JP3490250B2 - 自動変速機のセレクト制御装置 - Google Patents

自動変速機のセレクト制御装置

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JP3490250B2
JP3490250B2 JP12421097A JP12421097A JP3490250B2 JP 3490250 B2 JP3490250 B2 JP 3490250B2 JP 12421097 A JP12421097 A JP 12421097A JP 12421097 A JP12421097 A JP 12421097A JP 3490250 B2 JP3490250 B2 JP 3490250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニュートラルレン
ジから走行レンジへのセレクト時、締結される締結要素
の過渡油圧を制御する自動変速機のセレクト制御装置の
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機において、アイドリン
グ状態にてニュートラルレンジから走行レンジへのセレ
クト時、セレクト直後に即アクセルが踏み込まれると、
エンジントルク及びエンジン回転の上昇が油圧上昇より
早いため、クラッチ締結中(相対回転が0に向かってい
る。)にエンジンが空吹き方向となる。
【0003】これに対し、自動変速機側では、図16の
に示すように、アクセル踏み込み量をスロットル開度
により監視し、スロットル開度の大きさに応じてライン
圧デューティ指令PLDuty を一気に高デューティとする
ライン圧制御が行なわれる。(特開平3−28571号
公報等を参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって、上記従来の自
動変速機にあっては、図16のに示すように、アクセ
ルの踏み込み操作からエンジンが空吹き方向となった後
にクラッチ油圧が立ち上がり、その締結圧が一気にΔP
まで上がるため、今度は逆にエンジントルク及びエンジ
ン回転を下げようとする。よって、図16のに示すよ
うに、エンジントルク及びエンジン回転が一気に下がる
ため、強い突き上げショック(以下、セレクトショック
という。)が生じる。
【0005】すなわち、アクセルを踏み込むことで上昇
するエンジントルク及びエンジン回転をクラッチ油圧が
急激な作動圧で止めるため、極めて大きなセレクトショ
ックが発生する。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、アイド
リング状態にてニュートラルレンジから走行レンジへの
セレクト時、セレクト直後に即アクセルが踏み込まれた
場合のセレクトショックを改善する自動変速機のセレク
ト制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(解決手段1) 上記課題の解決手段1(請求項1)は、図1のクレーム
対応図に示すように、ニュートラルレンジから走行レン
ジへのセレクト時、締結される締結要素aの過渡油圧を
制御する自動変速機のセレクト制御装置において、ニュ
ートラルレンジから走行レンジへのセレクト時であるか
どうか判断するセレクト判断手段bと、セレクト判断直
後にアクセルが踏み込まれると、締結要素aへの入れ圧
を、アクセル踏み込み前の圧力レベルからアクセル踏み
込み量に対応する圧力レベルまで斜め上げで上昇させる
過渡油圧制御を行なうと共に、セレクト判断直後に踏み
込まれたアクセル踏み込み量が設定値以上である場合に
は、斜め上げ上昇による過渡油圧制御を禁止するセレク
ト油圧制御手段cを設けたことを特徴とする。
【0008】(解決手段2)上記課題の解決手段2(請
求項2)は、請求項1記載の自動変速機のセレクト制御
装置において、セレクト時に締結される締結要素aへの
締結要素圧油路dの途中にアキュムレータeを設け、前
記セレクト油圧制御手段cを、セレクト判断直後にアク
セルが踏み込まれるとアキュムレータ背圧を斜め上げで
上昇させるアキュムレータ背圧制御による手段としたこ
とを特徴とする。
【0009】
【0010】(解決手段) 上記課題の解決手段(請求項)は、請求項1または
請求項2記載の自動変速機のセレクト制御装置におい
て、前記セレクト油圧制御手段を、セレクト判断後のア
クセル踏み込み操作時点が締結要素のディシュプレート
ストローク時間内であれば、ディシュプレートストロー
