JPH10221426A - 移動体情報装置および移動体探索システム - Google Patents

移動体情報装置および移動体探索システム

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JPH10221426A
JPH10221426A JP9025705A JP2570597A JPH10221426A JP H10221426 A JPH10221426 A JP H10221426A JP 9025705 A JP9025705 A JP 9025705A JP 2570597 A JP2570597 A JP 2570597A JP H10221426 A JPH10221426 A JP H10221426A
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JP9025705A
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Yoshio Matsuoka
義雄 松岡
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JATCO Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費を低減して、バッテリーの消耗を少
なくすることのできる移動体情報装置および移動体探索
システムを提供する。 【解決手段】 発信器11では、通常は送信間隔を初期
値に設定しておき、老人2の移動速度が設定速度以上に
なると、送信間隔を変更して短くする。これにより、送
信回路24への電源供給を間欠的として、変更可能な送
信間隔で無線電話により発信器11から徘徊老人2の情
報(位置情報、ID番号情報)を探索装置13に送信
し、バッテリー29の消耗を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体情報装置お
よび移動体探索システムに係り、詳しくはGPS衛星か
らの測位用電波を受信して得た移動体(例えば、徘徊老
人)の現在位置を検出し、検出した現在位置を外部に電
波(例えば、携帯電話)で出力する移動体情報装置、お
よびこのような多数の移動体情報装置と該移動体情報装
置からの電波を受信して移動体の位置を探索する探索装
置とによって構成される移動体探索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、幼児、老人等が迷子、迷い人(例
えば、徘徊老人)になった場合に、それを探索するシス
テム(例えば、老人探索システム)が開発されている。
このシステムでは、例えば迷い人となる可能性のある老
人にGPS位置情報(経度、緯度)を発信する小型発信
器を携帯させ、探索装置(例えば、探索センター)は小
型発信器からの発信電波を受信して、老人の位置をディ
スプレイ装置の画面における地図上に表示して、老人を
探すようにしている。ここで、GPS(Global Potio
ning System)は、GPS衛星から発信する信号(測位
用電波)を受信し、陸上、海上および空中において、自
分の位置(経度、緯度、高度)を測定することを目的と
したシステムである。このようなGPS衛星からの測位
用電波を受信して走行を支援するためのものには、例え
ばカーナビゲーション装置等従来多くのものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の老人
探索システムにあっては、以下のような問題点があっ
た。 (1)迷い人となる可能性のある老人に上記の小型発信
器を携帯させているが、その小型発信器は少なくともG
PS受信装置と、GPS受信装置によって受信したGP
S位置情報を外部に発信する通信制御機器(例えば、携
帯電話を含む機器)とを備えており、通信制御機器はG
PS位置情報を常に外部に送信しているため、電力消費
が多いという問題点があった。一般的に、受信電力は少
なくて済み、送信電力の方が大きいので、電力消費が多
いと、バッテリーの消耗が激しくなる。 (2)携帯する小型発信器に装着するバッテリーとして
は、なるべく小型、軽量の方が望ましいが、小型化、軽
量化を目指すと、バッテリーの容量が小さくなる。その
ため、バッテリーの消耗を少なくすることが望ましい。
従来は、この点で改良の余地があった。
【0004】そこで本発明は、電力消費を低減して、バ
ッテリーの消耗を少なくすることのできる移動体情報装
置および移動体探索システムを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の移動体情報装置は、移動体の自己位
置を検出する位置検出手段と、位置検出手段によって検
出された移動体の位置情報を外部に送信する送信手段
と、位置検出手段および送信手段に電源を供給する電源
手段と、前記送信手段による位置情報の送信を所定の間
欠的なタイミングに規制する送信規制手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記位置検出手段は、GPS衛星から
の測位用電波を受信して移動体の現在位置を測定するG
PS装置を含むものであり、前記送信手段は、移動体の
現在位置を公衆の無線電話回線を介して外部に送信する
ようにしてもよい。
【0007】例えば請求項3記載のように、前記位置検
出手段は、GPS衛星からの測位用電波を受信して移動
体の現在位置を測定するGPS装置を含むものであり、
前記送信手段は、移動体の現在位置を無線信号を介して
外部に送信するようにしてもよい。
【0008】例えば請求項4記載のように、前記位置検
出手段は、GPS衛星からの測位用電波を受信して移動
体の現在位置を測定するGPS装置を含むものであり、
前記送信手段は、移動体の現在位置を超音波を介して外
部に送信するようにしてもよい。
【0009】例えば請求項5記載のように、前記送信規
制手段は、所定時間間隔毎に、前記送信手段による位置
情報の送信を許可するようにしてもよい。
【0010】例えば請求項6記載のように、前記送信規
制手段は、所定時間内における移動体の移動距離が設定
値以上になったら、送信時間間隔を狭めるようにしても
よい。
【0011】例えば請求項7記載のように、前記送信規
制手段は、移動体が設定速度以上で移動するときは、送
信時間間隔を設定速度に応じて狭めていくようにしても
よい。
【0012】請求項8記載の移動体探索システムは、移
動可能な複数の移動体はそれぞれ移動体情報装置を有
し、各移動体情報装置からの信号を探索装置で受信して
それぞれの移動体の位置を探索する移動体探索システム
であって、前記移動体情報装置は、移動体の自己位置を
