JP3488144B2 - 位置通知装置 - Google Patents
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S19/00—Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
- G01S19/01—Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
- G01S19/13—Receivers
- G01S19/34—Power consumption
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/20—Instruments for performing navigational calculations
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置通知装置に関
し、特に、緊急通報時に携帯電話の位置を通知したり、
携帯情報端末の位置を通知して周辺の地図情報等を得る
位置情報サービスに利用したり、業務用車両や警察官な
どの位置をモニタする位置管理システムに利用する位置
通知装置に関する。
し、特に、緊急通報時に携帯電話の位置を通知したり、
携帯情報端末の位置を通知して周辺の地図情報等を得る
位置情報サービスに利用したり、業務用車両や警察官な
どの位置をモニタする位置管理システムに利用する位置
通知装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の位置通知装置の例としては、特開
平11−83529号公報に開示されているものがある。その
構成図を、図１３に示す。図１３において、１はＧＰＳ
受信機などの測位手段、１ａはＧＰＳ衛星などからの信
号を受信する測位用アンテナ、27は測位手段１の電源オ
ン・オフ制御を行う制御部、11は携帯電話やＰＨＳなど
の通信手段、11ａは通信用アンテナ、９は測位結果を記
憶する記憶部、28は加速度センサ、29は方位センサとし
てのジャイロである。
平11−83529号公報に開示されているものがある。その
構成図を、図１３に示す。図１３において、１はＧＰＳ
受信機などの測位手段、１ａはＧＰＳ衛星などからの信
号を受信する測位用アンテナ、27は測位手段１の電源オ
ン・オフ制御を行う制御部、11は携帯電話やＰＨＳなど
の通信手段、11ａは通信用アンテナ、９は測位結果を記
憶する記憶部、28は加速度センサ、29は方位センサとし
てのジャイロである。
【０００３】図１３を参照しながら、従来の位置通知装
置の動作を説明する。加速度センサ28とジャイロ29と制
御部27は常に動作しており、記憶部９にも常に電源は供
給されて、記憶を保持できるようにしている。制御部27
は、加速度センサ28から得る加速度情報と、ジャイロ29
から得る方位情報とから、移動距離を求める。この移動
距離が一定値を越えると、制御部27は測位手段１の電源
をオンにする。測位手段１が測位用アンテナ１ａで受信
した信号に対して、３衛星または４衛星以上追尾をし
て、測位計算が完了すると、記憶部９に現在位置を記憶
して、測位手段１の電源をオフにする。
置の動作を説明する。加速度センサ28とジャイロ29と制
御部27は常に動作しており、記憶部９にも常に電源は供
給されて、記憶を保持できるようにしている。制御部27
は、加速度センサ28から得る加速度情報と、ジャイロ29
から得る方位情報とから、移動距離を求める。この移動
距離が一定値を越えると、制御部27は測位手段１の電源
をオンにする。測位手段１が測位用アンテナ１ａで受信
した信号に対して、３衛星または４衛星以上追尾をし
て、測位計算が完了すると、記憶部９に現在位置を記憶
して、測位手段１の電源をオフにする。
【０００４】一方、通信手段11は、通常は待ち受け状態
としておくが、外部からアクセスがあった場合に、制御
部27へ現在位置の要求を送る。制御部27は、記憶部９か
ら現在位置を読み出して通信手段11へ送る。通信手段11
は、通信用アンテナ11ａを介して外部へ現在位置を送信
する。
としておくが、外部からアクセスがあった場合に、制御
部27へ現在位置の要求を送る。制御部27は、記憶部９か
ら現在位置を読み出して通信手段11へ送る。通信手段11
は、通信用アンテナ11ａを介して外部へ現在位置を送信
する。
【０００５】このように、従来の位置通知装置でも、常
に測位手段１の電源をオンにしておかなくても、現在位
置を通知することができる。
に測位手段１の電源をオンにしておかなくても、現在位
置を通知することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の位置通知装置では、ジャイロや加速度センサが常に
動作しているため、消費電流が多いという問題があっ
た。
来の位置通知装置では、ジャイロや加速度センサが常に
動作しているため、消費電流が多いという問題があっ
た。
【０００７】本発明は、上記従来の問題を解決して、位
置通知装置の消費電流を少なくすることを目的とする。
置通知装置の消費電流を少なくすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、信号復調部および測位計算部を有し
て現在位置を測定する測位手段と、測位手段の電源制御
を行う制御部と、通信手段と、位置を記憶する記憶部
と、制御部を介して測位手段の電源をオンにして測位を
実行させる指示を定期的に出力するタイマーとを具備す
る位置通知装置の制御部に、測位手段の信号復調部と測
位計算部とに別々に電源を供給する手段と、信号復調部
から測位用情報を受信するまでは信号復調部のみの電源
をオンにする手段と、信号復調部から測位用情報を受信
すると測位計算部の電源をオンにして信号復調部の電源
はオフにする手段とを設けた構成とした。
めに、本発明では、信号復調部および測位計算部を有し
て現在位置を測定する測位手段と、測位手段の電源制御
を行う制御部と、通信手段と、位置を記憶する記憶部
と、制御部を介して測位手段の電源をオンにして測位を
実行させる指示を定期的に出力するタイマーとを具備す
る位置通知装置の制御部に、測位手段の信号復調部と測
位計算部とに別々に電源を供給する手段と、信号復調部
から測位用情報を受信するまでは信号復調部のみの電源
をオンにする手段と、信号復調部から測位用情報を受信
すると測位計算部の電源をオンにして信号復調部の電源
はオフにする手段とを設けた構成とした。
【０００９】 このように構成したことにより、定期的
に測位をして位置を記憶しておくことで、測位要求をし
