JP3490952B2 - ジアリールオキシメチルベンゼン化合物の製造方法 - Google Patents

ジアリールオキシメチルベンゼン化合物の製造方法

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JP3490952B2 JP2000076498A JP2000076498A JP3490952B2 JP 3490952 B2 JP3490952 B2 JP 3490952B2 JP 2000076498 A JP2000076498 A JP 2000076498A JP 2000076498 A JP2000076498 A JP 2000076498A JP 3490952 B2 JP3490952 B2 JP 3490952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録材料の増
感剤として有用なジアリールオキシメチルベンゼン化合
物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】置換又は無置換のフェノール化合物を用
いてエーテル化合物を製造する方法として、フェノール
化合物とハロゲン化合物とをアルカリの存在下で反応さ
せる方法が知られている。特開平3−69391号公報
には、水酸化カリウムの存在下、ジメチルスルホキシド
溶媒中でハイドロキノン化合物とベンジルクロライドと
を反応させてジエーテル化合物を得る方法が開示されて
いる。また、ジアリールオキシアルカンの製造方法とし
て、特開昭61−122239号公報には、炭酸カリウ
ム存在下、ジメチルスルホキシド溶媒中で置換又は無置
換のフェノール化合物とジハロゲン化アルカンとを反応
させてジエーテル化合物を得る方法が開示されている。
しかしながら、これらの方法では回収が困難であり且つ
高価なジメチルスルホキシドを溶剤として使用している
ため、目的化合物を安価で効率よく製造することは困難
であった。
【0003】一方、特開昭61−176544号公報及
び特開昭61−260036号公報には、アリールオキ
シアルコールのスルホン酸エステル又はアルキレンジオ
ールのスルホン酸エステルにフェノール又は芳香族アル
コールを反応させてエーテル化合物を得る方法が開示さ
れているが、これらの方法ではアリールオキシアルコー
ル又はアルキレンジオールのスルホン酸エステルを一旦
製造しなければならない。また、ジアラルキルオキシメ
チルベンゼンの製造方法として、特開平3−71885
号公報には、ジメチルスルホキシド溶媒中でキシレンジ
グリコールと水酸化カリウムとからキシレンジグリコー
ルカリウム塩を製造し、これにベンジルクロライドを反
応させてエーテル化合物を得る方法が開示されている
が、この方法では高価で且つ回収が困難なジメチルスル
ホキシドを溶剤として使用している。また、この方法は
エーテル抽出等の抽出工程を必要とするため、製造工程
が多くなるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の有する課題に鑑みてなされたものであり、ジアリー
ルオキシメチルベンゼン化合物を単純な工程で効率よく
且つ安価に製造する方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の条件下、フ
ェノール化合物とキシレンジハライドとを反応させ、
応終了後、反応液から分離したアルカリ金属及び/又は
アルカリ土類金属のハライド塩の水溶液を除去し、反応
後に析出した結晶を分離することによって上記課題が解
決されることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明の製造方法は、置換又は
無置換のフェノール化合物とキシレンジハライドとを反
応させて下記一般式[1]:
【0007】
【化2】 (式中、R1及びR2はそれぞれ同一でも異なっていても
よく、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
原子、アラルキル基、アルキルオキシカルボニル基、ア
リール基及びアリールスルホニル基からなる群より選ば
れる少なくとも一種を表し、m及びnはそれぞれ同一で
も異なっていてもよく、1から5までの整数を表す)で
表されるジアリールオキシメチルベンゼン化合物を製造
する方法であって、置換型又は無置換型フェノール化合
物と、キシレンジハライドと、アルコール水溶液と、を
含む混合溶液に、アルカリ金属、アルカリ金属の水酸化
物、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属、アルカリ土類
金属の水酸化物及びアルカリ土類金属塩からなる群より
選ばれる少なくとも一種の化合物を含む溶液を滴下して
前記フェノール化合物と前記キシレンジハライドとを反
応させ、反応終了後、反応液から分離したアルカリ金属
及び/又はアルカリ土類金属のハライド塩の水溶液を除
去し、得られたジアリールオキシメチルベンゼン化合物
前記反応液から分離することを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて詳細に説明する。
【0009】本発明の製造方法は、置換型又は無置換型
フェノール化合物と、キシレンジハライドと、アルコー
ル水溶液と、を含む混合溶液に、アルカリ金属、アルカ
