JP4326195B2 - 折込ローラ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輪転機等の折機に設備した折胴の下方に配設される折込ローラ装置に係り、特に高速運転に適した折込ローラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は、新聞用オフセット輪転機の折機において、折胴の下方に設備される従来の折込ローラ装置の構造例説明図、図12ないし図16は従来の折込ローラに係る別の構造例説明図、図17は新聞輪転機の折機に設備される折り畳み装置部及び排紙装置部の概略構成を示す説明図、図18は図17のG部詳細図、図19は折帳の形態例説明図である。
新聞用オフセット輪転機は、主として図示省略の給紙装置、印刷装置及び折機2、該折機2において加工形成した折帳6を外部へ搬出する排紙装置16等によって構成されている。
ところで、折機2及び排紙装置16部は、図17及び図18に示す如く構成され、印刷を終えたウェブ3は、前工程の印刷装置側より連続的に搬送され、ドラグローラ17にて案内された後、折機2の入口部に設けた三角板18により縦方向(シート走行方向)に沿って二つ折りされる。次いで、下方に配設されたリードインローラ19(19a,19b)やニッピングローラ20(20a,20b)等に挟持されて回転移送された後、鋸胴4と折胴5との間に送り込まれる。
【0003】
鋸胴4の外周面には、軸方向へ沿って鋸刃22を組み込ませた鋸台21が設けられ、折胴5には、当該鋸刃22の受け部材として軸方向へ沿ってゴム等の弾性体で形成した一対の鋸刃受け23と、ウェブ3の先行端に突き刺してウェブ3を搬送するための針24と、当該鋸刃22で断裁されたウェブ3の中央付近を折るための折ブレード25が取付けられている。
図17及び図18に例示の鋸胴4と折胴5には、鋸刃22と鋸刃受け23が互いに噛み合うように位相が設定された後、同期して対向回転すべく構成されている。針24は、針軸に組み付けられた針アームの先端に取付けられており、折胴5の回転と連動し、回転中は所定の位相位置において折胴5から出入りするようになっている。つまり、ウェブ3が鋸刃22と鋸刃受け23とで切断される直前の位置で折胴5の表面から飛び出してウェブ3の先端を刺し、ウェブ3を折胴5の外周面に沿って回転移送するように機能している。
【0004】
上記ウェブ3の回転移送により、ウェブ3の先行端と次の断裁位置の中央部が折込ローラ1a,1bの直上位置に近づくと、針24は抜け、当該ウェブ3は折ブレード25の作用によって折込ローラ1a,1bの中間係合部へ押し込まれ、次の断裁も行われる。また、折ブレード25は折胴5に組込まれた折軸に固設され、折胴5の回転と連動し、回転中所定の位相位置において折胴5の円筒面から出入りするようになっている。これにより、折胴5の直下位置で折胴5に巻き付けられたウェブ3は、折込ローラ1部に押し込まれて挟持され、ウェブ流れ方向に対し直角に横折されて、折帳6として下流の羽根車7に移送される。ここで、羽根車7は、折込ローラ1a,1bを介して移送された折帳6を受け取り、所定のピッチで排紙コンベア26上へ並べる装置である。
【0005】
ところで、上記針24で搬送されているウェブ3の先行端は、一旦折込ローラ1の上部を通過後に針24から解放され、その中央から折ブレード25により押し込まれる関係上、当該折込ローラ1側に引き戻され、自由に動き得るシートの端部にバタツキを発生させる傾向がある。このため、折れた状態や皺の付いた状態の折帳6はそのまま巻き込まれて折込ローラ1a,1b間に挟持され、端折れや皺が付いた折帳6として排出されることになる。
また、折込ローラ1a,1bのウェブ3の挟持が確実でなく、移送を開始するタイミングが遅れると、折帳6の後部に次の折帳6が突っかかり、端折れを増大させたり、折り姿勢を狂わせたりすることになることになる。
さらに、従来の折込ローラ15(15a,15b)は、図11に示す如く、ローラ外周面の直径Dがストレートに形成されたものであった。
【0006】
通常、折ブレード25により折り曲げられた折帳6の図19に示す袋側Paの四つ折部の見掛けの厚みは、特に、厚頁又は複数の縦折シートを重ねて横折するような所謂セクション折の場合、ペラ側Pbに比べて著しく増大されている。したがって、折込ローラ15a,15b間の巾方向における挟持引き込み力が異なり、折込ローラ15a,15b間でシートが絞られて皺や傷が発生する他、折帳6が斜行して落下し、排紙が乱れることが多かった。
上記問題は新聞輪転機のみならず、輪転機に使用する各種形式の折機2の折胴5と協働して折帳6を形成する折込ローラ部分の問題であり、この問題に対処するために各種形状の折込ローラが提案されている。
