JP3486657B2 - カーゴ台車用安全クランプ - Google Patents

カーゴ台車用安全クランプ

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JP3486657B2
JP3486657B2 JP02891599A JP2891599A JP3486657B2 JP 3486657 B2 JP3486657 B2 JP 3486657B2 JP 02891599 A JP02891599 A JP 02891599A JP 2891599 A JP2891599 A JP 2891599A JP 3486657 B2 JP3486657 B2 JP 3486657B2
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啓治 佐藤
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小松フォークリフト株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】カーゴ台車に保管した商品な
どを台車ごとフォークリフトによる搬送時や、トラック
への荷積み、荷降ろし、ラック棚等への積載時の作業に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来技術としては、さやフォーク及びさ
やフォークによる積載荷の排出方法として特開平7ー3
04597号公報によるものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし上述のものは手
動、油圧によりフォークに垂直な動きを持たせたフック
によるパイプテナの排出に関するものであった。この発
明はカーゴ台車のフォークリフトによる搬送作業を、油
圧動力源が不要で、オペレータによるフックのロック操
作などを必要としない、安全で効率的な荷積み、荷降ろ
しを可能にすることを課題としたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明は
上記の課題に対処するためになされたもので、サヤフォ
ークの先端部に設けられた加圧器と、ブラケットに一体
にまとめてバックレストに取り付けられたクランパと
を、油圧配管で連結した構成を有し、カーゴ台車をフォ
ークリフトで持ち上げて支えた時に、加圧器のスプリン
グにより浮いているプレッシャプレートが、搬送重量が
負荷され下降すると、プレッシャプレートに固定された
1個または複数個の複動型のピストンが、シリンダの油
圧室の油を、油圧配管を通してクランパのクランプシリ
ンダへ押し出し、クランプピストンに連結されたロッド
とリンクを介して、クランプアームを作動させて、カー
ゴ台車上部枠を抑え込み、カーゴ台車をフォーク上に固
定する構造のカーゴ台車用安全クランプとしている。 【0005】搬送時はこのサヤフォークをフォークに装
着したフォークリフトで、荷役対象のカーゴ台車を持ち
上げ操作を行うと、搬送物の重量が加圧台のシリンダに
油圧力を発生させ、クランプシリンダピストンを押し出
しクランプアームを作動させて、カーゴ台車上部枠をク
ランプすることとなり、カーゴ台車はフォークリフトに
よる搬送中はフォーク上にロック固定される。荷降ろし
時は、フォークを下降させてカーゴ台車が車輪によって
自立すると、プレッシャプレートがスプリングの力によ
り浮き、ピストンロッド側の発生する油圧により、クラ
ンプシリンダが戻り、クランプアームはカーゴ台車上部
枠を開放するので、オペレータが目視で開放を確認後、
フォークリフトを後進させることで終了する。 【0006】カーゴ台車の搬送時や、トラックへの荷積
み、荷降ろし、ラック棚等への積載時の荷くずれで、フ
ォークからずり落ち、外れによる落下の危険が防止で
き、荷物の品質確保と周辺作業者への危険防止に役立
ち、不安全要因の排除ができる。荷積み、荷降ろし時に
オペレータがフォークリフトから降りたりする必要がな
く稼動率向上にも寄与できる。特にラック棚等の高所作
業では、はしご、脚立等を使うことがなくなり、能率の
向上と共に、オペレータまたは作業者が高所へ登ること
の危険性から開放され、安全な作業の実施が可能とな
る。 【0007】 【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について、
図面により説明する。図1はこの発明の安全クランプに
よるカーゴ台車持ち上げ直前の側面図、図2は正面図を
示すもので、図1においてフォークリフトの荷役装置を
構成するバックレスト7の上部にはクランパ3をまとめ
たブラケット39が取り付けられ、フォークへは加圧器
1が設けられたサヤフォーク2が取り付けてあり、加圧
器1とクランパ3は油圧配管6により連結されている。
図1はカーゴ台車をサヤフォーク2により持ち上げよう
とする直前の状態位置を示している。図2ではカーゴ台
車の車輪間に差し込まれた、2本のサヤフォーク2の側
面に取り付けられた圧力器1の配置状態と、バックレス
ト7に取り付けられたブラケット39のクランパ3の位
置配置関係が示されている。 【0008】図3は圧力器1の断面図、図4はその正面
図を示している。図4に見るようにプレッシャプレート
11の上面は、サヤフォーク2の上面からストローク相
当分だけ高くなっている。図3によれば圧力器1は、プ
レッシャプレート11、複数のスプリング12、複数の
シリンダ14とホルダ16により構成され、サヤフォー
ク2にボルトで固定されている。スプリング12により