リ金属の水酸化物、アルカリ金属塩、アルカリ土類金
属、アルカリ土類金属の水酸化物及びアルカリ土類金属
塩からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物を含
む溶液を滴下して前記フェノール化合物と前記キシレン
ジハライドとを反応させ、反応終了後、反応液から分離
したアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属のハライ
ド塩の水溶液を除去し、得られたジアリールオキシメチ
ルベンゼン化合物を前記反応液から分離するものであ
る。
【0010】ここで、本発明において用いられるフェノ
ール化合物は、無置換型フェノールであってもベンゼン
環に置換基を有するものであってもよく、具体的には、
フェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−ク
レゾール、2,4−キシレノール、2,5−キシレノー
ル、2,6−キシレノール、3,5−キシレノール、o
−クロロロフェノール、m−クロロロフェノール、p−
クロロロフェノール、メトキシフェノール、フェニルフ
ェノール、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロ
キシ安息香酸エチル、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジ
ル、α−ナフトール、β−ナフトール、4−フェニルス
ルホニルフェノール、4−(p−メチルフェニルスルホ
ニル)フェノールなどが挙げられる。
【0011】また、本発明において用いられるキシレン
ジハライドとしては、o−キシレンジクロライド、m−
キシレンジクロライド、p−キシレンジクロライド、o
−キシレンジブロミド、m−キシレンジブロミド、p−
キシレンジブロミドが挙げられる。なお、前記キシレン
ジハライドの使用量は、前記フェノール化合物1モルに
対して0.4〜0.6モルであることが好ましい。キシ
レンジハライドの使用量が0.4モル未満であるとジア
リールオキシメチルベンゼン化合物の生成量が低下する
傾向にあり、また、0.6モルを超えると不明副生成物
が生成してジアリールオキシメチルベンゼン化合物の生
成量が低下する傾向にある。
【0012】さらに、本発明において溶媒として使用さ
れるアルコールとしては、メタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコール、ブタノールが挙げられる。な
お、前記アルコール水溶液の使用量は、前記フェノール
化合物1重量部に対して1.0〜10重量部であること
が好ましい。前記アルコール水溶液の使用量が1重量部
未満であると溶液の撹拌が不十分となり、また、10重
量部を超えると反応効率および生産効率が低下する。ま
た、前記アルコール水溶液のアルコール濃度に特に制限
はないが、アルコール濃度が30重量%以上90重量%
以下であることが好ましい。アルコール濃度が前記下限
値未満であるとキシレンジハライドの加水分解が反応し
やすく目的化合物の純度や収率が低下する傾向にあり、
前記上限値を超えると反応で生成するアルカリ金属又は
アルカリ土類金属のハライド塩を目的物の結晶中から除
去しにくくなる傾向にある。
【0013】そして、前記混合溶媒に滴下されるアルカ
リ金属化合物又はアルカリ土類金属化合物を含む溶液
は、アルカリ金属、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ
金属塩、アルカリ土類金属、アルカリ土類金属の水酸化
物又はアルカリ土類金属塩を含むものであり、より具体
的には、ナトリウム、カリウム、リチウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カ
リウム、マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグ
ネシウム、炭酸水素マグネシウム、カルシウム、水酸化
カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸水素カルシウムなど
を含むものである。これらのアルカリ金属化合物又はア
ルカリ土類金属化合物は、1種類の化合物を単独で用い
てもよく、また、2種以上の化合物の混合物として用い
てもよい。また、この溶液の溶媒としては特に制限はな
いが、水;メタノール、エタノール、プロパノール、イ
ソプロパノール、ブタノールなどのアルコール類;又は
前記アルコールの水溶液を用いることが好ましく、水ま
たは50%以下のアルコール水溶液を用いることがより
好ましく、水を用いることが最も好ましい。なお、この
溶液における前記アルカリ金属化合物又は前記アルカリ
土類金属化合物の含有量は、前記フェノール化合物1モ
ルに対して0.8〜1.3モルであることが好ましい。
これらの化合物の使用量が0.8モル未満であるとジア
リールオキシメチルベンゼン化合物の生成量が低下する
傾向にあり、1.3モルを超えるとキシレンジハライド
の加水分解が優先して進行し、その結果、ジアリールオ
キシメチルベンゼン化合物の生成量が低下する傾向にあ
る。また、前記溶液における前記アルカリ金属化合物又
は前記アルカリ土類金属化合物の濃度は10〜70重量
%であることが好ましい。前記アルカリ金属化合物又は