ク時間の経過を待って斜め上げ上昇による過渡油圧制御
を開始する手段としたことを特徴とする。
【0011】(解決手段) 上記課題の解決手段(請求項)は、請求項1ないし
請求項記載の自動変速機のセレクト制御装置におい
て、前記セレクト油圧制御手段を、セレクト判断後のア
クセル踏み込み操作時点が締結要素の締結終了時点の後
である時は、斜め上げ上昇による過渡油圧制御を禁止す
る手段としたことを特徴とする。
【0012】(解決手段6) 上記課題の解決手段(請求項)は、請求項1ないし
請求項記載の自動変速機のセレクト制御装置におい
て、前記セレクト油圧制御手段を、過渡油圧制御での斜
め上げ勾配を、入力トルクや油温等の締結トルクの上昇
応答に関係する運転条件により切り換える手段としたこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)実施の形態1は、請求項1〜6に記載
の発明に対応する自動変速機のセレクト制御装置であ
る。
【0014】まず、実施の形態1のセレクト制御装置が
適用された自動変速機の全体概略を説明する。
【0015】図2は自動変速機の動力伝達機構を示すス
ケルトン図である。
【0016】図2において、INは入力軸、OUTは出
力軸、FPGはフロント遊星ギヤ、RPGはリヤ遊星ギ
ヤであり、フロント遊星ギヤFPGは、第1サンギヤS
1と第1リングギヤR1と第1ピニオンP1と第1ピニ
オンキャリヤC1を有し、リヤ遊星ギヤRPGは、第2
サンギヤS2と第2リングギヤR2と第2ピニオンP2
と第2ピニオンキャリヤC2を有する。
【0017】上記ギヤトレーンを用い前進4速・後退1
速の変速段を得る締結要素として、リバースクラッチR
EV/C(以下、R/C)、ハイクラッチHIGH/C
(以下、H/C)、2−4ブレーキ2-4/B、ロークラッ
チLOW/C(以下、L/C)、ロー&リバースブレー
キL&R/B、ローワンウェイクラッチLOW O.W.C が設
けられている。
【0018】前記第1サンギヤS1は、第1回転メンバ
M1及びリバースクラッチR/Cを介して入力軸INに
連結されていると共に、第1回転メンバM1及び2−4
ブレーキ2-4/Bを介してケースKに連結されている。
【0019】前記第1キャリヤC1は、第2回転メンバ
M2及びハイクラッチH/Cを介して入力軸INに連結
されていると共に、第3回転メンバM3及びロー&リバ
ースブレーキL&R/Bを介してケースKに連結されて
いる。また、第1キャリヤC1は、第3回転メンバM3
及びロークラッチL/Cを介して第2リングギヤR2に
連結されている。尚、ロー&リバースブレーキL&R/
Bとは並列配置でローワンウェイクラッチLOW O.W.C が
設けられている。
【0020】前記第1リングギヤR1は、第4回転メン
バM4を介して第2キャリヤC2に直結され、されに、
第2キャリヤC2には出力軸OUTが直結されている。
【0021】前記第2サンギヤS2は、入力軸INに直
結されている。
【0022】なお、この動力伝達機構の特徴は、4−3
ダウンシフト時に変速ショックのない掛け替えタイミン
グを得るために採用されていたワンウェイクラッチと、
このワンウェイクラッチの採用に伴いエンジンブレーキ
を確保するために必要とされる油圧締結によるクラッチ
とを廃止し、締結要素の数を削減することで小型軽量化
を達成した点にある。
【0023】図3は上記動力伝達機構により前進4速・
後退1速の変速段を得る締結論理を示す図である。
【0024】第1速(1st)は、ロークラッチL/C
の油圧締結と、ロー&リバースブレーキL&R/Bの油
圧締結(エンジンブレーキレンジ選択時)もしくはロー
ワンウェイクラッチLOW O.W.C の機械締結(加速時)に
より得られる。すなわち、第2サンギヤ入力、第2リン
グギヤ固定、第2キャリヤ出力となる。
【0025】第2速(2nd)は、ロークラッチL/C
と2−4ブレーキ2-4/Bの油圧締結により得られる。す
なわち、第2サンギヤ入力、第1サンギヤ固定、第2キ
ャリヤ出力となる。
【0026】第3速(3rd)は、ハイクラッチH/C
とロークラッチL/Cの油圧締結により得られる。すな
わち、第2リングギヤと第2サンギヤの同時入力、第2
キャリヤ出力となる(変速比=1)。
【0027】第4速(4th)は、ハイクラッチH/C
と2−4ブレーキ2-4/Bの油圧締結により得られる。す
なわち、第1キャリヤ及び第2サンギヤ入力、第1サン
ギヤ固定、第2キャリヤ出力によるオーバドライブ変速
段となる。