【0007】
先ず、特開昭62−70175号公報には、図12(a)に示す如く、折込ローラ15a,15bの形状として、ローラ巾方向における折帳6の袋側Paに接する部分のローラ径をDからdに僅かに小さくした凹外周面部が設けられ、段部Qを有したものであり、図12(b)は、折込ローラ中央部の径をDからdに小さくし、段部Qを有した形式のものである。
このようなローラ形状によって、折込ローラ15の巾方向における折帳6の引き込みを均等化し、折れや皺等の不具合の発生を減少させるようにしている。
【0008】
類似した目的及び機能を含む方法として、実開昭61−176150号公報には、図13(a)、(b)に示す如く、回転により対向する円周面において、円周方向当接部28と、軸方向当接部28及び軸方向非当接部29とを設けた折込ローラ15(15a,15b)が提示されている。
【0009】
次に、図14及び図15に示すものは、実開平2−72270号公報に開示された折込ローラであり、少なくとも一方の折込ローラ15のペラ側Pbの軸端部へ同軸的に、かつ円周方向の位相が調整可能に嵌合固定された着脱ローラ14a,14b部によって構成されており、この着脱ローラ14部の外周面には部分的に凹欠部(14a部の外周面)が形成され、走行紙のペラ側Pbの後端部が通過する時、該後端部を咥え込まないようにしている。
【0010】
また同様に、ペラ側の端折れを防止する方法として、実開平1−64287号公報に開示されている方法では、図16(a)、(b)に示す如く、折込ローラ(本体)15(15a,15b)の外周面において凹型の溝13を形成し、対向回転時、当該溝13部を互いに係合すべく設定すると共に、当該溝13部が折帳6の移動位置に対応するよう回転タイミング及び直径を設定している。図16(a)は折込ローラの軸方向両端に凹型の溝13を形成し、図16(b)は折込ローラの軸方向全域において凹型の溝13を形成しており、折れたシート端をローラ間で挟持しないようにしている。
【0011】
一方、図20及び図21は、新聞用オフセット輪転機の折機において、折胴の下方に設備される他の従来の折込ローラ装置の構造例説明図、図22はこの折込ローラに係る不具合点の説明図である。
折機2は、図17及び図18に示すものと同様に構成されたものであり、印刷を終えたウェブ3は折込装置である鋸胴4と折胴5との間に送り込まれ、これら鋸胴4と折胴5の対向回転により所定の位置で切断されると共に、下方の折込ローラ1a,1b間に送り込まれて折帳6に形成されることになる。これら折機2としての一連の機能は、前記従来例において説明したものと同様である。
ところで、既述したように、折機2で形成する折帳6には種々の形式(仕様)のものがあり、通常、折ブレード25により折り曲げられた後、折込ローラ1a,1b間への挿入移送に際して、様々な不具合が発生することがある。特に、厚頁又は複数の縦折シートを重ねて横折するような所謂セクション折の場合、折込ローラ1a,1b間でシートが絞られて皺や傷が発生する他、折帳6が斜行して落下し、排紙が乱れたりして、商品品質を低下させることがあった。
【0012】
上記問題は、既述したように新聞輪転機のみならず、輪転機に使用する各種形式の折機2の折胴5と協働して折帳6を形成する折込ローラ1a,1b部の構造的問題であり、この問題に対処するために次のような形状の折込ローラが提案されている。
図20及び図21に例示した折込ローラ装置は、折込ローラ1a,1bの周長を折帳6と合わせ、折帳6と同期して回転させると共に、例えば、ローラ本体27に折込ローラ1a側外周面の一部へ逃がし用切欠きを加工形成して折帳6の後端部を折り込まないようにすることで折帳6の端折れ及び皺の防止対策としている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述で例示した種々の折込ローラは、ペラ側Pbの端折れや皺発生対策を目的としているが、例えば新聞等の如く、4頁程度の非常に薄い折帳6から40頁もの厚い折帳6まで、種々仕様の折帳に十分に対応しているとは言い難いものであった。特に、複数の縦折シートを重ねて同時に横折するような所謂セクション折の場合では、図22に示す如く、内側薄頁紙の袋側Pa折れ線付近に皺や破れRが発生するという不具合を有していた。なお、図22においてS1は横折(水平方向)、S2は縦折(垂直方向)をそれぞれ示している。