前記アルカリ土類金属化合物の濃度が前記下限値未満で
あると滴下量が多くなり滴下時間が長くなるので工程に
多くの時間を要する傾向にあり、前記上限値を超えると
アルカリ金属化合物又はアルカリ土類金属化合物が溶液
中で結晶化して滴下し難くなる傾向にある。
【0014】なお、本発明の製造方法における反応温度
について特に制限はなく、通常室温〜100℃の範囲で
行うことができるが、前記アルカリ金属化合物又は前記
アルカリ土類金属化合物を含む溶液を滴下する際の反応
温度は40〜85℃であることが好ましい。反応温度が
40℃未満であると反応の進行が遅く効率が低下する傾
向にあり、85℃を超えるとキシレンジハライドの加水
分解が進行して目的化合物の収率が低下する傾向にあ
る。
【0015】そして、上記の反応により得られたジアリ
ールオキシメチルベンゼン化合物を反応液から分離して
目的化合物が得られる。ここで、反応液からジアリール
オキシメチルベンゼン化合物を分離する方法としては、
濾過、溶剤抽出等が挙げられる。なお、本発明の方法に
よれば、ジアリールオキシメチルベンゼン化合物を高純
度で得ることができるが、分離した析出物を再結晶等の
操作により精製することは、得られるジアリールオキシ
メチルベンゼン化合物の純度がより向上する傾向にある
ので好ましい。
【0016】以上説明したように、本発明の製造方法に
よって下記一般式[1]:
【0017】
【化3】 (式中、R1及びR2はそれぞれ同一でも異なっていても
よく、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲ
ン、アラルキル基、アルキルオキシカルボニル基、アリ
ール基及びアリールスルホニル基からなる群より選ばれ
る少なくとも一種を表し、m及びnはそれぞれ同一でも
異なっていてもよく、1から5までの整数を表す)で表
されるジアリールオキシメチルベンゼン化合物を単純な
工程で効率よく且つ安価に得ることができる。ここで、
本発明の方法により得られるジアリールオキシメチルベ
ンゼン化合物としては、具体的には、1,2−ジフェノ
キシメチルベンゼン、1,3−ジフェノキシメチルベン
ゼン、1,4−ジフェノキシメチルベンゼン、1,2−
ジ(o−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,2−
ジ(m−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,2−
ジ(p−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−
ジ(o−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−
ジ(m−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−
ジ(p−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,4−
ジ(o−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,4−
ジ(m−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,4−
ジ(p−メチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,2−
ジ(o−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,2−
ジ(m−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,2−
ジ(p−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−
ジ(o−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−
ジ(m−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−
ジ(p−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,4−
ジ(o−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,4−
ジ(m−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,4−
ジ(p−エチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,2−
ジ(2,4−ジメチルフェノキシ)メチルベンゼン、
1,2−ジ(2,5−ジメチルフェノキシ)メチルベン
ゼン、1,2−ジ(2,6−ジメチルフェノキシ)メチ
ルベンゼン、1,2−ジ(3,5−ジメチルフェノキ
シ)メチルベンゼン、1,3−ジ(2,4−ジメチルフ
ェノキシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(2,5−ジメ
チルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(2,6
−ジメチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−ジ