検出する位置検出手段と、位置検出手段によって検出さ
れた移動体の位置情報を外部に送信する送信手段と、位
置検出手段および送信手段に電源を供給する電源手段
と、前記送信手段による位置情報の送信を所定の間欠的
なタイミングに規制する送信規制手段と、を備え、前記
探索装置は、移動体情報装置から送信された移動体の位
置情報を受信する受信手段と、受信手段により受信した
移動体の位置情報に基づいて、当該移動体の位置を探索
する探索手段と、を備えていることを特徴とする。
【0013】また、好ましい態様として、例えば請求項
9記載のように、請求項8に従属する移動体探索システ
ムで、前記移動体情報装置の送信規制手段は、所定時間
内における移動体の移動距離が設定値以上になったら、
送信時間間隔を狭めるようにしてもよい。
【0014】例えば請求項10記載のように、請求項8
に従属する移動体探索システムで、前記移動体情報装置
の送信規制手段は、移動体が設定速度以上で移動すると
きは、送信時間間隔を設定速度に応じて狭めていくよう
にしてもよい。
【0015】例えば請求項11記載のように、請求項8
に従属する移動体探索システムで、前記探索装置は、前
記移動体情報装置における送信手段の位置情報の送信を
外部から遠隔的に規制する外部送信規制手段と、前記外
部送信規制手段の指令を前記移動体情報装置に送信する
指令送信手段と、を備え、前記移動体情報装置は、前記
指令送信手段からの信号を受信する指令受信手段を備
え、前記送信規制手段は、指令受信手段によって受信し
た前記外部送信規制手段からの指令に基づいて、位置情
報の送信を規制するようにしてもよい。
【0016】例えば請求項12記載のように、請求項1
1に従属する移動体探索システムで、前記探索装置の外
部送信規制手段は、所定時間内における移動体の移動距
離が設定値以上になったら、送信時間間隔を狭めるよう
にしてもよい。
【0017】例えば請求項13記載のように、請求項1
1に従属する移動体探索システムで、前記探索装置の外
部送信規制手段は、移動体が設定速度以上で移動すると
きは、送信時間間隔を設定速度に応じて狭めていくよう
にしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を老人
探索システムに適用した一実施例として図面を参照して
説明する。 A.システムの全体構成 図1は本発明に係る移動体探索システムを適用した老人
探索システムの一実施例のブロック図であり、移動体が
老人の例である。図1において、1は探索管理センタ
ー、2は被捜索者としての老人(例えば、徘徊老人)で
ある。老人2は1人でなく、複数の捜索が可能である
が、本実施例では説明上1人の場合を例にしている。老
人2は発信器11(移動体情報装置)を携帯しており、
発信器11は小型、軽量に製造され、老人2の体に着脱
可能にゴムバンド等で固定されている。発信器11はG
PS衛星からの測位用電波を受信して自己位置(すなわ
ち、老人の現在位置)を検出し、その検出位置を無線電
話により公衆電話回線12を介して探索管理センター1
に送信(送信タイミングは後述)するようになってい
る。
【0019】探索管理センター1は公衆電話回線12を
介して発信器11からの位置情報を含む電話信号を受信
して老人2の現在位置を画面に表示可能な探索装置13
を備えている。探索装置13は、例えば管理オペレータ
によって操作され、管理オペレータは老人2の現在位置
を地図上で確認すると、確認情報を電話回線(あるいは
FAXでもよい)14を通して捜索者宅15(捜索者
は、例えば老人2の家族)に連絡する。
【0020】B.発信器の構成 次に、発信器11の構成について図2を参照して説明す
る。図2において、発信器11はGPSアンテナ21、
GPS受信装置22、通信アンテナ23、送信回路2
4、制御回路25、調整スイッチ26、電源回路27お
よび筐体28を含んで構成される。GPSアンテナ11
はGPS衛星から送られてくる約1.5MHzの右旋円
偏波信号を受信するために、例えばテフロン基板を用い
たほぼ半球状の指向性を有するマイクロストリップパッ
チアンテナが使用され、筐体28の側部に取り付けられ
ている。GPS受信装置22はGPSアンテナ21を介
して複数のGPS衛星からの測位用電波を受信して復調
し、復調信号に基づいて発信器11の現在位置情報(例
えば、緯度、経度、高度を含む三次元の測位情報)を算
出し、算出した現在位置情報を送信回路24に出力す
る。
【0021】GPS(Global Potioning System)
は、人工衛星を利用した全世界的な電波測位システム
で、24個の衛星が6つの軌道面にそれぞれ4個ずつ配
置されることにより、原理的には各衛星からの電波を受
信し、その到達時間から衛星と受信地点との距離を算出
し、最終的に受信点の三次元測位(緯度、経度、高度)
を求めることができるものである。この場合、GPS受
信装置22によって現在位置が検出される発信器11を
備えた老人2は移動体に相当する。GPSアンテナ21
およびGPS受信装置22は位置検出手段を構成する。
【0022】送信回路24(送信手段)はGPS受信装
置22によって検出された老人2の現在位置情報(な
お、位置情報には当該探索老人2を識別するID番号を
加えて送信する)を無線電話による公衆電話回線12に
送信可能な電話信号に変換し、所定の間欠的なタイミン
グで通信アンテナ23を介して送信する。送信回路24
としては、例えば無線を使用した携帯電話機を組み込ん
だもので構成する。
【0023】制御回路25は送信回路24による現在位
置情報の送信を所定の間欠的なタイミングに規制するも
ので、例えばCPU、ROM、RAMを含むマイクロコ
ンピュータによって構成され、本実施例では送信回路2
4に対して所定時間間隔毎に位置情報の送信を許可する
ように制御する。調整スイッチ26は制御回路25が送
信回路24の送信タイミングを規制するときの設定(例
えば、所定時間間隔をいくらにするかの設定)を行うも
ので、筐体28の外面に設けられ、設定ボタン等を含ん
で構成されれてる。制御回路25および調整スイッチ2
6は送信規制手段を構成する。電源回路27(電源手
段)は発信器11の各回路に電源を供給するもので、バ
ッテリー29を内蔵している。バッテリー29は着脱可
能で所定容量を有している。電源回路27はバッテリー
29の供給電源を安定化処理、電圧変換処理等を施して
各回路に供給する。
【0024】C.探索装置の構成 次に、探索装置13の構成について図3を参照して説明
する。図3において、探索装置13はGPSアンテナ3
1、GPS受信装置32、電話装置33、スイッチ入力
部34、制御部35、ROM36、RAM37、ディス
プレイ装置38、音声出力装置39、電話装置40およ