【0014】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、各種の折帳に対応して、端折れ、皺等の発生に対処すべく構成し、製品品質を向上させことができ、印刷機の稼働率の上昇を図ることが可能な折込ローラ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明においては、輪転印刷機の折機に設置され、折胴と協働して折帳を作成する一対の折込ローラを備えた折込ローラ装置において、前記一対の折込ローラのうち、少なくとも片方の折込ローラで、走行紙の袋側となる折込ローラの一端軸部に、大径の本体部より小径の段差部によって形成される段付形成部を設け、該段付形成部に、厚肉の底部を有しかつ開口部側が前記段付形成部の外周面と嵌合する円筒状体の移動可能部材を取付け、該移動可能部材を軸方向へ移動させることにより、折帳の仕様に対応して前記段付形成部の軸方向の露出部の幅を調整可能に構成している。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された本発明の第1実施形態に係る折込ローラ装置の構造を示す正面図、図2は本発明の第1実施形態に係る折込ローラ装置の機能を説明するものであり、(a)は通常折帳時の場合の設定状態を示す正面図、(b)は切替え時の設定状態を示す正面図である。
なお、本発明の第1実施形態では、従来例と共通する部品及び部位について同一の符号を付している。また、本発明の第1実施形態においても、折機2に搬入されたウェブ3を縦走行方向に沿って半分に折り畳んだ後、鋸胴4と折胴5を介して横方向(水平方向)に切断し、さらに折胴5を介して折胴軸と平行に折り畳んだ状態で、折帳6として羽根車7に移載する折機2及び折込ローラ1としての基本的機能は、前記従来例において説明したものと同様である。
【0021】
本発明の第1実施形態に係る折込ローラ装置では、図1及び図2に示す如く、折胴5と協働して折帳6を作成する一対の折込ローラ1(1a,1b)を備えており、当該折込ローラ1の両端部は、軸受50を介してフレーム51に回転自在に支持されている。しかも、これら一対の折込ローラ1のうち、少なくとも片方の折込ローラのローラ本体27には、大径Dの本体部27a及び小径dの段付形成部27bが設けられていると共に、当該段付形成部27bには、移動カラー(移動可能部材)8が取付けられており、この移動カラー8を軸方向へ移動させることによって、段付形成部27bの一部が露出するように構成されている。
すなわち、大径Dに形成された本体部27aは、ローラ本体27の軸方向中間部に位置して設けられている。また、小径dに形成された段付形成部27bは、ローラ本体27の軸方向端部に位置し、外周面の一部を僅かに小径として段差部27cを形成することによって設けられている。
【0022】
上記移動カラー8は、ローラ本体27の段付形成部27bに嵌装され、かつ軸方向へストロークLの範囲で移動可能に構成されており、折帳6の仕様に対応して、軸方向へ移動切替えが行えるように設定されている。このため、移動カラー8は、厚肉の底部8aを有し、かつ開口部8b側が段付形成部27bの外周面と嵌合する円筒状体によって形成されている。移動カラー8の外径は、通常、ローラ本体27の本体部27aと同径に形成されているが、異径に形成されたものを用いることも可能である。
また、移動カラー8の底部8aには、ローラ本体27と同心軸上の貫通孔8cが穿設されており、該貫通孔8cには、ローラ本体27の段付形成部27bよりも更に外側で小径の軸部27dが挿入配置されるようになっている。しかも、移動カラー8の底部8aには、移動カラー8をローラ本体27に固定する止めネジ9のネジ孔8dが径方向へ沿って設けられている。
なお、ローラ本体27の本体部27a及び移動カラー8の外周面には、表面を粗面にしたり、セレーション加工やローレット加工を施す等、挟持引き込み性能を高くさせるような構成にしても良い。
【0023】
次に、このように構成された第1実施形態の折込ローラ1の設定方法について説明する。
先ず、通常折帳6の場合には、図2(a)に示す如く、移動カラー8をローラ本体27の本体部27a側に向かって段付形成部27b上を移動させ、段差部27cを無くした状態に設定して運転される。また、切替え時の場合には、図2(b)に示す如く、動カラー8をローラ本体27の本体部27a側から離れる方向に段付形成部27b上を移動させ、段差部27cが見えて段付形成部27bの一部が露出した状態にし、ローラ本体27の段付形成部27bが搬送されて来る折帳6の垂直方向折り目、すなわち、図19の袋側Paに対応するよう設定して運転される。
【0024】
本発明の第1実施形態に係る折込ローラ1は、既述の如く構成されていることから、以下のような作用を有している。