(3,5−ジメチルフェノキシ)メチルベンゼン、1,
4−ジ(2,4−ジメチルフェノキシ)メチルベンゼ
ン、1,4−ジ(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル
ベンゼン、1,4−ジ(2,6−ジメチルフェノキシ)
メチルベンゼン、1,4−ジ(3,5−ジメチルフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,2−ジ(o−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,2−ジ(m−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,2−ジ(p−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(o−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(m−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(p−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,4−ジ(o−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,4−ジ(m−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,4−ジ(p−クロロフェノ
キシ)メチルベンゼン、1,2−ジ(o−メトキシフェ
ノキシ)メチルベンゼン、1,2−ジ(m−メトキシフ
ェノキシ)メチルベンゼン、1,2−ジ(p−メトキシ
フェノキシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(o−メトキ
シフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(m−メト
キシフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(p−メ
トキシフェノキシ)メチルベンゼン、1,4−ジ(o−
メトキシフェノキシ)メチルベンゼン、1,4−ジ(m
−メトキシフェノキシ)メチルベンゼン、1,2−ジ
(p−フェニルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−
ジ(p−フェニルフェノキシ)メチルベンゼン、1,4
−ジ(p−フェニルフェノキシ)メチルベンゼン、1,
2−ジ(p−メトキシカルボニルフェノキシ)メチルベ
ンゼン、1,3−ジ(p−メトキシカルボニルフェノキ
シ)メチルベンゼン、1,4−ジ(p−メトキシカルボ
ニルフェノキシ)メチルベンゼン、1,2−ジ(p−エ
トキシカルボニルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3
−ジ(p−エトキシカルボニルフェノキシ)メチルベン
ゼン、1,4−ジ(p−エトキシカルボニルフェノキ
シ)メチルベンゼン、1,2−ジ(p−ベンジルオキシ
カルボニルフェノキシ)メチルベンゼン、1,3−ジ
(p−ベンジルオキシカルボニルフェノキシ)メチルベ
ンゼン、1,4−ジ(p−ベンジルオキシカルボニルフ
ェノキシ)メチルベンゼン、1,2−ジ(1−ナフチル
オキシ)メチルベンゼン、1,3−ジ(1−ナフチルオ
キシ)メチルベンゼン、1,4−ジ(1−ナフチルオキ
シ)メチルベンゼン、1,2−ジ(2−ナフチルオキ
シ)メチルベンゼン、1,3−ジ(2−ナフチルオキ
シ)メチルベンゼン、1,4−ジ(2−ナフチルオキ
シ)メチルベンゼン、1,2−ジ(4−フェニルスルホ
ニルフェノキシメチル)ベンゼン、1,3−ジ(4−フ
ェニルスルホニルフェノキシメチル)ベンゼン、1,4
−ジ(4−フェニルスルホニルフェノキシメチル)ベン
ゼン、1,2−ジ{4−(p−メチルフェニルスルホニ
ル)フェノキシメチル}ベンゼン、1,3−ジ4−(p
−メチルフェニルスルホニル)フェノキシメチル}ベン
ゼン、1,4−ジ4−(p−メチルフェニルスルホニ
ル)フェノキシメチル}ベンゼン等が挙げられる。
【0018】
【実施例】以下に、実施例及び比較例に基づき本発明を
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら
限定されるものではない。
【0019】実施例1 1リットルフラスコに、水164g、イソプロピルアル
コール306g、o−キシレンジクロライド87.5
g、フェノール94gを入れ、この溶液の温度を70℃
に保持しながら48%水酸化ナトリウム水溶液66.7
gを1時間にわたって滴下した。滴下終了後、70℃に
て1時間反応させ、さらに、反応液を昇温して環流下で
3時間反応させた。反応終了後、反応液から分離した塩
化ナトリウム水溶液を除去し、反応液を冷却して結晶を
析出させた。この結晶を濾過分離し、乾燥して1,2−
ジフェノキシメチルベンゼンを得た。この反応の収率は
89%であった。また、液体クロマログラフィー(日本
分光社製GULLIVERシリーズ、カラム:島津社製
Shim−pack CLC−ODS)による分析を行
ったところ、得られた化合物の純度は96.1%であっ
た。
【0020】実施例2 実施例1における48%水酸化ナトリウム水溶液66.