びCD−ROMドライバー41を含んで構成される。G
PSアンテ31はGPS衛星から送られてくる約1.5
MHzの右旋円偏波信号を受信するために、例えばテフ
ロン基板を用いたほぼ半球状の指向性を有するマイクロ
ストリップパッチアンテナが使用され、探索管理センタ
ー1の屋外に取り付けられている。GPS受信装置32
はGPSアンテナ31を介して複数のGPS衛星からの
測位用電波を受信して復調し、復調信号に基づいて探索
管理センター1の現在位置情報(例えば、緯度、経度、
高度を含む三次元の測位情報)を算出し、算出した現在
位置情報を制御部35に出力する。
【0025】電話装置33は公衆電話回線12を介して
発信器11から送られてくる老人2の現在位置情報を含
む電話信号を受信し、受信した老人2の現在位置情報を
制御部35に出力する。電話装置33は老人2(移動
体)の位置情報を受信する受信手段を構成する。
【0026】制御部35はGPS受信装置32より出力
された探索管理センター1の現在位置および電話装置3
3を介して受信した老人2の現在位置をCD−ROMド
ライバー41を介してCD−ROM42から読み出した
探索地図データに対応してディスプレイ装置38の画面
上に表示する制御を行うとともに、スイッチ入力部34
からのスイッチ操作信号に基づいて必要な処理(例え
ば、探索範囲の設定、探索老人2のID番号と位置情報
との関連設定等)を行ったり、ディスプレイ装置38の
画面情報を変更(例えば、画面の拡大や表示エリアの変
更等)する制御を行う他、必要な音声合成処理(例え
ば、老人2が移動を開始したとき、「移動を開始しまし
た」という音声合成音を生成する等)を行い音声出力装
置40に出力する。制御部35はCPUを含むマイクロ
コンピュータによって構成され、ROM36に格納され
ている制御プログラム(後述のフローチャート参照)に
従って上記制御を行う。
【0027】スイッチ入力部34は設定操作(例えば、
探索範囲の設定、探索老人2のID番号と位置情報との
関連設定等)を行うための操作キーと、ディスプレイ装
置38の画面上に表示された探索地図情報を変更した
り、探索対象数(例えば、探索老人の数)の変更等を行
うための変更キー、その他の電源キー等を含んで構成さ
れている。なお、徘徊老人が移動するであろう移動可能
なエリア(例えば、電車に乗って移動することもあるの
で、かなり広範囲なエリア)は予めCD−ROMドライ
バー41によって駆動されるCD−ROM42に格納さ
れており、格納されている移動可能エリア上の地点は例
えば座標によって指定可能になっている。
【0028】ROM36は制御部35によって行われる
探索制御のためのプログラムや必要なデータを予め格納
している。RAM37はワークエリア、スイッチ入力部
34より入力され一時的に記憶しなければならない情報
を格納するメモリエリア、およびスイッチ入力部34の
操作により指定された探索範囲の設定情報等を一時的に
格納するメモリエリアを有している。ディスプレイ装置
38は液晶表示装置(例えば、カラーのLCD)によっ
て構成され、制御部35で演算処理された探索位置情報
と、CD−ROMドライバー41を介してCD−ROM
42より読み出された探索地図情報とを重ね合せて画面
に表示する。音声出力装置39は制御部35によって音
声合成された信号や効果音に基づいて音を出力するもの
で、例えばスピーカからなる。
【0029】制御部35、ROM36、RAM37、デ
ィスプレイ装置38、CD−ROMドライバー41およ
びCD−ROM42は探索手段を構成する。電話装置4
0は、管理オペレータがスイッチ入力部34の所定のス
イッチを操作することにより、制御部35によって探索
された老人2の位置情報を電話回線(あるいはFAXで
もよい)14を通して捜索者宅15(捜索者は、例えば
老人2の家族)に自動的に連絡するようになっている。
なお、探索装置13には屋内電源を通して常時電源が供
給され、探索装置13は原則的に24時間作動する。
【0030】D.動作説明 次に、作用を説明する。 D−1.発信器の制御プログラム 図4は発信器11の制御プログラムを示すフローチャー
トである。本プログラムは発信器11の電源がオンする
と、実行される。電源がオンすると、まずステップS1
0で初期設定を行う。初期設定ではイニシャルリセッ
ト、制御回路25の初期設定、内部で使用するフラグの
クリア等の所定のイニシャライズ処理が行われる。ま
た、初期設定では、時刻の計測(例えば、送信間隔時間
の計測のため)も開始される。なお、老人2に対して
は、少なくとも初期設定を終了した段階で発信器11を
装着するが、望ましくはGPSの位置情報の受信が正常
で、かつ探索管理センター1の探索装置13の画面に当
該発信器11からの位置情報が表示されて、正常に動作
していることを確認した後に老人2に発信器11を装着
するのが良い。
【0031】次いで、ステップS12で送信回路24に
より無線電話で発信器11から情報(位置情報、ID番
号情報)を送信する送信間隔を設定する。送信回路24
による送信が開始されるまでは、電源回路27から送信
回路24に電源が供給されず、送信回路24は動作しな
い。なお、送信回路24に全く電源を供給しないのでは
なく、例えば送信回路24をスリープモードの低消費電
力にしておき、送信モードにして情報の送信が可能なよ
うにしてもよい。スリープモードにしておくと、消費電
力を低減しながら送信開始時の動作がスムーズになる。
【0032】初期の送信間隔としては、例えば5分毎に
一度情報を送信するように設定する。そして、ここでは
送信間隔を5分間に設定した場合、現在時刻との関係で
5分毎の時刻で送信するように調整する。例えば、午前
9時59分10秒に送信間隔設定処理の内容を実行する
ときには、最初の送信時間を都合上、午前10時05分
00秒に設定する。したがって、以後は5分毎に、すな
わち午前10時10分00秒、午前10時15分00
秒、、・・・・というような間隔で送信することにな
る。
【0033】次いで、ステップS14で複数個のGPS
衛星から送信される位置情報を含むGPS信号(GPS
電波)を受信し、受信したGPS信号に基づいて老人2
の三次元測位データ(すなわち、緯度、経度、高度)を
求め、現在位置を算出する。次いで、ステップS16で
所定の送信時間になったか否かを判別する。所定の送信
時間とは、例えば初期の送信間隔として5分間に設定し
た場合、上記のようにら午前10時05分00秒になっ
たかどうかを判断するものである。所定の送信時間にな
っていなければ、ステップS14に戻って位置情報の検
出を繰り返し、所定の送信時間になると、ステップS1
8に進んで電源回路27から送信回路24に電源を供給
し、送信回路24は動作させて老人2の現在位置(すな