すなわち、ウェブ3が鋸胴4と折胴5にて切断され折り畳まれた後、折帳6として折込ローラ1a,1bの挟持回転により拘束された状態で移送されることになる。本発明の第1実施形態では、この折帳6の移送に際して、通常折帳6の場合は、図2(a)に示す如く、移動カラー8を嵌装してローラ軸方向全域の直径がほぼ同じになるように設定し、頁数が多く折帳6が厚い場合、特にセクション折の場合の切替え時は、図2(b)に示す如く、移動カラー8をローラ本体27の外端側へ向けてストロークLの範囲で段付形成部27b側から抜き出し、ローラ本体27上に段差部27cができる状態に設定している。
【0025】
したがって、本発明の第1実施形態の折込ローラ1では、上記設定により次のような種々の効果を得ることができるようになった。
(1) 通常折帳6の場合、袋側Paを含む折帳全巾で挟持することになるので、折帳6を安定的に移送できる。すなわち、高速運転時においても折帳6のスリップがなく、折帳6の乱れを発生せず、羽根車7上へスムーズに移載可能になるため、後工程におけるトラブルも減少させることができる。
(2) 多頁折帳6、特にセクション折等の切替え時の場合、見掛け厚の大きい袋側Pa部をローラ本体27の段付形成部27bに係合させて自由に逃がし、他の部分で均等に挟持され引き込まれるので、折帳6に皺や傷等が付き難くなる。
(3) 上記(2)によって、折帳6の移送乱れが無くなるため、後続する折帳6の衝突及び斜行による紙詰まり等のトラブルが無くなる。
(4) 折込ローラ1の組替えを行わずに簡単な操作のみで、各種製品(折帳)に対応して上記(1)ないし(3)に示す効果を得て、製品品質を向上させることができ、その結果、印刷機の稼働率を上昇させることができる。
【0026】
図3は輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された本発明の第2実施形態に係る折込ローラ装置の構造を示す正面図、図4は本発明の第2実施形態に係る折込ローラ装置の機能を説明するものであり、(a)は通常折帳時の場合の設定状態を示す正面図、(b)は切替え時の設定状態を示す正面図である。
なお、本発明の第2実施形態においても、第1実施形態と同様、従来例と共通する部品及び部位について同一の符号を付し、折機2及び折込ローラ1としての基本的機能は、前記従来例において説明したものと同様である。
【0027】
本発明の第2実施形態に係る折込ローラ装置においても、図3に示す如く、一対の折込ローラ1のうち、少なくとも片方の折込ローラのローラ本体27には、大径Dの本体部27a及び小径dの段付形成部27bが設けられていると共に、当該段付形成部27bには、分割カラー(着脱可能部材)10が取付けられており、この分割カラー10を着脱させることにより、段付形成部27bの径寸法が可変となるように構成されている。
本実施形態の分割カラー10は、半径方向に分割可能に構成されており、折帳6の仕様に対応して、段付形成部27bに対し着脱が行えるように設定されている。このため、分割カラー10は、図3(a)、(b)に示す如く、組付けられた状態で有底円筒状体をなす上下一対の横断面半円弧状カラー部10a,10bによって形成されており、これらカラー部10a,10bの内側には、段付形成部27b及び軸部27dに嵌合する大小2つの凹部が設けられている。また、上側カラー部10aの外周面には、固定ネジ11の頭部を収納する左右一対の切欠き部11a及び貫通孔11bが設けられ、下側カラー部10bの上面には、固定ネジ11のネジ部と螺合するネジ穴11cが設けられており、分割カラー10は、固定ネジ11にて両カラー部10a,10bを固定することにより組付けられるようになっている。その他の構成及び機能は、上記第1実施形態と同様である。
【0028】
本発明の第2実施形態の折込ローラ1において、通常折帳6の場合には、図4(a)に示す如く、分割カラー10をローラ本体27の段付形成部27b及び軸部27dに装着し、段差部27cを無くした状態に設定して運転される。また、多頁折帳6、特にセクション折等の切替え時には、図4(b)に示す如く、カラー分10a,10bを解体して分割カラー10を取外し、ローラ本体27の段付形成部27bに折帳6の袋部Paを対応させるよう設定して運転される。その他の作用は、上記第1実施形態と同様である。
【0029】
したがって、本発明の第2実施形態の折込ローラ1では、上記第1実施形態と同様の効果に加え、次のような種々の効果を得ることができるようになった。
(1) 折込ローラ1を組替えずに、折帳6の仕様(紙厚、頁数など)に適したカラーに容易に交換することができ、より理想的な折込ローラ1の設定が可能となる。
(2) 上記第1実施形態におけるようなカラーを移動(スライド)させるスペースが不要となり、ローラ長を短くして簡素化することができる。