7gの代わりに48%水酸化ナトリウム水溶液83.3
gを使用した以外は実施例1と同様にして、1,2−ジ
フェノキシメチルベンゼンを合成し、得られた化合物に
ついて液体クロマトグラフィーによる分析を行った。反
応の収率は92%であり、得られた化合物の純度は9
6.6%であった。
【0021】実施例3 実施例1における48%水酸化ナトリウム水溶液66.
7gの代わりに48%水酸化ナトリウム水溶液108.
3gを使用した以外は実施例1と同様にして、1,2−
ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、得られた化合物
について液体クロマトグラフィー分析を行った。反応の
収率は87%であり、得られた化合物の純度は95.9
%であった。
【0022】実施例4 実施例1におけるo−キシレンジクロライド87.5g
の代わりにo−キシレンジクロライド70gを使用した
以外は実施例1と同様にして、1,2−ジフェノキシメ
チルベンゼンを合成し、液体クロマトグラフィーによる
分析を行った。反応の収率は88%であり、得られた化
合物の純度は95.7%であった。
【0023】実施例5 実施例1におけるo−キシレンジクロライド87.5g
の代わりにo−キシレンジクロライド105gを使用し
た以外は実施例1と同様にして、1,2−ジフェノキシ
メチルベンゼンを合成し、液体クロマトグラフィーによ
る分析を行った。反応の収率は89%であり、得られた
化合物の純度は96.3%であった。
【0024】実施例6 実施例1における水164g、イソプロピルアルコール
306gの代わりに水66g、イソプロピルアルコール
122gを使用した以外は実施例1と同様にして、1,
2−ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、液体クロマ
トグラフィーによる分析を行った。反応の収率は88%
であり、得られた化合物の純度は96.8%であった。
【0025】実施例7 実施例1における水164g、イソプロピルアルコール
306gの代わりに水263g、イソプロピルアルコー
ル489gを使用した以外は実施例1と同様にして、
1,2−ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、液体ク
ロマトグラフィーによる分析を行った。反応の収率は8
9%であり、得られた化合物の純度は97.5%であっ
た。
【0026】実施例8 実施例1における水164g、イソプロピルアルコール
306gの代わりに水282g、イソプロピルアルコー
ル188gを使用した以外は実施例1と同様にして、
1,2−ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、液体ク
ロマトグラフィーによる分析を行った。反応の収率は8
9%であり、得られた化合物の純度は95.7%であっ
た。
【0027】実施例9 実施例1における水164g、イソプロピルアルコール
306gの代わりに水71g、イソプロピルアルコール
399gを使用した以外は実施例1と同様にして、1,
2−ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、液体クロマ
トグラフィーによる分析を行った。反応の収率は88%
であり、得られた化合物の純度は97.4%であった。
【0028】実施例10 実施例1における水164g、イソプロピルアルコール
306gの代わりに水141g、メタノール329gを
使用した以外は実施例1と同様にして、1,2−ジフェ
ノキシメチルベンゼンを合成し、液体クロマトグラフィ
ーによる分析を行った。反応の収率は87%であり、得
られた化合物の純度は96.0%であった。
【0029】実施例11 実施例1における水164g、イソプロピルアルコール
306gの代わりに水157g、ブチルアルコール31
3gを使用した以外は実施例1と同様にして、1,2−
ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、液体クロマトグ
ラフィーによる分析を行った。反応の収率は88%であ
り、得られた化合物の純度は96.2%であった。