【0028】後退速(Rev)は、リバースクラッチR
EV/Cとロー&リバースブレーキL&R/Bの油圧締
結により得られる。すなわち、第1,第2サンギヤ入
力、第1キャリヤ固定、第2キャリヤ出力となる。
【0029】尚、2−4ブレーキ2-4/Bは、多板クラッ
チと同様な構造による多板ブレーキである。
【0030】図4は上記変速段のうちDレンジ1速〜4
速の自動変速を達成するための締結要素とコントロール
バルブ部と電子制御部を示す制御システム図である。
【0031】図4には締結要素として、ロークラッチL
/Cと、2−4ブレーキ2-4/Bと、ハイクラッチH/C
が設けられている。ロークラッチL/Cは、請求項の締
結要素aに相当する。
【0032】図4のコントロールバルブ部には、シフト
バルブ(A)1と、シフトバルブ(B)2と、アキュム
コントロールバルブ(A)3と、アキュムコントロール
バルブ(B)4と、ロークラッチタイミングバルブ5
と、ロークラッチシーケンスバルブ6と、2−4ブレー
キタイミングバルブ7と、2−4ブレーキシーケンスバ
ルブ8と、ロークラッチアキュムレータ9と、2−4ブ
レーキアキュムレータ10と、ハイクラッチアキュムレ
ータ11が設けられている。前記ロークラッチアキュム
レータ9は請求項のアキュムレータeに相当する。
【0033】前記シフトバルブ(A)1及びシフトバル
ブ(B)2は、シフトソレノイド(A)21及びシフト
ソレノイド(B)22の作動に応じて1速〜4速(O
D)の各変速段での油路切り替えを行なう。
【0034】前記アキュムコントロールバルブ(A)3
は、ライン圧デューティソレノイド23により作り出さ
れるソレノイド圧PSOLAの大きさに応じてライン圧PL
を減圧しアキュムコントロール圧(A)PACCMA を調圧
する。尚、ライン圧デューティソレノイド23により作
り出されるソレノイド圧PSOLAは、図外のプレッシャレ
ギュレータバルブにより作り出されるライン圧PL の信
号圧となるモディファイヤ圧を調圧するプレッシャモデ
ィファイヤバルブへも導かれる。
【0035】前記アキュムコントロールバルブ(B)4
は、2-4/Bデューティソレノイド24により作り出され
るソレノイド圧PSOLBの大きさに応じてライン圧PL を
減圧しアキュムコントロール圧(B)PACCMB を調圧す
る。
【0036】前記ロークラッチタイミングバルブ5は、
ロークラッチタイミングソレノイド25がOFFの時に
信号圧油路をドレーン側とし、ONの時に油圧発生によ
り信号圧油路を連通側とする切り換えバルブである。
【0037】前記ロークラッチシーケンスバルブ6は、
4速へのシフトアップ時または4速からのシフトダウン
時にロークラッチアキュムレータ9の背圧制御を行な
う。
【0038】前記2−4ブレーキタイミングバルブ7
は、2−4ブレーキタイミングソレノイド26がOFF
の時に信号圧油路をドレーン側とし、ONの時に油圧発
生により信号圧油路を連通側とする切り換えバルブであ
る。
【0039】前記2−4ブレーキシーケンスバルブ8
は、3速へのシフトアップ時または3速からのシフトダ
ウン時の2−4ブレーキアキュムレータ10の背圧制御
を行なう。
【0040】前記ロークラッチアキュムレータ9は、そ
の背圧室にロークラッチシーケンスバルブ6を介してア
キュムコントロール圧(A)PACCMA が導かれ、ローク
ラッチL/Cの締結・解放を滑らかにする。
【0041】前記2−4ブレーキアキュムレータ10
は、その背圧室に2−4ブレーキシーケンスバルブ8を
介してアキュムコントロール圧(B)PACCMB が導か
れ、2−4ブレーキ2-4/Bの締結・解放を滑らかにす
る。
【0042】前記ハイクラッチアキュムレータ11は、
その背圧室にアキュムコントロール圧(A)PACCMA が
そのまま導かれ、ハイクラッチH/Cの締結・解放を滑
らかにする。
【0043】図4において、32はロークラッチ圧油路
(締結要素圧油路dに相当)、33はロークラッチアキ
ュムレータ背圧油路である。
【0044】図4の電子制御部には、A/Tコントロー
ルユニット20からの駆動指令に応じて油圧を制御する
アクチュエータとして、シフトソレノイド(A)21
と、シフトソレノイド(B)22と、ライン圧デューテ
ィソレノイド23と、2-4/Bデューティソレノイド24
と、ロークラッチタイミングソレノイド25と、2-4/B
タイミングソレノイド26が設けられている。
【0045】また、A/Tコントロールユニット20へ
入力情報をもたらす情報源として、スロットル開度を検