ても測位ができないトンネルなどの場所で、多少古くて
も位置情報が必要な場合に、位置情報を利用することが
可能になるとともに、位置通知装置の平均消費電力を少
なく抑えることができる。
に測位をして位置を記憶しておくことで、測位要求をし
ても測位ができないトンネルなどの場所で、多少古くて
も位置情報が必要な場合に、位置情報を利用することが
可能になるとともに、位置通知装置の平均消費電力を少
なく抑えることができる。
【００１０】
【００１１】
【００１２】また、測位手段の信号復調部と測位計算部
とに別々にクロックを供給する手段と、測位用情報を受
信するまでは信号復調部のみにクロックを供給する手段
と、測位用情報を受信すると測位計算部にクロックを供
給して信号復調部のクロックを停止する手段とを設け
た。このように構成したことにより、必要な部分のみに
クロックを供給して、位置通知装置の平均消費電力を少
なく抑えることができる。
とに別々にクロックを供給する手段と、測位用情報を受
信するまでは信号復調部のみにクロックを供給する手段
と、測位用情報を受信すると測位計算部にクロックを供
給して信号復調部のクロックを停止する手段とを設け
た。このように構成したことにより、必要な部分のみに
クロックを供給して、位置通知装置の平均消費電力を少
なく抑えることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１〜図１２を参照しながら詳細に説明する。
て、図１〜図１２を参照しながら詳細に説明する。
【００１４】（第1の実施の形態）本発明の第１の実施
の形態は、携帯電話に設けた測位要求用ボタンを押した
ときのみ、ＧＰＳ受信機の電源をオンにして測位を実行
する位置通知装置である。
の形態は、携帯電話に設けた測位要求用ボタンを押した
ときのみ、ＧＰＳ受信機の電源をオンにして測位を実行
する位置通知装置である。
【００１５】図１は、本発明の第1の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図１に
おいて、１はＧＰＳ受信機などの測位手段、１ａはＧＰ
Ｓ衛星などからの信号を受信する測位用アンテナ、２は
測位手段１の電源オン・オフ制御を行う制御部、３は携
帯電話やＰＨＳなどの通信手段、３ａは通信用アンテ
ナ、３ｂは測位要求用ボタンである。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図１に
おいて、１はＧＰＳ受信機などの測位手段、１ａはＧＰ
Ｓ衛星などからの信号を受信する測位用アンテナ、２は
測位手段１の電源オン・オフ制御を行う制御部、３は携
帯電話やＰＨＳなどの通信手段、３ａは通信用アンテ
ナ、３ｂは測位要求用ボタンである。
【００１６】上記のように構成された本発明の第1の実
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。通常
は、測位手段１は電源オフ状態、通信手段３は待ち受け
状態であり、消費電流を抑えるようになっている。通信
手段３に設けた測位要求ボタン３ｂが押されると、通信
手段３は制御部２に測位要求を出し、制御部２は測位手
段１の電源をオンにする。測位手段１が測位用アンテナ
１ａで受信した信号に対して、３衛星または４衛星以上
追尾をして測位計算ができると、制御部２は現在位置を
通信手段３へ送り、測位手段１の電源をオフにする。
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。通常
は、測位手段１は電源オフ状態、通信手段３は待ち受け
状態であり、消費電流を抑えるようになっている。通信
手段３に設けた測位要求ボタン３ｂが押されると、通信
手段３は制御部２に測位要求を出し、制御部２は測位手
段１の電源をオンにする。測位手段１が測位用アンテナ
１ａで受信した信号に対して、３衛星または４衛星以上
追尾をして測位計算ができると、制御部２は現在位置を
通信手段３へ送り、測位手段１の電源をオフにする。
【００１７】一方、通信手段３は、現在位置を保持して
おき、外部からアクセスがあった場合に、通信用アンテ
ナ３ａを介して外部へ現在位置を送信するか、または制
御部２から現在位置を受け取ったときに予め決められた
番号へ自動的にダイアルして外部へ現在位置を送信す
る。
おき、外部からアクセスがあった場合に、通信用アンテ
ナ３ａを介して外部へ現在位置を送信するか、または制
御部２から現在位置を受け取ったときに予め決められた
番号へ自動的にダイアルして外部へ現在位置を送信す
る。
【００１８】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、位置通知装置を、携帯電話に設けた測位要求用ボ
タンを押したときのみ、ＧＰＳ受信機の電源をオンにし
て測位を実行する構成としたので、常に動作する回路や
部品を無くして、消費電流を少なくすることができる。
では、位置通知装置を、携帯電話に設けた測位要求用ボ
タンを押したときのみ、ＧＰＳ受信機の電源をオンにし
て測位を実行する構成としたので、常に動作する回路や
部品を無くして、消費電流を少なくすることができる。
【００１９】（第２の実施の形態）本発明の第２の実施
の形態は、携帯電話の既存のボタンで特定のパターンを
押したときのみ、ＧＰＳ受信機の電源をオンにして測位
を実行する位置通知装置である。
の形態は、携帯電話の既存のボタンで特定のパターンを
押したときのみ、ＧＰＳ受信機の電源をオンにして測位
を実行する位置通知装置である。
【００２０】図２は、本発明の第２の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図２に
おいて、１はＧＰＳ受信機などの測位手段、１ａはＧＰ
Ｓ衛星などからの信号を受信する測位用アンテナ、２は
測位手段１の電源オン・オフ制御を行う制御部、４は携
帯電話やＰＨＳなどの通信手段、４ａは通信用アンテナ
である。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図２に
おいて、１はＧＰＳ受信機などの測位手段、１ａはＧＰ
Ｓ衛星などからの信号を受信する測位用アンテナ、２は
測位手段１の電源オン・オフ制御を行う制御部、４は携
帯電話やＰＨＳなどの通信手段、４ａは通信用アンテナ
である。
【００２１】上記のように構成された本発明の第２の実
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。通常
は、測位手段１は電源オフ状態、通信手段４は待ち受け
状態であり、消費電流を抑えるようになっている。通信