【0030】実施例12 実施例1におけるo−キシレンジクロライドの代わりに
m−キシレンジクロライドを使用した以外は実施例1と
同様にして、1,3−ジフェノキシメチルベンゼンを合
成し、液体クロマトグラフィーによる分析を行った。反
応の収率は93%であり、得られた化合物の純度は9
6.4%であった。
【0031】実施例13 実施例1におけるo−キシレンジクロライドの代わりに
p−キシレンジクロライドを使用した以外は実施例1と
同様にして、1,4−ジフェノキシメチルベンゼンを合
成し、液体クロマトグラフィーによる分析を行った。反
応の収率は91%であり、得られた化合物の純度は9
7.1%であった。
【0032】実施例14 1リットルフラスコに、水189g、イソプロピルアル
コール351g、m−キシレンジクロライド87.5
g、p-クレゾール108gを入れ、この溶液の温度を7
0℃に保持しながら48%水酸化ナトリウム水溶液8
3.3gを1時間にわたって滴下した。滴下終了後、7
0℃にて1時間反応させ、さらに、反応液を昇温して環
流下で3時間反応させた。反応終了後、反応液から分離
した塩化ナトリウム水溶液を除去し、反応液を冷却して
結晶を析出させた。この結晶を濾過分離し、乾燥して
1,2−ジ(p-メチルフェノキシメチル)ベンゼンを得
た。この反応の収率は90%であった。また、実施例1
と同様にして液体クロマログラフィーによる分析を行っ
たところ、得られた化合物の純度は96.8%であっ
た。
【0033】実施例15 1リットルフラスコに、水225g、イソプロピルアル
コール418g、m−キシレンジクロライド87.5
g、p−クロロフェノール128.5gを入れ、この溶
液の温度を70℃に保持しながら48%水酸化ナトリウ
ム水溶液83.3gを1時間にわたって滴下した。滴下
終了後、70℃にて1時間反応させ、さらに、反応液を
昇温して環流下で3時間反応させた。反応終了後、反応
液から分離した塩化ナトリウム水溶液を除去し、反応液
を冷却して結晶を析出させた。この結晶を濾過分離し、
乾燥して1,3−ジ(p-クロロフェノキシメチル)ベン
ゼンを得た。この反応の収率は91%であった。また、
実施例1と同様にして液体クロマログラフィーによる分
析を行ったところ、得られた化合物の純度は96.6%
であった。
【0034】実施例16 1リットルフラスコに、水214g、イソプロピルアル
コール397g、p−キシレンジクロライド87.5
g、2,6−キシレノール122gを入れ、この溶液を
70℃に保持しながら48%水酸化ナトリウム水溶液8
3.3gを1時間にわたって滴下した。滴下終了後、7
0℃にて1時間反応させ、さらに、反応液を昇温して環
流下で3時間反応させた。反応終了後、反応液から分離
した塩化ナトリウム水溶液を除去し、反応液を冷却して
結晶を析出させた。この結晶を濾過分離し、乾燥して
1,4−ジ(2,6−ジメチルフェノキシメチル)ベン
ゼンを得た。この反応の収率は90%であった。また、
実施例1と同様にして液体クロマログラフィーによる分
析を行ったところ、得られた化合物の純度は96.9%
であった。
【0035】実施例17 1リットルフラスコに、水298g、イソプロピルアル
コール553g、p-−キシレンジクロライド87.5
g、p−フェニルフェノール170gを入れ、この溶液
を70℃に保持しながら48%水酸化ナトリウム水溶液
83.3gを1時間にわたって滴下した。滴下終了後、
70℃にて1時間反応させ、さらに、反応液を昇温して
環流下で3時間反応させた。反応終了後、反応液から分
離した塩化ナトリウム水溶液を除去し、反応液を冷却し
て結晶を析出させた。この結晶を濾過分離し、乾燥して
1,4−ジ(p−フェニルフェノキシメチル)ベンゼン
を得た。この反応の収率は89%であった。また、実施
例1と同様にして液体クロマログラフィーによる分析を
行ったところ、得られた化合物の純度は96.2%であ
った。
【0036】実施例18 1リットルフラスコに、水259g、イソプロピルアル
コール481g、3go−キシレンジクロライド87.
5g、β−ナフトール148gを入れ、この溶液を70
℃に保持しながら48%水酸化ナトリウム水溶液83.
