JP3488057B2 - 車両用電源供給装置 - Google Patents

車両用電源供給装置

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JP3488057B2 JP27454597A JP27454597A JP3488057B2 JP 3488057 B2 JP3488057 B2 JP 3488057B2 JP 27454597 A JP27454597 A JP 27454597A JP 27454597 A JP27454597 A JP 27454597A JP 3488057 B2 JP3488057 B2 JP 3488057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用電源供給装置
に関し、電源部と各負荷とが電源線により接続され、当
該電源線上に設けられた電源線開閉手段を開閉制御する
ことにより各負荷に適宜電源を供給するようになされた
車両用電源供給装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の車両用電源供給装置とし
て、図2に示すようなものがある。この電源線開閉手段
1では、電源線開閉手段として電磁リレー2を用いてい
る。すなわち車両用電源供給装置1においては、バッテ
リ3と負荷4とを接続する電源線L1上にヒュージブル
リンク5及び電磁リレー2が設けられており、所定の制
御部(図示せず)によりスイッチ6をオン制御してコイ
ル2Aを通電状態とすることで接続板2Bを接点方向に
移動させることにより、バッテリ3の電源を負荷4に供
給するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに電磁リレー2を用いた車両用電源供給装置において
は、コイル2Aからの発熱が多いため、例えばワイヤハ
ーネス構成となっている電源線L1との電磁リレー2と
の接続の信頼性の低下等、熱による悪影響が生じる欠点
があった。すなわちワイヤハーネスは、導電部材からな
る電線と、塩化ビニル等でなり電線を被覆する絶縁被覆
層とにより形成されているため、電磁リレー2の熱が絶
縁被覆層に達すると、この熱により電磁リレー2近傍の
絶縁被覆層が劣化することになり、接続の信頼性の低下
する。
【0004】また電源線L1に断続ショート(レアショ
ート)等の異常電流が流れた場合には電源線L1が完全
ショート(デッドショート)した場合と異なり、ヒュー
ジブルリンク5は溶断しないので、電磁リレー2の接続
板2Bに通常の電流が流れた場合と比較して大きなスト
レスがかかり、電磁リレー2が劣化する問題がある。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、電源線上に設けられる電源線開閉手段からの発熱及
びその劣化を小さくすることにより信頼性の高い電源供
給を行うことができる車両用電源供給装置を提案しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明により成された請求項1に記載の車両用電源供
給装置は、図1に示すように、バッテリやオルタネータ
等の電源部11と各負荷12A〜12Xとが電源線L1
により接続され、当該電源線L1上に設けられた電源線
開閉手段13を開閉制御することにより各負荷12A〜
12Xに適宜電源を供給するようになされた車両用電源
供給装置10において、電源部11に接続された第1の
接点部14と、負荷12A〜12Xに接続された第2の
接点部15と、当該第1及び第2の接点部14、15に
摺動可能に設けられた導電部材でなり、当該第1及び第
2の接点部14、15を圧力が印加されたとき接続状態
にする接続位置と圧力が印加されていないとき遮断状態
にする遮断位置との間で摺動する摺動部17とを有する
電源線開閉手段13と、エンジンのピストンやエアサス
ペンション駆動用加圧部のような車両に予め搭載された
圧力発生部を用いて構成され、所定の気圧又は油圧を発
生する圧力発生手段19と、所定の気圧又は油圧を蓄積
する圧力タンク22と、常時閉じられており、ソレノイ
ドに電流が流されることによって開かれるバルブと2
4、前記圧力タンク22に蓄積された圧力を電源線開閉
手段13の摺動部17に印加する圧力印加手段23A、
23Bと、前記電源部11から前記負荷12A〜12X
への電源供給を遮断する際に前記ソレノイドに電流を流
して前記バルブ24を開き、前記圧力タンク22に蓄積
された圧力を前記圧力印加手段23A、23Bを通じて
前記摺動部17に印加させ、前記摺動部17を接続位置
から遮断位置に移動させて前記電源線開閉手段13を開