手段４にあるボタンが“＊＃＊”などの予め決められた
パターンで押されると、通信手段４は制御部２に測位要
求を出し、制御部２は測位手段１の電源をオンにする。
測位手段１が測位用アンテナ１ａで受信した信号に対し
て、３衛星または４衛星以上追尾をして測位計算ができ
ると、制御部２は現在位置を通信手段４へ送り、測位手
段１の電源をオフにする。
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。通常
は、測位手段１は電源オフ状態、通信手段４は待ち受け
状態であり、消費電流を抑えるようになっている。通信
手段４にあるボタンが“＊＃＊”などの予め決められた
パターンで押されると、通信手段４は制御部２に測位要
求を出し、制御部２は測位手段１の電源をオンにする。
測位手段１が測位用アンテナ１ａで受信した信号に対し
て、３衛星または４衛星以上追尾をして測位計算ができ
ると、制御部２は現在位置を通信手段４へ送り、測位手
段１の電源をオフにする。
【００２２】一方、通信手段４は、現在位置を保持して
おき、外部からアクセスがあった場合に、通信用アンテ
ナ４ａを介して外部へ現在位置を送信するか、または制
御部２から現在位置を受け取ったときに予め決められた
番号へ自動的にダイアルして外部へ現在位置を送信す
る。
おき、外部からアクセスがあった場合に、通信用アンテ
ナ４ａを介して外部へ現在位置を送信するか、または制
御部２から現在位置を受け取ったときに予め決められた
番号へ自動的にダイアルして外部へ現在位置を送信す
る。
【００２３】上記のように、本発明の第２の実施の形態
では、位置通知装置を、携帯電話の既存のボタンで特定
のパターンを押したときのみ、ＧＰＳ受信機の電源をオ
ンにして測位を実行する構成としたので、位置通知装置
の平均消費電力を少なく抑えることができる。
では、位置通知装置を、携帯電話の既存のボタンで特定
のパターンを押したときのみ、ＧＰＳ受信機の電源をオ
ンにして測位を実行する構成としたので、位置通知装置
の平均消費電力を少なく抑えることができる。
【００２４】（第３の実施の形態）本発明の第３の実施
の形態は、携帯電話で特定の番号をダイヤルしたときの
み測位を実行する位置通知装置である。
の形態は、携帯電話で特定の番号をダイヤルしたときの
み測位を実行する位置通知装置である。
【００２５】図３は、本発明の第３の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図３に
おいて、１と１ａと２は第２の実施の形態と同じものな
ので説明を省略する。５は携帯電話やＰＨＳなどの通信
手段、５ａは通信用アンテナであり、通信手段５は、特
定の番号をダイヤルしたときに制御部２に測位要求を出
すようにしたものである。緊急通報のようにある特定の
番号をダイヤルしたときのみ自動的に測位をする。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図３に
おいて、１と１ａと２は第２の実施の形態と同じものな
ので説明を省略する。５は携帯電話やＰＨＳなどの通信
手段、５ａは通信用アンテナであり、通信手段５は、特
定の番号をダイヤルしたときに制御部２に測位要求を出
すようにしたものである。緊急通報のようにある特定の
番号をダイヤルしたときのみ自動的に測位をする。
【００２６】上記のように、本発明の第３の実施の形態
では、位置通知装置を、携帯電話で特定の番号をダイヤ
ルしたときのみ測位を実行構成としたので、位置通知装
置の平均消費電力を少なく抑えることができる。
では、位置通知装置を、携帯電話で特定の番号をダイヤ
ルしたときのみ測位を実行構成としたので、位置通知装
置の平均消費電力を少なく抑えることができる。
【００２７】（第４の実施の形態）本発明の第４の実施
の形態は、携帯電話に特定の番号から着信したときのみ
測位を実行する位置通知装置である。
の形態は、携帯電話に特定の番号から着信したときのみ
測位を実行する位置通知装置である。
【００２８】図４は、本発明の第４の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図４に
おいて、１と１ａと２は第２の実施の形態と同じものな
ので説明を省略する。６は携帯電話やＰＨＳなどの通信
手段、６ａは通信用アンテナであり、通信手段６は、特
定の番号から着信したときに制御部２に測位要求を出す
ようにしたものである。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図４に
おいて、１と１ａと２は第２の実施の形態と同じものな
ので説明を省略する。６は携帯電話やＰＨＳなどの通信
手段、６ａは通信用アンテナであり、通信手段６は、特
定の番号から着信したときに制御部２に測位要求を出す
ようにしたものである。
【００２９】上記のように、本発明の第４の実施の形態
では、位置通知装置を、携帯電話に特定の番号から着信
したときのみ測位を実行する構成としたので、センター
側で位置通知装置の位置を管理できる。
では、位置通知装置を、携帯電話に特定の番号から着信
したときのみ測位を実行する構成としたので、センター
側で位置通知装置の位置を管理できる。
【００３０】（第５実施の形態）本発明の第５の実施の
形態は、携帯電話が通信可能圏外であるときは測位の実
行を禁止する位置通知装置である。
形態は、携帯電話が通信可能圏外であるときは測位の実
行を禁止する位置通知装置である。
【００３１】図５は、本発明の第５の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図５に
おいて、１と１ａと２は第１の実施の形態と同じものな
ので説明を省略する。７は携帯電話やＰＨＳなどの通信
手段、７ａは通信用アンテナ、７ｂは測位要求ボタンで
あり、通信手段７は、測位要求ボタン７ｂが押されると
制御部２に測位要求を出すが、通信の圏外を検出した場
合には測位要求を出さないようにしたものである。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図５に
おいて、１と１ａと２は第１の実施の形態と同じものな
ので説明を省略する。７は携帯電話やＰＨＳなどの通信
手段、７ａは通信用アンテナ、７ｂは測位要求ボタンで
あり、通信手段７は、測位要求ボタン７ｂが押されると
制御部２に測位要求を出すが、通信の圏外を検出した場
合には測位要求を出さないようにしたものである。
【００３２】上記のように、本発明の第５の実施の形態
では、位置通知装置を、携帯電話が通信可能圏外である
ときは測位の実行を禁止する構成としたので、測位をし