出するスロットルセンサ27と、車速を検出する車速セ
ンサ28と、タービン回転を検出するタービンセンサ2
9と、油温を検出する油温センサ30と、他のセンサ・
スイッチ類31が設けられている。
【0046】ここで、N−Dセレクト時のロークラッチ
アキュムレータ9の背圧制御は、インヒビタースイッチ
からのスイッチ信号によりニュートラルレンジからドラ
イブレンジへのセレクト操作が判断されたら、ライン圧
デューティソレノイド23に対するA/Tコントロール
ユニット20からのデューティ指令PLDuty により、ロ
ークラッチアキュムレータ9の背圧室に導かれるアキュ
ムコントロール圧(A)PACCMA (以下、PACCMとす
る。)を制御することで行なわれる。
【0047】また、Dレンジ時に1速〜4速を自動的に
変速する変速制御は、図6に示すような変速点特性モデ
ル図と検出されたスロットル開度及び車速に基づき、ア
ップシフトあるいはアップシフトの変速線を横切った時
に変速指令が出され、この変速指令により次に移行する
ギヤ位置が決定され、決定されたギヤ位置を得るべく図
5に示すシフトソレノイド作動表にしたがってA/Tコ
ントロールユニット20からシフトソレノイド(A)2
1とシフトソレノイド(B)22に対しONまたはOF
Fの指令を出すことで制御される。
【0048】次に、作用を説明する。
【0049】[セレクト制御作動]図7はN−Dセレク
ト時に締結されるロークラッチL/Cのアキュムレータ
背圧をA/Tコントロールユニット20からの指令によ
り制御するセレクト制御作動の流れを示すフローチャー
トで、以下、各ステップについて説明する。
【0050】ステップ70では、インヒビタースイッチ
からのスイッチ信号によりニュートラルレンジ(Nレン
ジ)からドライブレンジ(Dレンジ)へのセレクト操作
時が判断され、このセレクト判断によりセレクト制御が
開始される(セレクト判断手段cに相当)。
【0051】ステップ71では、セレクト判断時から高
デューティ比を一時的に出力し、その後、デューティ比
を第1設定時間t1 (セレクト制御時間)が経過するま
で下げる通常セレクト制御(アイドルセレクト制御)に
よるデューティ指令PLDutyがライン圧デューティソレ
ノイド23に対して出力される。
【0052】ステップ72では、検出される実スロット
ル開度THが設定開度THa を超えているかどうかが判
断される。ここで、設定開度THa は、例えば、1/1
6開度程度に設定される。
【0053】ステップ73では、セレクト判断時からの
実時間Tが第1設定時間t1 を超えたかどうかが判断さ
れる。
【0054】ステップ74では、ステップ73でT>t
1 と判断されると、通常セレクト制御を終了する。尚、
第1設定時間t1 による判断に代え、ギヤ比が設定ギヤ
比となった時に通常セレクト制御を終了するようにして
も良い。
【0055】ステップ75では、実スロットル開度TH
が任意スロットル開度THO (例えば、7/8開度以上
の高スロットル開度値)未満かどうかが判断される。
【0056】ステップ76では、ステップ75でTH≧
THO という高スロットル開度領域条件を満足すると、
ステップ82で行なわれる即踏制御が禁止される。
【0057】ステップ77では、図8のライン圧特性に
示すように、通常のライン圧制御によりスロットル開度
に応じて上昇するデューティ指令PLDuty がライン圧デ
ューティソレノイド23に対して出力される。
【0058】ステップ78では、実スロットル開度TH
がステップ72とステップ75の条件を満足するTHa
<TH<THO である時、即踏制御が開始される。
【0059】ステップ79では、セレクト判断時からの
実時間Tが第2設定時間t2 (ディシュプレートストロ
ーク時間)を超えたかどうかが判断され、t2 を超える
まで通常セレクト制御が維持される。
【0060】ステップ80では、セレクト判断時からの
実時間Tが第3設定時間t3 (クラッチ締結終了判断時
間)以下かどうかが判断される。ここで、自動変速機の
入出力回転数からギヤ比を算出し、ギヤ比によりクラッ
チ締結終了を判断するようにしても良い。
【0061】ステップ81では、ステップ80でT>t
3 というクラッチ締結終了条件を満足すると、ステップ
82で行なわれる即踏制御が禁止される。
【0062】ステップ82では、実時間Tがステップ7
9とステップ80の条件を満足するt2 <T≦t3 であ
る時、アクセル踏み込み前の背圧レベルからアクセル踏
み込み量に対応する背圧レベルまで(図8のΔP)、デ