制御する制御手段24〜26とを備えるようにした。
【0007】 以上の構成において、電源線開閉手段1
3の開動作は、当該電源線開閉手段13の摺動部17に
印加される圧力により行われるので、従来の電磁リレー
のコイルにみられるような発熱がなく、熱による問題を
回避し得る。また電源線開閉手段13の開閉動作は、バ
ッテリからの電力供給によって直接行わず、ソレノイド
を駆動及び非駆動状態とすることによって開閉されるバ
ルブを通じて行われる圧力の供給及び非供給により行わ
れるので、バッテリ電圧が低下した場合でも確実に動作
させることができるようになる。更に、新たに圧力発生
手段を設ける必要がなく、圧力タンク22には常に摺動
部17を駆動させるのに必要な圧力が蓄積されるため、
簡易な構成により、圧力発生手段19の動作が停止した
場合でも、電源線開閉手段13の開動作を実現させるこ
とができる。かくして、信頼性の高い電源供給を行うこ
とができるようになる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】また本発明により成された請求項2に記載
の車両用電源供給装置は、請求項1の構成に加えて、さ
らに、電源線L1に異常電流が流れていることを検出す
る異常電流検出手段を備え、制御手段24〜26は、当
該異常電流検出手段によって異常電流が検出されたと
き、電源線開閉手段13を開制御するようにした。
【0013】以上の構成において、電源線L1に電源線
L1のレアショート等に起因する異常電流が流れると、
これが異常電流検出手段により検出され、制御手段24
〜26により電源線開閉手段13が遮断状態とされ電源
線L1に電流が流れなくなる。この結果、電源線L1の
さらなる劣化が回避される。因みに、電源線L1にレア
ショートによる異常電流が流れ続けると、電源線L1の
絶縁皮膜が発熱して電源線L1が劣化することになる。
【0014】また本発明により成された請求項3に記載
の車両用電源供給装置は、請求項1の構成に加えて、さ
らに、電源線L1の温度を検出する温度検出手段を備
え、制御手段24〜26は、当該温度検出手段によって
所定値以上の温度が検出されたとき、電源線開閉手段1
3を開制御するようにした。
【0015】以上の構成において、電源線L1に電源線
L1のレアショート等に起因する異常電流が流れ、電源
線L1の絶縁皮膜が発熱するようになると、これが温度
検出手段により検出され、この検出温度が所定値以上に
なると、制御手段24〜26により電源線開閉手段13
が遮断状態とされ電源線L1に電流が流れなくなる。こ
の結果、電源線L1のさらなる劣化が回避される。
【0016】また本発明により成された請求項4に記載
の車両用電源供給装置は、請求項1乃至請求項4のいず
れかの構成に加えて、さらに、第1又は第2の接点部1
4、15の温度を検出する温度検出手段27を備え、制
御手段24〜26は、当該温度検出手段27によって所
定値以上の温度が検出されたとき、電源線開閉手段13
を開制御するようにした。
【0017】以上の構成において、電源線L1に電源線
L1のレアショート等に起因する異常電流が流れると第
1及び第2の接点部14、15の温度が上昇する。この
第1又は第2の接点部14、15の温度上昇が温度検出
手段27により検出され、この検出温度が所定値以上に
なると、制御手段24〜26により電源線開閉手段13
が遮断状態とされ電源線L1に電流が流れなくなる。こ
の結果、電源線L1のさらなる劣化が回避される。また
第1又は第2の接点部14、15の温度を検出するよう
にしたことにより、例えば電源線L1の温度を検出する
場合と比較して、温度の検出面積が小さくてすみ、構成
を簡易化できる。
【0018】また本発明により成された請求項5に記載
の車両用電源供給装置は、請求項4の温度検出手段とし
て、温度ヒューズ27を用いるようにした。
【0019】この結果、制御手段24〜26は温度ヒュ
ーズ27の溶断の有無を検知するだけで容易に電源線L
1にレアショート等に起因する異常電流が流れているか
否かを検出できるようになる。
【0020】さらに本発明により成された請求項6に
載の車両用電源供給装置は、請求項1の構成に加えて、
さらに、車両の衝突を検知する衝突検知手段28を備
え、制御手段24〜26は、当該衝突検知手段28によ
って衝突が検知されたとき、電源線開閉手段13を開
御するようにした。
【0021】以上の構成において、車両の衝突時にほと
んど電流を流さずに電源線開閉手段13を開放状態とし
て負荷12A〜12Xへの電源供給を停止できるので、
漏れ出したガソリンによる引火を有効に回避することが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態を説明する。