わち、発信器11の現在位置)情報(情報にはID番号
も加える)を公衆電話回線12を介して探索管理センタ
ー1に送信する。これにより、探索管理センター1の探
索装置13は老人2の現在位置をディスプレイ装置38
の地図上に表示することになる。なお、送信時間は老人
2の現在位置およびID番号を知らせるのに必要な時間
でよく、例えば10秒間だけ送信する。そして、10秒
間が経過すると、再び送信回路24への電源供給をオフ
して不動作とする。
【0034】次いで、ステップS20で老人2の移動が
設定速度以上であるか否かを判別する。設定速度とは、
老人2の移動が速くなったかどうかを判断し、位置情報
の送信間隔を狭めるかどうかを決めるための閾値であ
る。設定速度は、例えば時速10kmに設定する。これ
は、歩行から自転車等の乗物に乗った場合に相当する。
歩行の場合には、時速2〜4km程度だからである。あ
るいは立止まっている、公園のベンチに座っている等の
場合には、時速は0kmに近くなる。老人2の移動が設
定速度未満であれば、ステップS14に戻って処理を繰
り返す。
【0035】一方、老人2の移動が設定速度以上になる
と、ステップS22に進んで送信間隔を変更する。これ
は、初期に設定した送信間隔(例えば、5分毎)を変更
してもっと狭い間隔(例えば、2分毎)にするものであ
る。ステップS22を経ると、ステップSステップS1
4に戻って処理を繰り返す。そして、その後のルーチン
ではステップS16の判別処理で変更後の送信間隔に対
応する送信時間になったか否かを判別する。したがっ
て、2分毎の送信間隔に変更した場合には、2分毎に送
信回路24に電源が供給され、老人2の現在位置(ID
番号も加える)が公衆電話回線12を介して探索管理セ
ンター1に送信される。以後同様にして、ルーチンが繰
り返される。なお、設定速度は複数の段階を設け、ステ
ップS20、ステップS22の処理をステップS22の
後に続けて挿入するようにしてもよい。そして、老人2
のが例えば電車に乗って、時速数10km以上で移動す
る場合に、送信間隔を1分毎(あるいは30秒毎)に変
更してもよい。
【0036】D−2.探索装置の制御プログラム 図5は探索装置13の制御プログラムを示すフローチャ
ートである。本プログラムは探索装置13の電源がオン
すると、実行される。電源がオンするとROM36にあ
る制御プログラムが制御部35に読み出されて処理が開
始される。まず、ステップS50で初期設定を行う。初
期設定ではイニシャルリセット、探索開始に備えたフラ
グのクリア、RAM37のワークエリアの設定等の所定
のイニシャライズ処理が行われる。また、初期設定で
は、時刻の計測(例えば、探索に必要な時刻の計測のた
め)も開始される。次いで、ステップS52で複数個の
GPS衛星から送信される位置情報を含むGPS信号
(GPS電波)を受信し、受信したGPS信号に基づい
て探索管理センター1の三次元測位データ(すなわち、
緯度、経度、高度)を求め、現在位置(詳しくは、探索
管理センター1に配置されているGPSアンテナ31の
位置)を検出する。
【0037】次いで、ステップS54で老人2の装着し
ている発信器11からの位置情報を受信する処理を行
う。これは、発信器11の送信回路24に電源が供給さ
れて老人2の現在位置情報(情報にはID番号も加えて
ある)が公衆電話回線12を介して探索管理センター1
に送信された場合に、その電話信号を受信する(すなわ
ち、着信を受けて情報を取り込む)ものである。なお、
発信器11から間欠的に情報が送信される場合には、そ
の都度、本ルーチンを繰り返しステップS54を実行す
るタイミングで取り込む。なお、探索装置13のプログ
ラムは電源がオンすると、その後、探索装置13の電源
がオフされない限り、継続して実行される。
【0038】次いで、ステップS56で外部記憶データ
検索処理を行う。外部記憶データ検索処理では、CD−
ROMドライバー41を介してCD−ROM42より老
人2の現在位置に対応する地図情報を検索して読み出
す。次いで、ステップS58で地図情報表示処理を行
う。地図情報表示処理では、老人2の現在位置を含む所
定エリアに対応する地図情報をディスプレイ装置38に
表示する。次いで、ステップS60で探索管理センター
1の位置を地図上に表示するとともに、ステップS62
で老人2の現在位置をディスプレイ装置38に表示す
る。このとき、老人2の現在位置の横に老人2を識別す
るID番号も合せて表示する。これにより、探索管理セ
ンター1の管理オペレータは徘徊老人2を識別しながら
その現在位置を地図上で確認することができる。また、
この老人位置表示処理では当該ID番号に対応する老人
2の現在位置を音声合成音(例えば、「ID番号○○の
老人は、現在○○交差点を通過しました」)でガイダン
スするように音声出力装置39から出力する。なお、老
人2の移動に伴い、地図情報のエリアは自動的に切り換
えられていく(すなわち、エリアがスクロールする)。
【0039】次いで、ステップS64で老人2の移動が
設定速度以上になったか否かを判別する。設定速度か否
かは地図上の移動速度から判断する。なお、設定速度の
値は発信器11のものと同様であり、例えば時速10k
mに設定される。老人2の移動が設定速度未満であれ
ば、ステップS52に戻って処理を繰り返す。一方、老
人2の移動が設定速度以上になった場合には、ステップ
S66に進んで老人位置の表示色を変更する。例えば、
いままで青色で老人2を表示していたのを、赤色に変更
する。これは、老人2の移動が設定速度(例えば、時速
10km)以上になったので、例えば歩行から自転車等
の乗物に乗ったのではと判断し、その後の移動範囲が広
くなり、どこに行くか要注意であるから、その状態を色
を変えることで、分かりやすくするのもである(注意の
喚起の意味もある)。なお、色の変更でなく、老人2の
位置を点滅(あるいは当初から点滅していれば、点滅周
期を変更)するようにしてもよい。次いで、ステップS
52に戻って処理を繰り返す。
【0040】このようにして、徘徊老人2の現在位置
(ID番号も加える)を探索装置13の管理オペレータ
が地図上で確認すると、確認情報を電話回線(あるいは
FAXでもよい)14を通して捜索者宅15(捜索者
は、例えば老人2の家族)に連絡する。これにより、捜
索者宅15は徘徊老人2の位置が分かり、迎えに行く等
の適切な処置を取ることができる。なお、設定速度は複
数の段階を設け、ステップS64、ステップS66の処
理をステップS66の後に続けて挿入するようにしても
よい。そして、老人2のが例えば電車に乗って、時速数
10km以上で移動する場合に、さらに別の色に変更し
て注意を喚起するようにしてもよい。
【0041】このように本実施例では、発信器11にお