ても通知ができず測位動作が無駄になってしまうことを
避けることができる。
では、位置通知装置を、携帯電話が通信可能圏外である
ときは測位の実行を禁止する構成としたので、測位をし
ても通知ができず測位動作が無駄になってしまうことを
避けることができる。
【００３３】（第６の実施の形態）本発明の第６の実施
の形態は、タイマーにより定期的にＧＰＳ受信機で測位
を行ない、位置情報を記憶しておく位置通知装置であ
る。
の形態は、タイマーにより定期的にＧＰＳ受信機で測位
を行ない、位置情報を記憶しておく位置通知装置であ
る。
【００３４】図６は、本発明の第６の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図６に
おいて、１はＧＰＳ受信機などの測位手段、１ａはＧＰ
Ｓ衛星などからの信号を受信する測位用アンテナ、８は
測位手段１の電源オン・オフ制御を行う制御部、11は携
帯電話やＰＨＳなどの通信手段、11ａは通信用アンテ
ナ、９は現在位置を記憶する記憶部、10は測位手段の電
源をオンにする間隔で割り込みを発生するタイマーであ
る。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図６に
おいて、１はＧＰＳ受信機などの測位手段、１ａはＧＰ
Ｓ衛星などからの信号を受信する測位用アンテナ、８は
測位手段１の電源オン・オフ制御を行う制御部、11は携
帯電話やＰＨＳなどの通信手段、11ａは通信用アンテ
ナ、９は現在位置を記憶する記憶部、10は測位手段の電
源をオンにする間隔で割り込みを発生するタイマーであ
る。
【００３５】上記のように構成された本発明の第６の実
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。タイ
マー10には予め決められた時間間隔が設定されており、
その時間間隔で制御部８に割り込みを発生する。制御部
８は、タイマー10からの割り込みを受け付けると、測位
手段１の電源をオンにする。測位手段１が測位用アンテ
ナ１ａで受信した信号に対して３衛星または４衛星以上
追尾をして測位計算ができると、制御部８は現在位置を
記憶部９へ保存し、測位手段１の電源をオフにする。
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。タイ
マー10には予め決められた時間間隔が設定されており、
その時間間隔で制御部８に割り込みを発生する。制御部
８は、タイマー10からの割り込みを受け付けると、測位
手段１の電源をオンにする。測位手段１が測位用アンテ
ナ１ａで受信した信号に対して３衛星または４衛星以上
追尾をして測位計算ができると、制御部８は現在位置を
記憶部９へ保存し、測位手段１の電源をオフにする。
【００３６】一方、通信手段11は、外部からアクセスが
あった場合に、制御部８へ現在位置を要求し、制御部８
は記憶部９から最新の現在位置を取り出して通信手段11
へ送る。通信手段11は、通信用アンテナ11ａを介して外
部へ現在位置を送信する。
あった場合に、制御部８へ現在位置を要求し、制御部８
は記憶部９から最新の現在位置を取り出して通信手段11
へ送る。通信手段11は、通信用アンテナ11ａを介して外
部へ現在位置を送信する。
【００３７】上記のように、本発明の第６の実施の形態
では、位置通知装置を、タイマーにより定期的にＧＰＳ
受信機で測位を行ない、位置情報を記憶しておく構成と
したので、測位要求をしても測位ができない場所での位
置情報の必要な場合のために、位置情報を記憶しておく
ことができる。
では、位置通知装置を、タイマーにより定期的にＧＰＳ
受信機で測位を行ない、位置情報を記憶しておく構成と
したので、測位要求をしても測位ができない場所での位
置情報の必要な場合のために、位置情報を記憶しておく
ことができる。
【００３８】（第７の実施の形態）本発明の第７の実施
の形態は、携帯電話の送信中には測位を実行しない位置
通知装置である。
の形態は、携帯電話の送信中には測位を実行しない位置
通知装置である。
【００３９】図７は、本発明の第７の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図７に
おいて、１と１ａと９と10は第６の実施の形態と同じも
のなので説明を省略する。12は測位手段１の電源オン・
オフ制御を行う制御部、13は携帯電話やＰＨＳなどの通
信手段、13ａは通信用アンテナである。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図７に
おいて、１と１ａと９と10は第６の実施の形態と同じも
のなので説明を省略する。12は測位手段１の電源オン・
オフ制御を行う制御部、13は携帯電話やＰＨＳなどの通
信手段、13ａは通信用アンテナである。
【００４０】上記のように構成された本発明の第7の実
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。タイ
マー10には予め決められた時間間隔が設定されており、
その時間間隔で制御部12に割り込みを発生する。一方、
通信手段13は通信中に、制御部12に対して通信中である
ことを示す信号を出力する。
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。タイ
マー10には予め決められた時間間隔が設定されており、
その時間間隔で制御部12に割り込みを発生する。一方、
通信手段13は通信中に、制御部12に対して通信中である
ことを示す信号を出力する。
【００４１】制御部12は、通信手段13が通信中でないと
きには、タイマー10からの割り込みを受け付けると、測
位手段１の電源をオンにし、測位手段１が測位用アンテ
ナ１ａで受信した信号に対して３衛星または４衛星以上
追尾をして測位計算ができると、現在位置を記憶部９へ
保存して測位手段１の電源をオフにする。
きには、タイマー10からの割り込みを受け付けると、測
位手段１の電源をオンにし、測位手段１が測位用アンテ
ナ１ａで受信した信号に対して３衛星または４衛星以上
追尾をして測位計算ができると、現在位置を記憶部９へ
保存して測位手段１の電源をオフにする。
【００４２】通信手段13が通信中のときには、制御部12
は、タイマー10からの割り込みがあっても測位手段１の
電源をオンにせず、次の割り込みを待つか通信中でなく
なるのを待って測位手段１の電源をオンにする。尚、既
に測位手段１の電源をオンにしているときに通信中とな
った場合には、測位計算が完了するのを待たずに測位手
段１の電源をオフにする。
は、タイマー10からの割り込みがあっても測位手段１の