【0023】図1において、10は全体として車両用電
源供給装置を示し、バッテリ11と負荷12A〜12X
とを接続する電源線L1上には当該電源線L1を閉成状
態又は開放状態とすることにより負荷12A〜12Xに
適宜電源を供給する電源線開閉手段13が設けられてい
る。
【0024】電源線開閉手段13は、バッテリ11に接
続された第1の接点部14と、負荷12に接続された第
2の接点部15とを有する。第1及び第2の接点部1
4、15は共に円環状の導電部材でなり、所定の間隔を
おいて圧力導入管16内に固定されている。
【0025】また電源線開閉手段13は、第1及び第2
の接点部14、15の中心孔内を摺動する円筒状の導電
部材でなる摺動部17を有する。摺動部17は、圧力導
入管16内に印加される圧力に応じて、図に示すような
第1及び第2の接点部14、15を接続状態にする接続
位置と、遮断状態にする遮断位置との間で摺動する。こ
の実施形態の場合には、圧力導入管16内に負圧が印加
されると、摺動部17が矢印aの方向に摺動し、第1及
び第2の接点部14、15が開放状態(遮断状態)とな
る。
【0026】ここで車両用電源供給装置10において
は、圧力導入管16内に印加する負圧を発生させるため
の圧力発生手段として、エンジン18のピストン19を
利用している。すなわち車両では、一般にピストン19
の上下運動とスロットルバルブ20とにより負圧が発生
するようになっているので、車両用電源供給装置10で
は、この負圧を有効に利用するようになされている。
【0027】車両用電源供給装置10は、付加部品とし
て設けられている負圧導出管21と負圧タンク22をド
レインホース23Aにより接続し、ピストン19で発生
した負圧を一旦負圧タンク22に蓄積する。ここで実施
形態の場合、負圧タンク22としては、エンジン18が
停止しても数回程度ブレーキを作動可能とするために一
般に車両に搭載されているマスタバックを用いるように
している。
【0028】このように車両用電源供給装置10におい
ては、負圧タンク22に常に摺動部17を駆動させるの
に必要な圧力を蓄積するようにしたことにより、エンジ
ン18が停止して負圧が発生されなくなった場合でも、
電源線開閉手段13を開閉動作させることができるよう
になされている。
【0029】負圧タンク22は圧力印加手段としてのド
レインホース23Bを介してバルブ24に接続されてい
る。バルブ24はソレノイド25により開閉駆動され
る。すなわち制御部26がトランジスタTrをオン動作
させてソレノイド25に電流を流すとバルブ24が開
き、これに対して制御部26がトランジスタTrをオフ
動作させてソレノイド25に電流が流れないとバルブ2
4が閉じるようになっている。
【0030】ここで第2の接点部15には、温度検出手
段として温度ヒューズ27が取り付けられている。温度
ヒューズ27は電源線L1にレアショート等が発生し第
2の接点部15が温度上昇したときに有効に溶断するよ
うな溶断特性を有する。
【0031】制御部26は温度ヒューズ27を流れる電
流に基づいて温度ヒューズ27の断線の有無を検知し、
温度ヒューズ27の断線を検知したときに、トランジス
タTrをオン制御してバルブ24を開く。また制御部2
6には衝突検知手段としての加速度センサ28からの加
速度信号が入力され、衝突を表すような加速度信号が入
力されたときに、トランジスタTrをオン制御してバル
ブ24を開くようになっている。
【0032】以上の構成において、電源線L1が損傷
し、車両のボディーとの間でデッドショートやレアショ
ートが発生すると、第2の接点部15の温度が上昇す
る。このとき第2の接点部15の温度上昇に伴って温度
ヒューズ27の温度も上昇し、やがてレアショートに相
当した温度に達すると、温度ヒューズ27が溶断する。
【0033】制御部26は温度ヒューズ27の溶断を検
知すると、トランジスタTrをオン制御することにより
ソレノイド25を作動させ、バルブ24を開く。バルブ
24が開くと、圧力導入管16内に負圧が印加されるこ
とにより、摺動部17が図に示す接続位置から矢印aで
示す遮断位置へと引き寄せられる。
【0034】この結果、第1の接点部14と第2の接点
部15とが非導通状態となり、負荷12A〜12Xへの
電源供給が遮断され、レアショート等に起因する電源線
L1のさらなる劣化が回避される。
【0035】また制御部26は衝突を表す加速度信号が
入力されると、バルブ24を開いて第1の接点部14と
第2の接点部15とを非導通状態として負荷12A〜1
2Xへの電源供給を遮断することにより、車両の衝突時