3gを1時間にわたって滴下した。滴下終了後、70℃
にて1時間反応させ、さらに、反応液を昇温して環流下
で3時間反応させた。反応終了後、反応液から分離した
塩化ナトリウム水溶液を除去し、反応液を冷却して結晶
を析出させた。この結晶を濾過分離し、乾燥して1,2
−ジ(β−ナフチルオキシメチル)ベンゼンを得た。こ
の反応の収率は88%であった。また、実施例1と同様
にして液体クロマログラフィーによる分析を行ったとこ
ろ、得られた化合物の純度は96.7%であった。
【0037】実施例19 1リットルフラスコに、水340g、イソプロピルアル
コール631g、p−キシレンジクロライド87.5
g、p-ヒドロキシ安息香酸ブチル194gを入れ、この
溶液を70℃に保持しながら48%水酸化ナトリウム水
溶液83.3gを1時間にわたって滴下した。滴下終了
後、70℃にて1時間反応させ、さらに、反応液を昇温
して環流下で3時間反応させた。反応終了後、反応液か
ら分離した塩化ナトリウム水溶液を除去し、反応液を冷
却して結晶を析出させた。この結晶を濾過分離し、乾燥
して1,4−ジ{4−(p−ブチルオキシカルボニルフ
ェノキシ)メチル}ベンゼンを得た。この反応の収率は
88%であった。また、実施例1と同様にして液体クロ
マログラフィーによる分析を行ったところ、得られた化
合物の純度は96.7%であった。
【0038】実施例20 1リットルフラスコに、水410g、イソプロピルアル
コール761g、o−キシレンジクロライド87.5
g、4-フェニルスルホニルフェノール234gを入れ、
この溶液を70℃に保持しながら48%水酸化ナトリウ
ム水溶液83.3gを1時間にわたって滴下した。滴下
終了後、70℃にて1時間反応させ、さらに、反応液を
昇温して環流下で3時間反応させた。反応終了後、反応
液から分離した塩化ナトリウム水溶液を除去し、反応液
を冷却して結晶を析出させた。この結晶を濾過分離し、
乾燥して1,2−ジ(4-フェニルスルホニルフェノキシ
メチル)ベンゼンを得た。この反応の収率は91%であ
った。また、実施例1と同様にして液体クロマログラフ
ィーによる分析を行ったところ、得られた化合物の純度
は96.5%であった。
【0039】実施例21 実施例1における48%水酸化ナトリウム水溶液66.
7gの代わりに50%水酸化カリウム水溶液112gを
使用した以外は実施例1と同様にして、1,2−ジフェ
ノキシメチルベンゼンを合成し、液体クロマトグラフィ
ーによる分析を行った。反応の収率は92%であり、得
られた化合物の純度は96.9%であった。
【0040】実施例22 1リットルフラスコに、水164g、イソプロピルアル
コール306g、o−キシレンジクロライド87.5
g、フェノール94gを入れ、この溶液の温度を70℃
に保持しながら48%水酸化ナトリウム水溶液58.3
gを1時間にわたって滴下した。滴下終了後、70℃に
て1時間反応させ、さらに、反応液を昇温して環流下で
3時間反応させた。反応終了後、反応液から分離した塩
化ナトリウム水溶液を除去し、反応液を冷却して結晶を
析出させた。この結晶を濾過分離し、乾燥して1,2−
ジフェノキシメチルベンゼンを得た。この反応の収率は
83%であった。また、実施例1と同様にして液体クロ
マログラフィーによる分析を行ったところ、得られた化
合物の純度は95.0%であった。
【0041】実施例23 実施例22における48%水酸化ナトリウム水溶液5
8.3gの代わりに48%水酸化ナトリウム水溶液11
6.7gを使用した以外は実施例22と同様にして、
1,2−ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、液体ク
ロマトグラフィーによる分析を行った。反応の収率は7
9%であり、得られた化合物の純度は81.4%であっ
た。
【0042】実施例24 実施例22におけるo−キシレンジクロライド87.5
gの代わりにo−キシレンジクロライド61.8gを使
用した以外は実施例22と同様にして、1,2−ジフェ
ノキシメチルベンゼンを合成し、液体クロマトグラフィ
ーによる分析を行った。反応の収率は82%であり、得
られた化合物の純度は95.1%であった。
【0043】実施例25 実施例22におけるo−キシレンジクロライド87.5
gの代わりにo−キシレンジクロライド113.8gを
使用した以外は実施例22と同様にして、1,2−ジフ
ェノキシメチルベンゼンを合成し、液体クロマトグラフ
ィーによる分析を行った。反応の収率は74%であり、
得られた化合物の純度は94.7%であった。
【0044】実施例26 実施例22における水164g、イソプロピルアルコー
ル306gの代わりに水26g、イソプロピルアルコー
ル49gを使用した以外は実施例22と同様にして、
