンサー31として大型のもの
を採用することができる。
【0020】前記排気装置16は、シリンダヘッド12
に接続されてシリンダヘッド12から後方へ向けて延設
された排気管33と、この排気管33を覆うカバー34
と、エンジン8の後側に配置されて前記排気管33が接
続された排気サイレンサー35と、この排気サイレンサ
ー35に冷却水排出部材36および連通管37を介して
接続されたウォーターロック38と、このウォーターロ
ック38内の排気ガスを前記ジェットポンプ19のプロ
ペラ室19bに導く下流管39とから形成されている。
【0021】前記排気管33は、前側気筒に連通された
前側排気管33aと、後側気筒に連通された後側排気管
33bとを下流側で1本に集合させて形成されている。
これらの排気管33a,33bの内部に本発明に係る排
気通路が形成されている。詳述すると、図3〜図5に示
すように、エンジン8のシリンダヘッド12から導出す
る排気通路は、シリンダヘッド12の排気口に接続する
気筒毎の上流部33cと、これらの上流部33cの下流
端どうしを集合させる集合部33dとによって形成され
ている。また、図4に示すように、平面視において上流
部33cの後方に合流部33dが配設され、上流部33
cと合流部33dとは、船体前後方向に沿わせて並べら
れている。さらに、この排気通路は、シリンダヘッド1
2における下方を向く側部から導出され、上流部33c
より合流部33dが下方に位置付けられている。 前記前
側排気管33aと後側排気管33bとを集合させてなる
集合管が排気サイレンサー35に下方から接続され、排
気サイレンサー35内に臨んでいる。また、前記カバー
34は、排気管33におけるシリンダヘッド12側端部
から排気サイレンサー35の下方へ至る水平延在部分を
覆っており、その内部にエンジン冷却水が供給される構
造になっている。
【0022】詳述すると、カバー34は、不図示のウォ
ーターポンプから冷却水ホース40を介してその前部に
エンジン冷却水が供給され、排気管33の周囲にエンジ
ン冷却水からなる水壁を形成するように構成されてい
る。なお、カバー34内のエンジン冷却水はカバー34
の後部に接続された冷却水ホース41から排出される。
すなわち、エンジン冷却水によって排気管33を冷却す
ることができるとともに、排気管33から周囲に伝播す
る排気音を減少させることができる。
【0023】前記排気サイレンサー35は、両端が閉塞
された外側管状部材の内方にこれと同等の形状の小径で
かつ管長が短い内側管状部材を間隔をおいて配置してな
る二重管構造になっており、その長手方向を船体左右方
向へ向けた状態でエンジン8の後側に配設され、エンジ
ン8に支持固定されている。そして、この排気サイレン
サー35の右側の下部に前記排気管33が貫通し、左側
の下部に後述する冷却水排出部材36が貫通している。
また、この排気サイレンサー35は、その右端に前記カ
バー34から導出された冷却水ホース41が接続される
とともに左端に冷却水ホース42が接続され、前記カバ
ー34から流出したエンジン冷却水が外側管状部材と内
側管状部材との間に形成された空間に右側から供給され
て左側の冷却水ホース42から排出されるように構成さ
れている。なお、エンジン冷却水が排出される冷却水ホ
ース42は、他端がエンジン8のウォータージャケット
(図示せず)に接続されている。このため、エンジン8
にはカバー34内および排気サイレンサー35内を通っ
たエンジン冷却水が供給されることになる。
【0024】すなわち、排気サイレンサー35は内側管
状部材の内方が排気膨張室となり、この排気膨張室の周
囲全域がエンジン冷却水からなる水壁で覆われることに
なる。このため、排気サイレンサー35をエンジン冷却
水によって冷却することができるとともに、排気サイレ
ンサー35から周囲に伝播する排気音を前記水壁によっ
て減少させることができる。
【0025】前記冷却水排水部材36は、エンジン8の
ウォータージャケットの冷却水出口に冷却水ホース43
を介して連通され、エンジン8から流出するエンジン冷
却水の略全量を排気通路中に排出するように構成されて
いる。このため、この冷却水排水部材36に接続された
連通管37へは排気サイレンサー35から流出した排気
ガスと、冷却水排水部材36から流出したエンジン冷却
水とが流される。そして、これらの排気ガスとエンジン
冷却水とは連通管37を介してウォーターロック38へ
流入する。
【0026】ウォーターロック38は、この水上走行船
1が転覆したときにジェットポンプ19側から水がエン
ジン8側へ逆流するのを防ぐためのもので、その内部に
水をある程度溜めることができる構造になっている。こ
のウォーターロック38とジェットポンプ19のプロペ
ラ室19bとを連通する下流管39は船体前方視におい
て下向きコ字状に形成され、排気通路が水面より上方を
迂回するように構成されている。すなわち、排気ガスは
ウォーターロック38から下流管39を介してプロペラ
室19bへ排出され、エンジン冷却水はウォーターロッ
ク38内にある程度溜まったときに排気ガスの圧力によ
って排気ガスとともに下流管39に押し出され、プロペ
ラ室19bへ排出される。
【0027】このように構成された水上走行船1では、
乗員がシート3に跨るようにして座り、操向ハンドル4
を握った状態で走航される。また、エンジン8から排出
された排気ガスは排気サイレンサー35で膨張された
後、連通管37、ウォーターロック38および下流管3
9を介してジェットポンプ19のプロペラ室19bへ排
出される。このとき、排気管33や排気サイレンサー3