ける送信回路24への電源供給を間欠的として、所定の
送信間隔で無線電話により発信器11から情報(位置情
報、ID番号情報)を送信しているので、以下の効果を
得ることができる。 (1)発信器11の電力消費を少なくすることができ、
バッテリー29の消耗がを低減することができる。 (2)そのため、携帯する発信器11に装着するバッテ
リー29としてなるべく小型、軽量の方が望ましいとい
う要求に応えてバッテリー29の小型化、軽量化を達成
することが可能になる。 (3)また、バッテリー29の容量も少なくて済むよう
になる。
【0042】なお、老人2の移動位置を発信器11側で
上記送信間隔よりもっと短い間隔でメモリに記憶してお
き、所定の送信時間にメモリに記憶しておいた数点(あ
るいはもっと多くてもよい)の位置情報を一度に送信す
るようにしてもよい。また、逆に老人2の移動速度が低
下すると、低下の状態に従って送信間隔を長くするよう
にしてもよい。例えば、停止した場合には、移動を開始
するまで、送信を停止しておいて(例えば、1時間も停
止していれば、1時間は停止することになる)、移動を
開始した時点で、1回位置情報を送信し、その後は上記
実施例のように所定の送信間隔にしてもよい。
【0043】E.第2実施例 図6〜図10は本発明の第2実施例を示す図であり、第
2実施例は探索装置61からの指令で発信器51の位置
情報送信間隔を変更する例である。 E−1.システムの全体構成 図6は第2実施例の老人探索システムの全体構成を示す
図である。図6において、老人2の携帯する発信器51
(移動体情報装置)は現在位置情報を所定の無線通信
(公衆電話通信網ではない)の電波を介して探索管理セ
ンター1に送信するとともに、探索管理センター1に配
置されている探索装置61は発信器51の送信間隔を規
制する指令を同じく所定の無線通信の電波を介して発信
器51に送信し、発信器51では探索装置61からの送
信間隔指令を受信して送受信回路53(図7参照)の動
作を規制して電力低減を図るようになっている。
【0044】E−2.発信器の構成 図7は発信器51の構成を示す図である。図7におい
て、発信器51はGPSアンテナ21、GPS受信装置
22、通信アンテナ52、送受信回路53、制御回路5
4、電源回路27および筐体28を含んで構成される。
GPSアンテナ21およびGPS受信装置22の構成は
第1実施例と同様であり、位置検出手段を構成する。ま
た、電源回路27、バッテリー29の構成も第1実施例
と同様である。
【0045】送受信回路53は送信部53Tおよび受信
部53Rを有しており、受信部53Rは探索装置61か
らの送信間隔指令信号を通信アンテナ52を介して受信
し、送信部53TはGPS受信装置22によって検出さ
れた老人2の現在位置情報(位置情報には当該探索老人
2を識別するID番号を加えて送信する)を所定周波数
の無線信号に変換し、探索装置61からの送信間隔指令
に基づいて間欠的なタイミングで通信アンテナ52を介
して送信する。送受信回路53の送信部53Tは送信手
段を構成し、受信部53Rは指令受信手段を構成する。
通信アンテナ52としては、探索装置61との間で所定
周波数の無線信号の電波の送信/受信に適した性能を有
するものが使用される。制御回路54(送信規制手段)
は送受信回路53における送信部53Tが行う現在位置
情報の送信動作を探索装置61からの送信間隔指令に基
づく間欠的なタイミングに規制するもので、例えばCP
U、ROM、RAMを含むマイクロコンピュータによっ
て構成される。
【0046】E−3.探索装置の構成 次に、探索装置61の構成について図8を参照して説明
する。図8において、探索装置61は第1実施例と同様
のものとしてGPSアンテナ31、GPS受信装置3
2、スイッチ入力部34、ディスプレイ装置38、音声
出力装置39、電話装置40およびCD−ROMドライ
バー41を有し、異なる部分として通信アンテア62、
送受信装置63、制御部64、ROM65、RAM66
を有している。
【0047】通信アンテナ52としては、発信器51と
の間で所定周波数の無線信号の電波の送信/受信に適し
た性能を有するものが使用される。送受信装置63は発
信器51から送られてくる老人2の現在位置情報を含む
所定周波数の無線信号を受信し、受信した老人2の現在
位置情報を制御部64に出力するとともに、制御部64
からの制御信号に基づいて発信器51における送受信回
路53の位置情報の送信(特に、送信部53Tの送信動
作)を外部から遠隔的に規制する送信間隔指令を所定周
波数の無線信号に変換して発信器51に送信する。送受
信装置63は受信手段および指令送信手段を構成する。
【0048】制御部64はGPS受信装置32より出力
された探索管理センター1の現在位置および送受信装置
63を介して受信した老人2の現在位置をCD−ROM
ドライバー41を介してCD−ROM42から読み出し
た探索地図データに対応してディスプレイ装置38の画
面上に表示する制御等を行う他に、特に本実施例では発
信器51における送受信回路53の位置情報の送信(特
に、送信部53Tの送信動作)を外部から遠隔的に規制
するための制御を行う。制御部64は外部送信規制手段
を構成する。
【0049】ROM65は制御部64によって行われる
探索制御のためのプログラムや必要なデータを予め格納
している。RAM66はワークエリア、スイッチ入力部
34より入力され一時的に記憶しなければならない情報
を格納するメモリエリア、およびスイッチ入力部34の
操作により指定された探索範囲の設定情報等を一時的に
格納するメモリエリアを有している。制御部64、RO
M65、RAM66、ディスプレイ装置38、CD−R
OMドライバー41およびCD−ROM42は探索手段
を構成する。
【0050】F.第2実施例の動作説明 F−1.発信器の制御プログラム 図9は発信器51の制御プログラムを示すフローチャー
トである。本プログラムの説明において、第1実施例と
同様の処理を行うステップには同一番号を付して重複説
明を省略し、異なるステップについて説明する。ステッ
プS10で初期設定を行った後、次いで、ステップS1
00で探索装置61からの無線信号によって受信した初
期の送信間隔に設定する。これは、探索装置61から無
線信号によって発信器51における送受信回路53の位
置情報の送信(特に、送信部53Tの送信動作)を規制
する送信間隔指令が送信されるため、その無線信号を発
信器51の送受信回路53(受信部53R)で受信した
場合に、最初に受信した送信間隔(これが初期の送信間
隔になる)に設定するものである。初期の送信間隔とし
ては、例えば5分毎に一度情報を送信するように設定さ
れる。受信部53Rは消費電力も少ないので、常時電源
が供給され動作状態にある。