電源をオンにせず、次の割り込みを待つか通信中でなく
なるのを待って測位手段１の電源をオンにする。尚、既
に測位手段１の電源をオンにしているときに通信中とな
った場合には、測位計算が完了するのを待たずに測位手
段１の電源をオフにする。
【００４３】上記のように、本発明の第７の実施の形態
では、位置通知装置を、携帯電話の送信中には測位を実
行しない構成としたので、携帯電話の電波干渉で測位が
できないで無駄になることを防ぐことができる。
では、位置通知装置を、携帯電話の送信中には測位を実
行しない構成としたので、携帯電話の電波干渉で測位が
できないで無駄になることを防ぐことができる。
【００４４】（第８の実施の形態）本発明の第８の実施
の形態は、位置の変化量に応じて測位を実行する時間間
隔を変える位置通知装置である。
の形態は、位置の変化量に応じて測位を実行する時間間
隔を変える位置通知装置である。
【００４５】図８は、本発明の第８の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図８に
おいて、１と１ａと９と11と11ａは第６の実施の形態と
同じものなので説明を省略する。14は測位手段１の電源
オン・オフ制御を行う制御部、15はタイマーである。初
期状態においては、タイマー15には予め決められた時間
間隔が設定されており、その時間間隔で制御部14に割り
込みを発生する。制御部14は、タイマー15からの割り込
みを受け付けると、測位手段１の電源をオンにする。測
位手段１が測位用アンテナ１ａで受信した信号に対し
て、３衛星または４衛星以上追尾をして測位計算ができ
ると、制御部14は現在位置を記憶部９へ保存し、測位手
段１の電源をオフにする。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図８に
おいて、１と１ａと９と11と11ａは第６の実施の形態と
同じものなので説明を省略する。14は測位手段１の電源
オン・オフ制御を行う制御部、15はタイマーである。初
期状態においては、タイマー15には予め決められた時間
間隔が設定されており、その時間間隔で制御部14に割り
込みを発生する。制御部14は、タイマー15からの割り込
みを受け付けると、測位手段１の電源をオンにする。測
位手段１が測位用アンテナ１ａで受信した信号に対し
て、３衛星または４衛星以上追尾をして測位計算ができ
ると、制御部14は現在位置を記憶部９へ保存し、測位手
段１の電源をオフにする。
【００４６】制御部14は、更に、前回測位した位置と今
回測位した位置の差分を求め、位置の差分に応じてタイ
マー15の値を変更する。位置通知装置の移動速度が遅い
場合には測位間隔は長くても良く、移動速度が早い場合
には測位間隔は短くすべきであるため、測位手段で求め
た位置の変化量に応じて測位をする時間間隔を変える。
回測位した位置の差分を求め、位置の差分に応じてタイ
マー15の値を変更する。位置通知装置の移動速度が遅い
場合には測位間隔は長くても良く、移動速度が早い場合
には測位間隔は短くすべきであるため、測位手段で求め
た位置の変化量に応じて測位をする時間間隔を変える。
【００４７】上記のように、本発明の第８の実施の形態
では、位置通知装置を、位置の変化量に応じて測位を実
行する時間間隔を変える構成としたので、ほぼ一定距離
ごとに測位を行なうことができる。
では、位置通知装置を、位置の変化量に応じて測位を実
行する時間間隔を変える構成としたので、ほぼ一定距離
ごとに測位を行なうことができる。
【００４８】（第９の実施の形態）本発明の第９の実施
の形態は、速度に応じて測位を実行する時間間隔を変え
る位置通知装置である。
の形態は、速度に応じて測位を実行する時間間隔を変え
る位置通知装置である。
【００４９】図９は、本発明の第９の実施の形態におけ
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図９に
おいて、９と11と11ａと15は第８の実施の形態と同じも
のなので説明を省略する。16はＧＰＳ受信機などの測位
手段、16ａはＧＰＳ衛星などからの信号を受信する測位
用アンテナ、17は測位手段16の電源オン・オフ制御を行
う制御部である。
る位置通知装置の構成を示すブロック図である。図９に
おいて、９と11と11ａと15は第８の実施の形態と同じも
のなので説明を省略する。16はＧＰＳ受信機などの測位
手段、16ａはＧＰＳ衛星などからの信号を受信する測位
用アンテナ、17は測位手段16の電源オン・オフ制御を行
う制御部である。
【００５０】制御部17は、タイマー15からの割り込みを
受け付けると、測位手段16の電源をオンにする。測位手
段16は、測位用アンテナ16ａで受信した信号に対して３
衛星または４衛星以上追尾できると、測位計算を行って
位置を求めるとともに、速度計算を行って移動速度も求
める。制御部17は測位手段16から現在位置と移動速度を
受け取って記憶部９へ保存し、測位手段16の電源をオフ
にする。
受け付けると、測位手段16の電源をオンにする。測位手
段16は、測位用アンテナ16ａで受信した信号に対して３
衛星または４衛星以上追尾できると、測位計算を行って
位置を求めるとともに、速度計算を行って移動速度も求
める。制御部17は測位手段16から現在位置と移動速度を
受け取って記憶部９へ保存し、測位手段16の電源をオフ
にする。
【００５１】制御部17は、更に、今回求めた移動速度に
応じてタイマー15の値を変更する。位置通知装置の移動
速度が遅い場合には測位間隔は長くても良く、移動速度
が早い場合には測位間隔は短くすべきであるため、測位
手段で求めた移動速度に応じて測位をする時間間隔を変
える。
応じてタイマー15の値を変更する。位置通知装置の移動
速度が遅い場合には測位間隔は長くても良く、移動速度
が早い場合には測位間隔は短くすべきであるため、測位
手段で求めた移動速度に応じて測位をする時間間隔を変
える。
【００５２】上記のように、本発明の第９の実施の形態
では、位置通知装置を、速度に応じて測位を実行する時
間間隔を変える構成としたので、ほぼ一定距離ごとに測
位を行なうことができる。
では、位置通知装置を、速度に応じて測位を実行する時
間間隔を変える構成としたので、ほぼ一定距離ごとに測
位を行なうことができる。
【００５３】（第10の実施の形態）本発明の第10の実施
の形態は、ＧＰＳ受信機の信号復調部から測位用情報を
受信するまでは信号復調部のみ電源をオンにし、測位用
情報を受信すると測位計算部の電源をオンにして信号復
調部の電源はオフにする位置通知装置である。
の形態は、ＧＰＳ受信機の信号復調部から測位用情報を