(3) 分割カラー10部を着脱可能にしたため、清掃等のメンテナンスが容易になる。
【0030】
図5及び図6は輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された本発明の第3実施形態に係る折込ローラ装置の構造を示す正面図及び矢視図、図7は本発明の第3実施形態に係る折込ローラ装置の要部(切替機構)の側面図、図8は本発明の第3実施形態に係る折込ローラ装置の機能を説明するものであり、(a)は通常折帳時の場合の設定状態を示す正面図、(b)は切替え時(セクション折時)の設定状態を示す正面図である。
なお、本発明の第3実施形態においても、第1実施形態と同様、従来例と共通する部品及び部位について同一の符号を付し、折機2及び折込ローラ1としての基本的機能は、前記従来例において説明したものと同様である。
【0031】
本発明の第3実施形態に係る折込ローラ装置においても、図5〜図7に示す如く、一対の折込ローラ1(1a,1b)のうち、少なくとも片方(鋸胴側)の折込ローラ1a、或るいは両方の折込ローラ1a,1bに対し、折帳6の袋側Paであるローラ本体27の軸方向端部には、円周方向外周面の一部を僅かに小径、つまり逃がし加工にて逃げ部Sを設けることにより段付部30が形成されていると共に、当該ローラ本体27の軸端部に連結した駆動ギア31部には、ローラ本体27と駆動ギア31の相対的回転方向位相を変えられるように切替機構32が設けられており、この切替機構32を作動させることにより、折込ローラ1の位相が折帳6の仕様や折込ローラ1a,1b間への挿入タイミングに対応して切替設定し得るように構成されている。
逃げ部Sの巾は、搬送されて来る折帳6の縦方向折り目、つまり、図22の袋側Paと対応する位置に設定されている。
【0032】
上記切替機構32として、図5〜図7に例示した装置は、折込ローラ1aの軸端に自在継手33が取付けられ、シャフト34側に取付けた自在継手33と連結軸41を介して互いに連結されている。また、シャフト34の別側先端部には、フランジ35のボス部36が固設され、更に、このボス部36の外径部には駆動ギア31が嵌装されている。
上記フランジ35部には、円弧状に形成した複数個(本実施形態では3個)の長孔37が間隔を置いて周方向に設けられ、駆動ギア31の側面には、長孔37と対応する3箇所にメネジ部31aが形成されており、駆動ギア31は、長孔37からボルト38を挿通し、メネジ部31aに螺合させて固定されるようになっている。
【0033】
このような構成のもと、ローラ本体27と駆動ギア31の相対的位相位置を変更する場合は、一旦ボルト38を緩め、フランジ35を所定の位置に回転させた後、再度ボルト38を締め付けて固定する。本操作により、折ブレード25を介して順次送り込まれて来る折帳6の搬入タイミングに合わせて折込ローラ1aの逃げ部Sの円周方向位相が調整されることになる。
すなわち、本発明の第3実施形態の折込ローラ1aにおいて、通常折帳6の場合には、図8(a)に示す如く、折帳挿入時に逃げ部Sの無い部分が係合し始める状態にタイミングを設定して運転される。また、多頁折帳6、特にセクション折等への切替え時には、図8(b)に示す如く、折帳挿入時に逃げ部Sを付けた部分から係合する状態にタイミングを設定して運転が行われる。なお、図8(b)では、折込ローラ1aの逃げ部Sの無い箇所に折込ローラ1bの切欠きTの位置が相対しており、これによって、折帳6の袋側Pa端部が全周にわたりローラ間で挟持されない構造となっている。
【0034】
本発明の第3実施形態に係る折込ローラ1は、既述の如く構成されていることから、以下のような作用を有している。
すなわち、ウェブ3が鋸胴4と折胴5にて切断され折り畳まれた後、折帳6として折込ローラ1a,1bの挟持回転により拘束された状態で移送されることになる。本発明の第3実施形態では、この折帳6の折込ローラ1a,1bへの挿入移送に際して、通常折帳6の場合は、図8(a)に示す如く、ローラ本体27の相対的位相位置を調整し、逃げ部Sの無い部分が係合する状態にタイミングを設定して運転し、多頁折帳6の場合、特にセクション折等への切替え時は、図8(b)に示す如く、ローラ本体27の相対的位相位置を調整し、逃げ部Sを付けた部分が係合する状態にタイミングを設定して運転を行っている。
【0035】
したがって、本発明の第3実施形態の折込ローラ1では、上記設定により、上記第1実施形態及び第2実施形態と同様の効果に加え、次のような種々の効果を得ることができるようになった。
(1) 折込ローラ1a,1bを組替えずに、折帳6の仕様(紙厚、頁数、セクション折)等に適した位相に変換することができ、より簡単に折込ローラ部の設定が可能となる。