浮いた状態で取り付けられているプレッシャプレート1
1には、複動型のシリンダ14のピストン13が固定さ
れ、ホルダ16にはシリンダ14が取り付けられると共
に、スプリング12を格納している。 【0009】従って、フォークリフトによる搬送作業に
おいて、荷物の入ったカーゴ台車などをサヤフォーク2
で持ち上げる時に、搬送重量がプレッシャプレート11
に負荷されることで、プレッシャプレート11が浮いた
状態からストローク分だけ下降すると、プレッシャプレ
ート11に固定されたピストン13が、シリンダ14の
油圧室15に油圧が発生し、油が油圧配管6で連結され
たクランプシリンダ31へ送られる。 シリンダ14お
よび油圧配管6は、サヤフォーク2に設けられたダクト
カバー5によって保護されている。 【0010】図5、図6、図7は、各々クランパ3の側
面図、正面図、上面図を示し、図5において、加圧器1
から送られた油圧はクランプシリンダ31に押し込まれ
る。するとクランプピストン32は上昇して、ピン結合
されたロッド33を介して、リンク34に連結されたク
ランプアーム35を支点を中心として揺動させ、カーゴ
台車の上部枠のパイプ部分を、ブラケット39の受台部
分38との間に抑え込んで固定する。 【0011】この発明の安全クランプを使ってカーゴ台
車を搬送する場合、クランプアーム35とブラケット3
9の受台部分38との高さ位置関係を、サヤフォーク2
によってカーゴ台車を持ち上げようとする直前、即ち加
圧器1のプレッシャプレート11のストローク下降位置
で、上部枠のパイプ部分と合わせたものとしておくのが
注意点である。 【0012】図1の安全クランプの一例に示したよう
に、サヤフォーク2の先端部に搬送するカーゴ台車自重
による加圧器1による、油圧発生源を備えたクランパ3
となっているので、外部からの油圧源は当然不要であ
る。 【0013】このサヤフォーク2をフォークに装着した
荷役操作について説明する。先ず搬送時はフォークリフ
トで、荷役対象のカーゴ台車の下部の車輪の間にプレッ
シャプレート11の上面に隙間を開けてサヤフォーク2
を挿入する。その後オペレータはカーゴ台車の上部枠の
パイプが、クランパ3の範囲に位置決めされたことを確
認して、フォークをゆっくり上昇させて、加圧器1から
発生した油圧によりクランプアーム35が、カーゴ台車
の上部枠のパイプをクランプしたことを確認して搬送時
の標準高さまで地切りさせる荷役運転操作を行う。この
クランプ状態では運搬中のフォークリフトにカーゴ台車
は確実に支えられていて、カーゴ台車の中の荷物の荷く
ずれが生じても、ずれや、外れる心配はない。 【0014】荷降ろし時は、フォークを下降させてカー
ゴ台車の車輪が着いて、クランプアーム35が開放にな
ったことをオペレータが目視で確認後、フォークリフト
を後進させることにより搬送作業は完了となる。 【0015】カーゴ台車の搬送時や、トラックへの荷積
み、荷降ろし、ラック棚等への積載時に中の荷くずれ
で、フォークからずり落ち、外れによる落下の危険が防
止でき、荷物の品質確保と周辺作業者への危険防止に役
立ち、不安全要因の排除ができる。また荷積み、荷降ろ
し時にオペレータがフォークリフトから降りたりする必
要がなく稼動率向上にも寄与できる。特にラック棚等の
高所作業では、はしご、脚立等を使うことがなくなり、
能率の向上と共に、オペレータまたは作業者が高所へ登
ることの危険性から開放され、安全な作業の実施が可能
となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明のカーゴ台車用安全クランプの側面図
である。 【図2】図1の正面図である。 【図3】加圧器の断面図である。 【図4】図3の正面図である。 【図5】クランパの側面図である。 【図6】クランパの正面図である。 【図7】クランパの上面図である。 【符号の説明】 1 加圧器 11 プレッシャプレート 12 スプリング 13 ピストン 14 シリンダ 15 油圧室 2 サヤフォーク 3 クランパ 31 クランプシリンダ 32 クランプピストン 33 ロッド 34 リンク 35 クランプアーム 39 ブラケット 6 油圧配管 7 バックレスト
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 9/12 B66F 9/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カーゴ台車の荷役作業において、サヤフ
    ォーク(2)の先端部に設けられた加圧器(1)と、ブラケッ
    ト(39)に一体にまとめてバックレスト(7)に取り付けら
    れたクランパ(3)とを、油圧配管(6)で連結した構成を有
    し、カーゴ台車をフォークリフトで持ち上げて支えた時
    に、加圧器(1)のスプリング(12)により浮いているプレ
    ッシャプレート(11)が、搬送重量が負荷され下降する
    と、プレッシャプレート(11)に固定された1個または複
    数個の複動型のピストン(13)が、シリンダ(14)の油圧室
    (15)の油を、油圧配管(6)を通してクランパ(3)のクラン
    プシリンダ(31)へ押し出し、クランプピストン(32)に連
    結されたロッド(33)とリンク(34)を介して、クランプア
    ーム(35)を作動させて、カーゴ台車上部枠を抑え込み、
    カーゴ台車をフォーク上に固定することを特徴とするカ
    ーゴ台車用安全クランプ。
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