ューティ指令PLDuty を斜め上げ勾配θにより上昇させ
る即踏制御が実行される。
【0063】ここで、デューティ指令PLDuty の斜め上
げ勾配θは、予め設定した固定値で与えても良いが、図
9に示すように、踏み込まれたスロットル開度THが大
開度であるほどθを小さく設定したり、図10に示すよ
うに、作動油温ATFが高温であるほどθを小さく設定
したり、その他、トルク容量Qaやトルクコンバータ滑
り量(Ne −NT )等のように、締結トルクの上昇応答
に関係する運転条件の1つもしくは2つ以上の組み合わ
せにより切り換える可変値で与えるようにしても良い。
【0064】ステップ83及びステップ84では、実時
間Tが第1設定時間t1 、つまり、セレクト制御時間が
経過するまでステップ82の即踏制御が実行され、第1
設定時間t1 を経過すると即踏制御を終了する。
【0065】[アイドルセレクト制御]図11はN−D
セレクト直後にアクセル踏み込み操作を行なわないアイ
ドル状態ままでのアイドルセレクト制御での各特性を示
すタイムチャートである。
【0066】このアイドルセレクト制御は、図7のフロ
ーチャートで、ステップ70からステップ71→ステッ
プ72→ステップ73が繰り返され、ステップ73から
ステップ74に移る流れにより行なわれる。
【0067】まず、デューティ指令PLDuty は、セレク
ト判断時から高デューティ比を一時的に出力し、その
後、デューティ比を第1設定時間t1 が経過するまで下
げる指令特性とされる。このデューティ指令PLDuty に
対応し、アキュムコントロール圧PACCMは、セレクト判
断時から一時的に高圧となり、その後、圧力が低下して
一定圧レベルが保たれる特性を示し、ロークラッチ圧P
L/C は、締結開始域での油圧立ち上がりから、なだらか
に油圧が上昇する入れ圧特性を示す。
【0068】よって、駆動トルクTQ は、クラッチ締結
中になだらかにトルクが上昇し、クラッチ締結後の小さ
なトルク変動による特性を示し、エンジン回転数Ne
は、回転数変動が小さな特性を示し、タービン回転数N
T は、クラッチ締結により回転数がゼロとなるまで低下
する特性を示す。
【0069】このように、N−Dセレクト後もアクセル
解放のままの時には、エンジン回転数やエンジントルク
の上昇がなく、ロークラッチL/Cの入れ圧を初期締結
応答を高めるべくコントロールするだけで、セレクトシ
ョックなくロークラッチL/Cが締結される。
【0070】[即踏セレクト制御]図12はN−Dセレ
クト直後にアクセル踏み込み操作を行なった場合の即踏
セレクト制御での各特性を示すタイムチャートである。
【0071】この即踏セレクト制御は、図7のフローチ
ャートで、ステップ70→ステップ71→ステップ72
→ステップ75→ステップ78→ステップ79→ステッ
プ80→ステップ82→ステップ83→ステップ84の
流れにより行なわれる。
【0072】まず、デューティ指令PLDuty は、少なく
ともディシュプレートストローク時間である第2設定時
間t2 を超えるまで通常のアイドルセレクト制御が維持
され、アクセルの踏み込みポイントを起点として、アク
セル踏み込量に対応するデューティ比P1 までのデュー
ティ幅ΔPの間、デューティ指令PLDuty を斜め上げ勾
配θにより上昇させ、セレクト制御時間である第1設定
時間t1 になると通常のライン圧制御によるデューティ
比P2 に戻される指令特性とされる。このデューティ指
令PLDuty に対応し、アキュムコントロール圧PACCM
は、セレクト判断時から一時的に高圧となり、その後、
圧力が低下し、さらに、アクセル踏み込みから遅れてな
だらかに上昇する特性を示し、ロークラッチ圧PL/C
は、締結開始域での油圧立ち上がりから、なだらかに油
圧が上昇する入れ圧特性を示す。
【0073】よって、駆動トルクTQ は、クラッチ締結
中になだらかにトルクが上昇し、クラッチ締結後にトル
ク変動する特性を示すが、トルク変動幅は図16に示す
従来制御での変動幅より遥かに小さなものとなり、エン
ジン回転数Ne の変動幅もタービン回転数NT の変動幅
も図16に示す従来制御での変動幅より小さなものとな
る。
【0074】このように、N−Dセレクト直後にアクセ
ル踏み込み操作を行なった場合、デューティ指令PLDut
y を斜め上げ勾配θにより上昇させる即踏セレクト制御
を行なうと、アクセルを踏み込み操作に対し、先に応答
良く上昇するエンジントルク及びエンジン回転を、応答
遅れで発生するクラッチ締結圧により急激に止めること