【0051】次いで、ステップS14で老人2の現在位
置を算出し、ステップS102で所定の送信時間になっ
たか否かを判別する。所定の送信時間とは、例えば初期
の送信間隔として5分間に設定した場合、その5分毎の
送信時間になったかどうかを判断するものである。所定
の送信時間になっていなければ、ステップS14に戻っ
て位置情報の検出を繰り返し、所定の送信時間になる
と、ステップS104に進んで電源回路27から送受信
回路53における送信部53Tに電源を供給し、送信部
53Tを動作させて老人2の現在位置(すなわち、発信
器51の現在位置)情報(情報にはID番号も加える)
を無線信号により探索管理センター1に送信する。これ
により、探索管理センター1の探索装置61は老人2の
現在位置をディスプレイ装置38の地図上に表示するこ
とになる。なお、送信時間は老人2の現在位置およびI
D番号を知らせるのに必要な時間でよく、例えば10秒
間だけ送信する。そして、10秒間が経過すると、再び
送信部53Tへの電源供給をオフして不動作とする。
【0052】次いで、ステップS106で探索装置61
から無線信号によって発信器51に対して送信された送
信間隔情報を受信する。探索装置61では、例えば老人
2の移動が設定速度以上になった場合に送信間隔を変更
(例えば、2分毎に変更)して発信器51に送信し、老
人2の移動が設定速度未満であれば、送信間隔は変更せ
ずに前回と同じ送信間隔情報を送信する。次いで、ステ
ップS108では探索装置61から送信されてきた送信
間隔情報に変更がありか否かを判別し、変更がなければ
ステップS14に戻って処理を繰り返す。
【0053】一方、送信間隔情報に変更があれば、ステ
ップS110に進んで送信部53Tを動作させて老人2
の現在位置を送信する間隔を変更する。例えば、初期に
設定した送信間隔(例えば、5分毎)を変更してもっと
狭い間隔(例えば、2分毎)に変更する。ステップS1
10を経ると、ステップSステップS14に戻って処理
を繰り返す。これにより、2分毎の送信間隔に変更した
場合には、2分毎に送信部53Tに電源が供給され、老
人2の現在位置(ID番号も加える)が無線信により探
索管理センター1に送信される。以後同様にして、ルー
チンが繰り返されるが、例えば老人2の移動が設定速度
以上になった後、再び、設定速度未満に戻ったような場
合に、送信間隔を変更して長くするような送信間隔情報
が探索装置61から無線信号によって発信器51に対し
て送信されたときは、送信部53Tへの電源供給の間隔
は再び長くなって老人2の現在位置情報は長い送信間隔
で探索装置61に送信される。
【0054】F−2.探索装置の制御プログラム 図10は探索装置61の制御プログラムを示すフローチ
ャートである。本プログラムの説明において、第1実施
例と同様の処理を行うステップには同一番号を付して重
複説明を省略し、異なるステップについて説明する。ス
テップS50で初期設定を行った後、次いで、ステップ
S150で初期の送信間隔に設定し、設定した初期の送
信間隔を発信器51に送信する。これにより、探索装置
61から無線信号によって発信器51に初期の送信間隔
情報が送信され、発信器51では送受信回路53の受信
部53Rにおいて初期の送信間隔情報を受信する。次い
で、ステップS52でGPS信号に基づいて探索管理セ
ンター1の現在位置を検出し、ステップS152で老人
2の装着している発信器61からの位置情報を受信す
る。これは、発信器51の送受信回路53における送信
部53Tに電源が供給されて老人2の現在位置情報(情
報にはID番号も加えてある)が無線信号により探索管
理センター1に送信された場合に、その無線信号を受信
して発信器51からの位置情報を取り込むものである。
【0055】次いで、ステップS58〜ステップS62
を経て、ステップS154に進み、送信間隔変更条件を
満たしたか否かを判別する。送信間隔変更条件を満たす
とは、発信器51から受信した情報に基づいて老人2の
移動が設定速度以上になったと判断した場合に送信間隔
を前回より短くする制御すべき状況になったとき、老人
2の移動が設定速度以上の状態から再び設定速度未満に
なって送信間隔を前回より長く制御する状況になったと
き等のように、送信間隔を変更する状況になったことを
いう。
【0056】ステップS154で送信間隔変更条件を満
たしていなければ、ステップS52に戻って処理を繰り
返す。一方、送信間隔変更条件を満たすと、ステップS
156に進んで送信間隔を変更し、変更した送信間隔情
報を発信器51に送信する。例えば、老人2の移動が設
定速度以上になったと判断した場合には送信間隔を前回
(例えば、5分)より短くして2分にする。これによ
り、発信器51の送受信回路53における送信部53T
には2分毎に電源が供給されることになり、送信間隔が
短くなる。ステップS158を経ると、ステップS52
に戻って処理を繰り返す。
【0057】ステップS52〜ステップS154のルー
プを繰り返す過程で、例えば老人2の移動が設定速度以
上の状態から再び設定速度未満になると、送信間隔が2
分毎の状態から再び長くなり、例えば、5分毎に発信器
51の送受信回路53における送信部53Tには電源が
供給される。なお、送信間隔変更条件には2つ以上の複
数の設定速度判断基準を設け、2つ以上の複数の送信間
隔に変更するようにしてもよい。
【0058】このように第2実施例では、探索装置61
側で送信間隔を制御しているので、発信器51における
制御部54の演算負担を軽減することができる。また、
探索装置61では制御部64の演算負担を考慮する必要
がないから(例えば、演算能力の大きいCPUを使用し
てもよいから)、老人2の移動状態に応じてきめ細かく
送信間隔の変更を行うことが可能である。
【0059】G.変形例 前記各実施例は老人の移動速度をパラメータとして送信
間隔を変更する例であるが、このような例に限らず、例
えば以下のようなパラメータにより送信間隔変更制御を
行ってもよい。 ・所定時間内における老人(移動体)の移動距離が設定
値以上になったら、送信時間間隔を狭めるような制御を
行う。送信時間間隔の変更制御は、発信器あるいは探索
装置のどちらで行ってもよい。このようにすると、移動
速度にかかわらず、老人の移動距離が大きくなると(例
えば、遠くに徘徊したような場合)、必然的に送信間隔
が短くなるので、老人の位置情報を的確に把握すること
ができる。
【0060】・老人(移動体)のGPS位置(つまり現
在位置)に応じて送信時間間隔を変更するような制御を
行う。送信時間間隔の変更制御は、発信器あるいは探索
装置のどちらで行ってもよい。このようにすると、老人
のGPS位置に対応して、例えば河川付近、交通の激し
い付近では送信間隔を短くして危険地帯への老人監視を