1,2−ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、液体ク
ロマトグラフィーによる分析を行った。反応の収率は8
2%であり、得られた化合物の純度は94.6%であっ
た。
【0045】実施例27 実施例22における水164g、イソプロピルアルコー
ル306gの代わりに水395g、イソプロピルアルコ
ール733gを使用した以外は実施例22と同様にし
て、1,2−ジフェノキシメチルベンゼンを合成し、液
体クロマトグラフィーによる分析を行った。反応の収率
は73%であり、得られた化合物の純度は97.5%で
あった。
【0046】比較例1 実施例22における水164g、イソプロピルアルコー
ル306gの代わりに水470gを使用した以外は実施
例22と同様にして、1,2−ジフェノキシメチルベン
ゼンを合成し、液体クロマトグラフィーによる分析を行
った。反応の収率は79%であり、得られた化合物の純
度は75.4%であった。
【0047】上記実施例1〜27及び比較例1の各々に
ついて、上記式[1]における置換基R1及びR2の種
類、キシレンハライドのハロゲン原子の置換位置、キシ
レンハライドのフェノール化合物に対するモル比、アル
カリ化合物の種類及びフェノール化合物に対するモル
比、溶媒の種類及びフェノール化合物に対する重量比、
反応の収率、及び得られた化合物の純度を表1に示す。
なお、表1中、無置換型化合物のR1及びR2はH(水素
原子)と記す。さらに、表1の溶媒の種類の欄中、IP
Aはイソプロピルアルコールを表す。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造方法
によれば、単純な工程で高い収率を持って高純度のジア
リールオキシメチルベンゼン化合物が得られる。従っ
て、この方法を用いることにより、ジアリールオキシメ
チルベンゼン化合物を単純な工程で効率よく且つ安価に
製造することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 41/01 C07C 43/20 - 43/23

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 置換又は無置換のフェノール化合物とキ
    シレンジハライドとを反応させて下記一般式[1]: 【化1】 (式中、R1及びR2はそれぞれ同一でも異なっていても
    よく、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
    原子、アラルキル基、アルキルオキシカルボニル基、ア
    リール基及びアリールスルホニル基からなる群より選ば
    れる少なくとも一種を表し、m及びnはそれぞれ同一で
    も異なっていてもよく、1から5までの整数を表す)で
    表されるジアリールオキシメチルベンゼン化合物を製造
    する方法であって、 置換型又は無置換型フェノール化合物と、キシレンジハ
    ライドと、アルコール水溶液と、を含む混合溶液に、ア
    ルカリ金属、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属
    塩、アルカリ土類金属、アルカリ土類金属の水酸化物及
    びアルカリ土類金属塩からなる群より選ばれる少なくと
    も一種の化合物を含む溶液を滴下して前記フェノール化
    合物と前記キシレンジハライドとを反応させ、反応終了
    後、反応液から分離したアルカリ金属及び/又はアルカ
    リ土類金属のハライド塩の水溶液を除去し、得られたジ
    アリールオキシメチルベンゼン化合物を前記反応液から
    分離することを特徴とするジアリールオキシメチルベン
    ゼン化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記混合溶液が、 置換型又は無置換型フェノール化合物と、 前記フェノール化合物1モルに対して0.4〜0.6モ
    ルのキシレンジハライドと、 前記フェノール化合物1重量部に対して1.0〜10重
    量部のアルコール水溶液と、 を含むものであって、 前記フェノール化合物1モルに対して0.8〜1.3モ
    ルのアルカリ金属、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ
    金属塩、アルカリ土類金属、アルカリ土類金属の水酸化
    物及びアルカリ土類金属塩からなる群より選ばれる少な
    くとも一種の化合物を含む溶液を前記混合溶液に滴下す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
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