5はエンジン冷却水によって冷却されることになる。
【0028】そして、この水上走行船1は、船体2にク
ランク軸方向を船体前後方向と平行にして4サイクルエ
ンジン8を搭載し、このエンジン8のシリンダ軸線Aを
左右方向へ傾斜させるとともに、シリンダヘッド12に
おける上方を向く側部に吸気装置15を接続したため、
シリンダ軸線Aを上下方向に向ける場合に較べてシリン
ダヘッド12が低位置に位置づけられ、吸気装置15は
このシリンダヘッド12から斜め上方へ延設される。
【0029】したがって、エンジン8の全高が低くなる
とともに吸気装置15がエンジン8の左右幅内に配置さ
れるようになるので、4サイクルエンジンを水上走行船
1に搭載するようにしても船体2が大型化することがな
い。
【0030】また、吸気装置15の吸気サイレンサー3
1を、断面略山形状に形成された船体カバー5の内側頂
部近傍に配設したため、シリンダヘッド12から斜め上
方へ延設される吸気装置15の延設方向の寸法を確保で
きる。したがって、船体2が大型化するのを抑えつつ吸
気サイレンサー31として大型のものを採用することが
できる。
【0031】さらに、シリンダヘッド12における下方
を向く側部に排気管33を接続し、この排気管33をシ
リンダヘッド12から後方へ延設して排気サイレンサー
35に接続し、この排気サイレンサー35を、エンジン
後部の近傍で船体左右方向へ延設させたため、排気サイ
レンサー35は出力軸18の上方の従来デッドスペース
であった位置に配設され、その長さ寸法はエンジンの左
右幅だけとることができる。したがって、船体2が大型
化するのを抑えつつ排気サイレンサー35も大型のもの
を採用することができる。
【0032】さらにまた、本実施例ではエンジン8のク
ランク軸9を船体2の左右方向中央よりシリンダヘッド
12とは反対側に位置づけたため、上述したようにシリ
ンダ軸線Aを右側へ傾斜させてヘッドカバー13が船体
右側壁に接近したとしても、ピストン(図示せず)のス
トロークを確保することができる。すなわち、限られた
エンジン室6内のスペースを有効に使用してエンジン8
を搭載することができる。
【0033】なお、本実施例ではエンジン8を操向ハン
ドル4の下方に位置づけた水上走行船について説明した
が、エンジンがシートの下方に位置づけられた水上走行
船にも適用することができる。この場合、エンジン8を
上方から覆ってエンジン室を形成する船体カバーはシー
トの一部もしくは全部を用いて構成されるが、この船体
カバーも頂部は平坦であっても断面略山形状に形成する
ことはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る係る水
上走行船は、気筒を複数有する4サイクルエンジンを船
体にクランク軸方向を船体前後方向と平行にして搭載し
た水上走行船において、前記エンジンから導出する排気
通路を、シリンダヘッドの排気口に接続する気筒毎の上
流部と、これらの上流部の下流端どうしを集合させる集
合部とによって形成し、平面視において前記上流部の後
方に前記合流部を配設するとともに、これらの上流部と
合流部とを船体前後方向に沿わせて並べたものであり、
請求項2に記載した発明に係る水上走行船は、請求項1
に記載した発明に係る水上走行船において、エンジンの
シリンダ軸線を船体左右方向へ傾斜させるとともに、シ
リンダヘッドにおける下方を向く側部から排気通路を導
出させ、この排気通路の上流部より合流部を下方に位置
付けたものであるため、4サイクルエンジンの大型のシ
リンダヘッドから側方へ向けて排気管が延設されること
がなくなるから、4サイクルエンジンを水上走行船に搭
載するようにしても船体が大型化することがない。
【0035】
【0036】
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る水上走行船の側面図である。
【図2】 本発明に係る水上走行船の平面図である。
【図3】 要部を拡大して示す側面図である。
【図4】 要部を拡大して示す平面図である。
【図5】 図3におけるV−V線断面図である。
【符号の説明】
1…水上走行船、2…船体、5…船体カバー、6…エン
ジン室、12…シリンダヘッド、13…ヘッドカバー、
15…吸気装置、16…排気装置、31…吸気サイレン
サー、33…排気管、35…排気サイレンサー、A…シ
リンダ軸線。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気筒を複数有する4サイクルエンジンを
    船体にクランク軸方向を船体前後方向と平行にして搭載
    した水上走行船において、前記エンジンから導出する排
    気通路を、シリンダヘッドの排気口に接続する気筒毎の
    上流部と、これらの上流部の下流端どうしを集合させる
    集合部とによって形成し、平面視において前記上流部の
    後方に前記合流部を配設するとともに、これらの上流部
    と合流部とを船体前後方向に沿わせて並べたことを特徴
    とする水上走行船
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水上走行船において、エ
    ンジンのシリンダ軸線を船体左右方向へ傾斜させるとと
    もに、シリンダヘッドにおける下方を向く側部から排気
    通路を導出させ、この排気通路の上流部より合流部を下
    方に位置付けたことを特徴とする水上走行船。
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