なく、滑らかに上昇するロークラッチ圧PL/C で徐々に
止めるため、セレクトショックをやわらげることができ
る。
【0075】このセレクトショックを改善する即踏セレ
クト制御において、デューティ幅ΔPは、図8に示すよ
うに、踏み込みによるアクセル開度THに対応して与
え、斜め上げ勾配θは、例えば、図9や図10に示すよ
うに、アクセル開度THや作動油温ATFに対応して与
えることで、セレクト直後のアクセル踏み込み量の違い
や、セレクト時の運転条件の違いがあっても常に安定し
たセレクトショック改善を図ることができる。
【0076】[高スロットル即踏セレクト制御]図13
はN−Dセレクト直後に急激なアクセル踏み込み操作を
行なった場合の高スロットル即踏セレクト制御での各特
性を示すタイムチャートである。
【0077】この高スロットル即踏セレクト制御は、図
7のフローチャートで、ステップ70→ステップ71→
ステップ72→ステップ75→ステップ76→ステップ
77の流れにより行なわれる。
【0078】図12に示す即踏セレクト制御(以下、
(A) の制御という)は、ロークラッチL/Cを滑らせな
がらショックをまとめるため、高伝達トルクで滑るとロ
ークラッチL/Cの耐久性が問題となる。
【0079】そこで、高伝達トルクとなる高スロットル
開度域まで踏み込まれた場合には、クラッチ耐久性を重
視する立場から(A) の制御を禁止し(ステップ76)、
通常のライン圧制御を行ない(ステップ77)、ローク
ラッチL/Cの締結を早めてクラッチ耐久性を確保す
る。
【0080】[ディシュプレートストローク時制御]図
14はN−Dセレクト直後であってディシュプレートス
トローク中にアクセル踏み込み操作を行なった場合のセ
レクト制御での各特性を示すタイムチャートである。
【0081】このディシュプレートストローク時制御
は、図7のフローチャートで、ステップ70→ステップ
71→ステップ72→ステップ75→ステップ78→ス
テップ79の流れにより行なわれる。
【0082】ディシュプレートストローク中にアクセル
踏み込み操作が行なわれた場合、アクセル踏み込み操作
により直ちに(A) の制御を行なってもディシュプレート
ストローク中はロークラッチ圧PL/C は上昇しない。そ
して、ディシュプレートストローク終了と同時にローク
ラッチ圧PL/C が急上昇するため、ショックが発生する
(図14の点線特性)。
【0083】そこで、アクセルが踏み込まれてもディシ
ュプレートストロークが終わる第2設定時間t2 が経過
した後に(A) の制御を開始し、第2設定時間t2 の間
は、アクセルの有無にかかわらず(A) の制御を禁止す
る。
【0084】[クラッチ締結後制御]図15はN−Dセ
レクトによるクラッチ締結が終了した後にアクセル踏み
込み操作を行なった場合のセレクト制御での各特性を示
すタイムチャートである。
【0085】このクラッチ締結後セレクト制御は、図7
のフローチャートで、ステップ70→ステップ71→ス
テップ72→ステップ75→ステップ78→ステップ7
9→ステップ80→ステップ81の流れにより行なわれ
る。
【0086】クラッチ締結が終了した後にアクセル踏み
込み操作にしたがって(A) の制御を行なうと、締結した
ロークラッチL/Cが再度滑る可能性がある(図15の
点線特性)。
【0087】そこで、タイマ時間やギヤ比により判断さ
れるクラッチ締結終了後、アクセル踏み込み操作を行な
っても(A) の制御を禁止する(ステップ81)。
【0088】(その他の実施の形態)本願のセレクト制
御装置が適用される自動変速機は、実施の形態1で示し
た自動変速機に限られず、また、セレクト時に締結され
る締結要素の入れ圧を直接制御するセレクト制御も含ま
れる。
【0089】実施の形態1では、N−Dセレクト時につ
いて説明したが、N−Rセレクト時やN−固定レンジセ
レクト時にも締結される締結要素の入れ圧制御に適用す
ることができる。
【0090】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、ニュー
トラルレンジから走行レンジへのセレクト時、締結され
る締結要素の過渡油圧を制御する自動変速機のセレクト
制御装置において、ニュートラルレンジから走行レンジ
へのセレクト時であるかどうか判断するセレクト判断手
段と、セレクト判断直後にアクセルが踏み込まれると、
締結要素への入れ圧を、アクセル踏み込み前の圧力レベ
ルからアクセル踏み込み量に対応する圧力レベルまで斜
め上げで上昇させる過渡油圧制御を行なうと共に、セレ