に、漏れ出したガソリンの引火を有効に回避することが
できる。
【0036】かくして以上の構成によれば、電源線開閉
手段13を、バッテリ11に接続された第1の接点部1
4と、負荷12A〜12Xに接続された第2の接点部1
5と、当該第1及び第2の接点部14、15に摺動可能
に設けられた導電部材でなり、印加される圧力に応じ
て、当該第1及び第2の接点部14、15を接続状態に
する接続位置と遮断状態にする遮断位置との間で摺動す
る摺動部17とにより構成し、摺動部17に印加する圧
力を制御することで、負荷12A〜12Xへの電源の供
給を制御するようにしたことにより、電源線開閉手段1
3からの発熱がなく、信頼性の高い電源供給を行うこと
のできる車両用電源供給装置10を実現し得る。
【0037】また圧力発生手段としてエンジン18のピ
ストン19を用いたことにより、新たに圧力発生手段を
設ける必要がなくなることにより、簡易な構成により電
源線開閉手段13を良好に動作させることができるよう
になる。
【0038】また負圧タンク22を設け常に摺動部17
を駆動させるのに必要な圧力を蓄積するようにしたこと
により、エンジン18が停止した場合でも、電源線開閉
手段13を開閉動作させることができるようになり、一
段と信頼性の高い電源供給を行うことができるようにな
る。
【0039】さらに温度ヒューズ27や加速度センサ2
8を設け、電源線L1にレアショート等が発生している
か否かを検出すると共に車両の衝突を検出し、レアショ
ートや衝突が検出された場合に、電源線開閉手段13を
開放制御することで負荷12A〜12Xへの電源供給を
停止するようにしたことにより、電源線L1のさらなる
劣化や衝突時の車両火災を未然に防止できる車両用電源
供給装置10を実現できる。
【0040】なお上述の実施形態においては、圧力発生
手段としてエンジン18のピストン19を用い、ピスト
ン19により発生される負圧によって摺動部17を駆動
する場合について述べたが、例えば圧力発生手段として
エアサスペンション駆動用加圧部のように正の圧力を発
生するものを用い、摺動部17を正圧により駆動するよ
うにしてもよい。さらに摺動部17を油圧により駆動す
るようにしてもよい。
【0041】また上述の実施形態においては、第2の接
点部15の温度を検出する温度検出手段として温度ヒュ
ーズ27を用いた場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、これに代えて例えばサーミスタ等を用いても
よく、温度を検出できるようなものであればどのような
ものを用いても良い。また上述の実施形態においては、
第2の接点部15の温度を検出する場合について述べた
が、第1の接点部14の温度を検出しても上述の場合と
同様の効果を得ることができ、さらに電源線L1の温度
を検出してレアショート等の電源線異常を検出しても良
い。
【0042】さらに本発明は第1又は第2の接点部1
4、15や電源線L1の温度を検出してレアショート等
の電源線異常を検出する場合に限らず、電源線L1にレ
アショート等に起因する異常電流が流れたことを検出す
る異常電流検出手段を設け、その検出結果に応じて電源
線開閉手段13を開閉制御しても上述の場合と同様に電
源線L1のさらなる劣化を防止できる。この場合、異常
電流検出手段として例えば電源線L1の近傍にホール素
子や磁気素子を設け、制御部26でこれらの素子から発
生する起電力を監視すればよい。
【0043】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、電源線上
に設けられた電源線開閉手段を開閉制御することにより
各負荷に適宜電源を供給するようになされた車両用電源
供給装置において、電源線開閉手段を、バッテリに接続
された第1の接点部と、負荷に接続された第2の接点部
と、当該第1及び第2の接点部に摺動可能に設けられた
導電部材でなり、当該第1及び第2の接点部14、15
圧力が印加されたとき接続状態にする接続位置と圧力
が印加されていないとき遮断状態にする遮断位置との間
で摺動する摺動部とにより構成し、摺動部に印加する圧
力を制御することで、負荷への電源の供給を制御するよ
うにしたことにより、電源線開閉手段からの発熱がな
く、信頼性の高い電源供給を行うことのできる車両用電
源供給装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用電源供給装置の構成を示す
略線的接続図である。
【図2】従来の車両用電源供給装置の構成を示す略線的
接続図である。
【符号の説明】