(2) セクション折時、袋側Paの挟持を逃がすことで、内側のブレード挿入接触部での折帳6の皺や傷等の発生を抑制することができる。
(3) 通常折帳6の時は、折込ローラ1a,1bの切替えで、折帳6の前端部袋側Paを確実に挟持して折込むことにより、高速で安定した析出を行うことができる。
【0036】
図9及び図10は輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された本発明の第4実施形態に係る折込ローラ装置の構造を示す正面図及び矢視図である。
なお、本発明の第4実施形態においても、第1実施形態と同様、従来例と共通する部品及び部位について同一の符号を付し、折機2及び折込ローラ1a,1bとしての基本的機能は、前記従来例において説明したものと同様である。
【0037】
本発明の第4実施形態に係る折込ローラ装置においても、図9及び図10に示す如く、一対の折込ローラ1(1a,1b)のうち、少なくとも片方(鋸胴側)の折込ローラ1a、或るいは両方の折込ローラ1a,1bに対し、折帳6の袋側Paであるローラ本体27の軸方向端部には、小径の段付部30が形成されていると共に、当該段付部30には、外面円周方向の一部に外径の小さい逃げ部Sを設け、かつ回転可能に構成したカラー39が嵌装されており、このカラー39の位相が折帳6の仕様や折込ローラ1a,1b間への挿入タイミングに対応して任意に設定し得るように構成されている。
しかも、上記カラー39は、ローラ本体27に対して自由に回動でき、かつ当該カラー39を固定する2本の固定ネジ(セットビス)40を介して任意の位相位置で固定できるようになっている。
【0038】
本発明の第4実施形態の折込ローラ1においては、上記カラー39の設定操作により、折ブレード25を介して送り込まれる折帳6の挿入タイミングに対する逃げ部Sの位相位置を調整する。つまり、通常折帳6の場合は、図8(a)に示す如く、逃げ部Sの無い部分から係合する状態にタイミングを設定して運転し、多頁折帳6の場合、特にセクション折等への切替え時は、図8(b)に示す如く、逃げ部Sを付けた部分から係合する状態にタイミングを設定して運転を行っている。
【0039】
したがって、本発明の第4実施形態の折込ローラ1a,1bでは、上記の如く構成されたものであるから、上記第1実施形態〜第3実施形態と同様の効果に加え、次のような種々の効果を得ることができるようになった。
(1) 上記第3実施形態に示す駆動ギア31部及びギア部カバーの開閉操作構造が不要となり、製造原価を低く抑えることができる。
(2) ローラ本体27に対し、カラー39部のみを回転させるだけで良く、装置の調整及び設定を容易に行うことができる。
【0040】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び変更を加え得るものである。
【0041】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係る折込ローラ装置は、輪転印刷機の折機に設置され、折胴と協働して折帳を作成する一対の折込ローラを備えたものであって、前記一対の折込ローラのうち、少なくとも片方の折込ローラで、走行紙の袋側となる折込ローラの一端軸部に、大径の本体部より小径の段差部によって形成される段付形成部を設け、該段付形成部に、厚肉の底部を有しかつ開口部側が前記段付形成部の外周面と嵌合する円筒状体の移動可能部材を取付け、該移動可能部材を軸方向へ移動させることにより、折帳の仕様に対応して前記段付形成部の軸方向の露出部の幅を調整可能に構成しているので、各種の折帳に対応させて、簡単な操作で折帳袋側の端折れや皺等の発生に対処して無くすことができ、製品品質の向上及び印刷機の稼働率上昇を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された本発明の第1実施形態に係る折込ローラ装置の構造を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る折込ローラ装置の機能を説明するものであり、(a)は通常折帳時の場合の設定状態を示す正面図、(b)は切替え時の設定状態を示す正面図である。
【図3】(a)は輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された本発明の第2実施形態に係る折込ローラ装置の構造を示す正面図、(b)は(a)におけるF−F矢視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る折込ローラ装置の機能を説明するものであり、(a)は通常折帳時の場合の設定状態を示す正面図、(b)は切替え時の設定状態を示す正面図である。