強化し、室内や公園等のように比較的に安全な場所では
送信間隔を長くする等のバッテリーの消耗を考慮したき
め細かい制御を行うことができる。 ・移動体の現在位置を外部に送信するための送信手段
は、公衆の無線電話回線、無線信号を使用する例に限ら
ず、例えば超音波を介して外部に送信する構成にしても
よい。そのようにすると、移動体の現在位置を知らせる
通信媒体として適切なものを使用することができる。
【0061】・海では、海上の固定局がGPS衛星から
の信号を受信して自己位置(つまり海上の固定局の現在
位置)を検出する一方、海上の固定局から海中の移動体
(ID番号による識別可能にしておく)に超音波を発し
てその位置(海中の移動体の位置)をソナーの原理によ
って検出し、海中の位置と海上の固定局の位置から、最
終的に海中の移動体の現在位置を検出するような構成に
する。なお、海上の固定局とはいっても、波で位置が微
妙に変化しているから、絶対的な固定ではなく、あくま
でもそこに留っているという状態での海上固定という概
念である。このように海中の移動体の位置は超音波を利
用して検出し、海上の固定局との共同で海中の移動体の
正確な位置を検出することにより、海中の移動体であっ
ても、本発明を適用した探索システムを構築することが
できる。そして、海上の固定局を経由して海中の移動体
を探索する基地局に対する位置情報の送信(海上の固定
局による送信)では、海上の固定局(移動体情報装置に
相当)の電力消費を少なくすることができ、電源手段
(例えば、バッテリー)の消耗を低減することができ
る。
【0062】本発明の実施の形態は、上記のような実施
の形態に限らず、以下に述べるような各種の変形実施が
可能である。 (a)本発明の適用に関して、移動体は老人に限るもの
ではなく、例えば車両、飛行機、船舶(ボート、ヨット
等)、オートバイ等の乗物に幅広く適用できる。また、
ゴルフカートの位置確認システム、タクシーの配車管
理、トラックの運行管理、戦闘車両等にも適用できる。 (b)移動体の位置、移動速度、移動距離に応じてディ
スプレイ装置における表示色を複数の段階に細かく変更
するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、移動体情
報装置(例えば、発信器)は位置情報の送信を所定の間
欠的なタイミングに規制しているので、以下の効果を得
ることができる。移動体情報装置の電力消費を少なくす
ることができ、電源手段(例えば、バッテリー)の消耗
を低減することができる。したがって、携帯する移動体
情報装置に装着する電源手段としてなるべく小型、軽量
の方が望ましいという要求に応えて電源手段の小型化、
軽量化を達成することが可能になる。また、電源手段の
容量も少なくて済むようになる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、位置検出手
段はGPS衛星からの測位用電波を受信して移動体の現
在位置を測定するGPS装置を含むものであり、送信手
段は移動体の現在位置を公衆の無線電話回線を介して外
部に送信することにより、GPS装置を使用した機器に
本発明を適用することで、近時普及しているGPS装置
搭載機器の電源消耗を軽減することができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、送信手段は
移動体の現在位置を無線信号を介して外部に送信し、請
求項4記載の発明によれば、送信手段は移動体の現在位
置を超音波を介して外部に送信することにより、移動体
の現在位置を知らせる通信媒体として適切なものを使用
できる。
【0066】請求項5記載の発明によれば、送信規制手
段は所定時間間隔毎に送信手段による位置情報の送信を
許可することにより、所定時間間隔という簡単な処理で
移動体情報装置の電力消費を少なくすることができる。
【0067】請求項6記載の発明によれば、送信規制手
段は所定時間内における移動体の移動距離が設定値以上
になったら送信時間間隔を狭めることにより、移動距離
という探索範囲に関連するパラメータに応じて移動体情
報装置の電力消費を少なくすることができる。
【0068】請求項7記載の発明によれば、送信規制手
段は移動体が設定速度以上で移動するときは送信時間間
隔を設定速度に応じて狭めていくことにより、移動体の
速度に対応して探索に影響が出ないように考慮しつつ移
動体情報装置の電力消費を少なくすることができる。
【0069】請求項8記載の発明によれば、移動体情報
装置と探索装置により構成される移動体探索システムと
し、移動体情報装置は位置情報の送信を所定の間欠的な
タイミングに規制しているので、移動体情報装置の電力
消費を少なくすることができ、電源手段の消耗を低減す
ることができる。携帯する移動体情報装置に装着する電
源手段としてなるべく小型、軽量の方が望ましいという
要求に応えて電源手段の小型化、軽量化を達成すること
が可能になる。また、電源手段の容量も少なくて済むよ
うになる。
【0070】請求項9記載の発明によれば、移動体情報
装置の送信規制手段は所定時間内における移動体の移動
距離が設定値以上になったら送信時間間隔を狭めること
により、移動距離という探索範囲に関連するパラメータ
に応じて移動体情報装置の電力消費を少なくすることが
できる。
【0071】請求項10記載の発明によれば、移動体情
報装置の送信規制手段は移動体が設定速度以上で移動す
るときは送信時間間隔を設定速度に応じて狭めていくこ
とにより、移動体の速度に対応して探索に影響が出ない
ように考慮しつつ移動体情報装置の電力消費を少なくす
ることができる。
【0072】請求項11記載の発明によれば、探索装置
によって移動体情報装置における送信手段の位置情報の
送信を外部から遠隔的に規制することにより、移動体情
報装置における制御部分(例えば、CPU)の演算負担
を軽減することができる。また、探索装置では制御部分
の演算負担を考慮する必要がないから(例えば、演算能
力の大きいCPUを使用してもよいから)、移動体の移
動状態に応じてきめ細かく送信間隔の変更を行うことが
できるという利点がある。
【0073】請求項12記載の発明によれば、探索装置
の外部送信規制手段は所定時間内における移動体の移動
距離が設定値以上になったら送信時間間隔を狭めること
により、移動距離という探索範囲に関連するパラメータ
に応じて移動体情報装置の電力消費を少なくすることが
できる。
【0074】請求項13記載の発明によれば、探索装置
の外部送信規制手段は移動体が設定速度以上で移動する
ときは送信時間間隔を設定速度に応じて狭めていくこと
により、移動体の速度に対応して探索に影響が出ないよ