受信するまでは信号復調部のみ電源をオンにし、測位用
情報を受信すると測位計算部の電源をオンにして信号復
調部の電源はオフにする位置通知装置である。
【００５４】図１０は、本発明の第10の実施の形態にお
ける位置通知装置の構成を示すブロック図である。図１
０において、９と10と11と11ａは第６の実施の形態と同
じものなので説明を省略する。18はＧＰＳ衛星などから
の信号を復調する信号復調部、18ａはＧＰＳ衛星などか
らの信号を受信する測位用アンテナ、19はＧＰＳ衛星な
どからの信号を用いて測位計算を行う測位計算部、20は
信号復調部18と測位計算部19の電源オン・オフ制御を行
う制御部である。
ける位置通知装置の構成を示すブロック図である。図１
０において、９と10と11と11ａは第６の実施の形態と同
じものなので説明を省略する。18はＧＰＳ衛星などから
の信号を復調する信号復調部、18ａはＧＰＳ衛星などか
らの信号を受信する測位用アンテナ、19はＧＰＳ衛星な
どからの信号を用いて測位計算を行う測位計算部、20は
信号復調部18と測位計算部19の電源オン・オフ制御を行
う制御部である。
【００５５】上記のように構成された本発明の第10の実
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。制御
部20は、タイマー10からの割り込みを受け付けると、信
号復調部18の電源をオンにする。信号復調部18が測位用
アンテナ18ａで受信した信号に対して３衛星または４衛
星以上追尾できると、制御部20は、信号復調部18から測
位用のデータを受け取り、記憶部９へ保存して信号復調
部18の電源をオフにする。その後、制御部20は、測位計
算部19の電源をオンにして記憶部９に保持された測位用
のデータを渡し、測位計算部19が測位計算を終了すると
現在位置を受け取って記憶部９へ保存し、測位計算部19
の電源をオフにする。
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。制御
部20は、タイマー10からの割り込みを受け付けると、信
号復調部18の電源をオンにする。信号復調部18が測位用
アンテナ18ａで受信した信号に対して３衛星または４衛
星以上追尾できると、制御部20は、信号復調部18から測
位用のデータを受け取り、記憶部９へ保存して信号復調
部18の電源をオフにする。その後、制御部20は、測位計
算部19の電源をオンにして記憶部９に保持された測位用
のデータを渡し、測位計算部19が測位計算を終了すると
現在位置を受け取って記憶部９へ保存し、測位計算部19
の電源をオフにする。
【００５６】上記のように、本発明の第10の実施の形態
では、位置通知装置を、ＧＰＳ受信機の信号復調部から
測位用情報を受信するまでは信号復調部のみ電源をオン
にし、測位用情報を受信すると測位計算部の電源をオン
にして信号復調部の電源はオフにする構成としたので、
位置通知装置の平均消費電力を少なく抑えることができ
る。
では、位置通知装置を、ＧＰＳ受信機の信号復調部から
測位用情報を受信するまでは信号復調部のみ電源をオン
にし、測位用情報を受信すると測位計算部の電源をオン
にして信号復調部の電源はオフにする構成としたので、
位置通知装置の平均消費電力を少なく抑えることができ
る。
【００５７】（第11の実施の形態）本発明の第11の実施
の形態は、ＧＰＳ受信機の信号復調部から測位用情報を
受信するまでは信号復調部のみにクロックを供給し、測
位用情報を受信すると測位計算部にクロックを供給して
信号復調部のクロックを停止する位置通知装置である。
の形態は、ＧＰＳ受信機の信号復調部から測位用情報を
受信するまでは信号復調部のみにクロックを供給し、測
位用情報を受信すると測位計算部にクロックを供給して
信号復調部のクロックを停止する位置通知装置である。
【００５８】図１１は、本発明の第11の実施の形態にお
ける位置通知装置の構成を示すブロック図である。図１
１において、９と10と11と11ａは第６の実施の形態と同
じものなので説明を省略する。21はＧＰＳ衛星などから
の信号を復調する信号復調部、21ａはＧＰＳ衛星などか
らの信号を受信する測位用アンテナ、22はＧＰＳ衛星な
どからの信号を用いて測位計算を行う測位計算部、23は
信号復調部21と測位計算部22へのクロック供給・停止制
御を行う制御部であり、実施の形態10の電源オンオフ制
御の代わりにクロック供給・停止制御としたものであ
る。
ける位置通知装置の構成を示すブロック図である。図１
１において、９と10と11と11ａは第６の実施の形態と同
じものなので説明を省略する。21はＧＰＳ衛星などから
の信号を復調する信号復調部、21ａはＧＰＳ衛星などか
らの信号を受信する測位用アンテナ、22はＧＰＳ衛星な
どからの信号を用いて測位計算を行う測位計算部、23は
信号復調部21と測位計算部22へのクロック供給・停止制
御を行う制御部であり、実施の形態10の電源オンオフ制
御の代わりにクロック供給・停止制御としたものであ
る。
【００５９】上記のように、本発明の第11の実施の形態
では、位置通知装置を、ＧＰＳ受信機の信号復調部から
測位用情報を受信するまでは信号復調部のみにクロック
を供給し、測位用情報を受信すると測位計算部にクロッ
クを供給して信号復調部のクロックを停止する構成とし
たので、位置通知装置の平均消費電力を少なく抑えるこ
とができる。
では、位置通知装置を、ＧＰＳ受信機の信号復調部から
測位用情報を受信するまでは信号復調部のみにクロック
を供給し、測位用情報を受信すると測位計算部にクロッ
クを供給して信号復調部のクロックを停止する構成とし
たので、位置通知装置の平均消費電力を少なく抑えるこ
とができる。
【００６０】（第12の実施の形態）本発明の第12の実施
の形態は、ＧＰＳ受信機で定期的に測位用情報を受信し
て記憶しておき、要求があったときのみ測位用情報から
位置を計算する位置通知装置である。
の形態は、ＧＰＳ受信機で定期的に測位用情報を受信し
て記憶しておき、要求があったときのみ測位用情報から
位置を計算する位置通知装置である。
【００６１】図１２は、本発明の第12の実施の形態にお
ける位置通知装置の構成を示すブロック図である。図１
２において、９と10と11と11ａは第６の実施の形態と同
じものなので説明を省略する。24はＧＰＳ衛星などから
の信号を復調する信号復調部、24ａはＧＰＳ衛星などか
らの信号を受信する測位用アンテナ、25はＧＰＳ衛星な
どからの信号を用いて測位計算を行う測位計算部、26は
信号復調部24と測位計算部25の電源オン・オフ制御を行
う制御部である。