【図5】輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された本発明の第3実施形態に係る折込ローラ装置の構造を示す正面図である。
【図6】(a)は図5におけるH−H矢視図、(b)は図5におけるI−I矢視図、(c)は図5におけるJ−J矢視図である。
【図7】図5におけるP部詳細図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る折込ローラ装置の機能を説明するものであり、(a)は通常折帳時の場合の設定状態を示す正面図、(b)は切替え時の設定状態を示す正面図である。
【図9】輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された本発明の第4実施形態に係る折込ローラ装置の構造を示す正面図である。
【図10】(a)は図9におけるK−K矢視図、(b)は図9におけるL−L矢視図、(c)は図9におけるM−M矢視図である。
【図11】輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された従来の折込ローラ装置の構造を示す正面図である。
【図12】輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された従来の折込ローラ装置の別の構造を示すものであり、(a)は折帳の袋側端部に段部を有する折込ローラの正面図、(b)は中間部分の2箇所に段部を有する折込ローラの正面図である。
【図13】輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された従来の折込ローラ装置のさらに別の構造を示すものであり、(a)は両方に軸方向当接部及び軸方向非当接部を設けた折込ローラの斜視図、(b)は一方のみに軸方向当接部及び軸方向非当接部を設けた折込ローラの斜視図である。
【図14】輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された従来の折込ローラ装置のさらに別の構造を示す正面図である。
【図15】(a)は図14におけるA−A矢視図、(b)は図14におけるB−B矢視図である。
【図16】輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された従来の折込ローラ装置のさらに別の構造を示すものであり、(a)は軸方向両端に溝を設けた折込ローラの斜視図、(b)は軸方向全域に溝を設けた折込ローラの斜視図である。
【図17】新聞輪転機の折機に設備される折り畳み装置部の構成を示す概略図である。
【図18】図17のG部詳細図である。
【図19】折帳の形態例を示す概略図である。
【図20】(a)は輪転印刷機の折機において、折胴下方に設備された従来の折込ローラ装置のさらに別の構造を示す正面図、(b)は(a)の折込ローラを示す側面図である。
【図21】(a)は図20におけるL−L矢視図、(b)は図20におけるM−M矢視図である。
【図22】図21における折込ローラの不具合点を説明する折帳の斜視図である。
【符号の説明】
1 折込ローラ
2 折機
3 ウェブ
4 鋸胴
5 折胴
6 折帳
7 羽根車
8 移動カラー(移動可能部材)
9 止めネジ
10 分割カラー(着脱可能部材)
16 排紙装置
17 ドラグローラ
18 三角板
19 リードインローラ
20 ニッピングローラ
25 折ブレード
26 排紙コンベア
27 ローラ本体
30 段付部
31 駆動ギア
32 切替機構
33 自在継手
34 シャフト
35 フランジ
36 ボス部
37 長穴
38 ボルト
39 カラー
40 固定ネジ
41 連結軸
S 逃げ部

Claims (1)

  1. 輪転印刷機の折機に設置され、折胴と協働して折帳を作成する一対の折込ローラを備えた折込ローラ装置において、前記一対の折込ローラのうち、少なくとも片方の折込ローラで、走行紙の袋側となる折込ローラの一端軸部に、大径の本体部より小径の段差部によって形成される段付形成部を設け、該段付形成部に、厚肉の底部を有しかつ開口部側が前記段付形成部の外周面と嵌合する円筒状体の移動可能部材を取付け、該移動可能部材を軸方向へ移動させることにより、折帳の仕様に対応して前記段付形成部の軸方向の露出部の幅を調整可能に構成したことを特徴とする折込ローラ装置。
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