クト判断直後に踏み込まれたアクセル踏み込み量が設定
値以上である場合には、斜め上げ上昇による過渡油圧制
御を禁止するセレクト油圧制御手段を設けたため、ニュ
ートラルレンジから走行レンジへのセレクト時、セレク
ト直後に即アクセルが踏み込まれた場合のセレクトショ
ックを改善することができると共に、セレクト判断直後
に踏み込まれたアクセル踏み込み量が設定値以上である
場合には、過渡油圧制御による締結要素の滑りが高伝達
トルク状態で抑制され、締結要素の耐久信頼性が確保さ
れる
【0091】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の自動変速機のセレクト制御装置において、セレク
ト時に締結される締結要素への締結要素圧油路の途中に
アキュムレータを設け、セレクト油圧制御手段を、セレ
クト判断直後にアクセルが踏み込まれるとアキュムレー
タ背圧を斜め上げで上昇させるアキュムレータ背圧制御
による手段としたため、上記効果に加え、締結要素の入
れ圧を締結要素圧油路の油圧により直接制御する場合に
比べ、簡単できめ細かな精度の高いセレクト油圧制御と
することができる。
【0092】
【0093】 請求項記載の発明にあっては、請求項
または請求項2記載の自動変速機のセレクト制御装置
において、セレクト油圧制御手段を、セレクト判断後の
アクセル踏み込み操作時点が締結要素のディシュプレー
トストローク時間内であれば、ディシュプレートストロ
ーク時間の経過を待って斜め上げ上昇による過渡油圧制
御を開始する手段としたため、上記効果に加え、アクセ
ル踏み込み操作時点から過渡油圧制御を開始する場合の
ように、ディシュプレートストローク終了と同時に締結
要素の油圧が急上昇することがなく、アクセル踏み込み
操作が締結要素のディシュプレートストローク時間内で
行なわれた時のセレクトショックを防止することができ
る。
【0094】 請求項記載の発明にあっては、請求項
1ないし請求項記載の自動変速機のセレクト制御装置
において、セレクト油圧制御手段を、セレクト判断後の
アクセル踏み込み操作時点が締結要素の締結終了時点の
後である時は、斜め上げ上昇による過渡油圧制御を禁止
する手段としたため、上記効果に加え、締結要素の締結
終了時点の後にアクセル踏み込み操作にしたがって斜め
上げ上昇による過渡油圧制御を行なう場合の締結要素の
再滑りの発生を防止することができる。
【0095】 請求項記載の発明にあっては、請求項
1ないし請求項記載の自動変速機のセレクト制御装置
において、セレクト油圧制御手段を、過渡油圧制御での
斜め上げ勾配を、入力トルクや油温等の締結トルクの上
昇応答に関係する運転条件により切り換える手段とした
ため、運転条件の違いにかかわらず、セレクト後の即踏
み込み時に安定してセレクトショックの防止を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機のセレクト制御装置を示す
クレーム対応図である。
【図2】実施の形態1のセレクト制御装置が適用された
自動変速機の動力伝達機構を示すスケルトン図である。
【図3】実施の形態1のセレクト制御装置が適用された
自動変速機の締結論理表を示す図である。
【図4】実施の形態1のセレクト制御装置が適用された
油圧制御部及び電子制御部を示す全体システム図であ
る。
【図5】実施の形態1のセレクト制御装置のシフトソレ
ノイド作動表を示す図である。
【図6】実施の形態1のセレクト制御装置の変速点特性
モデルの一例を示す図である。
【図7】実施の形態1のセレクト制御装置においてN−
Dセレクト時に締結されるロークラッチのアキュムレー
タ背圧を制御するセレクト制御作動の流れを示すフロー
チャートである。
【図8】実施の形態1でのスロットル開度に対する基本
的なライン圧制御特性及びロークラッチアキュムレータ
背圧制御特性を示す制御特性図である。
【図9】実施の形態1のセレクト制御でデューティ指令
の斜め上げ勾配θを可変値で与える時のスロットル開度
THに対する斜め上げ勾配特性図である。
【図10】実施の形態1のセレクト制御でデューティ指
令の斜め上げ勾配θを可変値で与える時の作動油温AT
Fに対する斜め上げ勾配特性図である。
【図11】実施の形態1でのN−Dセレクト直後にアク
セル踏み込み操作を行なわないアイドル状態のままでの
アイドルセレクト制御での各特性を示すタイムチャート
である。
【図12】実施の形態1でのN−Dセレクト直後にアク
セル踏み込み操作を行なった場合の即踏セレクト制御で