ける位置通知装置の構成を示すブロック図である。図１
２において、９と10と11と11ａは第６の実施の形態と同
じものなので説明を省略する。24はＧＰＳ衛星などから
の信号を復調する信号復調部、24ａはＧＰＳ衛星などか
らの信号を受信する測位用アンテナ、25はＧＰＳ衛星な
どからの信号を用いて測位計算を行う測位計算部、26は
信号復調部24と測位計算部25の電源オン・オフ制御を行
う制御部である。
【００６２】上記のように構成された本発明の第12の実
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。制御
部26は、タイマー10からの割り込みを受け付けると、信
号復調部24の電源をオンにする。信号復調部24が測位用
アンテナ24ａで受信した信号に対して３衛星または４衛
星以上追尾できると、制御部26は、信号復調部24から測
位用のデータを受け取り、記憶部９へ保存して信号復調
部24の電源をオフにする。
施の形態における位置通知装置の動作を説明する。制御
部26は、タイマー10からの割り込みを受け付けると、信
号復調部24の電源をオンにする。信号復調部24が測位用
アンテナ24ａで受信した信号に対して３衛星または４衛
星以上追尾できると、制御部26は、信号復調部24から測
位用のデータを受け取り、記憶部９へ保存して信号復調
部24の電源をオフにする。
【００６３】一方、通信手段11は、外部からアクセスが
あった場合に、制御部26へ現在位置を要求する。制御部
26は、測位計算部25の電源をオンにして記憶部９に保持
された測位用のデータを渡し、測位計算部25が測位計算
を終了すると現在位置を受け取って通信手段11へ送り、
測位計算部２５の電源をオフにする。通信手段１１は、
通信用アンテナ１１ａを介して外部へ現在位置を送信す
る。
あった場合に、制御部26へ現在位置を要求する。制御部
26は、測位計算部25の電源をオンにして記憶部９に保持
された測位用のデータを渡し、測位計算部25が測位計算
を終了すると現在位置を受け取って通信手段11へ送り、
測位計算部２５の電源をオフにする。通信手段１１は、
通信用アンテナ１１ａを介して外部へ現在位置を送信す
る。
【００６４】上記のように、本発明の第12の実施の形態
では、位置通知装置を、ＧＰＳ受信機で定期的に測位用
情報を受信して記憶しておき、要求があったときのみ測
位用情報から位置を計算する構成としたので、位置通知
装置の平均消費電力を少なく抑えることができる。
では、位置通知装置を、ＧＰＳ受信機で定期的に測位用
情報を受信して記憶しておき、要求があったときのみ測
位用情報から位置を計算する構成としたので、位置通知
装置の平均消費電力を少なく抑えることができる。
【００６５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、信号復調部および測位計算部を有して現在位置を
測定する測位手段と、測位手段の電源制御を行う制御部
と、通信手段と、位置を記憶する記憶部と、制御部を介
して測位手段の電源をオンにして測位を実行させる指示
を定期的に出力するタイマーとを具備する位置通知装置
の制御部に、測位手段の信号復調部と測位計算部とに別
々に電源を供給する手段と、信号復調部から測位用情報
を受信するまでは信号復調部のみの電源をオンにする手
段と、信号復調部から測位用情報を受信すると測位計算
部の電源をオンにして信号復調部の電源はオフにする手
段とを設けたので、測位手段の信号受信部と測位計算部
との電源を分離し、必要な部分のみを通電するようにし
て、位置通知装置の平均消費電力を少なく抑えることが
できるという効果が得られる。
では、信号復調部および測位計算部を有して現在位置を
測定する測位手段と、測位手段の電源制御を行う制御部
と、通信手段と、位置を記憶する記憶部と、制御部を介
して測位手段の電源をオンにして測位を実行させる指示
を定期的に出力するタイマーとを具備する位置通知装置
の制御部に、測位手段の信号復調部と測位計算部とに別
々に電源を供給する手段と、信号復調部から測位用情報
を受信するまでは信号復調部のみの電源をオンにする手
段と、信号復調部から測位用情報を受信すると測位計算
部の電源をオンにして信号復調部の電源はオフにする手
段とを設けたので、測位手段の信号受信部と測位計算部
との電源を分離し、必要な部分のみを通電するようにし
て、位置通知装置の平均消費電力を少なく抑えることが
できるという効果が得られる。
【００６６】
【００６７】
【００６８】
【００６９】
【００７０】
【００７１】
【００７２】
【００７３】
【００７４】
【００７５】また、測位手段の信号復調部と測位計算部
とに別々にクロックを供給する手段と、測位用情報を受
信するまでは信号復調部のみにクロックを供給する手段
と、測位用情報を受信すると測位計算部にクロックを供
給して信号復調部のクロックを停止する手段とを設けた
ので、測位手段の信号受信部と測位計算部とのクロック
を分離し、必要な部分のみにクロックを供給するように
して、位置通知装置の平均消費電力を少なく抑えること
ができるという効果が得られる。
とに別々にクロックを供給する手段と、測位用情報を受
信するまでは信号復調部のみにクロックを供給する手段
と、測位用情報を受信すると測位計算部にクロックを供
給して信号復調部のクロックを停止する手段とを設けた
ので、測位手段の信号受信部と測位計算部とのクロック
を分離し、必要な部分のみにクロックを供給するように
して、位置通知装置の平均消費電力を少なく抑えること
ができるという効果が得られる。
【００７６】また、定期的に測位用情報を受信する手段
と、要求があったときのみ測位を実行するように制御す
る手段とを設けたので、測位計算を要求があったときの
み行うようにして、位置通知装置の平均消費電力を少な
く抑えることができるという効果が得られる。
と、要求があったときのみ測位を実行するように制御す
る手段とを設けたので、測位計算を要求があったときの
み行うようにして、位置通知装置の平均消費電力を少な
く抑えることができるという効果が得られる。