うに考慮しつつ移動体情報装置の電力消費を少なくする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る老人探索システムの一実施例のブ
ロック図である。
【図2】発信器の構成を示す図である。
【図3】探索装置13の構成を示す図である。
【図4】発信器の制御プログラムを示すフローチャート
である。
【図5】探索装置の制御プログラムを示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の第2実施例の老人探索システムの全体
構成を示す図である。
【図7】発信器の構成を示す図である。
【図8】探索装置13の構成を示す図である。
【図9】発信器の制御プログラムを示すフローチャート
である。
【図10】探索装置の制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 探索管理センター 2 老人(移動体) 11、51 発信器(移動体情報装置) 13、61 探索装置 21、31 GPSアンテナ 22 GPS受信装置 23、52、62 通信アンテナ 24 送信回路(送信手段) 25 制御回路 26 調整スイッチ 27 電源回路(電源手段) 29 バッテリー 32 GPS受信装置 33 電話装置 34 スイッチ入力部 35 制御部 36 ROM 37 RAM 38 ディスプレイ装置 41 CD−ROMドライバー 42 CD−ROM 53 送受信回路 53T 送信部(送信手段) 53R 受信部(指令受信手段) 54 制御回路(送信規制手段) 63 送受信装置(受信手段、指令送信手段) 64 制御部(外部送信規制手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の自己位置を検出する位置検出手
    段と、 位置検出手段によって検出された移動体の位置情報を外
    部に送信する送信手段と、 位置検出手段および送信手段に電源を供給する電源手段
    と、 前記送信手段による位置情報の送信を所定の間欠的なタ
    イミングに規制する送信規制手段と、を備えたことを特
    徴とする移動体情報装置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出手段は、GPS衛星からの
    測位用電波を受信して移動体の現在位置を測定するGP
    S装置を含むものであり、 前記送信手段は、移動体の現在位置を公衆の無線電話回
    線を介して外部に送信することを特徴とする請求項1記
    載の移動体情報装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、GPS衛星からの
    測位用電波を受信して移動体の現在位置を測定するGP
    S装置を含むものであり、 前記送信手段は、移動体の現在位置を無線信号を介して
    外部に送信することを特徴とする請求項1記載の移動体
    情報装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出手段は、GPS衛星からの
    測位用電波を受信して移動体の現在位置を測定するGP
    S装置を含むものであり、 前記送信手段は、移動体の現在位置を超音波を介して外
    部に送信することを特徴とする請求項1記載の移動体情
    報装置。
  5. 【請求項5】 前記送信規制手段は、 所定時間間隔毎に、前記送信手段による位置情報の送信
    を許可することを特徴とする請求項1記載の移動体情報
    装置。
  6. 【請求項6】 前記送信規制手段は、 所定時間内における移動体の移動距離が設定値以上にな
    ったら、送信時間間隔を狭めることを特徴とする請求項
    1記載の移動体情報装置。
  7. 【請求項7】 前記送信規制手段は、 移動体が設定速度以上で移動するときは、送信時間間隔
    を設定速度に応じて狭めていくことを特徴とする請求項
    1記載の移動体情報装置。
  8. 【請求項8】 移動可能な複数の移動体はそれぞれ移動
    体情報装置を有し、各移動体情報装置からの信号を探索
    装置で受信してそれぞれの移動体の位置を探索する移動
    体探索システムであって、 前記移動体情報装置は、 移動体の自己位置を検出する位置検出手段と、 位置検出手段によって検出された移動体の位置情報を外
    部に送信する送信手段と、 位置検出手段および送信手段に電源を供給する電源手段
    と、 前記送信手段による位置情報の送信を所定の間欠的なタ
    イミングに規制する送信規制手段と、を備え、 前記探索装置は、 移動体情報装置から送信された移動体の位置情報を受信
    する受信手段と、 受信手段により受信した移動体の位置情報に基づいて、
    当該移動体の位置を探索する探索手段と、を備えている
    ことを特徴とする移動体探索システム。
  9. 【請求項9】 前記移動体情報装置の送信規制手段は、 所定時間内における移動体の移動距離が設定値以上にな
    ったら、送信時間間隔を狭めることを特徴とする請求項
    8記載の移動体探索システム。
  10. 【請求項10】 前記移動体情報装置の送信規制手段
    は、 移動体が設定速度以上で移動するときは、送信時間間隔
    を設定速度に応じて狭めていくことを特徴とする請求項
    8記載の移動体探索システム。
  11. 【請求項11】 前記探索装置は、 前記移動体情報装置における送信手段の位置情報の送信
    を外部から遠隔的に規制する外部送信規制手段と、 前記外部送信規制手段の指令を前記移動体情報装置に送
    信する指令送信手段と、を備え、 前記移動体情報装置は、 前記指令送信手段からの信号を受信する指令受信手段を
    備え、 前記送信規制手段は、指令受信手段によって受信した前
    記外部送信規制手段からの指令に基づいて、位置情報の
    送信を規制することを特徴とする請求項8記載の移動体
    探索システム。
  12. 【請求項12】 前記探索装置の外部送信規制手段は、 所定時間内における移動体の移動距離が設定値以上にな
    ったら、送信時間間隔を狭めることを特徴とする請求項
    11記載の移動体探索システム。
  13. 【請求項13】 前記探索装置の外部送信規制手段は、 移動体が設定速度以上で移動するときは、送信時間間隔
    を設定速度に応じて狭めていくことを特徴とする請求項
    11記載の移動体探索システム。
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Cited By (37)

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