の各特性を示すタイムチャートである。
【図13】実施の形態1でのN−Dセレクト直後に急激
なアクセル踏み込み操作を行なった場合の高スロットル
即踏セレクト制御での各特性を示すタイムチャートであ
る。
【図14】実施の形態1でのN−Dセレクト直後であっ
てディシュプレートストローク中にアクセル踏み込み操
作を行なった場合のセレクト制御での各特性を示すタイ
ムチャートである。
【図15】実施の形態1でのN−Dセレクトによるクラ
ッチ締結が終了した後にアクセル踏み込み操作を行なっ
た場合のセレクト制御での各特性を示すタイムチャート
である。
【図16】従来のライイン圧制御にしたがってN−Dセ
レクト直後にアクセル踏み込み操作を行なった場合の各
特性を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
a 締結要素 b セレクト判断手段 c セレクト油圧制御手段 d 締結要素圧油路 e アキュムレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−85225(JP,A) 特開 平8−105532(JP,A) 特開 平7−71585(JP,A) 特開 平6−34031(JP,A) 特開 平6−159493(JP,A) 特開 平7−35226(JP,A) 特開 昭61−105228(JP,A) 特開 平10−196783(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 61/40 - 61/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニュートラルレンジから走行レンジへの
    セレクト時、締結される締結要素の過渡油圧を制御する
    自動変速機のセレクト制御装置において、 ニュートラルレンジから走行レンジへのセレクト時であ
    るかどうか判断するセレクト判断手段と、 セレクト判断直後にアクセルが踏み込まれると、締結要
    素への入れ圧を、アクセル踏み込み前の圧力レベルから
    アクセル踏み込み量に対応する圧力レベルまで斜め上げ
    で上昇させる過渡油圧制御を行なうと共に、セレクト判
    断直後に踏み込まれたアクセル踏み込み量が設定値以上
    である場合には、斜め上げ上昇による過渡油圧制御を禁
    止するセレクト油圧制御手段を設けたことを特徴とする
    自動変速機のセレクト制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動変速機のセレクト制
    御装置において、 セレクト時に締結される締結要素への締結要素圧油路の
    途中にアキュムレータを設け、 前記セレクト油圧制御手段を、セレクト判断直後にアク
    セルが踏み込まれるとアキュムレータ背圧を斜め上げで
    上昇させるアキュムレータ背圧制御による手段としたこ
    とを特徴とする自動変速機のセレクト制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の自動変速
    機のセレクト制御装置において、 前記セレクト油圧制御手段を、セレクト判断後のアクセ
    ル踏み込み操作時点が締結要素のディシュプレートスト
    ローク時間内であれば、ディシュプレートストローク時
    間の経過を待って斜め上げ上昇による過渡油圧制御を開
    する手段としたことを特徴とする自動変速機のセレク
    ト制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の自動変速
    機のセレクト制御装置において、 前記セレクト油圧制御手段を、セレクト判断後のアクセ
    ル踏み込み操作時点が締結要素の締結終了時点の後であ
    る時は、斜め上げ上昇による過渡油圧制御を禁止する手
    段としたことを特徴とする自動変速機のセレクト制御装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載の自動変速
    機のセレクト制御装置において、 前記セレクト油圧制御手段を、過渡油圧制御での斜め上
    げ勾配を、入力トルクや油温等の締結トルクの上昇応答
    に関係する運転条件により切り換える手段としたことを
    特徴とする自動変速機のセレクト制御装置。
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