10 …… 車両用電源供給装置 11 …… バッテリ(電源部) 12A〜12X …… 負荷 13 …… 電源線開閉手段 14 …… 第1の接点部 15 …… 第2の接点部 17 …… 摺動部 18 …… エンジン 19 …… ピストン(圧力発生手段) 22 …… 負圧タンク(圧力タンク) 23A、23B …… ドレインホース(圧力印加手
段) 24 …… バルブ(制御手段) 25 …… ソレノイド(制御手段) 26 …… 制御部(制御手段) 27 …… 温度ヒューズ(温度検出手段) 28 …… 加速度センサ(衝突検知手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−158905(JP,A) 特開 平6−255432(JP,A) 特開 昭58−82410(JP,A) 特開 平9−191556(JP,A) 特開 平9−92110(JP,A) 特開 平8−241661(JP,A) 特開 平7−131925(JP,A) 特開 昭59−80225(JP,A) 特開 昭52−137629(JP,A) 実開 昭63−143449(JP,U) 実開 昭63−22481(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 H02H 5/04 H02H 5/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリやオルタネータ等の電源部と各
    負荷とが電源線により接続され、当該電源線上に設けら
    れた電源線開閉手段を開閉制御することにより前記各負
    荷に適宜電源を供給するようになされた車両用電源供給
    装置において、 前記電源部に接続された第1の接点部と、前記負荷に接
    続された第2の接点部と、当該第1及び第2の接点部に
    摺動可能に設けられた導電部材でなり、当該第1及び第
    2の接点部を圧力が印加されたとき接続状態にする接続
    位置と圧力が印加されていないとき遮断状態にする遮断
    位置との間で摺動する摺動部とを有する電源線開閉手段
    と、 エンジンのピストンやエアサスペンション駆動用加圧部
    のような車両に予め搭載された圧力発生部を用いて構成
    され、所定の気圧又は油圧を発生する圧力発生手段と、 前記圧力発生手段によって発生された圧力を蓄積する圧
    力タンクと、常時閉じられており、ソレノイドに電流が流されること
    によって開かれるバルブと、 前記 圧力タンクに蓄積された圧力を、開かれた前記バル
    ブを介して前記電源線開閉手段の前記摺動部に印加する
    圧力印加手段と、 前記電源部から前記負荷への電源供給を遮断する際に
    記ソレノイドに電流を流して前記バルブを開き、前記圧
    力タンクに蓄積された圧力を前記圧力印加手段を通じて
    前記摺動部17に印加させ、前記摺動部を接続位置から
    遮断位置に移動させて前記電源線開閉手段を開制御する
    制御手段とを具えることを特徴とする車両用電源供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電源線に異常電流が流れていること
    を検出する異常電流検出手段を具え、 前記制御手段は、当該異常電流検出手段によって異常電
    流が検出されたとき、前記電源線開閉手段を開制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用電源供給装置。
  3. 【請求項3】 前記電源線の温度を検出する温度検出手
    段を具え、 前記制御手段は、当該温度検出手段によって所定値以上
    の温度が検出されたとき、前記電源線開閉手段を開制御
    することを特徴とする請求項1記載の車両用電源供給装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1又は第2の接点部の温度を検出
    する温度検出手段を具え、 前記制御手段は、当該温度検出手段によって所定値以上
    の温度が検出されたとき、前記電源線開閉手段を開制御
    することを特徴とする請求項1記載の車両用電源供給装
    置。
  5. 【請求項5】 前記温度検出手段は、温度ヒューズであ
    ることを特徴とする請求項4に記載の車両用電源供給装
    置。
  6. 【請求項6】 車両の衝突を検知する衝突検知手段を具
    え、 前記制御手段は、当該衝突検知手段によって衝突が検知
    されたとき、前記電源線開閉手段を開制御することを特
    徴とする請求項1記載の車両用電源供給装置。
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