【図１】本発明の第1の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図２】本発明の第２の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図３】本発明の第３の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図４】本発明の第４の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図５】本発明の第５の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図６】本発明の第６の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図７】本発明の第７の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図８】本発明の第８の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図９】本発明の第９の実施の形態における位置通知装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図１０】本発明の第10の実施の形態における位置通知
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
【図１１】本発明の第11の実施の形態における位置通知
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
【図１２】本発明の第12の実施の形態における位置通知
装置の構成を示すブロック図、
装置の構成を示すブロック図、
【図１３】従来の位置通知装置の構成を示すブロック図
である。
である。
１、16 測位手段
１ａ、16ａ、18ａ、21ａ、24ａ 測位用アンテナ
２、８、12、14、17、20、23、26、27 制御部
３、４、５、６、７、11、13 通信手段
３ａ、４ａ、５ａ、６ａ、７ａ、11ａ、13ａ 通信用ア
ンテナ ３ｂ、７ｂ 測位要求ボタン ９ 記憶部 10、15 タイマー 28 加速度センサ 29 ジャイロ 18、21、24 信号復調部 19、22、25 測位計算部
ンテナ ３ｂ、７ｂ 測位要求ボタン ９ 記憶部 10、15 タイマー 28 加速度センサ 29 ジャイロ 18、21、24 信号復調部 19、22、25 測位計算部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 宮野 暁史
神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番
１号 松下通信工業株式会社内
(56)参考文献 特開 平10−155175（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−8583（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−133135（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−311093（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−221427（ＪＰ，Ａ)
特開 平11−83529（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−312606（ＪＰ，Ａ)
特開2000−304841（ＪＰ，Ａ)
特開2001−42023（ＪＰ，Ａ)
特開2000−98017（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−221426（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−150625（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G01C 21/00
G08G 1/005
H04Q 7/34
G01S 5/14
Claims (3)
- 【請求項１】 信号復調部および測位計算部を有して現
在位置を測定する測位手段と、前記測位手段の電源制御
を行う制御部と、通信手段と、位置を記憶する記憶部
と、前記制御部を介して前記測位手段の電源をオンにし
て測位を実行させる指示を定期的に出力するタイマーと
を具備する位置通知装置において、前記制御部は、前記
測位手段の信号復調部と測位計算部とに別々に電源を供
給する手段と、前記信号復調部から測位用情報を受信す
るまでは前記信号復調部のみの電源をオンにする手段
と、前記信号復調部から前記測位用情報を受信すると前
記測位計算部の電源をオンにして前記信号復調部の電源
はオフにする手段とを設けたことを特徴とする位置通知
装置。 - 【請求項２】 信号復調部および測位計算部を有して現
在位置を測定する測位手段と、前記測位手段の電源制御
を行う制御部と、通信手段と、位置を記憶する記憶部
と、前記制御部を介して前記測位手段の電源をオンにし
て測位を実行させる指示を定期的に出力するタイマーと
を具備する位置通知装置において、前記測位手段の信号
復調部と測位計算部とに別々にクロックを供給する手段
と、前記信号復調部から測位用情報を受信するまでは前
記信号復調部のみにクロックを供給する手段と、前記信
号復調部から前記測位用情報を受信すると前記測位計算
部にクロックを供給して前記信号復調部のクロックを停
止する手段とを設けたことを特徴とする位置通知装置。 - 【請求項３】 前記信号復調部から前記測位用情報を定
期的に受信して前記記憶部に記憶する手段と、測位要求
があったときのみ前記記憶部から前記測位用情報を読み
出して前記測位計算部で測位を実行するように制御する
手段とを設けたことを特徴とする請求項１または２記載
の位置通知装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23743499A JP3488144B2 (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | 位置通知装置 |
| EP00954931A EP1132713A4 (en) | 1999-08-24 | 2000-08-23 | POSITION INFORMATION SYSTEM |
| PCT/JP2000/005646 WO2001014832A1 (fr) | 1999-08-24 | 2000-08-23 | Système de relevé de position |
| US09/830,047 US6448927B1 (en) | 1999-08-24 | 2000-08-23 | Position information system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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